2024/04/26 更新

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ニシキド マコト
西城戸 誠
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
教授
学位
博士(行動科学) ( 北海道大学 )
修士(行動科学) ( 北海道大学 )

経歴

  • 2021年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   教授

  • 2013年04月
    -
    2021年03月

    法政大学人間環境学部教授

  • 2014年04月
    -
    2015年03月

    ハワイ大学マノア校社会学部 客員研究員

  • 2007年04月
    -
    2013年03月

    法政大学人間環境学部准教授

  • 2006年04月
    -
    2007年03月

    法政大学人間環境学部助教授

  • 2005年04月
    -
    2006年03月

    京都教育大学教育学部社会科学科助教授

  • 2003年04月
    -
    2005年03月

    京都教育大学教育学部社会科学科専任講師

  • 2001年08月
    -
    2003年03月

    北海道大学大学院文学研究科人間システム科学専攻社会システム科学講座助手

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委員歴

  • 2021年07月
    -
    2023年06月

    環境社会学会  理事 研究活動委員会委員長 震災・原発事故特別委員会委員長

  • 2019年06月
    -
    2021年06月

    環境社会学会  理事 奨励賞選考委員会 震災・原発事故特別委員会

  • 2015年09月
    -
    2018年07月

    日本社会学会  研究活動委員会

  • 2011年06月
    -
    2015年06月

    環境社会学会  理事、研究活動委員

  • 2012年10月
    -
    2014年05月

    地域社会学会  研究委員

  • 2009年07月
    -
    2011年06月

    環境社会学会  研究活動委員

  • 2007年07月
    -
    2009年06月

    環境社会学会  運営委員、研究活動委員

  • 2005年07月
    -
    2007年06月

    日本都市社会学会  企画委員

  • 2005年07月
    -
    2007年06月

    環境社会学会  運営委員、編集委員

  • 2003年07月
    -
    2005年06月

    環境社会学会  研究活動委員

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所属学協会

  •  
     
     

    環境社会学会

  •  
     
     

    北海道社会学会

  •  
     
     

    日本社会学会

  •  
     
     

    関東社会学会

  •  
     
     

    地域社会学会

  •  
     
     

    日本都市社会学会

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研究分野

  • 社会学

研究キーワード

  • Rural sociology

  • Environmental sociology

  • Collective behavior and social movements

  • 地域社会学

  • 環境社会学

  • 社会運動論

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受賞

  • 第18回日本NPO学会優秀賞

    2020年06月   日本NPO学会   西城戸誠・原田峻共著『避難と支援』新泉社(2019)  

  • 第13回地域社会学会賞(共同研究部門)

    2020年05月   地域社会学会   西城戸誠・原田峻共著『避難と支援』新泉社(2019)  

    受賞者: 西城戸誠, 原田峻

  • 日本学術振興会特別研究員等の審査に係る顕彰

    2019年06月  

  • 第3回地域社会学会奨励賞

    2010年05月   地域社会学会   西城戸誠著『抗いの条件』人文書院(2008)  

 

論文

  • 福島県外避難者への支援事業と支援のガバナンス―生活再建支援調査から

    西城戸誠

    社会学年誌   65   111 - 128  2024年03月  [査読有り]  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 石巻市北上町ウィーアーワン北上の10年と復興政策への応答ー津波被災地の復興過程における「住民自治」の展開と「身の丈の復興」

    西城戸誠, 庄司知恵子

    環境社会学研究   28   106 - 121  2022年12月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 被災地におけるコミュニティナース事業の展開にみる復興と地域福祉の接続

    庄司知恵子, 西城戸誠

    社会学年報   51   93 - 104  2022年12月  [査読有り]

  • 東日本大震災・福島原発事故から11年目を迎えた広域避難の現状と課題 : 埼玉県における自治体・避難者調査の知見から—The Current Status and Issues of Wide-Area Evacuation 11 Years after the Great East Japan Earthquake and Fukushima Nuclear Disaster : Based on Surveys in Saitama Prefecture

    原田 峻, 西城戸 誠

    立教大学コミュニティ福祉研究所紀要 = Journal of the Institute of Community & Human Services, Rikkyo University   ( 10 ) 99 - 114  2022年11月

  • Complex Ties: Nuclear Governance and Governance for Supporting Evacuees

    Makoto Nishikido

    Adaptive Participatory Environmental Governance in Japan     143 - 185  2022年06月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

    Scopus

  • 長崎県五島市の洋上風力における漁業共生と地域づくり

    西城戸誠

    風力エネルギー   45 ( 3 ) 411 - 416  2021年11月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • オーストラリアにおけるコミュニティエネルギーの展開

    古屋将太, 西城戸誠

    人間環境論集   21 ( 2 ) 47 - 80  2021年03月

  • 水害時における地方自治体の外国人支援施策に関する調査報告

    正島 美智子, 西城戸 誠

    人間環境論集   21 ( 1 ) 85 - 127  2020年10月

  • 産炭地における中間集団としての炭鉱主婦会―北海道赤平市、芦別市を事例としてー

    西城戸 誠

    現代社会学研究   33   43 - 62  2020年06月  [査読有り]

  • 生活協同組合による地域活動と町内会

    西城戸誠

    建築ジャーナル   1305   21 - 23  2020年06月  [招待有り]

  • 社会問題の現在ー環境問題の視点から

    西城戸誠

    大原社会問題研究所雑誌   731・732   37 - 45  2019年09月  [招待有り]

  • 広域避難者支援における復興支援員制度の展開-埼玉県を事例として-

    西城戸誠, 原田峻

    公共政策志林   7   1 - 11  2019年03月

  • 「規範」に接続した「実践」的な環境運動研究を考える―地域に資する再生可能エネルギーに関わる環境運動を事例に―

    西城戸誠

    環境社会学研究   24   58 - 73  2018年12月  [査読有り]  [招待有り]

  • 地域再生のためのグリーン・ジョブ

    西城戸誠

    大原社会問題研究所雑誌   714   30 - 39  2018年04月  [招待有り]

  • 北海道芦別市における主婦会活動の記録 : 三井芦別炭鉱主婦会・芦別生活学校の聞き書き

    西城戸誠, 大國充彦

    人間環境論集   18 ( 2 ) 64 - 30  2018年02月

  • 東日本大震災・福島原発事故から7年目を迎えた広域避難の現状と課題

    原田峻, 西城戸誠

    立教大学コミュニティ福祉研究所紀要   5 ( 5 ) 51 - 67  2017年11月

    CiNii

  • 生命と暮らしを守る―住友赤平・空知・夕張炭鉱の炭鉱主婦会の聞き書きから―

    西城戸誠, 大國充彦

    人間環境論集   18 ( 1 ) 66(29) - 27(68)  2017年09月

    CiNii

  • コメント:ドイツとの比較から考える日本の「若者」の政治参加と政治教育

    西城戸誠

    ドイツ研究   51 ( 51 ) 64 - 72  2017年03月  [招待有り]

    CiNii

  • 被災地における居住意向の現状と課題-宮城県石巻市北上地区を対象とした世帯調査より-

    庄司知恵子, 西城戸誠

    社会福祉学部紀要   19   61 - 73  2017年03月

    CiNii

  • 実践的な調査としての震災調査に何ができるか

    西城戸誠

    社会と調査   ( 16 ) 30 - 37  2016年03月  [招待有り]

  • 東日本大震災・福島原発事故から5年目を迎えた県外避難の現状と課題 : 埼玉県における自治体・避難者調査の知見から

    原田 峻, 西城戸 誠, ハラダ シュン, ニシキド マコト, Shun Harada, Makoto Nishikido

    立教大学コミュニティ福祉研究所紀要 = Journal of the Institute of Community & Human Services, Rikkyo University   ( 3 ) 59 - 78  2015年11月

    DOI CiNii

  • 長野県飯田市における市民出資型再生可能エネルギー事業の地域的展開

    西城戸 誠

    人間環境論集   15 ( 2 ) 15 - 46  2015年03月

    CiNii

  • 再生可能エネルギー事業と地域環境の創造-コミュニティ・パワーから考える地域社会の『自立』

    都市社会研究   7   32 - 47  2015年03月  [招待有り]

  • 「コミュニティ・パワー」としての市民出資型再生可能エネルギー事業の成果と課題

    人間環境論集   15 ( 1 ) 1 - 67  2014年11月

  • 埼玉県における県外避難者とその支援の現状と課題

    西城戸誠, 原田峻

    人間環境論集   15 ( 1 ) 69 - 103  2014年11月

    担当区分:筆頭著者

  • Reconstruction from the Great East Japan Earthquake and the Development of Resilience in Regional Communities

    Makoto Nishikido, Satoru Kuroda, Zenki Hirakawa

    Sociology in the Post-Disaster Society(Grant-in-Aid for Scientific Research(A)Reconstruction from the disaster Project)     50 - 64  2014年06月  [査読有り]

  • 原発・県外避難者のネットワークの形成条件――埼玉県下の8市町を事例として――

    原田峻, 西城戸誠

    地域社会学会年報   25   143 - 156  2013年05月  [査読有り]

    CiNii

  • 地場産農産物を用いた学校給食による「食育」の持続可能性―東京都日野市を事例として―

    舩戸修一

    サステイナビリティ研究   3   99 - 113  2013年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 農業用水の"環境用水"化に見る資源管理の編成可能性

    黒田暁, 西城戸誠, 舩戸修一

    環境社会学研究   18   126 - 141  2012年11月  [査読有り]

     概要を見る

    高度経済成長期以来の都市化によって,水田地帯であった東京都日野市は水田が現存している地区とほぼ皆無となった地区とが混在している。都市農業の後退に伴い,農業用水路の総延長や機能は縮減した。その一方,地域住民有志による用水の価値を見直す試みが早くから展開され,市行政も多様な価値づけに基づく"環境用水"化による存続を図ってきた。用水の清掃を自発的に担う「用水守」の制度化は,市民参画の点からも注目される。だが現状は市行政による"環境用水"の議論がやや先行し,農業用水路の中心的な管理主体である農家(用水組合)の意向と用水をめぐる有志の活動の歯車は噛み合っていない。つまり,用水の管理主体の再編が急務でありながら,実効性のある制度や仕組みづくりが不十分であり,多様なアクターを相互に結び付ける論理と手段が未構築となっている。本稿では,日野市における農業用水路の歴史的変遷と地域社会の変動との関連から現状を把握し,用水路をめぐる多様な価値づけや実践が,いかにして用水と都市農業を再リンクしうるのか,用水路の維持管理の方向性を具体的に,日野市の水辺の環境政策に位置づけた。そして,"環境用水"のガバナンスの構築に向けて,日野市民の現在の生活実態を軸とした水辺空間の再編・創出を図ることの重要性を指摘した。

