2024/12/21 更新

写真a

カマノ サオリ
釜野 さおり
所属
社会科学総合学術院 社会科学部
職名
教授
学位
Ph.D ( 1995年09月 スタンフォード大学 )

経歴

  • 2024年10月
    -
    継続中

    SOGI調査研究所   早稲田大学総合研究機構   所長

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   社会科学総合学術院   教授

  • 1998年04月
    -
    2024年03月

    国立社会保障・人口問題研究所   人口動向研究部   第2室長

  • 1994年08月
    -
    1998年03月

    文部省統計数理研究所   領域統計研究系人文社会科学部門   助手

学歴

  • 1986年09月
    -
    1995年09月

    スタンフォード大学大学院   人文社会科学研究科   社会学科  

委員歴

  • 2023年11月
    -
    継続中

    日本社会学会  理事、社会学評論編集委員会(副委員長)

  • 2023年10月
    -
    継続中

    日本学術会議  連携会員

  • 2022年10月
    -
    継続中

    日本家族社会学会  理事、研究活動委員

  • 2022年08月
    -
    継続中

    日本社会学会  ジェンダー平等・ダイバーシティ&インクルージョン推進のためのWGメンバー

  • 2020年06月
    -
    継続中

    日本人口学会  監事

  • 2020年04月
    -
    継続中

    公益財団法人 世界人権問題研究センター  研究員(プロジェクト4 「性的マイノリティと人権」)

  • 2022年04月
    -
    2022年08月

    内閣府男女共同参画局  ジェンダー統計の観点からの性別欄検討ワーキンググループ構成員

  • 2020年04月
    -
    2021年03月

    埼玉県LGBTQ支援検討会議アドバイザー

  • 2019年
    -
    2021年

    日本社会学会  研究活動委員

  • 2016年
    -
    2021年

    日本家族社会学会  専門委員

  • 2019年08月
    -
    2020年03月

    厚生労働省委託事業 職場におけるダイバーシティ推進事業検討委員

  • 2014年
    -
    2017年

    International Sociological Association  RC32 Board member

  • 2014年
    -
    2015年

    日本人口学会  大会企画委員

  • 2012年
    -
    2014年

    日本人口学会  編集委員

  • 2007年
    -
    2010年

    クィア学会  幹事(編集委員)

  • 2004年
    -
    2008年

    日本女性学会  幹事、庶務担当

  • 1995年
    -
    1999年

    日本女性学会  幹事、編集委員

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所属学協会

  •  
     
     

    クィア学会(2015.12活動休止)

  •  
     
     

    日本人口学会

  •  
     
     

    American Sociological Association

  •  
     
     

    日本行動計量学会

  •  
     
     

    日本家族社会学会

  •  
     
     

    日本社会学会

  •  
     
     

    日本女性学会

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研究分野

  • 社会学 / ジェンダー

研究キーワード

  • SOGIの人口学

  • セクシュアリティ

  • 家族

  • ジェンダー

  • レズビアンスタディーズ

  • families

  • sexualities

  • gender

  • lesbian studies

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受賞

  • National Women's Studies Association Dissertation Award, Honorable Mention

    1990年  

メディア報道

  • 生殖の問題除外 画期的 同性婚否定「違憲」「社会変化踏まえた判決」

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    東京新聞  

    2024年10月

  • 国勢調査の結果から同性カップル除外しないで

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    しんぶん赤旗  

    「多様な実像を」  

    2024年09月

  • 同性パートナーを「他の親族」に修正される国勢調査。LGBTQ当事者は訴える「配偶者にカウントすべき」

    インターネットメディア

    執筆者: 本人以外  

    Huffingtonpost  

    2024年07月

  • 同性カップルを人口統計から除外しないで…国勢調査で「配偶者」と集計すべきと訴え

    テレビ・ラジオ番組

    Nテレニュース  

    国勢調査に関してのコメント  

    2024年07月

  • 「前例のないことに励み」 住民票の続き柄「夫」記載の同性カップル

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    毎日新聞  

    2024年05月

  • 同性カップル住民票、事実婚示す「夫(未届)」と記載 長崎県大村市

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    朝日新聞  

    2024年05月

  • 法政大学平森助教、国立社会保障・人口問題研究所釜野室長らの研究チームが日本初の性的マイノリティの生活実態に関する全国無作為抽出調査の結果を公表

    インターネットメディア

    法政大学プレスリリース  

    2023年10月

  • 家族と性と多様性に関する全国アンケートを実施−全国の18〜69歳の方18,000人を対象として

    インターネットメディア

    早稲田大学プレスリリース  

    2023年01月

  • LGBT『会ったことない』と思う人に知ってほしい3つのデータ

    インターネットメディア

    Withnews  

    「性的マイノリティについての意識:全国調査」 (2015年、2019年) の結果、大阪市民調査の結果の引用  

    2020年11月

  • 同性婚、20〜30代の8割が賛成。性的マイノリティの友人への「抵抗感」は40〜50代で大幅に減少

    インターネットメディア

    執筆者: 本人以外  

    ハフポスト  

    「性的マイノリティについての意識:全国調査」 (2015年、2019年) の結果引用  

    2020年11月

  • 「性的関係いらない」が伝わらず セクシュアルの悩み

    新聞・雑誌

    朝日新聞デジタル  

    「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」の結果引用  

    2019年11月

  • マイノリティーストレス

    NHK大阪   おはよう関西  

    「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」の結果引用  

    2019年11月

  • LGBT回答2.7% 9割が行政取り組み賛成―大阪市民調査

    新聞・雑誌

    時事ドットコム  

    2019年04月

  • 「LGBT『あてはまる』2.7% 大阪市民調査」

    新聞・雑誌

    読売新聞  

    「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」の結果  

    2019年04月

  • LGBTQの割合「13人に1人」ではなかった 「3%」という”下方修正”をどう見るべきか、研究者に聞いた

    インターネットメディア

    ハフポスト  

    2019年04月

  • 同性パートナー証明書“制度あれば申請したい”が8割

    テレビ・ラジオ番組

    NHKニュース   おはよう日本  

    2015年11月

  • 同性婚「賛成」5割超 研究チームが全国調査「身近に同性愛者」には抵抗感も

    新聞・雑誌

    朝日新聞  

    「性的マイノリティについての意識:全国調査」 (2015年) の結果  

    2015年11月

  • 同性婚「賛成」51%全国調査、世代間の認識に差

    新聞・雑誌

    日本経済新聞  

    「性的マイノリティについての意識:全国調査」 (2015年) の結果  

    2015年11月

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論文

  • Housework Division: Comparing Men and Women in Married, Cohabiting and Same-Gender Relationships in Japan

    Diana Khor, Saori Kamano

    GIS Journal: The Hosei Journal of Global and Interdisciplinary Studies   IX   59 - 81  2024年03月

  • ダイバーシティ・インクルージョンと社会調査における〈性別〉—ジェンダー統計とクィア方法論の連携—

    釜野さおり

    社会学評論   74 ( 4 ) 660 - 675  2024年03月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 大学教員の性的指向・性自認(SOGI)についての知識と態度に関する全国調査報告(第2報)―知識・抵抗感・存在認知等と属性(性別・年齢・学問分野)の関連について―

    風間 孝, 釜野 さおり, 北仲 千里, 林 夏生, 藤原 直子

    社会科学研究(中京大学先端共同研究機構社会科学研究所)   44 ( 1 ) 213 - 266  2024年03月

  • Couples "not accounted" for in the guideline for reproductive medicine, attempting to have children using ART in Japan

    藤井ひろみ, 布施香奈, 釜野さおり

    大手前大学国際看護研究所研究集録   ( 6 ) 1 - 7  2023年09月  [査読有り]

  • 大学教員の性的指向・性自認(SOGI)についての知識と態度に関する全国調査報告

    風間孝, 釜野さおり, 北仲千里, 藤原直子, 林夏生

    社会科学研究   42 ( 2 ) 1 - 31  2022年03月

  • 『大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート』からみたシスジェンダーのレズビアン・バイセクシュアル女性における家族形成ニーズ

    藤井ひろみ, 布施香奈, 釜野さおり

    母性衛生   62 ( 2 ) 521 - 531  2021年07月  [査読有り]

  • Negotiating Same-sex Partnership in a 'Tolerant' State

    Khor, Diana, Saori Kamano

      30 ( 5 ) 512 - 524  2021年03月  [査読有り]

  • 大学における性的指向・性自認(SOGI)に関する施策及び取り組みに関する全国調査報告

    風間孝, 北仲千里, 釜野さおり, 林夏生, 藤原直子

      41 ( 2 ) 181 - 230  2021年03月

  • Asking about Sexual Orientation and Gender Identity in Japan: Case Report on the Osaka City Residents’ Survey and Related Preparatory Studies

    Daiki Hiramori, Saori Kamano

       2020年12月  [査読有り]

    担当区分:最終著者

    DOI

  • Understanding Sexual Orientation Identity, Sexual/Romantic Attraction, and Sexual Behavior beyond Western Societies: The Case of Japan

    Daiki Hiramori, Saori Kamano

       2020年03月

    担当区分:最終著者

    DOI

  • Same-sex Partners and Practices of Familial Intimacy

    GIS Journal: The Hosei Journal of Global and Interdisciplinary Studies   ( V ) 19 - 38  2019年03月

  • 「家族・ジェンダー・セクシュアリティと社会調査—そのプロセス、課題と今後の展望—

    釜野 さおり

    Global-Local Studies   ( 12 ) 1 - 20  2019年03月  [招待有り]

  • 性的マイノリティをめぐる量的データ:ダイバーシティ推進の文脈における両義性

    釜野 さおり

    女性学   ( 26 ) 22 - 37  2019年03月  [招待有り]

  • 成人した娘と母が語る「母娘関係」-フォーカス・グループ・ディスカッションの結果から-

    釜野さおり, コーダイアナ, 千年よしみ, 斧出節子

    新情報(一般社団法人新情報センター)   105   13 - 18  2018年

  • Practices of Intimacy: Mother-Daughter Relationships in Hong Kong and Japan

    Khor, Diana, Saori Kamano

    GIS Journal: The Hosei Journal of Global and Interdisciplinary Studies   III   1 - 29  2017年

     概要を見る

    As the first stage in a larger project comparing mother-daughter relationships in Japan and Hong Kong, we conducted focus group discussions with mothers and adult daughters. Our sample included heterosexually-identified and lesbian-identified adult daughters, and mothers of heterosexually-identified daughters and those of lesbian-identified daughters. Inthis paper, we focus on the daughters, analyzing their practices of intimacy throughmonetary gifts, emotional closeness, and gendered labor. In each of these, we pay attention to the impact of the sexual orientation of the daughters and the role of the partner on the relationship between mothers and daughters and on gendered familial expectations. In the conclusion, we reflect critically on the implications of the current analysis on extant and future research, particularly with respect to the concepts and framework of analysis.

