2024/04/26 更新

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ホシ シノ
星 志乃
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
助手
学位
修士(Victorian Studies) with Merit ( University of Leicester )
修士(教育学) ( 早稲田大学 )
学士(文学) ( 早稲田大学 )

経歴

  • 2022年04月
    -
    継続中

    中央大学   文学部   兼任講師

  • 2022年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育・総合科学学術院   助手

学歴

  • 2019年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   大学院教育学研究科   教科教育学専攻(英語科内容学)  

  • 2020年09月
    -
    2021年09月

    University of Leicester   School of Arts   Victorian Studies MA  

  • 2017年04月
    -
    2019年03月

    早稲田大学   大学院教育学研究科   英語教育専攻  

  • 2013年04月
    -
    2017年03月

    早稲田大学   教育学部   英語英文学科  

委員歴

  • 2022年04月
    -
    継続中

    早稲田大学英語英文学会  会計

  • 2023年04月
    -
    2024年03月

    早稲田大学教育・総合科学学術院  『学術研究』第72号編集委員

所属学協会

  • 2023年05月
    -
    継続中

    The British Association for Victorian Studies

  • 2022年07月
    -
    継続中

    日本ジョージ・エリオット協会

  • 2022年04月
    -
    継続中

    日本英文学会

  • 2021年06月
    -
    継続中

    日本ヴィクトリア朝文化研究学会

  • 2018年10月
    -
    継続中

    日本ギャスケル協会

  • 2017年04月
    -
    継続中

    早稲田大学英語英文学会

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研究分野

  • 英文学、英語圏文学

研究キーワード

  • 英文学

  • イギリス小説(19世紀)

  • ヴィクトリア朝

  • 社会的弱者

  • ジェンダー

  • 障害者表象

  • エリザベス・ギャスケル

  • 障害学

  • ヴィクトリア朝文化

  • イギリス文化

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受賞

  • 日本ギャスケル協会奨励賞

    2023年10月   日本ギャスケル協会   エリザベス・ギャスケルの『ルース』における中産階級男性障害者の表象  

    受賞者: 星志乃

  • 地区補助金

    2020年09月   国際ロータリー財団第2530地区  

    受賞者: 星志乃

 

論文

  • エリザベス・ギャスケルの『ルース』における中産階級男性障害者の表象

    星志乃

    ギャスケル論集   33   77 - 90  2023年10月  [査読有り]

  • Disease as an Ambivalent Device in Bleak House

    星志乃

    英語英文学叢誌   ( 51 ) 11 - 26  2022年12月  [査読有り]

  • エリザベス・ギャスケルの障害者表象

    星志乃

    ギャスケル論集   30   39 - 55  2020年11月  [査読有り]

  • “Tracing Female Empowerment in Gaskell’s Ruth and the Transcendence of the Victorian Female Ideal.”

    星志乃

    早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊   27 ( 2 ) 221 - 238  2020年03月  [査読有り]

講演・口頭発表等

  • ギャスケルとジョージ・エリオットが描いたdisability

    星志乃

    日本ギャスケル協会第34回大会   (日本赤十字看護大学) 

    発表年月: 2022年10月

  • Victorian Life Writingにおける女性の職業表現―『シャーロット・ブロンテの生涯』と『メアリー・シーコール自伝』―

    星志乃

    早稲田大学英文学会・英語英文学会2021年度合同大会研究発表会  

    発表年月: 2021年11月

  • ギャスケルが描く「堕ちた」女性像

    星志乃

    早稲田大学英文学会・英語英文学会2018年度合同大会研究発表会  

    発表年月: 2018年11月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • エリザベス・ギャスケルの歴史小説における「障害」の表象とその心理的影響

    早稲田大学  特定課題研究助成 アーリーキャリア支援

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2025年03月
     

    星志乃

  • 英国ヴィクトリア朝女性作家の小説における障害者と非障害者の連帯及びその心理的影響

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援

    研究期間:

    2022年08月
    -
    2025年03月
     

    星 志乃

  • エリザベス・ギャスケルの『妻たちと娘たち』にみるヒロインのケア行為

    早稲田大学  特定課題研究助成

    研究期間:

    2023年06月
    -
    2024年03月
     

  • エリザベス・ギャスケルとジョージ・エリオットの小説にみる身体障害の言語表現

    早稲田大学  特定課題研究助成

    研究期間:

    2022年06月
    -
    2023年03月
     

その他

  • 2020年度早稲田大学大学院博士後期課程若手研究者養成奨学金

    2020年07月
    -
     
  • 2019年度早稲田大学大学院博士後期課程若手研究者養成奨学金

    2019年07月
    -
     
  • 博物館学芸員資格取得

    2018年03月
    -
     
 

担当経験のある科目(授業)

  • General Reading Ⅰ・Ⅱ

    中央大学  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • English Reading

    中央大学  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • 英語表現(基礎クラス)

    中央大学  

    2022年04月
    -
    2023年03月
     

  • 英語読解

    中央大学  

    2022年04月
    -
    2023年03月
     

 

社会貢献活動

  • 日本語授業ボランティア

    早稲田大学 日本語教育研究センター 

    2018年04月
    -
    2019年03月

特定課題制度(学内資金)

  • エリザベス・ギャスケルの『妻たちと娘たち』にみるヒロインのケア行為

    2023年  

     概要を見る

    「ケア」は英米文学分野を中心に、学術界において近年注目が集まってきているテーマである。本研究では、19世紀英国を代表するリアリズム作家の一人であるエリザベス・ギャスケル(Elizabeth Gaskell, 1810-65)の遺作となった長編小説『妻たちと娘たち』(Wives and Daughters, 1864-66)のヒロイン、モリー・ギブスン(Molly Gibson)のケアを焦点に当て、モリーの成長について検証している。本年度は一次資料である小説の講読を行った。その結果、モリーはレイディ・ハリエット・カムナー(Lady Harriet Cumnor)をはじめとする複数の登場人物との関わりにおいてケアの実践を示していた。また、モリーの父親で医師のミスター・ギブソン(Mr Gibson)も、高い道徳的水準を持つ人物として描かれていることが講読を通じて明らかとなった。早くに母親を亡くし、父親と二人で生活していたモリーに対する父親の影響は大きいため、今後本研究を遂行するにあたり、ミスター・ギブスンの医師としての医療行為だけではなく、ケア行為についても検討していくことが議論の発展につながるのではないかと思われる。一次資料の読解・講読以外には、「ケアの倫理」の提唱者として有名なキャロル・ギリガン(Carol Gilligan, 1937-)の著書『もうひとつの声で』(In A Different Voice, 1982)をはじめとする、ケアの倫理や実践、文学におけるケアに関する文献の収集を進めた。

  • エリザベス・ギャスケルとジョージ・エリオットの小説にみる身体障害の言語表現

    2022年  

     概要を見る

    本研究では、英国ヴィクトリア朝小説における身体障害をもつ登場人物に焦点を当て、その表象の特徴について文学批評理論や障害学、歴史学の知見を援用しながら検討した。エリザベス・ギャスケル『ルース』(1853)のサースタン・ベンスンと、ジョージ・エリオット『フロス河畔の水車場』(1860)のフィリップ・ウェイケムは、背中に障害がある中産階級男性である。障害の種類と階級、性別に共通点のある2人を研究対象とし、彼らの作品内での役割や障害を持たない周囲の人々との関わりについて検証した。その結果、両作品とも障害者を社会的弱者として描いている点では共通しているが、障害者に対する社会的問題の克服を小説内に描くかという点について違いがみられた。