2024/10/07 更新

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ミヤモト ユウジ
宮本 雄司
所属
人間科学学術院 人間総合研究センター
職名
主任研究員(研究院准教授)
学位
博士(人間科学)

研究分野

  • 子ども学、保育学 / 社会福祉学 / 栄養学、健康科学
 

論文

  • 幼稚園・保育園・こども園における年齢別・固定遊具別にみたケガ発生の実態と課題

    宮本雄司

    幼児体育学研究   15   33 - 44  2024年01月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • COVID-19流行初期における臨時休校が児童・生徒の生活習慣に及ぼした影響

    宮本雄司, 前橋 明

    子どもの健康福祉研究   34   88 - 101  2023年03月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • ユーグレナの継続摂取が幼児の生活習慣に及ぼす影響

    宮本雄司, 安田光佑, 村田阿子, 鈴木健吾, 中島綾香, 前橋 明

    食育学研究   16 ( 1 ) 93 - 100  2022年05月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 小学生・中学生の学力別にみた生活習慣の実態と加齢に伴う健康管理上の課題

    宮本 雄司, 前橋 明

    レジャー・レクリエーション研究   94   5 - 24  2021年10月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    CiNii J-GLOBAL

  • 幼児期から高校期までの学年別にみた生活習慣変化の実態と課題

    宮本雄司, 前橋 明

    保育と保健   27 ( 2 ) 41 - 46  2021年07月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

     概要を見る

    本研究は、同一地域に居住する幼児期から高校期の子どもについて、学年別にみた生活習慣の変化の実態を明らかにすることを目的に、高知県梼原町内の1〜18歳の子ども407名の生活習慣調査を実施した。その結果、それぞれの年代で推奨睡眠時間が満たされておらず、遅寝・短時間睡眠が幼児期から始まっている実態が明らかとなった。朝食摂取状況と朝の排便状況について、朝食は約9割が食べていたにもかかわらず、朝に排便できていたのは2〜4割と少なく、朝に排便できない生活習慣は幼児期だけでなく、小学生から高校生まで共通した課題であった。テレビ・ビデオ視聴時間をみると、学年間に有意な差がみられず、すでに幼児期からテレビ・ビデオ視聴が習慣化していた。今後は、幼児期から、テレビだけでなくスマートフォンを含めた電子メディア利用方法について、家庭、園・学校、行政で連携して考えていくことが重要であろう。(著者抄録)

  • Safety standards for playground equipment and actual conditions and issues of injuries with playground equipment in preschool

    Yuji MIYAMOTO, Akira MAEHASHI

    JOURNAL of Leisure and Recreation Studies   91   9 - 17  2020年10月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • Actual living conditions and problems faced by young children to junior high school students during the COVID-19 pandemic in Nagano, Japan (2021)

    MIYAMOTO Yuji

    JOURNAL of Kawaguchi Junior College   37   111 - 119  2023年12月

    担当区分:筆頭著者

  • 公園・児童遊園における暑熱環境下の暑さ指数(WBGT)と日陰の効果検証

    宮本雄司

    レジャー・レクリエーション研究   101   98 - 101  2023年11月

    担当区分:筆頭著者

  • 避難行動要支援者と支援者を繋ぐ支援情報共有システムの開発

    小坂菜生, 内田和宏, 宮本雄司, 巖淵 守

    人間科学研究   36 ( 1 ) 29 - 42  2023年03月  [査読有り]

  • 国立障害者リハビリテーションセンターにおける障がい者への支援とレジャー・レクリエーションの視点

    宮本雄司

    レジャー・レクリエーション研究   99   61 - 66  2023年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 社会福祉政策としての公園整備におけるインクルーシブ固定遊具設置の実態と課題

    宮本雄司

    レジャー・レクリエーション研究   98   128 - 131  2022年11月

    担当区分:筆頭著者

  • 地域・福祉サービスのデータ連携に向けた障害情報の電子化インタフェースに関する検討

    巖淵 守, 志磨村早紀, 宮本雄司, 藤本浩志, 倉片憲治, 扇原 淳, 金 群, 加瀬裕子, 橋本和夫, 一之瀬 貴, 前田保宏

    人間科学研究   35 ( 1 )  2022年03月  [査読有り]

