Updated on 2024/05/01

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SHUNDO, Yu
 
Affiliation
Faculty of Law, School of Law
Job title
Research Associate

Research Experience

  • 2024.04
    -
    Now

    University of Tsukuba

  • 2023.04
    -
    Now

    Niigata University

  • 2022.04
    -
    Now

    Waseda University   Faculty of Law   Reserch Associate

  • 2023.04
    -
    2024.03

    Saitama University

Education Background

  • 2022.04
    -
    Now

    Waseda University   Graduate School of Law  

  • 2020.04
    -
    2022.03

    Waseda University   Graduate School of Law  

  • 2016.04
    -
    2020.03

    Waseda University   School of Law  

Professional Memberships

  • 2022.05
    -
    Now

    憲法理論研究会

Research Areas

  • Public law   Constitutional Law

Research Interests

  • Constitutional Law of Canada

  • 人工妊娠中絶

  • 憲法

Awards

  • 法学会懸賞論文第三等賞

    2020.03   早稲田大学法学会   『関係性』の権利論は中絶議論における『女性対胎児』枠組みを転換できるか

  • 法学会成績優秀者表彰

    2020.03   早稲田大学  

 

Papers

  • A Preliminary Study for Procedural "Abortion Rights"

    Yu Shundo

      73 ( 1 ) 93 - 137  2022.10  [Refereed]

Misc

  • Abortion and Spousal Consent in Japan

    Yu Shundo

       2022.12

    Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution)  

 

Teaching Experience

  • Japanese Constitutional Law

    University of Tsukuba  

    2024.04
    -
    Now
     

  • Japanese Constitutional Law

    Niigata University  

    2023.10
    -
    Now
     

  • Contemporary Society and LawⅡ

    Saitama University  

    2023.10
    -
    2024.03
     

 

Social Activities

  • 三浦まり編著『政治って、面白い!』

    花伝社 

     
    -
    2023.05

  • How to Maintain Safe and Healthy Relationships: A Report on Why the Handbook was Created and How it is being Used

     
    -
    2023.01

  • On Attending the Sixty-Second Session of the United Nations Commission on the Status of Women (CSW62)

    Waseda University Gender Studies Institute  Gender studies 21 

    2019.01
    -
     

Internal Special Research Projects

  • リプロダクティブジャスティス概念の憲法学的分析

    2023  

     View Summary

     本研究課題では、手続的権利保障概念の背景にある法的な「公正さ」と、近年のフェミニズム運動において着目されており、生殖の公正さ及び正義を追求すると言われている「リプロダクティブ・ジャスティス(RJ)」概念がどう接続しうるのか、あるいはしないのかを分析することを通じて、生殖の権利保障に果たす客観的法原則の役割とリプロダクティブ・ジャスティスの関係を明らかにすることを研究課題とした。 研究課題に取り組むにあたり、まず「リプロダクティブ・ジャスティス」という言葉が生み出される過程を歴史的に分析した。その中で、「リプロダクティブ・ジャスティス」が社会正義の文脈にあると言及があり、社会正義(Social Justice)についても概念分析を行った。社会正義については、狭義においては分配的正義概念と同義であるとの指摘もあり、この指摘を踏まえて、政治哲学と憲法概念について論じた文献を参考にして、本研究課題への応答に取り組んだ。 本研究課題の結論として、RJ概念をいくつかのレイヤーに分けて考えた場合に運動論のタームとして維持し続けることが、さしあたりRJ概念を最も生かすことになると考えられる。RJは、歴史的には白人中流階級女性中心の運動へのプロテストとして誕生した。この意味で、RJは生殖に関するフェミニズム運動が、常に特定の属性を「中心化」していないかを批判的に検討する視座を提供する。一方、政治哲学概念と接続した場合は、普遍的な「公正」概念に吸収されるか、フェミニズムとリベラリズムの対立論争へと収れんされてしまい、概念としての鋭さを維持しえない。したがって、RJは、法学分野の外での社会の動きを参照する指針とはなり得ても、法的概念として法律論に取り込むことは困難であるように考えられる。

  • カナダにおける中絶の健康保険への包摂過程に関する研究

    2022  

     View Summary

    カナダでは、健康保険の運用は各州が権限を持つため、中絶の健康保険包摂過程を研究するにあたっては、州ごとに整理をしての研究を行った。長年にわたって、中絶に対して保守的な態度を取り続けてきたプリンスエドワード島州に特に注目し、同州での中絶への健康保険適用を含む中絶アクセスをめぐる政治を分析した。1970年代から2010年代後半の期間を分析する中で、中絶アクセスを求める側が採用した論理には、「法の支配」の観念と結びつく側面があり、憲法論としてはこうした公正さを内容とする法の支配との結びつきを意識した「中絶の権利」論を構想することで、中絶のアクセス保障をも権利内容へと含める可能性への示唆を得た。本研究は論文化には至っていないが、2022年9月に開催された研究会にて報告を行った。