    CiNii

  • Work-Family Balance of Families with Small Children: How to Achieve Gender Equality in Parenting

    Takahashi, Mieko, Saori Kamano, Tomoko Matsuda, Setsuko Onode, Kyoko Yoshizumi

    家族社会学研究   28 ( 2 ) 161 - 168  2016年

    CiNii

  • Common Family Boundaries: Changes and Determinants of Married Women’s Perception

    Kamano, Saori

    人口問題研究   72 ( 2 ) 53 - 72  2016年

    CiNii

  • セクシュアル・マイノリティに対する意識の属性による比較-全国調査と大学生対象の先行研究を中心に-

    吉仲崇, 風間孝, 石田仁, 河口和也, 釜野さおり

    新情報(一般社団法人新情報センター)   103   20 - 32  2015年

    CiNii

  • Negotiating Heteronormativity in the Heterosexual Mother-Lesbian Daughter Relationship

    Khor, Diana, Saori Kamano

    家族社会学研究   25 ( 2 ) 124 - 134  2013年

  • (学界展望)人口学とクィア・スタディーズ

    釜野さおり

    人口学研究   47   25 - 35  2011年

  • 既婚女性の定義する『家族』-何があり、何がなされ、誰がふくまれるのか-

    釜野さおり

    『人口問題研究』(特集『第4回全国家庭動向調査(2008年)』の個票データを利用した実証的研究(その2))   67 ( 1 ) 59 - 87  2011年

    CiNii

  • 2006 年度大会のテーマ部会Ⅰ「制度とセクシュアリティ」における報告論文を読んで

    釜野さおり

    解放社会学研究   21   18 - 22  2010年

  • The Role of Emotional Abuse in Intimate Partner Violence and Health Among Women in Yokohama, Japan

    Mieko Yoshihama, Julie Horrocks, Saori Kamano

    AMERICAN JOURNAL OF PUBLIC HEALTH   99 ( 4 ) 647 - 653  2009年04月  [査読有り]

     概要を見る

    Objectives. As part of the World Health Organization's cross-national research effort, we investigated the relationship between various health indicators and the experience of intimate partner violence (IPV), which included emotional, physical, and sexual abuse, among women in Yokohama, Japan.
    Methods. We used multivariate logistic and negative binomial regression to examine the relationship between health status and IPV in a stratified cluster sample of 1371 women aged 18 to 49 years.
    Results. In 9 of 11 health indicators examined, the odds of experiencing health-related problems were significantly higher (P<.05) among those that reported emotional abuse plus physical or sexual violence than among those that reported no IPV, after we controlled for sociodemographic factors, childhood sexual abuse, and adulthood sexual violence perpetrated by someone other than an intimate partner. For most health indicators, there were no significant differences between those that reported emotional abuse only and those that reported emotional abuse plus physical or sexual violence.
    Conclusions. The similarity of outcomes among those that reported emotional abuse only and those that reported emotional abuse plus physical or sexual violence suggests the need for increased training of health care providers about the effects of emotional abuse. (Am J Public Health. 2008;99:647-653. doi:10.2105/AJPH.2007.118976)

    DOI

    Scopus

    87
    被引用数
    (Scopus)
  • Housework and Lesbian Couples in Japan: Division, Negotiation and Interpretation

    Saori Kamano

    WOMENS STUDIES INTERNATIONAL FORUM   32 ( 2 ) 130 - 141  2009年03月  [査読有り]

     概要を見る

    Informed by research on the division of housework for (heterosexual) couples, especially those conducted in Japan, this study explores various aspects of the housework division of lesbian couples in Japan, using information from face-to-face interviews with 12 couples. The analysis shows variation, flexibility and prominence of negotiations in housework division among the couples. The women saw time availability, as well as preference for, sensitivity about and ability to undertake specific tasks as the factors affecting the division. The lack of reference to income difference in the women's interpretation of their housework division, their view of housework and housewifery, and the importance of choice and freedom in doing or not doing housework are also explored in the article. Finally, the connection between the value placed on housework on the one hand, and the significance of being a woman and being in a relationship with a woman on the other, is discussed. (C) 2009 Elsevier Ltd. All rights reserved.

    DOI

    Scopus

    16
    被引用数
    (Scopus)
  • 日本の家族研究-クィア・スタディーズの視点からのサーベイ

    釜野さおり

    家族社会学研究   21 ( 2 ) 188 - 194  2009年

  • 女性カップルの生活実態に関する調査分析-法的保障ニーズを探るために

    杉浦郁子, 釜野さおり, 柳原良江

    日本=性研究会議会報(JASS PROCEEDINGS)   20 ( 1 ) 30 - 53  2008年

    CiNii

  • レズビアン家族とゲイ家族から「従来の家族」を問う可能性

    釜野さおり

    家族社会学研究   20 ( 1 ) 16 - 27  2008年

     概要を見る

    本稿では,男女一対一の性関係を基盤にした関係と血縁に絶対的な価値をおき,ジェンダーに基づく役割分担の再生産が行われる「従来の家族」に対し,レズビアン家族・ゲイ家族の実践から何を問いかけることができるかを,先行研究などから実例を挙げて検討した。(1) レズビアンやゲイにとって友人やコミュニティが家族になっていること,(2) 血縁家族は精神的な支えになるとの前提が疑問視され,誰を「家族」と見なすのかの再考がなされること,(3) レズビアンやゲイが親になることで,「親=父親+母親」との前提が崩され,親子関係が「無の状態から交渉できるもの」となりうること,(4)ジェンダー役割を問い,日常の家事や育児に柔軟に対応するパートナー関係の実践があることを挙げ,これらが「従来の家族」に問いかける可能性があると論じた。最後に,レズビゲイ家族の実践が主流への同化か挑戦かの判断の難しさを述べた。

    DOI CiNii

  • Experiences of Intimate Partner Violence and Related Injuries among Women in Yokohama, Japan

    Mieko Yoshihama, Julie Horrocks, Saori Kamano

    AMERICAN JOURNAL OF PUBLIC HEALTH   97 ( 2 ) 232 - 234  2007年07月  [査読有り]

     概要を見る

    We estimated rates of intimate partner violence and related injuries in a sample of 1371 women aged 18 to 49 years in Yokohama, Japan. By the age of 30 years, 14.3% of women who had ever had a partner had experienced violence from that partner, and 3.3% had suffered injuries related to such violence. By the time women had reached the age of 49 years, these percentages were 19% and 4%, respectively. In addition to the need for increased prevention efforts, our findings indicate the need for an expanded legal definition of intimate partner violence in Japan given that the current definition excludes premarital violence.

    DOI

    Scopus

    20
    被引用数
    (Scopus)
  • Entering the Lesbian World in Japan: Debut Stories

    Saori Kamano

    Journal of Lesbian Studies   9 ( 1-2 ) 11 - 30  2005年

     概要を見る

    Conceiving of a "lesbian community" as the process and/ or the end product of a lesbian's going outside herself or her intimate relationship to connect with other lesbians, this paper explores the experiences of lesbians in entering the community in Tokyo, Japan, which lesbians refer to as "community debut." Based on the personal accounts gathered through interviewing 24 women in 2002 in the Tokyo area, this paper examines the personal contexts in which the women entered a lesbian community, which included searching for and defining themselves, accepting themselves, and acting out the new identity to make changes in their lives. Some of the women interviewed were prompted by a need to understand themselves as lesbians. Others with a lesbian identity searched for further affirmation through connecting with "the world of lesbians" beyond their immediate contexts. For some other women interviewed, entering the community was a way to help them start their lives anew by getting out of their previous (married) lives. The paper also specifically touches on the significance of the Internet as a source of information for individual women and as a way of creating a lesbian community, identifying both positive and negative aspects. Although the research reported in this paper leaves for further exploration how boundaries of the communities are negotiated and drawn, the norms of the communities, and conflicts and negotiations among individuals and groups, it has provided one piece of the mosaic of lesbian communities in Japan. The communities, while still largely invisible in the mainstream society, are nonetheless an important part of life, albeit in different ways, of many lesbians. The research process leads the author to anticipate greater visibility of lesbians and lesbian communities in Japan in the not too distant future. © 2005 by The Haworth Press, Inc. All rights reserved.

    DOI PubMed

    Scopus

    4
    被引用数
    (Scopus)
  • Having and Raising Children in English-Speaking Countries

    Kamano, Saori, Diana Khor

    Journal of Population and Social Security (Population)(Web Journal)   Supplement to Volume 1   322 - 339  2003年

  • ドメスティック・バイオレンスと女性の健康

    釜野さおり, 吉浜美恵子

    (財)横浜市女性協会編『女性施設ジャーナル』, 学陽書房   8   151 - 162  2003年

  • 子どものいることがカップル関係満足感に与える影響-スウェーデンの場合-

    釜野さおり

    家族社会学研究   13 ( 2 ) 87 - 102  2002年  [査読有り]

     概要を見る

    本稿では, 「スウェーデンの家庭における労働と経済調査」 (1996年) の女性405人と男性418人のデータを用い, スウェーデンにおいて, 子どものいることが関係満足感に与える影響を, 階層的重回帰分析を用いて分析した。子どもの有無と社会経済的属性変数のみを投入したモデルでみられた, 子どものいることが関係満足感に与える負の効果は, 家事分担割合と家計状況の主観的評価を考慮することによって弱くなったが, これらの要因を考慮した後もみられた。主としてアメリカの先行研究でみられた子どものいることが関係満足感に負に影響するという傾向は, 子育て支援施策が充実しているスウェーデンにおいても観察された。さらに, 分析結果では, 2~5歳の末子がいることが男女双方の関係満足感に影響を与えることや, 男性では家計状況の主観的評価, 女性では家事分担割合が関係満足感に最も強く影響することなどが示された。

    DOI CiNii

  • Comparing Individual Attitudes in Seven Countries

    S Kamano

    SOCIAL SCIENCE RESEARCH   28 ( 1 ) 1 - 35  1999年03月  [査読有り]

     概要を見る

    Using the survey data on seven countries (France, the former West Germany, Great Britain, the United States, Japan, Italy, and the Netherlands), unidimensional scales of Traditionalism, Materialism, and Sense of Alienation were constructed. It was demonstrated that the effects of individual background variables such as sex, age, and educational level vary across countries and across attitudinal dimensions. Next, using Japan as a reference category, the effect of being in each of the other six countries on the three scales was tested. Finally, in order to explore what aspects of "country" that affect individuals' attitudes, the effects of macrocontext (the economic condition, religious environment, and polity type) were tested. It was found that the macro characteristics of a country is as significant as individual background variables in explaining individual attitudes. Further work in theoretical and empirical understanding of the mechanisms in which macro context affects individuals' attitudes is suggested. (C) 1999 Academic Press.

    DOI

    Scopus

    11
    被引用数
    (Scopus)
  • A Cross-National Analysis of the Relationship between Genderedness in the Legal Naming of Same-Sex Sexual/Intimate Relationships and the Gender System

    Kamano, Saori

    Data Science, Classification and Related Methods: Proceedings of IFCS-96, edited by Hayashi, Ohsumi, Yajima, Tanaka, Bock & Baba, Tokyo: Springer-Verlag.     669 - 675  1998年

  • Toward an Understanding of Cross-National Differences in the Naming of Same-Sex Sexual/Intimate Relationships

    Kamano, Saori, Diana Khor

    National Women’s Studies Association (NWSA) Journal   8   124 - 141  1996年  [査読有り]

  • Same-Sex Sexual/Intimate Relationships: A Cross-National Analysis of the Interlinkages among Naming, the Gender System, and Gay and Lesbian Resistance Activities

    Kamano, Saori

    Ph.D. Dissertation, Department of Sociology, Stanford University, CA, U.S.A.    1995年09月  [査読有り]

  • Cross-National Analysis of the Social Construction of Homosexuality and Gender

    Kamano, Saori

    National Women’s Studies Association (NWSA) Journal   2   696 - 698  1990年

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書籍等出版物

  • Beyond diversity : queer politics, activism, and representation in contemporary Japan

    Kazuyoshi, Kawasaka, Würrer, Stefan( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Same-sex partnerships in Japan: Would legalization mean deradicalization? (with Diana Khor))

    2024年01月 ISBN: 9783110765823

  • 家族社会学事典

    日本家族社会学会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 性的マイノリティとエイジング)

    丸善出版  2023年12月 ISBN: 9784621308349

  • セクシュアリティの人口学

    釜野さおり, 岩本健良( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 性的指向と性自認のあり方の人口学的研究―SOGIと人口学的属性―)

    原書房  2022年11月

  • 若者の性の現在地 青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える

    釜野さおり( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 若年層の性的マイノリティに対する抵抗感―社会的属性・意識・経験との関連に着目して)

    勁草書房  2022年03月

  • クィア・スタディーズをひらく2

    釜野さおり( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 国勢調査と同性カップル世帯−排除と可視化のはざまで)

