2024/09/29 更新

写真a

ツチダ ケンジロウ
土田 健次郎
所属
文学学術院
職名
名誉教授
学位
博士(文学) ( 早稲田大学 )
Doctor of Literature
ホームページ

委員歴

  • 2011年
    -
    2015年

    日本中国学会  選挙管理委員会 委員長

  • 2011年
    -
     

    東方学会  学術委員

  • 2007年
    -
    2011年

    日本中国学会 論文審査委員会  委員長

  • 2008年
    -
    2010年

    東方学会  評議員

  • 2005年
    -
    2007年

    日本思想史学会  事務局長

  • 2006年
    -
     

    日本学術会議  連携会員

  • 2003年
    -
    2006年

    日本中国学会 論文審査委員会  副委員長

  • 2003年
    -
    2005年

    日本学術会議 哲学研究連絡委員会  委員

  • 2000年
    -
    2005年

    中国社会文化学会  常任理事

  • 1999年
    -
     

    (中国) 国際儒教国際儒学聯合会  理事

  • 1996年
    -
     

    (中国) 東方国際易学研究院  顧問

▼全件表示

所属学協会

  •  
     
     

    東アジア文化交渉学会

  •  
     
     

    中国社会文化学会

  •  
     
     

    早稲田大学東洋哲学会

  •  
     
     

    国際儒学聯合会

  •  
     
     

    全国漢文教育学会

  •  
     
     

    日本道教学会

  •  
     
     

    東方学会

  •  
     
     

    日本思想史学会

  •  
     
     

    日本儒教学会

  •  
     
     

    日本中国学会

▼全件表示

研究分野

  • 思想史 / 中国哲学、印度哲学、仏教学

研究キーワード

  • 中国哲学、日本哲学、儒教

受賞

  • 社会教育功労者表彰(文部科学省)

    2010年12月  

  • 東方学会賞

    1988年  

  • 日本中国学会賞

    1982年  

 

論文

  • 中国近世の学と道と文

    土田健次郎

    日本「文」学史 第三冊/勉誠出版     98 - 109  2019年05月  [査読有り]

  • 仁斎学の性格―明代の気の思想との対比から―

    土田健次郎

    斯文   ( 134 ) 16 - 32  2019年03月  [査読有り]  [招待有り]

  • 朱熹的帝王学

    土田健次郎

    復旦学報(社会科学版)   2019年 ( 第1期 ) 23 - 30  2019年01月  [査読有り]  [招待有り]

  • 宋代湖南学の思想史的位置

    土田健次郎

    東方学   ( 135 ) 1 - 19  2018年01月  [査読有り]

  • 安田二郎『中国近世思想研究』(中国学 わたしの一冊)

    土田健次郎

    未名   ( 35 ) 91 - 104  2017年03月  [査読有り]

  • 書評・田中秀樹著『朱子学の時代―治者の〈主体〉形成の思想―』

    土田健次郎

    東洋史研究   75 ( 1 ) 146 - 154  2016年06月  [査読有り]

    CiNii

  • 朱熹の「敬」―儒教的修養法の試み―

    土田健次郎

    「心身/身心」と環境の哲学―東アジアの伝統思想を媒介に考える―/汲古書院     5 - 22  2016年03月  [査読有り]

  • Konfucianizem v sodobnem casu (Tinka Delakorda Kawashima訳)

    土田健次郎, TSUCHIDA Kenjiro

    Krepost kor remelj dobrega sosedstva : konfucijanstvo v sodobni Vzhodni Aziji/Ljubljana (Slovenije)    2016年  [査読有り]

  • 日本朱子学与反朱子学之関係-伊藤仁斎及其周辺 (許家晟訳、呉震校)

    土田健次郎

    杭州師範大学学報 社会科学版・朱子学年鑑2016に再録   2016年第38巻第3期   35 - 41  2016年  [査読有り]  [招待有り]

  • 『論語集注』はどのような書物か

    土田健次郎

    國學院中国学会報   61 ( 61 ) 1 - 16  2015年12月  [査読有り]  [招待有り]

    CiNii

  • 儒教

    土田健次郎

    日本思想史講座5 方法/ぺりかん社     433 - 445  2015年12月  [査読有り]

  • 朱熹『論語集注』全訳注を刊行して

    土田健次郎

    日本思想史学   ( 47 ) 201 - 204  2015年09月  [査読有り]

  • 日本接納《易経》的一側面―以伊藤仁斎的《易経》解釈為中心―

    日本哲学与思想研究2015(中華日本哲学会刊行、中央編訳出版社出版)     115 - 121  2015年08月  [査読有り]  [招待有り]

  • 台湾から提起された東アジア経学史−書評:黄俊傑著・工藤卓司訳『徳川日本の論語解釈』

    土田健次郎

    図書新聞   3204  2015年04月  [査読有り]

  • 宋代思想与文化

    土田健次郎著, 辛如意訳

    中国文化中的仏教/法鼓文化(台湾)     25 - 69  2015年04月  [査読有り]

  • 震災復興と共同体の倫理−江戸時代の事例から

    震災後に考える/早稲田大学出版部     348 - 355  2015年03月  [査読有り]

  • 日常の思想としての儒教

    土田健次郎

    現代思想/青土社   2014-3   52 - 60  2014年03月  [査読有り]

  • 朱熹・胡安国・胡瑗・孫復・陳襄・楊時

    土田健次郎

    岩波世界人名辞典/岩波書店    2013年12月  [査読有り]

  • 朱熹・胡安国・胡瑗・孫復・陳襄・楊時

    土田健次郎

    岩波世界人名辞典/岩波書店    2013年12月

  • 朱子学・陽明学・古学・山崎闇斎・大塩中斎・津田左右吉

    土田健次郎

    石田一良・石毛忠編『日本思想史事典』/東京堂出版    2013年09月  [査読有り]

  • 宋学・程顥・程頤・三経義・周敦頤・道学・張載・陳襄・通書・程氏易伝・定性書・・二程遺書・二程全書・楊時・呂祖謙・主静

    土田健次郎

    尾崎雄二郎・竺沙雅章・戸川芳郎編『中国文化史事典』/大修館書店    2013年04月  [査読有り]

  • 胡宏における「性」の概念

    土田健次郎

    伊藤瑞叡博士古稀記念論文集 法華仏教と関係諸文化の研究/山喜房佛書林     863 - 873  2013年02月  [査読有り]

  • The Relationship between Zhu Xi and anti-Zhu Xi Doctrine and Huayan(Kegon) Doctrine in China and Japan

