2024/12/26 更新

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アンダソヴァ マラル
アンダソヴァ マラル
所属
附属機関・学校 高等研究所
職名
講師(任期付)
学位
博士(文学) ( 佛教大学 )

経歴

  • 2022年
    -
    継続中

    早稲田大学   高等研究所   講師

  • 2019年
    -
    2022年

    カザフ国際関係外国語大学   東洋学部   講師

  • 2019年
    -
    2022年

    早稲田大学   早稲田大学 人間総合研究センター   招へい研究員

  • 2018年
    -
    2019年

    上智大学   文学部史学科   非常勤講師

  • 2018年
    -
    2019年

    学習院大学   文学部 日本語日本文学科   非常勤講師

  • 2016年
    -
    2019年

    国際日本文化研究センター   共同研究員

  • 2016年
    -
    2018年

    日本学術振興会   外国人特別研究員

  • 2016年04月
    -
    2016年09月

    国際日本文化研究センター   外国人研究員

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学歴

  •  
    -
    2013年03月

    佛教大学   博士(文学)  

所属学協会

  • 2022年05月
    -
    継続中

    出雲古代史研究会

  •  
     
     

    ヨーロッパ日本研究学会

  •  
     
     

    上代文学会

  •  
     
     

    古代文学会

  •  
     
     

    古事記学会

  •  
     
     

    日本文学協会

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研究分野

  • 日本文学

研究キーワード

  • 出雲国風土記

  • 古代文学

  • 祭儀と神話

  • 出雲

  • 古事記

 

論文

  • 出雲国風土記における「天の御飯田」、「天の御領田」をよむ

    アンダソヴァ マラル

    日本文学   ( 72 ) 52 - 58  2023年02月

  • Kojiki in classical japanese literature: from perspectives of translation and approaches

    Andassova Maral

    Bulletin of the Kazakh National Women's Teacher Training University.   1 ( 81 ) 88 - 93  2020年  [査読有り]

  • Studies on Genji monogatari – Classical Japanese Literature in the Global Context

    Andassova Maral

    BULLETIN of the L.N. Gumilyov Eurasian National University. Phililogy Series.   2 ( 131 ) 16 - 21  2020年  [査読有り]

  • サヰ河の音―神武天皇の結婚歌をめぐって

    アンダソヴァ マラル

    『日本文学』日本文学協会    2019年02月  [査読有り]

  • Emperor Jimmu in the Kojiki

    Andassova Maral

    Japan Review. International Research Centre for Japanese Studies   ( 32 ) 1 - 15  2019年  [査読有り]

  • 異言語間における言説分析-『源氏物語』ロシア語訳の事例から

    アンダソヴァ マラル

    物語研究   ( 18 )  2018年03月  [査読有り]

  • 中央アジアにおける鬼(邪霊)

    アンダソヴァ マラル

    世界鬼学会会報    2018年03月  [査読有り]

  • Review. The Kojiki. An account of ancient matters. translated by Gustav Heldt

    アンダソヴァ マラル

    Japan Review   31  2017年12月

  • カザフスタンにおける日本研究―現状と課題

    アンダソヴァ マラル

    世界の日本研究    2017年05月  [招待有り]

  • Анализ произведений древней японской литературы(日本古代文学作品の分析)

    アンダソヴァ マラル

    イサエフ教授80歳記念学会誌、カザフ国立女子教育大学    2017年03月

  • タカクラジの夢―「人」と「場」をめぐって

    アンダソヴァ マラル

    古代文学   56  2017年03月  [査読有り]

  • 古事記のなかの神武天皇

    アンダソヴァ マラル

    現代思想・神道を考える   45 ( 2 )  2016年12月  [招待有り]

  • 「古事記における世界の生成とシャーマニズム―根堅州国と綿津見神宮をめぐって」

    アンダソヴァ マラル

    『国際日本文学研修会会議録』 39回     15 - 22  2016年03月  [査読有り]

  • 「古事記における『シャーマニズム』―葦原中国と命名することについて」

    アンダソヴァ マラル

    『日本文学』   64 ( 5 ) 11 - 21  2015年05月  [査読有り]

    CiNii

  • 古事記のなかの出雲ーホムチワケのシャーマニックな体験からー

    アンダソヴァ マラル

    現代思想   41‐16 ( 12月臨時増刊号 ) 142 - 150  2013年11月  [査読有り]  [招待有り]