    CiNii

  • 「個」の時代における組織と活動-生活クラブ生協東京・リーダー調査

    西城戸誠, 角一典

    社会運動   388 ( 388 ) 33 - 38  2012年07月

    CiNii

  • The Dynamics of Protest Activities in Japan: Analysis Using Protest Event Data

    Nishikido Makoto

    人間環境論集   12 ( 2 ) 103 - 147  2012年03月

    CiNii

  • 太平洋炭鉱主婦会の歴史から学ぶ

    「ヤマの話を聞く会」記録集(2)釧路市立図書館     53 - 55  2012年03月

  • People's Reaction to Media Framing of the Anti-G8 Movement in Japan: A Case Study of the Lake Toya

    Nishikido Makoto

    人間環境論集   12 ( 1 ) 153 - 167  2012年02月

    CiNii

  • 「個」の時代におけるコミュニティと生協

    西城戸誠, 角一典

    まちと暮らし研究   12 ( 12 ) 40 - 45  2011年03月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    CiNii

  • メガ・イベントによる社会関係資本の蓄積過程-洞爺湖サミットに向けての取り組みを通して-

    西城戸誠, 山本英弘, 青木聡子, 渡邊勉

    人間環境論集   11 ( 1 ) 47 - 65  2011年02月

    CiNii

  • 生活クラブ生協における戸別配送組合員によるリーダー創出過程に関する試論-「個」の時代における組織と運動-

    角一典

    第7回生協総研賞研究奨励助成事業研究論文集     56 - 72  2011年01月

  • 「援農ボランティア」の意義と課題─東京都日野市の事例から

    舩戸修一, 西城戸誠, 図司直也, 黒田暁

    まちと暮らし研究   11 ( 39-44 ) 39 - 44  2010年12月

    CiNii

  • 「三世代交流型水害史調査」による水害学習と地域社会・学校教育-災害の環境社会学による教育実践に向けて-

    西城戸 誠

    環境社会学研究   16   48 - 64  2010年11月  [査読有り]

     概要を見る

    水害の潜在的な危険性を内包しながらも,水害に対する意識や備えが希薄な人々が多い現状において,災害文化を育む災害教育の実践は,地域社会におけるレジリエンスを担保するうえで重要である。本稿は,過去の水害の記憶や経験を紡ぎ出し,災害文化を育む災害教育の実践の一例として「三世代交流型水害史調査」を取り上げ,地域社会・学校教育における水害ワークショップの実践とその後の展開について考察した。水害ワークショップは,有意義な実践であると評価されながらも,継続的な活動をしているところは現状では少ない。本稿ではそのいくつかの要因を指摘したうえで,水害ワークショップの実践をより継続的に展開するためには,教育の内実や,教育現場の実態を踏まえたサポート体制や,仕組みを編み出していくことが重要であると指摘した。とくにこれまで教育実践の内容を看過してきた社会学は,教育実践の内容を踏まえた分析と実践に向けた考察をすべきであると結論づけた。

    CiNii

  • The Organizational Demography of Japanese Environmentalism

    Erik W. Johnson, Yoshitaka Saito, Makoto Nishikido

    SOCIOLOGICAL INQUIRY   79 ( 4 ) 481 - 504  2009年11月  [査読有り]

     概要を見る

    Although a macro-organizational perspective has become increasingly commonplace in social movement analyses, few studies examine the full spectrum of organizations in any single social movement industry (SMI). Utilizing a unique source of data on Japanese environmental movement organizations, we compare characteristics of groups focused primarily on environmental issues with those for whom environmental issues are part of a larger multi-issue focus. We then profile across distinct, and theoretically important, organizational domains to assess how local, prefectural and national groups compare on a variety of organizational attributes, including: size, membership type, tactics and activities, and issues. We conclude by discussing the implications of our findings for understanding both Japanese environmentalism and the structure of SMIs generally.

    DOI

    Scopus

    7
    被引用数
    (Scopus)
  • 生活クラブ生協の「共同性」の現状と課題

    西城戸誠, 角一典

    年報社会学論集   22 ( 22 ) 150 - 161  2009年07月  [査読有り]

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    The aim of this article is to clarify the dynamics of the members of a Seikatsu Club Consumers' Co-Operative Hokkaido where the delivery to home system (KOHAI) was introduced in recent years. In the preceding study of the Seikatsu Club Consumers' Co-Operative, the home delivery system was not part of the investigation. We made a comprehensive survey of the Seikatsu Club Consumers' Co-Operative Hokkaido. Analyzing the impact of the home delivery system on the Seikatsu Club Consumers' Co-Operative Hokkaido, we consider the present and future of "Solidarity" in the Seikatsu Club Consumers' Co-Operative Hokkaido.

    DOI CiNii

  • 災害環境教育の展開とその評価-宇治川の水害学習実践を事例として-

    西城戸誠, 川面なほ, 石川誠

    京都教育大学教育実践研究紀要   9 ( 9 ) 11 - 18  2009年03月

     概要を見る

    本稿は、 2005年度および2007年度に京都市立向島南小学校で実施した「水害学習」の実践を比較し、水害学習を受講した小学生に対する調査票調査の結果を踏まえて、災害環境教育としての水害学習の成果と課題について考察した。また、地域社会と学校を媒介する主体の存在とその役割、環境教育における水害学習の特徴などについて指摘した。

    CiNii

  • 「社会調査のアーカイブズ学」の必要性:―札幌学院大学SORDが取り組んだ「夕張調査資料集成」作成経験からの提言―

    中澤 秀雄, 西城戸 誠, 大國 充彦, 新國 三千代, 祐成 保志, 新藤 慶, 小内 純子, 高橋 徹

    理論と方法   24 ( 1 ) 121 - 128  2009年  [査読有り]

     概要を見る

    本稿ではSORDデータアーカイブの活動経験を元に、社会調査データの管理などアーカイブズ学的側面について提言を行った。第一に社会調査データの整理保存作業は調査主体自身が行うべきで、そのための標準的ルールが求められている。第二に、調査時点で実施者が正確な記録を残さないと、当時の調査の認識枠組みでは見えてこなかった対象社会の一側面を見出すという質的調査の二次分析が困難になること。第三に、当時の調査集団の仮説形成過程の追体験を可能にするために、調査の途中経過資料や知識の伝達・創出が行われる研究者集団の組織や管理方法、対象社会の構造的要因や歴史的背景などについての資料の収集が重要であり、そのためには調査のアーカイブズ学の確立が必須である。そしてこれまで歴史学者が中心だった博物館学との連携をはかる必要があるといえるだろう。

    DOI CiNii

  • 大学生の違法薬物への意識に関する実態調査

    西城戸 誠

    人間環境論集   10 ( 1 ) 53 - 62  2009年

    CiNii

  • 日野市の用水路を巡る「市民参加」の現状と課題

    西城戸 誠

    法政大学大学院エコ地域デザイン研究所2007年度報告書     172 - 181  2008年07月

  • 生活クラブはどのように研究されたか

    角一典, 西城戸誠

    社会運動   337 ( 337 ) 24 - 37  2008年04月

    CiNii

  • 生活クラブ生協北海道における社会運動の成果と連帯のゆくえ-動員構造と運動文化の観点から-

    西城戸 誠

    大原社会問題研究所雑誌   592 ( 592 ) 18 - 41  2008年03月  [査読有り]

     概要を見る

    本稿の目的は、生活クラブ生協北海道を母体とした市民活動の「成果」を踏まえながら、なぜ、現状では活動自体が停滞、沈静化してしまったのかという点を、社会運動論の動員構造論、運動文化論の分析視角を用いて明らかにすることである。生活クラブ生協北海道は、これまでさまざまな社会運動を展開してきただけではなく、さまざまな社会運動組織の基盤を提供してきた。だが、生活クラブ生協の運動の根幹をなしていた、生活クラブ生協の組合員としての主体形成がなされる場であった班制度が崩壊しつつあり、本稿ではその要因を考察した。最後に現状の生活クラブ生協の問題点を踏まえて、生活クラブ生協北海道の今後の展開可能性についての考察を加えた。

    CiNii

  • 市民風車事業--運動の現在と今後の展開

    西城戸 誠, 古屋 将太

    人間環境論集   8 ( 1 ) 37 - 60  2008年01月

    CiNii

  • The rise of community wind power in Japan: Enhanced acceptance through social innovation

    Yasushi Maruyama, Makoto Nishikido, Tetsunari Iida

    ENERGY POLICY   35 ( 5 ) 2761 - 2769  2007年05月  [査読有り]

     概要を見る

    The purpose of this paper is to analyze the socio-economic dynamics that are brought about by renewable energy technologies. We call this dynamic "Social Innovation" as it changes the rules of risk-benefit distribution and the roles of social actors. For this purpose, we take up a typical case in Japan, community wind power in which the initial cost is funded by the investment of citizens. Through this case study, we examine how the citizens' initiative can affect the social acceptance of renewable energy as well as social change. Based on interviews with those involved in these projects, we analyze the interests of the various actors involved in community wind power projects in a framework of "actor network theory", which enables us to understand the detail of each actor's position. This study also involved a quantitative survey of investors. The case study clarified that there was a remarkable difference in the interests of the main actors in the community wind power projects, the networks are complex and actors share various interests such as economic interests and a sense of social commitment, participation and contribution. These incentives are also clarified in quantitative data. However, the variety of incentives differs in each project. (c) 2007 Elsevier Ltd. All rights reserved.