    土田健次郎, TSUCHIDA Kenjiro

    Avatamsaka Buddhism in East Asia/Harrassowitz Verlag,Wiesbaden     189 - 204  2012年09月  [査読有り]

  • 津田左右吉の学問と姿勢—没後五十年津田左右吉展に際して—

    土田健次郎

    YOMIURI ONLINE    2011年10月  [査読有り]

  • 東洋思想史研究

    土田健次郎

    没後50年津田左右吉展展示図録/早稲田大学・美濃加茂市民ミュージアム     57 - 62  2011年10月  [査読有り]

  • 津田左右吉(近代の肖像497・498・499)

    土田健次郎

    中外日報   2011 10.25,27,29  2011年10月  [査読有り]

  • 朱子学対日本的貢献

    土田健次郎

    人文与価値—朱子学国際学術研討会曁朱子誕辰880周年記念会論文集/華東師範大学出版社     9 - 14  2011年09月  [査読有り]

  • 楊時的立場 (「楊時の立場」の中国語版、王啓発訳)

    土田健次郎

    日本学者論中国哲学史/華東師範大学出版社     124 - 140  2010年12月  [査読有り]

  • 宋代の思想と文化

    土田健次郎

    東アジア仏教史08 中国Ⅲ 宋元明清/佼成出版社     12 - 59  2010年09月  [査読有り]

  • 漢文と中国語—『程氏粋言』をめぐって—

    土田健次郎

    新しい漢字漢文教育/全国漢文教育学会   50   49 - 58  2010年05月  [査読有り]

  • 社会与思想—宋元思想研究筆記 (「社会と思想—宋元思想研究覚書」の中国語版、王瑞来訳)

    土田健次郎

    宋元史学的基本問題/中華書局     246 - 264  2010年05月  [査読有り]

  • 程頤思想中「理一」之特性 (「程伊川における「理一」の性格」の中国語版、邵賢訳)

    土田健次郎

    思想与文献—日本思想学者宋明儒学研究/華東師範大学出版社     214 - 233  2010年04月  [査読有り]

  • 伊藤東涯之《論語》研究

    土田健次郎

    東亜論語学—韓日篇—/国立台湾大学出版中心     361 - 382  2009年09月  [査読有り]

  • 宋代士大夫の営為はいかに研究されるべきか—余英時『朱熹的歴史世界—宋代士大夫政治文化的研究』をめぐって—

    土田健次郎

    中国—社会と文化—/中国社会文化学会   24   368 - 390  2009年07月  [査読有り]

  • 西村茂樹と朱子学

    土田健次郎

    増補改訂・西村茂樹全集第7巻 付録6/日本弘道会刊行・思文閣発売     1 - 3  2009年03月  [査読有り]

  • 日本における養生思想の歴史

    土田健次郎

    現代における養生学—その歴史・方法・実践の手引き—/コロナ社     1 - 22  2008年01月  [査読有り]

  • 「東アジア共同体」を考えるうえで—思想史の視点から—

    土田健次郎

    ワセダアジアレビュー/早稲田大学アジア研究機構   3   14 - 15  2008年01月  [査読有り]

  • 儒教の家族道徳—「孝」を中心に—

    土田健次郎

    平和と宗教/庭野平和財団   26   5 - 17  2007年12月  [査読有り]

  • 朱熹的経書解釈方法

    土田健次郎

    宋代経学国際研討会論文集/中央研究院中国文哲研究所     105 - 115  2006年10月  [査読有り]

  • 建言稿

    土田健次郎

    増補改訂・西村茂樹全集第4巻/日本弘道会刊行、思文閣発売     743 - 744  2006年08月  [査読有り]

  • 儒教における死の思想

    土田健次郎

    東洋における死の思想/春秋社     51 - 68  2006年08月  [査読有り]

  • 騒動のゆくえ

    別冊 早稲田文学/早稲田文学会   ( 1 ) 235 - 238  2006年04月  [査読有り]

  • 東アジアにおける朱子学の機能—普遍性と地域性

    土田健次郎

    アジア地域文化学の構築/雄山閣     218 - 236  2006年03月  [査読有り]

  • 「治統」覚書—正統論・道統論との関係から—

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会   ( 23 ) 29 - 43  2006年03月  [査読有り]

  • 中国近世儒学研究の方法的問題

    土田健次郎

    近世儒学研究の方法と課題     5 - 30  2006年02月  [査読有り]

  • 一度限りの生—宋学の死生観から—

    土田健次郎

    —人文知の可能性—日本学術会議哲学系シンポジウム提題レジュメ集/第19期日本学術会議哲学研究連絡委員会    2005年09月  [査読有り]

  • 「中国近世思想」の解放−書評・伊東貴之著『思想としての中国近世』

    図書新聞/(株)図書新聞   2742   5 - 5  2005年09月  [査読有り]

  • 日本における宋明思想研究の動向

    土田 健次郎

    日本思想史学/日本思想史学会   ( 37 ) 80 - 91  2005年09月  [査読有り]

    CiNii

  • 朱子学と神道

    皇學館大学神道研究所    2005年07月

  • 朱子学と神道

    皇學館大学神道研究所   ( 22 ) 23 - 44  2005年07月  [査読有り]

  • 浅見絅斎の伊藤仁斎批判—『語孟字義弁批』を中心に

    土田健次郎

    福井文雅博士古稀記念論集 アジア文化の思想と儀礼/春秋社    2005年06月  [査読有り]

  • 仁斎先生の漢文修行

    土田 健次郎

    新しい漢字漢文教育/全国漢文教育学会   ( 40 ) 10 - 22  2005年05月  [査読有り]

    CiNii

  • 張岱年先生訪問記

    土田健次郎

    不息集—回憶張岱年先生/北京大学出版社    2005年04月  [査読有り]

  • 朱子学の正統論・道統論と日本への展開

    土田健次郎

    国際シンポジウム 東アジア世界と儒教/東方書店    2005年03月  [査読有り]

  • 東アジアにおける朱子学の機能—伊藤仁斎・山崎闇斎学派を中心に

    土田健次郎

    アジア地域文化エンハンシング研究センター報告集Ⅲ 2004年度/早稲田大学21世紀COEプログラムアジア地域文化エンハンシング研究センター    2005年03月  [査読有り]

  • 存在の始元へのたゆまぬ問い—書評・川原栄峰著『時の峰々』

    図書新聞/(株)図書新聞   2718   6 - 6  2005年03月  [査読有り]

