Updated on 2025/05/09

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KAWASAKI, Keiya
 
Affiliation
Faculty of Letters, Arts and Sciences, School of Culture, Media and Society
Job title
Assistant Professor(non-tenure-track)
 

Papers

  • 「一人称単数」の語りという実験――オーソン・ウェルズのラジオ・ドラマと『宇宙戦争』

    川﨑 佳哉

    表象   ( 14 ) 126 - 139  2020.04  [Refereed]

  • 亡霊たちの視線――オーソン・ウェルズの『偉大なるアンバーソン家の人々』における視点の問題について

    川﨑 佳哉

    映像学   ( 94 ) 5 - 23  2015.05  [Refereed]

  • スクリーンのさらに奥へのまなざし――アンドレ・バザンによるオーソン・ウェルズ論

    川﨑 佳哉

    演劇映像学 2013     27 - 40  2014.03  [Refereed]

  • 冷戦期のオーソン・ウェルズ――『アーカディン氏』論

    川﨑 佳哉

    演劇映像学 2012     201 - 219  2013.03  [Refereed]

  • 『市民ケーン』と観客の知覚

    川﨑 佳哉

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   57 ( 3 ) 85 - 100  2012.03  [Refereed]

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Syllabus

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Internal Special Research Projects

  • アメリカ映画におけるヴォイス・オーヴァーによる語りについての研究

    2019  

     View Summary

    本研究は、アメリカ映画におけるヴォイス・オーヴァーによる語りを研究対象とし、この技法がアメリカ映画史において持つ意義を検証した。映画研究では視覚的なイメージに対して聴覚的な音声が軽視される傾向にあるが、トーキー化以降のアメリカ映画において登場人物による「語り」が重要であることは明白である。本研究では、とりわけイメージとして表象されることのない語り手によるヴォイス・オーヴァーの持つ意義が十分に認識されていないという見解から、ラジオからの影響を含めて声だけによる語りという技法の実態を明らかにするための調査を実施した。

  • オーソン・ウェルズのテレビ作品における「語り」についての研究

    2017  

     View Summary

    本研究課題「オーソン・ウェルズのテレビ作品における「語り」」では、映画監督として知られているオーソン・ウェルズのテレビ作品について、とりわけ「語り」という観点から分析・研究した。研究を進めていくなかで、ウェルズがテレビを映画よりも演劇と近いものとして捉えていたことが明らかになってきた。それ故、3月にはインディアナ大学ブルーミントン校のリリー・ライブラリーに収蔵されているウェルズ関連資料、とりわけウェルズの演劇観を伝える講演原稿やメモを調査した。このリリー・ライブラリーでの資料調査によって、ウェルズのテレビ作品と演劇性との根底的な関係性を明らかにすることができた。