    DOI

    Scopus

    158
    被引用数
    (Scopus)
  • 戦後日本の労働運動の動態に関するイベント分析

    西城戸 誠

    人間環境論集   7 ( 1 ) 31 - 52  2007年02月

    CiNii

  • 転換期における生活クラブ生協運動の現状と課題-生活クラブ生協北海道を事例として-

    西城戸誠, 角一典

    現代社会学研究   19   21 - 40  2006年06月  [査読有り]

     概要を見る

    本稿の自的は,生活クラブ生協北海道の現状を確認し,生活クラブ生協で構築された理念と現実のギャップがどのようなものであるのかという点を,2002年に生活クラブ生協で実施された組合員調査と,インタビュー調査によって明らかにすることである。これまでの生活クラブ生協研究の多くは,生活クラブ生協自体が活発であった時代を対象としていた。本稿の研究は転換期を迎えた生活クラブ生協を対象とし,なぜ生活クラブ生協が「停滞」「沈滞」しているのかという問いに答えようと試みた。<BR>分析の結果,生活クラブ生協北海道が抱える理念と現実とのギャップを,消費材を通した「食の生協」としての生活クラブ生協を位置づけ,「生活クラブ生協らしさ」を体現していたさまざまな社会運動や班活動からは距離をおく組合員や,消費材を単なる一商品として認識してしまう組合員から見いだすことができた。そして,このギャップの拡大が生活クラブ生協の「停滞」「沈滞」をもたらしていることを示した。さらに,この組合員の意識・行動の差は,50代以上の組合員と40代の組合員の間にある可能性を示唆した。

    DOI CiNii

  • 3.水とかかわる地域を学ぶ(2) : 宇治川・水害学習の実践記録

    川面 なほ, 西城戸 誠, 武田 一郎

    京都教育大学環境教育研究年報   14   29 - 48  2006年03月

     概要を見る

    本稿は,「水とかかわる地域を学ぶ(1)」に引き続き,昭和28年に発生した旧巨椋池干拓地の水害に関する水害学習の授業実践を報告し,社会調査による地域学習のあり方を考察した。また,水害学習で用いた地形模型の作り方を資料としてまとめた。

    CiNii

  • 2.水とかかわる地域を学ぶ(1) : 宇治川・水害学習の実践記録

    西城戸 誠, 川面 なほ, 武田 一郎

    京都教育大学環境教育研究年報   14   11 - 28  2006年03月

     概要を見る

    京都教育大学社会学研究室では,昭和28年に発生した旧巨椋池干拓地の水害を村象とした,水害調査・水害学習を京都市立向島南小学校で行った。本稿ではこのプロジェクトの経緯の概略と,水害授業の準備過程,授業実践について報告した。

    CiNii

  • 伏見を歩く・調べる・紹介する-第10回ふれあい伏見フェスタ・「歩いて再発見!伏見の魅力」の記録-

    西城戸誠, 香川貴志, 武田一郎

    教育実践研究紀要(京都教育大学教育学部附属教育実践総合センター)   6   11 - 20  2006年03月

     概要を見る

    本稿は, 2005年4月に京都教育大学で行われた「第10回ふれあい伏見フェスタ」の中で企画されたエクスカーション「歩いて再発見!伏見の魅力」の実践記録である。本プロジェクトが開始された経緯と経過を述べ,実践上の問題点,課題について考察する。また筆者らと学生が共同で作成したリーフレットを紹介し,その実践から今後の学校教育や大学教育における教育実践の展開可能性を模索する。

    CiNii

  • 地域研究に長けた人材を育てるための授業の試み-地理学・社会学・地域環境学のインテグレイト-

    香川貴志, 武田一郎, 石川誠, 西城戸誠

    教育実践研究紀要(京都教育大学教育学部附属教育実践総合センター)   6   1 - 10  2006年03月

     概要を見る

    本論文は,筆者らが担当している「地理学演習ⅠA」, 「社会学演習ⅠA」と「地域環境学演習ⅠA」の内容を相互に融通することによって,地域研究に対する受講生の能力を相乗的に高めることを狙った授業の記録である。上記の3科目の母体となる学問分野は,ともに多くの研究が特定地域をフィールドにして進められるという共通項を持っている。しかし,類似した視点や方法もあれば,他分野よりも弱いことを認めざるを得ない部分も各々が持っており,受講生には学問分野の縄張り意識を除去してもらうことが望まれた。初めての試みでもあり,必ずしも順風満帆には運ばなかったが,通常の演習をはるかに凌駕する緊張感のもと多くの成果も得ることができた。

    CiNii

  • 「市民風車」に誰が出資したのか?-市民風車出資者の比較調査-

    西城戸誠, 丸山康司

    京都教育大学紀要   108 ( 108 ) 115 - 132  2006年03月

    CiNii

  • 生活クラブ生協再考―生活クラブ生協の「衰退」をめぐる仮説群の整理―

    西城戸誠, 角一

    京都教育大学紀要   107 ( 107 ) 73 - 90  2005年09月

    CiNii

  • 社会調査からみる北海道資本主義史-SORD北海道プロジェクトの準備状況報告をかねて-

    西城戸誠, 小内純子, 中澤秀雄, 大國充彦, 新國三千代

    社会情報   14 ( 2 ) 293 - 317  2005年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 社会調査教育の現状と課題-京都教育大学・社会調査実習の実践を事例として-

    西城戸誠

    教育実践研究紀要(京都教育大学教育学部附属教育実践総合センター)   5 ( 5 ) 21 - 32  2005年03月

    CiNii

  • 抗議活動の生起と「運動文化」に関する比較研究-幌延問題を事例として-

    西城戸誠

    環境社会学研究   10 ( 10 ) 145 - 160  2004年11月  [査読有り]

     概要を見る

    本稿の目的は,北海道幌延町において断続的に展開した抗議活動を事例として,かつては抗議活動が盛んであったにもかかわらず,なぜ現在は活発である運動体と活発でない運動体に分かれてしまったのかを明らかにすることである。両者の運動体を比較し,抗議活動が生起する要因を理解しながら,従来の社会運動研究で看過されていた「運動文化」(運動の文化的要因)に関する議論を検討する。事例研究の結果,幌延問題に対する抗議活動の生起に影響を及ぼした要因としては,政治的要因や資源要因も存在した。だが,活発な活動を展開した運動体とそうでない運動体を分けた要因は,抗議活動が中断している際に醸成された運動文化の違いによるものであることが明らかになった。

    CiNii

  • 北海道社会調査データベース作成の理念と方針-SORD新プロジェクトへの方針転換と2年間の活動報告-

    中澤秀雄, 西城戸誠, 新國三千代, 大國充彦, 森田誠, 新藤慶

    社会情報   13 ( 2 ) 191 - 218  2004年03月

     概要を見る

    2002年度から2003年度にかけて,新組織体制のもとで活発に行われた社会情報学部SORDプロジェクトの事業活動を総括し,課題を整理する.とくに北海道社会調査のデータベースを作成するというSORDの方針転換について説明し,その準備作業としての2002-03年度のSORD活動について報告する.なぜ方針転換なのか,北海道に特化するというときの理念は何か,予備的な知識社会学的検討の結果見えてきたものは何か,について検討する.また通常業務のなかで浮上している課題と,課題解決の方向性についても整理する.すなわち本稿はSORDの活動報告・中期目標設定であると同時に,データアーカイブ論序説としての意味も持っている.

    CiNii

  • 戦後日本の環境問題に対する抗議活動の動態-イベントデータによる分析-

    西城戸 誠

    環境社会学研究   9 ( 9 ) 107 - 123  2003年11月  [査読有り]

     概要を見る

    戦後日本の抗議イベントデータを用いて,戦後日本の環境問題に対する抗議活動(抗議型の環境運動)の動態とそれを規定する構造的な要因を計量的に分析した。その結果,環境問題に対する抗議活動は,1970年代半ばに穏健化し,1980年代にオルタナティブな要求をする活動が増加し,1990年代には「停滞」の様相を示したことなどが明らかになった。また,環境問題に対する抗議活動全体が興隆した時期(1964~73年)と沈静化した時期(1974~94年)において構造的要因の影響について分析した結果,1964~73年では地方における政治的機会の閉鎖性と革新勢力との同盟といった要因が抗議活動の生起と関連していたが,1974年~94年は政治的な要因との関連がほとんどなくなった。むしろ,1974年~94年では,経済的な豊かさが抗議を生起させる条件になっていることが見いだせた。さらに1970年代半ば以降,日本の抗議型の環境運動は,欧米の抗議活動と異なり「運動社会」の様相は示していないことが明らかになった。

    CiNii

  • 抗議活動への参加と運動の「文化的基盤」-フレーム分析の再検討-

    西城戸 誠

    現代社会学研究   16   119 - 136  2003年06月  [査読有り]

  • 抗議活動への参加と「不満」の生成基盤-丘珠空港問題を事例として-

    西城戸誠

    北海道大学大学院文学研究科紀要   106 ( 106 ) 149 - 170  2002年02月

    CiNii

  • 社会運動イベントデータベースの構築:その手順と方策

    野宮大志郎, 西城戸誠

    北海道大学大学院文学研究科紀要   102 ( 102 ) 107 - 127  2000年12月

    CiNii

  • 環境運動の興隆と沈静-運動間ネットワーク・運動の中断・「運動の溢れ出し効果」-

    西城戸 誠

    現代社会学研究   13   81 - 98  2000年06月  [査読有り]

  • 北海道の民間非営利組織(NPO)の現状と課題

    杉岡直人, 西城戸誠

    北星論集   36   65 - 91  1999年03月

    CiNii

  • 独居高齢者の生活・意識・コミュニケーション-札幌市厚別区A地区の調査から-

    西城戸誠, 堀川尚子, 猪瀬優理

    社会情報   8 ( 2 ) 59 - 70  1999年03月

  • 日本における環境運動の組織構造と運動戦略-1960年-1990年代の環境運動を事例として-

    西城戸誠

    現代社会学研究   11   70 - 86  1998年06月  [査読有り]

     概要を見る

    本稿では,戦後日本における環境問題とそれに対応する環境運動を,運動目標と組織構造,運動戦略を中心に整理しながら,政策提言型環境運動の特質を考察した。産業公害や大規模開発に伴う環境問題に対しては,制度的変革志向的な運動目標を掲げる政治志向型環境運動が対応し,その組織形態にはフォーマル性が認められた。生活公害のような環境問題に対しては,自己変革的な運動目標を掲げる共助志向型環境運動が対応し,基本的にその組織形態はインフォーマルな運動組織であった。そして地球環境問題に関しては,この問題の特質が生活公害の延長上にありながらもその構造の重層性のため,フォーマルな運動組織を持つ政策提言型環境運動が対応していることを示した。また環境運動が持つ政策提言性の質の程度が組織構造や運動戦略にも影響を及ぼしていることも示した。<BR>以上のように,環境問題の類型ごとの運動展開と運動の持つ政策提言性の質の変化に注目することによって,1990年代の日本の環境運動において,運動組織のフォーマル性をめざし,高度な専門性を所持した上で行政などに対案提示を行うような志向性が認められる。最後に,政策提言性の高さと動員戦略とのジレンマという政策提言型環境運動が抱えている諸問題を提示した。

