2024/10/08 更新

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オダ イクヨ
小田 郁予
所属
教育・総合科学学術院 大学院教育学研究科
職名
講師(任期付)
学位
修士(教育学) ( 2017年03月 東京大学 )
博士(教育学) ( 2024年01月 東京大学 )

経歴

  • 2024年09月
    -
    継続中

    都留文科大学(教養学部・文学部)   非常勤講師

  • 2023年04月
    -
    継続中

    東京学芸大学   教育学部   非常勤講師

  • 2023年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   大学院教育学研究科 高度教職実践専攻   専任講師

  • 2020年04月
    -
    2023年03月

    共栄大学   教育学部、国際経営学部   非常勤講師

  • 2018年06月
    -
    2019年03月

    独立行政法人教職員支援機構   非常勤研究員

学歴

  • 2017年04月
    -
    2023年03月

    東京大学   教育学研究科   学校教育高度化専攻  

    博士課程

  • 2015年04月
    -
    2017年03月

    東京大学   教育学研究科   学校教育高度化専攻  

    修士課程

  • 1998年08月
    -
    1999年08月

    St. Olaf College  

委員歴

  • 2023年09月
    -
    継続中

    日本教師教育学会  監査

  • 2018年04月
    -
    2020年08月

    日本教師教育学会  幹事

所属学協会

  • 2024年09月
    -
    継続中

    日本質的心理学会

  • 2023年04月
    -
    継続中

    日本教育経営学会

  • 2021年04月
    -
    継続中

    日本教育社会学会

  • 2020年04月
    -
    継続中

    日本特殊教育学会

  • 2019年02月
    -
    継続中

    日本学校教育学会

  • 2018年09月
    -
    継続中

    日本臨床教育学会

  • 2015年06月
    -
    継続中

    日本教師教育学会

  • 2015年03月
    -
    継続中

    日本教師学学会

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研究分野

  • 教育学   教師間協働、教員文化、エスノグラフィー、会話分析、葛藤、役割

研究キーワード

  • 教員組織研究

  • 談話分析

  • 教員文化

  • エスノグラフィー

  • 教師間協働

  • 質的研究

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論文

  • 子ども支援をめぐる教師間協働における多様な役割遂行-立場や経験の異なる教師間の協働はどう達成されたか-

    小田郁予

    日本教師教育学会年報   32   225 - 237  2023年09月  [査読有り]

  • 子ども支援をめぐる教師間協働における役割形成と役割遂行

    小田 郁予

    学術研究. 人文科学・社会科学編 = Academic studies and scientific research. Cultural science and social science   ( 72 ) 151 - 167  2023年  [査読有り]

  • 子どもケース会議における合意形成の過程ー教師の権利・義務・責任をめぐるディスコース分析ー

    小田郁予

    学校教育研究   37   112 - 125  2022年08月  [査読有り]

  • 子ども支援をめぐる教職員間連携のエスノグラフィー -異なる支援観を持つ異なる立場の教職員の連携はいかに生まれたか-

    小田, 郁予

    共栄大学教育学部研究紀要   7 ( 7 ) 1 - 13  2022年08月  [査読有り]

     概要を見る

    配慮を要する児童の支援をめぐり異なる立場で異なる支援観を表出した事例のエスノグラフィーである。 支援目標が共有される中でも同一事例に対して教師らが異なる認識を示した事例を観察から描き、経年イン タビューの分析により教師らの経験や信念、価値を検討することにより異なる支援観が調整され連携が実現 した背景を検討した。結果、事例認識段階においては学級担任や児童指導主任としての個々の立場に付随す る規範が影響し認識差異が生じるが、連携段階においては同じ教師や同僚という立場から事例が捉え直され、 互いの支援観が受け入れられることで子ども支援をめぐっての連携が生じることを明らかにした。

  • Teacher Collaboration and Conflict Management in a Changing Society

    小田, 郁予

    共栄大学教育学部研究紀要   6 ( 6 ) 15 - 26  2021年08月  [査読有り]

