Updated on 2023/10/02

写真a

 
KAWASAKI, Keiya
 
Affiliation
Affiliated organization, Tsubouchi Memorial Theatre Museum
Job title
Assistant Professor(without tenure)

Research Experience

  • 2022
    -
    Now

    Musashi University

  • 2021.04
    -
    Now

    早稲田大学   文化構想学部表象・メディア論系   兼担教員

  • 2021.04
    -
    Now

    Waseda University   The Tsubouchi Memorial Theatre Museum   Assistant Professor

  • 2020.09
    -
    Now

    Daito Bunka University

  • 2019.04
    -
    Now

    Meisei University   Department of Education, School of Education, Department of Education, School of Education

  • 2020.04
    -
    2021.09

    國學院大学   教育開発推進機構   兼任講師

  • 2020.09
    -
    2021.03

    Waseda University

  • 2020.04
    -
    2021.03

    早稲田大学   総合人文科学研究センター   招聘研究員

  • 2017.04
    -
    2020.03

    Waseda University   Faculty of Letters, Arts and Sciences

  • 2014.04
    -
    2017.03

    学校法人立教学院立教池袋中学校・高等学校   英語科   兼任講師

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Education Background

  • 2011.04
    -
    2017.03

    Waseda University   Graduate School of Letters, Arts and Sciences  

Professional Memberships

  •  
     
     

    早稲田 表象・メディア論学会

  •  
     
     

    THE ASSOCIATION FOR STUDIES OF CULTURE AND REPRESENTATION

  •  
     
     

    JAPAN SOCIETY OF IMAGE ARTS AND SCIENCES

Research Areas

  • Aesthetics and art studies

Research Interests

  • 映画

  • 表象文化

  • メディア

 

Papers

  • 「一人称単数」の語りという実験――オーソン・ウェルズのラジオ・ドラマと『宇宙戦争』

    川﨑 佳哉

    表象   ( 14 ) 126 - 139  2020.04  [Refereed]

  • 亡霊たちの視線――オーソン・ウェルズの『偉大なるアンバーソン家の人々』における視点の問題について

    川﨑 佳哉

    映像学   ( 94 ) 5 - 23  2015.05  [Refereed]

  • スクリーンのさらに奥へのまなざし――アンドレ・バザンによるオーソン・ウェルズ論

    川﨑 佳哉

    演劇映像学 2013     27 - 40  2014.03  [Refereed]

  • 冷戦期のオーソン・ウェルズ――『アーカディン氏』論

    川﨑 佳哉

    演劇映像学 2012     201 - 219  2013.03  [Refereed]

  • 『市民ケーン』と観客の知覚

    川﨑 佳哉

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   57 ( 3 ) 85 - 100  2012.03  [Refereed]

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Books and Other Publications

  • 村上春樹 映画の旅

    村上春樹, アーロン・ジェロー, 長谷正人, 髙村峰生, 小澤英実, 木原圭翔, 岡室美奈子, イ・チャンドン, 濱口竜介, 川﨑佳哉( Part: Edit)

    フィルムアート社  2022.10 ISBN: 4845921367

    ASIN

  • 映像が動き出すとき――写真・映画・アニメーションのアルケオロジー

    長谷正人, 長谷, 正人( Part: Joint translator)

    みすず書房  2021.11 ISBN: 4622090546

    ASIN

  • 映画論の冒険者たち

    堀, 潤之, 木原, 圭翔( Part: Contributor)

    東京大学出版会  2021.10 ISBN: 4130830821

    ASIN

Presentations

  • 回帰するシアトリカリティ――オーソン・ウェルズのテレビ作品とエッセイ映画

    川﨑 佳哉

    早稲田 表象・メディア論学会 第19回研究発表会・総会 

    Presentation date: 2019.06

  • 「一人称単数」の語りという実験――オーソン・ウェルズのラジオ・ドラマについて

    川﨑 佳哉

    表象文化論学会第13回大会 

    Presentation date: 2018.07

  • 引用されるイメージ――『オーソン・ウェルズのフェイク』について

    川﨑 佳哉

    日本映像学会第38回全国大会 

    Presentation date: 2012.06

Research Projects

  • 「自撮り」のメディア文化史

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    Project Year :

    2021.04
    -
    2024.03
     

    長谷 正人, 菊池 哲彦, 前川 修, 加藤 裕治, 川崎 佳哉, 松谷 容作, 大久保 遼, 増田 展大, 角田 隆一

     View Summary

    本年度は初年度であったため、「自撮り文化」について今後研究していくときの枠組みを参加メンバー全員で共有するために、①メディア研究をめぐる基礎的な文献の書評会と②自撮り文化に関するこれまでの優れた研究者をゲストに迎えての報告と議論、を行って、来年度以降の個々人の研究を進めていくための準備的作業を行った。
    【第1回】4月24日加藤裕治:『コンヴァージェンス・カルチャー』(ヘンリー・ジェンキンズ)前半書評会 【第2回】6月12日加藤裕治:『コンヴァージェンス・カルチャー』(ヘンリー・ジェンキンズ)後半書評会 【第3回】7月31日長谷正人:『テレビジョン』(レイモンド・ウィリアムズ)書評会 【第4回】10月23日溝尻真也報告「アトラクションとしてのビデオとそのイメージ」【第5回】3月5日久保友香報告「「自撮り」技術と若年女性の「盛り」コミュニケーション」
    上記のような日程で、全員が参加した研究会を行い、充実した議論が取り交わされた。第1回から第3回までの2冊の書評会では、メディア技術の社会のなかの位置付けについて歴史的にどういう議論が展開されてきたかが確認された。また第4回には、70年代ラブホテルにおいて性行為を自分たちでビデオカメラで撮影するという「自撮り」文化があったことが報告され、第5回には若い女性たちの自撮り文化のなかにおける作者と被写体の二重性について報告され議論が行われた。
    以上から、メディア文化が一方で作者の「エクスプレッション」(表現)でありながら他方で「コミュニケーション」ツールでもあるという二重性をどう捉えるかが今後の課題であることが確認された。