    DOI CiNii

  • 民間非営利組織の組織特性と「NPO法」-北海道の民間非営利組織の現状分析-

    西城戸 誠

    Sociology Today   9   28 - 42  1998年  [査読有り]

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書籍等出版物

  • 芦別 炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史

    嶋﨑尚子, 西城戸誠, 長谷山隆博( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 第11章 終章 コラム13)

    寿郎社  2023年12月 ISBN: 4909281568

    ASIN

  • 地域社会はエネルギーとどう向き合ってきたのか

    茅野, 恒秀, 青木, 聡子( 担当: 共著,  担当範囲: 第7章「反・脱原発の市民運動によるオルタナティブの創出」)

    新泉社  2023年07月 ISBN: 9784787723024

  • 戦後日本の出発と炭鉱労働組合:夕張・笠嶋一日記 1948~1984

    戦後日本の出発と炭鉱労働組合, センゴニホンノシュッパツトタンコウロウドウクミアイ 夕張, 笠嶋一日記, ユウバリカサシマハジメニッキセンキュウヒャクヨンジュウハチネンカラセンキュウヒャクハチジュウヨネン, 社会科学, 中澤秀雄, 新藤慶, 西城戸誠, 玉野和志, 大國充彦, 久保ともえ( 担当: 共著,  担当範囲: 第1部3章、第2部[前半]笠島日記(1951年の翻刻))

    御茶の水書房  2022年10月

  • どうすればエネルギー転換はうまくいくのか

    丸山康司, 西城戸誠( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 第8章、終章)

    新泉社  2022年03月

  • フィールドから考える地域環境[第2版]

    小島聡, 西城戸誠, 辻英史( 担当: 編集,  担当範囲: はじめに、第2章、第8章、第10章、おわりに)

    ミネルヴァ書房  2021年03月

  • 自治総研ブックレット23『原発災害で自治体ができたこと できなかったこと』

    阿部昌樹, 金井利之, 石田仁, 西城戸誠, 平岡路子, 山下祐介, 今井照( 担当: その他,  担当範囲: 埼玉県における広域避難者支援ガバナンスの現状と課題)

    公人の友社  2019年12月

  • 釧路叢書第39巻 太平洋炭砿ーなぜ日本最後の坑内掘炭鉱になりえたのか (下)

    嶋崎尚子, 中澤秀雄ほか( 担当: その他,  担当範囲: 第10章 太平洋炭鉱主婦会の歴史とその意義)

    釧路市教育委員会  2019年03月

  • 避難と支援-埼玉県における広域避難者支援のローカルガバナンス

    西城戸誠, 原田峻( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第2章第1,3節、第3章第1,4節、第4章第1,3,5節、第5章、第6章第1節)

    新泉社  2019年02月

  • 炭鉱と「日本の軌跡」―石炭の多面性を堀り直す

    中澤秀雄, 嶋﨑尚子( 担当: 共著,  担当範囲: 第6章 産炭地の女性たちー母親運動の評価をめぐって)

    青弓社  2018年07月

  • サミット・プロテスト― グローバル化時代の社会運動

    野宮大志郎, 西城戸誠( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 第7章 サミット・プロテストに対するイメージ・評価の多様性とその変化)

    新泉社  2016年03月

  • 震災と地域再生: 石巻市北上町に生きる人びと

    西城戸誠, 宮内泰介, 黒田暁( 担当: 共編者(共編著者))

    法政大学出版局  2016年02月

  • 再生可能エネルギーのリスクとガバナンス: 社会を持続していくための実践

    丸山康司, 西城戸誠, 本巣芽美( 担当: 共編者(共編著者))

    ミネルヴァ書房  2015年10月

  • 原発避難白書

    災害復興制度研究所, 東日本大震災支援全国ネットワーク(JC, 福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN) 編( 担当: その他)

    人文書院  2015年09月

  • 生業と地域社会の復興を考える

    西城戸誠, 平川全機( 担当: 編集)

    公人の友社  2015年07月

  • JAFCOF釧路研究会 リサーチペーパーvol.5 太平洋炭鉱主婦会の記録―太平洋炭鉱主婦協議会の会長の聞き取りと資料を中心に 【改訂版】

    西城戸誠, 大國充彦, 久保ともえ, 井上博登( 担当: 共著)

    産炭地研究会(JAFCOF)  2015年06月

  • 地域の資源を活かす再生可能エネルギー事業

    丸山康司, 柏谷至, 尾形清一, 西城戸誠( 担当: その他)

    一般社団法人 金融財政事業研究会  2014年06月

  • 再生可能エネルギーと地域社会における絆づくりに関する比較研究

    ( 担当: 単著)

    公募研究シリーズ(全労済協会)  2014年03月

  • To See Once More the Stars: Living in a Post-Fukushima World

    Ryan Sayre, Heather Swanson, Satsuki Takahashi, Daisuke Naito( 担当: その他)

    The New Pacific Press  2014年01月

     概要を見る

    Disconnection/分断を担当

  • よくわかる環境教育

    水山光春編( 担当: 共著)

    ミネルヴァ書房  2013年07月

     概要を見る

    Ⅳ 関連する諸科学 4社会学 を担当

  • 食と農のコミュニティ

    西城戸誠, 黒田暁, 舩戸修一( 担当: 共著,  担当範囲: 8章 「環境用水」に見る都市農業の持続可能性:東京都日野市の農業用水路をめぐって)

    創元社  2013年02月

     概要を見る

    「『環境用水』に見る都市農業の持続可能性――東京都日野市の農業用水路をめぐって」を担当

  • 環境と社会(ブックガイドシリーズ 基本の30冊)

    西城戸誠, 舩戸修一編( 担当: 共編者(共編著者))

    人文書院  2012年12月

  • 現代社会学事典

    編集委員, 大澤真幸, 吉見俊哉, 鷲田清一, 編集顧問, 見田宗介, 編集協力, 赤川学, 浅野智彦, 市野川容孝, 苅谷剛彦, 北田暁大, 塩原良和, 島薗 進, 盛山和夫, 太郎丸博, 橋本努, 舩橋晴俊, 松本三和夫( 担当: その他)

    弘文堂  2012年11月

     概要を見る

    「生協運動」を執筆

  • 持続可能性の危機――地震・津波・原発事故災害に向き合って

    西城戸誠, 原田峻( 担当: その他)

    御茶の水書房  2012年09月

     概要を見る

    第7章「原発・県外避難者の困難と『支援』のゆくえ――埼玉県における避難者と自治体調査の知見から」

  • フィールドから考える地域環境

    小島聡, 西城戸誠( 担当: 編集)

    ミネルヴァ書房  2012年04月 ISBN: 9784623062577

     概要を見る

    はじめに・おわりに(小島聡との共著)
    第2章・地域における環境運動とNPO、第4章・水辺をめぐるまちづくりと学校教育、第9章・「フィールドを学ぶ」ことの方法と意義、第11章・青森県鰺ヶ沢町にみる過疎と環境問題 を執筆

  • 環境社会学

    舩橋晴俊( 担当: 共著)

    弘文堂  2011年03月 ISBN: 9784335551437

     概要を見る

    第13章「環境NPOと環境運動-北の国から考えるエネルギー問題-」を執筆

  • 社会学入門

    塩原良和, 竹ノ下弘久編( 担当: 共著)

    弘文堂  2010年11月 ISBN: 9784335551406

     概要を見る

    「第13章 市民運動・社会運動とつながる-社会学から見えてくること」を執筆

  • 〈当事者〉をめぐる社会学-調査での出会いを通して

    宮内洋, 好井裕明編著( 担当: その他)

    北大路書房  2010年10月

     概要を見る

    第3章「当事者へのかかわりと当事者としての「実践」を考える-社会運動論・環境社会学の私的な経験から-」を執筆

  • 用水のあるまち-東京都日野市・水の郷づくりのゆくえ

    西城戸誠, 黒田暁( 担当: 編集)

    法政大学出版局  2010年06月

     概要を見る

    「はじめに」の後半部分、第Ⅴ章(2,3,4,5)、第Ⅵ章(共著)を執筆、および全体の編集

  • 社会学事典

    ( 担当: 単著)

    丸善株式会社  2010年06月

     概要を見る

    「政治的機会構造とフレーム分析」を執筆

  • よくわかる環境社会学

    鳥越皓之, 帯谷博明( 担当: その他)

    ミネルヴァ書房  2009年04月

     概要を見る

    Ⅳ-4「「遠い水/近い水」と水害の記憶」、Ⅶ-3「環境に関わる市民活動とNPO/NGO」を担当。

  • 抗いの条件-社会運動の文化的アプローチ

    西城戸誠( 担当: 単著)

    人文書院  2008年11月

  • 社会運動という公共空間―理論と方法のフロンティア

    曽良中清司, 長谷川公一, 町村敬志, 樋口直人( 担当: その他)

    成文堂  2004年05月

     概要を見る

    第3章「イベント分析の展開-政治的機会構造論との関連を中心に-」を分担執筆(山本英弘との共著)

  • 社会運動の社会学

    大畑裕嗣, 成元哲, 道場親信, 樋口直人( 担当: 共著)

    有斐閣  2004年04月

     概要を見る

    第4章「ボランティアから反戦デモまで―社会運動の目標と組織形態」および 付録「社会運動の調査研究法-統計的手法とデータ解析」を担当。

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講演・口頭発表等

  • 地域社会とシナジーを生む再エネ

    西城戸誠

    第38回ニッセイ財団環境問題助成研究ワークショップ  

    発表年月: 2023年11月

    開催年月:
    2023年11月
     
     
  • Event Analysis of the Dynamics of the Environmental Movement in Japan: Event Analysis of the Dynamics of the Environmental Movement in Japan

    Makoto Nishikido, Hidehiro Yamamoto

    9th International Symposium on Environmental Sociology in East Asia(ISESEA)  

