2024/12/30 更新

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ナミキ ヒロシ
並木 博
所属
教育・総合科学学術院
職名
名誉教授
学位
教育学博士 ( 慶應義塾大学 )

経歴

  • 1994年
    -
     

    - 早稲田大学教育学部 教授

  • 1994年
    -
     

    - Professor of Department of Education, Waseda

  • 1980年
    -
    1994年

    慶應義塾大学文学部 教授

  • 1980年
    -
    1994年

    Professor of Department of Literature, Keio

  • 1989年
    -
     

    スタンフォード大学教育学大学院 訪問研究員

  • 1989年
    -
     

    Visiting Scholar of School of Education,

  • 1978年
    -
    1979年

    スタンフォード大学教育学大学院 訪問研究員

  • 1978年
    -
    1979年

    Visiting Scholar of School of Education,

  • 1964年
    -
    1969年

    慶應義塾大学文学部 助手

  • 1964年
    -
    1969年

    Research Assistant of Department of

  •  
     
     

    Univ.

  •  
     
     

    Stanford Univ.

  •  
     
     

    Literature, Keio Univ.

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学歴

  •  
    -
    1967年

    慶應義塾大学   社会学研究科   教育学  

  •  
    -
    1967年

    慶應義塾大学  

  •  
    -
    1962年

    慶應義塾大学   文学部   哲学科心理学専攻  

  •  
    -
    1962年

    慶應義塾大学  

委員歴

  • 1994年
    -
    1997年

    日本教育心理学会  常任理事

所属学協会

  •  
     
     

    日本精神神経学会

  •  
     
     

    日本教育心理学会

  •  
     
     

    The Japanese Society of Psychiatry and Neurology

研究分野

  • 社会心理学

研究キーワード

  • 認知発達心理学

  • 教授心理学

  • 教育心理学

  • Psychology of cognitive development

  • Instructional psychology

  • Educational psychology

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書籍等出版物

  • 加齢にともなう知能の変化,東清和編「エイジングの心理学」第2章

    早稲田大学出版部  1999年

  • Change of intelligence accompanying aging.

    Waseda University Press  1999年

  • 個性と教育環境の交互作用:教育心理学の課題

    培風館  1997年

  • Interaction between in dividuality and educational environments : A task of educational psychology

    Baif(]J1173[)kan Publishing Company  1997年

  • 並木博(編著): 教育心理学へのいざない。

    八千代出版株式会社  1994年

  • NAMIKI, H. (Ed. ), Invitation to Educational Psychology.

    Yachiyo Publishing Company  1994年

  • 教育心理学-個に帰する教育のために (斉藤幸一郎・並木博編著)

    慶應義塾大学出版会  1986年

  • Educational Psychology : For the Education of Individuality.

    Keio-University Publishing Company  1986年

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Works(作品等)

  • 痴呆症の神経心理学的検査の開発

    1992年
    -
     

  • Development of a neuro-psychological test of dementia

    1992年
    -
     

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 価値判断の国際比較

  • 作動記憶研究

  • 適性処遇交互作用

  • Cross-cultural study of value-judgment

  • Research of working memory

  • Aptitude-Treatmemt Interaction

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Misc

  • 作動記憶理論と項目反応理論に基づく痴呆患者の神経心理学的検査(T-K-W式検査):検査法作製の経過

    精神神経学雑誌   第104巻 第8号(2002)690-709頁  2002年

  • A neuro-psychological test(T-K-W Test)for dementia based on working memory theory and itam-response theory:Its development and construction

    Psychiatria et Neurologia Japonica   Annus 104, Numerus 8, 690-709  2002年

  • 学校心理学とATIパラダイム

    学習評価研究   34   30 - 39  1998年

  • 知能の生涯発達

    総合リハビリテーション   24 ( 8 ) 739 - 744  1996年

    DOI

  • Life-span development of intelligence

    Rehabilitation Medicine   24 ( 8 ) 739 - 744  1996年

    DOI

  • 教授・学習研究におけるATIパラダイムと適性理論

    並木 博

    教育心理学年報   32   117 - 127  1993年

    CiNii

  • The ATI paradigm and aptitude theory in the study of teaching-learning processes.

    The Annual Review of Educational Psychology   32   117 - 127  1993年

  • 二つの適性情報と多数の教示処理のATIにおける最適教示処理条件の決定

      19 ( 2 ) 56 - 67  1977年

  • Namiki, H. and Hayashi, J. , 1977, Determination of optimal instructional treatment in ATI of two aptitude dimensions and multiple treatments

    Japanese Psychological Research   19 ( 2 ) 56 - 67  1977年

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特定課題制度(学内資金)

  • 作動記憶理論に基づく痴呆症診断検査の作成:認知発達心理学の新しい応用分野の探索

    1995年  

     概要を見る

    本研究は,認知発達心理学の近年の展開の中で生れた作動記憶理論に基づいて,老人性痴呆症の神経心理学的診断検査の開発を企図するものである。作動記憶とは,外界から入力される情報を処理すると同時に,処理されたものを短い時間貯蔵するといった短期記憶の働きである。作動記憶はもともと幼児期から成人期に至る認知機能の発達的変化を解析するための理論的概念であったが,最近では実年期から老年期へと顕著に見られる認知機能の低下を説明する概念として極めて有効であることが知られるようになった。筆者はこのような知見を踏まえて,東海大学医学部神経内科篠原幸人教授,山本正博助教授との共同研究として,約三年半前にこの診断検査の開発に着手した。 当初は筆者自身の認知発達研究で用いた課題に加えて,老人に特徴的な知能の働きを考慮して作成した課題を含む14種類の検査項目を用いて臨床データを収集し,施行上の問題点,困難度,及び因子分析の結果を勘案して4種類のみを検査項目として残すこととした。 過去約一ヶ年の間に約30名分の検査得点を確保し,これらの因子分析の結果,単一の因子のみを測るいわゆる均質テストの構造をもつことが明らかになった。筆者はこの因子を作動記憶因子と解釈しているが,これに関してはさらなる研究の積重ねを必要とする。また,得られた得点より,作動記憶理論に基づく,項目困難度の理論値の計算,均質テストの性質による尺度解析,他の臨床的検査得点との相関係数等の分析をほぼ終え,テストの妥当性の検証の最終的なツメとして,MRIによる画像診断その他の神経生理学的マーカーとの関連性を検討しているところである。 また,医療機関で本検査が医家によって用いられるべく完全な検査施行マニュアルを作成中である。筆者等の開発した検査が,痴呆症のスクリーニングと治療効果の判定の一助として役立てられることを期待して止まない。