2024/07/02 更新

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ハマスナ タカヒロ
浜砂 孝弘
所属
社会科学総合学術院 先端社会科学研究所
職名
助教
学位
博士(法学) ( 2022年03月 九州大学 )
メールアドレス
メールアドレス

経歴

  • 2021年04月
    -
    2023年03月

    九州大学   大学院法学研究院   助教

  • 2023年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   先端社会科学研究所   助教

  • 2023年04月
    -
    継続中

    九州大学   大学院法学研究院   専門研究員

  • 2022年04月
    -
    継続中

    福岡女子大学   国際文理学部 国際教養学科   非常勤講師

学歴

  • 2018年04月
    -
    2021年03月

    九州大学   大学院法学府 博士後期課程  

  • 2016年04月
    -
    2018年03月

    九州大学   大学院法学府 修士課程  

  • 2012年04月
    -
    2016年03月

    九州大学   法学部  

委員歴

  • 2023年04月
    -
    2026年03月

    東大先端研創発戦略研究オープンラボ(ROLES)  外務省外交・安全保障調査研究事業費補助金(総合事業)「自由民主主義秩序を支える情報プラットフォームの構築」委員

  • 2022年04月
    -
    2023年03月

    九州大学政治研究会  『政治研究』編集担当幹事

  • 2018年11月
    -
    2020年10月

    日本国際政治学会  地域・若手院生研究会九州支部代表

所属学協会

  • 2022年04月
    -
    継続中

    日本政治学会

  • 2019年11月
    -
    継続中

    グローバル・ガバナンス学会

  • 2019年01月
    -
    継続中

    日本国際政治学会

研究分野

  • 政治学   政治史・日本政治外交史

研究キーワード

  • 日本政治外交史 日米関係史 安保改定 五五年体制 憲法九条 集団的自衛権 岸信介

 

論文

講演・口頭発表等

  • 岸信介の二大政党論と安保改定

    濵砂孝弘

    占領・戦後史研究会  

    発表年月: 2022年06月

  • 安保改定と日本社会党―社会党右派の視点から―

    濵砂 孝弘

    日本国際政治学会   (オンライン開催) 

    発表年月: 2021年10月

    開催年月:
    2021年10月
     
     
  • Securing a Sustainable US-Japan Alliance: Reshaping the Right of Collective Self-Defense

    Takahiro Hamasuna

    World Social Science Forum  

    発表年月: 2018年09月

  • 岸信介の「二段階安保改定構想」再考

    濵砂 孝弘

    九州大学政治研究会   (オンライン開催)  九州大学政治研究会  

    発表年月: 2024年05月

    開催年月:
    2024年05月
     
     
  • 書評報告(討論報告)「合評会 松浦正孝編著『「戦後日本」とは何だったのか―時期・境界・物語の政治経済史―』」

    濵砂 孝弘  [招待有り]

    占領・戦後史研究会   (法政大学市ヶ谷キャンパス)  占領・戦後史研究会  

    発表年月: 2024年05月

    開催年月:
    2024年05月
     
     
  • 岸信介の安保改定構想とその帰結

    濵砂 孝弘  [招待有り]

    戦後外交史研究会   (法政大学市ヶ谷キャンパス)  法政大学市ヶ谷キャンパス  

    発表年月: 2023年12月

  • 河野一郎と安保改定

    濵砂 孝弘

    2024年度九州政治研究者フォーラム   (宮崎産業経営大学)  宮崎産業経営大学  

    発表年月: 2023年09月

  • 安保改定と政党政治

    濵砂 孝弘  [招待有り]

    外交史研究会   (国際日本文化研究センター)  国際日本文化研究センター  

    発表年月: 2023年07月

  • 安保改定と五五年体制の固定化

    濵砂 孝弘

    IASSランチセミナー   (オンライン(Zoom))  早稲田大学先端社会科学研究所  

    発表年月: 2023年06月

  • 「第二保守党」政治家たちの安保改定

    濵砂 孝弘

    日本政治学会分野別研究会 近代現代日本政治研究フォーラム   (オンライン (Zoom)) 

    発表年月: 2023年06月

  • 討論「横山雄大報告へのコメント―日本の国内政治過程の観点から―」(横山雄大「1950年代半ばにおける日中民間漁業協定の政治過程―日本国内政治の動向に注目して―」に対するコメント)

    濵砂 孝弘  [招待有り]

    慶應日本政治外交史研究会   (慶應義塾大学三田キャンパス) 

    発表年月: 2023年05月

  • 「書評 中北浩爾『日本共産党―「革命」を夢見た100年―』(中央公論新社、2022 年、ⅴ+440 頁)」

    濵砂孝弘  [招待有り]

    日本政治外交史ネットワーク  

    発表年月: 2023年03月

  • 日米安保体制と集団的自衛権

    濵砂孝弘

    グローバル・ガバナンス学会  

    発表年月: 2022年11月

  • 集団的自衛権の政治史―外務省条約局と内閣法制局 1945-1960年―

    濵砂孝弘

    九州大学政治研究会  

    発表年月: 2022年10月

  • 1960年の外交・安全保障論議と日米関係―「独立の完成」から「イコール・パートナーシップ」へ―

    濵砂孝弘

    九州政治研究者フォーラム  

    発表年月: 2021年08月

  • 安保改定と「独立の完成」

    濵砂 孝弘

    東アジア政治史コロキウム   (オンライン (Zoom)) 