    発表年月: 2023年11月

    開催年月:
    2023年11月
     
     
  • 抗議イベントデータによるポスト3.11の社会運動の動態に関する考察

    山本英弘, 西城戸誠

    第96回日本社会学会大会  

    発表年月: 2023年10月

  • 夕張・笠嶋一日記から読み解く炭鉱労働運動――「方法としての生活史」の視点から

    西城戸誠, 新藤慶, 玉野和志

    第96回日本社会学会大会  

    発表年月: 2023年10月

  • Has Japan Become a Social Movement Society? An Examination Based on Protest Event Data

    Hidehiro Yamamoto, Makoto Nishikido

    7th Annual ARNOVA-Asia Conference  

    発表年月: 2023年07月

  • 福島県外避難者における生活支援拠点事業の現状と課題―受託団体の特徴に着目して

    西城戸誠

    第75回早稲田社会学会大会  

    発表年月: 2023年07月

    開催年月:
    2023年
    -
     
  • 福島県外避難者支援のローカルガバナンスの現状と課題-生活再建支援拠点事業を事例に-

    西城戸 誠

    第95回日本社会学会  

    発表年月: 2022年11月

    開催年月:
    2022年11月
     
     
  • 津波被災地の復興過程における住民自治の展開(2)

    庄司知恵子, 西城戸誠

    第94回日本社会学会  

    発表年月: 2021年11月

    開催年月:
    2021年11月
     
     
  • 津波被災地の復興過程における住民自治の展開(1)

    西城戸 誠, 庄司知恵子

    第94回日本社会学会  

    発表年月: 2021年11月

    開催年月:
    2021年11月
     
     
  • 生活クラブ生協によるEnergy Transitionの実践から考える社会学の役割

    西城戸誠, 丸山康司

    第93回日本社会学会大会   (松山大学(Zoom開催))  日本社会学会  

    発表年月: 2020年10月

  • Driving Motivations for Energy Transition: Case Study of Community Power and Green Electricity in Japan

    Yasushi Maruyama, Makoto Nishikido

    7th International Symposium on Environmental Sociology in East Asia   (Graduate School of Environmental Studies, Seoul National University, Seoul, Korea)  Korean Association for Environmental Sociology  

    発表年月: 2019年10月

  • 埼玉県における広域避難者支援ガバナンスの現状と課題

    西城戸誠  [招待有り]

    第34回自治総研セミナー   (法政大学市ヶ谷キャンパス)  地方自治総合研究所  

    発表年月: 2019年09月

  • The Activities and Accomplishments of Miners' Wives Movements in Hokkaido, Japan

    Makoto Nishikido

    New Directions in Coal Mining History and Heritage in the UK and Japan   (Sheffield)  ESRC/AHRC SSH International Networking Grant Workshop  

    発表年月: 2019年07月

  • 社会運動研究とNPO研究の差異を考える

    西城戸誠  [招待有り]

    日本NPO学会・第21回年次大会   (龍谷大学瀬田キャンパス)  日本NPO学会  

    発表年月: 2019年06月

  • 復興庁・福島県による県外避難者支援事業と、避難先における支援体制の課題 ―埼玉県の事例を中心に―

    西城戸誠, 原田峻

    第44回地域社会学会大会   (神戸学院大学)  地域社会学会  

    発表年月: 2019年05月

  • 社会問題の現在: 研究と運動をどのように切り結ぶのかー環境問題の視点から

    西城戸誠

    大原社会問題研究所創立100周年・法政大学合併70周年記念シンポジウム   (法政大学市ヶ谷キャンパス)  大原社会問題研究所  

    発表年月: 2019年03月

  • Energy Transition and the development of Community power movements in Japan

    Makoto Nishikido, Yasushi Maruyama

    XIX ISA World Congress of Sociology   (Toronto, Canada)  International Sociological Association  

    発表年月: 2018年07月

  • 反・脱原発運動とコミュニティパワーの関係性 -市民出資による再生可能エネルギー事業と生活クラブエナジーの分析から-

    西城戸誠, 丸山康司

    第57回環境社会学会   (広島県福山市)  環境社会学会  

    発表年月: 2018年06月

  • 地域社会の中間集団と炭鉱主婦会―北海道赤平市、芦別市を事例として―

    西城戸誠

    第66回北海道社会学会⼤会   (北海道教育大学旭川校)  北海道社会学会  

    発表年月: 2018年06月

  • 埼玉県における広域避難者支援のこれまでとこれから

    西城戸誠  [招待有り]

    第4回シニア学会   (早稲田大学)  日本シニア学会  

    発表年月: 2018年03月

  • 『規範』と『実践』に接続する環境運動研究の可能性を探る

    西城戸誠  [招待有り]

    第56回環境社会学会   (明治大学)  環境社会学会  

    発表年月: 2017年12月

  • 原発避難者支援のローカルガバナンス

    原田峻, 西城戸誠

    第90回日本社会学会大会   (東京大学本郷キャンパス)  日本社会学会  

    発表年月: 2017年11月

  • Citizens’ Preference for Green Electricity: A Case Study of Consumer Cooperative in Japan

    Yasushi Maruyama, Makoto Nishikido, Tae Nakane

    6th International Symposium on Environmental Sociology in East Asia   (Taipei, Taiwan)  ISESEA  

    発表年月: 2017年10月

  • The trend of “Community Power Movements”after Fukushima nuclear disaster

    Makoto Nishikido, Yasushi Maruyama

    6th International Symposium on Environmental Sociology in East Asia   (Taipei, Taiwan)  ISESEA  

    発表年月: 2017年10月

  • 地域再生のためのグリーンジョブ― コミュニティパワーの実践から考える

    西城戸誠

    第30回国際労働問題シンポジウム   (法政大学(東京、市ヶ谷))  大原社会問題研究所/ILO駐日事務所  

    発表年月: 2017年10月

  • 東日本大震災・福島原発事故から6年の県外避難の現状と課題

    原田峻, 西城戸誠

    第3回東日本大震災研究交流会   (早稲田大学) 

    発表年月: 2017年03月

  • エネルギーを巡るアクティビズムの現状と課題―再生可能エネルギーにかかわる「社会的実践」を事例として―

    西城戸誠, 丸山康司

    社会運動・集合行動研究ネットワーク:キックオフカンファレンス   (福岡県博多市(博多市民センター))  社会運動・集合行動研究ネットワーク  

    発表年月: 2016年10月

  • Local Social Services to Support Wide-Area Evacuees Following the Great East Japan Earthquake and Fukushima Nuclear Disaster

    Shun Harada, Makoto Nishikido

    3rd ISA Forum of Sociology   (Vienna, Austria)  International Sociological Association  

    発表年月: 2016年07月

  • Pro-Active Social Movement in Uncertain Social Issue of Sustainability: A Case Study of Citizen Cooperative in Japan

    Yasushi MARUYAMA, Makoto NISHIKIDO, Shota FURUYA, Tae NAKANE

    3rd ISA Forum of Sociology   (Vienna, Austria)  International Socioogical Association  

    発表年月: 2016年07月

  • 「若者が<政治>に関わるとき」コメント-日本の社会運動・デモ、政治意識、教育

    西城戸誠

    日本ドイツ学会 第32回大会   (早稲田大学)  日本ドイツ学会  

    発表年月: 2016年06月

  • 県外避難者支援における復興支援員制度の現状と課題―埼玉県を事例として―

    西城戸誠, 原田峻

    第41回地域社会学会大会   (桜美林大学)  地域社会学会  

    発表年月: 2016年05月

  • The Alternative Movements for Energy in Japan: The Development of ‘Community Power Movements’

    Makoto Nishikido

    UK-Japan Workshop on Consensus-Based Approaches for Environmental Governance – Live-Streaming of Talks (the GB Sasakawa Foundation)   (Hokkaido University, Sapporo, JAPAN) 

    発表年月: 2016年05月

  • Polyvalent Meaning of Community Power Movements: Comparing with Anti-Nuclear Movements in Japan

    西城戸誠, 丸山康司, 古屋将太, 本巣芽美

    第18回世界社会学会   (パシフィコ横浜) 

    発表年月: 2014年07月

  • 震災復興における女性の地域活動の変化と課題 -宮城県石巻市北上町の復興支援活動の実践から(3)

    西城戸誠, 庄司知恵子, 武中桂, 図司直也

    第48回環境社会学会大会   (名古屋市立大学)  環境社会学会  

    発表年月: 2013年12月

  • 集団高台移転事業における地域社会の「再編」を問う(1)-宮城県石巻市北上町の津波被災地を事例として-

    西城戸誠, 武中桂

    第86回日本社会学会大会   (慶應義塾大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2013年10月

  • 「記録」と「主体形成」から、実践的な調査研究を考える

    第47回環境社会学会   環境社会学会  

    発表年月: 2013年06月

  • 産炭地の比較社会学Ⅰ-(4)-北海道における炭鉱主婦会と社会運動の源流

    西城戸誠, 大國充彦

    第85回日本社会学会大会   日本社会学会  

    発表年月: 2012年11月

  • Social acceptance of Wind Energy and Social Experiment of Community Power in Japan

    Yasushi MARUYAMA, Makoto NISHIKIDO, Shota FURUYA, Memi MOTOSU, Seiich Ogata

    11th World Wind Energy Conference   (Bonn, Germany)  World Wind Energy Association  

    発表年月: 2012年07月

  • ポスト開発主義としての再生可能エネルギー事業のための環境社会学

    西城戸誠, 丸山康司, 柏谷至, 藤公晴

    第45回環境社会学会大会   (大潟村)  環境社会学会  

    発表年月: 2012年06月

  • 埼玉県における原発避難者支援の諸相①――自治体対応の比較から

    原田峻

    第38回地域社会学会   地域社会学会  

    発表年月: 2012年05月

  • 埼玉県における原発避難者への自治体対応と支援の取り組み

    原田峻

    社会学3学会合同研究・交流集会「地震・津波・原発災害から1年 被災地復興の現状と課題を考える」   (岩手県立大学アイーナキャンパス)  地域社会学会・日本都市社会学会・日本社会学会  

