2024/12/07 更新

写真a

ゴトウ ワタル
後藤 渡
所属
文学学術院 文学部
職名
講師(任期付)
学位
修士 (文学) ( 2013年03月 早稲田大学 )
博士 (フランス語学) ( 2022年02月 ソルボンヌ大学 )

経歴

  • 2022年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   講師(任期付)

  • 2017年04月
    -
    2019年03月

    独立行政法人日本学術振興会 特別研究員 DC2

学歴

  • 2013年04月
    -
    2022年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科   フランス語フランス文学コース 博士後期課程  

  • 2015年09月
    -
    2022年02月

    ソルボンヌ大学   文学部   概念と言語学科  

  • 2011年04月
    -
    2013年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科   フランス語フランス文学コース 修士課程  

  • 2007年03月
    -
    2011年03月

    早稲田大学   文学部   フランス語フランス文学コース  

委員歴

  • 2024年03月
    -
    継続中

    日本フランス語フランス文学会関東支部  『関東支部論集』副編集委員長

  • 2023年03月
    -
    継続中

    日本フランス語フランス文学会関東支部  会務記録担当幹事

  • 2023年03月
    -
    継続中

    日本フランス語フランス文学会関東支部  『関東支部論集』編集委員

  • 2022年04月
    -
    継続中

    早稲田大学文学部フランス文学研究室  Etudes françaises 早稲田フランス語フランス文学論集 編集委員

所属学協会

  • 2021年05月
    -
    継続中

    日本フランス語フランス文学会

  • 2015年07月
    -
    継続中

    Association Georges Perec

  • 2015年01月
    -
    継続中

    フランス現代詩研究会

研究分野

  • ヨーロッパ文学   フランス文学

研究キーワード

  • アダプテーション

  • ラジオ

  • メディア

  • ジョルジュ・ペレック

  • フランス文学

  • フランス語

▼全件表示

受賞

  • 第一種奨学金 返還全額免除

    2013年03月   日本学生支援機構  

 

論文

  • ジョルジュ・ ペレックの創作における名づけについて

    後藤渡

    文学研究科紀要   ( 68 ) 227 - 237  2023年03月

    担当区分:筆頭著者

  • De la mémoire collective à la mémoire préhumaine dans l’espace commun de La Vie mode d’emploi : la porte et l’ascenseur

    後藤渡

    WASEDA RILAS JOURNAL   ( 10 ) 21 - 34  2022年10月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • ジョルジュ・ペレックの創作における固有名と映画 ———有契性、投影、憧れ

    後藤渡

    フランス語フランス文学研究   ( 121 ) 69 - 83  2022年08月  [査読有り]

  • Variations autour du sonnet en “H” de Métaux : le “jourd’hui manchot”

    Wataru GOTO

    文学研究科紀要   ( 67 ) 197 - 221  2022年03月  [査読有り]

  • L’Écriture hypermédiatique dans la création de Georges Perec : une aventure du média au médium

    Wataru GOTO

        1 - 350  2022年02月  [査読有り]

  • Une lecture de L’Éternité de Georges Perec

    Wataru GOTO

    Waseda Rilas Journal   ( 9 ) 51 - 64  2021年10月  [査読有り]

  • ジョルジュ・ペレック『撮影された生活』における記憶の投影、沈黙、「永遠のものと束の間のもの」

    後藤渡

    文学研究科紀要   ( 64 ) 259 - 273  2019年03月  [査読有り]

  • 映画版『眠る男』をみる

    後藤渡

    文学研究科紀要   ( 61 ) 161 - 173  2016年03月  [査読有り]

  • 災厄の後のエクリチュール―ジョルジュ・ペレックから出発して―

    後藤渡

    震災後に考える 東日本大震災と向きあう92の分析と提言     835 - 842  2015年03月  [査読有り]

▼全件表示

書籍等出版物

  • 震災後に考える 東日本大震災と向きあう92の分析と提言

    後藤渡( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 災厄の後のエクリチュール―ジョルジュ・ペレックから出発して―)

    早稲田大学出版部  2015年03月 ISBN: 4657150030

講演・口頭発表等

  • Une aventure radiophonique de Georges Perec : Poésie ininterrompue comme réserve et miroir

    Wataru GOTO  [招待有り]

    Formes, Contraintes et Potentialités  

    発表年月: 2023年06月

  • アニー・エルノー:当たり前の生む共感とメディア

    後藤渡  [招待有り]

    仏文ライヴ2023  

    発表年月: 2023年05月

  • ジョルジュ・ペレックの創作における固有名と映画

    後藤渡

    日本フランス語フランス文学会秋季大会  

    発表年月: 2021年10月

  • Poésie, mode d’emploi ; Georges Perec et poètes classiques au Japon

     [招待有り]

    Cercle de lecture de Georges Perec  

    発表年月: 2017年11月

  • ジョルジュ・ペレックを読む

    後藤渡  [招待有り]

    フランス現代詩研究会  

    発表年月: 2015年01月

  • ジョルジュ・ペレック『人生使用法』における階段―十二の章と三つの空間

    後藤渡

    日本フランス語フランス文学会関東支部大会  

    発表年月: 2014年03月

  • 語りえぬことの後、誰のために書くのか―ペレックから、獅子舞、『稲田の中の海』へ

    後藤渡  [招待有り]

