2024/12/21 更新

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カドヤ ヒサシ
門屋 寿
所属
政治経済学術院 政治経済学部
職名
助教
学位
博士(政治学) ( 早稲田大学 )
メールアドレス
メールアドレス

経歴

  • 2024年10月
    -
    継続中

    青山学院大学   国際政治経済学部   非常勤講師

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   政治経済学術院   助教

  • 2023年10月
    -
    継続中

    法政大学   法学部   兼任講師

  • 2023年04月
    -
    継続中

    立教池袋高等学校   非常勤講師

  • 2022年04月
    -
    2024年03月

    早稲田大学   政治経済学術院   助手

  • 2016年04月
    -
    2023年05月

    早稲田大学   大学院政治学研究科   博士課程

  • 2020年04月
    -
    2022年03月

    LEC会計大学院   兼任講師

  • 2021年01月
    -
    2022年02月

    松山学園松山福祉専門学校   非常勤講師

  • 2018年04月
    -
    2020年03月

    日本学術振興会   特別研究員(DC2)

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学歴

  • 2016年04月
    -
    2023年05月

    早稲田大学   大学院政治学研究科 博士課程  

  • 2014年04月
    -
    2016年03月

    早稲田大学   大学院政治学研究科 修士課程  

  • 2010年04月
    -
    2014年03月

    早稲田大学   政治経済学部   経済学科  

所属学協会

  •  
     
     

    日本比較政治学会

  •  
     
     

    日本政治学会

  •  
     
     

    日本選挙学会

研究分野

  • 政治学   比較政治学

研究キーワード

  • 選挙不正

  • 民主化研究

  • 抗議運動

  • 選挙研究

  • 権威主義体制

  • 比較政治学

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受賞

  • 第15回 石橋湛山新人賞

    2023年03月   一般財団法人 石橋湛山記念財団  

  • 特に優れた業績による返還免除(半額)

    2016年   日本学生支援機構  

  • 小野梓記念奨学金

    2010年   早稲田大学  

 

論文

  • The Dynamics of Electoral Manipulation and Institutional Trust in Democracies: Election Timing, Blatant Fraud, and the Legitimacy of Governance

    Higashijima, Masaaki, Hisashi Kadoya, Yuki Yanai

    Public Opinion Quarterly   88 ( SI ) 472 - 494  2024年  [査読有り]

    担当区分:責任著者

  • 選挙操作と党派性―多国間サーベイによる選挙の公正性認識の実証分析―

    門屋寿, 塚田真司, 東島雅昌

    選挙研究   39 ( 2 ) 26 - 40  2024年  [査読有り]

  • 権威主義体制下における選挙の短期・長期効果の再検討 ―Knutsen, Nygård, and Wig (2017)の修正と再分析を通じて―

    門屋寿

    LEC会計大学院紀要   ( 19 ) 1 - 17  2022年

  • 権威主義体制下の選挙とその帰結―抗議運動を抑制する選挙結果の実証分析―

    門屋寿

    年報政治学   2022 ( I ) 308 - 331  2022年  [査読有り]

  • 権威主義体制下における選挙の導入―リーダーの権力独占からの説明―

    門屋寿

    LEC会計大学院紀要   ( 18 ) 1 - 21  2021年

  • 権威主義体制下における選挙と大衆蜂起の発生―大衆蜂起の短期的促進と長期的抑制―

    門屋寿, 谷口友季子

    比較政治研究   ( 5 ) 1 - 18  2019年  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

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講演・口頭発表等

  • 弾圧と選挙後抗議運動

    門屋寿  [招待有り]

    2023年度日本政治学会研究大会  

    発表年月: 2023年09月

  • Off-Cycle Elections and Popular Attitude: Dynamic Effects of Election Timing Manipulation on Government Support

    Higashijima, Masaaki, Hisashi Kadoya, Yuki Yanai

    International Political Studies Association 26th World Congress  

    発表年月: 2021年07月

  • 政党帰属意識と選挙不正認識

    門屋寿  [招待有り]

    2021年度日本比較政治学会研究大会  

    発表年月: 2021年06月

  • アカデミック・ライティング担当教員による座談会 ―本学におけるライティング教育への取り組み―

    劉昊, 沼田 隼人, 森村 将平, 門屋 寿, 山本 宣明, 春日 潤一  [招待有り]