     概要を見る

    The aim of this study is to reveal the difficulties teachers face, and to clarify the characteristics of teachers’ conflict
    management strategies. The data was collected through 818 minutes of semi-structured interviews at a public elementary
    school. Interviews were done with 16 teachers, and the data was qualitatively analyzed by using qualitative research
    method (Sato, 2008). The results of this study show that teachers’ conflict management strategies have three
    characteristics:{maintaining motivation}, {creating a supportive environment}, and {risk avoidance}. Each of the three
    elements is used to deal with various difficulties while maintaining an inseparable relationship with other strategies.
    These strategies are primarily characterized as practical-oriented and relationship-oriented. “Practical oriented”
    represents when teachers attempt to pursue visible or tangible results or easy-to-visualize solutions. “Relationshiporiented”
    represents when teachers attempt to maintain good relationships with colleagues.

    CiNii

  • 特別支援教育支援員の役割認識と葛藤ー支援員の困難の語りに着目してー

    小田郁予

    臨床教育学研究   9   74 - 88  2021年03月  [査読有り]

  • チーム学校時代の校長のリーダーシップ : 教職員の個を活かす校長のリーダーシップ実践と役割認識—Principal Leadership in the Era of Team Schools : Leadership Practices and Role Recognition of Principals who Utilize the Individuality of Teachers and Staff

    小田 郁予

    共栄大学研究論集 = The journal of Kyoei University / 共栄大学広報委員会 編   ( 20 ) 113 - 127  2021年  [査読有り]

  • 「読書ビンゴ」を活用した学校図書室の実践 : 仕掛学の学校現場での活用—School Library Practices Using "Reading Bingo" : Shikakeology in Schools

    小田 郁予

    共栄大学研究論集 = The journal of Kyoei University / 共栄大学広報委員会 編   ( 19 ) 177 - 186  2020年  [査読有り]

    CiNii

  • 通常学級における特別支援教育支援員の実践 ―エピソード記述法を用いて―

    小田 郁予

    教師学研究   23 ( 1 ) 1 - 10  2020年  [査読有り]

     概要を見る

    本稿は通常学級でニーズを有する子どもの支援にあたる「特別支援教育支援員」の実践をエピソードで記述し,支援員の実践が対象児の自立や問題解決行動をいかに支援し,それが子どもたちの自立にどのような意味を持つのか,実践の特徴とその意義を明らかにすることを目的とする。公立小学校1年の通常学級に在籍する男児2名に対する支援を1年間観察し事例を描写し,エピソード記述によって分析した。その結果,学級の他児らとの関係や学級規範など通常学級の環境を活かし,子どもの特性や思いを尊重した支援により対象児らの主体的な問題解決を促していることを明らかにした。対象児-環境―支援員の相互作用を活かした支援は対象児が置かれた状況の中で自分の行為可能性を判断し行動する経験を促し,他者と共に生きる上での学びの経験を提供する支援であった。本稿は通常学級における支援実践の特徴と子どもの自立支援の意味について再考する視座を提供する。

    DOI CiNii

  • 若手教師の主体的実践を支える熟練教師の支援「意図」

    小田 郁予

    教師学研究   20 ( 2 ) 77 - 85  2017年  [査読有り]

     概要を見る

    本研究は若手教師が教職の専門性を構築する過程で必要となる他者からの支援に着目し,熟練教師が行う支援の背景にはどのような意図があるのか,支援の背景にある熟練教師の思いを明らかにすることを目的とする。熟練教師の支援の意図を検討した結果,熟練教師の行う支援の背景には二つの意図があることが分かった。一つ目 は若手教師の「現在の」ニーズに応じて支援し,若手教師の主体的実践を支援しようとするもので,二つ目は即 興的判断や熟考が求められる対人専門職である教師として「これから」求められる力を育成するために必要となる支援を目指す意図であった。こうした熟練教師の持つ意図として《ニーズを引き出す意図》,《主体性を引き出す意図》,《主体的実践や理念を尊重する意図》の3点を析出し,こうした意図を持ってなされる若手教師に対する支援が適応的熟達の動機づけ基盤構築を促し,若手教師の熟達を支える支援となり得ることを明らかにした。

