2025/04/30 更新

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ウエムラ トシロウ
上村 敏郎
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
教授
学位
Doktor der Philosophie ( ウィーン大学 )
修士(文学) ( 筑波大学 )
プロフィール
オーストリア啓蒙専制期における出版ネットワーク、知識人の言論活動について研究しています

経歴

  • 2025年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育・総合科学学術院   教授

  • 2023年04月
    -
    2025年03月

    獨協大学   外国語学部 ドイツ語学科   教授

  • 2017年04月
    -
    2023年03月

    獨協大学   外国語学部   准教授

  • 2021年04月
    -
    2022年03月

    文教大学   教育学部   非常勤講師

  • 2013年04月
    -
    2017年03月

    獨協大学   外国語学部   専任講師

  • 2011年10月
    -
    2013年03月

    筑波大学   人文社会系   特任研究員

  • 2006年03月
    -
    2011年04月

    ウィーン大学 歴史学研究科

  • 2002年04月
    -
    2010年09月

    筑波大学人文社会科学研究科(五年一貫)   単位取得退学

  • 1998年04月
    -
    2002年03月

    筑波大学第一学群人文学類

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委員歴

  • 2019年11月
    -
    継続中

    歴史人類学会  監事

  • 2011年04月
    -
    2018年03月

    東欧史研究会  委員

  • 2011年12月
    -
    2017年

    歴史学会  理事

所属学協会

  •  
     
     

    日本18世紀学会

  •  
     
     

    日本西洋史学会

  •  
     
     

    ハプスブルク史研究会

  •  
     
     

    オーストリア書物研究会

  •  
     
     

    オーストリア18世紀学会

  •  
     
     

    東欧史研究会

  •  
     
     

    歴史人類学会

  •  
     
     

    歴史学会

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研究分野

  • ヨーロッパ史、アメリカ史

研究キーワード

  • ハプスブルク

  • 秘密結社

  • 社会的ネットワーク

  • 出版

  • 18世紀

  • オーストリア

  • 西洋史

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論文

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書籍等出版物

  • ハプスブルク家の歴史を知るための60章

    川成洋 編著( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 44 アンビヴァレンツなヨーゼフ2世 ー啓蒙君主? 専制君主?)

    明石書店  2024年05月 ISBN: 9784750357713

  • 検閲官のお仕事

    上村敏郎, 八谷舞, 伊豆田俊輔( 担当: 共訳,  担当範囲: 第1章、訳者解説)

    みすず書房  2023年12月

  • 啓蒙思想の百科事典

    日本18世紀学会, 啓蒙思想の百科事典編集委員会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 啓蒙専制君主)

    丸善出版  2023年01月 ISBN: 9784621307854

  • ハプスブルク事典

    川成, 洋, 菊池, 良生, 佐竹, 謙一( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 啓蒙の時代;ヨーゼフ2世;多民族の統一体国家の模索;ジャーナリズム)

    丸善出版  2023年01月 ISBN: 9784621306819

  • 石田勇治編『ドイツ文化事典』

    上村敏郎( 担当: 分担執筆,  担当範囲: ハプスブルク家の隆盛と衰退)

    丸善出版  2020年10月 ISBN: 9784621305645

  • フリーメイソンの歴史と思想:「陰謀論」批判の本格的研究

    ヘルムート・ラインアルター著, 増谷英樹, 上村敏郎訳, 解説( 担当: 共訳)

    三和書籍  2016年04月 ISBN: 4862511953

  • ハプスブルク史研究入門―歴史のラビリンスへの招待

    上村敏郎( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第9章 啓蒙の担い手たち)

    昭和堂  2013年05月 ISBN: 4812213150

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講演・口頭発表等

  • 啓蒙期ハプスブルク君主国における政治メディア

    第4回「近世・近代ヨーロッパの比較宮廷史研究会」  

    発表年月: 2025年03月

  • R.ダーントン著/上村敏郎、八谷舞、伊豆田俊輔訳 『検閲官のお仕事』(みすず書房)を読む トークセッション

    上村敏郎, 伊豆田俊輔, 大尾侑子  [招待有り]

