2024/12/21 更新

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オダ ケンタ
小田 健太
所属
附属機関・学校 高等学院
職名
教諭
学位
博士(文学) ( 2018年03月 筑波大学 )

経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    目白大学   非常勤講師

  • 2024年04月
    -
    継続中

    大東文化大学東洋研究所   兼任研究員

  • 2022年04月
    -
    継続中

    北海道教育大学旭川校   非常勤講師

  • 2021年04月
    -
    継続中

    早稲田大学高等学院   教諭

  • 2018年04月
    -
    2021年03月

    茗溪学園中学校高等学校   教諭

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    茗溪学園中学校高等学校   常勤講師

  • 2015年04月
    -
    2017年03月

    茗溪学園中学校高等学校   非常勤講師

  • 2015年04月
    -
    2017年03月

    秀明大学   非常勤講師

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委員歴

  • 2023年09月
    -
    継続中

    中国文化学会  幹事

  • 2020年02月
    -
    継続中

    筑摩書房国語教科書編集委員

  • 2013年04月
    -
    2017年03月

    中国文化学会  幹事

所属学協会

  • 2021年
    -
    継続中

    早稲田大学国語教育学会

  • 2017年
    -
    継続中

    日本杜甫学会

  • 2015年
    -
    継続中

    全国漢文教育学会

  • 2014年
    -
    継続中

    東方学会

  • 2014年
    -
    継続中

    日本中国学会

  • 2013年
    -
    継続中

    中国文化学会

  • 2014年
    -
    2022年

    中唐文学会

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研究分野

  • 中国文学

研究キーワード

  • 漢文教育

  • 李賀

  • 杜甫

  • 唐詩

  • 中国古典詩

受賞

  • 早稲田大学学術研究書出版奨励賞

    2023年03月  

  • 優秀博士論文賞

    2018年03月   筑波大学大学院人文社会科学研究科  

 

論文

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書籍等出版物

  • 高校生のための古典ライブラリー 漢文名文選 史伝編

    三上英司, 大橋賢一, 小田健太( 担当: 共編者(共編著者))

    2024年10月 ISBN: 9784480917478

  • 筑摩書房版 古典探究 学習指導の研究

    ( 担当: 分担執筆)

    2023年03月 ISBN: 9784480905871

  • 李賀詩論

    ( 担当: 単著)

    早稲田大学出版部  2023年03月 ISBN: 9784657238023

  • 筑摩書房版 言語文化 学習指導の研究

    言語文化, 編集委員会( 担当: 分担執筆)

    2022年03月 ISBN: 9784480905765

  • 古典探究 古文編

    東俊也・井島正博・大橋賢一・小田健太・木下華子・高田祐彦・千野浩一・三上英司・吉田幹生

    筑摩書房  2022年 ISBN: 9784480900661

  • 古典探究 漢文編

    東俊也・井島正博・大橋賢一・小田健太・木下華子・高田祐彦・千野浩一・三上英司・吉田幹生

    筑摩書房  2022年 ISBN: 9784480900678

  • 高校生のための古典ライブラリー 漢文名文選 故事成語編

    三上英司, 大橋賢一, 小田健太( 担当: 共編者(共編著者))

    筑摩書房  2019年10月 ISBN: 9784480917362

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講演・口頭発表等

  • 杜甫「秋述」訳注

    第24回杜甫散文研究会  

    発表年月: 2022年04月

     概要を見る

    科学研究費助成事業 基盤研究(C) 21K00321「杜甫散文研究」における研究協力者として発表

  • 碧血の系譜――李賀詩に見る素材の自在性――

    日本中国学会第66回大会  

    発表年月: 2014年10月

  • 李賀の「酒闌感覚中区窄」の句をめぐって

    中国文化学会大会  

    発表年月: 2014年06月

Misc

  • 杜甫「秋述」訳注

    中国文化   ( 81 ) 72 - 81  2023年06月  [査読有り]

