2024/11/04 更新

写真a

ミヤザキ キヨタカ
宮崎 清孝
所属
人間科学学術院
職名
名誉教授
学位
修士

所属学協会

  •  
     
     

    日本イメージ心理学会

  •  
     
     

    American Educational Researchers Association

  •  
     
     

    日本認知科学会

  •  
     
     

    日本発達心理学会

  •  
     
     

    日本教育心理学会

  •  
     
     

    日本心理学会

  •  
     
     

    国際文化活動理論学会

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研究分野

  • 教科教育学、初等中等教育学

研究キーワード

  • 教育・社会系心理学、認知心理学

受賞

  • 日本認知科学会教育環境のデザイン研究分科会発表賞

    2002年07月  

 

論文

  • バフチン的対話的授業論と議論論における問うということ

    宮崎清孝

    対話的授業論ー国際オンラインジャーナル   11 ( 3 ) 42 - 64  2023年04月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

  • Playworlds as Ways of Being, A Chorus of Voices: Why are playworlds are worth creating?

    Ferholt, B, Lecusay, R, Rainino, A, Baumer, S, Miyazaki, K. Nilsson, M, Cohen, L

    Cultrual-Historical Psychology   17 ( 3 ) 95 - 103  2021年10月  [査読有り]

    DOI

  • Dialogic Lessons and Triadic Relationship Among Pupils, Learning Topic, and Teacher

    宮崎清孝

    Dialogic Pedagogy: An International Online Journal   7   58 - 88  2019年08月  [査読有り]

    DOI

  • クロイ論文「スターリンとディオニソスの間:バフチンのカーニバル理論”についてのコメント

    宮崎清孝

    ダイアロジック・ペダゴジー   5   47 - 52  2017年08月  [査読有り]  [招待有り]

    DOI

  • 教科教育に心理学はどこまで迫れるか

    西林 克彦, 宮崎 清孝, 工藤 与志文

    教育心理学年報   56 ( 0 ) 202 - 213  2017年  [査読有り]

     概要を見る

    本論文は2011年から2014年に実施した教育心理学会の研究委員会企画シンポジウムである「教科教育に心理学はどこまで迫れるか」の企画者による教育心理学研究の現状に対する問題提起である。現在の心理学的な教科教育研究では「どう教えるか」という方法のみが焦点化され, 「何を教えるのか」, つまり扱われる知識とその質の問題は教科教育学の扱うべきもので心理学的研究とは無関係とされる。しかし扱われる知識の質を抜きにした心理学的研究は, 実践的な有効性を欠くのみならず, 理論的にも不十分なものになるだろう。扱う知識内容と教える方法は相互作用をするため内容別に方法を考えなければならない, というだけのことではない。授業に臨む個々の教師が, 個々の教材についてその時々に持っている知識の質のあり方を, 教授学習過程の研究に取り込んでいかなければならない。このためには, 特定の授業者が特定の知識内容についておこなう特定の教授学習過程から出発する「ボトムアップ的実践研究」が必要になるだろう。ボトムアップ的アプローチでも科学としての普遍性を求める研究は可能であり, それは教授学習過程について新しい知見を生み出していく可能性を持っている。

    DOI CiNii

  • わかるとは

    森岡 正芳, 田島 充士, 宮崎 清孝, 溝上 慎一, 野村 晴夫, 佐伯 胖, 中村 和夫

    教育心理学年報   54 ( 0 ) 165 - 172  2015年  [査読有り]

    CiNii

  • 教科教育に心理学はどこまで迫れるか (4):—教育目標をどう扱うべきか—

    工藤 与志文, 藤村 宣之, 田島 充士, 宮崎 清孝

    教育心理学年報   54 ( 0 ) 212 - 220  2015年  [査読有り]

    CiNii

  • 教科教育に心理学はどこまで迫れるか (3):― 教師の知をいかに繰り込むか ―

    宮崎 清孝, 工藤 与志文, 藤村 宣之, 白水 始, 西林 克彦

    教育心理学年報   53 ( 0 ) 222 - 226  2014年  [査読有り]

    CiNii

  • 質の高い実践研究・介入研究とは

    吉田 寿夫, 宮崎 清孝, 坂本 美紀, 湯澤 正通

    教育心理学年報   53 ( 0 ) 227 - 231  2014年  [査読有り]

    CiNii

  • Dialogue on dialogic pedagogy

    Matusov, E, Miyazaki, K

    ダイアロジック・ペダゴジー   2   1 - 44  2014年01月  [査読有り]

    DOI

  • 質の高い実践研究・介入研究とは(研究委員会企画シンポジウム3)

    吉田 寿夫, 宮崎 清孝, 坂本 美紀, 湯澤 正通

    日本教育心理学会総会発表論文集   55 ( 55 ) S6 - S7  2013年07月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • 教科教育に心理学はどこまで迫れるか(3) : 教師の知をいかに繰り込むか(研究委員会企画シンポジウム2)

    宮崎 清孝, 工藤 与志文, 藤村 宣之, 宮崎 清孝, 白水 始, 西林 克彦, 工藤 与志文

    日本教育心理学会総会発表論文集   55 ( 55 ) S4 - S5  2013年07月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • 教科教育に心理学はどこまで迫れるか (2):― 知識の質が無視されていないか ―

    西林 克彦, 宮崎 清孝, 工藤 与志文, 市川 伸一

    教育心理学年報   52 ( 0 ) 225 - 229  2013年  [査読有り]

    DOI CiNii

  • E4. 協調的な学びを促すリボイシング(自主企画シンポジウム)

    一柳 智紀, 白水 始, 田島 充士, 宮崎 清孝

    日本教育心理学会総会発表論文集   54 ( 54 ) 882 - 883  2012年11月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • 教科教育に心理学はどこまで迫れるか(2) : 知識の質が無視されていないか(研究委員会企画シンポジウム2)