  • 宋明思想研究的方法与課題、宋代道学的形成

    国際中国哲学研究研究営(国科会人文及社会科学発展処主宰・台湾東呉大学開催)    2004年12月  [査読有り]

  • 東アジアにおける朱子学の機能—伊藤仁斎・山崎闇斎を中心に—

    国際シンポジウム・アジア地域文化学の構築Ⅱ/早稲田大学21世紀COEプログラム・アジア地域文化エンハンシングセンター    2004年10月  [査読有り]

  • 朱子学の正統論・道統論と日本への展開

    国際シンポジウム 東アジアと儒教/関西大学文学部主宰/台湾大学東亜文明研究中心協賛    2004年09月  [査読有り]

  • 儒教から何を学ぶか

    日本教育/日本教育会   平成16年8月号(No.326),pp.10-13  2004年08月  [査読有り]

  • 三浦秀一著『中国心学の稜線—元朝知識人と儒道仏三教—』

    東方宗教/日本道教学会   103,pp.84-89  2004年05月  [査読有り]

  • 儒門精言

    増補改訂・西村茂樹全集第1巻/日本弘道会刊行、思文閣出版発売   pp.745-746  2004年05月  [査読有り]

  • 1,早稲田大学における東洋哲学研究の系譜、2,津田左右吉

    早稲田大学学術研究史/早稲田大学大学史資料センター編集/早稲田大学   pp.407-412  2004年04月  [査読有り]

  • 朱子学と禅

    思想/岩波書店   2004年4月号(960号),pp.52-70  2004年04月  [査読有り]

  • 公と私について—社会規範の確立(共通テーマ)

    弘道シンポジウム2004/社団法人日本弘道会主宰/文部科学省・日本道徳教育学会後援    2004年03月  [査読有り]

  • 朱子学的「公」之観念与現代

    儒家哲学/台湾哲学会   4,pp.1-17  2004年03月  [査読有り]

  • 「万物一体の仁」再考

    宮沢正順博士古稀記念 東洋—比較文化論集—/青史出版   pp.573-587  2004年01月  [査読有り]

  • 言葉と世界—思想・宗教にとって言葉とは何か—(共通テーマ)

    早稲田大学第二文学部思想・宗教系シンポジウム    2004年01月  [査読有り]

  • 会津の武士道

    弘道/日本弘道会   1027,pp.19-22  2003年12月  [査読有り]

  • 21世紀にあてはまる部分を選択する基準

    シンポジウム「儒教は今も人の生きる道を示せるか」/社団法人日本青少年育成国民会議主宰/朝日新聞社後援/国士舘大学特別協賛    2003年10月  [査読有り]

  • 古典としての古典学—道学に於ける口語文献と経書解釈の方法—

    論集 本文批評と解釈(「古典学の再構築」研究成果報告集Ⅲ)/「古典学の再構築」総括班   pp.206-215  2003年03月  [査読有り]

  • 道学という学派—『道学の形成』上梓に際して—

    創文/創文社   2003年1-2月号(NO.450),pp.29-32  2003年01月  [査読有り]

  • 陣太鼓の影に—山鹿素行の兵学と士道

    ひととき/ジェイアール東海エージェンシー   2002年12月号,pp.17-22  2002年12月  [査読有り]

  • 一度限りの生—宋学の死生観から—

    第12回日本学術会議哲学系公開シンポジウム    2002年12月  [査読有り]

  • 道学の形成

    創文社   総590ページ  2002年12月  [査読有り]

  • 思想の現場へ—市来津由彦著『朱熹門人集団形成の研究』—

    創文/創文社   2002年10月号(NO.447),pp.23-26  2002年11月  [査読有り]

  • 朱熹的経書解釈的方法

    宋代経学国際研討会(台湾・中央研究院)    2002年11月  [査読有り]

  • 中国近世の医学思想

    東洋医学の人間科学/早稲田大学人間科学部   11  2002年10月  [査読有り]

  • [ワークショップ]日本における宋代史研究の新潮流 回顧・展望①「思想史」

    2002年度宋代史研究会    2002年08月  [査読有り]

  • 『学記類編』を通してみる南冥の性理学的思惟の特色(日本語・韓国語)

    南冥学研究/慶尚大学校南冥学研究所   11,pp.1-44  2001年12月  [査読有り]

  • シンポジウム「津田左右吉から学ぶ」

    東方学会    2001年11月  [査読有り]

  • 死の理論と作法—儒教の理論を中心に—

    東洋医学の人間科学/早稲田大学人間科学部   10  2001年10月  [査読有り]

  • 『学記類編』を通してみる南冥の性理学的思惟の特色

    南冥誕辰500周年紀念国際学術会議(韓国)    2001年10月  [査読有り]

  • 現代における朱子学の意味

    21世紀の地球と人類に貢献する東洋思想/将来世代国際財団   pp.177-187  2001年08月  [査読有り]

  • 感応する世界 朱子学における気

    21世紀の地球と人類に貢献する東洋思想/将来世代国際財団   pp.64-75  2001年08月  [査読有り]

  • 朱子学における公

    21世紀の地球と人類に貢献する東洋思想/将来世代国際財団   pp.19-27  2001年08月  [査読有り]

  • 西村茂樹の[性善説」

    弘道/日本弘道会   1013  2001年08月  [査読有り]

  • 古典としての古典学—宋学文献を中心に—

    「古典学の再構築」第Ⅰ期公募研究論文集/特定領域研究「古典学の再構築総括班   pp.81-88  2001年08月  [査読有り]

  • 理、性、聖人、体用、静坐

    中国思想文化事典/東京大学出版会    2001年07月  [査読有り]

  • 中国の礼と日本の作法—日本と中国の儒教文化の比較—

    大倉山講演集/大倉精神文化研究所   9  2001年03月  [査読有り]

  • 伊藤仁斎の『春秋』観

    大倉山論集/大倉精神文化研究所   47,pp.61-87  2001年03月  [査読有り]

  • 儒教とは何か

    弘道/日本弘道会   1010  2001年02月  [査読有り]

  • 聖教要録・配所残筆(山鹿素行)

    講談社   総207ページ  2001年01月  [査読有り]

  • 中国医学と道教・儒教

    東洋医学の人間科学/早稲田大学人間科学部   9  2000年10月  [査読有り]

  • 日本近世の歴史観

    日仏円卓会議「日本とその未来—展望とユートピア」(フランス)    2000年10月  [査読有り]

  • 孔子に学問は必要だったのか

    孔子全書第3号月報/明徳出版社    2000年08月  [査読有り]