    日本出版学会 出版史研究部会   (専修大学)  日本出版学会  

    発表年月: 2024年03月

  • 18世紀末ハプスブルク君主国における啓蒙知識人のガリツィア観

    上村敏郎  [招待有り]

    東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同個別報告会   (Zoom開催)  東欧史研究会;ハプスブルク史研究会  

    発表年月: 2022年10月

  • 啓蒙改革期ハプスブルク君主国の公衆衛生—医療ポリツァイと民衆啓蒙

    上村敏郎  [招待有り]

    東欧史研究会2021年度大会「近代社会における身体の管理」  

    発表年月: 2021年04月

  • マリア・テレージアのハンガリー王戴冠式における虚構報道

    上村敏郎

    東欧史研究会・ハプスブルク史研究会2019年度合同報告会   (立教大学) 

    発表年月: 2019年10月

  • Identity as a King/Queen of Hungary: Political Fictionality in the Coronation of Maria Theresia in Hungary

    上村敏郎

    15th International Congress on the Enlightenment   (University of Edinburgh)  ISECS  

    発表年月: 2019年07月

  • 啓蒙期ハプスブルク君主国における宗派ネットワーク—宗教寛容令直後のプロテスタントの活動—

    上村敏郎

    歴史人類学会 第37回大会   (筑波大学大塚キャンパス) 

    発表年月: 2016年11月

  • 秘密結社ドイツ・ユニオンの残響ー1794年ウィーンの靴職人の瀆神事件再考

    上村敏郎

    東欧史研究会   (大正大学) 

    発表年月: 2016年03月

  • 「東中欧・バルカン諸国における移動と地域の形成」秋山報告「取り締まられる他者たち―18世紀中葉ハンガリーの「放浪民」―」に対するコメント

    上村敏郎

    東欧史研究会   (大正大学) 

    発表年月: 2015年12月

  • The use of fiction in political pamphlets in 1780’s Vienna

    上村敏郎

    14th International Congress for Eighteenth-Century Studies   (Erasmus University Rotterdam) 

    発表年月: 2015年07月

  • 啓蒙期の教育改革

    上村敏郎  [招待有り]

    教育史学会第57回大会 コロキウム「教育のなかの宗教・古典・道徳 -ハプスブルク君主国の場合-」   (福岡大学) 

    発表年月: 2013年10月

  • 首都ウィーン―ウィーンとハプスブルク家

    上村敏郎  [招待有り]

    国際交流シンポジウム Willkommen Oesterreich! オーストリア三都物語   (信州大学) 

    発表年月: 2013年10月

  • 「半地下」のウィーン 18世紀後半のハプスブルク君主国における書物の流通

    上村敏郎  [招待有り]

    日本18世紀学会 第35回全国大会   (一橋大学) 

    発表年月: 2013年06月

  • 啓蒙専制期ハプスブルク君主国におけるコミュニケーションネットワーク ―いかにしてウィーンで禁書は流通していたのか―

    上村敏郎

    日本西洋史学会 第63回大会 近世史部会2   (京都大学) 

    発表年月: 2013年05月

  • 居酒屋、職人、結社 ―18世紀末ウィーンにおけるビアハウスの中の「公論」―

    上村敏郎

    西洋近現代史研究会   (専修大学) 