  • 東京都世田谷区における等々力渓谷と野毛大塚古墳

    宮本 雄司, 吉村 眞由美, 藤田 倫子, 泉 秀生

    レジャー・レクリエーション研究   93   49 - 53  2021年03月

    担当区分:筆頭著者

    CiNii

  • 社会福祉政策としての都市公園・児童遊園整備の変遷と課題

    宮本雄司, 前橋 明

    レジャー・レクリエーション研究   92   120 - 123  2020年11月

    担当区分:筆頭著者

  • 子どものあそび場としての公園づくり

    宮本雄司

    子どもの健康福祉研究   31   52 - 57  2020年03月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 幼児期における外食摂取習慣が食生活全体に及ぼす影響

    西田和央, 宮本雄司, 前橋 明

    子どもの健康福祉研究   31   119 - 125  2020年03月  [査読有り]

    担当区分:責任著者

  • 所沢市における「親子体操」参加幼児の生活習慣の実態と課題

    池岡 秀哲, 五味 葉子, 小石 浩一, 藤田 倫子, 宮本 雄司, 前橋 明

    レジャー・レクリエーション研究   90 ( 90 ) 1 - 12  2020年03月  [査読有り]

    担当区分:責任著者

    CiNii

  • 幼稚園・保育園・こども園における固定遊具でのケガ発生の実態と課題

    宮本雄司, 前橋 明

    レジャー・レクリエーション研究   89 ( 89 ) 64 - 67  2019年11月

    担当区分:筆頭著者

    CiNii

  • 近年の子どもの生活習慣の実態と課題

    宮本雄司

    人間科学研究   32 ( 2 ) 317 - 320  2019年10月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    CiNii

  • わが国における幼児の園庭環境の実態と健康安全上の課題

    下位由香, 宮本雄司, 前橋 明

    幼児体育学研究   11 ( 1 ) 51 - 60  2019年04月  [査読有り]

  • 長野県における幼稚園幼児の生活状況と午後あそびの実態

    李 昭娜, 泉 秀生, 宮本 雄司, 前橋 明

      ( 87 ) 5 - 16  2019年03月

    CiNii

  • スマートフォン・タブレット・携帯型ゲーム機の利用状況別にみた児童の生活習慣の実態と課題

    中村拓武, 宮本雄司, 前橋 明

    子どもの健康福祉研究   30   124 - 132  2019年03月  [査読有り]

  • 埼玉県入間市の児童・生徒の生活習慣と健康管理上の課題

    浅野嘉孝, 宮本雄司, 前橋 明

    食育学研究   13 ( 2 ) 88 - 95  2019年03月  [査読有り]

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書籍等出版物

  • 幼児体育指導ガイド3

    前橋, 明, 池谷, 仁志, 藤田, 倫子, 宮本, 雄司( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第6章 公園での運動指導時の留意事項)

    大学教育出版  2020年09月 ISBN: 9784866920856

  • レジャー・レクリエーション用語集

    前橋, 明, 坂口正治, 沼澤秀雄, 宮本雄司

    大学教育出版  2020年06月 ISBN: 9784866920733

  • 幼児体育指導ガイド2

    前橋 明編著, 宮本雄司

    大学教育出版  2019年

  • コンパス保育内容 健康

    前橋 明編著, 宮本雄司

    建帛社  2018年

  • 子どもの生活白書2016年版

    前橋 明編著, 宮本雄司

    大学教育出版  2018年

  • 幼児体育指導ガイド

    前橋 明編著, 宮本雄司

    大学教育出版  2018年

  • 子どもの健康福祉指導ガイド2

    前橋 明編著, 宮本雄司

    大学教育出版  2017年

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講演・口頭発表等

  • 全国の自治体における遠隔手話通訳サービスの実態調査

    志磨村早紀, 巖淵守, 宮本雄司

    第24回日本福祉のまちづくり学会全国大会  

    発表年月: 2021年10月

  • ユーグレナの継続摂取が幼児の生活習慣に及ぼす影響

    宮本雄司, 安田光佑, 村田阿子, 鈴木健吾, 中島綾香, 前橋 明

    日本食育学術会議第16回大会  

    発表年月: 2021年06月

  • 地域・福祉サービス連携のための障害情報の電子化に関する検討

    志磨村 早紀, 巖淵守, 宮本雄司, 小坂菜生

    第23回日本福祉のまちづくり学会全国大会  

    発表年月: 2020年10月

  • Research on the temperature and heat index of the park and the effectiveness of shading in Japan