    西林 克彦, 宮崎 清孝, 工藤 与志文, 市川 伸一

    日本教育心理学会総会発表論文集   54 ( 54 ) S4 - S5  2012年11月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • 教科教育に心理学はどれだけ迫れるか (1)

    西林 克彦, 宮崎 清孝, 麻柄 啓一, 市川 伸一

    教育心理学年報   51 ( 0 ) 198 - 202  2012年  [査読有り]

    DOI CiNii

  • P4-63 模倣と「意味の取り込み」による子どもの創造的な描画の展開(教授・学習,ポスター発表)

    宋 明, 宮崎 清孝

    日本教育心理学会総会発表論文集   53 ( 53 ) 372 - 372  2011年07月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • 教科教育に心理学はどこまで迫れるか(1)(研究委員会企画シンポジウム1)

    西林 克彦, 宮崎 清孝, 麻柄 啓一, 市川 伸一

    日本教育心理学会総会発表論文集   53 ( 53 ) 2 - 3  2011年07月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • もう一つの対話主義授業論との出会いー日本からの声

    宮崎清孝

    ジャーナルオブロシアンアンドヨーロピアンサイコロジー   49 ( 2 ) 36 - 43  2011年03月  [査読有り]

  • 「子どもの学び教師の学びー斎藤喜博とヴィゴツキー派教育学」その後

    宮崎清孝

    事実と創造   340   12 - 21  2009年09月  [査読有り]

  • 芸術教育

    宮崎清孝

    児童心理学の進歩   48   164 - 184  2009年06月  [査読有り]

  • 児童の学から子どもと教師の共−発達論へ.

    宮崎清孝

    こども総合研究(大妻女子大学家政学部児童学科)   1   18 - 25  2008年05月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(19)

    宮崎清孝

    事実と創造   322   2 - 14  2008年03月  [査読有り]

  • 研究委員会シンポジウム1・アート教育の可能性を拓くー芸術教科の授業削減計画再考

    佐藤公治, 内田伸子, 茂呂雄二, 郡司明子, 森實祐里, 宮崎清孝, 佐伯胖, 西野範夫, 奥村高明

    教育心理学年報,   47   33 - 36  2008年03月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(18)

    宮崎清孝

    事実と創造   320   2 - 11  2008年01月  [査読有り]

  • アート教育の教授学習過程論的分析:「協働的想像」としての演劇教育のデザイン.

    宮崎清孝

    平成17・18年度科学研究費研究成果報告書(平成17・18年度科学研究費補助金基盤研究(C)17530673)    2008年01月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(17)

    宮崎清孝

    事実と創造   319   2 - 11  2007年12月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(16)

    宮崎清孝

    事実と創造   316   2 - 12  2007年09月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(15)

    宮崎清孝

    事実と創造   314   2 - 19  2007年07月  [査読有り]

  • Teacher as the imaginative learner: Egan, Saitou, and Bakhtin.

    Miyazaki, K

    Proceedings to the 2nd annual research symposium on imagination and education.     30 - 39  2007年07月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(14)

    宮崎清孝

    事実と創造   313   2 - 11  2007年06月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(13)

    宮崎清孝

    事実と創造   312   2 - 10  2007年05月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(12)

    宮崎清孝

    事実と創造   310   2 - 10  2007年03月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(11)

    宮崎清孝

    事実と創造   309   2 - 11  2007年02月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(10)

    宮崎清孝

    事実と創造   308   2 - 8  2007年01月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(9)

    宮崎清孝

    事実と創造   306   2 - 9  2006年11月  [査読有り]

  • アートから創造性を育てる: 演劇を核とする幼児教育の試み

    宮崎清孝

    教育と医学   641   28 - 35  2006年11月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(8)

    宮崎清孝

    事実と創造   305   2 - 8  2006年10月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(7)

    宮崎清孝

    事実と創造   304   2 - 12  2006年09月  [査読有り]

  • Another imaginative approach to teaching: A Japanese view

    Miyazaki, K

    Akademia(Journal of the High School Direction at the Autonomous University of Sinaloa)   4 ( 5 ) 22 - 31  2006年09月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(6)

    宮崎清孝

    事実と創造   302   2 - 11  2006年07月  [査読有り]

  • Another imaginative approach to teaching: A Japanese view

    Miyazaki, K

    Paper presented at the conference of Imaginary Education Research Group, Vancouver.    2006年07月  [査読有り]

  • Three research projects on imagination and education

    Miyazaki, K

    Paper presented at the inaugural meeting of the International Research Network in Imaginative Education. Vancouver.    2006年07月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(5)

    宮崎清孝

    事実と創造   301   2 - 10  2006年06月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(4)

    宮崎清孝

    事実と創造   300   8 - 15  2006年05月  [査読有り]

  • 子どもの学力を問う前に−教師論の薦め

    宮崎清孝

    学校教育(広島大学付属小学校研究紀要)   1066   6 - 11  2006年05月  [査読有り]

  • 保育者と専門家の協働を保育に活かすために-保育方法の視点から

    佐木みどり, 藤野有紀, 宮崎清孝, 大場幸夫

    日本保育学会第59回大会大会論文集    2006年05月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(3)

    宮崎清孝

    事実と創造   299   10 - 17  2006年04月  [査読有り]

  • 教育現場からバフチンを読む−作者としての教師・ポリフォニーとしての授業

    宮崎清孝

    paper presented at 日本質的心理学会・日本活動理論学会・日本グループダイナミックス学会共催ワークショップ「バフチンと心理学」    2006年04月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論-斎藤教授学への一照射(2)

    宮崎清孝

    事実と創造   298   17 - 24  2006年03月  [査読有り]

  • 保育とアートの協働的な学習の可能性を探る−演劇の場合

    宮崎清孝, 田中康生, 柏木陽, 佐木みどり, 茂呂雄二, 藤野有紀

    日本発達心理学会第17回大会大会論文集     94 - 95  2006年03月  [査読有り]

  • キーラン・イーガンの授業論−斎藤教授学への一照射(1)

    宮崎清孝

    事実と創造   296   2 - 8  2006年01月  [査読有り]

  • General structure of Ibi play project 2005 and a brief description of the flow of activities in the project.

