2024/12/21 更新

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ヤスナガ タイチ
安永 太地
所属
スポーツ科学学術院 スポーツ科学部
職名
助教

経歴

  • 2024年04月
    -
     

    早稲田大学   スポーツ科学学術院   助教

学歴

  • 2021年04月
    -
    2023年03月

    愛知教育大学大学院・静岡大学大学院   教育学研究科  

  • 2019年04月
    -
    2021年03月

    静岡大学   大学院教育学研究科  

  • 2009年04月
    -
    2014年03月

    中京大学   体育学部  

研究分野

  • 教育学   スポーツ教育,保健科教育
 

論文

  • 不適切なスポーツ指導に直面した時のトップアスリートのリスク対応に関する質的研究―暴力とパワハラに着目して―

    安永 太地, 満下 健太, 塩田 真吾

    コーチング学研究   37 ( 2 ) 103 - 115  2024年03月

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    Inappropriate coaching such as violence and power harassment have occurred in competitive sports in Japan. These problems are thought to be caused by the characteristics of competitive sports, such as strong master-slave relationships and the virtue of perseverance. Previous studies have indicated that athletes accept inappropriate coaching in order to develop their careers and improve their athletic performance, including these characteristics. On the other hand, it is possible that athletes respond in various ways, such as by making accusations or rebelling, in light of problems such as neurosis and early retirement. Thus, when athletes are confronted with inappropriate coaching, they may not simply accept it obediently, but may choose various ways of responding to complex factors, but it has not been clarified how athletes actually judged and chose the ways of responding.

    Therefore, the purpose of this study is to clarify how athletes respond to inappropriate coaching and the factors that influence their responses. The research method was an interview survey of top athletes at the end of their careers. Retrospective interviews were conducted with three former top athletes at the international competition level and analyzed by SCAT.

    The results revealed three types of risk responses: risk aversion, risk reduction, and risk retention. In particular, the risk retention revealed a variety of factors, not only the obedience due to the master-slave relationship as pointed out in previous studies. Based on these results, it is necessary to pay attention to what factors athletes choose risk retention, rather than simply focusing on obedience, in order to improve inappropriate coaching in competitive sports. The results also suggest that inappropriate coaching may be increased when top athletes choose non-strategic retention.

    DOI

  • ライフキャリア教育に関する国内の研究動向の到達点と課題 : 情報社会の変化に対応したライフキャリア教育の実践に向けて

    可知 穂高, 安永 太地, 塩田 真吾

    静岡大学教育実践総合センター紀要   33   78 - 90  2023年03月

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    application/pdf

    DOI

  • 教育用アバターを活用した道徳科におけるライフキャリア教育の実践

    小林渓太, 向井敏幸, 安永太地, 塩田真吾

    福井大学教育実践研究   ( 48 )  2023年

  • 小規模学級に多様性を与える転校生アバターの開発と授業実践

    小林渓太, 向井敏幸, 安永太地, 塩田真吾

    福井大学教育・人文社会系部門紀要   ( 8 ) 155 - 166  2023年

  • 小学校体育科保健領域「けがの防止」に関する教材の開発と評価-総合的な学習の時間との教科横断的な試み-

    安永太地, 安永太地, 満下健太, 梶昭彦, 池田明生, 塩田真吾, 塩田真吾

    保健科教育研究   8 ( 1 )  2023年  [査読有り]

    J-GLOBAL

  • トップアスリートを対象としたスポーツ・インテグリティ態度の実態と要因の分析—Analysis of the Actual Situation and Factors of Sport Integrity Attitudes for Top Athletes

    安永 太地, 満下 健太, 上田 大介, 塩田 真吾

    日本教育工学会論文誌 = Japan journal of educational technology / 日本教育工学会 編   46 ( 2 ) 275 - 288  2022年05月  [査読有り]

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    近年,スポーツ界では,多くのトラブルが取り沙汰され,スポーツ・インテグリティの保護・強化が注目されている.特に教育的アプローチが重要とされているが,スポーツ・インテグリティに関するトラブルの実態調査は少なく,その実態は不明瞭な状況である.本研究では,スポーツ・インテグリティに関わる10項目のトラブルについて,場面想定法を用いて選手や指導者のスポーツ・インテグリティ態度の実態と規定する要因を明らかにすることを目的とする.クロス集計の結果から,10項目のトラブルを相対的にみると「セクハラ」「暴力」「差別・偏見」のスポーツ・インテグリティ態度が低いことがわかった.また,因子分析の結果から,スポーツ・インテグリティ態度の因子構造は判断基準の明瞭性によって分けられ,判断基準明瞭場面と判断基準不明瞭場面の2つであることが示唆された.判断基準不明瞭場面は判断基準明瞭場面と比較すると,選手・指導者ともに問題行動に共感しやすい傾向にあった.

