2023/09/27 更新

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カワサキ ケイヤ
川崎 佳哉
所属
附属機関・学校 演劇博物館
職名
助教

経歴

  • 2022年
    -
    継続中

    武蔵大学   人文学部英語英米文化学科   非常勤講師

  • 2021年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文化構想学部表象・メディア論系   兼担教員

  • 2021年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   坪内博士記念演劇博物館   助教

  • 2020年09月
    -
    継続中

    大東文化大学   社会学部社会学科   非常勤講師

  • 2019年04月
    -
    継続中

    明星大学   教育学部教育学科全学共通教育   非常勤講師

  • 2020年04月
    -
    2021年09月

    國學院大学   教育開発推進機構   兼任講師

  • 2020年09月
    -
    2021年03月

    早稲田大学   文化構想学部表象・メディア論系   非常勤講師

  • 2020年04月
    -
    2021年03月

    早稲田大学   総合人文科学研究センター   招聘研究員

  • 2017年04月
    -
    2020年03月

    早稲田大学   文学学術院   助手

  • 2014年04月
    -
    2017年03月

    学校法人立教学院立教池袋中学校・高等学校   英語科   兼任講師

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学歴

  • 2011年04月
    -
    2017年03月

    早稲田大学大学院   文学研究科   表象・メディア論コース 博士課程  

所属学協会

  •  
     
     

    早稲田 表象・メディア論学会

  •  
     
     

    表象文化論学会

  •  
     
     

    日本映像学会

研究分野

  • 美学、芸術論

研究キーワード

  • 映画

  • 表象文化

  • メディア

 

論文

  • 「一人称単数」の語りという実験――オーソン・ウェルズのラジオ・ドラマと『宇宙戦争』

    川﨑 佳哉

    表象   ( 14 ) 126 - 139  2020年04月  [査読有り]

  • 亡霊たちの視線――オーソン・ウェルズの『偉大なるアンバーソン家の人々』における視点の問題について

    川﨑 佳哉

    映像学   ( 94 ) 5 - 23  2015年05月  [査読有り]

  • スクリーンのさらに奥へのまなざし――アンドレ・バザンによるオーソン・ウェルズ論

    川﨑 佳哉

    演劇映像学 2013     27 - 40  2014年03月  [査読有り]

  • 冷戦期のオーソン・ウェルズ――『アーカディン氏』論

    川﨑 佳哉

    演劇映像学 2012     201 - 219  2013年03月  [査読有り]

  • 弁解としての語り――オーソン・ウェルズ『上海から来た女』について

    川﨑 佳哉

    表象・メディア研究   ( 3 ) 59 - 77  2013年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 『市民ケーン』と観客の知覚

    川﨑 佳哉

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   57 ( 3 ) 85 - 100  2012年03月  [査読有り]

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書籍等出版物

  • 村上春樹 映画の旅

    村上春樹, アーロン・ジェロー, 長谷正人, 髙村峰生, 小澤英実, 木原圭翔, 岡室美奈子, イ・チャンドン, 濱口竜介, 川﨑佳哉( 担当: 編集)

    フィルムアート社  2022年10月 ISBN: 4845921367

    ASIN

  • 映像が動き出すとき――写真・映画・アニメーションのアルケオロジー

    長谷正人, 長谷, 正人( 担当: 共訳)

    みすず書房  2021年11月 ISBN: 4622090546

    ASIN

  • 映画論の冒険者たち

    堀, 潤之, 木原, 圭翔( 担当: 分担執筆)

    東京大学出版会  2021年10月 ISBN: 4130830821

    ASIN

講演・口頭発表等

  • 回帰するシアトリカリティ――オーソン・ウェルズのテレビ作品とエッセイ映画

    川﨑 佳哉

    早稲田 表象・メディア論学会 第19回研究発表会・総会  

    発表年月: 2019年06月

  • 「一人称単数」の語りという実験――オーソン・ウェルズのラジオ・ドラマについて

    川﨑 佳哉

    表象文化論学会第13回大会  

    発表年月: 2018年07月

  • 引用されるイメージ――『オーソン・ウェルズのフェイク』について

    川﨑 佳哉

    日本映像学会第38回全国大会  

    発表年月: 2012年06月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「自撮り」のメディア文化史

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    長谷 正人, 菊池 哲彦, 前川 修, 加藤 裕治, 川崎 佳哉, 松谷 容作, 大久保 遼, 増田 展大, 角田 隆一

     概要を見る

    本年度は初年度であったため、「自撮り文化」について今後研究していくときの枠組みを参加メンバー全員で共有するために、①メディア研究をめぐる基礎的な文献の書評会と②自撮り文化に関するこれまでの優れた研究者をゲストに迎えての報告と議論、を行って、来年度以降の個々人の研究を進めていくための準備的作業を行った。
    【第1回】4月24日加藤裕治:『コンヴァージェンス・カルチャー』(ヘンリー・ジェンキンズ)前半書評会 【第2回】6月12日加藤裕治:『コンヴァージェンス・カルチャー』(ヘンリー・ジェンキンズ)後半書評会 【第3回】7月31日長谷正人:『テレビジョン』(レイモンド・ウィリアムズ)書評会 【第4回】10月23日溝尻真也報告「アトラクションとしてのビデオとそのイメージ」【第5回】3月5日久保友香報告「「自撮り」技術と若年女性の「盛り」コミュニケーション」
    上記のような日程で、全員が参加した研究会を行い、充実した議論が取り交わされた。第1回から第3回までの2冊の書評会では、メディア技術の社会のなかの位置付けについて歴史的にどういう議論が展開されてきたかが確認された。また第4回には、70年代ラブホテルにおいて性行為を自分たちでビデオカメラで撮影するという「自撮り」文化があったことが報告され、第5回には若い女性たちの自撮り文化のなかにおける作者と被写体の二重性について報告され議論が行われた。
    以上から、メディア文化が一方で作者の「エクスプレッション」(表現)でありながら他方で「コミュニケーション」ツールでもあるという二重性をどう捉えるかが今後の課題であることが確認された。

