2022/07/02 更新

写真a

ナガオカ ケイゾウ
永岡 慶三
所属
人間科学学術院
職名
名誉教授

学歴

  •  
    -
    1977年

    慶應義塾大学   工学研究科   電気工学  

  •  
    -
    1970年

    慶應義塾大学   工学部   電気工学科  

学位

  • 慶應義塾大学   工学修士

  • 慶應義塾大学   工学博士

経歴

  • 2004年
    -
     

    School/Graduate School of Human Sciences, Waseda University

  • 1994年
    -
     

    総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻 教授

  • 1979年
    -
    1994年

    神戸大学教育学部教育工学センター 助教授

  •  
     
     

    早稲田大学人間科学学術院 教授

  •  
     
     

    メディア教育開発センター研究開発部 教授

所属学協会

  •  
     
     

    日本ディスタンスラーニング学会

  •  
     
     

    認知科学会

  •  
     
     

    情報処理学会

  •  
     
     

    日本行動計量学会

  •  
     
     

    電子情報通信学会

  •  
     
     

    教育システム情報学会

  •  
     
     

    日本教育工学会

  •  
     
     

    日本テスト学会

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研究分野

  • 教育工学

研究キーワード

  • 教育データ解析、コンピュータテスト、遠隔教育

論文

  • Developing a stepping motor remote laboratory for continuing engineering education

    Tatsuya Kikuchi, Takashi Kenjo, Shuichi Fukuda, Keizou Nagaoka

    9th WCCEE (World Conference on Continuing Engineering Education. May 15-20, 2004),Keio Plaza Inter-Continental, Tokyo, Japan  

  • Cross-Cultural Learning Experiments through the Utilization of the Transpacific IP Network

    Nozomu Nishinaga, Yuri Nishihori, Keizo Nagaoka, Kenji Tanaka, Shigeto Okabe, Yuichi Yamamoto, Yoshihiro Ichioka, Larry Leifer, Dale Harris

    Proceedings of PTC2004(Pacific Telecommunication Council 2004), Hawaii, U.S.A.  

    DOI

  • Enabling a Cross-Cultural Collaborative Community - Networking Technologies to Form Meaningful Environments for Higher Education

    N. Nishinaga, Y. Nishihori, K. Nagaoka, D. Harris, S. Okabe, Y. Yamamoto, K. Tanaka

    ITHET2004 (Information Technology Based Higher Education and Training, May 30 - June 2, Istanbul, Turkey), CD-ROM Proceedings, No.176. pdf  

  • A Response Analyzer System Utilizing Mobile Phones

    Keizo Nagaoka

    Proceedings of The Fourth IASTED International Conference on WEB-BASED EDUCATION ~WBE 2005~,No.461-38, Grindelwald, Switzerland February  

  • 携帯電話利用によるレスポンス・アナライザ・システム

    永岡慶三

    人間科学研究  

  • Enabling Cross-Cultural Learning Communities ? Collaborative Netwaorking Technologies and their Pedagogical Implications -

    Yuri Nishihori, Nozomu Nishinaga, Keizo Nagaoka, Kenji Tanaka, Shigeto Okabe, Yuichi Yamamoto

    INFORMATION AND SYSTEMS EDUCATION, VOL.3., 57-66  

  • Real-Time Information Analysis in a University Classroom with a Response Analyzer System Utilizing Mobile Phones

    Keizo Nagaoka

    Proceedings of JWSJG2005(The 2nd Joint Workshop of Cognition and Learning through Media-Communication for Advanced e-Learning), Research session 1B, Sophia University, Tokyo, Japan,73-78.  

  • Design and Implementation of a SCORM 2004 Execution Engine, Proceedings of JWSJG2005(The 2nd Joint Workshop of Cognition and Learning through Media-Communication for Advanced e-Learning),

    Kiyoshi Nakabayashi, Akihito Nakamura, Youichi Kosaka, Keizo Nagaoka

      Sophia University, Tokyo, Jap

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受賞

  • 日本教育工学会論文賞

    1902年  

  • 日本教育工学会論文賞

    1901年  

  • 日本行動計量学会学会賞

    1901年  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 科学技術教育の総合体系化に関する研究

    科学研究費助成事業(芦屋大学)  科学研究費助成事業(総合研究(A))

  • 中等教育における情報教育のカリキュラム開発と教師教育に関する研究

    科学研究費助成事業(京都教育大学)  科学研究費助成事業(総合研究(A))

  • 科学教育と技術教育との連係を深めた一貫教育体系の確立に関する研究

    科学研究費助成事業(芦屋大学)  科学研究費助成事業(総合研究(A))