    発表年月: 2020年08月

  • 選挙結果と権威主義体制の命運

    門屋寿  [招待有り]

    2020年度日本比較政治学会研究大会  

    発表年月: 2020年06月

  • 軍の政治からの退却―軍政からの民政移管の計量分析―

    門屋寿

    2019年度日本政治学会研究大会  

    発表年月: 2019年10月

  • 独裁者の交代は選挙を変えるか―権威主義体制下におけるリーダー交代の選挙競争への影響―

    門屋寿

    2019年度日本選挙学会研究会  

    発表年月: 2019年07月

  • 権威主義体制下における選挙と体制の命運―選挙不正、選挙結果と体制転換―

    門屋寿

    2019年度日本比較政治学会研究大会  

    発表年月: 2019年06月

  • Why Election?: Autocrats’ Incentive for Electoral Authoritarianism

    Kadoya, Hisashi

    International Political Studies Association 25th World Congress  

    発表年月: 2018年07月

  • 権威主義体制下における選挙と社会運動の発生―選挙の定着の社会運動への効果―

    門屋寿, 谷口友季子

    2018年度日本比較政治学会研究大会  

    発表年月: 2018年06月

  • 権威主義体制下における選挙の導入―リーダーの権力独占と選挙―

    門屋寿

    2018年度日本選挙学会研究会  

    発表年月: 2018年05月

  • Seeing is Believing: Recipient’s Aid Strategies in Senegal

    Nagatsuji, Takashi, Hisashi Kadoya

    The 76th Annual Midwest Political Science Association Conference  

    発表年月: 2018年04月

  • 権威主義体制下における選挙導入

    門屋寿  [招待有り]

    早稲田大学 第 4 回 ORIS 若手セミナー  

    発表年月: 2017年07月

  • 権威主義体制下における選挙実施―体制リーダーと体制内エリートとの力関係による説明―

    門屋寿

    2017年度日本比較政治学会研究大会  

    発表年月: 2017年06月

  • 権威主義体制下における選挙導入

    門屋寿  [招待有り]

    早稲田大学 CPPE 第 1 回カンファレンス  

    発表年月: 2017年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 野党連合は体制を揺るがすのか:権威主義下の選挙前連合の帰結に関する実証研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2027年03月
     

    門屋 寿

  • 野党の選挙結果への挑戦に関する実証研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2022年08月
    -
    2024年03月
     

    門屋 寿

  • 権威主義体制下における選挙の実証研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2020年03月
     

    門屋 寿

     概要を見る

    「権威主義体制下における選挙の実証研究」という研究課題のもと、民主主義と対置される権威主義体制下での選挙の実施が、体制の命運にどのような影響を及ぼすのかという問いに対して、選挙結果という概念に着目して分析を進めた。
    権威主義体制下での選挙に関する数多くの先行研究を整理すると、既存の研究においては選挙での投票結果があまり重要視されてこなかったことがわかった。客観的な数字として示される選挙結果は、与野党をはじめとするアクターにとって、各々の動員力、ひいては強さを測る有力な情報になると考えられる。そのため選挙結果は、アクターの行動を左右する要因になりうると予想される。この予想を検証するため、データセットの整備および分析を進めた。
    データセットの整備は、1946年から2010年までに権威主義体制下で実施された選挙結果を対象に行った。具体的には、選挙に参加した各政党の得票率を収集し、与野党の得票率の差を算出した。整備したデータセットをもとに、選挙結果を用いた分析を行った。その際従属変数としたのは、選挙後の抗議運動の発生である。抗議運動の発生を説明する先行研究は、主に選挙不正に焦点が当ててきた。先行研究によれば、与党が選挙に勝つために選挙不正を働くと、集合行為問題解決の機会を与えてしまうため、抗議運動が発生しやすくなるのだという。この説明においては、選挙結果の大小が考慮されることはなかった。しかし、不正を働かれたとしても、圧倒的な選挙結果を見せつけられた野党は、抗議運動を差し控えるかもしれない。実際、計量分析により、抗議運動が発生しやすくなるのは、あくまでも与野党の得票差が小さいとき、すなわち与党が弱いときに限られることがわかった。
    この研究の知見を、「権威主義体制下における選挙と体制の命運―選挙不正、選挙結果と体制転換―」という論文にまとめ、6月に日本比較政治学会にて報告した。

Misc

  • 書評: 山田紀彦編著 2024.『権威主義体制にとって選挙とは何か―独裁者のジレンマと試行錯誤―』

    図書新聞   ( 3641 ) 1  2024年05月  [招待有り]

  • 第15回石橋湛山新人賞受賞論文・要旨:権威主義体制下の選挙とその帰結―抗議運動を抑制する選挙結果の実証分析

    門屋寿

    自由思想   ( 168 )  2023年05月  [招待有り]

  • 書評:Morse, Yonatan. 2018. How Autocrats Compete: Parties, Patrons, and Unfair Elections in Africa.