    Miyazaki, Kiyotaka

    Paper presented at the Pacific Rim Conferene on “cross-cultural perspective on learning and development through art and play”, San Diego, U.S.    2005年11月  [査読有り]

  • Extending narrative learning through combining different modes of art activites.

    Miyazaki, Kiyotaka

    Paper presented at the first International Society for Cutural and Activity Research, Seville, Spain    2005年09月  [査読有り]

  • 臨床実践とイメージ

    上杉喬, 伊藤研一, 今野義孝, 田嶌誠一, 長谷川浩一, 宮崎清孝

    イメージ心理学研究   2 ( 1 ) 7 - 24  2005年08月  [査読有り]

  • 周辺的活動を創出する:協同的芸術創作における“作家”の役割

    宮崎清孝, 福田稔, 田中康生, 小野寺涼子

    日本認知科学会第21回大会発表論文集     36 - 37  2005年07月  [査読有り]

  • アート創造過程での探索活動−Picassoによる作品生成過程の分析を通して,

    宮崎清孝

    日本認知科学会第22回大会論文集     272 - 273  2005年07月  [査読有り]

  • こどもの傍らに近づくために−実践研究の方法(日本保育学会第58回大会大会準備委員会企画シンポジウムII)

    宮崎清孝, 加用文男, 佐木みどり, 石黒広昭, 根ケ山光一

    日本保育学会第58回大会発表論文集     94 - 95  2005年05月  [査読有り]

  • Role of artist in the collaborative artwork production at the workshop for children.

    Miyazaki,Kiyotaka

    Paper presented at the 2005 American Educational Researchers Association Conference. Montreal.    2005年04月  [査読有り]

  • 異なるモードを超えるアート活動である学習:2004揖斐プロジェクトのアート面からの分析.

    宮崎清孝

    日本発達心理学会第16回大会論文集     199  2005年03月  [査読有り]

  • アート作品の協働的な制作過程:プロのアーティストのよる幼稚園でのワークショップ.

    宮崎清孝, 小野寺涼子, 田中康生, 福田稔

    人間科学研究(早稲田大学人間科学学術院紀要)   18 ( 1 ) 51 - 65  2005年03月  [査読有り]

  • 寒い国の同志たち

    宮崎清孝

    事実と創造(一茎書房)   284   2 - 9  2005年01月  [査読有り]

  • Ibi play project: Children meet professional artists

    Miyazaki, Kiyotaka

    Paper presented at Seminar on play research and early education,30years of early education in Kajaani, Kajaani University Consortium,Oulu University, Finland    2004年10月  [査読有り]

  • いまさらアメリカ-2003年度のアメリカ教育事情(6)

    宮崎清孝

    事実と創造(一茎書房)   280   2 - 9  2004年09月  [査読有り]

  • いまさらアメリカ-2003年度のアメリカ教育事情(5)芸術と文化を通してリテラシーを育てる.

    宮崎清孝

    事実と創造(一茎書房)   276   11 - 19  2004年05月  [査読有り]

  • Drawing as a mediator of the joint production of art in an elementaryschool classroom.

    Miyazaki, Kiyotaka

    Paper presented at the 2004 meeting of American Educational Researchers Association, San Diego.    2004年04月  [査読有り]

  • いまさらアメリカ-2003年度のアメリカ教育事情(4)ある美術実践(その2)

    宮崎清孝

    事実と創造(一茎書房)   275   9 - 17  2004年04月  [査読有り]

  • 協同的な美術活動における正解のない学習の展開

    小野寺涼子, 宮崎清孝, 田中康生, 福田稔

    日本発達心理学会第15回大会発表論文集     470  2004年03月  [査読有り]

  • いまさらアメリカ-2003年度のアメリカ教育事情(3)ある美術実践(その1)

    宮崎清孝

    事実と創造(一茎書房)   273   2 - 9  2004年02月  [査読有り]

  • いまさらアメリカ-2003年度のアメリカ教育事情(2) 初めての教育現場

    宮崎清孝

    事実と創造(一茎書房)   272   2 - 9  2004年01月  [査読有り]

  • いまさらアメリカ-2003年度のアメリカ教育事情(1)アメリカの同志たち

    宮崎清孝

    事実と創造(一茎書房)   270   2 - 6  2003年11月  [査読有り]

  • 授業での美術表現過程の分析:motive生成変化の様相

    宮崎清孝

    日本発達心理学会第13回大会発表論文集     328  2003年03月  [査読有り]

  • アートプロダクションとしてのアート:協同的活動はどこまで協同的か

    宮崎清孝

    日本発達心理学会第13回大会発表論文集     s57  2003年03月  [査読有り]

  • イメージ心理学研究の拡がり

    長谷川浩一, 藤原勝紀, 宮崎清孝, 菱谷晋介, 大山正

    イメージ心理学研究   1 ( 1 ) 25 - 47  2003年  [査読有り]

  • 幼稚園における“基地”の制作過程

    田中康生, 小野寺涼子, 宮崎清孝, 福田稔

    日本心理学会第67大会発表論文集     1245  2003年  [査読有り]

