2024/11/21 更新

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マツヤマ アユコ
松山 鮎子
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
講師(テニュアトラック)
学位
修士 ( 早稲田大学 )
博士 ( 早稲田大学 )

経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育・総合科学学術院   講師

  • 2021年04月
    -
    2024年03月

    大阪教育大学   総合教育系   特任講師

  • 2013年04月
    -
    2024年03月

    早稲田大学   教育・総合科学学術院   非常勤講師

  • 2020年04月
    -
    2021年03月

    日本社会事業大学   社会福祉学部   非常勤講師

  • 2020年04月
    -
    2021年03月

    東洋大学   文学部   非常勤講師

  • 2020年04月
    -
    2021年03月

    早稲田大学   文化構想学部   非常勤講師

  • 2017年04月
    -
    2021年03月

    公益財団法人荒川区自治総合研究所   研究員

  • 2013年04月
    -
    2019年03月

    東京大学   大学院教育学研究科   特任助教

  • 2013年04月
    -
    2015年03月

    早稲田大学   教育総合研究所   特別研究員

  • 2012年04月
    -
    2014年03月

    東京造形大学   非常勤講師

  • 2011年04月
    -
    2013年03月

    早稲田大学 教育・総合科学学術院   助手

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学歴

  • 2009年04月
    -
    2013年03月

    早稲田大学 大学院   教育学研究科   教育基礎学専攻  

  • 2007年04月
    -
    2009年03月

    早稲田大学 大学院   教育学研究科   学校教育専攻  

  • 2003年04月
    -
    2007年03月

    早稲田大学   教育学部   教育学科 社会教育専修  

委員歴

  • 2023年11月
    -
    継続中

    公益財団法人 奈良市生涯学習財団  理事

  • 2021年07月
    -
    継続中

    大阪府豊中市  公民館運営審議会委員

  • 2020年04月
    -
    継続中

    東京都杉並区立桃井第二小学校  学校運営協議会委員

  • 2019年11月
    -
    継続中

    東京都清瀬市  社会教育委員

  • 2017年
    -
    継続中

    株式会社HIROTSUバイオサイエンス 倫理審査委員会  常任委員

  • 2020年04月
    -
    2024年03月

    東京都清瀬市  男女共同参画センター運営委員会委員

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研究キーワード

  • 社会教育学・生涯教育学

  • 学習支援論

  • 学校と地域の連携

受賞

  • 研究奨励賞

    2023年11月   関東教育学会   大正期の通俗図書館事業における「知識」観に見る草創期社会教育の特質-日比谷図書館の児童サービス活動を事例として-  

 

論文

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書籍等出版物

  • 日本の文化と教育

    矢口徹也、辻智子( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 4章、5章、14章)

    放送大学教育振興会  2023年03月 ISBN: 9784595323829

  • 社会教育新論:「学び」を再定位する

    牧野篤編著( 担当: 分担執筆)

    ミネルヴァ書房  2022年05月 ISBN: 9784623093366

  • 語りと教育の近代史 : 児童文化の歴史から現代の教育を問い直す

    松山, 鮎子( 担当: 単著)

    大学教育出版  2020年10月 ISBN: 9784866920979

  • 人生100年時代の多世代共生 : 「学び」によるコミュニティの設計と実装

    牧野, 篤( 担当: 分担執筆)

    東京大学出版会  2020年08月 ISBN: 9784130343138

  • 荒川区幸福度研究

    荒川区自治総合研究所( 担当: 共著)

    荒川区自治総合研究所  2019年03月

  • 学習社会への展望 : 地域社会における学習支援の再構築

    日本学習社会学会, 日本学習社会学会創立10周年記念出版編集委員会( 担当: 単著)

    明石書店  2016年09月 ISBN: 9784750343952  [査読有り]

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 家族の記憶の継承と家庭教育に関する国際比較研究―戦後東アジア地域の検証から

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究C

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    小林敦子, 天童睦子, 松山鮎子

  • 戦前期の「口演童話」活動にみる地域児童文化運動の社会教育的意義について

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

    松山 鮎子

     概要を見る

    文字に書かれた物語を覚えて語る口演童話の特徴の一つは、古くから共同体で語られてきた昔話を新たに「国民童話」に書き直した点で、それは近代以前の昔話を、子ども-家庭-国家という結びつきの下に再現する役割を果たした。
    この口演童話が学校へ普及すると、娯楽的要素を残しながらも、教育意図の達成が語りの表現、内容ともに重視されるようになった。
    ただその核心は、おはなしの場において教育者が子どもと目の交流を行うことにあった。声を媒介とした相互行為という語りの性質は、文字の物語の変容可能性を促すことにより、戦前の教育を規定する指導する者・される者という二項対立では解消しきれない豊かな学びのあり方を示していた。