    発表年月: 2020年10月

  • 安保改定をめぐる日本社会党の政策過程―「安保解消」の具体化をめぐって―

    濵砂 孝弘

    協同主義研究会   (マロンホール(東京都小金井市)) 

    発表年月: 2019年12月

  • 合評会 安保改定期における政府の集団的自衛権見解の形成過程

    濵砂孝弘

    九州大学政治研究会  

    発表年月: 2019年04月

  • 安保改定期における政府の集団的自衛権見解の形成過程

    濵砂 孝弘

    九州大学政治研究会  

    発表年月: 2017年10月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日米安保体制と憲法九条

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2027年03月
     

    濵砂 孝弘

  • 「自由民主主義秩序を支える情報プラットフォームの構築」分科会「戦後日本政治史検証プロジェクト」

    外務省  外交・安全保障調査研究事業費補助金(総合事業)

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2026年03月
     

    濵砂 孝弘

  • 「自由民主主義秩序を支える情報プラットフォームの構築」分科会「戦後日本外交の歴史的研究」

    外務省  外交・安全保障調査研究事業費補助金(総合事業)

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    濵砂 孝弘

  • 「安保改定と自由民主党」

    早稲田大学  特定課題研究助成費「アーリーキャリア支援」

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2025年03月
     

    濵砂 孝弘

  • 岸信介と戦後政治

    早稲田大学  特定課題研究助成費

    研究期間:

    2023年06月
    -
    2024年03月
     

    濵砂 孝弘

Misc

  • シンポジウムに参加して

    濵砂 孝弘

    『占領・戦後史研究会ニューズレター』   ( 48 ) 2 - 5  2024年07月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    会議報告等  

  • 書評論文 及川智洋著『戦後日本の「革新」勢力―抵抗と衰亡の政治史―』(ミネルヴァ書房、2021年、321頁)

    濵砂 孝弘

    『政治研究』   ( 第70号 ) 187 - 194  2023年03月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    書評論文,書評,文献紹介等  

    DOI

 

担当経験のある科目(授業)

  • 日本政治史

    福岡女子大学  

    2022年04月
    -
    継続中
     

  • 現代日本政治

    福岡女子大学  

    2022年04月
    -
    2023年03月
     

  • 基幹教育セミナー

    九州大学  

    2021年04月
    -
    2023年03月
     

  • 法政基礎演習「日本政治入門」

    九州大学  

    2022年04月
    -
    2022年09月
     

  • 法政基礎演習 「日米安保体制の歴史」

    九州大学  

    2021年04月
    -
    2021年09月
     

  • 法学・政治学における論文の書き方

    九州大学  

    2021年04月
    -
    2021年09月
     

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学術貢献活動

  • 日本国際政治学会2023年度研究大会 実行委員

    大会・シンポジウム等

    日本国際政治学会(渡邉智明 大会実行委員長)  

    2023年11月
     
     

特定課題制度(学内資金)

  • 岸信介と戦後政治

    2023年  

     概要を見る

     本研究では、特に岸の戦前戦後を貫く政党政治観を検討することで、彼の保守合同及び安保改定に対する論理構造を析出することに努めた。当該研究費は主に、①研究上必要な機器の購入、②書籍購入・史料複写、③研究出張に活用した。この一環として、山口県田布施町郷土館所蔵の岸信介史料及び遺品や、山口県の地方紙『防長新聞』掲載記事等を渉猟した。本研究で得られた知見は、岸が戦前戦後を通底して、強力な政治指導態勢を構築すべく、「国民政治力結集」のための社会動員的な組織政党論を掲げていたということである。岸は戦前、革新官僚の旗手として戦時統制経済を所掌し、総力戦体制の一翼を担った。総力戦の遂行に「国民政治力結集」が不可欠とみなす岸は、自らも翼賛選挙に立候補するほか、戦争末期に護国同志会を結成するなど、政党を社会動員のための組織体として重視した。戦後の岸は、総力戦遂行から、反共防波堤の構築及び「独立の完成」へと目的は変わったが、そのための手段は戦前と同様だった。彼は、「国民政治力結集」のためには自主憲法制定が不可欠と考えた。そして、強力な政治指導態勢を構築すべく、草の根国民運動の組織として日本再建連盟を発足した。これが挫折すると、岸は保守合同に邁進するが、そこでも岸は、従来の幹部政党型ではなく、組織政党型の新党(自由民主党)結成を重視した。さらに、岸は戦後の強力な政治指導態勢として、自民党の組織政党化に加えて求心型二党制の構築をも重視した。その一環として、岸は安保改定によって、戦後政治の基軸をなす日米安保体制への国民の不満を解消して社会動員を図るとともに、自民党及び社会党右派の政治的正統性を固めて求心型二党制を維持しようとしたのである。本研究期間では、以上の知見を各種学会・研究会報告で公表した。あわせて、『安保改定と政党政治―岸信介と「独立の完成」―』(吉川弘文館、2024年11月出版予定)を執筆した。