  • 『文選集注』江淹「雑体詩」訳注(九)雑体詩序

    筑波中国文化論叢   ( 36 ) 33 - 58  2017年

  • 『文選集注』江淹「雑体詩」訳注(八)殷東陽(興矚)仲文

    小田 健太

    筑波中国文化論叢   ( 35 ) 59 - 90  2016年

    CiNii

  • 杜詩詳註訳注 巻一九、見螢火

    杜詩教材研究論叢   ( 7 ) 42 - 60  2016年

  • 杜詩詳註訳注 巻一八、閣夜

    杜詩教材研究論叢   ( 6 ) 22 - 44  2015年

  • 章学誠 『校讎通義』 訳注(四) 巻二 「鄭樵誤校漢志第十一」「焦竑誤校漢志第十二」

    章学誠, 文教大学目録学研究会

    文学部紀要   28 ( 1 ) 152 - 106  2014年09月

     概要を見る

    文教大学目録学研究会メンバー : 向嶋成美, 坂口三樹, 樋口泰裕, 渡邉 大, 宇賀神秀一, 王 連旺、小田健太, 加藤文彬本稿は、章学誠 『校讎通義』の訳注である。今号では、巻二の「鄭樵誤校漢志第十一」「焦竑誤校漢志第十二」を訳出する。担当は、「鄭樵誤校漢志第十一」が小田、「焦竑誤校漢志第十二」が加藤である。前号に引き続き、底本には、葉瑛 『文史通義校注』 (中華書局、一九八五年)を用い、あわせて、嘉業堂本、劉公純標点の 『文史通義』 (古籍出版社、一九五六年、中華書局新一版、一九六一年)、葉長清 『文史通義注』 (無錫国学専修学校叢書、一九三五年)、王重民 『校讎通義通解』 (上海古籍出版社、一九八七年、傳傑導読、田映注本、上海古籍出版社、二〇〇九年)、劉兆祐 『校讎通義今註今訳』 (台湾学生書局、二〇一二年)などを参照した。

    CiNii

  • 杜詩詳註訳注 巻四、対雪

    小田健太

    杜詩教材研究論叢   ( 5 ) 30 - 47  2014年

  • 杜詩詳註訳注 巻二三、公安送李二十九弟晋粛入蜀余下沔鄂

    杜詩教材研究論叢   ( 3 ) 27 - 40  2012年

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その他

  • 安藤宏・井島正博・大橋賢一・紅野謙介・五味渕典嗣・坂口浩一・清水良典・関口隆一・高田祐彦・橘直弥・千野浩一・仲島ひとみ・三上英司・吉田光・吉田幹生『言語文化』(筑摩書房)

    2021年03月
    -
     

     概要を見る

    編集協力

 

特定課題制度(学内資金)

  • 唐詩直喩表現考

    2023年  

     概要を見る

     唐詩における直喩表現研究の一端として、「霜」を喩詞とする句について検討を加えた。「霜」を喩詞とする表現は、因襲性の比較的強固なものであると見なせるが、そうであるがゆえに、典型から逸脱へ、という詩人たちの志向がうかがえるようである。以下、実例に即して説明していく。「霜」は白さを喩える喩詞として多く用いられている。被喩詞に取られることの多いものの一つが、毛髪である。桜桃昨夜開如雪  桜桃 昨夜 開くこと雪のごとく鬢髪今年白似霜  鬢髪 今年 白きこと霜のごとし白居易「感桜桃花、因招飲客」 被喩詞としての「鬢髪」と喩詞としての「霜」、そして両者に共通する要素としての「白」をも合わせて詠じた例である。「白」を略節した詠じ方も自然に成り立つ。落花如雪鬢如霜  落花は雪のごとく鬢は霜のごとし酔把花看益自傷  酔いて花を把(と)りて看れば益(ます)ます自ら傷む白居易「花前有感、兼呈崔相公・劉郎中」 比況の語を脱落した隠喩的語彙として、「霜鬢」の語もしばしば詠じられている。昔時霜鬢今如漆  昔時の霜鬢今は漆のごとし疑是年光却倒流  疑うらくは是れ年光却って倒(さかさま)に流るるかと張蠙「再游西山贈許尊師」 喩詞と被喩詞の共通性質である「白」を、被喩詞の方に含めた表現も認められる。自笑鏡中人  自ら笑う鏡中の人白髪如霜草  白髪霜草のごとし李白「覧鏡書懐」  「霜草」の語を白髪の喩詞としたのは、唐詩においては李白のみであるようだ。草とは別の事物によって、喩詞としての「霜」にバリエーションを加えたのは賈島である。青松帯雪懸銅錫  青松 雪の銅錫に懸かるを帯び白髪如霜落鉄刀  白髪 霜の鉄刀に落つるがごとし賈島「贈僧」 まずは黒髪を「鉄刀」に擬え、そこに霜が降りた様子を白髪に擬える、という二重の比喩表現となっている。 ここまで、「霜」を喩詞とする唐詩の表現について概観してきた。今後は「霜」以外の喩詞にも着目しながら、詩的認識の継承・拡大・深化の様相を明らかにしていきたい。

  • 唐詩「忘言」考

    2022年  

     概要を見る

    陶淵明(365?~427)の「飲酒」〈其五〉の末尾には、「此中有真意、欲弁已忘言(此の中に真意有り、弁ぜんと欲して已に言を忘る)」と詠じられている。本研究では「忘言」の語に着目し、陶淵明の「忘言」が唐詩にいかに影響を与えたのか、また、唐詩との相違点は何かを探る。一例として、駱賓王(?~684)の「秋日山行簡梁大官」がある。この詩において駱賓王は、「忘言已棄筌(言を忘れて已に筌を棄つ)」と詠じられているような、荘子的観念を感得する。しかし、陶淵明が「弁ぜんと欲して」「真」の言語化を志向していたのに対し、駱賓王はそうではない。「不言」の思想の生硬なままの表れが、駱賓王の「忘言」なのである。