  • 仏教と儒教・仏教と宋学

    比較思想事典/東京書籍    2000年08月  [査読有り]

  • 道学研究的課題与方法

    文化的饋贈—漢学研究国際会議論文集 哲学巻/北京大学出版社   pp.205-208  2000年08月  [査読有り]

  • 己れを修め人を治む—朱子—

    心に刻むことば(1)/大倉精神文化研究所    2000年07月  [査読有り]

  • 宋学再考—「太極図」をめぐって

    早慶中国学会    2000年07月  [査読有り]

  • 忠誠心とは何か—儒学に学ぶ—

    大倉山講演集/大倉精神文化研究所   8  2000年03月  [査読有り]

  • 二つの太極図—「南北朝時代における『太極図説』の受容」補遺—

    大倉山論集/大倉精神文化研究所   45,pp.1-15  2000年03月  [査読有り]

  • 口語語録の古典化

    古典学の再構築/「古典学の再構築」総括班事務局   5,pp.42-43  2000年01月  [査読有り]

  • 儒教の欲望観

    平和と宗教/庭野平和財団   18  1999年12月  [査読有り]

  • 生と死

    東洋医学の人間科学/早稲田大学人間科学部   8  1999年10月  [査読有り]

  • 生き方としての歴史—北畠親房

    心のまんだら/大倉精神文化研究所    1999年07月  [査読有り]

  • 伊藤仁斎的易学

    中国伝統哲学新論—朱伯崑教授七十五寿辰紀念文集/九洲図書出版社国際儒学研究8/国際文化出版公司/1999.9に再録   pp.230-238  1999年03月  [査読有り]

  • 南北朝時代における『太極図説』の受容

    大倉山論集/大倉精神文化研究所   43,pp.1-22  1999年03月  [査読有り]

  • 近世儒学データベース(試験公開版)

    早稲田大学文学部ホームページ・学術情報データベース    1999年  [査読有り]

  • 現代社会に儒教は意味を持つか

    平和と宗教/庭野平和財団   17  1998年12月  [査読有り]

  • 近世儒教と仏教—闇斎学派を中心に

    仏教と出会った日本(日本の仏教第Ⅱ期・第1巻)/法蔵館   pp.109-125  1998年10月  [査読有り]

  • 朱熹の思想における認識と判断

    日本中国学会創立五十年記念論文集/汲古書院   pp.855-868  1998年10月  [査読有り]

  • 道学研究的方法与課題

    漢学研究国際会議(北京大学創立100周年記念)    1998年05月  [査読有り]

  • 朱子学のパラダイムと現代

    国際陽明学京都会議総括討論会    1998年03月  [査読有り]

  • 悪・義・敬・経世済民論・仁・仁義・善・宋学・人情・道器論

    岩波 哲学・思想辞典/岩波書店    1998年03月  [査読有り]

  • 『神皇正統記』と宋学

    大倉山論集/大倉精神文化研究所   42,pp.71-86  1998年03月  [査読有り]

  • 仁・義・誠・中庸

    しにか/大修館書店   1997年12月号  1997年11月  [査読有り]

  • 道学と華厳教学

    華厳学論集/大蔵出版   pp.519-534  1997年11月  [査読有り]

  • 儒教の死生観

    弘道/日本弘道会   989,pp.13-17  1997年08月  [査読有り]

  • 蘇軾の思想的輪郭

    中国—社会と文化/中国社会文化学会   12,pp.139-171  1997年06月  [査読有り]

  • 宋代思想史上における周敦頤の位置

    東方学会創立五十周年記念・東方学論集/東方学会   pp.875-887  1997年05月  [査読有り]

  • 愚者のイメージ

    早稲田大学比較文学会例会    1997年04月  [査読有り]

  • 伊藤仁斎と朱子学

    早稲田大学大学院文学研究科紀要/早稲田大学大学院文学研究科   42;1pp.35-49  1997年02月  [査読有り]

  • 中国の社会問題と儒教の衰退

    弘道/日本弘道会   984  1996年10月  [査読有り]

  • 社会と思想−宋元思想研究覚書

    宋元時代史の基本問題/汲古書院   pp.427-451  1996年07月  [査読有り]

  • 鬼神と「かみ」−儒家神道初探

    斯文/斯文会   104,pp.47-62  1996年03月  [査読有り]

  • 周程授受再考

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会   13,pp.26-39  1996年03月  [査読有り]

  • 三教図への道−中国近世における心の思想

    シリーズ・東アジア仏教第5巻東アジア社会と仏教文化/春秋社   pp.255-271  1996年02月  [査読有り]

  • 程?の思想の基本構造

    中村璋八博士古稀記念 東洋学論集/汲古書院   pp.183-200  1996年01月  [査読有り]

  • パリ大学の漢文訓読教育・北京大学の古代漢語教育

    全国漢文教育学会    1995年07月  [査読有り]

  • 儒教の聖書批判

    聖書をめぐる九の冒険/ネスコ    1995年06月  [査読有り]

  • 国際化と伝統文化

    弘道/日本弘道会弘道1000/1999.6に再録   975  1995年04月  [査読有り]

  • 江戸時代の修養論

    東洋医学の人間科学/人間科学部   4  1995年03月  [査読有り]

  • 朱子

    ブリタニカ国際百科事典/TBSブリタニカ    1995年  [査読有り]

  • 松川健二編『論語の思想史』

    しにか/大修館書店   1994月8号  1994年08月  [査読有り]

  • 朱子学・陳摶・無極・明堂

    道教事典/平河出版社    1994年03月  [査読有り]

  • 朱熹理気論の再検討

    中国的人生観・世界観/東方書店   pp.333-346  1994年03月  [査読有り]

  • 儒教における気の思想

    東洋医学の人間科学/早稲田大学人間科学部   3  1994年02月  [査読有り]

  • 礼について-儒教と日本文化

    弘道/日本弘道会   968  1994年02月  [査読有り]

  • 王安石における学の構造

    宋代の知識人-思想・制度・地域社会/汲古書院   pp.3-37  1993年01月  [査読有り]

  • 朱子学という儒教

    弘道/日本弘道会   959  1992年08月  [査読有り]

  • 道学与仏教-議論的場与範疇

    世界宗教研究/中国社会科学出版社   1992年第2期,pp.39-43  1992年06月  [査読有り]

  • 安井息軒-泊翁との縁しから

    弘道/日本弘道会   958  1992年06月  [査読有り]

  • 儒教典籍

    講座・敦煌 第5巻『敦煌漢文文献』/大東出版社   pp.265-302  1992年03月  [査読有り]

