Updated on 2024/12/21

写真a

 
KATO, Daikaku
 
Affiliation
Faculty of Letters, Arts and Sciences, School of Culture, Media and Society
Job title
Professor
Degree
Ph.D. in Literature ( 2016.02 Waseda University )
Profile

小さいころは引っ越しを重ねる「移動する人」でした。それがきっかけでことばに関心を持つようになったのかもしれません。東京、愛知、埼玉、山形、そして若干ながら台湾のことばに関心があります。専門は漢語アクセントの形成史研究です。古代、中国から輸入した漢字の音を日本語社会がどのように受け止め変容させていったのかを、特に院政期から近世期までの資料を対象として、声調とアクセントの面から研究しています。

 

特技:洗い物。食器や調理器具をすごく洗います。調理中にキッチンが片付いていくタイプです。でも部屋は片付いていません。本や資料がいつも乱雑に積み上がっています。

Research Experience

  • 2024.04
    -
    Now

    Waseda University   Faculty of Letters, Arts and Sciences   Professor

  • 2021.04
    -
    2024.03

    Atomi University   Department of Humanities, Faculty of Letters   Professor

  • 2018.04
    -
    2020.03

    Atomi University   Department of Humanities, Faculty of Letters   Associate Professor

  • 2012.04
    -
    2018.03

    Tohoku Bunkyo Junior College   Department of Liberal Arts   Associate Professor

  • 2006.04
    -
    2011.03

    Yamagata Junior College   Department of Liberal Arts   Lecturer

  • 1999.04
    -
    2001.03

    The First Department of Literature, Waseda University   Japanese Literature   Assistant

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Education Background

  •  
    -
    2005

    Waseda University  

  •  
    -
    1996

    Waseda University   School of Humanities and Social Sciences  

Committee Memberships

  • 2024.05
    -
    Now

    訓点語学会  委員

  • 2001.04
    -
    Now

    早稲田大学国文学会  評議員

  • 2021.06
    -
    2024.05

    日本語学会  編集委員

  • 2018.06
    -
    2021.05

    日本語学会  大会企画運営委員

  • 2015.06
    -
    2018.05

    日本語学会  広報委員

  • 2015.04
    -
    2018.03

    早稲田大学国文学会  編集委員

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Professional Memberships

  •  
     
     

    THE PHONETIC SOCIETY OF JAPAN

  •  
     
     

    JAPANESE ASSOCIATION OF THE SOCIOLINGUISTIC SCIENCES

  •  
     
     

    訓点語学会

  •  
     
     

    THE SOCIETY FOR JAPANESE LINGUISTICS

  •  
     
     

    早稲田大学日本語学会

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

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Research Areas

  • Japanese linguistics   Phonological History

Research Interests

  • tone marks ("shoten")

  • Middle Chinese tones

  • Sino-Japanese pitch accent

  • データベース

  • 透明テキスト

  • 画像検索

  • 漢語声調

  • 延慶本平家物語

  • アクセント史

  • 廷慶本平家物語

  • 字音声調

  • 声調史

  • 平家正節

  • 声調

  • 漢語アクセントデータベース

  • 音節構造

  • 漢音

  • 呉音

  • 半井本医心方

  • 語構成

  • 近世漢語アクセント

  • アクセントデータ

  • 医心方

  • 語類

  • 漢語アクセント史

  • 借用語音韻論

  • 日本語音韻史

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Awards

  • 小荷駄のみどり出版文化賞

    2017.06   小荷駄のみどりから…   南山形ことば調査報告書

    Winner: 加藤 大鶴

 

Papers

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Books and Other Publications

  • The encyclopedia of Chinese character culture

    ( Part: Contributor)

    2023.11 ISBN: 9784621308356

  • Dictionary of polysemous words(Aimai Bonyari Go Jiten)

    ( Part: Contributor)

    2022.07

  • Papers in Celebration of the 60th Anniversary of the Waseda University Japanese Linguistics Society Volume 1 : Insights into the Systems of the Japanese Language

    Waseda University Japanese Linguistics Society( Part: Contributor)