  • Representation再考:Wartofskyの「実践のrepresentation論」をめぐって

    宮崎清孝

    日本イメージ心理学会第3回大会論     30 - 31  2002年10月  [査読有り]

  • 教授学習過程における美術表現過程の分析:作品変化の様相から

    宮崎清孝

    日本心理学会第66回大会論文集     657  2002年10月  [査読有り]

  • メンタル・イメージと表現過程

    畠山孝男, 宮崎清孝, 丸山慎

    日本心理学会第66回大会     s36  2002年10月  [査読有り]

  • Revoicing reconsidered: Teacherユs listening activity making children aware of their own voices

    Miyazaki, Kiyotaka

    Fifth congress of the International Society for Culutral Research and Activity Theory, Amsterdam     210  2002年09月  [査読有り]

  • revoicingという教授行為

    宮崎清孝

    日本発達心理学会第13回大会     s19  2002年03月  [査読有り]

  • 教師は子どもの声を作り出す:Revoicingという教授行為

    宮崎清孝

    日本認知科学会「教育環境のデザイン」研究分科会研究報告   8 ( 2 ) 1 - 6  2002年02月  [査読有り]

    CiNii

  • 教授表現過程における美術表現の行動的分析

    宮崎清孝

    日本心理学会第65回大会     326  2001年11月  [査読有り]

  • 教師・生徒のjoint activityとしての美術の授業:教授資源としての絵とdiscourse

    宮崎清孝

    日本教育心理学会第43回大会     669  2001年09月  [査読有り]

  • 教授学習過程での表現活動の過程分析:協同性の契機と個人性の契機

    宮崎清孝

    日本発達心理学会第12回大会     187  2001年03月  [査読有り]

  • 表現過程におけるmental imageとphysical imageの関係について

    宮崎清孝

    日本イメージ心理学会第1回大会     24 - 25  2000年10月  [査読有り]

  • イメージ心理学研究の拡がり

    長谷川浩一, 藤原勝紀, 宮崎清孝, 菱谷晋介, 大山正

    日本イメージ心理学会第1回大会     6  2000年10月  [査読有り]

  • 臨床実習でMENTOR制導入を試みて:助産学生の場合

    滝沢美津子, 宮崎清孝

    日本看護学会(看護教育)第30回大会論文集     20  1999年08月  [査読有り]

  • 保育の実践研究における新しい方向の探求. 連続講座II:実践と研究2.

    宮崎清孝

    日本保育学会第52回研究論文集    1999年05月  [査読有り]

  • フィールドの中の研究者:AV機器を使ったフィールドリサーチ

    石黒広昭, 宮崎清孝, 佐木みどり, 清矢良崇, 斉藤こずえ

    日本発達心理学会第10回大会    1999年03月  [査読有り]

  • リアリティの探索としての美術表現:認知科学からのアプローチ

    宮崎清孝

    美術科教育学会第21回大会    1998年  [査読有り]

  • 教育実践での事例研究と「厚い記述」

    宮崎清孝

    発達心理学研究   69 ( 1 ) 67 - 69  1998年  [査読有り]

  • 行為の中で生み出すということ−身体としてある認知

    宮崎清孝

    現代思想   8-264  1997年  [査読有り]

  • ラウンドテーブルディスカッション・フィールドワークの実際−フィールドの人々との関係の取り方をめぐって

    宮崎清孝, 佐藤達哉, やまだようこ, 斉藤こずえ, 落合幸子, 南博文

    日本心理学会第61回大会論文集    1997年  [査読有り]

  • Prosody的側面に注目した授業内生徒発話の分析

    宮崎清孝

    日本発達心理学会第7回大会論文集     283  1996年03月  [査読有り]

  • Prosodyに注目した授業内生徒発話の分析

    宮崎清孝

    人間科学研究   9 ( 1 ) 131 - 142  1996年  [査読有り]

  • 「聞く」とはどういう行為か

    宮崎清孝

    月刊言語   25 ( 2 ) 20 - 27  1996年  [査読有り]

  • Imagining is acting: Experienced physical action as the basis for imagination and linguistic knowledge.

    Miyazaki, Kiyotka

    The 26th International congress of psychology,Montreal,Canada,International Journal of Psychology31(4),331.    1996年  [査読有り]

  • 準備委員会企画シンポジウム 学校実践を捉える−実践的研究とは何か.

    石黒広昭, 佐伯胖, 佐藤学, 宮崎清孝

    日本教育心理学会第38回大会論文集     s48  1996年  [査読有り]

  • 認知心理学が実践に寄与するための道筋はどこにあるのか in 準備委員会企画シンポジウム:認知心理学は教育実践にいかに貢献しうるか.

    宮崎清孝

    日本教育心理学会第38回大会論文集     s26  1996年  [査読有り]

  • ワークショップ:心理活動の理解とイメージ

    上杉喬, 長谷川浩一, 菱谷晋介, 市川伸一, 畠山孝男, 宮崎清孝

    日本心理学会第60回大会論文集     48  1996年  [査読有り]

  • 継続的な授業観察をとおしてのイメージ研究・研究者の視点と当事者の視点−定性的研究の実際(19)

    宮崎清孝

    日本心理学会第60回大会論文集    1996年  [査読有り]

  • 臨床としての保育を問う−発達観の転換

    大場幸夫, 宮崎清孝, 西原彰宏, 佐藤学, 小川博久

    日本保育学会第48回大会論文集    1995年05月  [査読有り]

  • 語りと自己−談話分析と心理研究

    茂呂雄二, 田島信元, 宮崎清孝, 石井宏典, 當眞千賀子

    日本心理学会第59回大会論文集     39  1995年  [査読有り]

  • コンピュータ使用という実践−異なる知的伝統の間での逆説的な出会い

    宮崎清孝

    AIと社会/同文館    1995年  [査読有り]