  • アメリカ映画史におけるパーソナルな映画実践:「一人称映画」についての研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    川崎 佳哉

     概要を見る

    本研究の対象である「一人称映画」について、1960年代後半から70年代のアメリカ映画、いわゆるアメリカン・ニューシネマに焦点を当て、理論的な見地から作品分析を含めた研究を実施した。本研究は、監督が俳優として自作に出演する映画を「一人称映画」と呼び、その実践が持つ映像文化論的な可能性を検証するものである。「一人称映画」は、今日のスマートフォンによる自撮り文化にも通じるものであり、その可能性の射程を見極めることは現代社会の映像のあり方について考察するうえで極めて重要である。このような前提から研究を進めてきたが、2021年度には、「一人称映画」とアメリカン・ニューシネマの関係について考察した。その理由は、アメリカン・ニューシネマの精神ともいうべきものが、それまでのスタジオ・システムのもとで分業によって製作されてきたハリウッド映画とは異なり、自分たちで個人的(パーソナル)な映画を作るという、「一人称映画」のあり方と極めて近い位置にあったからだ。そして、この関係について考察するうえで最も重要な作品の一つは、デニス・ホッパーが監督兼出演した1969年の映画『イージー・ライダー』である。『イージー・ライダー』は、アメリカン・ニューシネマの記念碑的作品として知られているが、それだけではなく「一人称映画」という観点から考えた場合に極めて興味深い作品である。なぜなら、チャールズ・チャップリンやバスター・キートンといったそれ以前の自作自演映画作家たちとは異なり、ホッパーによる「一人称映画」の実践はカウンター・カルチャーにおける文化のパーソナル化とでも呼ぶべき流れと密接に結びついていたからだ。このような観点から2021年度は、『イージー・ライダー』とそのほかのホッパーが監督兼出演した映画(とりわけ1971年の『ラスト・ムービー』)についての資料を精査し、具体的な映像テクストを分析した。

  • メディア文化における「孤独」の系譜

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    長谷 正人, 菊池 哲彦, 前川 修, 加藤 裕治, 川崎 佳哉, 松谷 容作, 大久保 遼, 増田 展大, 角田 隆一

     概要を見る

    本研究の目的は、「孤独」という独自の観点からメディア文化の歴史を再考することである。従来のメディア研究では、写真、テレビ、(携帯)電話などが人々の間に「つながり」を作り出し、社会的集団を形成してきたことが重視されてきた。これに対して本研究は、メディア文化の根底的な部分に「孤独」な経験と意識が生じていたことに着目し、従来のメディア理解を転倒させることを試みた。結果として、20世紀以降の写真、映画、テレビ、電話などが、それぞれの土地や社会に固有のヴァナキュラーな文化と交錯しつつ、現在までに孤独なメディア経験を醸成してきたことを明らかにし、その成果を数々の論文や書籍によって発表することができた。

Misc

 

現在担当している科目

担当経験のある科目(授業)

  • 英語圏文化ゼミナール1

    武蔵大学  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • 表象・メディア論系演習(映画文化論1)

    早稲田大学  

    2020年09月
    -
    継続中
     

  • 地域研究(北米)

    大東文化大学  

    2020年09月
    -
    継続中
     

  • メディア論

    明星大学  

    2019年04月
    -
    継続中
     

  • 映像文化論1

    武蔵大学  

    2022年09月
    -
    2023年03月
     

  • 國學院の学び(映像と思想)

    國學院大学  

    2020年04月
    -
    2021年09月
     

  • 視覚文化論

    明星大学  

    2020年04月
    -
    2021年03月
     

  • メディア文化論

    明星大学  

    2019年04月
    -
    2021年03月
     

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 文学学術院   文化構想学部

特定課題制度(学内資金)

  • アメリカ映画におけるヴォイス・オーヴァーによる語りについての研究

    2019年  

     概要を見る

    本研究は、アメリカ映画におけるヴォイス・オーヴァーによる語りを研究対象とし、この技法がアメリカ映画史において持つ意義を検証した。映画研究では視覚的なイメージに対して聴覚的な音声が軽視される傾向にあるが、トーキー化以降のアメリカ映画において登場人物による「語り」が重要であることは明白である。本研究では、とりわけイメージとして表象されることのない語り手によるヴォイス・オーヴァーの持つ意義が十分に認識されていないという見解から、ラジオからの影響を含めて声だけによる語りという技法の実態を明らかにするための調査を実施した。

  • オーソン・ウェルズのテレビ作品における「語り」についての研究

    2017年  

     概要を見る

    本研究課題「オーソン・ウェルズのテレビ作品における「語り」」では、映画監督として知られているオーソン・ウェルズのテレビ作品について、とりわけ「語り」という観点から分析・研究した。研究を進めていくなかで、ウェルズがテレビを映画よりも演劇と近いものとして捉えていたことが明らかになってきた。それ故、3月にはインディアナ大学ブルーミントン校のリリー・ライブラリーに収蔵されているウェルズ関連資料、とりわけウェルズの演劇観を伝える講演原稿やメモを調査した。このリリー・ライブラリーでの資料調査によって、ウェルズのテレビ作品と演劇性との根底的な関係性を明らかにすることができた。