  • ハイパーメディア・テストシステムの開発研究

    科学研究費助成事業(神戸大学)  科学研究費助成事業(一般研究(B))

  • 新しい学力の測定・評価を目的としたマルチメディア出題・回答テストシステム

    科学研究費助成事業(放送教育開発センター)  科学研究費助成事業(一般研究(C))

  • 共同利用を目的にしたマルチメディア教材開発システムの実用化

    科学研究費助成事業(放送教育開発センター)  科学研究費助成事業(試験研究(B))

  • 21世紀の科学技術社会に求められるライフスキルの研究

    科学研究費助成事業(神戸大学)  科学研究費助成事業(総合研究(A))

  • マルチメディアを活用した高等教育の現状と将来展望に関する調査研究

    科学研究費助成事業(放送教育開発センター)  科学研究費助成事業(総合研究(A))

  • 高速マルチメディア通信ネットワークによる新メディア遠隔高等教育システムの開発

    科学研究費助成事業(放送教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 電子メディアの『臨場感』『没入感』『一体感』を分析する行動指標とモデルの構築

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • コミュニケーション科学の方法論-行動・認知科学の側面から遠隔教育の効果を実証する

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(A))

  • 情報アクセスに関わる教育カリキュラムと技術的課題の体系化

    科学研究費助成事業(電気通信大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

  • 高等教育における高度情報通信技術の活用

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(国際学術研究)

  • 高等教育を対象とした学術・教育動画素材の共同利用システムの開発

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • マルチメディア・ネットワークシステムの高度化の研究

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(特定領域研究(A))

  • 遠隔協調学習の効果の計量化のためのモデル構成と評価方法の開発

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 都市集約型 産官学協調 生涯学習ネットワークの構築

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(地域連携推進研究費)

  • 認知マップテストの意味論的計量化法の研究

    科学研究費助成事業(拓殖大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

  • バーチャル・ユニバーシティのビジョン提唱と構成諸要素の実証的研究開発

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 遠隔高等教育を対象とした創発的分業を支援する学習環境の開発と評価

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 自己学習に活用できる「疑似生活体験型健康ゲーム」の開発

    科学研究費助成事業(聖路加看護大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 体験活動を盛り込んだストーリー参加型ブロードバンド対応科学教育学習システムの開発

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(特定領域研究)

  • 国際ブロードバンド回線による遠隔授業の単位互換実効性の検証実験

    科学研究費助成事業(メディア教育開発センター)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • ウェブ・ベース・コンピュータ・テスティング機能を有するインターネット授業システム

    科学研究費助成事業(長岡技術科学大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • eラーニングにおける学習履歴の高度データ・マイニング機能を持つ知的LMSの開発

    科学研究費助成事業(長岡技術科学大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 授業討論用グループウェアにおけるファジィ論的グループ構成基準の研究

    科学研究費助成事業(広島大学)  科学研究費助成事業(萌芽研究)

  • 国際聞の3大学以上を結ぶ多数地点間での同時双方向遠隔授業の実証実験

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 複眼評価を特徴とした電子アンケートシステムの開発研究

    科学研究費助成事業(広島大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • グループ学力の評価法開発

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(萌芽研究)

  • 学習履歴データによるラーニング・エージェントを搭載した知的LMSの開発

    科学研究費助成事業(電気通信大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 集合知形成を教育目標とする国際間同時双方向遠隔授業の実用的方法の開発

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 視線が一致するTV会議システムを利用した遠隔教育の教授方略研究

    科学研究費助成事業(岡崎女子短期大学)  科学研究費助成事業(若手研究(スタートアップ))

  • ファジィ論的教材選択に基づく外国語学習用短文速訳練習システムの開発研究

    科学研究費助成事業(広島大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 教員・学校間の協働作業による能力記述文との対応付けのあるCAT開発

    科学研究費助成事業(新潟青陵大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

  • 視線が一致するTV会議システムを利用した3地点間による遠隔教育の教授方略研究

    科学研究費助成事業(岡崎女子短期大学)  科学研究費助成事業(若手研究(B))

  • グローバル・リテラシー大学英語教育のモデル化と自動成果判定システムの開発

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

  • 裸眼3D視線一致型TV会議システムを利用した遠隔教育の効果と身体的負荷の研究

    科学研究費助成事業(岡崎女子短期大学)  科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究)

  • 10年後の大学教育を想定したゼミ活動の方式提案と評価方法の開発

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

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特定課題研究

  • 統合ゼミ活動支援システムの開発およびその有効性の実証

    2017年  

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     本研究の目的は,大学教育において中心的活動たるべきゼミ活動を効果的・効率的にすることを支援するSMS(Seminar Management System:統合ゼミ活動支援システム)の開発であり,その有効性の実証である.昨年度に引き続き,本年度は基本的設計理念に基づき,改めて大学におけるゼミの実態調査を実施し,ゼミ形態の分類および形態に基づくゼミの共同体意識形成要因を明確化した.また「地理的に分散した異なる学術文化をもつ複数のゼミによる遠隔協調学習形態」である”バーチャルゼミ”への機能拡張を試みた.これはより広く高い視野を養うことが将来的に実社会において有用と考えたものである.