  • 保育者養成校の学生が抱く“保育者像”の調査

    緑間科, 松本有代, 宮崎清孝

    大妻女子大学紀要(家政系)   32   363 - 374  1995年  [査読有り]

  • 遊び・ナラティブ・学習:演劇を核とした保育活動の創出(日本発達心理学会第18回大会自主シンポジウム)

    宮崎清孝, 佐木彩水, 茂呂雄二, 佐木みどり, 佐伯胖, 石黒広昭

    日本発達心理学会第18回大会論文集     154 - 155

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書籍等出版物

  • 対話的教育研究に関するラトリッジ国際ハンドブック

    マーサー・ウェゲリフ・メージャー( 担当: 分担執筆)

    ラトリッジ  2020年01月

  • 幼児のあそびについてのラトリッジ国際ハンドブック

    ブルース・ハッカライネン, ブレディカイト( 担当: 分担執筆)

    ラトリッジ  2017年07月

  • はっけんとぼうけん:アートと協働する保育の探求

    佐木みどり, 宮崎清孝( 担当: 共著)

    創成社  2015年01月

  • 驚きに満ちた教育ー様々なカリキュラムでの教授学習の中心としての驚き

    イーガン, ジャドソン( 担当: 分担執筆)

    ラトリッジ  2013年01月

  • 状況と活動の心理学—コンセプト・方法・実践

    茂呂雄二, 有元典文, 青山征彦, 伊藤崇, 香川秀太, 岡部大介( 担当: 分担執筆)

    新曜社  2012年05月

  • プレイとパフォーマンス:文化研究11巻

    ロブマン&オニール( 担当: 分担執筆)

    ユニヴァーシティプレスオブアメリカ  2011年01月

  • Teacher as the imaginative learner: Egan, Saitou, and Bakhtin. In Engaging imagination and developing creativity in education,

    Miyazaki, K, Egan, K, Madej, K

    Newcastle upon Tyne: Cambridge Scholars Publishing  2010年03月 ISBN: 1443817635

  • 子どもの学び教師の学び-斎藤喜博とヴィゴツキー派教育学

    宮崎清孝

    一莖書房  2009年06月 ISBN: 9784870741584

  • コレクション認知科学第3巻 視点

    宮崎清孝, 上野直樹

    東京大学出版会  2008年02月

  • 総合学習は思考力を育てる

    宮崎清孝

    一茎書房  2005年11月

  • AV機器をもってフィールドへAV機器が研究者によって実践に持ち込まれるという出来事:研究者の異物性

    宮崎清孝

    石黒広昭編「AV機器をもってフィールドへ」新曜社  2001年09月

  • 身体活動とイメージ

    宮崎清孝

    In菱谷晋介編「イメージの世界:イメージ研究の最前線」ナカニシヤ出版  2001年05月

  • 助産の文化人類学

    宮崎清孝, 滝沢美津子

    日本看護協会出版会  2001年05月

  • 心理学と教育実践の間で

    佐伯胖, 宮崎清孝, 佐藤学, 石黒広昭

    東大出版会  1998年09月

  • イメージは創造をささえうるか:イメージ論争再び

    宮崎清孝

    (丸野俊一編)心理学の中の論争(1)認知心理学における論争/ナカニシヤ出版  1998年05月

  • 経験としての参加観察−一つの”失敗”事例からの考察

    宮崎清孝

    In 大妻女子大学児童学科(編)「子ども−児童学からのアプローチ」相川書房  1998年

  • Imagining is acting: Experienced physical action as the basis for imagination and linguistic knowledge.

    Miyazaki, Kiyotaka

    (M.M.DelMonte & Y. Haruki)The embodiment of mind: Eastern and western perspectives/Eburon Publishers  1998年

  • 実践を支える知のモードとは何か

    宮崎清孝

    In 里深文彦(編)AIと社会/同文館  1995年

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講演・口頭発表等

  • 日本のある幼稚園におけるユニークなプレイワールドの実践について−はっけんとぼうけんの保育

    宮崎清孝  [招待有り]

    CHiLD(子どもの学習と発達に対する文化歴史的アプローチ)研究集会、ヘルシンキ大学  

    発表年月: 2023年08月

    開催年月:
    2023年08月
    -
     
  • Playworlds as ways of being, a chorus of voices: A Multimodal discussion about why playworlds are worth creating

    Ferholt, B, Lecusay, R, Rainio, A, Miyazaki, K, Cohen, L, Watanabe, R, Avramovic, M, Partanen, A, Taylor, S

    9th Nordic-Baltic ISCAR  

    発表年月: 2022年06月

    開催年月:
    2022年06月
     
     
  • 想像遊びの協働的構築におけるナラティヴの意味-Brunerのナラティヴ論を手がかりに

    渡辺涼子, 宮崎清孝, 野口紗生, 庄井良信, 横山草介

    日本発達心理学会第33回大会  

    発表年月: 2022年03月

    開催年月:
    2022年03月
     
     
  • Playworlds as ways of being: A chorus of voices.

    Ferholt, B, Lecusay, R, Miyazaki, K, Nilsson, M, Noguchi, S, Rainio, A. P, Watanabe, R

    6th Congress of International Society of Cultural-historical Activity Research  

    発表年月: 2021年08月

    開催年月:
    2021年07月
    -
    2021年08月
  • Teachers as the listener to students’ questions

    Miyazaki, K

    17th International Bakhtinian Conference  

    発表年月: 2021年07月

    開催年月:
    2021年07月
     
     
  • 子どもにとって「楽しい」遊びや活動にするために-ア-トに取り組む子どもの姿から

    佐木みどり, 畔上一康, 野口紗生, 佐木彩水, 宮崎清孝

    日本保育学会第74回大会  

    発表年月: 2021年05月

    開催年月:
    2021年05月
     
     
  • Teachers and researchers identifying new questions by listening to student and teacher responses: Lessons from teachers in the United States and Japan.