    発表年月: 2012年03月

  • 都市における農業用水路のゆくえ(3) ―「環境用水」の資源管理の編成可能性をめぐって―

    黒田暁, 舩戸修一

    第84回日本社会学会大会   (関西大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2011年09月

  • 市民風車(研究)の10年と今後の課題-環境社会学の「当事者性」を巡って-

    第43回環境社会学会大会   (関東学院大学)  環境社会学会  

    発表年月: 2011年06月

  • コミュニティ風車および風力発電ファームの導入にかかる欧米のガイドライン概観

    藤公晴, 丸山康司, 西城戸誠, 柏谷至

    第42回環境社会学会大会   (法政大学市ヶ谷キャンパス)  環境社会学会  

    発表年月: 2010年12月

  • 「市民参加」による都市農業の再生(1) ―東京都日野市の概要と分析枠組みの提示―

    舩戸修一, 黒田暁

    第83回日本社会学会   (名古屋大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2010年11月

  • Media Framing and Civic Action in Anti-G8 Movements in Japan

    第17回 世界社会学会   (スウェーデン(ヨーテボリ))  世界社会学会リサーチコミッティー47  

    発表年月: 2010年07月

  • 再生可能エネルギーの需要形成と社会的受容性

    丸山康司, 西城戸誠, 柏谷至, 藤公晴

    第41回環境社会学会大会   (岩手県葛巻町)  環境社会学会  

    発表年月: 2010年06月

  • グローバルイベントと市民社会(2) ―洞爺湖サミットに対する社会運動と市民の反応―

    青木聡子, 渡邊勉, 山本英弘

    第82回日本社会学会大会   (立教大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2009年10月

  • 社会運動に対する市民の受容 -洞爺湖サミットに対するグローバルな運動を事例として-

    山本英弘

    第27回日本都市社会学会大会   (県立広島大学)  日本都市社会学会  

    発表年月: 2009年09月

  • グローバルイベントによる地域社会への影響とローカル・ガバナンス -北海道洞爺湖サミットを事例にして-

    山本英弘

    第34回地域社会学会   (岡山大学)  地域社会学会  

    発表年月: 2009年05月

  • 生協クラブのコアリーダーはどのように形づくられるか(2)-生活クラブ生協北海道・東京の比較から-

    角一典

    第81回日本社会学会大会   (東北大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2008年11月

  • 社会運動とNPOの関係性

    第80回日本社会学会大会   (関東学院大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2007年11月

  • 生活クラブ生協における戸配導入の影響(2)

    角一典

    第32回地域社会学会   (金城学院大学)  地域社会学会  

    発表年月: 2007年05月

  • 市民風車事業のゆくえと市民風車が創造する「公共性」

    第32回環境社会学会セミナー   (関西学院大学)  環境社会学会  

    発表年月: 2005年12月

  • 社会運動のイベント分析における「イッシューリレーションアプローチ」

    西城戸誠, 山本英弘, 野宮大志郎

    第78回日本社会学会大会   (法政大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2005年10月

  • 戦後東京の社会運動の動態-イベントデータによる分析-

    西城戸誠, 山本英弘

    第23回日本都市社会学会大会   (大妻女子大学)  日本都市社会学会  

    発表年月: 2005年09月

  • 北海道における「社会調査の社会調査」を目指して(3)-北海道社会調査データベースの利用可能性-

    西城戸誠, 小内純子, 新國三千代, 大國充彦, 祐成保志, 高橋徹, 新藤慶, 中澤秀雄

    北海道社会学会第53回大会   北海道社会学会  

    発表年月: 2005年06月

  • 「市民風車」による社会的ネットワークの生成と事業の展開可能性

    西城戸誠, 丸山康司

    第30回環境社会学会セミナー   環境社会学会  

    発表年月: 2004年12月

  • 地方都市における「都市型」社会運動の「成果」とその動態-生活クラブ生協・北海道の活動を事例として-

    第77回日本社会学会大会   日本社会学会  

    発表年月: 2004年11月

  • 戦後日本の抗議活動のイベント分析-環境運動を事例として-

    第54回関西社会学会   (追手門学院大学)  関西社会学会  

    発表年月: 2003年05月

  • 社会運動のイベント分析:比較・歴史(1)イベント分析の可能性と展開

    野宮大志郎

    第75回日本社会学会大会   (大阪大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2002年10月

  • 社会運動のイベント分析:比較・歴史(2)戦後日本の抗議活動の盛衰とその要因

    野宮大志郎

    第75回日本社会学会大会   (大阪大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2002年10月

  • 抗議活動の生起と「運動文化」-「幌延問題」を事例として-

    第25回環境社会学会セミナー   (北海道上川町)  環境社会学会  

    発表年月: 2002年06月

  • 戦後日本の社会運動に関するマクロ分析-抗議イベントデータによる分析-

    北海道社会学会第49回大会   (札幌国際大学) 

    発表年月: 2001年07月

  • 運動ネットワーク・不満・「運動文化」の形成と変容-都市近郊の環境運動を事例として-

    日本社会学会第73回大会   (広島国際学院大学)  日本社会学会  

    発表年月: 2000年11月

  • 環境運動の興隆と沈静の諸相-北海道の事例から-

    北海道社会学会第47回大会   (小樽商科大学)  北海道社会学会  

    発表年月: 1999年07月

  • 民間非営利組織(NPO)の現状と課題-北海道のNPOを事例に-

    日本社会学会第71回大会   (関西学院大学)  日本社会学会  

    発表年月: 1998年11月

  • 北海道における民間非営利組織(NPO)の現状分析

    北海道社会学会第46回大会   (北海道情報大学)  北海道社会学会  

    発表年月: 1998年07月

  • 政策提言型環境NGOの諸問題-運動組織と運動目標を中心に-

    北海道社会学会第45回大会   (東京理科大学長万部校)  北海道社会学会  

    発表年月: 1997年07月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 戦後復興期労働運動の分水嶺-パーソナル・ドキュメントの分析から-

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    大國 充彦, 玉野 和志, 西城戸 誠, 中澤 秀雄, 新藤 慶

  • 「市民社会アプローチ」によるエネルギー転換に関する実証的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2026年03月
     

    西城戸 誠, 丸山 康司, 本巣 芽美, 山下 英俊, 黒田 暁, 福永 真弓, 山本 信次, 廣本 由香

  • 都市農村対流時代における農村政策の再構築に関する実証的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2024年03月
     

    図司 直也, 西城戸 誠, 田口 太郎, 佐久間 康富, 筒井 一伸, 武者 忠彦, 平井 太郎, 中島 正裕

  • 炭鉱・鉱山から照射する東アジア型資本主義研究と日韓台ネットワーク拠点形成

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2024年03月
     

    中澤 秀雄, 玉野 和志, 西城戸 誠, 笠原 良太, 嶋崎 尚子, 大國 充彦, 木村 至聖, 平井 健文, 島西 智輝, 新藤 慶, 清水 拓, 張 龍龍, 森久 聡

     概要を見る

    研究計画書に基づき、2019年秋までは国内炭田および台湾北部炭田およびサハリン炭田の基礎的実地調査を実施するなど本プロジェクトは順調な滑り出しを見せた。ところが2020年3月以降に予定していた台湾・韓国での現地調査および米国での文献調査は、新型コロナウィルス流行に伴いキャンセルせざるを得なかった。2020年度も状況は改善せず、本課題の主要な柱である海外研究が実施できない状況が継続した。このような状況のなかで国内炭田での調査(例えば夕張炭田における元炭鉱夫の日記の翻刻作業)を、他の科研課題とも連動しながら進めている。また台湾産炭地とはリモート会議の形でシンポジウムも開催した。こうして研究業績欄にあるように代表者・分担者は産炭地・石炭産業に関する研究成果を積み重ね、論文・著書・学会報告等によりアウトプットしている。

  • 戦後復興期労働運動の再評価: 夕張炭鉱労組書記長日記(1947-62)翻刻と分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    大國 充彦, 玉野 和志, 西城戸 誠, 新藤 慶

     概要を見る

    笠嶋一氏から寄贈された資料の整理を行なっている。資料のうち、自筆の日記1948-1951年に関しては、後に炭鉱労働組合幹部となる一炭鉱夫の青年期の記録として、資料的な価値が高いと判断した。戦後社会を支えた庶民の日記は、継続的に記述されていれば一次資料として価値が高いことは、歴史学・農村社会学分野でも明らかとなっている。歴史学分野で名高い『西山光一日記: 1925-1950年新潟県一小作農の記録』(西田・久保1991)『西山光一戦後日記:1951-1975年新潟県一農民の軌跡』(西田・久保1998)、最近では日本社会学会会長を務めた細谷昂氏が庄内地方の農民・阿部太一の日記に注釈をつけた『小作農民の歴史社会学』(細谷2019)等がある。
    本研究では、1948-1951年の日記について、これらの先行研究の炭鉱版となるように日記の解読を進め翻刻し、注釈・解説を加えたものを資料として出版可能な形にするように試みた。2021年度中には、日記の翻刻作業をおおよそ終えることができた。同時に、敗戦後の炭鉱における労働と生活、公民館運動と青年社会教育、映画・演劇のかかわりからみる笠嶋氏の労働組合運動、1950年前後の政治史と炭鉱労働組合というテーマに関して、解説の作成を進めている。
    このような資料を作成することを通して、1950年前後の日本の労働運動のありように対して、渦中にいた当事者の目線から当時の出来事を捉えていく中で、日本の労働運動のもうひとつの可能性をうかがうことができるかどうか考察を進めていく。
    他方で、これらの資料の公刊のために、出版社との打合せ、出版契約などを交わし、最終年度での原稿の完成、出版を目指すための準備を行った。

  • 都市農村対流時代における農村地域資源の担い手の形成・継承と定着に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2022年03月
     

    図司 直也, 西城戸 誠, 田口 太郎, 筒井 一伸, 武者 忠彦, 平井 太郎, 中島 正裕

     概要を見る

    本研究では、今日、若者を中心に見られる「田園回帰」の潮流の先に、都市と農山村の間を人材が行き交う「都市農村対流時代」への到来を見据えた時、農村地域資源の担い手の世代交代を含めた継承のあり方を検討し、その成果として「農村再生のプロセスづくり」を提起した。手順としては、空洞化したコミュニティへの手当てがまず必要であり、持続できる里山環境づくりを共通項として、地域コミュニティの質(QOL)を上げ、暮らしから地域経済循環への橋渡しの機会を生み、多様ななりわいの再構築を目指す流れである。その際には、地域課題の解決に執着し過ぎず、よそ者とともに世代間のバトンリレーの機会を生み出す姿勢が求められている。

  • エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2021年03月
     

    丸山 康司, 西城戸 誠, 三上 直之, 角 一典, 本巣 芽美, 宮内 泰介, 藏田 伸雄, 山下 英俊, 茅野 恒秀, 森岡 正博, 山本 信次

     概要を見る

    エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。
    (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施し、多様な主体に便益が存在することや、将来世代への投資を伴うような配分が社会受容性に強く影響していることが明らかになった。また事業利益の配分という考え方以外に、地域活動を行う主体の財源として再生可能エネルギー事業に取り組むという手段としての再生可能エネルギー事業という考え方を示した。個別事例の調査に基づいてエネルギー事業が地域社会にもたらしうる正負のインパクトの総体を時空間別に明らかにした。(2)社会理論班:エネルギー技術と環境倫理についての既存研究をまとめながら、実証研究班の研究成果をマッピングするための理論的枠組みを構築した。社会紛争化しやすい要因の一つとして、認知的不正義の問題に注目し、問題が共有されないことに伴う問題について検討を進めた。また土地利用に伴う歴史的経緯など、環境史との関連も含めて扱うべき問題の所在も明らかになった。(3)社会実験班:風力発電の適地をあらかじめ地域で選定するゾーニングについてのアクションリサーチを前年度に引き続き実施し、多様な主体の利益に適う社会的制御の方法を試行した。ローカルナレッジを反映させる手法として市民調査を応用した量的手法や、熟議的手法を試行し、実際の政策形成過程に反映させた。こうしたガバナンスの手法がステークホルダからの信頼に寄与することも明らかになった。

  • 再生可能エネルギー事業開発にかかわるアクティビズムと合意形成に関する比較研究

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    西城戸 誠

  • 不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2020年03月
     

    宮内 泰介, 関 礼子, 三上 直之, 丸山 康司, 菊地 直樹, 笹岡 正俊, 山本 信次, 鬼頭 秀一, 佐藤 哲, 安田 章人, 菅 豊, 西城戸 誠, 浜本 篤史, 福永 真弓, 岩井 雪乃, 富田 涼都, 松村 正治, 田代 優秋, 鈴木 克哉

     概要を見る

    本研究は、不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例調査から明らかにすることを目的とした。その結果、以下のことが明らかになった。第一に、順応性と複数性、そしての冗長性の重要性が明らかになった。リジッドな制度や計画によるのではなく、試行錯誤の柔軟なしくみこそが大事であり、さらに、一見無駄な余地を残した方法が求められること。第二に、具体的な人びとの「語り」が、順応的なガバナンスのあり方においては重要であること、とくにそれを用いた学びのプロセス、さらにはそれを用いたアクションリサーチが有効であることも、明らかになった。

  • 「強いられた」コミュニティ再編を巡る復興支援と制度に関する比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2019年03月
     

    西城戸 誠, 原田 峻, 図司 直也, 黒田 暁

     概要を見る

    本研究の目的は、東日本大震災による津波被災地の復興と原発災害による県外避難者に対する復興支援員の活動の実態を把握し、復興支援員制度の実効性について考察することである。宮城県の復興支援員の調査によって、復興支援員事業の展開と復興支援員の活動の継続性についての現状と課題について分析した。県外避難者支援の復興支援員事業については、埼玉県を事例として避難者の戸別訪問と避難者コミュニティの形成という2つの支援のパターンと課題について析出した。さらに、復興支援員事業の制度運用者である自治体と、復興支援事業の受託団体によって、復興支援員事業の性格が決まり活動内容の質的、量的な違いも現れる点が明らかになった。

  • 東アジア産炭地の再定義: 産業収束過程の比較社会学による資源創造

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2019年03月
     

    中澤 秀雄, 玉野 和志, 西城戸 誠, 畑山 直子, 森久 聡, 嶋崎 尚子, 大國 充彦, 木村 至聖, 島西 智輝, 新藤 慶, 澤口 恵一, 井上 博登, 井上 博登, 石川 孝織, 西牟田 真希, 清水 拓, 笠原 良太, 平井 健文

     概要を見る

    約1世紀にわたって日本(を中心とする東アジア)のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開催した。また、台湾基隆炭田の調査を緒につけ、田川市石炭・歴史博物館等とも協力しながら台湾炭鉱の職場史を描き出す準備を整えた。

  • 多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2017年03月
     

    丸山 康司, 西城戸 誠, 三上 直之, 本巣 芽美, 藏田 伸雄, 森岡 正博, 鬼頭 秀一, 青木 聡子, 飯田 誠

     概要を見る

    エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。
    その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認した。
    この過程でエネルギー技術の社会的影響について間接的効果を含めた分析枠組みを確立し、手法の汎用性を高めた。また参加型手法による適地選定や条例など、現実のガバナンスに応用可能な方策も提示した。

  • エネルギーの地域自主管理システムの構築に関する環境社会学的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2016年03月
     

    谷口 吉光, 小笠原 正, 丸山 康司, 西城戸 誠, 茅野 恒秀, 小松田 儀貞

     概要を見る

    脱原発への機運や固定価格買取制度の導入などによって、再生可能エネルギー(再エネ)普及の可能性が高まっているが、再エネには「小規模・分散」などの特性があり、それに応じた社会システム構築が必要である。秋田県を調査地としてこれらを進める仕組みを「エネルギーの地域自主管理システム」と呼び、その構築の条件を解明するために研究を行った。
    その結果、秋田県における再エネ導入は現在の社会変革を求めず、原発や火力を再エネに代替する「エネルギー代替」に留まることを明らかにした。この傾向を「再生可能エネルギーの産業化」と呼び、そこでの地元利益確保の動きを「地元企業によるエネルギー事業への多面的参画」ととらえた。

  • 多元的な価値の中の環境ガバナンス:自然資源管理と再生可能エネルギーを焦点に

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2016年03月
     

    宮内 泰介, 鬼頭 秀一, 丸山 康司, 菅 豊, 西城戸 誠, 佐藤 哲, 菊地 直樹, 松村 正治, 角 一典, 山本 信次, 関 礼子, 三上 直之, 大沼 進, 赤嶺 淳, 笹岡 正俊, 福永 真弓, 鈴木 克哉, 富田 涼都, 立澤 史郎, 安田 章人

     概要を見る

    本研究は、環境保全の諸事例についての詳細な調査研究から、多元的な価値の中でどう環境ガバナンスを構築することができるかを研究することを目的とした。研究の結果、環境ガバナンスにおいては、状況に応じて社会的なしくみや制度を変化させていく順応性が重要であること、さらにそうした順応的なプロセスを首尾よく創出し、また、マネジメントしていくことが必須であることが明らかになった。そこでは、(1)社会評価ツールの開発、(2)寄り添い型の中間支援、(3)専門家や外部者の順応的な役割、(4)目的や手段について順応的に変化させていくこと、(5)住民自身による学び、とくに市民調査の役割、などが鍵となる。

  • 都市農業の「持続可能性」と社会的ネットワークの再編に関する比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2011年04月
    -
    2016年03月
     

    舩戸 修一, 西城戸 誠, 図司 直也, 黒田 暁

     概要を見る

    本研究の目的は、東京都日野市と町田市における「援農ボランティア」をとりあげ、その取り組みによる都市農業の持続可能性について考察することである。昨今、首都圏では市民(非農家)の間で高まりつつある農作業への参加意欲を高齢化や担い手不足の都市農家への労働力補充へつなげる援農ボランティアへの取り組みが見られる。日野市では2006年に「日野人(ひのびと)・援農の会」という援農ボランティアが組織され、地元農家の農作業を無償で手伝っている。一方、町田市では2002年にNPO法人「たがやす」を設立され、有償で地元農家の農作業を手伝っている。以上の事例を踏まえ、市民協働による都市農業の持続可能性を明らかにした。

  • 再生可能エネルギーの社会的受容性と地域社会の内発的発展に関する比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    西城戸 誠

     概要を見る

    地域の内発的発展に寄与する再生可能エネルギー事業(コミュニティ・パワー)に対する比較研究を実施した。特に、2001年から日本各地で展開されている、市民出資型の再生可能エネルギー事業(コミュニティ・パワー運動)に着目し、各地の事業の展開、出資者の動向などについて分析を行った。そして、日本における再生エネルギー事業の構造的な課題を析出し、コミュニティ・パワーが普及する方策について考察を行った。

  • 石炭産業終息期における炭鉱と地域社会:”最後のヤマ”のライフコース

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    嶋崎 尚子, 澤口 恵一, 山本 薫子, 島西 智輝, 須藤 直子, 森久 聡, 西城戸 誠, 石川 孝織, 佐藤 冨喜雄, 高木 真美, 清水 拓, 笠原 良太

     概要を見る

    本研究では、石炭政策下での“最後のヤマ”労働者と地域社会のライフコースの動態を詳述した。その際、80余年にわたる太平洋炭礦の経営史、採炭技術の機械化、地域社会の趨勢、石炭政策や経済状況等のミクロ・マクロ文脈上に位置づけている。本研究をとおして、日本石炭産業が、近代型鉱業から資源エネルギー産業(高度技術移転を含む)への転換期にあること、それに呼応して国内唯一の炭鉱マンの就業とキャリアが転機に直面している様相を明示した。本成果は、今後、他産炭地との比較検討ならびに石炭産業の転換に関する総合的研究へとつながるものである。

  • 原発事故に伴う広域避難と支援の社会学―「転換後」の社会像と生き方モデルの探究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2014年03月
     

    後藤 範章, 山本 薫子, 西城戸 誠, 山本 早苗, 柏谷 至, 山下 祐介, 菅 磨志保, 田代 英美, 丹波 史紀, 黒田 由彦, 松薗 祐子

     概要を見る

    本研究は、原発事故の影響を直接・間接に受けて広域の移動を強いられた避難者の動向、避難者と支援者のうちに生じる苦悩や葛藤、そこから見出されるであろう安心や希望の道筋を、質的総合社会調査を通じて多様な角度から明らかにすることを目指した。調査研究を重ねて、「第2の戦後」と言われる事故後の日本社会の転換可能性、震災後の新たな社会像と生き方モデルを、震災が避難者と支援者に内在化させた「社会を変化させる力」(災害/原発事故エンパワーメント)によって提示した。
    本研究によって、雑誌論文10点、学会発表14点、図書6点、DVD(社会学的映像モノグラフ)1点など、合計30点を越える成果を発表することができた。