    晃洋書房  2022年03月

  • ワーク・ファミリー・バランス これからの家族と共働き社会を考える

    釜野さおり( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 同性カップルのワーク・ファミリー・バランス:欧州3カ国における制度と現実のはざまで)

    慶應義塾大学出版会  2021年10月

  • The Oxford Handbook of Global LGBT and Sexual Diversity Politics

    Khor, Diana, Denise Tse-Shang Tang, Saori Kamano( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Global Norms, State Regulations, and Local Activism: Marriage Equality and Same-Sex Partnership, Sexual Orientation, and Gender Identity Rights in Japan and Hong Kong)

    Oxford University Press  2019年02月  [査読有り]

    DOI

  • よくわかる家族社会学

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: LGBT)

    ミネルヴァ書房  2019年

  • 人口学事典

    釜野さおり( 担当: 分担執筆,  担当範囲: LGBT)

    丸善出版  2018年

  • 『プロブレムQ&A パートナーシップ・生活と制度[結婚、事実婚、同性婚]増補改訂版』

    杉浦郁子, 野宮亜紀, 大江千束( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Q6 結婚する人は減っているのでしょうか?実態について教えてください。」「Q22 スウェーデンのパートナーシップ制度について詳しく教えてください。」)

    緑風出版  2016年

  • “Reconciling Work and Family among Japanese Fathers with Preschool- Age Children,” in Isabella Crespi and Elisabetta Ruspini (eds.) Balancing Work and Family in a Changing Society

    Matsuda, Tomoko, Saori Kamano, Mieko Takahashi, Setsuko Onode, Kyoko Yoshizumi( 担当: 分担執筆)

    Macmillan  2014年

  • “Worklife balance in Japan: New policies, old practices,” in Barbara Hobson (ed.) Worklife Balance: The Agency and Capabilities Gap.

    Takahashi, Mieko, Saori Kamano, Tomoko Matsuda, Setsuko Onode, Kyoko Yoshizumi( 担当: 分担執筆)

    Oxford University Press  2014年

  • “Defining Lesbian Partnership,” in Kumiko Fujimura-Fanselow (ed.) Transforming Japan: How Feminism and Diversity are Making a Difference

    Kamano, Saori, Diana Khor( 担当: 分担執筆,  担当範囲: New York: Feminist Press)

    2011年

  • 「性愛の多様性と家族の多様性―レズビアン家族・ゲイ家族」牟田和恵編『家族を超える社会学』

    釜野さおり( 担当: 分担執筆)

    新曜社  2009年 ISBN: 9784788511835

  • “How did you two meet?" Lesbian partnerships in present-day Japan,” in Stevi Jackson, Liu Jieyu and Woo Juhyun (eds.) East Asian Sexualities: Modernity, Gender and New Sex Cultures

    Kamano, Saori with, Diana Khor( 担当: 分担執筆)

    Zed Books  2008年 ISBN: 9781842778890

  • 吉浜美恵子・釜野さおり・秋山弘子・戒能民江・林文・ゆのまえ知子(WHO保健政策部「女性の健康と生活についての国際調査」日本プロジェクトチーム)編著『女性の健康とドメスティック・バイオレンス WHO国際調査/日本調査結果報告書』

    釜野さおり( 担当: 共編者(共編著者))

    新水社  2007年 ISBN: 9784883851041

  • 「Q6 結婚する人は減っているのでしょうか?実態を教えてください。」「Q23 スウェーデンのパートナーシップ制度について詳しく教えてください。」杉浦郁子・野宮亜紀・大江千束編『プロブレムQ&A パートナーシップ・生活と制度[結婚、事実婚、同性婚]』

    釜野さおり( 担当: 分担執筆)

    緑風出版  2007年 ISBN: 9784846107017

  • Khor, Diana and Saori Kamano (eds.), "Lesbians" in East Asia: Diversity, Identities and Resistance (edited with Diana Khor)

    Saori Kamano( 担当: 共編者(共編著者))

    Haworth Press: New York  2006年 ISBN: 1560236922

  • 「Q5 女性は子どもを産めない体だと、無駄で価値がないのですか」「Q17 男女共同参画社会では、家族は高齢者介護をしなくなるのではありませんか?」日本女性学会ジェンダー研究会編 『男女共同参画/ジェンダーフリー/バッシング:バックラッシュへの徹底反論』

    釜野さおり( 担当: 分担執筆)

    明石書店  2006年 ISBN: 9784750323480

  • 「レズビアンカップルとゲイカップル-社会環境による日常生活の相違」善積京子編『スウェーデンの家族とパートナー関係』

    釜野さおり( 担当: 分担執筆)

    青木書店  2004年 ISBN: 9784250204302

  • 「独身男女の描く結婚像」「独身女性の結婚意欲と出産意欲」目黒依子・西岡八郎編『少子化のジェンダー分析』

    釜野 さおり( 担当: 分担執筆)

    勁草書房  2004年 ISBN: 4326648600

  • 「第1章 家庭・結婚」「第8章 不安感」統計数理研究所国民性国際比較調査委員会編『国民性七か国比較』

    釜野さおり( 担当: 分担執筆)

    出光書店  1998年

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講演・口頭発表等

  • 性的指向・性自認・ジェンダー表現・性の身体的特徴(SOGIESC)に関するダイアローグセッション 包摂的な開発:表面化する開発課題

    司会:釜野さおり、報告者:クリフ・コルテズ(世界銀行グループSOGIグローバルアドバイザー)、フランチェスコ・トルニエリ(アジア開発銀行 人間・社会開発セクター部社会開発首席専門官(SOGIESCフォーカルポイント))、岩渕智広(独立行政法人 国際協力機構(JICA) ガバナンス平和構築部ジェンダー平等・貧困削減推進室 アソシエイト専門員)、コメント:ハナ・ブリクシィ(世界銀行グループ ジェンダーグループ グローバルディレクター)  [招待有り]

    発表年月: 2024年11月

  • 日本における性的指向・性自認およびパートナー関係と申請の健康(テーマセッション:性的マイノリティの立場からみるパートナー・世帯・家族ー「全国SOGI調査」の分析結果からー

    釜野さおり

    第34回日本家族社会学会大会  

    発表年月: 2024年09月

    開催年月:
    2024年09月
     
     
  • 国勢調査で同性カップル世帯を捉える意義

    釜野さおり  [招待有り]

    ~人口統計から除外された存在を首長・専門家らが議論~国勢調査における同性カップルの扱いについて  

    発表年月: 2024年07月

  • 量的調査におけるジェンダー視点の取り入れ方

    釜野さおり  [招待有り]

    国際開発学会 第20回・ジェンダーと開発研究部会  

    発表年月: 2024年07月

  • 性的指向・ジェンダーアイデンティティの多様性に係る学術研究・統計データ —日本における調査研究の現況と調査結果から見えること—

    釜野さおり  [招待有り]

    第4回性的指向・ジェンダーアイデンティティ理解増進連絡会議  

    発表年月: 2024年02月

  • 生殖補助医療等の経験者・関心層の量的分析―性別、性的指向、婚姻状況等による比較

    藤井ひろみ, 布施香奈, 釜野さおり

    第64回日本母性衛生学会総会・学術集会  

    発表年月: 2023年10月

    開催年月:
    2023年10月
     
     
  • 大学教員の性的指向・性自認(SOGI)に ついての知識と態度に関する全国調査報告② :知識、抵抗感、取り組みについての考え方の分析

    釜野さおり, 風間孝, 北仲千里, 林夏生, 藤原直子

    2023年度日本女性学会大会  

    発表年月: 2023年06月

  • 学校現場と性的マイノリティ~「いるのが当たり前」という環境作りに向けて~

    釜野さおり  [招待有り]

    東京都特別支援学校長会人権研修講演会  

    発表年月: 2023年01月

  • 大学教員の性的指向・性自認(SOGI)についての知識と態度に関する全国調査報告①性的マイノリティ学生に対する抵抗感と対応についての意識

    釜野さおり, 風間孝, 北仲千里, 林夏生, 藤原直子

    第95回日本社会学会大会  

    発表年月: 2022年11月

  • Do Same-gender Couples Share Housework More Equally than Different-gender Couples in Japan?: Preliminary Analysis of Quantitative Data

     [招待有り]

    International Workshop: The Intimate in and beyond Pandemic Times: Family, Personal Relationships and Singlehood at German Institute for Japanese Studies  

    発表年月: 2022年11月

  • 同性カップルの生活と関係性の計量分析の試み―法律婚・事実婚との比較から―

    釜野さおり, 神谷悠介, コーダイアナ

    第29回日本家族社会学会大会  

    発表年月: 2022年09月

  • 量的調査で同性カップルを特定する試み:無作為抽出調査を例として

     [招待有り]

    2022年度家族問題研究学会  

    発表年月: 2022年07月

  • 同性カップルと国勢調査

    釜野さおり

    第74回日本人口学会大会  

    発表年月: 2022年06月

  • 『セクシュアリティの人口学』から第6章SOGIと人口学的属性

    釜野さおり, 岩本健良

    第74回日本人口学会大会  

    発表年月: 2022年06月

  • SOGIの聞き方

    釜野さおり

    自治体における無作為抽出による市民対象調査でSOGIをどのように扱うか―大阪市での実践を事例とした報告会  

    発表年月: 2021年03月

  • 性的指向の自認を「決めたくない・決めていない」人はみな性的マイノリティなのか?

    釜野さおり, 平森大規

    第93回日本社会学会大会(オンライン開催)  

    発表年月: 2020年10月

    開催年月:
    2020年10月
    -
    2020年11月
  • 「性的マイノリティの存在の認識」「身近な性的マイノリティに対する嫌悪感」

    釜野さおり

    性的マイノリティについての意識:2019年(第2回)全国調査報告会(オンライン)  

    発表年月: 2020年11月

  • 調査票調査で性的指向・性自認を捉える−SOGI設問の試験的調査に基づく考察

    釜野さおり, 平森大規, 岩本健良

    日本行動計量学会第48回大会(対面開催中止、抄録にて報告済扱い)  

    開催年月:
    2020年09月
     
     
  • LGBT人口の基本的属性(セクシュアリティの人口学 6)

    釜野さおり, 岩本健良

    人口学研究会 第622回例会  

    発表年月: 2020年02月

  • 大阪市における無作為抽出調査からみたセクシュアル・マイノリティのメンタルヘルス

    釜野さおり, 石田仁, 岩本健良, 小山泰代, 千年よしみ, 平森大規, 藤井ひろみ, 布施香奈, 山内昌和, 吉仲崇  [招待有り]

    セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2020  

    発表年月: 2020年01月

    開催年月:
    2020年01月
     
     

     概要を見る

    http://www.ipss.go.jp/projects/j/SOGI/*20200111セクマイ医療福祉教育パネル.pdf

  • 日本における同性間の婚姻に対する意識―JGSS-2018を用いた分析

    釜野さおり  [招待有り]

    JGSSシンポジウム  

    発表年月: 2020年01月

  • 性的指向と性自認のあり方を社会調査で いかに捉えるか--大阪市民調査に向けた準備調査における項目の検討と 本調査の結果--

    釜野さおり, 平森大規

    第92回日本社会学会   (東京女子大学(杉並区)) 

    発表年月: 2019年10月

  • 性的マイノリティのパートナーからの暴力(DV)被害と相談行動に関する調査ー第一次集計分析ー

    釜野さおり, 北仲千里, 藤原直子

    2019年度日本女性学会大会   (一橋大学国立キャンパス(国立市)) 

    発表年月: 2019年06月

  • セクシュアリティの基礎知識: 諸外国の統計から

    釜野 さおり  [招待有り]

    セクシュアル・マイノリティ支援者養成研修講座《基礎編》   世田谷区立男女共同参画センターらぷらす  

    発表年月: 2019年06月

  • LGBTと統計:統計調査の読み方、使い方

    釜野 さおり  [招待有り]