  • 道学と仏教-議論の場と範疇上・下

    中外日報/中外日報社   12月16日号・17日号  1991年12月  [査読有り]

  • 道学与仏教-議論的場与範疇

    第4次中日仏教学術会議(中国)    1991年10月  [査読有り]

  • 制度与人-王安石対『周礼』的解釈

    国際宋代文化研討会論文集/四川大学出版社   pp.213-218  1991年10月  [査読有り]

  • 制度与人-王安石対『周礼』的解釈

    国際宋代文化研討会(中国)    1991年08月  [査読有り]

  • 朱子学における認識と判断

    早稲田大学哲学会    1991年06月  [査読有り]

  • 儒教再評価をめぐって

    弘道/日本弘道会   952  1991年06月  [査読有り]

  • 朱熹の思想における心の分析

    フィロソフィア/早稲田大学哲学会   78,pp.91-113  1991年03月  [査読有り]

  • 晩年の程頤

    沼尻博士退休記念中国学論集/汲古書院   pp.233-254  1990年11月  [査読有り]

  • 程顥・程頤的気的概念

    気的思想・中国自然観和人的観念的発展/上海人民出版社    1990年07月  [査読有り]

  • 王道・浩然の気・四端・仁義・性善説・覇道・孟子・良知・良能

    日本大百科全書(グランド・ジャポニカ)/小学館    1990年  [査読有り]

  • 張立文「私の宋明理学研究」

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会    1989年06月  [査読有り]

  • 早稲田大学(学園紹介)

    新しい漢文教育/全国漢文教育学会   8  1989年04月  [査読有り]

  • 道統論再考

    中国の仏教と文化/大蔵出版   pp.613-629  1988年12月  [査読有り]

  • 淮南子 下(新釈漢文大系)

    明治書院    1988年06月  [査読有り]

  • 廈門朱子学国際会議

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会   5  1988年06月  [査読有り]

  • 楼宇烈「黄宗羲心性論評述」

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会   5,pp.125-143  1988年06月  [査読有り]

  • 欧陽脩試論-理・自然・人情・簡易-

    中国-社会と文化/東大中国学会   3,pp.99-115  1988年06月  [査読有り]

  • 東方学会賞

       1988年  [査読有り]

  • 陳襄の思想とその周辺-道学形成史の一視角として-

    東方学/東方学会   75,pp.65-80  1988年01月  [査読有り]

  • 試論「道統論」的形成和特点

    廈門朱子学国際学術会議    1987年12月  [査読有り]

  • 北京の図書館

    ふみくら/早稲田大学図書館   12  1987年10月  [査読有り]

  • 国際化の要件

    道徳と教育/日本道徳教育学会   263  1987年08月  [査読有り]

  • 程頤

    中国思想史下/ぺりかん社    1987年07月  [査読有り]

  • 中国における宋明理学史研究

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会   4  1987年06月  [査読有り]

  • 陳襄の思想とその周辺-道学形成史の一視角として

    第32回国際東方学者会議    1987年05月  [査読有り]

  • 新中国と儒教

    弘道/日本弘道会   927  1987年04月  [査読有り]

  • 在「死」的問題上道学対仏教的批判

    中国史研究動態/中国社会科学出版社   1987年第2期  1987年02月  [査読有り]

  • 戴震のふるさと(戴震的故郷)

    新しい漢文教育/全国漢文教育学会(徽学通訊/徽州地区徽学研究会)   3 (第7・8期)  1986年10月  [査読有り]

  • 敦煌の儒教典籍

    早慶中国学会    1986年07月  [査読有り]

  • 中国における宋明理学史研究の現状と課題

    早稲田大学東洋哲学会    1986年05月  [査読有り]

  • 道学における仏教批判の一側面-死の問題を中心にして

    仏教思想の諸問題/春秋   pp.745-759  1985年06月  [査読有り]

  • 宋学と仏教-生死の問題-

    秋田中国学会    1984年07月  [査読有り]

  • 胡瑗の学問-その性格と位置

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会   1,pp.36-55  1984年06月  [査読有り]

  • 胡瑗の学問-その性格と位置

    東洋の思想と宗教/早稲田大学東洋哲学会   1,pp.36-55  1984年06月

  • 名臣・范仲淹

    東方/東方書店   38  1984年05月  [査読有り]

  • 程頤・宋元学案・理一分殊

    中国思想辞典/研文出版    1984年04月  [査読有り]

  • 胡瑗の学問-易解釈を中心として

    日本中国学会    1983年10月  [査読有り]

  • 胡瑗の学問-易解釈を中心として

    日本中国学会    1983年10月

  • 役人の思想

    文学部報/早稲田大学文学部   13  1983年10月  [査読有り]

  • 淮南子 中(新釈漢文大系)

    明治書院    1983年07月  [査読有り]

  • 伊川易伝の思想

    宋代の社会と文化/汲古書院   pp.237-265  1983年06月  [査読有り]

  • 日本中国学会賞

       1982年  [査読有り]

  • 朱熹の道統論について

    早稲田大学東洋学会    1982年01月  [査読有り]

  • 楊時の立場

    日本中国学会報/日本中国学会   33,pp.71-86  1981年10月  [査読有り]

  • 伊藤仁斎の詩経観

    詩経研究/詩経学会   6,pp.13-19  1981年06月  [査読有り]

  • 廬山紀遊

    中国古典研究/早稲田大学中国古典研究会   25  1980年10月  [査読有り]

  • 淮南子 上(新釈漢文大系)

    明治書院    1979年10月  [査読有り]

  • 時則訓をめぐって

    淮南子 上(新釈漢文大系60)季報/明治書院    1979年08月  [査読有り]

  • 程顥と程頤における気の概念

    気の思想-中国における自然観と人間観の展開/東京大学出版会   pp.417-437  1978年03月  [査読有り]

  • 程伊川における「理一」の性格

    フィロソフィア/早稲田大学哲学会   64,pp.145-169  1976年12月  [査読有り]

  • 程伊川の性説について

    日本中国学会    1976年10月  [査読有り]

  • 「瓶花論」訳注

    中国古典研究/早稲田大学中国古典研究会(「桔梗」68、小原流文化事業部、1974年8月に転載)   19  1973年06月  [査読有り]

