2024/12/15 更新

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サノ ヨウスケ
佐野 洋輔
所属
人間科学学術院 人間科学部
職名
助手

経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   人間科学学術院   助手

  • 2023年04月
    -
    継続中

    東京外国語大学   アジア・アフリカ言語文化研究所   共同研究員

  • 2020年04月
    -
    2023年09月

    早稲田大学   大学院人間科学研究科   日本学術振興会特別研究員(DC2)

学歴

  • 2016年04月
    -
    2024年03月

    早稲田大学   大学院人間科学研究科   博士後期課程  

  • 2016年12月
    -
    2018年12月

    Mulawarman University   Center for Social Forestry   Exchange Program  

  • 2013年04月
    -
    2016年03月

    東京大学   大学院農学生命科学研究科   農学国際専攻, 修士課程  

  • 2008年04月
    -
    2012年09月

    早稲田大学   政治経済学部   国際政治経済学科  

所属学協会

  • 2023年10月
    -
    継続中

    生き物文化誌学会

  • 2023年09月
    -
    継続中

    林業経済学会

  • 2023年06月
    -
    継続中

    環境社会学会

  • 2016年04月
    -
    継続中

    日本熱帯生態学会

  • 2014年03月
    -
    継続中

    生態人類学会

研究分野

  • 社会学   環境社会学 / 環境政策、環境配慮型社会 / 地域研究   インドネシア地域研究

研究キーワード

  • 零細・小規模金採掘

  • ワシントン条約

  • 狩猟採集社会

  • インドネシア

  • 非木材林産物

  • 熱帯林保全

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受賞

  • 第26回年次大会優秀発表賞

    2016年06月   日本熱帯生態学会  

  • 研究科長賞

    2016年03月   東京大学大学院農学生命科学研究科  

 

論文

  • ワシントン条約に基づく天然沈香の輸出割当制度がもたらす問題の不可視化―インドネシア旧東カリマンタン州の事例から

    佐野洋輔, ヘルマン・ヒダヤット, アリ・ヌリア

    林業経済研究   71 ( 1 )  2025年03月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • Selective felling as incidental less-destructive harvesting: Agarwood collection by Punan Aput in North Kalimantan, Indonesia

    Yosuke Sano, Makoto Inoue

    Tropics   33 ( 1 ) 33 - 55  2024年06月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

  • 自発型Community Based Tourismの社会組織の有無が社会関係資本の醸成に与える影響―ブラジル北東部の2つの調査地における比較―

    髙橋 沙織, 佐々木 俊介, 佐野 洋輔, 井上 真

    観光研究   34 ( 2 ) 17 - 27  2023年  [査読有り]

     概要を見る

    本論文の目的は、自発型CBTに属する個人的CBTと組織的CBTを展開する2事例を対象に、CBTによる社会関係資本への影響を明らかにすることである。そのため、ブラジル北東部海岸地域の2つの調査地で半構造化インタビューと非構造化インタビューを実施した。調査の結果、住民同士の関係や社会関係資本の醸成に関してCBTがそれぞれのコミュニティに異なる影響を与えていることが明らかになった。また、CBT協会の有無がコミュニティ全体の人間関係への意識やリーダー層の誕生に影響を与えることが示唆された。

    DOI

  • Revisions in nepenthes following explorations of the kemul massif and the surrounding region in north-central Kalimantan, Borneo

    Alastair S. Robinson, Michal R. Golos, Marc Barer, Yosuke Sano, Jennifer J. Forgie, Diego Garrido, Chandler N. Gorman, Adi O. Luick, Nick W.R. McIntosh, Stewart R. McPherson, Gregory J. Palena, Ivan Pančo, Brian D. Quinn, Jeff Shea

    Phytotaxa   392 ( 2 ) 97 - 126  2019年02月  [査読有り]

     概要を見る

    An expedition to the highest peak of the Kemul Massif located a number of different Nepenthes taxa, including the type populations of N. fusca and N. mollis, neither of which have been observed in situ since they were first collected in 1925. Studies of the type form of N. fusca show that two further species should be considered, one largely restricted to Sabah’s Crocker range—here reinstated as N. zakriana—the second a southerly distributed species from Brunei, Sarawak and Kalimantan, named here as N. dactylifera. Analysis of the type population of N. mollis indicates that N. hurrelliana is a hetero-typic synonym of N. mollis, and reveals an additional undescribed Nepenthes species from Sarawak and Kalimantan with a widespread but highly localised range.