    中央大学連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』  

    発表年月: 2019年05月

  • LGBTと職場環境に関するWebアンケート調査 niji voice 2018: コメントと話題提供

    釜野 さおり  [招待有り]

    ~LGBTも働きやすい職場づくり、生きやすい社会づくりのための『声』集め~報告会  

    発表年月: 2018年12月

  • Negotiating Heteronormativity: Non-Heterosexual Daughters’ Practicing Familial Intimacies

    釜野 さおり

    Symposium: Practices of Familial Intimacy: A Focus on Mother-Daughter Relationships  

    発表年月: 2018年11月

  • 家族・ジェンダー・セクシュアリティと社会調査—そのプロセス、課題と今後の展望—

    釜野 さおり  [招待有り]

    2018年度公開特別講演会・神戸女子大学グローバル・ローカル研究会  

    発表年月: 2018年10月

  • LGBTの現状と課題:家族支援を視野に入れて

    釜野 さおり  [招待有り]

    NPO法人日本家族カウンセリング協会夏期研修会   (日本女子大学(文京区)) 

    発表年月: 2018年08月

  • Same-Sex Partners and Practices of Familial Research

    Khor, Diana, Saori Kamano

    XIX ISA World Congress of Sociology (International Sociological Association) (RC06 and RC32 Session, Legal Recognition of Same-Sex Partnership and Kin Relations)   (Metro Toronto Convention Center (Toronto)) 

    発表年月: 2018年07月

  • Experiences of and Ideas on Same-Sex Partnership Certificate in Shibuya-Ward, Tokyo

    Kamano, Saori, Yusuke Kamiya, Ikuko Sugiura, Hiroyuki Taniguchi

    XIX ISA World Congress of Sociology (International Sociological Association)(RC06 and RC32 Session, Legal Recognition of Same-Sex Partnership and Kin Relations)   (Metro Toronto Convention Center (Toronto)) 

    発表年月: 2018年07月

  • 性的マイノリティをめぐる量的データ:ダイバーシティ推進の文脈における両義性

    釜野さおり

    日本女性学会2018年度大会シンポジウム「ダイバーシティ推進政策とジェンダー/セクシュアリティの政治ー「LGBT 主流化」をめぐって」   (武蔵大学江古田キャンパス(東京都練馬区)) 

    発表年月: 2018年06月

  • The Koseki System and the ‘Family’ in Japan

    Kamano, Saori

    Hosei Lecture Series for Daiwa Scholars   (Hosei University (Tokyo)) 

    発表年月: 2017年12月

  • 諸外国の公的統計における非標準世帯の把握についてー同性カップルの場合―

    釜野さおり

    人口統計に関する研究会(一橋大学経済研究所付属社会科学統計情報研究センター主催、中央大学経済研究所社会経済ミクロデータ研究部会共催)   (一橋大学国立西キャンパス(国立市)) 

    発表年月: 2017年11月

  • セクシュアル・マイノリティのおかれた状況:基礎知識と研究動向

    釜野さおり

    松下政経塾9月合宿   (松下政経塾(茅ヶ崎市)) 

    発表年月: 2017年09月

  • Attitudes toward Gender Relationships and Families: Overtime Changes and Determinants

    Kamano, Saori

    Asian Studies Conference Japan 2017(Panel: Japan’s Gender Equality in the Era of Abenomics, Organizer: Machiko Osawa)   (Rikkyo University (Tokyo)) 

    発表年月: 2017年07月

  • ジェンダー意識と性的マイノリティに対する意識

    釜野さおり

    日本女性学会   (中京大学(名古屋市)) 

    発表年月: 2017年06月

  • 未婚者の結婚に関する意識の多面性

    釜野さおり, 中村真理子

    第69回日本人口学会   (東北大学青葉山キャンパス(仙台市)) 

    発表年月: 2017年06月

  • データからみるLGBT―2015年全国意識調査を中心として―

    釜野さおり

    ココロンセミナー   (福岡市人権啓発センター(福岡市)) 

    発表年月: 2017年02月

  • The Koseki System and the ‘Family’ in Japan

    Kamano, Saori

    Hosei Lecture Series for Daiwa Scholars   (Hosei University (Tokyo)) 

    発表年月: 2016年11月

  • LGBT施策の背景と効果

    釜野さおり

    Work with Pride 2016 基調講演   (第一生命ホール(東京都)) 

    発表年月: 2016年10月

  • 同性愛(者)に対する意識とジェンダー・家族に関する意識との関連性:2015 年全国調査データを用いた分析

    釜野さおり

    第26回日本家族社会学会大会   (早稲田大学戸山キャンパス(東京都)) 

    発表年月: 2016年09月

  • 性的マイノリティはどのように捉えられているのか

    釜野さおり

    性的マイノリティの理解を進める愛媛大会   (松山コムズ(松山市)) 

    発表年月: 2016年08月

  • 性的指向と性自認(SOGI)を視野に入れた人口学的研究のこれから

    釜野さおり

    第68回日本人口学会企画セッション   (麗澤大学(柏市)) 

    発表年月: 2016年06月

  • ”LGBT”データの読み方活かし方

    釜野さおり, 河口和也, 風間孝

    調査結果報告会   (同志社大学(京都市)) 

    発表年月: 2016年06月

  • 性的マイノリティとの関わり

    釜野さおり

    『性的マイノリティについての全国調査:意識と政策』報告会   (国立社会保障・人口問題研究所(東京都)) 

    発表年月: 2015年11月

  • The Koseki System and the ‘Family’ in Japan

    Kamano, Saori

    Hosei Lecture Series for Daiwa Scholars   (Hosei University (Tokyo)) 

    発表年月: 2015年11月

  • 日本におけるセクシュアル・マイノリティに対する意識(3)―身内と他人の場合の比較ならびに社会経済的属性との関連―

    釜野さおり, 吉仲崇, 風間孝, 石田仁, 河口和也

    第88回日本社会学会大会   (早稲田大学戸山キャンパス(東京都)) 

    発表年月: 2015年09月

  • 日本におけるセクシュアル・マイノリティに対する意識 (2) ―同性婚の賛否を規定する要因の探索的分析―

    石田仁, 河口和也, 釜野さおり, 吉仲崇, 風間孝

    第88回日本社会学会大会   (早稲田大学戸山キャンパス(東京都)) 

    発表年月: 2015年09月

  • 日本におけるセクシュアル・マイノリティに対する意識(1) ―セクシュアル・マイノリティ間の比較―

    風間孝, 石田仁, 河口和也, 釜野さおり, 吉仲崇

    第88回日本社会学会大会   (早稲田大学戸山キャンパス(東京都)) 

    発表年月: 2015年09月

  • 女性のライフコースに関する意識の分析

    釜野さおり

    政府税制調査会   (財務省(東京都)) 

    発表年月: 2015年09月

  • Overview of Work-Family Balance of Families in Germany, the Netherlands and Sweden: What We Can See from Cross-National Data and Reports

    Kamano, Saori

    日本家族社会学会第25回大会・国際セッション(Work-Family Balance of Families with Small Children: How to achieve gender equality in parenting)   (追手門学院大学(茨木市)) 

    発表年月: 2015年09月

  • 3ヵ国のワークライフバランスをめぐるコンテクスト

    釜野さおり

    国立社会保障・人口問題研究所・特別講演会(国際セミナー)『子育て世代のワーク・ファミリー・バランス-どうすれば育児におけるジェンダー平等は進むのか』   (国立社会保障・人口問題研究所(東京都)) 

    発表年月: 2015年09月

  • 意識調査からみた「(非)規範的家族」像

    釜野さおり

    日本女性学会2015年度大会(パネル『「家族」の規範を問う―非規範的な親子関係・パートナーシップ関係をめぐって』)   (ウィングス京都(京都市)) 

    発表年月: 2015年05月

  • 「家族」に関するデータをめぐるポリティックス

    釜野さおり

    クィア学会第7回研究大会シンポジウム「家族をめぐるポリティックス」―「個」から問い直す制度   (中京大学(名古屋市)) 

    発表年月: 2014年12月

  • The Koseki System and the ‘Family’ in Japan

    Kamano, Saori

    Hosei Lecture Series for Daiwa Scholars   (Hosei University (Tokyo)) 

    発表年月: 2014年11月

  • Changes in Family Forms in Japan: Analyses of Subjective Definitions

    Kamano, Saori

    XVIII International Sociological Association World Congress of Sociology   (Pacifico Yokohama (Yokohama)) 

    発表年月: 2014年07月

  • Attitudes toward Non-Normative Sexualities among University Students in Japan: Quantitative Analysis (Part 2)

    Kamano, Saori, Takashi Kazama, Kazuya Kawaguchi, Hitoshi Ishida, Takashi Yoshinaka, Katsuhiko Suganuma

    XVIII International Sociological Association World Congress of Sociology   (Pacifico Yokohama (Yokohama)) 

    発表年月: 2014年07月

  • The Koseki System and the ‘Family’ in Japan

    Kamano, Saori

    Hosei Lecture Series for Daiwa Scholars   (Hosei University (Tokyo)) 

    発表年月: 2013年11月

  • 世界の人口、日本の人口?ジェンダーからみた日本の少子化

    釜野さおり

    (一社)国際善隣協会公開フォーラム   (国際善隣協会(東京都)) 

    発表年月: 2013年10月

  • 共働き家庭の父親のワーク・ファミリー・バランス

    善積京子, 斧出節子, 釜野さおり, 高橋美恵子, 松田智子

    第86回日本社会学会   (慶應義塾大学三田キャンパス(東京都)) 

    発表年月: 2013年10月

  • ジェンダー・結婚・家族に関する意識の変遷

    釜野さおり

    2013年度日本女性学会大会   (エソール広島・広島県女性総合センター(広島市)) 

    発表年月: 2013年06月

  • The Koseki System and the ‘Family’ in Japan

    Kamano, Saori

    Hosei Lecture Series for Daiwa Scholars   (Hosei University (Tokyo)) 

    発表年月: 2012年11月

  • 未就学児をもつ共働き父親のワーク・ファミリー・バランス―潜在能力アプローチによる分析―

    斧出節子, 釜野さおり, 高橋美恵子, 松田智子, 善積京子

    日本家族社会学第21回大会   (甲南大学(西宮市)) 

    発表年月: 2011年09月

  • The Queering of Family Sociology in Japan: Still a goal to be reached?