  • アメリカ映画史におけるパーソナルな映画実践:「一人称映画」についての研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究

    Project Year :

    2020.04
    -
    2023.03
     

    川崎 佳哉

     View Summary

    本研究の対象である「一人称映画」について、1960年代後半から70年代のアメリカ映画、いわゆるアメリカン・ニューシネマに焦点を当て、理論的な見地から作品分析を含めた研究を実施した。本研究は、監督が俳優として自作に出演する映画を「一人称映画」と呼び、その実践が持つ映像文化論的な可能性を検証するものである。「一人称映画」は、今日のスマートフォンによる自撮り文化にも通じるものであり、その可能性の射程を見極めることは現代社会の映像のあり方について考察するうえで極めて重要である。このような前提から研究を進めてきたが、2021年度には、「一人称映画」とアメリカン・ニューシネマの関係について考察した。その理由は、アメリカン・ニューシネマの精神ともいうべきものが、それまでのスタジオ・システムのもとで分業によって製作されてきたハリウッド映画とは異なり、自分たちで個人的(パーソナル)な映画を作るという、「一人称映画」のあり方と極めて近い位置にあったからだ。そして、この関係について考察するうえで最も重要な作品の一つは、デニス・ホッパーが監督兼出演した1969年の映画『イージー・ライダー』である。『イージー・ライダー』は、アメリカン・ニューシネマの記念碑的作品として知られているが、それだけではなく「一人称映画」という観点から考えた場合に極めて興味深い作品である。なぜなら、チャールズ・チャップリンやバスター・キートンといったそれ以前の自作自演映画作家たちとは異なり、ホッパーによる「一人称映画」の実践はカウンター・カルチャーにおける文化のパーソナル化とでも呼ぶべき流れと密接に結びついていたからだ。このような観点から2021年度は、『イージー・ライダー』とそのほかのホッパーが監督兼出演した映画(とりわけ1971年の『ラスト・ムービー』)についての資料を精査し、具体的な映像テクストを分析した。

  • Genealogy of Solitudes in Media Cultures

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2018.04
    -
    2021.03
     

    Hase Masato

     View Summary

    The purpose of this research is to historically reconsider media culture from the unique perspective of "solitude". Previous studies have discussed the ways in which photography, television, and (mobile) phones have created "connections" among people and formed specific social groups. However, this study attempted to upset these conventional understandings by focusing on the way that a sense and experience of solitude emerged as an underlying part of media culture. As a result, we have clarified that photography, film, television, and the telephone, especially since the 20th century, have fostered solitary media experiences up to the present while intersecting with the vernacular culture unique to each land and society, and have been able to publish our findings in a number of papers and books.

Misc

 

Syllabus

Teaching Experience

  • 英語圏文化ゼミナール1

    Musashi University  

    2023.04
    -
    Now
     

  • 表象・メディア論系演習(映画文化論1)

    早稲田大学  

    2020.09
    -
    Now
     

  • 地域研究(北米)

    大東文化大学  

    2020.09
    -
    Now
     

  • メディア論

    明星大学  

    2019.04
    -
    Now
     

  • 映像文化論1

    武蔵大学  

    2022.09
    -
    2023.03
     

  • 國學院の学び(映像と思想)

    國學院大学  

    2020.04
    -
    2021.09
     

  • 視覚文化論

    明星大学  

    2020.04
    -
    2021.03
     

  • メディア文化論

    Meisei University  

    2019.04
    -
    2021.03
     

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Sub-affiliation

  • Faculty of Letters, Arts and Sciences   School of Culture, Media and Society

Internal Special Research Projects

  • アメリカ映画におけるヴォイス・オーヴァーによる語りについての研究

    2019  

     View Summary

    本研究は、アメリカ映画におけるヴォイス・オーヴァーによる語りを研究対象とし、この技法がアメリカ映画史において持つ意義を検証した。映画研究では視覚的なイメージに対して聴覚的な音声が軽視される傾向にあるが、トーキー化以降のアメリカ映画において登場人物による「語り」が重要であることは明白である。本研究では、とりわけイメージとして表象されることのない語り手によるヴォイス・オーヴァーの持つ意義が十分に認識されていないという見解から、ラジオからの影響を含めて声だけによる語りという技法の実態を明らかにするための調査を実施した。

  • オーソン・ウェルズのテレビ作品における「語り」についての研究

    2017  

     View Summary

    本研究課題「オーソン・ウェルズのテレビ作品における「語り」」では、映画監督として知られているオーソン・ウェルズのテレビ作品について、とりわけ「語り」という観点から分析・研究した。研究を進めていくなかで、ウェルズがテレビを映画よりも演劇と近いものとして捉えていたことが明らかになってきた。それ故、3月にはインディアナ大学ブルーミントン校のリリー・ライブラリーに収蔵されているウェルズ関連資料、とりわけウェルズの演劇観を伝える講演原稿やメモを調査した。このリリー・ライブラリーでの資料調査によって、ウェルズのテレビ作品と演劇性との根底的な関係性を明らかにすることができた。