    Yuji MIYAMOTO  [招待有り]

    The 3rd National Congress of International Society of Physical Education of Young Children  

    発表年月: 2024年05月

  • コロナ禍を経た子どもたちの健全育成に向けた生活習慣における取り組みへの提案

    宮本雄司

    国際幼児体育学会 第5回日本学会  

    発表年月: 2023年09月

  • 幼保連携型認定こども園文の里幼稚園における幼児の生活習慣の実態

    野村卓哉, 宮本雄司, 前橋明

    日本レジャー・レクリエーション学会第51回大会  

    発表年月: 2021年11月

  • レジャー・レクリエーションの視点でみる社会福祉法人の施設運営における“家族化”の意義

    鈴木秀雄, 宮本雄司, 鈴木英悟, 釼持 武, 水戸部北斗

    日本レジャー・レクリエーション学会第50回記念大会  

    発表年月: 2020年11月

  • 幼稚園における幼児の生活活動と身体活動量(歩数)

    宮本雄司, 前橋 明

    日本幼児体育学会第14回大会   (埼玉) 

    発表年月: 2018年08月

  • 睡眠時間別にみた中国雲南省幼児の生活実態と課題

    姜 碧瑩, 陳 洪淼, 宮本雄司, 前橋 明

    日本食育学術会議第13回大会   (埼玉) 

    発表年月: 2018年06月

  • 就寝時刻別にみた幼児の食生活に及ぼす影響

    阿部玲子, 宮本雄司, 前橋 明

    日本食育学術会議第13回大会   (埼玉) 

    発表年月: 2018年06月

  • 朝食の摂取状況別にみた幼稚園幼児の生活状況と歩数の実態

    宮本雄司, 前橋 明

    日本食育学術会議第13回大会   (埼玉) 

    発表年月: 2018年06月

  • 神奈川県における子ども支援に関する施策と地域活動

    宮本雄司

    早稲田大学・台東大学 第2回 学術交流セミナー   (台東) 

    発表年月: 2018年03月

  • 保育園幼児とその保護者の生活習慣の実態と健康管理上の課題(Ⅶ)

    泉 秀生, 五味葉子, 宮本雄司, 前橋 明

    日本レジャー・レクリエーション学会第47回大会   (沖縄) 

    発表年月: 2017年12月

  • 子ども支援の沖縄キャラバン活動の振り返りと今後に向けて

    前橋 明, 宮本雄司ほか

    日本レジャー・レクリエーション学会第47回大会   (沖縄) 

    発表年月: 2017年12月

  • parcabout(パカブ)」検証プロジェクト(Ⅰ)

    宮本雄司, 前橋 明ほか

    日本レジャー・レクリエーション学会第47回大会   (沖縄) 

    発表年月: 2017年12月

  • 子どもの健全育成の5つの側面を育む、固定遊具でのあそび

    宮本雄司

    明知大学・早稲田大学 幼児体育国際学術セミナー   (ソウル) 

    発表年月: 2017年09月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • COVID-19流行時の幼児の生活習慣や身体状況からみた健康管理上の課題と対策

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    前橋 明, 浅川 和美, 石井 浩子, 金 賢植, 泉 秀生, 山梨 みほ, 宮本 雄司

     概要を見る

    本研究では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行期における日本各地の幼児の生活習慣の実態を把握し、子どもたちの抱える・抱えさせられた健康管理上の問題点を抽出し、改善策や予防策を検討することとした。
    2021年度は、日本各地の幼児の生活習慣について、沖縄県、福岡県、広島県、大阪府、京都府、富山県、東京都、茨城県、千葉県、宮城県の全国10箇所における幼児の生活習慣調査を実施した。あわせて、朝の体温測定や体力・運動能力測定を行い、客観的な指標となるデータを集めた。
    その結果、緊急事態宣言中の3~6歳の幼児の生活習慣について、登園継続児と登園自粛児を比べると、登園継続児と登園自粛児ともに、9時間30分未満睡眠の幼児が2~4割おり、短時間睡眠の実態であった。体温については、登園自粛児は、登園継続児と比べ、朝の平均体温が有意に高く、37.0℃以上の高体温の人数割合も多い傾向であった。体力については、2021年の両手握力値と25m走の結果は、低下傾向であり、コロナ禍の運動不足による体力・運動能力の低下を懸念した。また、幼児の生活習慣とスマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスの使用状況について、デジタルデバイスを使用している幼児は7割以上おり、1日の平均利用時間は1時間を超えていた。加えて、テレビ・ビデオ視聴時間も1時間以上であったことから、長時間のメディア利用の実態が明らかとなった。幼児期の望ましい生活習慣として、21時前就寝、7時前起床、夜間10時間以上睡眠、朝食摂取ができている幼児は、就寝時刻・起床時刻・排便時刻が早く、睡眠時間が長く、テレビ・ビデオ視聴時間が短いという特徴がみられた。