    Kamano, Saori, Diana Khor

    The 12th Annual Meeting of the Hong Kong Sociological Association (Panel: Queering Sociology)   (Hong Kong Baptist University, Hong Kong) 

    発表年月: 2010年12月

  • The Koseki System and the ‘Family’ in Japan

    Kamano, Saori

    Hosei Lecture Series for Daiwa Scholars   (Hosei University (Tokyo)) 

    発表年月: 2010年11月

  • 新たなワーク・ファミリー・バランス論に向けて−センの〈潜在能力〉アプローチの可能性−

    釜野さおり, 斧出節子, 高橋美恵子, 松田智子, 善積京子

    第83回日本社会学会大会   (名古屋大学(名古屋市)) 

    発表年月: 2010年11月

  • おふたりの出会いのきっかけは?―レズビアンの〈家族形成〉―

    釜野さおり

    第8回リプロダクション研究会   (国立社会保障・人口問題研究所(東京都)) 

    発表年月: 2009年09月

  • レズビアン(カップル)の仕事と経済の実態

    釜野さおり

    日本女性学会2009年度大会(パネル:同性間パートナーシップに関する諸問題)   (お茶の水女子大学(東京都)) 

    発表年月: 2009年06月

  • Who Matters? The Personal Networks of Lesbian Couples in Japan

    Kamano, Saori, Diana Khor

    The 10th International Interdisciplinary Congress on Women (Panel: East Asian Lesbians: Negotiating Relationships and Space)   (Universidad Complutence, Madrid, Spain) 

    発表年月: 2008年07月

  • パーソナル・ネットワークの実態と法的保障のニーズ(同性カップルの生活実態と権利意識に関する調査分析)

    杉浦郁子, 釜野さおり, 柳原良江

    第53回日本=性研究会議――JASE学術研究補助金対象研究の成果発表会――   (光の家会館コンベンションセンター(東京都)) 

    発表年月: 2008年06月

  • レズビアンカップルのパーソナル・ネットワーク――その実態と法的保障との関連――

    釜野さおり

    シンポジウム「同性カップルの生活と制度――聞き取り調査から考える現在と未来――」(共催:レインボートーク2006生活実態調査プロジェクト・お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」プロジェクトC)   (お茶の水女子大学(東京都)) 

    発表年月: 2007年12月

  • レズビアン家族とゲイ家族から「従来の家族」を問う

    釜野さおり

    第17回日本家族社会学会大会シンポジウム『家族のオルタナティブ―家族研究の挑戦』   (札幌学院大学(札幌市)) 

    発表年月: 2007年09月

  • ‘Coming out’ for Lesbians in Japan: Meanings and Implications

    Kamano, Saori

    International Conference on LGBT Rights, 1st World Outgames Montreal (Panel: Multifaceted Lesbian Lives in Japan Today)   (Montreal, Canada) 

    発表年月: 2006年07月

  • Entering the Lesbian World in Japan: Debut Stories

    Kamano, Saori

    National Women’s Studies Association Annual Meeting   (Oakland, California, U.S.A.) 

    発表年月: 2006年06月

  • Doing ‘Couples’ in Lesbian Communities and Doing ‘Lesbian Couples’ in Japanese Society

    Kamano, Saori

    Sexualities, Genders and Rights in Asia: 1ST International Conference of Asian Queer Studies   (Bangkok, Thailand) 

    発表年月: 2005年07月

  • Housework in Lesbian Couples in Japan: Its Division, Interpretation and Negotiation

    Kamano, Saori

    The 9th International Interdisciplinary Congress on Women   (Seoul, Korea) 

    発表年月: 2005年06月

  • 日本の同性カップルにおける家事分担の実態―事例研究から―

    釜野さおり

    第77回日本社会学会   (熊本大学(熊本市)) 

    発表年月: 2004年11月

  • WHO『DVと女性の健康国際調査』日本(横浜市)調査結果の報告とシンポジウム

    吉浜美恵子, 釜野さおり

    主催:WHO「DVと女性の健康国際調査」日本調査プロジェクトチーム・お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」(F-GENS)プロジェクトA1   (お茶の水女子大学(東京都)) 

    発表年月: 2004年10月

  • シングル女性のライフコースに対する考え方―専業主婦という生き方に関する分析―

    釜野さおり

    日本女性学会2004年大会   (鳥取県倉吉未来中心(倉吉市)) 

    発表年月: 2004年06月

  • he link between intimate partner violence and childhood exposure to violence: A population-based study in Japan

    Yoshihama, Mieko, Julie Horrocks, Saori Kamano, Kristine Dunkle

    The 8th Annual Conference of the Society for Social Work Research   (New Orleans, LA, U.S.A) 

    発表年月: 2004年01月

  • 未婚者のライフコース:第12回出生動向基本調査から

    釜野さおり

    日本人口学会第55回大会   (長良川国際会議場) 

    発表年月: 2003年06月

  • Having and Raising Children in English-Speaking Countries

    Kamano, Saori, Diana Khor

    International Workshop/Seminar on Low Fertility and Social Policies   (Tokyo) 

    発表年月: 2002年11月

  • ドメスティック・バイオレンス−社会的暴力・経済的暴力と女性の健康との関連を探る−

    釜野さおり, 吉浜美恵子

    第75回日本社会学会大会   (大阪大学(吹田市)) 

    発表年月: 2002年11月

  • 「第1部 調査報告」公開シンポジウム「ドメスティック・バイオレンス(DV)と女性の健康〜DVの新たな課題にどう取り組むか」

    釜野さおり, 吉浜美恵子

    WHO「DVと女性の健康」国際調査日本調査プロジェクトチーム・横浜市・横浜市女性協会共催   (フォーラム横浜(横浜市)) 

    発表年月: 2002年07月

  • Women’s Health, Social Support, and Domestic Violence Victimization in Japan

    Yoshihama, Mieko, Saori Kamano

    International Society for Studies of Traumatic Stress Conference   (New Orleans, LA. U.S.A.) 

    発表年月: 2001年12月

  • 日本のレズビアンカップルにおける家事分担の解釈と交渉―インタビュー調査をもとに―

    釜野さおり

    日本家族社会学会第14回大会   (日本大学(東京都)) 

    発表年月: 2001年09月

  • Delayed Marriage but Unchanging Gender Expectations in Japan

    Kamano, Saori

    National Women’s Studies Association Conference 2001   (Minneapolis, MN, U.S.A.) 

    発表年月: 2001年06月

  • スウェーデンでは子どもがいることがカップル関係にどう影響するか−「スウェーデンの家庭における労働と経済調査」データを中心として−

    釜野さおり

    第72回日本社会学会大会   (上智大学(東京都)) 

    発表年月: 1999年10月

  • 同性間の性愛に対する社会の反応とジェンダーシステムの関係―仮説とその検証の試み―

    釜野さおり

    日本女性学会1997年秋季大会   (長岡短期大学(長岡市)) 

    発表年月: 1997年11月

  • 意識調査の質問文と選択肢の中のジェンダーバイヤス

    釜野さおり

    第70回日本社会学会大会   (千葉大学(千葉市)) 

    発表年月: 1997年11月

  • アメリカ社会学界における『ジェンダー』分野の位置付け―高等教育機関の研究者・教育者の募集要項の分析

    釜野さおり

    第69回日本社会学会大会   (琉球大学(中頭郡)) 

    発表年月: 1996年11月

  • ゲイ・レズビアンのサブカルチャーおよびリベレーション運動の国際比較

    釜野さおり

    第22回数理社会学会   (大阪大学(吹田市)) 

    発表年月: 1996年09月

  • A Cross-National Analysis of the Relationship between Genderedness in the Legal Naming of Same-Sex Sexual/Intimate Relationships and the Gender System

    Kamano, Saori

    IFCS-96: Fifth Conference of International Federation of Classification Societies in Kobe   (Kobe) 

    発表年月: 1996年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 大学の性的指向・性自認に関する取組みについての現状調査と施策モデルの構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2026年03月
     

    風間 孝, 釜野 さおり, 林 夏生, 藤原 直子, 北仲 千里

     概要を見る

    全国の大学1168校(短大や高専を含む)のホームページにアクセスを行い、性的指向・性自認・性の多様性・性的マイノリティ等に関する大学の取り組みを調査した。その結果、学生向けに性的指向・性自認についてのガイドラインを掲載している大学は54校(4.6%)であった。また教職員向けにガイドラインを掲載している大学は19校(1.6%)であった。
    学生向けのガイドライン調査に当たっては、①相談について(どの相談窓口が対応するか、対応する相談内容)、②氏名・性別の情報とその管理について(氏名の変更について、性別情報の取扱いについて、大学の発行する証明書について、大学に提出する諸書類について)、③授業について(授業への配慮願、体育実技について、更衣室について、学外実習について、授業におけるグループ分け、授業における呼称)、④学生生活について(健康診断、学生宿舎・セミナーハウス、多目的トイレ、入学式・卒業式の服装)、⑤就職活動・キャリア支援について(インターンシップへの支援体制、就職活動への支援体制、履歴書について)、⑥留学への対応について、⑦カミングアウトとアウティング(語句説明、対応方法等)、⑧入学前相談や入学試験について、にわけてその内容を整理した。なおガイドラインのある大学のうち、それぞれについて記載している割合は、①9割、②のうち氏名の変更については9割弱、③のうち授業への配慮願については7割強、④のうち健康診断については9割弱、⑤ではインターンシップについては6割弱であった。

  • 多様性社会にみる次世代の包摂性とエンパワメントースウェーデンとドイツの実践

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2026年03月
     

    高橋 美惠子, 善積 京子, 斧出 節子, 釜野 さおり, 松田 智子

     概要を見る

    2022年度は、第一に、スウェーデンならびにドイツにおける多様な家族を包摂し、学童期・青年期の子どものエンパワメントを高め、青年期以降のライフプランニング支援を包含する次世代政策と当該分野の学際的な知見を引き続き収集・整理した
    第二に、日本において、多様性と社会的包摂の視点から次世代育成支援の分野で先駆的な取り組みを行う自治体(横浜市)、NPO団体(DxP、ReBit)、ならびに民間企業(K2インターナショナルグループ)へのヒアリング調査を実施した。「子供・若者育成支援推進大綱」(2017年2月制定)では、個別の問題を抱える青少年への支援(ターゲット型の支援)だけでなく、一般の青少年を対象にした「居場所づくり」などの社会環境整備(ユニバーサル型の支援)も視野に入れた対策が提起されている。しかしながら、日本の青少年支援では、ターゲット型の視点が強く、就労支援に重点が置かれがちであり、今後は若者全体へのユニバーサルな支援や社会環境を変えていくユースワークにも注力する必要があるという課題を抽出した。
    第三に、2023年度に実施予定のスウェーデン調査の枠組みを検討すべく、ストックホルムならびにルンドに赴き、現地の研究協力者と意見交換を行った。同国の学童期の子どもの居場所としての余暇活動センター(6歳~9歳児を対象とする学童保育所)をめぐる最新動向と課題を把握するとともに、10歳以上の子ども・若者の居場所づくりと余暇活動支援のあり方を探る調査方法を検討した。

  • ジェンダー統計の精緻化に適合する性別・性自認・性的指向の調査方法の開発と実践的検証に関する研究

    公益財団法人 三菱財団  三菱財団人文科学研究助成

    研究期間:

    2022年10月
    -
    2025年04月
     

    石田 仁, 岩本 健良, 小山 泰代, 三部 倫子, 申 知燕, 武内 今日子, 千年 よしみ, 平森 大規, 藤井 ひろみ, 布施 香奈, 山内 昌和

  • 性的指向と性自認の人口学の構築ーー全国無作為抽出調査の実施

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    釜野 さおり, 山内 昌和, 千年 よしみ, 布施 香奈, 小山 泰代, 平森 大規, 岩本 健良, 藤井 ひろみ, 申 知燕, 三部 倫子, 武内 今日子, 石田 仁

     概要を見る

    本プロジェクトの要である全国SOGI無作為抽出調査を、2023年2月に全国の18歳から69歳の18,000人を対象に郵送法(ウェブ回答併用)により実施した。調査対象者は2022年住民基本台帳から都市規模と地域区分による層化二段無作為抽出法によって抽出した。抽出と実査は、全国調査の経験が豊富な調査会社に委託した。
    調査票作成にあたっては、2019年1月に実施した無作為抽出調査「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」(大阪市民調査)で用いた設問を再検討した。また、新たに家族形成の経験と希望、妊娠・出産・挙児にかかわる経験・希望、居住地移動の設問を検討した。2021年秋に実施した60代と70代の人びと対象としたSOGIをたずねる項目についての認知インタビューの結果も参考にした。
    調査実施時には、「送付物一覧」、「アンケートご協力のお願い」、「外国語によるアンケートのご案内」、「Q & A アンケートの対象者になった方へのご説明」、「インターネット回答のご案内」を調査票と共に対象者に送付した。また、調査対象者向けのホームページを作成し、回答方法や調査および研究の背景などを詳細に記載した。調査開始直前には、調査を実施する旨を早稲田大学の広報を通じてプレス・リリースした。
    そのほか、第74回日本人口学会大会において設けた企画セッション「セクシュアリティの人口学の現在とこれから」や他の学会で、JSPS科研費16H03709で実施した大阪市民調査のデータを用いた分析や、人口学と性的指向と性自認のあり方に関する研究成果を報告した。またデータアーカイブ構築に向け、「日本におけるLGBTQ+に関する調査等一覧」(釜野・平森・岩本編)を公開した(適宜更新予定)。