    2021.12

  • 明解日本語学辞典

    森山卓郎・渋谷勝己編( Part: Contributor, 項目「アクセント(歴史)」「韻書」「漢語」「連声」)

    三省堂  2020.05

  • どっこい方言は生きている (遊学館ブックス)

    山形県生涯学習文化財団( Part: Other, 講座第1回講師,講座第5回企画)

    山形県生涯学習文化財団  2020.02 ISBN: 499075915X

    ASIN

  • Historical outline of the formation of Sino-Japanese pitch accent

    KATO Daikaku( Part: Sole author)

    Kasama shoin  2018.03 ISBN: 9784305708625

  • 日本語の音

    沖森卓也, 木村一編著, 安部清哉, 加藤大鶴, 吉田雅子( Part: Joint author, 第2章「イントネーションとプロミネンス」(イントネーションとアクセント弱化、句頭のイントネーション、イントネーションの諸相他)、第4章「語形と音変化」(和語と漢語の音構造、音変化の諸相))

    朝倉書店  2017.04 ISBN: 9784254516159

  • 遠い方言 近い方言

    加藤 大鶴( Part: Joint author, 台湾に残る「日本語」―言語=自然観を見つめ直す―)

    山形大学出版会  2012.03

  • 古典語研究の焦点

    加藤大鶴( Part: Joint author, 『尾張国郡司百姓等解文』の字音声点)

    武蔵野書院  2010 ISBN: 9784838602391

  • みんなの日本語事典―言葉の疑問・不思議に答える

    ( Part: Contributor)

    明治書院  2009 ISBN: 9784625384028

  • 東京のことば 日本のことばシリーズ

    明治書院  2007

  • 医心方 声点付和訓索引 字音声点・仮名音注索引

    加藤大鶴( Part: Sole author)

    アクセント史資料研究会  2001

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Works

  • 資料横断的な漢字音・漢語音データベース

    加藤大鶴、石山裕慈、佐々木勇、高田智和 https://dhsjr.w.waseda.jp  Database science 

    2021.05
    -
    Now

  • 中世漢語声点資料による画像付きデータベース

    加藤 大鶴  Database science 

    2015.03
    -
     

     View Summary

    「中世漢語声点資料による画像付きデータベース」は、字音声調研究・漢語アクセント研究を目的として設計された、漢字・漢語の音形・語形と差声された声点検索できるデータベースである。なお本データベースは2012-2014年度科学研究費若手研究(B)加藤大鶴「中世漢語声点資料による画像付きデータベース構築の研究」(研究課題番号:24720213)に基いている。

  • 南山形ことば集WEB版

    加藤 大鶴  Database science 

    2014.03
    -
     

     View Summary

    この辞書は山形県村山地方南部、南山形地区のことば781語と、79の生活や文化に関する聞き取りエピソード項目を音声およびスクリプト付きで掲載するものです。

Presentations

  • 漢語アクセントにおける低起上昇型間の揺れ

    加藤大鶴  [Invited]

    「資料横断的な漢字音・漢語音データベース(DHSJR)」を用いた研究成果報告会 

    Presentation date: 2024.11

    Event date:
    2024.11
     
     
  • 円珠本『朗詠要抄』博士譜の予備的検討

    加藤大鶴

    拡大アクセント史資料研究会 

    Presentation date: 2024.09

  • 資料横断的な漢字音・漢語音データベースの公開と活用可能性―2024年度版の改訂に伴って―

    加藤大鶴, 石山裕慈, 坂水貴司, 高田智和, 大島英之

    日本語学会2024年度春季大会・ワークショップ 

    Presentation date: 2024.06

  • 国語史からみた足柄琵琶譜—アクセントの反映を検証する—

    加藤大鶴  [Invited]

    日本歌謡学会令和6年度春季大会 

    Presentation date: 2024.05

  • 漢字音・漢語音データベース総説

    加藤大鶴  [Invited]

    フォーラム古辞書・漢字音とデータベース2024@北京清華大学 

    Presentation date: 2024.03

    Event date:
    2024.03
    -
     
  • 資料横断的な漢字音・漢語音データベースの課題と進捗—よりよい運用・連携を目指して—

    加藤大鶴

    東洋学へのコンピュータ利用 第37回研究セミナー 

    Presentation date: 2024.01

  • 漢語のアクセント史研究をめぐる諸問題

    加藤大鶴  [Invited]