▼全件表示

書籍等出版物

  • 日本重要哲学家著作編訳和研究

    史少博, 土田健次郎, 許家晟

    中国社会科学出版社  2015年12月

  • 論語集注4

    土田健次郎訳注

    平凡社  2015年02月 ISBN: 9784582808582

  • 論語集注3

    土田健次郎訳注

    平凡社  2014年10月 ISBN: 9784582808544

  • 論語集注2

    土田健次郎訳注

    平凡社  2014年06月 ISBN: 9784582808506

  • 論語五十選 素読のために

    土田健次郎

    登龍館発行・明徳出版社発売  2014年06月 ISBN: 9784896199710

  • 土田健次郎

    江戸の朱子学

    筑摩書房  2014年01月 ISBN: 9784480015907

  • 論語集注1

    土田健次郎訳注

    平凡社  2013年10月 ISBN: 9784582808414

  • 儒教を知っていますか (『儒教入門』の韓国語版、成賢昌訳)

    土田健次郎

    GEUMUL  2013年07月

  • 「日常」の回復—江戸儒学の「仁」の思想に学ぶ

    土田健次郎

    早稲田大学出版部  2012年04月 ISBN: 9784657123138

  • 儒教入門

    土田健次郎

    東京大学出版会  2011年12月 ISBN: 9784130131506

  • 21世紀に儒教を問う

    土田健次郎

    早稲田大学出版部  2010年11月

  • 道学之形成 (『道学の形成』の中国語版、朱剛訳)

    土田健次郎

    上海古籍出版社  2010年04月

  • 増補改訂・西村茂樹全集第4巻

    土田健次郎

    日本弘道会刊行、思文閣出版発売  2006年08月

  • 北宋道学史 (『道学の形成』の韓国語版、成賢昌訳)

    土田健次郎

    芸文書院(韓国)  2006年04月

  • 朱子学の正統論・道統論とその東アジア的展開

    土田健次郎

    平成15年度〜平成17年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書  2006年02月

  • 近世儒学研究の方法と課題

    土田健次郎

    汲古書院  2006年02月

  • 増補改訂・西村茂樹全集第1巻

    土田健次郎

    思文閣  2004年05月

  • 道学の形成

    土田健次郎

    創文社  2002年12月

  • 伊藤仁斎・東涯の諸稿本に関する総合研究

    土田健次郎

    平成9年度〜平成12年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))研究成果報告書  2001年03月

  • 聖教要録・配所残筆

    土田健次郎

    講談社  2001年01月

  • 北宋慶暦以降の思想状況と道学の形成

    土田健次郎

    文部省科学研究費補助金(一般研究費C)研究成果報告書  1990年03月

▼全件表示

講演・口頭発表等

  • 日本的反朱子學與朱子學之關係―伊藤仁齋及其周邊

    土田健次郎  [招待有り]

    東亞朱子學國際學術研討會―日韓朱子學的傳承與創新   (中国・上海・復旦大学)  復旦大學哲學學院、《復旦學報》主辦・上海市儒學會朱子學專業委員會協辦  

    発表年月: 2015年12月

  • 日本における儒教の意味

    土田健次郎  [招待有り]

    清華大学・早稲田大学第一届国際学術研討会「日中学術交流的現状和展望」   (中国・北京) 

    発表年月: 2015年10月

  • 山鹿素行と伊藤仁斎―日本古学の誕生

    土田健次郎  [招待有り]

    大東文化大学中国学科秋期講演会  

    発表年月: 2015年10月

  • 『論語集注』はどのような書物か

    土田健次郎  [招待有り]

    國學院大學中國學会・第五十八回大会  

    発表年月: 2015年06月

  • 東アジア世界の相互理解に古典は役に立つか−『論語』の場合

    日本学術会議・哲学委員会・古典精神と未来社会分科会主催の公開シンポジウム「グローバル化社会における伝統知と古典教育の意義を探る(松江市・中村元記念館)  

    発表年月: 2013年11月

  • 『論語集注』をめぐって−東アジアの論語学

    共同研究会「心身/身心」と「環境」の哲学−東アジアの伝統的概念の再検討とその普遍化の試み−(国際日本文化研究センター)  

    発表年月: 2012年12月

  • 朱子学の心身論

     [招待有り]

    人体科学会  

    発表年月: 2012年11月

  • 日本儒教の異質性の再検証

     [招待有り]

    韓国儒教学会国際学術会議「韓国儒教研究的反省与現代人文学科的溝通」(韓国・国立木浦大学校)  

    発表年月: 2011年06月

  • 日本儒教復興的可能性(中国語)

     [招待有り]

    2010儒学思想国際学術会議(韓国・成均館大学校・国際儒学聯合会主宰)  

    発表年月: 2010年11月

  • 朱子学対日本的貢献(中国語)

     [招待有り]

    人文与価値:朱子学国際学術研討会(中国・清華大学他主宰、人民大会堂)  

    発表年月: 2010年10月

  • 日本における近年の中国儒教研究

    国際儒教文化フォーラム第3回ワークショップ「日本の儒教研究の成果分析と展望」(東京大学)  

    発表年月: 2009年11月

  • 江戸時代の孝の思想—中江藤樹をめぐって—

    第2回東アジア三大学国際シンポジウム「東アジアにおける「家」—伝統文化と現代社会—」  

    発表年月: 2008年09月

  • 中国・日本における朱子学・反朱子学と華厳教学

    第2回国際華厳シンポジウム(フランス)  

    発表年月: 2008年08月

  • 伊藤東涯之《論語》研究 (中国語)

    2008東亜論語学国際学術研討会(台湾大学)  

    発表年月: 2008年03月

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 朱子学の正統論・道統論とその東アジア的展開

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    土田 健次郎

     概要を見る

    正統論と道統論の問題は、忠誠の対象とすべき政権の正統性はいかに認知されるのか、道徳的価値は政治権力からどれくらい独立できるのか、などの根元的問題に関わり、またその東アジア的展開を見ることは、現代まで尾を引くこの地域における政治と道徳のあり方の地域的個性を明らかにすることにつながる。そもそも朱子学の正統論と道統論は自明のことのように言わてきたが、朱子学の原資料をもとに分析すると、通念とは異なる姿が見えてくる。本研究では、まず朱子学の正統論と道統論の実像を原資料に基づき検証し、そこから現れてくる正統は道統的要素を介入させず純粋に政権の問題として提示された内容であることを確認した。また一方で朱子学では道統論を立てて道の伝授を政権の問題から独立させ、万人が参画しうる道統に独自の価値が持たされていることを明らかにした。このような朱子学の正統論には種々の批判が現れたが、その中で正統における道義性の欠如を非難する明の方孝濡の批判は朱子学の正統論とともに、日本の江戸時代において正統と道統の関係の議論の下敷きになった。江戸時代以前では、南北朝時代の北畠親房の正統論が有名で、一般的には朱子学の影響を受けているように言われるが、実際にはむしろ仏教の伝灯論の影響が強い。それが江戸時代になると、朱子学の正統論と方孝孺の議論の両者の亀裂の認識をもとに、改めて北畠流の正統と道統の統一体としての皇統論が再理論化されて提示されていくのである。本研究では具体的には浅見綱斎を始めとする崎門を取り上げ、皇統論の理論化の過程と意味を追求した。また中国でも元から日本における正統論に似た治統論が登場するが、その性格を分析して日本の正統論との差異を明らかにした。これらの作業を通して、朱子学という極めて普遍的性格の強い思想が日本に入ると、日本の地域的特殊性を自己認識させていく作用を呼び起こす過程の一端が明らかになった