  • 「古事記神代における高天原の「変貌」」

    アンダソヴァ マラル

    『日本神話をひらく 『古事記』編纂1300年に寄せて―第9回日本文学国際会議―フェリス女学院大学』     131 - 150  2013年03月  [査読有り]

  • 「古事記における「出雲」とシャーマニズム―ホムチワケの出雲訪問の考察を通して」

    アンダソヴァ マラル

    『日本文学』   61 ( 61 ) 1 - 13  2012年02月  [査読有り]

    CiNii

  • 「古事記におけるタカミムスヒ・カムムスヒの考察 ―「死と再生」の視点から」

    アンダソヴァ マラル

    『佛教大学大学院紀要 文学研究科篇』   ( 39 ) 49 - 62  2011年03月  [査読有り]

  • 「古事記におけるオホクニヌシとシャーマニズム ―「天の御饗」の考察を通して」

    アンダソヴァ マラル

    『佛教大学大学院紀要 文学研究科篇』   38 ( 38 ) 43 - 58  2010年03月  [査読有り]

     概要を見る

    国譲り神話の末尾における「天の御饗」の記述をとりあげる。「天の御饗」を献る対象は天つ神であるのかオホクニヌシであるのかということは国譲り神話と古事記におけるオホクニヌシの性格に深く関わっている。この論文において「シャーマニズム」の視点からの「天の御饗」の考察を通して、古事記におけるオホクニヌシの位置づけを試みたい。

    CiNii

  • 「古事記の他界観とシャーマニズム ―交渉手段の考察を通して」

    アンダソヴァ マラル

    『佛教大学大学院紀要 文学研究科篇』   37 ( 37 ) 1 - 12  2009年03月  [査読有り]

     概要を見る

    古事記の物語が展開していくなかで「高天原」、「黄泉国」、「葦原中国」、「根堅州国」、「綿津見神宮」といった世界が登場する。それらが三重層の世界構造を作っているのか、あるいは二重層の世界構造であるという点で議論がされてきた。本論文において、他界訪問譚はシャーマンのイニシエーションと通じているという指摘を受け、他界との「交渉」という視点から古事記の他界観の考察を試みたい

    CiNii

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書籍等出版物

  • 『療法としての歴史〈知〉』(方法論談話会編)

    アンダソヴァ マラル( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 生成し続ける神話)

    神話社  2020年12月

  • 『古典の未来学』(荒木浩編)

    アンダソヴァ マラル( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 古事記の〈天皇像〉-「詔」の分析をとおして)

    文学通信  2020年10月

  • 『ゆれうごくヤマト-もうひとつの古代神話』

    アンダソヴァ マラル( 担当: 単著)

    青土社  2020年01月

  • 『神話・伝承学への招待』(斎藤英喜編)

    アンダソヴァ マラル( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 日本神話とシャーマニズム)

    思文閣出版  2015年

  • 『古事記 変貌する世界ー構造論的分析批判』

    アンダソヴァ マラル( 担当: 単著)

    ミネルヴァ書房  2014年03月

講演・口頭発表等

  • 出雲国造神賀詞における「奏し賜はくと奏す」について

    日本文学協会第42回研究発表大会  

    発表年月: 2023年07月

  • 〈音〉からみる歌と神

    〈うたと信仰〉シリーズ第1回シンポジウム:日本の〈うた〉-古代と中世   (早稲田大学高等研究所主催)  アンダソヴァ マラル、フィットレル アーロン  

    発表年月: 2023年06月

  • 日本古代神話と中央アジアの伝承世界ーシャーマニズムの視点から見えてくるもの

     [招待有り]

    中央ユーラシアと日本の未来(筑波大学NipCAプロジェクト)  

    発表年月: 2023年06月

  • 古典の再生―古事記・日本書紀・風土記の翻訳と海外における受容

    国際シンポジウム「古典の再生」  

    発表年月: 2023年02月

    開催年月:
    2023年02月
     
     
  • 出雲国造の祖神-なぜ『出雲国風土記』はアメノホヒを語らないのか

    古代文学会例会  

    発表年月: 2022年10月

  • 日本神話と中央アジア の口承文化

    斎宮セミナー「神話と口承2」主催 斎宮行事保存会 共催 国際神道学会  

    発表年月: 2022年09月

  • Culture and mythology of Japan in Asian context

     [招待有り]