    日本歴史言語学会シンポジウム「日本語の歴史的研究と歴史言語学」 

    Presentation date: 2023.12

    Event date:
    2023.12
     
     
  • 近世日本漢字音研究が近代に及ぼした影響について

    中澤信幸, 石山裕慈, 岩城裕之, 加藤大鶴

    日本語学会2023年度春季大会 

    Presentation date: 2023.05

    Event date:
    2023.05
     
     
  • 『朗詠要抄』と『和漢朗詠集』鎌倉期加点本の去声字のふるまい—資料横断的な漢字音・漢語音データベースとの比較から—

    加藤大鶴

    訓点語学会第128回研究発表会 

    Presentation date: 2023.05

  • Overview and Issues of the Cross-documentation Database of Sino-Japanese Phonetic Glosses

    KATO Daikaku  [Invited]

    Conference of Database and Premodern Japanese Dictionaries, Sino-Japanese Research 2022 

    Presentation date: 2023.03

  • 山形方言における漢語の層を考える—「ぎやく(利益)」をめぐって—

    加藤大鶴  [Invited]

    山形県ことばと文化研究会 

    Presentation date: 2022.09

  • 漢文訓読文における漢語アクセントの実現—朗詠要抄と和漢朗詠集の比較から—

    加藤大鶴

    拡大アクセント史資料研究会 

    Presentation date: 2022.09

  • 「資料横断的な漢字音・漢語音データベース」の設計と発展的な運用について

    加藤大鶴, 石山裕慈, 佐々木勇, 高田智和

    シンポジウム「古辞書・漢字音研究と人文情報学」 

    Presentation date: 2022.03

  • 漢語アクセント史にあらわれる低起上昇型間の揺れって何なんだろう…

    加藤大鶴

    言語学フェス2022 

    Presentation date: 2022.01

  • シンポジウム「早稲田の日本語研究のこれから」 音声・音韻

    加藤大鶴  [Invited]

    早稲田大学日本語学会 設立60周年記念大会 

    Presentation date: 2021.12

  • 因空自筆本『朗詠要抄』博士譜に反映する体系変化前のアクセント—和語と漢語の分析結果から—

    加藤大鶴

    拡大アクセント史資料研究会 

    Presentation date: 2021.09

  • 「資料横断的な漢字音・漢語音データベース」の構築と運用可能性

    加藤大鶴, 石山裕慈, 佐々木勇, 高田智和

    日本語学会2021年度春季大会 

    Presentation date: 2021.05

  • 東京弁における一字漢語のアクセントについて―類別語彙の観点から―

    加藤 大鶴

    アクセント史資料研究会 研究発表会 

    Presentation date: 2018.09

  • 東方孝義『台日新辞書』の語釈に見られる日本語

    中澤信幸, 岩城裕之, 加藤大鶴, 是澤範三, 酒井亨

    日本語学会 

    Presentation date: 2017.11

  • 山形市南部方言調査報告

    加藤 大鶴

    山形県ことばと文化研究会 

    Presentation date: 2017.03

  • もっと自然に聞こえる日本語を!―アクセントからのアプローチ―

    加藤 大鶴  [Invited]

    中国黒龍江外国語学院大学客員教員招待記念講演 

    Presentation date: 2017.03

  • 中世漢語声点資料による画像付きデータベースの公開

    加藤 大鶴

    日本語学会 

    Presentation date: 2014.05

  • 漢語アクセントデータベースの設計と運用―MS Access リレーションシップを利用したデータベース作成―

    アクセント史資料研究会 

    Presentation date: 2006

  • 『医心方』字音注記出典と加点方針についての一考察 ―切韻系韻書・玉篇を中心に―

    早稲田日本語学会 

    Presentation date: 2005

  • 半井家本医心方における字音語の平声軽点

    訓点語学会 

    Presentation date: 1999

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Research Projects

  • 資料横断的な漢字音・漢語音データベースの拡充と運用に向けた基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    Project Year :