    Ferholt, B, Miyazaki, K

    41st Annual ethnography in education research forum  

    発表年月: 2020年02月

    開催年月:
    2020年02月
     
     
  • 二人称教育・保育研究は発達心理学に何を示唆するか

    宮崎清孝, 佐伯胖, 茂呂雄二, 畔上一康, 鈴木忠, 諏訪正樹  [招待有り]

    日本発達心理学会第30回大会  

    発表年月: 2019年03月

    開催年月:
    2019年03月
     
     
  • How artists and teachers are in the classroom with children: In a case of a Japanese preschool

    Miyazaki, K.

    2018 conference of American Educational Researchers Association  

    発表年月: 2018年04月

    開催年月:
    2018年04月
     
     
  • 子どものアート活動と遊びをどう特徴付けるか-幼稚園での協働的制作場面を対象として

    野口紗生, 宮崎清孝

    日本発達心理学会第29回大会  

    発表年月: 2018年03月

    開催年月:
    2018年03月
     
     
  • 授業における「問い」の問題−対話主義授業論の立場から

    宮崎清孝

    日本教育心理学会第59回大会   (名古屋)  名古屋大学  

    発表年月: 2017年10月

  • 対話が発展するためのキーとしての問い:バフチンがガダマーと出会う

    宮崎清孝

    第16回国際バフチン学会   (上海)  復旦大学  

    発表年月: 2017年09月

  • 幼児教育での子どもの活動でアートはあそびからいかに区別されるかーアートワークショップの場合

    野口紗生, 宮崎清孝

    文化活動研究国際学会第5回国際会議   (ケベック市)  ラバル大学  

    発表年月: 2017年08月

  • 対話主義授業論の基礎としての学生・教師・教材間の三項関係

    宮崎清孝

    文化活動研究国際学会第5回国際会議   (ケベック市)  ラバル大学  

    発表年月: 2017年08月

  • 幼稚園での協働的制作場面におけるあそびとアート活動の差異

    野口紗生, 宮崎清孝

    日本発達心理学会第28回大会   (広島市)  広島大学  

    発表年月: 2017年03月

  • 授業における三項関係−対話主義授業論の立場から.

    宮崎清孝

    日本教育心理学会第58回大会   (高松)  香川大学  

    発表年月: 2016年10月

  • 学校内外の学びをつなぐ(1)パネルディスカッション.

    齊藤萌木, 飯窪真也, 宮崎清孝, 村山功, 山住勝広, 白水始

    日本認知科学会第33回大会   (札幌)  北海道大学  

    発表年月: 2016年09月

  • 幼稚園でのアートワークショップにおける協働的制作活動②−子どもの制作と想像あそびの創発的展開

    野口紗生, 宮崎清孝

    日本発達心理学会第27回大会   (札幌)  北海道大学  

    発表年月: 2016年04月

  • 幼稚園でのアートワークショップにおける協働的制作活動①—大人・子ども・作品の三項関係に着目して

    宮崎清孝, アリケン アルズグリ

    日本発達心理学会第27回大会   (札幌)  北海道大学  

    発表年月: 2016年04月

  • Teachers as the listener to students’ questions

    Miyazaki, K

    17th International Bakhtinian Conference  

    発表年月: 2012年07月

    開催年月:
    2012年07月
     
     
  • アートにとって子どもがいる意味-アーティストにとっての幼稚園でのワークショップ経験

    日本発達心理学会第21回大会  

    発表年月: 2010年03月

  • 越境し主張するレビューを

    日本発達心理学会第21回大会  

    発表年月: 2010年03月

  • プレイワールドについて録画し,語る

    第31回教育に関するエスノグラフィー研究フォーラム  

    発表年月: 2010年02月

  • アートに”なる”-認知と活動のコンフリクトから芸術教育を再考する

    日本教育心理学会第51回大会  

    発表年月: 2009年09月

  • バフチンの対話主義と質的な教育心理学

    日本教育心理学会第51回大会  

    発表年月: 2009年09月

  • 想像的教育の舞台としての文学:斎藤教授学からの見方

    想像と教育に関する第7回国際会議、バンクーバー、カナダ  

    発表年月: 2009年07月

  • 多声的な小説の作者としての教師:対話的な教育に関する一つの日本の見方についてのバフチン的分析

    ミハイル・バフチンの対話主義のパースペクティブと限界に関する第2回国際学際会議、ストックホルム,スウェーデン  

    発表年月: 2009年06月

  • 原学習者としての教師:教師による発達の最近接領域構築についての日本の見方

    The 2nd Conference of the International Society of Culture and Activity Research. San Diego.  

    発表年月: 2008年09月

  • アート制作における子どもの遊びと想像

    The 2nd Conference of the International Society of Culture and Activity Research. San Diego.  

    発表年月: 2008年09月

  • 協働的探求としての想像:斎藤教授学におけるアート教育

    The 3rd annual research symposium on imagination and education. Vancouver.  