  • ゼミ活動支援システムの構築と実践的方法論の開発

    2016年  

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     本研究の目的は,今後の大学教育の中心たるべきゼミ活動研究にある.専門知識提供機能から人間関係構築・人間基礎力の育成機能を主眼として,その集約的機能であるゼミ活動を効果的・効率的に支援するシステムの構築とゼミ活動の実践的方法論の開発を行った.今年度はプレゼンテーション能力,ファシリテーション能力の育成機能の増強に特に注力した.ファシリテーション能力の評価値として参加者発言の空間的・時間的均等化をあげ,ある程度の実用性を確認できた.またプレゼンテーション能力については共通評価項目に加え,プレゼンターが自ら改善を希望する個別評価項目を追加して,振り返り評価を行える機能を開発・試行した.

  • 10年後の大学教育を想定したゼミ活動の方式提案と評価方法の開発

    2015年  

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     本研究ではゼミ活動こそを近未来の大学教育の中心に置くべきものと考えている.そのことを念頭に,大学教育におけるゼミ活動の方式について,授業支援の基盤LMSに相当するSMS(Seminar Management System:統合ゼミ活動支援システム)の構想を提唱した.現在,継続的にSMSの開発を行っており,その効果検証のための評価活動主体の実施を行っている.  SMSの基本設計方針は,1)ゼミを大学内大学と捉え,ゼミ固有の理念を立てること.2)初任教員でもゼミ理念の達成のためのゼミ活動を効果的・効率的実行を支援できること,3)学生の能力育成にあたっては,相互評価に基づく切磋琢磨による自己増殖的資質の涵養をできる仕組みであること.

  • モバイル端末を思考トリガー装置とする論理的思考能力の育成方式開発とその効果実証

    2013年  

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     本特定課題研究の目的は,複数学習者が協調して解決を目指す論理思考問題(思考パズル)をモバイルラーニングによって提供し,「創造的思考力」の評価法を開発することにある.モバイルラーニングはいつでもどこでもの「すきま学習」に特徴があるが,出力画面の情報量が限定され,多数文字の教材を勉強するのは辛い.出題が簡潔で,知的思考が大いに要求される論理思考問題(思考パズル)が適している.通信機能があることから,協調解決・創発的グループワークを重視し,その問題解決過程における回答正誤・思考時間・コミュニケーション量・議論内容から,「創造的思考力」の評価法開発を目的とした. 教育の場では論理思考問題(思考パズル)の類は,これまで本来の学習の促進のため或いは純粋に遊びとしてとらえられて来た.しかし近年,学術的な扱いの傾向もでてきた.欧米諸国では以前よりLogical Puzzle,Lateral Thinkingなど論理思考問題は学校教育などで用いられて来た.日本でも学会としては,日本シミュレーション&ゲーミング学会や情報処理学会ゲーム情報学研究会などの存在がある.日本教育工学会にでは2010年9月に開催された第26回全国大会の課題研究「ゲーム・シミュレーションを利用した教育・学習支援」セッションが設けられたように,教育工学系領域におけるゲームの教育利用に関する研究は,2000年代半ば以降の研究論文数の増加に現れている.  一方,モバイルラーニングは日本でも各企業がビジネスベースでLMSシステム,教材コンテンツ開発を競っている.学術の場でも国際会議Mobile Learningが毎年開催されている.日本でも既に大学や企業でeラーニングは実用されてきているが,タブレット端末のスマートフォン急激な普及によって,いっそう「いつでもどこでも」の特徴が先鋭化し,「すきま学習」の学習形態が必要となってくる. 申請者はこれまで大学院授業において論理思考問題を扱っている.教材内容として次のように整理できる.[論理問題,哲理問題,数理問題,物理問題,心理問題,倫理問題,推理問題,発想問題,フェルミ推定].取り上げた教材の事例として2題を例として以下に示す.【哲理問題】 財布の交換:「2人の人間が持っている財布の中身を比べ,金額が少なかった方が多かった方の財布の中身をもらう.両者の中身の平均に対し,もらえる場合は平均より多く,失う場合は平均より少ないので,どちらの人間にとってもこのゲームは有利である.これは本当か?説明してください」→哲理分野でも論じられている問題で,皆が一致する正解はほとんどない.他人に説明し納得させる回答過程の協調的な構成が議論の主題である. 【数理問題】 スプーン一杯液体の入れ替え:「AとB,二つのビーカーがあり,Aに赤インク,Bにミルクが各1リットル入っている.1ccのスプーンで,Aから赤インクをBへ移す.よく混ぜた後,BからスプーンでAへ戻す.結果,ビーカーAとビーカーBのどちらが純度が高い液体となるか?」→厳密に数式計算すれば正解に至るが,閃きがあれば簡明に解決できる.それによる解答を他人に認めさせる解説に工夫を要するため,議論が沸騰した. 研究成果としては,以上の題材についてのオンラインテキストディスカッションを分析した報告およびそれらを授業中に実時間でデータ分析するアプリの援用について検討した報告である.