    2022.04
    -
    2025.03
     

    加藤 大鶴, 中澤 信幸, 坂水 貴司, 佐々木 勇, 浅田 健太朗, 肥爪 周二, 石山 裕慈, 高田 智和

  • 文献アクセント史研究の総合的再検証と展開

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    Project Year :

    2022.04
    -
    2025.03
     

    鈴木 豊, 上野 和昭, 山岡 華菜子, 加藤 大鶴, 坂本 清恵, 佐藤 栄作

  • 明治期における東アジア漢字音対照研究の検証と日韓台漢字音変遷の比較

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    Project Year :

    2021.04
    -
    2024.03
     

    中澤 信幸, 石山 裕慈, 岩城 裕之, 加藤 大鶴

     View Summary

    本研究は、1907年刊『日台大辞典』の「緒言」における東アジア漢字音の対照研究について検証し、それを現代にも通用する日本漢字音、韓国漢字音、台湾語音の対照資料として完成させ、そこから通時的な漢字音変遷の比較研究を行うことを目的としている。そのために、今年度はまず「緒言」における東アジア各漢字音(厦門・福州・客人・広州・上海・温州・寧波・南京・北京・朝鮮・安南)に関する対照部分(全141ページ)をMicrosoft Excelに入力することにより、データベース化を行った。
    そして、このデータベースをもとに、「緒言」の日本漢字音、韓国漢字音、台湾語音について、J. MacGowan English and Chinese Dictionary of the Amoy Dialect(『英厦辞典』)、C. Douglas Chinese-English Dictionary of the Vernacular or Spoken Language of Amoy(『厦英辞典』)、H. A. Giles A Chinese English Dictionary、S. W. Williams A Syllabic dictionary of the Chinese Language(『漢英韻府』)等、「緒言」が典拠とした文献との照合を行い、この「緒言」の対照研究の有用性について検証した。
    これに関連して、台湾語の対照資料として活用する予定の王育徳(1968)『ビン音系研究』(王1987『台湾語音の歴史的研究』所収、第一書房)について、検証を行った。また、対照資料の検証の一環として、日本漢字音の複層性に関する研究も行った。

  • アクセント体系変化後の文献を中心とした日本語アクセント史研究の総括と展開

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    Project Year :

    2019.04
    -
    2022.03
     

    坂本 清恵, 上野 和昭, 佐藤 栄作, 鈴木 豊, 加藤 大鶴, 山岡 華菜子

  • Basic research for construction and release of Sino-Japanese and Sino-Japanese word database across pre-modern Japanese works

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2019.04
    -
    2022.03
     

  • New Light on the History of Japanese Language Accent --based on the researches of written materials from past to present--

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2016.04
    -
    2019.03
     

    Yutaka Suzuki

     View Summary

    What our research team wishes to show in this paper are 1) to throughly reexamine the accumulated knowledge of earlier researches on the history of Japanese accent conducted in the past hundred years, 2)to describe old Japanese accent of pre-Muromachi period based on philological research method:starting with close examination and evaluation of primary historical written materials, 3)to examine critically the researches referring to the history of Japanese accent that are not on primary materials basis from the standpoint of philological research of the history of Japanese accent, and 4) how the research results of philological research of the history of Japanese accent apply and contribute to various kinds of linguistic studies related. Our research team hereby achieved to clarify more explicitly than before the findings of earlier researches on the history of Japanese accent as well as to add some important new findings and ideas.

  • The Present Circumstances and Changes of Taiwanese Language under the Multilingual Society

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2015.04
    -
    2018.03
     

    NAKAZAWA Nobuyuki, Chiung Wi-vun, Tan Le-kun

     View Summary

    We made the database of words of “Tai-Nichi Shin Jisyo”, the Taiwanese-Japanese New Dictionary, edited by Takayoshi Higashikata published in 1931. And we compared with “Tai-Nichi Dai Jiten”, the Taiwanese-Japanese Great Dictionary, published in 1931-32. As a result, we revealed the lexical system of Taiwanese language under Japanese rule. We made the list of Taiwanese words under Japanese rule, and then researched how many words does be used in today’s Taiwan.
    And we researched the political and social circumstances of Taiwanese language in today’s Taiwan by questionnaire and interviews. Besides, we researched the influence of the linguistic policy by Taiwan R.O.C.