    DOI

  • メディアの長時間利用を改善する「メディアの上手なやめ方スキル」教材の開発と評価-中学校保健科「休養及び睡眠と健康」の実践的研究-

    安永太地, 近藤悠香, 酒井郷平, 塩田真吾

    保健科教育研究   7 ( 1 )  2022年  [査読有り]

    J-GLOBAL

  • 情報モラルの知識がトラブル経験頻度に及ぼす影響—The Impact of Information Moral Knowledge to Frequency of Trouble Experience

    満下 健太, 安永 太地, 酒井 郷平, 塩田 真吾

    日本教育工学会論文誌 = Japan journal of educational technology / 日本教育工学会 編   46 ( Suppl ) 61 - 64  2022年  [査読有り]

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    本研究では,情報モラルの知識がその領域に応じて様々なトラブルの経験頻度にどのように影響するかを明らかにする.中学1〜3年生(n = 943)を対象に,12種類のトラブルについて3段階の重大性を設定した計36ケースの経験頻度を尋ねた.また,利用状況(スマートフォンの所持・ルール有無・フィルタ有無・趣味/勉強目的での利用時間・利用意識)と情報モラルの知識(モラル・セキュリティ・法)を尋ね,それらが各ケースでのトラブルの経験頻度に影響するかを重回帰分析によって検討した.主要な結果として,「モラル」に関する知識が高い者ほど4種類のトラブル(デマの発信・不適切情報の閲覧・著作権・出会い)について経験頻度が低かった.

    DOI

  • 発達段階に応じて身につけるべき情報活用能力の検討-大手IT企業で働く人による情報活用能力の重みづけ-

    可知 穂高, 安永 太地, 酒井 郷平, 塩田 真吾

    コンピュータ&エデュケーション   50   100 - 103  2021年06月  [査読有り]

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    本研究では,学校教育における児童生徒の情報活用能力の効果的な育成方法の開発に向け,国内の大手IT企業2社53名を対象に,学校教育で育成するべき情報活用能力の重要度に関するアンケート調査を行い,分析をした。その結果,「情報モラル・セキュリティ」に関する資質・能力が,他の情報活用能力と比べて重要度が高く,それらの資質・能力は他の情報活用能力と比べて,義務教育という早い段階から育成することが望ましい情報活用能力であることが明らかとなった。

    DOI CiNii J-GLOBAL

  • スポーツ・インテグリティ教育に関する国内研究動向の調査 : スポーツ・インテグリティとその問題群の教育に着目して

    安永 太地, 塩田 真吾

    静岡大学教育実践総合センター紀要   31   78 - 88  2021年03月

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    application/pdf

    DOI CiNii

  • Development of Thinking Tools to Foster Creative Problem Solving Skills: A Trial in Programming Education

    Kazuya Takase, Taichi Yasunaga, Shingo Shiota

    International Journal of Information and Education Technology   10 ( 6 ) 471 - 475  2020年  [査読有り]

  • Attempts at Learning Creative Problem-Solving in Remote Schools: Professional CPS Student Evaluation Using a Video Calling Application

    Taichi Yasunaga, Kazuya Takase, Mei Katsumura, Kyohei Sakai, Shingo Shiota

    International Journal of Information and Education Technology   10 ( (7) ) 547 - 551  2020年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

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書籍等出版物

  • 体育科教育2024年10月号 特集:キャリア教育×保健体育・スポーツ,「支える」スポーツをテーマにした問題解決型キャリア教育授業

    ( 担当: 分担執筆)

    大修館書店  2024年10月

  • 防災教育とICT

    藤井, 基貴, 村越, 真, 中村, 美智太郎, 塩田, 真吾

    ITSC静岡学術出版事業部  2023年03月 ISBN: 9784864741736

  • スポーツ・インテグリティ入門(卓球編)

    ( 担当: 共著)

    静岡大学現代教育研究所  2022年04月

  • 自律的思考を促すスポーツ・インテグリティ教育 ―理論と実践の構築を目指してー

    藤井基貴, 村越 真, 中村美智太郎, 塩田真吾, 満下健 太, 安永太地

    静岡学術出版  2021年03月 ISBN: 4864741484

    ASIN

  • VUCA時代に対応した安全教育: ⑨部活動のけがを予防する考え方を身につけよう

    ( 担当: 共著)

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • レジリエンス性を軸とした安全管理と安全教育の融合によるリスクの見方・考え方の育成

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2028年03月
     

    村越 真, 酒井 郷平, 中村 美智太郎, 塩田 真吾, 満下 健太, 藤井 基貴, 安永 太地

  • 競技スポーツにおける暴力・ハラスメント予防教材及びeラーニング教材の開発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年07月
    -
    2026年03月
     

    安永 太地

 

現在担当している科目