    DOI CiNii

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書籍等出版物

  • 教師のためのセルフスタディ入門: 協働的な問いによる実践の改善

    セルフスタディ翻訳プロジェクトチーム, セルフスタディ翻訳プロジェクトチーム, 武田, 信子

    学文社  2024年05月 ISBN: 4762032875

    ASIN

  • 新しい時代の教職入門〔第3版〕 (有斐閣アルマ)

    秋田 喜代美, 佐藤 学

    有斐閣  2024年03月 ISBN: 4641222339

    ASIN

  • J.ロックランに学ぶ教師教育とセルフスタディ:教師を教育する人のために

    ジョン ロックラン, 武田 信子, 小田, 郁予, 齋藤, 眞宏, 佐々木, 弘記

    学文社  2019年05月 ISBN: 476202855X

    ASIN

講演・口頭発表等

  • 教師のエンパワメント:道具化と専門職化

    百合田真樹人, 小田郁予, 早坂めぐみ, 李愛慶

    日本教師教育学会 第34回大会  

    発表年月: 2024年09月

    開催年月:
    2024年09月
     
     
  • How teachers' learning is facillitated and encouraged in teacher staff rooms

    Ikuyo ODA  [招待有り]

    Development of Visionary Power Curriculum Project  

    発表年月: 2024年06月

    開催年月:
    2024年06月
     
     
  • The Dynamics of Teacher Agency: Insights from a six-year Japanese Field Study

    Ikuyo ODA

    Redesigning Pedagogy International Conference (RPIC)  

    発表年月: 2024年05月

    開催年月:
    2024年05月
     
     
  • “An Ethnography of Teacher Collaboration in Supporting Children: How Teachers Make Sense of Common Goals for Case Resolution”

    Ikuyo ODA

    World Association of Lesson Studies (WALS) International Conference 2023  

    発表年月: 2023年11月

    開催年月:
    2023年11月
     
     
  • 子ども支援をめぐるケース会議において解決策はいかに議論されたか-会話分析による会議場面の行為連鎖と議論内容の特徴ー

    小田郁予

    日本教師教育学会  

    発表年月: 2023年09月

    開催年月:
    2023年09月
    -
    2023年10月
  • 子ども支援に悩む担任を支える教師間連携のエスノグラフィー

    小田郁予

    日本教師教育学会  

    発表年月: 2022年09月

  • 通常学級における児童支援をめぐる両義性-ニーズを有する児童の支援をめぐる教職員間連携に向けて-

    小田郁予

    日本臨床教育学会  

    発表年月: 2021年03月

  • “The Nature of Teachers’ Conflict Management Strategies and their Ambiguous impact on teachers’ professional development: an Ethnographic Study”

    Ikuyo ODA

    World Education Research Association (WERA), Focal Meeting 2019  

    発表年月: 2019年08月

  • 特別支援教育支援員のナラティブ-支援員をとりまく多様な思いと支援員の葛藤-

    小田郁予

    日本  

    発表年月: 2019年03月

  • “Ambiguous impact of teachers’ conflict management strategies on Continuous Professional Development: Evidence towards the improvement of practice”.

    Ikuyo ODA

    Joint International Seminar “Toward the Realization of Sustainable Future” 2019  

    発表年月: 2019年02月

  • 教師の持続的専門性開発を支える教員文化-居心地がよく且つ高めあう職場の構成要件

    小田郁予

    日本教師学学会  

    発表年月: 2018年03月

  • “Patterns of Teacher Dialogue That Promote Professional Learning Communities”.

    Ikuyo ODA

    World Association of Lesson Studies (WALS) International Conference 2017  

    発表年月: 2017年11月

  • “What is effective support for help novices’ professional development?”