  • Study of the construction of the digital graphics database using shoten materials in Kamakura Period-Muromachi Period Sino-Japanese words

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

    Project Year :

    2012.04
    -
    2015.03
     

    KATO Daikaku, YODA Taira

     View Summary

    This paper is about the production of the digital graphics database (hereafter DB), using materials of shoten (tone-marks) in Kamakura Period-Muromachi Period Sino-Japanese words, with the purpose of furthering historical research into jion tones (Japanese pronunciation of kanji based on adopted Chinese pronunciation). The vital process of acknowledging jion tones should be through objective observation of the physical location of tone marks, however, too often the actual procedure has been left to individual researchers’ subjective observation. The DB contains graphics of Chinese characters with tone marks and graphics with context using layered transparent text, and research results are displayed together with other relevant information based on 9th-11th century Chinese rhyme dictionaries such as "Guang-yun". Therefore it allows us to present acknowledgement of jion tones in a verifiable manner.

  • 漢語アクセントの解明と資料の発掘

    日本学術振興会  科学研究費助成事業(基盤C:共同研究者)

    Project Year :

    2010.04
    -
    2012.03
     

    上野和昭

  • The historical investigation of pitch accent of the Sino-Japanese and identification of its primary sources

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2009
    -
    2011
     

    UENO Kazuaki

     View Summary

    The goal of this study is to elucidate the history of pitch accent of the Sino-Japanese vocabulary from Old to Modern Japanese, drawing on the evidence from various historical documents and present-day Japanese dialects. We specifically examined how the accent forms of Sino-Japanese were established through the process whereby the sounds of Chinese words, which had been introduced by learning Chinese language, were incorporated as a part of Japanese phonology. We also examined the historical changes the Sino-Japanese accent underwent under the influence of the accent of native Japanese vocabulary. The results reveal the pivotal role of the factors shaping the history of the accent of Sino-Japanese, including the establishment of the "cardinal accent forms", the avoidance of the double-peaked form(High-Low-High) and the influence of the(free or bounded) morpheme preceding or following the Sino-Japanese word.

  • 漢語アクセントの史的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業(基盤C:共同研究者)

    Project Year :

    2006.04
    -
    2007.03
     

    坂本清恵

  • Construction of a Basic Database for Historical Research on the Pitch Accent of Sino-Japanew

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2006
    -
    2007
     

    KANECHIKU Kiyoe, UENO Kazuaki, SATO Eisaku, SUZUKI Yutaka, KATO Daikaku

     View Summary

    The purpose of this research was aimed at tracing the development of the pitch accent of Sino-Japanese using Sho-ten (guiding notes) materials appearing in non-classical style Chinese works, and Ji-on Sho-ten materials which appear in works of the classical style Chinese. By comparing these two sets of contrasting data evidence was found of how the original Chinese Ji-on tone, imitated by language learners, evolved into the form of Japanese known as the Sino-Japanese accent, and furthermore how foreign languages as a whole became incorporated into the fabric of Japanese society from the viewpoint of accent history.
    The first achievement of this research was the construction of a database for Sino-Japanese accent. The following books, which are valuable archives of Ji-on tone material : Konkomyo-saishookyo-ongi Kanchlinbon-ruifirmyogisho Go-on Wa-on ; Kujobon-hokekyo-on ; Hoenbon-hokekyo-tanji Hokekyo-onkun and Koin, were used as the basic Ji-on data and entered into the computer database which was made accessible via Microsoft Access. One benefit of this is that Sino-Japanese Sho-ten in non-classical style Chinese works can be compared more easily to classical works such as the above ; also it is now possible to do statistical research using large scale data. The database was designed with the aim of being compatible with similar databases by other scholars. Therefore this project could stand as the base for all Sino-Japanese accent study.
    The second achievement of this research has been to achieve easy accessibility to Sino-Japanese accent data for researchers. Included in this is basic analysis of Sino-Japanese Sho-ten in Engyobon-heikemonogatari and Nakaraikebon-Ishimpo, and an in-depth analysis and historical study of Heilre-mabushi which is regarded as important early modern accent data. From the latter study it was discovered that Sino-Japanese based on Go-on style Ji-on, regularly corresponds to Gen-on (original pronunciation) , and Sino-Japanese based on Kan-on style Ji-on, while not as regular as Go-on, still, to some extent, corresponds to Gen-on. Until now, Sino-Japanese accent research has been generally limited to the study of comparative linguistics based on small amounts of dialect data, with this research, however, large volumes of data were collected and analyzed very thoroughly, producing accurate, authenticated results.