    発表年月: 2008年07月

  • 作られた作品は誰のものか:アーティストと子どもが共に拡張しあう活動としてのアート制作

    日本発達心理学会第19大会自主シンポジウム.宮崎清孝・佐木彩水・林武史・佐木みどり・東村知子 保育におけるアートの可能性を探る−ナラティブとしての保育の中で  

    発表年月: 2008年03月

  • 幼児のアート活動における想像遊びの働き

    日本発達心理学会第19大会  

    発表年月: 2008年03月

  • 探求の場としてのアート:教育ができること

    日本教育心理学会第49回大会研究科委員会主催シンポジウム.佐藤公治・内田伸子・茂呂雄二・宮崎清孝・郡司明子・森實祐里・佐伯胖・西野範夫・奥村高明 アート教育の可能性を拓く  

    発表年月: 2007年09月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 幼稚園のアート教育における「大人の在り方」-対話主義授業論の立場から

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    宮崎 清孝, 野口 紗生, 渡辺 涼子

  • バフチン的対話的授業論に基づく省察概念の再考による授業実践モデルの開発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    畔上 一康, 吉永 紀子, 宮崎 清孝

     概要を見る

    本研究は,主として生活科・総合的な学習の授業実践を対象として,バフチン的対話的授業論に基づく教師の省察の深化過程の解明を通して,教師の省察が機能した主体的対話的な授業実践モデルの開発を目的とする。理論的研究としてショーン(1983)の<行為の中の省察>に着目し,授業内における教師の省察的思考の起動と展開について,バフチンの対話性概念を用いて分析する。臨床的研究として,複数の研究協力者の実践を対象とし,その授業における省察の深化過程及び質的変容について,対話的な場の生成・展開との関係を視点に,理論的研究を参照しつつ検討する。更に教師の省察的思考の質的変容によってもたらされる学習効果について,子どもの「学習としての評価」の観点から検証し,全体を通して教師の省察の機能化による主体的対話的な授業実践モデルを開発する。
    (a) 理論研究 省察の中でも特にショーンのいう<行為の中の省察>が重要であり,対話的授業論と理論的に深く関わることが予想される。そこで<行為の中の省察>をバフチン的対話的授業論の立場から検討し,その対話性を明らかにし,(b)臨床研究の分析視点を導出する。
    (b) 臨床研究 研究代表者及び分担者が継続して関わり研究対象としてきた長野県の生活科・総合的な学習の実践は,現在すすめている科研費研究で,対話的な性格を持つことが示唆されている。そこでこれを主たる対象とし,複数の研究協力者の実践について,単なる授業観察に留まらず,具体的且つ協働的支援を通して,①教師の省察的思考と場の生成 ②省察的思考の深化が及ぼす子どもの学習効果について明らかにする。
    (c)考察まとめとして,理論研究,臨床研究をそれぞれフィードバックさせることにより,<行為の中の省察>の対話性を明らかにし,教師の省察が機能する実践モデルを構築する。

  • 遊びとの比較から見たアート教育の対話主義授業論的分析

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

     概要を見る

    本研究は、研究代表者のこれまでの科研費研究を受けて,バフチン的な対話思想に触発されて発展している対話主義授業論の立場から、アート教育の意義を,遊び活動と比較しつつ,その対話構造を分析することで明らかにしようとする。平成30年度ではまず理論面で,対話的授業論の考え方を「三項関係」(子ども-活動対象-保育者)概念を中心に明確にしようとし,英文論文執筆を通しある程度の進展を見た。データ取得に関しては、まず平成30年度の研究の中心である研究サイトの幼稚園での夏のアートワークショップについて幼稚園と協働し設定を行った。訪問は夏のワークワークショップを含め、計5回であった。夏のワークショップの対象児は年長児であり、毎回の訪問で観察の対象とした。それに加え、日常保育児には年少児、年中児のクラスでも観察を行った。これは今回のテーマがアートと遊びの比較であるため、その2つの関係の発達的な様相についても着目しているためである。業績の発表についてはこれまでの関連する科研研究をまとめ、今回の出発点となる研究発表をアメリカ教育学会(ニューヨーク)で行った。この際、海外の共同研究者であるFerholt(City University of New York, Brooklyn)と研究の打ち合わせを行った。これらの活動の結果、以下の諸点がこれからの研究に向けて示唆された。(1)遊びとアート活動それぞれの特徴付けで、保育者の位置付けが重要である。(2)子どもたちの制作物に対する態度、たとえば大事に保管するといったものが,遊びの中で制作物をアート「作品」として焦点化するのではないか。(3)子どもたちの制作活動それ自体への関心(自他の作品をどう作るか、自分の制作活動の特徴は何かを対象化できること)がアート活動の遊び活動一般からの分離に繋がるのではないか。計画に比べ進捗しなかった。その最大の原因は基礎理論である対話的授業論に関する検討、具体的には英文論文(2編)執筆が予定より遅れたためである。特に平成30年9月以降、論文修正のために多くの時間を割かざるを得なくなった。そのため、予定していた研究サイトである幼稚園の訪問を減らさざるを得なかった。同じ理由で,計画していたスウェーデンのpreschool訪問も行えなかった。さらに得られたデータの分析にも時間を割けなかった。平成30年度計画進捗の遅れとなった論文執筆は令和元年度へ継続する。しかし報告書作成の現時点で1本についてはほぼ完成し(in press)、もう一本についても見通しが立っている。したがって基礎理論面での考察に多くの時間が裂かれることはないと予想している。また次年度のための幼稚園での活動についてはすでに計画ができあがっており、特に支障はないと考えている。なお海外の共同研究者であるFerholt(City University of New York, Brooklyn)が研究代表者の大学へvisiting scholarとして令和元年7,8月滞在し、研究対象幼稚園での観察活動に参加する予定であり,有益な知見が得られるはずである

  • 「主体性が育つ」場としてのアート教育の対話的授業論からの検討

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    宮崎 清孝, アリケン アルズグリ, 佐竹 貴明, 野口 紗生