  • 出産・育児に携わる日本在住性的マイノリティの生活実態の把握に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    新ヶ江 章友, 釜野 さおり, 水野 英莉, 小門 穂, 風間 孝, 有田 啓子, 堀江 有里, 熊本 理抄

     概要を見る

    本研究では、日本在住の性的マイノリティの出産・子育てに関する実態を質的・量的調査の両面から把握し、日本で出産・子育てを行う性的マイノリティが、どのように日常生活を営んでいるかを明らかにすることを目的としている。さらに本調査研究の結果を文化人類学、社会学、クィア・スタディーズなどにおける家族をめぐる国内外の最新の議論と接続させ、性的マイノリティが生殖医療技術を用いて出産・育児を行う際にいかなる家族観を構築しているかについての新たな理論の構築を目指す。以上の研究目的をふまえ、2022年度は、インタビュー調査の計画と実施、先行文献の検討とディスカッションを中心に行なった。今年度はインタビュー調査を実施するにあたり、インタビュー項目の検討会議を3回実施した(zoomによる)。その際、2021年に一般社団法人こどまっぷの実施したアンケート調査の結果に基づき、さらにどのような聞き取りが必要であるのかを検討した。インタビュー項目の検討会議の終了後、具体的にどのようにインタビューを進めるのかを分担を行い、2022年度後半にはインタビュー調査を進めた(本年度は全てzoomで行った)。インタビューした内容は文字起こしをし、内容の検討を2023年度から進める予定である。しかし、当初目標としていた調査数を確保できなかったために、2023年度はじめに調査方法を変更することを検討する予定である。またこれらの調査の実施と並行して、研究分担者による研究発表といくつかの重要な文献についての議論も行った。

  • 香港と日本の同性パートナーシップの分析:家族研究とクィア・スタディーズの融合

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2023年03月
     

    Khor Y.T.Diana, 釜野 さおり, 神谷 悠介

     概要を見る

    本研究では、香港と日本において、同性カップルの生活実態を量的および質的データから明らかにすると共に、同性パートナーシップの法的承認に関わる議論のメディア分析を行う。これらの分析を通じて法的承認がヘテロノーマティヴィティ(異性愛のみが正しく、それ以外の性のあり方は正しくないと考える体制)を弱めたり強化したりするメカニズムを探る。関係性の承認およびその議論が、同性カップルにどのような影響をもたらすのかを交差性の視点から考察する。具体的には①同性カップルの生活と意識を調査で捉える、②同性カップルの家族形成が家族制度にどう作用するのかをデータから考察する、③同性カップルの承認ニーズやカップル規範が同性パートナーシップをめぐる社会状況とどのように関連しているのかを検討する。
    今年度は同性婚にかんする議論を整理し、論文を発表した。神谷悠介は、過去に実施したパートナーシップ制度の利用者や検討者へのインタビューを基に同性パートナーシップについて講演した。調査に関しては、70年代に米国で設計されたCouples Survey (Blumstein & Schwartz, 1983, American Couples)が網羅的で現在にも通用する優れたものであることを認識し、同Surveyを基にした調査票を用いる方針とした。同Surveyを和訳し、項目の調整を行った。同性カップルと比較するため、異性カップルも含めることとした。調査には家事分担、家計管理、消費行動、コミュニケーション、対立、家族・職場との関係、仕事、余暇、コミュニティとのかかわり、関係の法的承認についての考え等を含めた。前年度のスクリーニング調査で捉えた同性カップルの男女に加え、法律婚の男女、事実婚の男女に対しウェブ調査を実施し、3つのカップルタイプの男女それぞれについて515の回答を収集した(事実婚男性のみ517、計3092)。

  • 大学における性的指向・性自認に関する取り組みを促進するモデル作成についての研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2023年03月
     

    風間 孝, 釜野 さおり, 林 夏生, 藤原 直子, 北仲 千里

     概要を見る

    目的:性的指向や性自認に関するハラスメント防止の取り組みが要請され、大学においても取り組みが開始されている状況の中で、大学においてさらなる取り組みを進めるためには、現場の教員たちが性的指向や性自認に関してどのような認識を持ち、また性的マイノリティの学生や教職員への取り組みに関してどのように感じているが重要となる。このような問題意識から、性の多様性や性的マイノリティに関しての知識や認識、大学における経験、勤務している大学の取り組みについての認識について大学教員を対象とした調査を実施した。
    方法:本調査は日本の大学に所属する専任教員を対象に無作為抽出をおこない、大学数791校、教員数180,980人の中から632校から1,792人を抽出し、自記式の調査票を用いて実施した。
    結果:約4割の大学教員が大学で性的マイノリティの学生と出会った経験があり、約1割5分の教員が勤務している大学で性的マイノリティの教職員に出会った経験があると回答した。約1割の教員が性的マイノリティであることを打ち明けられ相談された経験を持っていた。また約1割5分の教員が大学で性的マイノリティに関して差別的・否定的な言動を見聞きしていた。
    しかし、勤務する大学に性的マイノリティ支援のためのガイドライン等があると答えた割合は約1割であり、同性愛者もしくはトランスジェンダーの学生、同僚に抵抗感をもつ教員が1割前後いた。また性の多様性・性的マイノリティについての知識の正答率が70%を超えたのは12項目中3項目であった。また戸籍の性別をプライバシーとして認識すべきであること、本人の同意なく性的マイノリティの学生についての情報を共有すべきでないこと、配慮することがあるか尋ねる場合は性的マイノリティ学生からカミングアウトされてから行うべきこと、等についてはまだ教員間で共有されていないことが明らかになった。

  • セクシュアル・マイノリティをめぐる意識の変容と施策に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2023年03月
     

    河口 和也, 釜野 さおり, 鈴木 秀洋, 石田 仁, 風間 孝, 堀江 有里, 谷口 洋幸, 平森 大規

     概要を見る

    SOGI意識調査グループでは、2019年に実施したSOGI意識調査の結果分析を行った。SOGI意識の規定要因を特定するために、多変量解析などの手法を使い、分析結果を把握し、また先行研究にもとづく仮説の検証を行った。
    また、2019年実施のSOGI意識調査結果のとりまとめを行い、同研究チームが2015年に実施した調査結果との比較を分析を行い、2019年実施調査報告と合わせて、比較調査結果を含めて調査報告書を作成する予定であったが、社会や市民に向けての結果報告会を実施し、広く公表することを優先した。2020年度も新型コロナ感染状況により、対面での全体会議も不可能であり、そうしたことが進捗に影響を及ぼした。
    このような社会状況による対面での報告会の実施が困難であったために、Zoomを利用してのリモートでの調査報告会を2020年11月に実施した。一次調査結果についてはウェブなどを活用し、公開するようにした。
    SOGI施策調査グループでは、新型コロナの影響により、自治体に対する悉皆調査および聴き取り調査の実施を予定していたが、この計画は2021年度に見送ることにした。

  • 多様性社会のワーク・ファミリー・バランス―スウェーデン・オランダ・ドイツの実践

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2021年03月
     

    高橋 美惠子, 釜野 さおり, 善積 京子, 斧出 節子, 松田 智子

     概要を見る

    本研究では、スウェーデン、オランダ、ドイツにおける、①働き方の多様性、と②家族とライフスタイルの多様性、の二つの視座からワーク・ファミリー・バランス(WFB)をめぐる取組みと実勢のあり方を捉え、就労者が自己のWFBに向けたケイパビリティを行使し、家族とともにウェルビーイングを享受できる社会の仕組みを探ることを目的としている。
    平成30年度は、第一に、前年度に上記三か国で実施したウェブ(WEB)アンケート調査ならびにスウェーデンで子育て世代の男女を対象に実施したインタビュー調査で得られた知見を整理した。
    第二に、オランダ調査として、同国の異性カップル世帯の男女各3名(こども有・無/フルタイム・パートタイム就労)、ひとり親の男女各1名、同性カップル世帯の男女各1名の合計10名を調査対象者として選定し、まず事前アンケート調査を行った上で、現地でインタビュー調査(Semi-structured:半構造的)を実施した。事前アンケート調査は、上述のウェブ調査を基に対象者の家族状況を考慮して作成した。また、オランダに本社を置く民間企業1社でWFBに向けた取組みと社員の働き方の実態に関するヒアリング調査を実施し、現地の研究協力者との意見交換も行った。同オランダ調査の結果を踏まえ、同国における働き方とライフスタイルの多様性に関する知見をより一層深化させるべく、平成31年度に現地で子育て世代の男女への補足調査を行うこととし、その準備に着手した。
    第三に、平成31年度に実施予定のドイツ調査に向けた準備に着手し、現地のインタビュー協力者の選定作業を開始した。

  • 性的指向と性自認の人口学-日本における研究基盤の構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2021年03月
     

    釜野 さおり, 小山 泰代, 千年 よしみ, 布施 香奈, 石田 仁, 岩本 健良, 藤井 ひろみ, 山内 昌和

     概要を見る

    性的指向におけるマイノリティとされている、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルと、性自認のあり方におけるマイノリティとされているトランスジェンダーが、「LGBT」と括られて取り上げられることが増えている今、性的指向と性自認のあり方に関して、学術的な見地から信頼性のある情報を発信していくことが求められている。こうしたニーズに応えるために、本研究では従来の人口学領域と性的マイノリティの研究との融合を図りつつ、人口学的視点から性的指向と性自認のあり方(以下、SOGI)の研究基盤を築くことを目指す。この目標に向けて、 (1)日本の人口学においてSOGIに注目する意義とその研究の方向性を探り、(2)SOGIを取り巻く社会的状況の重要な要素である「家族」についての実証研究を進め、(3)日本の文脈でSOGI別の人口を社会調査で捉える方法論の検討を行い、(4) SOGIによる生活実態の統計比較分析を可能とする社会調査の土台を作る。
    平成30年度は、昨年度までの研究で設計した、性的指向別、性自認のあり方別の人口割合を推定し、経済状況や健康状態等、生活状況全般とSOGIとの関連性の分析を可能とするモデル調査票を用いて、大阪市在住の18~59歳15,000人を対象に無作為抽出による「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」を実施した。実施にあたっては、対象者向けに研究の背景や意義、想定される疑問点への回答等を掲載したホームページを作成した。実査前には、調査票、送付用封筒、調査依頼状、Q&A、ホームページに関しての意見交換会を行い、実際に調査書類が自宅に郵送されてきた時の印象や、対象者になったら回答するか否か等をたずね、書類の文言やレイアウトなどを改善した上で実施した。また前年度に実施した渋谷区パートナーシップ証明書の取得者等をへの聞き取り調査の成果を世界社会学会議で報告した。

  • 東アジアにおける家族の変容と社会の持続可能性に関する総合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    岩井 紀子, 宍戸 邦章, 佐々木 尚之, 谷岡 一郎, 杉田 陽出, 仁田 道夫, 岩井 八郎, 阿部 彩, 釜野 さおり, 伊達 平和, 溝口 佑爾, 孟 哲男, 竹本 圭佑, 吉野 智美, 金 政芸, 滕 媛媛, 林 萍萍