  • 人文科学におけるマルチメディア・情報通信技術の教育利用に関する共同研究

    文部科学省 

    研究期間:

    2001年
    -
    2005年
     

  • 伊藤仁斎・東涯の諸稿本に関する総合研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1997年
    -
    2000年
     

    土田 健次郎, 丸谷 晃一, 沢井 啓一, 黒住 真, 野村 真紀, 遠山 敦

     概要を見る

    伊藤仁斎の全集はその盛名にもかかわらず一度も刊行されたことはなかった。本研究はその全集作成の基礎作業を企図したものである。本研究ではまず資料の調査と収集から着手し、天理図書館の古義堂文庫所蔵の仁斎自身の諸稿本、定評のある林景范筆写本(林本)の焼き付けをはじめとする多数の基礎資料を入手した。また仁斎の刊本には東涯の手が入っていると言われ、仁斎研究は同時に東涯の資料の調査を必須とするが、東涯の基本資料の収集も精力的に行った。本研究では、収集した資料をもとに、まず仁斎全集の基礎作業として、『論語古義』の一部の訳注と、『中庸発揮』の諸稿本の対校表を作成した。また従来の研究においては仁斎の五経観はその四書観に比して明らかに手薄であったが、この方面の成果として、仁斎の『易経』観と『春秋』観についての論文二篇を作成した。さらに仁斎の思想分析に関する論文二篇、日本近世思想史上の重要なテーマである仁斎から荻生徂徠への展開に関する論考二篇も発表した。これらは全て報告書に登載してある。本研究では収集した資料をもとに仁斎の代表作の最良のテキストのデータベース化にも取り組んだ。そのうち『論語古義』、『孟子古義』、『大学定本』、『中庸発揮』、『童子問』、『語孟字義』、『古学先生文集』、『古学先生詩集』はほぼ完成し、『仁斎日札』、『古学先生和歌集』についても2001年中にできあがる予定である。報告書にはそのサンプルを載せた。また仁斎・東涯、古義堂に関する研究文献目録のデータベースも作成し、試行版をインターネットに流した。これは統一方針のもとに新たにキーワードを採集しなおしたものであって、質量ともに従来のものをこえ、さらに作業を継続中である。報告書にはそのデータのプリントアウトしたものを載せた

  • 「中国精神史」序説についての共同研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1992年
    -
    1993年
     

    近藤 一成, マクマーレン D., マクデモット J.P., 土田 健次郎, D.マクマーレン, J.P.マクデモット

     概要を見る

    洋の東西、歴史の古今を問わず、政治と思想は密接な関係にある。とりわけ聖権と俗権が一人の天子に集中する前近代中国にあっては、その傾向が著しい。その中国史において、宋代は特に政治の世界と思想の世界が、大きく重なり合う時代である。新しい社会構造と政治体制の出現は、新たな秩序付けの理論を必要とし、個人の内面から宇宙の構造までを通貫する論理によって体系的に把握せんとする道学は、この要請に応える思想であった。従って、道学派の思想的営為は多分に政治的行為ともなり、その学派の形成と拡大は、思想内容と現実社会との関連両面からの考究、すなわち思想史と政治史共通の検討対象であり、本共同研究の格好の課題たり得る。今回は、この道学派の問題を日本側が扱い、英国側はさらに広く、その前の唐代について「公と私」(マクマーレン)、後の明代について「友情」(マクデモット)の観点から中国における思想と社会の相互関連を考察した。土田は、思想史の立場から道学派の形成を考察した。先ず、従来の中国思想史研究の多くが、思想史の設定された枠組みの中で完結する叙述に止まることを批判し、また近年、歴史研究の成果を積極的に導入する必要性が指摘されながらも、それが十分思想史研究の内的構造に組み込まれていない現状を反省して、方法論上の問題点を挙げる。それは、個々の思想自体と、それが思想史として記憶された姿が往々にして乖離するからであり、しかも思想家たちは多くの場合、自己の思想の思想史的必然性を闡明にすることでその思想の説得力を増そうとする。従来の思想史がそれぞれ「経学史」「儒教史」などの枠内で整然たる叙述が可能であった理由は、思想そのものを歴史的に再把握するよりも、思想史として記憶されたものを連結していったからであるとする。例えば経学史であれば、清朝でなされた漢学と宋学という分類をもとに、その漢学を清朝考証学と漢唐訓詁学に分け、宋学を宋学と明学に分ける。更に宋学を今度は正学・実学・道学に分けるというように代入を繰り返していくのである。そこで、現在必要とされる方法は、先ず個々の思想が出現する状況の具体的把握を通してその実態を検証すること、次にそれらの思想が思想史として記憶されていく過程を追跡し、この両者をはっきり区別して検討することである。そしてこの両者は、例えば北宋道学の実態と、朱熹が儒教及び道学内部における自己の思想の正統性の表明のために北宋道学を思想史の中に定式化した姿というように、ともに思想史研究に必須の検討対象であるとして、従来の方法論的不備を指摘した。その上で、道学派形成の具体的問題として、道学派が士大夫社会の中で自己を主張した際、最初に衝突することになる王安石の思想・学問の構造を初めて体系的に解明し、程頤に代表される道学の構造と対比して、両者の特色と衝突の必然性を考察した。更に程頤と対立した蘇軾の学問とその衝突の特色、朱熹の蘇軾批判は程頤と軾の対立の実際というより朱熹の構想する道学形成史からのものであることを確認し、また思想・哲学論議の場が北宋の上奏文から南宋の書簡や語類、すなわち公から私に移行する傾向のあることに注目した。近藤は、朱熹没後の道学派の拡大について考察した。慶元偽学の禁からも分かるように、道学は朱熹の時代、正統思想の地位を獲得していたわけではない。しかし朱熹没時、朱門が最大の学派勢力であったことも事実である。道学派内での主導権を握った朱門が、如何にして社会と統治階級のなかに地歩を固め官学の地位を獲得していったのか。この過程を中央政界、地方政治、郷村社会のそれぞれの段階で検討するとき、特に後二者の場合、朱熹の女婿で朱門高弟の黄〓の存在が注目される。50才で、それまでの修養・講学の生活から恩蔭出身の非エリート地方官として官界に入った黄〓は、典型的な道学派官僚として任地での統治・教化一体の活動に邁進する。江西を中心に長江中下流域全体に及ぶその足跡を追うと、当時の社会が道学的思惟と実践を欲求していた現実を知ることができ、また官界にも黄〓を支える土壌が出来上がっていたことを確認できる。以上の考察を、英国側報告の和訳を待ち、併せて刊行する予定である