    発表年月: 2012年06月

  • 啓蒙専制期ハプスブルク君主国における書籍商のネットワーク―ウィーンの書籍商ゲオルク・フィリップ・ヴーヘラーを中心に―

    上村敏郎

    歴史人類学会 例会  

    発表年月: 2012年02月

  • 18世紀末ハプスブルク君主国における出版業の制度的問題 ―ウィーン書籍商ヴーヘラーの廃業処理を例にして―

    上村敏郎

    歴史学会  

    発表年月: 2011年12月

  • ヨーゼフ二世期における出版と公共圏の問題―ウィーンの書籍商ゲオルク・フィリップ・ヴーヘラーの社会的ネットワーク

    上村敏郎

    東欧史研究会  

    発表年月: 2011年07月

  • ヨーゼフ2世治下ハプスブルク君主国における出版物を通した情報流通―ラディスラウス・セーケイの横領事件に見る出版メディアと権力の関係―

    上村敏郎

    東欧史研究会・ハプスブルク史研究会合同報告会  

    発表年月: 2008年10月

  • ヨーゼフ2世期のパンフレット作家

    上村敏郎

    日本西洋史学会  

    発表年月: 2005年05月

  • ヨーゼフ・リヒター『なぜ皇帝ヨーゼフは民に愛されないのか』に見る皇帝と著作家の関係

    上村敏郎

    歴史人類学会  

    発表年月: 2004年10月

  • 合評会 H・バラージュ・エーヴァ著/渡邊昭子・岩崎周一訳、『ハプスブルクとハンガリー』(成文社、2003年)

    上村敏郎

    東欧史研究会  

    発表年月: 2004年04月

  • ヨーゼフ・リヒターのパンフレットに見るヨーゼフ2世期の知識人

    上村敏郎

    ハプスブルク史研究会  

    発表年月: 2004年04月

  • ヨーゼフ・リヒターのパンフレットから見る知識人の改革観 -修論への展望を交えて-

    上村敏郎

    西洋近現代史研究会  

    発表年月: 2003年04月

  • 18世紀末の出版物にみるヨーゼフ2世の政策 -ヨーゼフ・リヒターの著作を中心に-

    上村敏郎

    東欧史研究会  

    発表年月: 2002年06月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 近世・近代ヨーロッパにおける宮廷の興隆・多面的展開・変容に関する統合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2028年03月
     

    小山 啓子, 大津留 厚, 上村 敏郎, 加来 奈奈, 飯田 洋介, 佐々木 真, 指 昭博, 嶋中 博章

  • 啓蒙改革期ハプスブルク君主国における情報コミュニケーションの政治・社会的機能

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2027年03月
     

    上村 敏郎

  • 啓蒙専制期ハプスブルク君主国における知的公共圏の政治的機能の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

    上村 敏郎

     概要を見る

    本研究は、啓蒙専制期ハプスブルク君主国における公共圏、特に権力と言論活動の関係を検討するために、過激な啓蒙思想の流通と関連する3つのコミュニケーション・ネットワーク、①出版ネットワーク、②秘密結社ネットワーク、③宗派ネットワークの関係性と構造を解明し、ハプスブルク君主国における言論活動が「文芸共和国」と言われるような仮想的な知のネットワーク空間にどのような形で関与していたかに留意しつつ、ハプスブルク君主国における啓蒙期知的公共圏が果たしていた政治的機能について検証することを目的としている。
    2021年度も新型コロナウィルスの感染状況が改善されなかったため、国外での史料調査については断念し、これまでの史料調査および前年度オンライン上で獲得した史料を改めて分析し、考察を深めることを重視した。
    ケルンテンの牧師ザムエル・ザックスの執筆した農民向けの啓蒙書『賢い農民』に関して分析をすすめ、東欧史研究会2021年度大会「近代社会における身体の管理」で研究発表をおこない、その研究成果の一部を『東欧史研究』で公表した。この研究の中では、ザックスがプロテスタントの牧師としてケルンテンにおいて説教および出版物で民衆啓蒙を進めるとともに、秘密結社ドイツ・ユニオンのネットワークとも関係していたことを明らかにした。
    また、すでに蒐集してきたウィーンの警察文書と大司教区文書の史料を再検討し、改めて1794年に起きた靴屋の涜神事件と出版ネットワーク、秘密結社ネットワーク、宗派ネットワークの関連性と構造を検証した。その研究成果については現在査読誌に投稿中である。

  • 啓蒙期の知的公共圏におけるフィクション使用の形態・機能研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2020年03月
     

    齋藤 渉, 上村 敏郎, 大崎 さやの, 隠岐 さや香, 久保 昭博, 後藤 正英, 菅 利恵, 武田 将明

     概要を見る

    本共同研究の目的は、18世紀におけるフィクション使用の形態と機能を研究することであった。その成果は、a)理論的研究と、b)歴史的研究に分けることができる。
    a)理論的研究については、特に、1)フィクション理論における意図概念の検討(特に仮説的意図主義をめぐる研究)、2)対話ジャンルの概念に関する考察、3)フィクション概念と物語概念の接続の3点を挙げたい。b)歴史的研究の第一の成果は、18世紀における対話ジャンルの影響史的研究である。第二の成果として、『ベルリン月報』掲載のグロシンガー書簡に関する調査が挙げられる。