  • 旧産炭地のネットワーキング型再生のための資料救出とアーカイブ構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年04月
    -
    2014年03月
     

    中澤 秀雄, 嶋崎 尚子, 玉野 和志, 西城戸 誠, 島西 智輝, 木村 至聖, 大國 充彦, 澤口 恵一, 新藤 慶, 井上 博登, 山本 薫子

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    世界(記憶)遺産という側面から、あるいはポスト3.11のエネルギー政策という観点から「石炭ルネサンス」と言うべき状況が生まれているが、これを先取りして我々産炭地研究会は、「炭鉱の普遍性に基づく産炭地研究・実践の国際的なネットワーキング」を展望しながらも、まずは資料の収集整理という基礎固め作業を継続してきた。夕張・釧路の個人宅から炭鉱関係資料をサルベージして整理目録化を進行させていることを筆頭に、多数の資料整理・目録化に成功した。ネットワーキングの面では、全国の博物館・元炭鉱マン・NPO等と関係を確立し、主要な全産炭地を訪問して資料整理・研究の面でも協働した。

  • 社会運動・組織の時系列分析によるボトムアップ型市民社会論の検討

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2008年
    -
    2011年
     

    西城戸 誠

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    本研究は、抗議イベントデータと環境団体を中心とした運動組織の時系列データという2つのデータセットを構築し、そのデータによる時系列分析を行うことによって、戦後日本の社会運動や社会運動組織の変容を明らかにした。具体的には、戦後日本の社会運動全体および環境運動の動態を、労働運動との比較や国際比較(西ドイツ)を行うことによって、「新しい社会運動論」や「社会運動社会」仮説に関して、理論的、実証的な検討を行った。

  • グローバル社会運動の発生と展開:2008年洞爺湖G8サミット国際市民運動を通して

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2008年
    -
    2010年
     

    野宮 大志郎, 矢澤 修次郎, 西城 戸誠, 大畑 裕嗣, 平林 祐子, 渡邊 勉, 荻野 達史, 山本 英弘, 青木 聡子, 二階堂 晃祐, 藤田 泰昌, 片野 洋平, 濱西 栄司

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    地球規模で展開するグローバル社会運動(=GSM)は20世紀の末から急速に発展した。GSM は、WTO閣僚会議やG8サミットなど、グローバルなイベントが開催される場所で見られることが多いが、運動が形成されるダイナミズムやメカニズムについてはあまり知られていなかった。本研究では、三年の研究期間を経て、とりわけGSMのグローバルな組織化の仕方、行動形成の仕方、またGSMを支える文化的諸要因と行った領域について、従来の研究を越えた実りある成果を提示することが出来た。

  • 「社会調査史の博物館」としてのリージョン拠点データアーカイブの構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2006年
    -
    2009年
     

    大國 充彦, 中澤 秀雄, 西城戸 誠, 祐成 保志, 新藤 慶, 齋藤 康則, 庄司 知恵子, 新國 三千代, 小内 純子, 高橋 徹, 小池 英勝, 酒井 恵真, 内田 司, 高橋 徹, 新國 三千代, 小内 純子

     概要を見る

    本研究の目的は、北海道の社会調査資料の整理と再利用可能性の検討である。第1に、開発と計画などの5つのテーマで整理し、戦後北海道の社会調査は、長期の多様なデータを駆使した、実践的な関心に基づく研究であることがわかった。第2に、北大の布施グループによる「夕張調査」関連資料、特に調査票とコーディングシートを2次利用可能な形に整理した。調査資料を調査者が整理する必要性が明らかになり、資料を再利用可能な形にするモデルの一つを提示できた。

  • 災害文化の記録・記憶と地域再生をめぐる環境社会学的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

    中村 治, 古川 彰, 鳥越 皓之, 松田 素二, 西城戸 誠, 土屋 雄一郎

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    水害現象を水害文化として長期的で経験論的かつ価値論的な視野からとらえることによって、総体としての日常生活世界の中で、水害被災当事者の生活の視点から捉え直し、生活再建や地域社会の再生のプロセスを環境社会学的に明らかにした。また、文書や写真などの水害記録を発掘し、聞き書きにより経験者の記憶を生活史として再構成しながら、これを災害教育としていかに次世代につなぎ水害文化の継承を図るか、その社会学的手法の開発に取り組んだ。

  • 地域的共同性の再構築に向けた「集い」の動態と市民参加の制度設計に関する比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2005年
    -
    2007年
     

    西城戸 誠

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    研究最終年度において、北海道浜頓別町、北海道石狩町、秋田県秋田市、潟上市、青森県鰺ケ沢町の市民風車立地点における市民活動、市民参加の調査と、2006年7月実施の石狩市民風車の出資者へのアンケート調査を踏まえて、現時点における市民風車事業・運動の成果と課題を考察した。その結果、市民風車事業・運動の社会的認知の上昇と、出資者が初期3風車の出資者に比べ、風車へのコミットメントを求める動機や経済的な点を重視する傾向が見いだせた。また市民風車事業・運動は、相対的に環境意識は高いが具体的な行動にまでは至らなかった人々に対して、具体的な貢献の窓口として機能している。また、それぞれの市民風車立地点の市民活動の実態は、風車の設立経緯や立地点での活動実績の違いによって異なったが、市民風車と出資者との関係性を構築する試みや、市民風車立地点における地域活動を活性化することの重要性とその困難さの一端が明らかになった。従来の研究のほとんどは市民風車事業・運動の出資者に対してのみ注目が当てられていたが、市民風車事業・運動が市民風車らしくなるためには、立地点を含んださまざまな市民活動、運動の存在が重要であることが明らかになった。
    一方、市民風車事業・運動のインキュベーター的な存在であった生活クラブ生協北海道に対する継続的な調査によって、生活クラブ生協の反・脱原発運動の展開と現状の課題について考察した。さらに、2006年に市民風車の出資を募集した大間・秋田・波崎・海上の4つの風車への出資者調査を実施し、現在、分析をしているところである。これらの調査研究を踏まえて、市民風車事業・運動の現段階と今後の可能性、課題を考察していく予定である。

  • 近現代日本の社会運動の盛衰と社会変動にかんする計量的歴史社会学

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2002年
    -
    2004年
     

    西城戸 誠

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    本年度は昨年度にほぼ完成した明治期、大正期の社会運動に関するイベントデータのデータクリーニングを行う一方で、明治期、大正期の社会変動に関する先行研究のレビューおよび、史資料の収集を行った。
    さらに、前年度まですでに作成した、戦後日本の社会運動のデータベースは1945年〜1995年までのものであったが、1995年以降の日本の社会運動の動態を把握するために、2004年までのイベントデータを作成すべく、作業を開始した。この作業はまだ不十分であるが、随時作業を行い完成するように努めたい。
    研究実績としては、以下の通りである。共著ではあるが、以下の2冊の社会運動に関する書籍に執筆した。
    「社会運動の調査研究法-統計的手法とデータ解析」,大畑裕嗣・成元哲・道場親信・樋口直人(編)『社会運動の社会学』有斐閣.2004年4月
    (イベント分析の統計的手法に関する論文)
    山本英弘・西城戸誠(共著)「イベント分析の展開-政治的機会構造論との関連を中心に-」曾良中清司・長谷川公一・町村敬志・樋口直人編『社会運動という公共空間--理論と方法のフロンティア』成文堂. 2004年5月
    (社会運動研究の理論的潮流の一つである政治的機会構造論とイベント分析についての関係を理論的に踏まえ、日本の社会運動の動態をイベント分析によって実証的に研究した)

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Misc

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現在担当している科目

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学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2022年
    -
    2024年

    カーボンニュートラル社会研究教育センター   兼任センター員

特定課題制度(学内資金)

  • 生業の持続可能性に関する実証的研究

    2023年  

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     本研究の目的は、東京都八丈島における生業の持続可能性について実証的に考察することである。八丈町の産業は農業(花き観葉植物栽培)と沿岸漁業を基盤とし、くさや加工や伝統工芸品の黄八丈織などの商工業がある。だが、管見では、黄八丈織以外の産業に対しては、生業史に関する学術的研究の蓄積が乏しい。本特定課題研究においては八丈町の「くさや」に着目し、くさやの原料となる漁業、くさやの生産者や生産過程、くさやの消費に関わる変遷を実証的に分析し、くさやの持続可能性について考察することを目的としている。 本年度の研究成果は、八丈町のくさや産業関係者をほぼ網羅するかたちで聞き取り調査を行い、それぞれのくさや生産過程を把握した。また、くさやの原料となるムロアジ・トビウオの収獲の変遷について把握し、原料の生産とくさや加工の関連について分析を行った。 さらに、八丈町における新たな生業(レモン、酪農など)に関する調査を実施し、八丈島の生業研究の展開可能性に関して示唆を得ることができた。

  • 津波被災地の地域再生に関わる住民活動とコミュニティ再編に関する社会学的研究

    2022年  

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     本研究の目的は、東日本大震災における津波被災を受けた宮城県石巻市北上町を事例として、津波被災地の地域再生の担い手になった地域の住民活動の動態と、高台集団移転によって再編された地域コミュニティの現状についての実態調査を行い、津波被災地の復興の現段階を把握することである。 具体的には、震災後に結成されたまちづくり団体(ウィーアーワン北上)による復興支援活動を通じて、地域福祉の課題の析出や津波被災地の地域再生に向けた活動の課題についての考察と、被災地の復興、地域再生に対する分析視角の批判的な検討を行った。研究成果としては、査読論文2本(『社会学年報』(東北社会学会)、『環境社会学研究』(環境社会学会)が掲載された。

  • 戦後日本における社会運動の長期的趨勢:社会運動のイベント分析による数量的把握

    2021年  

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     本研究の目的は、戦後日本の社会運動の趨勢を数量的データによって示し、社会運動の変容過程を捉えることである。社会運動のイベント分析と呼ばれる手法を用い、社会運動のイベントを報じる新聞記事から情報を抽出し、データセットを作成した。各年の社会運動イベントの発生数、行為形態などの変化を把握する。 今回の研究ではこれまでの構築してきたデータ(1945-2005年)に加えて、2006年からのデータセットを構築し、2013年までのコーディング作業が終了した。また、従来まで手作業で行っていたコーディングの方法を教師情報とし、機械学習で自動的に分類し(最終的な内容チェックは手作業)、イベント分析コーディング方法を進化させた。