Misc

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現在担当している科目

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学術貢献活動

  • 文部科学省 令和3-4年度「これからの時代に求められる資質・能力を育むためのカリキュラム・マネジメントの在り方に関する調査研究」採択事業 池田地区委員

他学部・他研究科等兼任情報

  • 教育・総合科学学術院   大学院教育学研究科

特定課題制度(学内資金)

  • 戦後の「子供」像の変遷とその普及について-1950~1960年代の絵本の分析より-

    2011年  

     概要を見る

     本研究は、課題として1950年から1960年代に発行された幼児と母親向けの総合絵雑誌にあらわれる子ども像の分析を行った。以下、成果の概要について、(1)研究方法(2)資料収集(3)具体的な成果に分けて説明する。(1)研究方法 まず、実際の資料収集を開始する前に、当該分野とその周辺に関する先行研究の検討を行った。先行研究としては、主に家庭教育史と子ども像をテーマにした歴史社会学の研究成果を参照し、研究の具体的な枠組みづくりを行った。なお、戦後の家庭教育に関する歴史研究はその蓄積がごくわずかであったため、戦前の子ども像、家庭像を扱った論考を多く参考にした。また、児童文学研究の領域における絵本や玩具などの歴史研究を、具体的な分析対象の選定に役立てた。さらに、戦後教育史、戦後社会史、家族社会学などの研究成果も適宜参照しながら考察を進めた。 次に、分析対象について、計画時には、当時の「絵本」100冊を選定し課題の考察を行う予定であった。しかし、先行研究を検討する中で、この時期は現在のような1つの冊子に1作品の「絵本」よりも、物語や歌など様々なジャンルで誌面を構成した「絵雑誌」の方が、発行部数からみても多勢であったことが明らかとなった。また、そのような総合絵雑誌も当時は「絵本」として一般的に認知されていたことも指摘されている。加えて、一部の絵雑誌は幼稚園・保育園で原則として各家庭に購入を求めていた(直売方式)こともあり、いわゆる「絵本」以上に、より多くの児童が目にしていた可能性が高いと予想された。そのため、研究対象を絵雑誌に絞り、課題の分析を行った。 具体的な研究対象として、①『チャイルドブック』(1949年~現在・チャイルド本社)②『ひかりのくに』(1946年~現在・昭和出版)の2雑誌を取り上げ、合計冊数200冊の資料を収集した。分析には、中でも、誌面を構成する物語や歌などのジャンルのうち最も多かった「絵と文(詩)」からなる記事とその解説の記事(総数442)をデータとして用いた。本誌は月刊誌であったという特性上、「絵本」100冊を選定する初期の研究計画以上に、実際は多くのデータを収集することが可能となり、分析結果の正確さやデータの精度をより高くすることができた。(2)資料収集 データ収集は主に国立国会図書館、国際子ども図書館、東京子ども図書館、早稲田大学中央図書館などの所蔵資料を閲覧したことに加え、欠号巻は全国の古書店から購入した。それでも見つけられなかった巻(創刊号など)については、直接出版社に問い合わせて現物を閲覧した。特に、出版社では本社以外の絵雑誌の当時の出版状況を整理した同業者向けの資料集と、社史をお借りすることもでき、当時の絵雑誌の発行部数や読者層など文献では知りえなかった貴重なデータを得ることができた。(3)具体的な成果 今年度は、研究成果として以下の学会発表と論文の執筆を行った。①学会発表 松山鮎子「1950年代の絵雑誌にみる戦後の子ども観に関する一考察」日本教育学会第70回研究大会、2011年8月26日、於千葉大学②学会発表 松山鮎子「戦後の家庭における子ども像に関する一考察―1950~1960年代の絵雑誌分析より」日本社会教育学会第58回研究大会、2011年9月18日、於日本女子大学③論文 松山鮎子「1950年代の絵雑誌にみる戦後の子ども観に関する一考察」『日本教育学会第70回研究大会 発表要旨集』300~301ページ、2011年8月②について、2013年度日本社会教育学会紀要に研究成果を投稿するため、現在、論文執筆中である。