研究者詳細
2024/04/24 更新
基本情報
経歴
学歴
所属学協会
研究分野
研究キーワード
研究活動
論文
社会貢献活動・その他
特定課題制度(学内資金)
早稲田大学 法学学術院 助手
司法試験合格
早稲田大学大学院 法務研究科 法務専攻
早稲田大学大学院 法学研究科 修士課程
早稲田大学 法学部
日本公証法学会
民法
成年後見人の財産管理権と善管注意義務(二・完) -後見財産による投資の可否-
福薗 晴也
早稻田法学会誌 71 ( 2 ) 345 - 391 2021年03月 [査読有り]
CiNii
成年後見人の財産管理権と善管注意義務(一) -後見財産による投資の可否-
早稻田法学会誌 71 ( 1 ) 281 - 331 2020年10月 [査読有り]
成年後見人による成年被後見人の財産の投資に関する法的研究ーアメリカの後見法を参考にー
2022年
概要を見る
本研究課題の主題である成年後見人による成年被後見人の財産(後見財産)の投資に関して、アメリカではいくつかの州および統一法において後見人を受認者(フィデューシャリー)と位置づける。そして、後見人が後見財産を投資するにあたって、信託法上の準則であるプルーデント・インベスター・ルールが準用されることで、詳細な基準が設けられている。 これに対し、日本では、成年後見人による財産管理は保全を主たる目的とすることが一般的であり、後見財産を投資することは認められないという考え方が優勢である。しかし、長寿命化を迎えた日本において、資産寿命に対応するかたちで財産を管理することが求められる局面もあるのであり、上述のアメリカ法の考え方が参照に値するのではないかと考える。