     概要を見る

    研究の分析資料となる全国調査JGSS-2018(J18)は、全国267地点で4,000人を対象として2018年2月から4月に実施し、有効回収数は1,916(回収率54.3%)。
    【4-5月】J18調査対象者からの問い合わせに対応。J18の予備調査J17のデータ(744件)を基に、EASS 2016(E16)用のデータ①を作成。韓国チームが、韓国・台湾・日本のデータ①を統合して、E16暫定版統合データ作成。
    【6-7月】回収されたJ18調査票を点検・データ入力。ベトナム社会科学院の来訪を受け、JGSSリサーチ・セミナー「ベトナムと日本の家族の変容」開催。International Sociological Association第19回世界社会学会議(トロント)RC06でEASSでセッションChanging Patterns of Asian Family Values and Practicesを組み、報告。RC24で、J02からJ17のデータを基に災害認知と原発政策に対するジェンダーによる意識の違いを報告。
    【8-9月】J18データを読み込み・データセット作成。欠票分析。EASSチームでアメリカ社会学会ポスターセッション報告。【10-12月】EASS Conference とGeneral Meeting2018を開催(大阪商業大学)。E06、E08、E10で、データを統合した経験をもつ日本チームが、E14/15とE16の統合を引き継ぐ。E16暫定版統合データにJ18暫定版データを追加。E06とE16のデータを比較し、国際会議Changes in Family Structure and Quality of life in East Asia(ソウル)で報告。
    【1-2月】J18データをクリーニング。JGSS研究発表会(公開)開催。【3月】J18の職業・産業コーディングとクリーニングを経てデータを確定。第5回震災問題研究交流会でJ08からJ18を基に災害認知と原発政策に関する意識の推移について報告。J17とJ17GとE14/15の『基礎集計表・コードブック』と『JGSS研究論文集[18]』をウェブに掲載/刊行。

  • 東アジアにおける母娘間の親密性―異性愛・ジェンダー・家族規範の交渉の質的分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2019年03月
     

    Khor Y.T.Diana, 千年 よしみ, 釜野 さおり, 斧出 節子

     概要を見る

    家族における親密性の実践ならびにジェンダー的異性愛規範が再生産・変容されるプロセスを分析するため、香港と日本において成人期の異性愛と非異性愛の娘、異性愛の娘の母、非異性愛の娘の母のグループ・ディスカッションとインタビューを実施した。その結果、母・妻であることが母娘の一体感の基盤とはなっておらず、レズビアンが母親に受け入れられると母との親密性が高まる、教育や仕事の達成は母の誇りとなるが異性愛規範から外れることの埋め合わせにはならない、女性パートナーは母の不安を軽減するが異性配偶者と同等には扱われない、近しさに関わらず、母をケアすることへの義務感を持つことが示された。

  • 結婚・離婚・再婚の動向と日本社会の変容に関する包括的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2018年03月
     

    岩澤 美帆, 別府 志海, 玉置 えみ, 釜野 さおり, 金子 隆一, 是川 夕, 石井 太, 余田 翔平, 福田 節也, 鎌田 健司, 新谷 由里子, 中村 真理子, 西 文彦, 工藤 豪, レイモ ジェームズ, エカテリーナ ヘルトーグ, 永瀬 伸子, 加藤 彰彦, 茂木 暁, 佐藤 龍三郎, 森田 理仁, 茂木 良平

     概要を見る

    結婚の形成と解消の変化を理解するために、(1)変化・差異の記述、(2)説明モデルの構築と検証、(3)変化の帰結の把握に取り組んだ。横断調査、縦断調査データの分析のほか、地方自治体に対するヒアリング調査を行った。若い世代ほど結婚が起こりにくく、離婚が起こりやすい背景には近代社会を生きる上で必要な親密性基盤と経済基盤という両要件が揃わない事情が明らかになった。要因には地域の生活圏における男女人口のアンバランスや縁組み制度の衰退、強すぎる関係、男女非対称なシステムと今日の社会経済状況とのミスマッチが指摘できる。一方で都市部や高学歴層におけるカップル形成のアドバンテージの強化も確認された。

  • 日本におけるクィア・スタディーズの構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2017年03月
     

    河口 和也, 釜野 さおり, 菅野 優香, 清水 晶子, 石田 仁, 風間 孝, 堀江 有里, 谷口 洋幸, 菅沼 勝彦, 吉仲 崇

     概要を見る

    本研究グループでは、調査クラスタが、性的マイノリティに関する意識について学術的方法を用いた全国規模調査を2015年3月に行った。政策クラスタは、男女共同参画及び人権施策やそのなかで性的マイノリティに対する具体的施策の遂行状況に関する自治体悉皆調査を2016年5月に行った。これらのプロジェクト遂行には、理論クラスタからも質問票作成と調査結果公表時には、ワーディングや伝達方式において示唆を得た。全国規模の意識調査については、東京と京都において一般およびメディア向けに調査報告会を開催し、2016年6月に報告書『性的マイノリティについての意識―2015年全国調査』として代表者のウェブサイトで公表した。

  • グローバル化時代の日本男性のワーク・ファミリー・バランスに関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2017年03月
     

    高橋 美惠子, 善積 京子, 斧出 節子, 松田 智子, 釜野 さおり

     概要を見る

    スウェーデン、オランダ、ドイツに、妻子帯同で赴任した経験をもつ子育て世代の日本男性に焦点を当て、社会制度・職場風土の異なる環境での就労生活を通じ、彼らのワーク・ファミリー・バランス(WFB)をめぐる認識と実践に変化が起こることを実証的に明らかにした。
    欧州3カ国で通底する家族とプライベートを重視する働き方は、所定労働時間内で仕事を調整するマネジメントのあり方に繋がっている。現地での就業時間の捉え方が日本男性の選択肢を広げWFBを高めたと想定すると、日本の課題が浮き彫りとなる。まずはEU労働時間指令で規定されている勤務間インターバル制度等、持続可能な働き方を実現する施策を講じることが急務である。

  • 日本における家族の変容に関する多角的実証研究―「環調査的分析」の試み

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

    釜野 さおり, 千年 よしみ, 小山 泰代, 山内 昌和, 布施 香奈, 野口 晴子, 大和 礼子

     概要を見る

    本研究では、これまでに実施された無作為抽出の全国調査約60件をサーベイし、調査方法、回収率、対象者、テーマ別に質問文と選択肢を一覧にまとめたデータベースを構築し、公開する準備を進めた。家事・育児時間・分担、夫婦の決定権、伴侶性、満足感、家族に関する意識、家族の範囲などが、異なる調査間で比較検討できる分析(「環調査的分析」)の可能なトピックとして特定された。家事分担・時間、育児分担・時間、夫婦のコミュニケーション、子ども数についての考え方を中心としたウェブ調査(n=1271)を実施し、ワーディングの違いによる回答傾向を調べた。項目についてのヒアリングを行い、設問の回答しやすさ等の情報を収集した。

  • 日本におけるクィア・スタディーズの展開

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2010年
    -
    2012年
     

    風間 孝, 菅沼 勝彦, 河口 和也, 堀江 有里, 清水 晶子, 谷口 洋幸, 釜野 さおり, 石田 仁

     概要を見る

    本研究では、セクシュアリティおよびジェンダーの軸と、階層・階級、人種・民族、地域、国籍といった軸とを交差させるなかで、日本においてクィア・スタディーズを展開していくことを目的とした。その結果、法制度や社会調査、社会制度設計において、理論研究と実証研究の問題意識とが交流のないままに研究が進められている現状が明らかとなり、研究成果を他の学問分野および(市民)社会領域と交流させていくことの意義と緊要性が確認された。

  • ワーク・ライフ・バランスと父親の育児に関する日本・スウェーデン・EU比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    高橋 美惠子, 善積 京子, 斧出 節子, 松田 智子, 釜野 さおり

     概要を見る

    子育て世代の男性の育児のあり方とワーク・ライフ・バランスにおける問題点を日本の労働環境との関連性から考察した。スウェーデンをはじめとするEU諸国との比較の視点より、ワーク・ライフ・バランスの実情をマクロ・データとミクロ・データを用いて捉え、日本の問題点を抽出した。それぞれの国の社会制度と職場風土の違いが、就労者のエージェンシー(agency :行為主体)と潜在能力(capability)の差を生み出していると考えられる。日本の現行のワーク・ライフ・バランス施策では、男性の大多数が包摂されておらず、また男性も女性と同等に育児に関わっていくものと想定されていない。仕事と家庭の両立に向けた就労者の潜在能力を高めるためには、第1に両稼ぎ手/両ケアラーの家族モデルを基本に就労者の権利を保障するための社会システムの構築、第2に両立支援制度が利用可能な職場環境の整備が重要であることを実証的に明らかにした。またそのためには、スウェーデンでの取組みにみられるように、国レベルの実行性ある施策を導入した上で、職場での実践に反映させていくことが急務である。

  • 日本におけるクィア・スタディーズの可能性

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2007年
    -
    2009年
     

    風間 孝, クレア マリィ, 河口 和也, 清水 晶子, 谷口 洋幸, 堀江 有里, 釜野 さおり, 菅沼 勝彦, 石田 仁, 川坂 和義, 吉仲 崇

     概要を見る

    英米起源のクィア・スタディーズを日本の文化・社会において適用する場合の可能性を明らかにするために研究を行った。その結果、(1)ナショナリズムとグローバリゼーションに関わる問題系が、日本におけるジェンダーやセクシュアリティの政治的・文化的な統御と管理とを考えるにあたっても欠かすことのできない問題として急激に浮上しつつあること、(2)セクシュアリティおよびジェンダーが階層・階級、人種・民族、地域、国籍といった軸と交差しながら存在しているとの視座から研究を進めていくことの重要性、を確認した。

  • スウェーデンの家族福祉政策と家族関係の関連性についての研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1998年
     
     
     

    善積 京子, 石黒 暢, 釜野 さおり, 松田 智子, 斧出 節子, 木村 清美

     概要を見る

    国とヨーテボリ市の家族福祉政策の行政責任者や、さらに保育事業や高齢者福祉事業に関連する機関・施設を視察して家族福祉サービスの実際の提供者である現場の担当者にヒヤリングを行った。また、子育て中の父母と要介護の老親をもつ家族にインタビューを実施。その結果、スウェーデンの家族福祉政策の内容を具体的に理解し、その政策の家族関係や家庭生活に及ぼす影響や現在の政策が抱える問題点を捉えることができ、日本の今後の家族福祉政策については以下の点に留意することが重要であることがわかった。
    <児童福祉政策>
    1. 育児休業の取得を徹底させ、休業上の所得保障を現段階より増やし、取得の仕方には柔軟性をもたせる。
    2. 養育上必要な休業保障(病気の時、学校行事参加など)と所得保障の法的整備。
    3. 公共保育所を一層充実させるとともに、その運営には保育所単位で柔軟性をもたせる。
    4. 個々の家庭の育児援助のために、多領域にわたる公的援助体制を整える。それには、現在の保健所の体制では不十分であり、保健所内に専門部門を独立させるか、外部に違った機関を作る。
    <高齢者福祉政策>
    1. 介護する家族の有無にかかわらず、高齢者が自立した生活を送れるような在宅福祉サービスの充実。
    2. スウェーデンの「介護の付いた特別住宅」のような住宅の整備。
    3. 日常生活を援助する鯛時間体制のホームヘルプサービス。
    4. 家族介護の場合でも、家族手当を支給するか、家族をヘルパーとして雇用し家族介護を金銭的に評価する。
    5. 介護する家族を精神的に支えるサポートシステムの確立。たとえば、行政の介護スタッフによる家族相談、訪問看護婦による頻繁な訪問での高齢者と家族の様子のチェックなど。

  • 家族関係の多様化と家族福祉政策に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1997年
    -
    1998年
     