    早稲田大学文学術院東日本大震災復興支援コーナー  

    発表年月: 2012年04月

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 20世紀フランスにおけるラジオとテクストの相互性

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援

    研究期間:

    2022年08月
    -
    2024年03月
     

    後藤 渡

  • ジュルジュ・ペレックの作品における結合的書法

    日本学術振興会  科学研究費

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2019年03月
     

Misc

  • Relation entre noms propres et cinéma chez Georges Perec étymologie motivante, projection, aspiration

    フランス語フランス文学研究   ( 121 ) 84  2022年10月

    担当区分:筆頭著者

その他

  • フランス語教育国内スタージュ修了

    2024年03月
     
     

     概要を見る

    東京日仏学院において2024年3月19日から22日にかけて行われたフランス語教育国内スタージュを修了(日本フランス語フランス文学会・フランス語教育学会・フランス大使館共催)

 

現在担当している科目

▼全件表示

担当経験のある科目(授業)

  • フランス語 a 入門

    日本女子大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

  • フランス語 I (A)

    青山学院大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

  • 第三外国語としてのフランス語 2A

    早稲田大学  

    2023年10月
    -
    継続中
     

  • 文学部 選択基礎演習

    早稲田大学文学部  

    2022年09月
    -
    継続中
     

  • フランス文学史2

    早稲田大学  

    2022年09月
    -
    継続中
     

  • フランス語フランス文学演習(卒論)

    早稲田大学文学部  

    2022年04月
    -
    継続中
     

  • フランスの歴史と社会

    早稲田大学  

    2022年09月
    -
    2024年07月
     

  • 必修基礎演習

    早稲田大学文学部  

    2022年04月
    -
    2024年07月
     

  • フランス語フランス文学演習2 (フランス文学1)

    早稲田大学文学部  

    2022年04月
    -
    2024年07月
     

  • フランス小説

    早稲田大学  

    2022年04月
    -
    2022年07月
     

▼全件表示

 

学術貢献活動

  • 『戦後フランスの前衛たちー言葉とイメージの実験史』出版記念イベント

    大会・シンポジウム等

    進藤久乃  

    2023年12月
    -
     

特定課題制度(学内資金)

  • ジョルジュ・ペレックの創作における変名と運命

    2023年  

     概要を見る

     2023年度特定課題「ジョルジュ・ペレックの創作における変名と運命」は、ジョルジュ・ペレックの作品における登場人物の名前の中にその人物の運命が予示されているという点、すなわち彼の命名法が有縁的なものであるという点に着目し、変名の用法を詳らかにした。調査の中で明らかになった一番重要な成果は、作家の命名法が小説中の登場人物にとどまらず現実の人物の名前の変奏にもとり入れられているということだった。 成果としては次の発表があげられる。2023年6月11日にフランス国立図書館アルスナル館で行われた実験文学集団についての年次セミネール「形式、制約、可能性」« Formes, Contraintes et Potentialités »で発表した「ジョルジュ・ペレックのラジオの冒険―収蔵庫と鏡としての≪途絶えざる詩≫」(« Une aventure radiophonique de Georges Perec : Poésie ininterrompue comme réserve et miroir »)で詳らかにした。前半部は科学研究費研究活動スタート支援「20世紀フランスにおけるラジオとテクストの相互性」(22K2000)の成果で、作家の盟友、数学者であり詩人でもあるジャック・ルーボーのペレックへの影響について詳らかにした後に、ペレックがルーボーの名前を変奏した「J. R. 固有名詞研究を飽和させる試み」(« J. R. Tentative de saturation onomastique (extrait) »)を分析の対象とした。この小品の中でペレックは、慣習的に聖人名をつけているのみで、ほとんど運命や意味を内包していないジャック・ルーボーという名前を変奏し、変奏された名と名前を持つ人物の簡単な来歴を創作している。人物の来歴は名前からも想起できるものもあり、来歴はルーボーの伝記素ともいえるような生の断片を内包している。すなわち、名前の変奏や来歴はルーボーの生の一側面にのみ光を当てることでルーボーであるがルーボーではない人物を生みだしている。 本研究で明らかにしたのは、ペレックの変名が実在の人物にも適応される点、そして、そうした変名は運命を予示するものではなく、ありえたかもしれない生の可能性を示すものだという点である。

  • ジョルジュ・ペレックの作品における登場人物の命名法について

    2022年  

     概要を見る

    ジョルジュ・ペレックの作品における登場人物のパーソナリティや運命はその名前が予示している。すなわち登場人物と名前の間にはつながり、プラトンが『クラテュロス』の中で示した名前の有契性があるといえる。そうした有契性を中心に作品の分析をまず行った。その成果として「ジョルジュ・ペレックの創作における名づけについて」と題した論文が『早稲田大学文学研究科紀要』第68輯(2023年3月発行)に掲載された。作中の名前の有契性については先行研究ですでに自明のものとされているが、日本での紹介はまだされていないので、紹介し、有契性と対になる概念、名が体を表さない名前の慣習性も作家は意識的に作中に書き込んでいることを示した。