2025/05/20 更新

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ノマ リュウイチ
野間 龍一
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
助手
学位
修士(文学) ( 2020年03月 早稲田大学 )
メールアドレス
メールアドレス

経歴

  • 2023年09月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   助手

  • 2021年04月
    -
    2023年03月

    早稲田大学本庄高等学院   非常勤講師

学歴

  •  
     
     

    早稲田大学   大学院文学研究科   日本史学コース博士課程  

  •  
     
     

    早稲田大学   大学院文学研究科   日本史学コース修士課程  

  •  
     
     

    早稲田大学   文化構想学部   文化構想学科  

委員歴

  •  
    -
    2024年12月

    民衆史研究会  委員

  • 2022年12月
    -
    2023年12月

    民衆史研究会  代表

所属学協会

  •  
     
     

    協同主義研究会

  •  
     
     

    近代日本の日記文化と自己表象

  •  
     
     

    機密費研究会

  •  
     
     

    内務省研究会

  •  
     
     

    民衆史研究会

研究分野

  • 日本史

研究キーワード

  • 日本政治史

  • 地域史

  • 警察史

  • 日本近現代史

  • 警察

  • 官僚制

  • 人事

  • 日中戦争

  • 軍隊

  • 治安体制

  • 治安維持法

  • 総力戦体制

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メディア報道

 

論文

  • 内務省警保局警務課と国家総動員政策

    『史観』   ( 192 )  2025年03月  [査読有り]

  • 治安維持法研究の成果と課題

    野間 龍一

    『歴史評論』   ( 898号 )  2025年02月

  • 警察精神作興運動と総力戦体制 ―日中戦争期の官僚・警察官教育について―

    野間 龍一

    『日本史研究』   ( 749号 )  2025年01月  [査読有り]

  • 日中戦争期の警務警察―戦時動員と治安維持の矛盾―

    野間龍一

    『日本歴史』   ( 904号 )  2023年09月  [査読有り]

  • 昭和初期の警視庁人事──組織内派閥の検討──

    野間 龍一

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』   67輯   305 - 319頁  2022年03月  [査読有り]

書籍等出版物

  • 治安維持法成立100年に際して(『民衆史研究』第108号・特集趣旨文)

    民衆史研究会  2025年01月

  • 新刊紹介「藤野裕子『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代』」

    『民衆史研究』第101号  2021年08月

  • <日本史学>優秀修士論文概要

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第66輯  2021年03月

講演・口頭発表等

  • 1934年の治安維持法改正失敗と帝国議会

    日本史研究会近現代史部会  

    発表年月: 2025年03月

  • 昭和13年の内務省警保局警務課―「舘林三喜男日記」を中心に―

    警察政策学会警察史部会  

    発表年月: 2024年09月

  • 治安維持法研究の成果と課題

    若手研究者国際日本研究シンポジウム「次世代の架け橋:若手研究者による日本研究の展望」  

    発表年月: 2024年06月

  • 官僚・警察官のエゴ・ドキュメントから見える日中戦争

    近代日本の日記文化と自己表象 第40回研究会  

    発表年月: 2024年03月

  • 警察の政治史-1930年代の警察官僚の動向とその影響に着目して-

    シンポジウム「警察史の可能性:近代日本国家史研究への新たな扉」  

    発表年月: 2024年03月

  • 「治安維持法体制」と府県会―香川県会における警察予算審議に注目して―

    大阪歴史学会近代史部会  

    発表年月: 2024年01月

  • 総動員警備体制の確立

    第59回機密費研究会  

    発表年月: 2023年06月

  • 日中戦争期の警察官僚――香川県警察部警務課長・高田浩運の思想と行動

    第102回内務省研究会  

    発表年月: 2022年09月

  • 日中戦争期の警察官僚―思想と行動について―

    第55回機密費研究会  

    発表年月: 2022年05月

  • 総力戦下の警務警察―戦時動員と治安維持の矛盾

    早稲田大学史学会大会日本史部会報告  

    発表年月: 2021年10月

  • 1930年代の刑事警察

    歴史学研究会近代史部会修士論文報告会  

    発表年月: 2020年07月

  • 日本刑事警察の組織体制と捜査手法について~1930年代から日中全面戦争開始前後まで

    静岡県近代史研究会  

    発表年月: 2019年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 内務省の防空指導体制の実態と錯誤―官僚の視点から見る―

    公益財団法人 日本科学協会  2025年度笹川科学研究助成

    研究期間:

    2025年04月
    -
    2026年02月
     

  • 治安維持法体制研究―官庁・議会・国民の合意と治安協力について―

    早稲田大学特定課題研究助成費(アーリーキャリア支援)

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2025年03月
     

Misc

  • 書評『治安維持法一〇〇年』

    『週間読書人』    2025年05月

その他

  • 早稲田大学三者協(近現代史)幹事

    2021年04月
    -
    2023年07月

     概要を見る

    三者協とは、大学院生・学部生が古文書の読解・研究を行う会です。大隈重信関係文書、内務官僚の私文書などを幅広く読み、研究上の知見を深めています。

 

担当経験のある科目(授業)

  • 近現代の世界(早稲田大学史)

    早稲田大学本庄高等学院  

    2021年04月
    -
    2023年03月
     

  • 高校日本史A

    早稲田大学本庄高等学院  

    2021年04月
    -
    2023年03月
     

 

特定課題制度(学内資金)

  • 治安維持法体制研究―官庁・議会・国民の合意と治安協力について―

    2024年  

     概要を見る

     本研究では、治安維持法施行下の日本(1925~45年)で、議会・行政・国民が治安政策について合意・協力した過程を検討した。治安維持法は施行から廃止されるまでの20年間、日本本国・植民地における反体制派の摘発、および反戦・反軍運動の抑圧に猛威をふるったことで知られる。 本研究では、まず戦後80年および法制定100年を迎えたことを理由に、これまで積み重ねられてきた膨大な研究の成果や論点を整理し、今後の研究上の課題を提示した。まず、先行研究では、法成立をもたらした政治的・外交的要因の解明、個々の事件や弾圧の実態解明などが行われてきたことを指摘した。そして、次に今後の研究上の課題として、①1930年代の議会・政党と法の関係性、②取締を支えた官僚組織、③府県レベルでの警察予算を承認することで、取締能力を支えていた府県会、の3点について解明する必要があることを指摘した。 これ以降、本研究では、以上の課題に対して検討を行った。①については、1930年代の貴族院・衆議院における各党・各会派の意見の分析を行い、当時の衆院第一党が条文の解釈変更を通じて、取締の拡大を承認したことを指摘した。②については、ご遺族の許可の下、警察官僚・舘林三喜男の「日記」の分析を通じて検討した。これにより、戦時期における警察首脳部内の派閥、近衛新体制運動と官僚の関係性、極端な国粋主義に基づく取締の実施過程について明らかにできた。そして、③については、香川県会を対象に検討した。地域から選出された県議と警察当局の対立、そして県議が警察への協力に転じた過程を分析することで、当時の地域社会側の治安協力を考える手がかりをつかんだ。 なお、本研究の推進中、NHKの番組取材を受けた際、本研究の実行過程で収集した警察関係資料を提供し、番組制作に協力した。