  • 視線一致型TV会議システムを利用した大学間遠隔交流学習の学習環境の計量的評価

    2013年  

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     本課題研究の目的は,視線一致型TV会議システムを利用した大学間遠隔交流学習のための学習環境デザインおよび実行時の効果について計量的評価を行う方法の開発することにある.ここにいう学習環境デザインとは,TV会議システムに関する一連の映像・音声などの個々の機材の構成と配置,並びに椅子や机と参加者の着席位置などのレイアウトなどを最適化する方式設計であり,それを実験試行することにより下記の各項について,計量的評価の方法を開発するものである. また今回は3D機能ソフトの導入により,一段と機能を向上させている.これに関し3D機能と2D機能の比較研究も行った.ここで利用する視線一致型TV会議システムは,遠隔両サイトの参加者どうしの視線が一致することで臨場感やゲイズアウェアネス(相手の視線を認識できること)の効果が高く,その特性が活かされるかどうかが重要である. 本研究ではアンケートを集計した後,因子分析は主因子法,ブロマックス回転解の方法で行った.その結果,「疲労・違和感」,「積極性」,「視線・表情認知」,「意義・理解感」,「立体感」,「不満感」の6つの因子が得られた.因子得点の結果によれば,「3D視線一致」は「2D視線一致」に対して「積極性」,「視線・表情認知」,「立体感」,「不満感」の4項目でポジティブな結果を示していた.特に「立体感」の項目数値が高く,これは3Dシステム導入による臨場感・親近感向上を示していると示唆される.これによって「視線・表情認知」,「積極性」の向上を促し,結果として被験者が3Dシステムに満足しているのだと考えられる.「疲労・違和感」・「意義・理解感」に関しては疲労からくる集中力欠如などが原因として挙げられる. 本研究の他の成果は次のようにまとめられる. ・3D視線一致型は,動作伝達やその理解に有効であるが,「疲労・違和感」が高く,常用に値する優れた遠隔学習環境とは言いがたい. ・ 2D視線一致型は,立体的な動作を認知できる環境に劣るが,「意欲・理解感」の向上に優れ,本研究環境の中では,最も適した遠隔学習環境であった.未来の教育環境を具現化する試みである.・ 従来型は,他の環境に比べ学習環境として劣り,特に動作伝達を行える環境ではなかった. 本研究はある意味,立体映像による双方向通信を実現し,将来的教育環境を具現化する試みである.一方で高機能ゆえに高い「疲労・違和感」や「3D酔い」(動揺病)などが懸念される.特に「3D酔い」に関しては「3次元映像に関するガイドライン試案」(機械システム振興協会)や「3DC安全ガイドライン」(3Dコンソーシアム)などで,適切な提案がなされているが,いずれも,市販されている眼鏡型3D映像を中心としたもので,本研究で採用した裸眼3D(レンチキュラfー型)については未解明な部分が多い. 大学間遠隔交流学習のような双方向遠隔コミュニケーションでは,画面に注視する場合と,画面外の情報(例えば手元のメモなど)へ目を向けることもある.また,発言や発表時などは,能動的に映像空間に働きかけ,時に極度の緊張を伴う場合もある.こうした行動が「3D酔い」を発症するのか,または新たな症状などをどう発症するのかは,未解明であり,このような潜在的な負の側面は開発者が同時に研究する必要があると考える.