    門屋寿

    選挙研究   35 ( 1 ) 133  2019年06月  [招待有り]

その他

  • Replication Data for: Higashijima, Masaaki, Hisashi Kadoya, and Yuki Yanai. forthcoming. "The Dynamics of Electoral Manipulation and Institutional Trust in Democracies: Election Timing, Blatant Fraud, and the Legitimacy of Governance." Public Opinion Quarterly.

    2023年
    -
     

     概要を見る

    Harvard Dataverse <https://doi.org/10.7910/DVN/JT6Q4K>

 

担当経験のある科目(授業)

  • 計量政治分析/国際政治理論Ⅱ

    青山学院大学  

    2024年10月
    -
    継続中
     

  • 現代政治分析の方法Ⅱ

    法政大学  

    2023年10月
    -
    継続中
     

  • 政治

    立教池袋高等学校  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • 政治分析入門(ヘッドTA)

    早稲田大学  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • アカデミック・ライティング

    LEC会計大学院  

    2021年04月
    -
    2022年03月
     

  • 経済学

    松山福祉専門学校  

    2021年01月
    -
    2021年02月
     

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特定課題制度(学内資金)

  • 政権交代が民主主義の深化に及ぼす効果に関する実証研究

    2023年  

     概要を見る

     本研究の目的は、政権交代が民主主義の深化に及ぼす影響を、政権交代の持つさまざまな特徴を考慮したうえで実証することであった。選挙による政権交代は大きな脚光を浴びる政治現象であるにもかかわらず、その影響を実証的に分析した研究は多くない。とりわけ、権威主義や新興民主主義体制における政権交代が民主主義の深化にいかなる影響を及ぼすのかについては、十分に議論されてきたとは言い難い。本研究は、政権交代は民主主義の深化をもたらすのであろうか。そして、その効果は政権交代のさまざまな特徴に条件付けられるのであろうか、という問いに答えることを目指した。 本研究では、政権交代が持つ特徴の理論的な整理を行ったうえで、その影響を推定することを試みた。一括りに政権交代と呼ばれる現象であってもその特徴はさまざまである。たとえば、野党が僅差ではなく、圧倒的な得票差をもって政権交代を実現する場合や、軍政後の民政移管選挙などのように、それまでの与党が参加せずに、野党同士の選挙で勝利した政党が政権を獲得する場合がある。こうした政権交代の特徴を考慮しつつ、民主主義のさまざまな側面を従属変数とした計量分析を行った。 しかしながら、分析の結果は芳しいものではなかった。一般に想定される政権交代と民主主義との相関関係は、政権交代の内生性に起因している可能性があることがわかった。政権交代が持つ内生性を考慮したうえでその影響を推定すると、さまざまな特徴を持つ政権交代が、民主主義の深化に寄与しているとは結論づけられなかった。分析結果が思わしくなかったため、当初予想された研究成果を上げることはできなかった。ただし、本研究は、政権交代の影響については、因果推論の知見を取り入れ、より慎重に再検討する必要があるという重要な問題を提起するものといえる。

  • 野党の選挙結果への挑戦に関する実証研究

    2022年  

     概要を見る

    本研究課題の目的は、野党が選挙結果の受け入れを拒み、結果に異議を申し立てる際の挑戦手段のバリエーションを明らかにし、その実態を体系的に記述することであった。 野党による選挙結果への挑戦は、選挙政治の根幹を揺るがしうる現象であるが、先行研究は、挑戦の一形態である抗議運動のみに焦点を当てたものがほとんどである。そこで本研究では、抗議運動に加えて訴訟と不正の訴えを挑戦の一形態とし、野党による挑戦が、それぞれどのくらい発生しているのかを明らかにするデータセットの構築を進めた。 期間中に論文投稿を行うことは叶わなかったが、本研究課題をもとにした論文を、今秋に開催される国内学会にて報告する予定である。