2024/04/16 更新

写真a

イガラシ ハルオ
五十嵐 治雄
所属
理工学術院 先進理工学部
職名
助手

学歴

  • 2022年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   大学院先進理工学研究科   物理学及応用物理学専攻  

    博士後期課程

  • 2020年04月
    -
    2022年03月

    早稲田大学   大学院先進理工学研究科   物理学及応用物理学専攻  

    修士課程

  • 2016年04月
    -
    2020年03月

    東京大学   理学部   数学科  

所属学協会

  • 2021年03月
    -
    継続中

    情報処理学会

研究分野

  • ヒューマンインタフェース、インタラクション

受賞

  • 大会優秀賞

    2021年03月   情報処理学会   触覚フィードバックを伴う4次元空間可視化システム  

    受賞者: 五十嵐治雄, 澤田秀之

 

論文

  • 4D Exploring System for Intuitive Understanding of 4D Space by Extending Familiar 3D Interfaces

    Igarashi, Haruo, Sawada, Hideyuki

    ICAT-EGVE 2023 - International Conference on Artificial Reality and Telexistence and Eurographics Symposium on Virtual Environments    2023年12月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

  • 3次元動作の拡張による直感的な4次元空間操作システムの構築

    五十嵐 治雄, 澤田 秀之

    第85回全国大会講演論文集   2023 ( 1 ) 19 - 20  2023年02月

    担当区分:筆頭著者

  • 触覚フィードバックをともなう4次元空間可視化システムの構築

    五十嵐 治雄, 澤田 秀之

    情報処理学会論文誌   64 ( 2 ) 626 - 633  2023年02月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

  • 振動モータアレイを用いた触覚グローブによる多様な幾何形状の提示

    五十嵐 治雄, 澤田 秀之

    第84回全国大会講演論文集   2022 ( 1 ) 183 - 184  2022年02月

    担当区分:筆頭著者

  • Touching 4D Objects with 3D Tactile Feedback

    五十嵐 治雄, 澤田 秀之

       2021年07月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

  • 触覚フィードバックを伴う4次元空間可視化システム

    五十嵐 治雄, 澤田 秀之

    第83回全国大会講演論文集   2021 ( 1 ) 275 - 276  2021年03月

    担当区分:筆頭著者

     概要を見る

    近年,4次元空間を観察,体験する様々なシステムが開発されている.しかしながら,ほとんどのシステムは4次元空間の表現に視覚的情報しか用いていない.そこで,我々は4次元空間の情報を視覚と触覚の双方で知覚できるシステムを構築した.本システムでは,4次元生物の触覚は3次元の皮膚への刺激とみなせるというアイデアのもと,モーションコントローラーを握った手を4次元生物の皮膚に見立てる.刺激の強弱は視点から4次元物体の表面までの距離をもとに計算され,振動モーターを搭載した触覚グローブによって刺激が与えられる.本稿では,本システムの技術的詳細とその実装結果について報告する.

    CiNii

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講演・口頭発表等

  • 射影と断面の組み合わせによる4次元インタラクションシステム

    五十嵐治雄  [招待有り]

    VRを用いたインタラクティブな高次元認識 2  

    発表年月: 2022年08月

    開催年月:
    2022年08月
     
     
  • 触覚フィードバックを伴う4次元空間の可視化とインタラクション

    五十嵐治雄  [招待有り]

    VRを用いたインタラクティブな高次元認識  

    発表年月: 2021年02月

    開催年月:
    2021年02月
     
     
 

特定課題制度(学内資金)

  • 高次元空間における力覚フィードバックを用いたインタラクションに関する研究

    2023年  

     概要を見る

    数学、物理、情報といった分野をはじめとして、現代においては3次元を超える高次元データが至る所に現れるようになった。こうしたデータを扱うためには高度な抽象的概念の理解が必要となるため、高次元データをより直感的に表現することができれば、高次元を扱う様々な分野の発展の促進が期待される。近年はVR技術の発展によって、高次元データを3次元仮想空間に投影することで、リアルタイムかつインタラクティブに可視化してユーザに提示する手法が提案されている。しかしながら、投影は視線方向の1次元情報の損失を伴い、その結果は3次元空間に生きる人間にとって馴染みのないものとなるため、直感的な表現という目標の達成には至っていない。そこで本研究では、3次元空間で人間が3次元物体を理解するプロセスに着目し、ユーザが視覚と触力覚を用いて高次元空間に没入できる新たなシステムの構築をおこなった。人間は未知の3次元物体を理解する際に、様々な方向から観察し、また自然に手を触れることで、視覚と触力覚によって幾何的形状や構造情報を得ている。このような人間の直感的行動を、VR技術と触力覚提示技術を統合することで高次元へと拡張した。本システムでは、4次元空間における力覚を提示するための新しいアルゴリズムを提案した。本アルゴリズムは、4次元空間における力覚ベクトルを2つに分解し、左右の手に同時に提示する。4次元空間においては、並進運動は4次元ベクトルで表されるため、そのままでは3次元空間に存在する人間に対して力覚提示をおこなうことができない。一方で、従来のバーチャルリアリティによる4次元空間の提示手法において、4次元空間の映像は3次元空間への投影によっておこなわれる。そこで、力覚の4次元ベクトルを、投影によって縮退する1次元ベクトルとその他の3次元ベクトルとに分解することで、それぞれの提示をおこなった。