  • 啓蒙期におけるフィクション使用の多様な形態と機能に関する総合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2016年03月
     

    齋藤 渉, 後藤 正英, 久保 昭博, 隠岐 さや香, 大崎 さやの, 菅 利恵, 武田 将明, 上村 敏郎

     概要を見る

    本研究は、18世紀を中心とするいわゆる「啓蒙の時代」のヨーロッパを対象として、多様な形態で使用されたフィクションの諸事例を検討し、当時の政治的・社会的・文化的背景との関連で体系的に分析・考察する試みである。狭義の文学や演劇にかぎらず、宗教・形而上学・自然科学・法・政治などさまざまな領域で見られた虚構の対話・書簡・日記が、18世紀のコミュニケーション・プロセスのなかで担った意味や機能を解明するとともに、そうしたフィクショナルな言説に関する現在の諸理論を包括的に検討しつつ、思想史的研究に適用しうる概念的枠組を整理した。

  • 啓蒙専制期ハプスブルク君主国における出版者の社会的ネットワークの研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    上村 敏郎

     概要を見る

    本研究は、ハプスブルク君主国のヨーゼフ2世の治世、その啓蒙専制体制において皇帝による「上からの啓蒙」と知識人による「下からの啓蒙」が交わる場所としての出版メディアに着目し、出版者の社会的ネットワーク構造を分析することで、啓蒙専制体制の公共圏の問題を明らかにするものである。分析の対象として、とくにウィーンで活躍した出版者の一人であるゲオルク・フィリップ・ヴーヘラーを選択した。今まで収集し、分析した史料からいえることは、彼の出版活動がドイツ語圏各地の書籍業者やカトリック圏におけるプロテスタント支援団体、秘密結社ドイツ・ユニオンと結びつきながら、おこなわれていたということである。

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Misc

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現在担当している科目

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社会貢献活動

  • 独墺の食文化

    獨協大学  Dokkyoドイツフェス  (獨協大学コミュニティスクエア) 

    2024年08月
    -
     

     概要を見る

    ドイツ料理店Blauer Engelの山口雅鷹シェフに料理(キュンメルブラーテン)を実演してもらい、上村がドイツ語圏の食文化の歴史的背景について説明するという料理体験型トークセッション。

  • ハプスブルク史への招待―皇妃エリーザベトの時代―

    獨協大学エクステンションセンター  獨協大学オープンカレッジ 

    2022年10月
    -
    2022年11月

  • 歴史の中のシシィ/エリーザベト

    獨協大学エクステンションセンター  獨協大学オープンカレッジ特別講座「オーストリア皇妃エリーザベト——歴史・映画・演劇の中の虚像と実像——」 

    2022年08月
    -
     

  • ハプスブルク史への招待 ―マリア・テレジアの時代―

    獨協大学エクステンションセンター  獨協大学オープンカレッジ 

    2021年05月
    -
    2021年07月

  • 「ハプスブルク史への招待―マリア・テレジアの時代―」

    獨協大学エクステンションセンター  獨協大学オープンカレッジ特別講座 

    2021年03月
    -
     

  • ハプスブルク歴史探訪(ヨーゼフ2世の時代)

    獨協大学エクステンションセンター  獨協大学オープンカレッジ 

    2019年10月
    -
    2019年11月

  • ハプスブルク歴史探訪(マリア・テレージアの時代—18世紀前半のヨーロッパ世界)

    獨協大学エクステンションセンター  獨協大学オープンカレッジ 

    2017年10月
    -
    2017年11月

  • ウィーン歴史散歩―ハプスブルク家の歴史から見たウィーン―

    獨協大学エクステンションセンター  獨協大学オープンカレッジ 

    2016年10月
    -
    2016年11月

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