     概要を見る

    本研究プロジェクトは幼稚園でのアート教育が子どもの主体性を育てるのではないかという仮説を検証するために、幼稚園での子どものアート活動を観察した。対話主義の立場から、アート制作過程での作品に対する大人の提案に対し、子どもたちがどのように応答するのかに焦点を当てた。子どもたちは受動的に受け入れることなく、能動的に選択し、また受け入れる場合でも自分なりのものへ統合しており、そこに子どもの主体性が表れていた。この園での大人は子どもに提案するだけでなく、子どもから出てきた考えを面白がり、それを学ぶ対話的な存在であり、このような大人の在り方が子どもの主体性の育ちに重要であることが示唆された

  • 対話過程に着目したアート教育のデザインの教授学習過程論的分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    宮崎 清孝

     概要を見る

    本研究は保育場面における子どものアート活動をバフチン理論的な意味での対話として特徴付けることができるのかということを検証するためにおこなわれた。アートを中心として保育をおこなっている日本の一幼稚園での年間を通しての保育と夏のアートワークショップの観察、似た考えを持つ保育をおこなっていると考えられたReggio Emilia思想のプリスクールの観察、バフチンなどの文献的研究をおこなった。研究の結果、保育場面におけるアート活動はアート作品を媒介とした子ども間、ないしは子ども内の対話であること、大人はバフチンの多声的な小説の作者の役割を果たしていることが明らかになった

  • アート教育の協働的な組織化における教師の役割と育ち:教授学習過程論的分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    宮崎 清孝

     概要を見る

    3年間にわたり、1幼稚園で,想像遊びによるアートへの動機付けと,プロのアーティストのワークショップを特徴とするアート教育カリキュラムの開発をおこなった。そのデータを用い、外国の共同研究者と共にアート教育理論の開発をおこなった。子どもがアート制作時に経験する探求活動に複数の種類があることが発見された。保育者とアーティストの協力関係を豊かにすることが必要であるが,複数の問題点があることが分かった

  • ナラティブ・ラーニング概念に基づいたアート教育のデザインと教授学習過程論的分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2007年
    -
    2008年
     

    宮崎 清孝

     概要を見る

    2年間にわたり, ある幼稚園において,「テーマ」を設定し、「保育者の側の積極的な介入」によって子どもの「想像遊び」を展開することで子どものアート活動を豊かにする保育カリキュラムを、彫刻家, モダンダンスダンサーの参画も得て実施した。子どもの想像遊びが現実世界の情報探索と不可分であること, それらがアート活動の資源となることが確かめられた。子どもの学習にとって大人の学習が重要であることが示唆された

  • アート教育の教授学習過程論的分析:「協働的想像」としての演劇のデザイン

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2005年
    -
    2006年
     

    宮崎 清孝, 茂呂 雄二

     概要を見る

    本研究では幼稚園において演劇的な介入を中心とする教育カリキュラムを立案し,それが子どもの想像機能のみならず,知的感情的な発達をどのように促していくのかを目的とした.研究の結果,以下のことが明らかになった.まず演劇的な介入のあり方について,これまでの演劇教育ではある決まった筋を持った物語を演じることが想定されていたが,重要なのが年間をおおうテーマ(平成17年度では「妖怪」,平成18年度では「虫:その変身」)の設定と,それに関する「謎」の呈示であることが明らかになった.この介入を受けての幼稚園年長児の変化から,年長児において想像活動と知的探索活動が相互に影響しあい,促進しあうものであることが明らかになった.介入の結果,子どもたちはテーマに関連した想像遊びを様々に展開した.これが子どもの他の活動にたいして意味づけ(make sense),動機付けを与えた.その対象となった活動の一つは子どもたちの本などの文化的資源,園庭等の自然的資源に対する情報収集活動であり,たとえば後者においては想像活動と融合する形で自然に対する知的探索がおこなわれた.もう一つの活動はリテラシーに関するものであり,想像した対象へ手紙を書く活動がおこなわれた.3つ目の知見として,演劇的介入が他のアート活動,特に描画活動に肯定的な影響を与えうることが明らかになった.想像遊びは描画活動に対し意味づけを与えるだけではなく,描画の中で子どもたちが描く材料をも提供した.さらに知的探索活動により収集された情報も,描画にとって材料となった.これらのことから,演劇的介入によって引き起こされた子どもの想像遊びが子どもの知的発達にとって大きな意味をもつことが明らかになった

  • 新人助産婦における助産技術学習過程の研究-状況的認知論的観点から-

     概要を見る

    大学、専門学校等の教育機関で教授されている助産技術教育の理論と技法は、臨床の場でどのように実践されるのかを助産学の臨地演習を通して調査した。対象は看護大学で助産課程を選択している4年生の学生6名で夏期5週間の集中実習で、特に分娩介助実習の経験に焦点を当てて、実習の中で学生が学習していく対象と方法について学生自身の経験を分析した。その結果、以下の4つのトピックが抽出された。1.学習としての参加:学習資源としての指導助産婦2.学校教育に対する信念体系: <基礎としての学校教育>と<知識は実践を通して自分の中で馴染んでいく>3.実践共同体との連結点としての臨床指導:臨床指導者との人格的つながり4.助産婦としてのidentity:<助産学生であること> <identifyするには不十分な自己>【研究に対する倫理的配慮】本研究への研究協力や中止については本人の自由意思によることを明確に示し、データーは本研究以外の目的では使用しないことを保証した。本研究の成果は第19回日本看護科学学会学術集会(平成11年12月3日〜4日)で発表した

  • 初等教育における美術教育の教授学習過程論的分析

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特別研究期間制度(学内資金)

  • アート教育の基礎としての対話的過程

    2015年02月
    -
    2015年07月

    Canada   Simon Fraser University

    USA   University of Delaware

  • 教授学習過程における教科理解過程とmicro-analysisによるその分析手法の研究

    2003年04月
    -
    2004年03月

    アメリカ   University of California San Diego,Laboratory of Comparative Human Cognition