    松田 智子, 善積 京子, 石黒 暢, 釜野 さおり, 斧出 節子, 木村 清美, 斎藤 弥生

     概要を見る

    本調査研究は、平成9年度〜平成10年度の2年間に実施し、具体的な目的は(1)日本における家族の多様化の実態を明らかにするとともに、(2)家族福祉政策およびイデオロギーが家族生活や就労生活にどう影響しているのか、スウェーデンとの比較を通して分析し、考察することであった。
    平成10年度は、アンケート調査の集計・分析を行うとともに、スウェーデン調査(「スウェーデンの家庭における労働と経済調査」)との比較分析を行った。さらに、子育てや高齢者介護における公的サービスの利用状況、ならびに夫妻の役割関係や子育て意識、介護意識等を明らかにするために、インタビュー調査を実施した。
    主な調査結果は次の通りであった。
    (1) 夫妻別、妻の就労形態別によって、家族に関する意識ならびに実態にバリエーションがみられた。
    (2) スウェーデン調査との比較によって、家庭内の夫妻関係は2カ国で大きく異なることが明らかとなった。例えば、日本に比べて、スウェーデンでは男性の家事育児遂行がかなり高く、規範レベルでも、男女平等意識が強くなっていた。
    (3) 家族福祉政策ならびにその背後にあるイデオロギーが、個人や夫妻関係の多様な側面に影響を与えていることが明らかとなった。

  • 日本人の「カテゴリー的思考」と国民性の再形成の過程に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 奨励研究(A)

    研究期間:

    1996年
     
     
     

    釜野 さおり

     概要を見る

    本研究では、日本人の国民性の根底に「カテゴリー的思考」があるのではないか、という考えに基づいて、1994年1月から1996年12月の間に発行された17の主要雑誌(発行部数35万以上)の記事のタイトルをデータとして、「カテゴリー的思考」の表れを分析した。記事のタイトルは、その内容を要約すると同時に読者の興味を引くことために「話題」になると考えられるカテゴリーから成っているので、そこから何が「常識的でない」と思われているかを読み取ることができた。タイトルに使われているカテゴリーは、年齢/年代、性別、職業/職種、婚姻状況、容姿に基づいたものが主で、その特徴として、男性、又は性を限定しないカテゴリーに比べて、女性を表現するものが圧倒的に多いこと、女性や女性の容姿(美人/美女)と職業の組み合わせや、妻、主婦などの既婚女性に基づいたカテゴリーが多いこと、女性の容姿に基づいたものは極端に詳細化しており、身体の各部分を記述するカテゴリーが多いことなどが浮き彫りになった。また、「日本人」というカテゴリーには、「外」からみた日本を意識した内容のものが半数以上あった。マスメディアに氾濫するカテゴリーの顕著さのみから、日本人の考え方に「カテゴリー的思考」が根付いている、と言い切ることはできないが、これが日本人の考え方の一面を表していると同時に、それを形作っていることは否定できない。特に、男性は完成した「個」として捉えられ、逆に女性は、年齢、職業、誰かの妻、という角度から個をばらばらにして把握されている傾向は著しい。今後は、ここで観察されたカテゴリーが日本人の日常生活の中でどの様に認識され、どの様な状況でどんな意味を持って使われているのかに焦点を当てる研究を行なう必要がある。

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Misc

  • 性的指向における「決めたくない・決めていない」の回答を探る―「性的指向・性自認に関する設問の改善に向けた試験的調査」の結果より―

    釜野さおり, 平森大規, 石田仁, 岩本健良, 小山泰代, 千年よしみ, 藤井ひろみ, 布施香奈, 山内昌和, 吉仲崇

       2020年07月

    担当区分:筆頭著者

    その他  

     概要を見る

    http://www.ipss.go.jp/projects/j/SOGI/20200701
    _Report_on_Undecided.pdf

  • Summary Report of the National Survey of Family, Gender/Sexuality, and Diversity

    Translated by SHIMABUKURO Kairi (Authors, KAMANO Saori, IWAMOTO Takeyoshi, KOYAMA Yasuyo, SHIN Jiyeon, TAKEUCHI Kyoko, CHITOSE Yoshimi, HIRAMORI Daiki, FUJII Hiromi, FUSE Kana, YAMAUCHI Masakazu

    人口問題研究   80 ( 1 ) 119 - 153  2024年03月

    その他  

  • 高年齢層の性的指向・性自認のあり方を量的調査でいかに捉えるか――認知インタビューの分析結果から

    平森大規, 小山泰代, 釜野さおり, 千年よしみ, 布施香奈, 三部倫子, 岩本健良, 武内今日子, 申知燕

    国立社会保障・人口問題研究所ワーキングペーパーシリーズ   68   1 - 29  2023年11月

    DOI

  • 「家族と性と多様性にかんする全国アンケート」の結果概要

    釜野さおり, 岩本健良, 小山泰代, 申知燕, 武内今日子, 千年よしみ, 平森大規, 藤井ひろみ, 布施香奈, 山内昌和

       2023年10月

    担当区分:筆頭著者, 責任著者

    その他  

  • 性的指向と性自認のあり方(SOGI)と家族研究――量的調査を通じた試み

    平森大規, 釜野さおり, 小山泰代

    家族研究年報   48   5 - 25  2023年07月  [招待有り]

    DOI

  • 日本における結婚と出産の動向-第16回出生動向基本調査(2021年社会保障・人口問題基本調査)の結果より-

    岩澤美帆, 守泉理恵, 釜野さおり, 余田翔平, 吉田航, 斉藤知洋, 別府志海, 是川夕

    人口問題研究   79 ( 1 )  2023年

    J-GLOBAL

  • 第16回出生動向基本調査「結果の概要」について-変わりゆく結婚・出生・子育ての行動と意識-

    岩澤美帆, 守泉理恵, 釜野さおり, 余田翔平, 吉田航, 斉藤知洋, 別府志海, 是川夕

    厚生の指標   70 ( 2 )  2023年

    J-GLOBAL

  • 生殖補助医療等の経験者・関心層の量的分析-性別,性的指向,婚姻状況等による比較

    布施香奈, 藤井ひろみ, 釜野さおり

    母性衛生(CD-ROM)   64 ( 3 )  2023年

    J-GLOBAL

  • 性的マイノリティについての意識:2019年(第2回)全国調査報告会配布資料

    釜野さおり, 石田仁, 風間孝, 平森大規, 吉仲崇, 河口和也

       2020年11月

    担当区分:筆頭著者

    講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他)  

     概要を見る

    近日中に広島修道大学・河口和也研究室のHPで公開予定。

  • 「性的指向と性自認の人口学―日本における研究基盤の構築」(平成28年度~令和2年度)について

    釜野さおり

    社会保障研究   5 ( 2 ) 254 - 257  2020年  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

  • 大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート報告書(単純集計結果)

    釜野さおり, 石田仁, 岩本健良, 小山泰代, 千年よしみ, 平森大規, 藤井ひろみ, 布施香奈, 山内昌和, 吉仲崇

       2019年11月

    その他  

     概要を見る

    http://www.ipss.go.jp/projects/j/SOGI/*20191108大阪市民調査報告書(修正2).pdf

  • わが国の結婚と出産の動向 : 第15回出生動向基本調査(2015年社会保障・人口問題基本調査)の結果より

    石井 太, 釜野 さおり, 岩澤 美帆, 守泉 理恵, 別府 志海, 是川 夕, 余田 翔平, 中村 真理子, 新谷 由里子

    人口問題研究   72 ( 4 ) 350 - 355  2016年12月

    CiNii

  • 全国自治体における 性自認・性的指向に関連する施策調査 (2016(平成 28)年 4 月~7 月実施)

    谷口洋幸, 石田仁, 釜野さおり, 河口和也, 堀江有里

    科学研究費助成事業「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループ編    2016年

  • 性的マイノリティについての意識:2015年全国意識調査報告書

    釜野さおり, 石田仁, 風間孝, 河口和也

    「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループ編    2016年

  • LGBT当事者アンケート調査〜2600人の声から〜

    分析担当, 釜野さおり, 岩本健良

    NHK・LGBT法連合会    2015年11月

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 2013年社会保障・人口問題基本調査 第5回全国家庭動向調査(2013年)の結果の概要

    鈴木透, 山内昌和, 釜野さおり, 千年よしみ, 小山泰代, 菅桂太, 布施香奈, 西岡八郎, 野口晴子, 星敦士

    人口問題研究   70 ( 4 ) 461 - 511  2014年12月

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    CiNii

  • Introduction

    Diana Khor, Saori Kamano

    'Lesbians' in East Asia: Diversity, Identities, and Resistance     1 - 9  2013年

    その他  

    DOI

  • "Lesbians" in East Asia: Diversity, identities, and resistance

    Diana Khor, Saori Kamano

    'Lesbians' in East Asia: Diversity, Identities, and Resistance     1 - 197  2013年

    その他  

     概要を見る

    Discover the courageous, vibrant similarities and differences of lesbians in East Asia. How are same-sex relationships similar or different in the cultures of East Asia? "Lesbians" in East Asia: Diversity, Identities, and Resistance is a unique examination of research and vital issues involving lesbians and lesbianism in East Asia, using perspectives by academics and activists who typically are rarely published in English. Contributing experts from Hong Kong, mainland China, Japan, and Korea discuss a variety of topics, including solidarity and conflicts between lesbians and feminists, identities and identity politics, lesbian lives and families, and representation in mainstream culture. Asia, because of its inherent language and cultural differences from Western society, is a location of a vast unrealized fount of knowledge about same-sex relationships and the societies in which they interact. "Lesbians" in East Asia: Diversity, Identities, and Resistance begins to fill this gap in knowledge, going beyond "East-West" divisions by gathering in one volume studies in Asia lesbian/queer studies of both the West and Asia. The text's emphasis is on points of connection and cooperation across the cultures within Asia and between this region and other areas of the world. Diverse viewpoints and research on lesbians in China, Hong Kong, South Korea, and Japan are presented showing issues and concerns that may be different-and often are very similar-to regions beyond those borders. Topics in "Lesbians" in East Asia: Diversity, Identities, and Resistance include: • lesbian rights and feminism in Korea • emotional damage suffered in family, work, and school contexts, including self-denial • analysis of Internet exchanges in China, highlighting those feeling that they should maintain a low profile and others showing disdain toward the lesbian lifestyle • gender inequality and discrimination and their effects on self-sufficiency • the effects of expectations of marriage or remaining single on economics, legal standpoints, and in school • ignorance and intolerance in Korean and Japanese societies • identity politics • conflicts of ideas between lesbians and feminists • and much more! "Lesbians" in East Asia: Diversity, Identities, and Resistance is important, illuminating reading for academics and students in women's studies, gender studies, queer/sexuality studies, East Asian studies, and activists in feminist movements. © 2006 by The Haworth Press, Inc. All rights reserved.

    DOI

  • The Family Changes in Contemporary Japan: Overview of the Results of the 4th NSFJ (2008)

    The Japanese Journal of Population   10 ( 1 ) 1 - 31  2012年

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 第14回出生動向基本調査 結婚と出産に関する全国調査 : 夫婦調査の結果概要

    金子 隆一, 岩澤 美帆, 釜野 さおり

    人口問題研究   67 ( 4 ) 62 - 85  2011年12月

    CiNii

  • 第14回出生動向基本調査 結婚と出産に関する全国調査 : 独身者調査の結果概要

    金子 隆一, 岩澤 美帆, 釜野 さおり

    人口問題研究   67 ( 4 ) 86 - 109  2011年12月

    CiNii

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現在担当している科目

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担当経験のある科目(授業)

  • ジェンダー・セクシュアリティ論

    早稲田大学・社会科学総合学術院  

    2022年09月
    -
    継続中
     

  • Families and Sexualities in Japan

    法政大学・交換留学生受け入れプログラム  

    2003年
    -
    2023年07月
     

  • ジェンダーの社会学(演習II)

    静岡大学大学院人文社会学部社会学研究科  

    2014年09月
     
     
     

  • 現代社会研究3「レズビアン・ゲイ・トランスジェンダーの視点からみた社会」

    立教大学・社会学部  

    2010年09月
    -
    2011年03月
     

  • 応用社会学研究方法2

    佛教大学通信教育部・応用社会学科  

    1999年07月
    -
    2007年08月
     

  • Gender in Japanese Society

    法政大学交換留学生受け入れプログラム  

    2002年09月
    -
    2003年03月
     

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 社会科学総合学術院   大学院社会科学研究科