Details of a Researcher - NOMA, Ryuichi

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NOMA, Ryuichi

Affiliation

Faculty of Letters, Arts and Sciences, School of Culture, Media and Society

Job title

Research Associate

Degree

Master of Arts in Literature ( 2020.03 Waseda University )

Profile

研究テーマ：「治安維持法体制」

　治安維持法は反体制派を弾圧する法的根拠として、戦前―戦中の政治・社会に絶大な影響力を発揮した。治安維持法に基づく取締の全体像を解明するためには、それに関与した官庁の構造や施策を分析することが不可欠となる。本研究では、

①警察の予算・人事・組織理念や取締方針の変遷などの実態解明

②警察と関係官庁・軍部との協力／対立関係の解明

③取締に対する帝国議会や地方議会での議論・批判、そして予算承認過程の解明

を通して、治安維持法に基づく取締を成り立たせた人的・物的基盤、警察・軍・官庁間の協力関係、議会の承認過程を明らかにしたい。

日中戦争期の警務警察―戦時動員と治安維持の矛盾―

野間龍一

『日本歴史』 ( 904号 ) 38 - 53頁 2023.09 [Refereed]
Metropolitan Police Department Personnel in the Early Showa Period: An Examination of Factions within the Organization

Noma Ryuichi

67輯 305 - 319頁 2022.03 [Refereed]

官僚・警察官のエゴ・ドキュメントから見える日中戦争

近代日本の日記文化と自己表象第40回研究会

Presentation date： 2024.03
警察の政治史-1930年代の警察官僚の動向とその影響に着目して-

シンポジウム「警察史の可能性：近代日本国家史研究への新たな扉」

Presentation date： 2024.03
「治安維持法体制」と府県会―香川県会における警察予算審議に注目して―

大阪歴史学会近代史部会

Presentation date： 2024.01
総動員警備体制の確立

第59回機密費研究会

Presentation date： 2023.06
日中戦争期の警察官僚――香川県警察部警務課長・高田浩運の思想と行動

第102回内務省研究会

Presentation date： 2022.09
日中戦争期の警察官僚―思想と行動について―

第55回機密費研究会

Presentation date： 2022.05
総力戦下の警務警察―戦時動員と治安維持の矛盾

早稲田大学史学会大会日本史部会報告

Presentation date： 2021.10
1930年代の刑事警察

歴史学研究会近代史部会修士論文報告会

Presentation date： 2020.07
日本刑事警察の組織体制と捜査手法について～1930年代から日中全面戦争開始前後まで

静岡県近代史研究会

Presentation date： 2019.03