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Misc

  • アニメ『ドラゴンボール』における「気」のアクセント─漢語アクセント形成史の断線から─

    加藤大鶴

    日本語学     92 - 99  2022.06  [Invited]

    Article, review, commentary, editorial, etc. (trade magazine, newspaper, online media)  

  • 音声・音韻(早稲田大学日本語学会設立60周年記念シンポジウム)

    加藤大鶴

    早稲田大学日本語研究   ( 31 ) 9 - 14  2022.03  [Invited]

    Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • 字音声調から漢語アクセントが形成されるまで―「規範」から「逸脱」に視点を移すこと―

    加藤 大鶴

    日本語学   38 ( 7 ) 22 - 31  2019.07  [Invited]

    Article, review, commentary, editorial, etc. (trade magazine, newspaper, online media)  

  • Phonology (Historical Studies)

    KATO Daikaku

    The Society of Japanese Linguistics   14 ( 3 ) 41 - 48  2018.08  [Invited]

    Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)  

  • ドローンによる生活空間の撮影に対する肖像権侵害のアンケート調査

    依田平, 眞壁豊, 加藤大鶴

    東北文教大学教育紀要   ( 8 )  2018.03  [Refereed]

  • 南山形ことば調査報告書 新しい方言編

    加藤 大鶴

       2017.03

  • 南山形ことば調査報告書 伝統方言編

    加藤 大鶴

       2016.03

    Article, review, commentary, editorial, etc. (other)  

  • Communication education aimed at nurturing metacognitive abilities: to extend the ability of junior college students to "speak"

    SAWA Eunhee, KATO Daikaku, TAKAHASHI Mayumi

    Educational research of Tohoku Bunkyo College, Tohoku Bunkyo Jounior College   ( 5 ) 15 - 29  2014.11

    CiNii

  • 中世漢語声点資料による画像付きデータベースの公開(ブース発表,日本語学会2014年度春季大会研究発表会発表要旨)

    加藤 大鶴

    日本語の研究   10 ( 4 ) 130 - 130  2014.10

    Research paper, summary (national, other academic conference)  

    CiNii

  • A Study of the Motivation of Junior College Students who wish to continue in Higher Education after Graduation, and Students who wish to Seek Employment

    MATSUDA Kohei, KATO Daikaku, Nagamori Yoshihiro

    東北文教大学・東北文教大学短期大学部紀要   0 ( 2 ) 149 - 159  2012.03

    CiNii

  • 南山形ことば集

    加藤 大鶴

       2012.03

    Article, review, commentary, editorial, etc. (other)  

  • 中国の漢字の声調と日本漢字音のアクセント (特集 漢字音研究の現在)

    加藤 大鶴

    日本語学   30 ( 3 ) 48 - 58  2011.03

    CiNii

  • 「キー・コンピテンシー」育成のための一般教育--建学の理念を反映した一般教育科目のイメージ提言

    滝澤 真毅, 松川 俊夫, 加藤 大鶴

    山形短期大学教育研究   ( 9 ) 13 - 26  2009.11

    CiNii

  • 山形県の場合 山形県村山地方における外国人旅行客を対象とした多言語サービス--「安全な旅行」から「楽しめる旅行」へ (特集 多言語社会・ニッポン) -- (外国人観光客の増加)