  • 北宋慶暦以降の思想状況と道学の形成

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1987年
    -
    1988年
     

    土田 健次郎

     概要を見る

    北宋の慶暦年間におこった新たな思想運動の性格とその展開、更にその中で道学がいかにして一つの学派として形成されていったかが本研究の主題であったが、二年にわたる研究作業により以下の成果が得られた。1、慶暦の思想運動の立役者の一人に欧陽脩がいるが、従来より彼の思想史上の位置は今ひとつ明らかでなかった。今回、彼の著作の全面的検討により、そのオピニオンリ-ダ-としての性格と役割り、ひいては慶暦の思想運動そのものの思想史上の意義が明確になった。2、道学が形成された時代、道学と類似の思想が各地に存在した。陳襄ら古霊四先生もその一つであるが、これらの思想家たちを広く調査することによって、今まで道学の特色とされていたものが必ずしもそうとは言えないこと、また道学者たちが当時どのような形で自己主張をしたのかが明らかになった。それとともに、道学形成史における程頤の存在の重要性があらためて確認された。3、道学形成期の思想界の王者は王安石の学問であったが、王安石の主著の輯佚作業と彼の批判資料の収集作業を行ないつつ、その学問の来歴と性格を究明した。そして王学(王安石の学問)と対比することによって、道学者たちの議論にこめられている含義を堀りおこすことができた。4、その他、仁宗、英宗、神宗、哲宗、徽宗朝の思想文献の渉猟によって、この時期の思想動向への展望が得られた

  • 「近世漢籍」國際会議の準備

     概要を見る

    近世産出の漢籍は,それ以前のものの復刻再刻等を含めれば膨大な漢籍世界の殆どでカバ-する。本研究はこれらの全体象把握の必要性を認識する各国の研究者と一堂に会し分担研究の成果を発表討議し研究法の交流を可能ならしめる国際会議開催を準備することが主目的であった。そのため既海外出張者の報告・問題提起が当年度前半での眼目となった。研究の結果,海外主要収蔵国への漢籍流入過程の探求が以上の目的を充足させる中心テ-マと認識され,そのため見識ある研究者として,英:ホリウエル・仏:シツペ-ル・伊:ベルトッチオリ・中:路土氏らが招軸人物に一応凝定された。その基底には,福井・蘆田・岡崎らの夫々バチカン・牛津大・北京図書館探訪での成果があることはむろん,国内的には,坂田。蓬左文庫,土田の米沢図書館,福井の妙法院文庫,蘆田の天理等各図書館採訪に,興膳・前田・山田・山本(達)各氏の探訪・協力が与る所大であった。これら国内探求の段階的進展に応じ,年度後半では準備会で仮説の検討,研究会で成果の発表と交流を行いつつ,国内収蔵本の称相把握と研究の深化がはかられたが,論文掲載も期間の短かさに比すれば可成りの量・質を示して開催の有意義性が予想され,更に年末,町田の尽力による域外漢籍国際会議東京開催の申入れがあり,また星島大・韓国建国大・香港大等に類似の企画が現出しつつあるのは本テ-マの重要性が国際的認識となりつつあることの証左とみられ、本会議以前のデモンストレ-ションの必要を各自認識した結果開かれたのが双柿舎漢籍会議で興膳:留学僧将来漢籍・山本明:清末白話小説に見了新成標点・岡崎:北京図書館の漢籍コンピュ-タ-処理等のほか枠例からも立正大:岡田袈裟男:江戸期白話受容・明星大・井上英明:国際会議に見る異文化現象等も加わり,通訳や選営面への協力の内諾が桜美林大植田渥雄氏らと共に得られたのは特記すべき成果であったと言えよう

  • 古典としての古典学-宋学文献を中心に

     概要を見る

    文語で書かれた文献とともに宋学の古典として定着していったのが口語文献であり、その代表が『朱子語類』である。今年度は前年度から行っている『朱子語類』の性格についての多角的検討を継続するとともに、特に口語の語録を必要とした朱熹が置かれていた当時の環境と朱熹自身の思想的要請について資料を収集した。それには朱熹周辺の士大夫の文集や語類を精査せねばならず、その中から拾える資料の蓄積を行った。また朱子学系統の注釈類には朱熹の経注の理解を助けるために語録が多量に引用されているが、朱子学の末疏の類における語録引用の実態についても調査を行った。本年はまた朱熹の経書解釈の方法論の解析に力を入れた。この方法論は口語語録と並んで朱子学の古典学を特色づけるものである。まず朱熹が使用する「語脈」、「意脈」、「文脈」、「文勢」、「血脈」、「文理」、「語義」、「字義」、「意義」、「意味」、「意思」、「左験」、「事証」の用例を朱熹の文献から収集した。その際に『朱子語類』のように台湾の中央研究院のデータベースがあるものなどはそれを利用したが、その他の『朱子文集』、『四書集注』、『四書或問』、『詩集伝』、『周易本義』、『楚辞集注』をはじめとする諸文献については統一方針を作り作業補助者とともに収集作業を行った。それらの用例は現在逐次データ化を進めている。これらの語は朱熹が経書を解釈する時に使用する常套語であるが、「血脈」、「意味」、「左験」の三つの系統に整理できる。この方法論が実際の経書解釈の場でどのように適用されているかの検証をあわせて推進した。朱熹の経書解釈の方法論は伊藤仁斎をはじめ後世に影響をあたえるとともに、古典解釈のもつ客観性と主観性の調和という古典学の本質的問題に対して今なお多くの示唆をあたえるものである

▼全件表示