  • 論理思考問題によるモバイルラーニング:すきま学習による創造的思考力の評価法の開発

    2012年  

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     ここでは「すきま学習」を,「学習意図のない日常活動中に生ずる比較的短い時間的すきまを利用して行う学習」と規定した.従来より書籍等によってもすきま学習は可能であったが,情報通信基盤の整備・普及により,スマートフォンやタブレット型端末などのモバイルラーニング可能な携帯機器が,ほぼ場所によらず常時ネットワーク接続できるようになったため,伝統的な「机に向かい椅子に座って行う学習」以外の場面でのすきま学習が大幅に拡大しつつある.  本特定課題Bでは,今後への研究継続を目指し,国内・国外の研究者と研究討議・専門知識提供により研究方針のシステム開発の方向性を策定した.同一教材による学習実験を行い,従来型学習とすきま学習の学習効果・効率の比較を行った.また,すきま学習の成立条件,すきま学習場面の可能性探索などを行った. 大学生および高校生を対象にアンケート調査を行い,98%がすきま学習を経験しているが,その場所は通学等の電車内が92%と最も多く,使用媒体の内訳は書籍94%,スマートフォン78%であった.すきま学習の成立条件についての回答を総合すると,場面としては「動く必要が無く特に他にするべきことが無いこと」,媒体としてはスマートフォンが紙・本より高位となった.また状況として,周囲の状況から浮いてしまわないことがあげられ,参考書やレジュメで学習しては浮いてしまう状況においてもスマートフォンによるすきま学習可能性が示唆された. 次に実験協力者を,今まで暗記ものに関して「紙に書いて憶える」(通常学習派)か「時間のすきまを見て憶える」(すきま学習派)かの両派に分けた.試験教材は高橋書店『漢字検定準1級 頻出度順問題集』を用いた.両派について,すきま学習と通常学習の両方により学習を行い,さらにAパターン「すきま学習→通常学習→すきま学習」とBパターン「通常学習→すきま学習→通常学習」の2群に分けて,計4グループとした.結果,すきま学習派Aパターンにおいて,点数が上がり習熟が見られたこと,また通常学習派Aパターンでも点数が伸びた.共通して,すきま学習は1問にかかる時間が短く,それだけ復習時間が取れたという声があった.通常学習派Bパターンからは,すきま学習のデメリットとしては人の目を気にし,周囲から浮くことを懸念するという声があった. 以上より,すきま学習はきわめて有望な学習手段となりうる感触を得た.なお,今回は得点評価のしやすい暗記的題材を用いたが,これを論理思考問題の題材へ適用して行くことが今後の課題である.

  • 国際間 同時双方向 遠隔授業「異文化コミュニケーション」の正規授業時間帯での実証実験

    2004年  

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    本研究の目的は,国際ブロードバンド回線による同時双方向遠隔授業での国際間単位互換の実効性に関する技術的,教育的要件について実証的な実験を行い,成立するための条件と適正な運用方式に関する知見を得ることにある.研究組織は,早稲田大学,メディア教育開発センター,東京都立科学技術大学,北海道大学,米国スタンフォード大学およびアラスカ州立大学フェアバンクス校の各所属の研究者よりなり,調査研究および実験実施研究を並行して行った.これまで平成14年度から平成16年度にかけ,北海道大学とスタンフォード大学の間で数回の実験を重ねてきた.また平成15年11月には,情報処理教育研究集会の特別セッション「eラーニング」の中で遠隔教育デモンストレーションを実施した.デモンストレーションでは、北海道大学のDale Harris教授(情報基盤センター客員教授)によるスタンフォード大学の大学院生との遠隔ゼミを実施した。また,それに先立ち、北海道大学の英語クラスとスタンフォード大学の日本語クラス(Lipton Okano講師)との異文化コミュニケーション授業を行った.平成15年12月18日には本研究課題に関する<日米「遠隔教育」国際シンポジウム>「外国語教育における遠隔教育-ブロードバンド時代の教授法変革を求めて-」を北海道大学で開催した.平成17年1月18日には新たに北海道大学とアラスカ州立大学フェアバンクス校の間で,同時双方向遠隔授業により実現できる映像主体の日米異文化コミュニケーション実験を実施した.題材は「二人の人間の距離」並びに「今,ポケットに何を持っているか」などを取り上げた.参加した両大学学生は高臨場感の効果による参加意識の高さが確認された.

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海外研究活動

  • アジアにおける非欧米型eラーニングシステムの構築理念と運用に関する調査研究

    2012年04月
    -
    2013年03月

    マレーシア   マラヤ大学

 

社会貢献活動

  • テレビニュース番組「ニュースの森」東京放送 (TBS)

    テレビニュース番組「ニュースの森」東京放送 (TBS) 

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    大学の教室での携帯電話によるレスポンス・アナライザの利用