    カザフ国際関係外国語大学 One Asia 財団シンポジウム  

    発表年月: 2022年05月

  • 建国神話―古事記、日本書紀、風土記の間に

    アンダソヴァ マラル

    古代文学会例会  

    開催年月:
    2021年01月
    -
     
  • 古事記における言語行為語をめぐって

    アンダソヴァ マラル

    第38回日本文学協会研究発表大会  

    開催年月:
    2018年07月
    -
     
  • ロシア語訳『源氏物語』―言説分析の視点からみえてくるもの

    アンダソヴァ マラル

    物語研究会例会発表  

    開催年月:
    2018年06月
    -
     
  • 世界の中の日本研究-古典文学

    アンダソヴァ マラル  [招待有り]

    創立30周年記念国際シンポジウム(国際日本文化研究センター、京都)  

    開催年月:
    2018年05月
    -
     
  • 即興性と意味の複層性-カザフの〈アイティス〉の事例から

    アンダソヴァ マラル

    アジア民族文化学会(東京)  

    開催年月:
    2018年05月
    -
     
  • Анализ произведений древней японской литературы(日本古代文学作品の分析)

    Andassova Maral

    イサエフ教授80歳記念国際学会 (カザフ国立女子教育大学、アルマティ)  

    開催年月:
    2018年03月
    -
     
  • The Kojiki and Shamanism: A Study of Holy Feast in the scene of Ōkuninushi’s Transfer of State

    Andassova Maral

    日本宗教研究セミナー(ロンドン大学東洋アフリカ研究学院、ロンドン)  

    開催年月:
    2018年01月
    -
     
  • 中央アジアにおける鬼(邪霊)

    アンダソヴァ マラル

    世界鬼学会(京都・世界鬼博物館)  

    開催年月:
    2017年11月
    -
     
  • Bakhtin’s concept of polyphonic novel and Japanese ancient literature

    アンダソヴァ マラル

    第16回国際バフチン学会 (上海、中国)  

    開催年月:
    2017年09月
     
     
  • 『古事記』及び『日本書紀』における死後の世界

    アンダソヴァ マラル  [招待有り]

    神道国際学会セミナー「日本人の死後の世界(異界)観」(神道国際学会)  

    開催年月:
    2017年03月
    -
     
  • 変容するヤマト―『古事記』の天皇をかんがえる

    アンダソヴァ マラル

    第303回日文研フォーラム 国際日本文化研究センター開催  

    開催年月:
    2016年09月
    -
     
  • タカクラジの夢―「葦原中国」の世界名の登場をめぐって

    アンダソヴァ マラル

    古代文学会9月例会  

    開催年月:
    2016年09月
    -
     
  • 日本古代文学について―古事記を中心に

    アンダソヴァ マラル  [招待有り]

    カザフ民族大学国際セミナー  

    開催年月:
    2016年03月
    -
     
  • 古事記における世界の生成とシャーマニズム―根堅州国と綿津見神宮をめぐって

    アンダソヴァ マラル

    第39回国際日本文学研集会  

    開催年月:
    2015年11月
    -
     
  • 古事記中巻のヤマトに関する考察

    アンダソヴァ マラル

    古代文学会11月例会  

    開催年月:
    2014年07月
    -
     
  • 「古事記中巻におけるヤマトの「変貌」」

    アンダソヴァ マラル

    第33回日本文学協会研究発表大会  

    発表年月: 2013年07月

  • 「古事記神代における高天原の「変貌」」

    アンダソヴァ マラル

    フェリス女学院大学 第9回日本文学国際会議 「日本神話をひらく―『古事記』編纂1300年に寄せて」  

    発表年月: 2012年11月

  • 「古事記における「出雲」とシャーマニズム―ホムチワケの出雲訪問の考察を通して―」

    アンダソヴァ マラル

    第30回日本文学協会研究発表大会  

    発表年月: 2010年07月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本古代文学における『出雲国風土記』に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援

    研究期間:

    2022年08月
    -
    2024年03月
     

    ANDASSOVA Maral

  • 古代文学テキスト分析の方法としての「シャーマニズム」 研究課題

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費

    研究期間:

    2016年10月
    -
    2019年03月
     

    津田 博幸, ANDASSOVA MARAL

     概要を見る

    2018年4月から9月の間に、これまでの成果を踏まえて、「方法としてのシャーマニズム」の普遍性について検討するとの意図からアンダソヴァ・津田を中心に関連分野の研究者を加えて2回の研究会を開催した。その内訳は、アンダソヴァ・マラルが「即興性と意味の複層性―カザフのアイティス〈歌の掛け合い〉の事例から」、受け入れ先の和光大学の坂井弘紀が「中央アジアのシャマンの語りと叙事詩について」とのタイトルで発表し、討議を行った。前者は、神話の分析にナラトロジー(語り論)の方法を導入したここまでの研究の延長上で、アンダソヴァの母国カザフスタンで現に行われているに即吟詩人(アクン)たちの歌の掛け合いを語り論的に分析し、その即興性と意味の複層性を明らかにした。後者は、中央アジアに伝わる神話は節を付け楽器の伴奏に合わせて歌われる神話(叙事詩)であるとの事実から始めて、それが歴史的にはシャマンの語りに出自し、その詞章の随所にシャマンの痕跡が見られることを明らかにした。
    本研究はもともと『古事記』など日本古代の神話を伝えるテキストの分析に出発し、その終盤には、このように対象をより広げて中央アジアの神話とその「語り」の器としての歌(節をもった語り)の分析にも適用できることを明らかにした。なお、この研究展開により、アンダソヴァがカザフスタンに資料調査のための短期出張を行った。これらの成果は順次論文化される予定である。
    また、アンダソヴァが、この二年間の研究成果をもとに、論文「「サヰ河」の音 神武天皇の結婚歌をめぐって」を執筆・投稿し、日本文学協会『日本文学』2019年2月号に掲載された(査読あり)。

 

現在担当している科目

 

他学部・他研究科等兼任情報

  • 理工学術院   基幹理工学部

  • 政治経済学術院   政治経済学部

特定課題制度(学内資金)

  • 「歌」の宗教性

    2023年   フィットレル・アーロン

     概要を見る

    本研究課題の目的は〈うた〉とそれを担う者たちに注目をあて、その宗教なるものとのかかわり方を神祇信仰、仏教、イスラーム教、キリスト教といった幅広い文脈から読み解くことであった。ここで用いる〈うた〉という用語を歌謡、和歌、漢詩、呪詞、祝詞、聖歌・賛美歌、宗教歌謡・音楽、叙事詩などのようにリズムをともなった言語活動を指し示すものととらえた。本課題を実施するにおいて2回のシンポジウムを開催した。第一回シンポジウム「日本の〈うた〉―古代と中世―」では日本列島に注目をあて、『古事記』に見られる〈うた〉の起源からはじまり、中世における和歌の変遷を見届けることができた。4名の講演者による発表は〈うた〉の起源と神への祭祀、〈うた〉と仏教信仰・儀礼の関わり方が古代と中世のテクストをどのように意味づけるのかをよみ解いたものであったといえる。第二回シンポジウム「受容に見る〈うた〉と信仰」では、仏教の他、キリスト教文化圏とイスラーム文化圏にも視野を広げ、翻訳と受容を重要なキーワードとし、検証をこころみた。具体的には、それぞれの宗教の〈うた〉の他文化圏における翻訳、受容、変容と、後世における継承を通して、その特徴などに関して明らかにした。本シンポジウムでは、日本の和歌の外国語への翻訳のみならず、キリスト教古典詩の日本語訳の歴史、トルコのシェイフ・ガーリプの『美と愛』という叙事詩における信仰と創作、現代中央アジアのムスリム民衆生活の中のスーフィー詩の役割が重要なテーマとなった。このように、日本列島における古代と中世のみならず、日本以外のキリスト教とイスラーム教に見られる多様な〈うた〉と信仰の在り方を見届けることができたといえる。2024年3月にシンポジウム報告書『〈うた〉と信仰』(アンダソヴァ・マラル、フィットレル・アーロン編、早稲田大学高等研究所)を刊行した。      

  • 日本古代文学における『出雲国風土記』に関する研究

    2022年  

     概要を見る

    本研究の目的は〈関テクスト性〉の側から『古事記』、『日本書紀』、『出雲国風土記』、『出雲国造神賀詞』を解読することによって、『出雲国風土記』に対して新たな解釈と方法を導き出すことにある。本テーマに関して2022年度は次の成果を出した。【学会発表】 2022年10月1日 古代文学会例会における研究発表 テーマ:「出雲国造の祖神-なぜ『出雲国風土記』はアメノホヒを語らないのか」【論文】 「出雲国風土記における「天の御飯田」、「天の御領田」をよむ」、『日本文学』、日本文学協会、72号、2023年2月