2024/05/20 更新

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ナガシマ ユウキ
長島 祐基
所属
社会科学総合学術院 先端社会科学研究所
職名
助教
 

特定課題制度(学内資金)

  • 戦後労働者の演劇運動を対象とするコミュニケーション過程と主体形成の実証研究

    2023年  

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     本研究費は主に①研究上必要な機器の購入、②2023年9月に実施した資料調査(5日間)の出張費、③書籍購入費に充てた。本研究では資料調査を調査方法の一つとして採用している。その必要機材として資料調査に必要な機材として資料撮影用のカメラと撮影用のスタンド、購入した資料のデジタルスキャン用のプリンターなどを購入した。いずれの機材も2023年9月の資料調査や購入した古書資料のデジタルスキャンなどで利用している。 本研究費を用いた調査出張として、2023年9月に兵庫県の関西学院大学博物館と京都府の京都大学人文科学研究所での資料調査を実施した。関西学院大学博物館では従来から閲覧を進めて来た「大阪労演資料」の追加閲覧を行い、関西の文化運動のまとめ役であった関西国民文化会議の資料などの閲覧、撮影を行った。京都大学人文科学研究所では2023年4月に公開された「山本明資料」の閲覧と複写を行った。同資料は大阪の映画運動の資料ではあるが、その中に本研究に関連する演劇の資料が複数含まれていることが目録から確認できた。「大阪労演資料」に含まれない資料があったことから、閲覧と複写を実施した。これらの資料については今後も継続して調査を行う予定である。 なお、2023年9月に科研費のスタート支援(23K18612)が採択されたため、当初特定課題から支出予定だった10月以降の出張費についてはスタート支援からの支出に回し、その分を書籍購入費用に充てた。書籍としては演劇関係の研究本や台本などを購入し、購入した資料の一部は東アジア日本研究者協議会第7回国際学術大会報告「戦後労働者の演劇運動にみる作品のテーマの広がりと相互交流―大阪の演劇運動を中心として―」(2023年11月4日)の参考資料として利用した。同報告については今後追加調査を実施した上で、共著の論文集の中の一つの論文として刊行される予定である。