    DOI

    Scopus

    10
    被引用数
    (Scopus)
  • ボルネオ島アプット・プナン人の沈香採集行動の意図―在来知と社会経済状況に着目して

    佐野洋輔

    東京大学大学院農学生命科学研究科, 修士論文    2016年03月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

講演・口頭発表等

  • 北カリマンタン州内陸部プナン社会の商業狩猟採集を基盤とする世帯の生計維持

    佐野洋輔

    インドネシア研究懇話会第6回研究大会  

    発表年月: 2024年11月

  • Invisibilization Brought by CITES-Based Harvest Quota System: Wild Agarwood Management in Northeast Kalimantan, Indonesia

    Yosuke Sano, Ari Nurlia, Herman Hidayat

    2024 International Association for Society and Natural Resources (IASNR) Conference  

    発表年月: 2024年06月

  • 野生動植物採捕割当制度による希少種ガバナンスーカリマンタン北東部の沈香樹種を事例として

    佐野洋輔

    インドネシア研究懇話会第5回研究大会  

    発表年月: 2023年12月

  • 水銀汚染リスク軽減に向けた課題―カリマンタン島内陸部における小規模金採掘を事例に

    笹岡正俊, 佐野洋輔

    インドネシア研究懇話会第5回研究大会  

    発表年月: 2023年12月

  • ワシントン条約に基づく天然沈香の「順応的管理」の現状と課題―インドネシア共和国カリマンタン北東部を事例として

    佐野洋輔

    環境社会学会第68回大会  

    発表年月: 2023年11月

  • Pathways toward future sustainable livelihood options: A case study of a small-scale gold mining community in the Heart of Borneo

    Masatoshi Sasaoka, Yosuke Sano

    9th International Symposium on Environmental Sociology in East Asia (ISESEA-9)  

    発表年月: 2023年11月

  • より持続可能性の高い小規模金採掘の実現に向けた課題―インドネシア共和国カリマンタン島内陸部の一焼畑農耕民村落を事例に

    笹岡正俊, 佐野洋輔

    第67回環境社会学会  

    発表年月: 2023年06月

  • ボルネオ島の香木資源をめぐる外来採集者の展開と原産地社会の対応

    佐野洋輔  [招待有り]

    環境社会学会研究例会「東南アジアの森林資源をめぐるグローバルな商品化と保全の動き ― 環境社会学へのファースト・ステップを考える」  

    発表年月: 2022年05月

  • Factors affecting local land use decision in a gold-rich community, the Heart of Borneo

    Masatoshi Sasaoka, Yosuke Sano

    XVII Biennial International Association for the Study of the Commons Conference  

    発表年月: 2019年07月

  • インドネシア北カリマンタン州におけるプナン人の沈香採集行動の意図―「持続的利用の三類型」の視点から

    佐野洋輔

    第26回日本熱帯生態学会年次大会  

    発表年月: 2016年06月

  • 狩猟採集民プナン・アプットの沈香採集行と商人への負債

    佐野洋輔

    生態人類学会  

    発表年月: 2015年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 空間統治と民族関係の人類学―東南アジアを中心として

    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所  共同利用・共同研究課題

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    河合文

  • インドネシアの天然沈香管理への専業沈香採集者の包摂

    原口記念アジア研究基金  フィールド・リサーチ補助金

    研究期間:

    2024年02月
    -
    2024年03月
     

  • インドネシアの天然香木をめぐる環境ガバナンス

    原口記念アジア研究基金  フィールド・リサーチ補助金

    研究期間:

    2023年08月
    -
    2023年10月
     

  • ボルネオ島の香木資源枯渇をめぐるインフォーマルな外来採集者の動態

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    佐野 洋輔

     概要を見る

    今年度は、①地域住民の香木採集実践についての論文執筆、②外来香木採集者の地理的展開についての文献調査とデータ分析、③博士論文提出に向けてこれまでの研究内容の整理を行った。
    第一に、地域住民(インドネシア北カリマンタン州のプナン社会)の香木採集実践について、論文を執筆した。この研究は、地域住民が実践するジンコウ樹の選択的伐倒について、この選択的伐倒がどのように、何を意図して実践されているのかを明らかにするものである。今年度は、過年度に実施したデータ分析と文献整理に基づいて投稿論文の執筆作業を行い、論文を提出することができた。
    第二に、外来香木採集者の地理的展開について、文献調査とデータ分析を行った。この研究は、香木の非原産地を拠点とする外来香木採集者が、どのようにボルネオ島全域へと採集活動を展開してきたのかをインフォーマルな資源開発として明らかにするものである。今年度はインドネシアでの現地調査を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の流行のために現地調査を来年度以降へ延期した。そのため、過年度までに収集したデータで論文1本をまとめるために、国内で文献調査を行い、また、データを再分析した。調査した一部文献については書評を寄稿した。来年度中に、分析結果をまとめて論文を学術誌へ投稿する予定である。
    第三に、以上を含むこれまでの研究を博士論文としてまとめるために、これまでの研究内容の整理を進めた。博士論文の構想について、北大・地域研究フォーラムで「ボルネオ島の商業狩猟採集基盤型社会の資源利用と世帯生計維持」という題目で発表し、関連分野の研究者と意見を交わした。

  • ボルネオ島アポ・カヤン地域における商業狩猟採集社会の動態

    松下幸之助志財団  松下幸之助国際スカラシップ

    研究期間:

    2016年12月
    -
    2018年12月
     

Misc

 

担当経験のある科目(授業)

  • 地域環境論Ⅰ

    埼玉大学  

    2024年08月
    -
    継続中
     

  • 地域環境論Ⅱ

    埼玉大学  

    2023年08月
    -
    継続中