Updated on 2024/04/24

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ODA, Kenta
 
Affiliation
Affiliated organization, Waseda University Senior High School
Job title
Teacher (Affiliated Senior High School)
Degree
博士(文学) ( 2018.03 筑波大学 )

Research Experience

  • 2024.04
    -
    Now

    Mejiro University

  • 2024.04
    -
    Now

    大東文化大学東洋研究所   兼任研究員

  • 2022.04
    -
    Now

    北海道教育大学旭川校   非常勤講師

  • 2021.04
    -
    Now

    早稲田大学高等学院   教諭

  • 2018.04
    -
    2021.03

    茗溪学園中学校高等学校   教諭

  • 2017.04
    -
    2018.03

    茗溪学園中学校高等学校   常勤講師

  • 2015.04
    -
    2017.03

    茗溪学園中学校高等学校   非常勤講師

  • 2015.04
    -
    2017.03

    Shumei University

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Committee Memberships

  • 2023.09
    -
    Now

    中国文化学会  幹事

  • 2020.02
    -
    Now

    筑摩書房国語教科書編集委員

  • 2013.04
    -
    2017.03

    中国文化学会  幹事

Professional Memberships

  • 2021
    -
    Now

    早稲田大学国語教育学会

  • 2017
    -
    Now

    日本杜甫学会

  • 2015
    -
    Now

    全国漢文教育学会

  • 2014
    -
    Now

    東方学会

  • 2014
    -
    Now

    日本中国学会

  • 2013
    -
    Now

    中国文化学会

  • 2014
    -
    2022

    中唐文学会

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Research Areas

  • Chinese literature

Research Interests

  • 漢文教育

  • 李賀

  • 杜甫

  • 唐詩

  • 中国古典詩

Awards

  • 早稲田大学学術研究書出版奨励賞

    2023.03  

  • 優秀博士論文賞

    2018.03   筑波大学大学院人文社会科学研究科  

 

Papers

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Books and Other Publications

  • 筑摩書房版 古典探究 学習指導の研究

    ( Part: Contributor)

    2023.03 ISBN: 9784480905871

  • 李賀詩論

    ( Part: Sole author)

    早稲田大学出版部  2023.03 ISBN: 9784657238023

  • 筑摩書房版 言語文化 学習指導の研究

    言語文化, 編集委員会( Part: Contributor)

    2022.03 ISBN: 9784480905765

  • 古典探究 古文編

    東俊也・井島正博・大橋賢一・小田健太・木下華子・高田祐彦・千野浩一・三上英司・吉田幹生

    筑摩書房  2022 ISBN: 9784480900661

  • 古典探究 漢文編

    東俊也・井島正博・大橋賢一・小田健太・木下華子・高田祐彦・千野浩一・三上英司・吉田幹生

    筑摩書房  2022 ISBN: 9784480900678

  • 漢文名文選 : 高校生のための古典ライブラリー

    三上, 英司, 大橋, 賢一, 小田, 健太

    筑摩書房  2019.10 ISBN: 9784480917362

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Presentations

  • 杜甫「秋述」訳注

    第24回杜甫散文研究会 

    Presentation date: 2022.04

     View Summary

    科学研究費助成事業 基盤研究(C) 21K00321「杜甫散文研究」における研究協力者として発表

  • 碧血の系譜――李賀詩に見る素材の自在性――

    日本中国学会第66回大会 

    Presentation date: 2014.10

  • 李賀の「酒闌感覚中区窄」の句をめぐって

    中国文化学会大会 

    Presentation date: 2014.06

Misc

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Other

  • 安藤宏・井島正博・大橋賢一・紅野謙介・五味渕典嗣・坂口浩一・清水良典・関口隆一・高田祐彦・橘直弥・千野浩一・仲島ひとみ・三上英司・吉田光・吉田幹生『言語文化』(筑摩書房)

    2021.03
    -
     

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    編集協力

 

Internal Special Research Projects

  • 唐詩直喩表現考

    2023  

     View Summary

     唐詩における直喩表現研究の一端として、「霜」を喩詞とする句について検討を加えた。「霜」を喩詞とする表現は、因襲性の比較的強固なものであると見なせるが、そうであるがゆえに、典型から逸脱へ、という詩人たちの志向がうかがえるようである。以下、実例に即して説明していく。「霜」は白さを喩える喩詞として多く用いられている。被喩詞に取られることの多いものの一つが、毛髪である。桜桃昨夜開如雪  桜桃 昨夜 開くこと雪のごとく鬢髪今年白似霜  鬢髪 今年 白きこと霜のごとし白居易「感桜桃花、因招飲客」 被喩詞としての「鬢髪」と喩詞としての「霜」、そして両者に共通する要素としての「白」をも合わせて詠じた例である。「白」を略節した詠じ方も自然に成り立つ。落花如雪鬢如霜  落花は雪のごとく鬢は霜のごとし酔把花看益自傷  酔いて花を把(と)りて看れば益(ます)ます自ら傷む白居易「花前有感、兼呈崔相公・劉郎中」 比況の語を脱落した隠喩的語彙として、「霜鬢」の語もしばしば詠じられている。昔時霜鬢今如漆  昔時の霜鬢今は漆のごとし疑是年光却倒流  疑うらくは是れ年光却って倒(さかさま)に流るるかと張蠙「再游西山贈許尊師」 喩詞と被喩詞の共通性質である「白」を、被喩詞の方に含めた表現も認められる。自笑鏡中人  自ら笑う鏡中の人白髪如霜草  白髪霜草のごとし李白「覧鏡書懐」  「霜草」の語を白髪の喩詞としたのは、唐詩においては李白のみであるようだ。草とは別の事物によって、喩詞としての「霜」にバリエーションを加えたのは賈島である。青松帯雪懸銅錫  青松 雪の銅錫に懸かるを帯び白髪如霜落鉄刀  白髪 霜の鉄刀に落つるがごとし賈島「贈僧」 まずは黒髪を「鉄刀」に擬え、そこに霜が降りた様子を白髪に擬える、という二重の比喩表現となっている。 ここまで、「霜」を喩詞とする唐詩の表現について概観してきた。今後は「霜」以外の喩詞にも着目しながら、詩的認識の継承・拡大・深化の様相を明らかにしていきたい。

  • 唐詩「忘言」考

    2022  

     View Summary

    陶淵明(365?~427)の「飲酒」〈其五〉の末尾には、「此中有真意、欲弁已忘言(此の中に真意有り、弁ぜんと欲して已に言を忘る)」と詠じられている。本研究では「忘言」の語に着目し、陶淵明の「忘言」が唐詩にいかに影響を与えたのか、また、唐詩との相違点は何かを探る。一例として、駱賓王(?~684)の「秋日山行簡梁大官」がある。この詩において駱賓王は、「忘言已棄筌(言を忘れて已に筌を棄つ)」と詠じられているような、荘子的観念を感得する。しかし、陶淵明が「弁ぜんと欲して」「真」の言語化を志向していたのに対し、駱賓王はそうではない。「不言」の思想の生硬なままの表れが、駱賓王の「忘言」なのである。