    加藤 大鶴, 澤 恩嬉

    日本語学   28 ( 6 ) 122 - 134  2009.05

    CiNii

  • 山形の民話

    阿部康子, 佐藤晃, 澤恩嬉, 加藤大鶴編

       2007.12

    Article, review, commentary, editorial, etc. (other)  

  • 外国人の目から見た山形の魅力発見モデル事業 事業報告書

    山形短期大学総合文化学科

       2007.04

    Article, review, commentary, editorial, etc. (other)  

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Syllabus

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Teaching Experience

  • Methods of Language History

    Waseda University  

    2020.04
    -
    2020.08
     

  • Theory of Japanese Phonetic Expression

    Ochanomizu University  

    2019.10
    -
    2020.03
     

  • 言語学概論

    淑徳大学  

  • 国語音声学

    跡見学園女子大学  

  • History of Japanese Language

    Atomi University  

  • 国語学概論(日本語学概論)

    跡見学園女子大学,東北文教大学,玉川大学  

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Social Activities

  • ことばが「方言」になるとき―南山形ことば調査と、方言ブームを通じて―

    東根市生涯学習課  東根市タント学べ学園 

    2017.12
    -
     

  • 山形の方言と有標性

    パーソナリティ心理学会  東北の言語、東北のパーソナリティ―方言調査、特に若者方言から考える山形県民の県民性― 

    2017.09
    -
     

  • 方言の継承と誕生―南山形のフィールドワークから―

    小荷駄のみどりから…  山形市立図書館 市民講座 

    2017.06
    -
     

  • 南山形地区と方言

    山形県「未来に伝える山形の宝」事業  山形県「未来に伝える山形の宝」事業 平成28年度講座 第1回 

    2016.06
    -
     

  • 地域の外国人との共生を考える―ドキュメンタリー映画『HAFUハーフ』の事例から―

    山形県国際交流協会  国際理解実践フォーラム 

    2015.11
    -
     

  • 「気づかれにくい」方言・標準語 ―南山形ことば集編纂の立場から―

    東北文教大学短期大学部人間福祉学科  いきいきサロン 

    2015.02
    -
     

  • 上級日本語教室講師

    山形県国際交流協会  上級日本語教室 

    2010
    -
    2015

  • 山形のことば 消える方言 残る方言

    山形市立図書館  山形市立図書館市民講座 

    2013.03
    -
     

  • 外国人ママパパも日本人ママパパもいっしょに楽しむ「わいわい子育て」

    特定非営利活動法人ヤマガタヤポニカ  外国人ママパパも日本人ママパパもいっしょに楽しむ「わいわい子育て」 

    2011
     
     

  • パプアの紙芝居を用いた日本語教育(インドネシアパプア州SMK1)

    特定非営利活動法人山形パプア友好協会 

    2010.12
    -
     

  • 台湾ノスタルジアを作る「日本語」「日本文化」装置

    山形大学  公開講座:海を渡った"Japanese" 

    2010.06
    -
     

  • 「ハーフ/ダブル」の子はどうやって日本社会をサバイブする?

    山形県国際交流協会  話のサロン 

    2010.02
    -
     

  • 山形県村山地方の国際化と現状―多言語景観に関わる小さな報告―(

    山形南ロータ リークラブ 

    2009.02
    -
     

  • 民話を用いた日本語教育(インドネシアパプア州SMK1)

    特定非営利活動法人山形パプア友好協会 

    2007.12
    -
     

  • 民話の言葉―録音資料とガリ版資料のズレからみえるもの―

    山形短期大学民話研究センター  山形短期大学平 成18 年度公開講座「交流する民話」 

    2006.11
    -
     

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Academic Activities

  • 親の言葉・文化を受け継ぐ~日本人と外国人の協働で学びの場を創る~

    公益財団法人山形県国際交流協会、JICA東北、認定NPO法人IVY  

    2017.11
    -
     
  • 引き継がれた方言、引き継いでいくことば

    南山形コミュニティセンター  

    2014.03
    -
     
  • 方言と地域連携の可能性

    山形市柏倉門伝  

    2013.03
    -
     
  • やまがた民話の日本語教材化

    山形県国際 交流協会  

    2009.09
    -