  • 子どもの健全育成のための児童遊園における固定遊具の選定・配置システムの構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    宮本 雄司

     概要を見る

    本研究では,幼児の身近な戸外あそびの場である児童遊園に着目し,ブランコ・すべり台・ジャングルジムといった固定遊具の選定プロセスや,維持管理の実態と課題を明らかにする。そして,幼児に必要な多様な動きを経験でき,幼児の健全育成に資する児童遊園とするための,固定遊具の選定・維持管理システム構築に向けた基礎的知見を得ることを目的とした。
    2020年度には,都市公園・児童遊園整備の変遷について文献研究を行い,社会のできごとや法律の制定と合わせて,社会福祉政策の視点から分析することにより,子どものあそび場としての都市公園・児童遊園の設置や運営の課題を明らかにした。
    2021年度は,都市公園・児童遊園の現地調査を行い,既存の公園・児童遊園における固定遊具の配置状況の調査を行った。その結果,本来,児童遊園は,児童福祉法に基づき,地域における児童を対象とした児童厚生施設として設置されているはずであるが,実際には,大人向けの健康遊具が設置されている事例があった。加えて,固定遊具設置後20年が経過している児童遊園が多く,いくつかの児童遊園において,老朽化した固定遊具の入れ替え更新作業を行っており,旧固定遊具の状況,撤去状況,新固定遊具設置後の状況について調査を行った。固定遊具の入れ替え時に,同じ種類の同じ形状の固定遊具を設置していた場合や,同じ種類の形状が異なる固定遊具を設置していた場合や,異なる種類の固定遊具を設置していた場合のように,設置者の方針により,子どものあそび場の環境が変化していた実態が明らかとなった。

 

現在担当している科目

 

特定課題制度(学内資金)

  • 日本とスウェーデンにおける固定遊具と設置・管理システムに関する研究

    2019年  

     概要を見る

    2019年4月~2020年1月に、固定遊具の設置から幼児の固定遊具あそびの状況について、固定遊具メーカーと幼稚園へヒアリング調査を行った。合わせて、幼稚園年長児30名を対象に、固定遊具あそびと園庭での自由あそびの実態について、各30分間の歩数を測定し、比較・分析を行った。その結果、(1)固定遊具メーカーは、幼児体育の有識者に監修を依頼し、4つの運動スキルを習得でき、子どもの健全育成に必要な5つの側面を発達させること意図した総合遊具を開発していた。(2)幼児の運動あそびの実態として、30分間の歩数推移をみると、走り回る外あそびは、後半歩数が減少するが、総合遊具あそびは、継続的に動き続けていた。子どもたちがあそび続けたいと思う要素が、総合遊具あそびにあるものと推察した。

  • 児童遊園における固定遊具の配置と選定システムに関する研究

    2019年  

     概要を見る

     子どものあそび場としての児童遊園における固定遊具に関する研究を進めるための基礎として、日本スポーツ振興センターの「学校の管理下における災害」のデータを用いて、ケガが生じやすい固定遊具を年齢別に分析した。安全規準については、日本公園施設業協会が定めた「遊具の安全に関する規準」から、対象年齢別の固定遊具の安全規準を整理した。その結果、(1)固定遊具でのケガの発生は、1~3歳児では、すべり台、砂場、総合遊具が、4~6歳児では、すべり台、総合遊具に加え、鉄棒や雲ていが、上位となる特徴がみられた。(2)落下高さの規準は、1~3歳児用では90cm、3~6歳児用では2m、児童用では3mであり、対象年齢表示のない固定遊具で遊ぶ場合は、保護者や保育者が幼児の年齢に応じた落下高さに留意する重要性が示唆された。