    Ikuyo ODA

    Association for Teacher Education in Europe (ATEE) International Conference 2017  

    発表年月: 2017年10月

  • 若手教師の適応的熟達を支える先輩教師の支援-熟練教師の適応的支援の様態に着目して

    小田郁予

    日本教師学学会  

    発表年月: 2017年03月

  • 専門職としての「教師教育者」に求められる要件-教師教育者の専門性開発の質を高めるセルフスタディの可能性

    小田郁予

    日本教師学学会  

    発表年月: 2017年03月

  • Obstacles to Reflective Learning of Teachers and Tools for Developing Professional Communities.

    小田郁予

    World Association of Lesson Studies (WALS) International Conference 2016  

    発表年月: 2016年09月

  • 「葛藤」を契機とした省察的学習の阻害要因-学び、成長し続ける教師を支える要件

    小田郁予

    日本教師教育学会  

    発表年月: 2016年09月

  • 若手教師の実践知はどう育まれるか-専門職としての実践知発展及びその環境要因の考察

    小田郁予

    日本教師学学会  

    発表年月: 2016年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 若手教師の教職離れを防ぐ働き方改革の質的アプローチ

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2027年03月
     

    小田 郁予

  • 学校現場とともに進める働き方改革に関する実践的・実証的研究

    公益財団法人 トヨタ財団 2023 イニシアティブプログラム 

    研究期間:

    2024年05月
    -
    2026年04月
     

    野村駿, 菊地原守, 小田郁予, 園田薫, 工藤正孝, 鎌田信, 柘植敏朗

  • 学校経営における教頭職の相互作用的役割の検討

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2023年08月
    -
    2025年03月
     

    小田 郁予

  • Studying Teacher Staffroom as Sites for Teacher Learning

    National Institute of Education, Singapore  Fundamental Reserach on the Development of Visionary Power Curriculum Project

    研究期間:

    2024年05月
    -
     
     

    Yanping Fung, Yang Shuhan, Youl-Kwan Sung, Liu Xiangyan, Nasrun Mizzy, Lee Wang, Takayoshi Sasaya

Misc

 

現在担当している科目

担当経験のある科目(授業)

  • 臨床教育実習

    早稲田大学  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • 教育実践の記録と活用

    早稲田大学  

    2023年10月
    -
    2024年02月
     

  • エスノグラフィー入門

    早稲田大学  

    2023年08月
     
     
     

  • 教師間コミュニケーション研究

    早稲田大学  

    2023年04月
    -
    2023年07月
     

  • 教育の理念と歴史

    東京学芸大学  

    2023年04月
    -
    2023年07月
     

  • 英語I

    共栄大学  

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

  • 基礎英語

    共栄大学  

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

  • 実用英会話

    共栄大学  

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

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社会貢献活動

  • 「栃木市の『学校における働き方改革』の現状と今後の展望」

    栃木市教育委員会  栃木市版・先生の働き方改革プロジェクト 

    2024年10月
    -
     

  • 教師の『主体的・対話的で深い学び』を促す対話の特徴:『授業づくりラウンドテーブル』の談話分析より

    栃木県栃木市教育委員会  教育研究大会 

    2018年01月
    -
     

学術貢献活動

  • 生成AIは、学びのあり方をどう変えるか

    学会・研究会等

    早稲田大学 学校教育学会  

    2024年08月
    -
     
  • 研究倫理を核とした質的研究 -調査前から執筆までの全過程における倫理とその役割-

    学会・研究会等

    日本教師教育学会 研究倫理委員会  

    2024年03月
    -
     
  • 教員不足の今、教師の質をいかに保証するか-教職大学院の果たす役割とは

    学会・研究会等

    早稲田大学 学校教育学会  

    2023年08月
    -
     
  • ワールドカフェで学ぶ、『いま求められる教師教育』

    学会・研究会等

    日本教師教育学会研究推進・若手支援部会  

    2019年03月
    -
     
  • オーストラリアモナシュ大学Dr. Loughran 招聘特別公演『教師から教師教育者へ 研究者から教師教育者へ』

    大会・シンポジウム等

    日本教師教育学会 課題研究第II部会  

    2017年02月
    -