2024/12/30 更新

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コガ カツジロウ
古賀 勝次郎
所属
社会科学総合学術院
職名
名誉教授
学位
経済学博士
経済学修士
経済学博士 ( 早稲田大学 )

学歴

  •  
    -
    1977年

    早稲田大学   経済学研究科   理論経済学  

  •  
    -
    1971年

    早稲田大学   商学部  

所属学協会

  •  
     
     

    経済社会学会

研究分野

  • 思想史

研究キーワード

  • ハイエク、ヒューム、グレイ

 

論文

  • 安井息軒を継ぐ人々(5)−陸奥宗光と立憲思想

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   13 3 ( 3 ) 1 - 20  2013年03月

    CiNii

  • 薩摩藩の儒学の伝統

    古賀勝次郎

    薩摩の歴史と伝統   7 ( 1 ) 71 - 112  2013年02月

  • 伊地知正治と立憲構想ー安井息軒との関連で

    古賀勝次郎

    薩摩の歴史と文化   7 ( i ) 219 - 240  2013年02月

  • F・ハイエク(上・下)

    古賀勝次郎

    エコノミスト     48 - 51  2012年09月

  • 安井息軒と土佐の政治家たち

    古賀勝次郎

    土佐の歴史と文化     61 - 100  2011年09月

  • 私の比較言語論の形成

    古賀勝次郎

    国際化の中のことばと文化     227 - 232  2011年08月

  • 安井息軒を継ぐ人々(4)−近代日本立憲制建設に力を尽くした人たち

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   11 ( 2 ) 1 - 24  2010年12月

  • 安井息軒を継ぐ人々ー島田・岡松・竹添

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   11 ( 1 ) 1 - 25  2010年07月

  • 安井息軒の門生たち(2)−重野成斎と川田甕江

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合   10 ( 3 ) 1 - 23  2010年03月

    CiNii

  • 安井息軒の門生たち(1)-井上毅

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合   10 ( 2 ) 29 - 49  2009年12月

  • 安井息軒の著作(下)

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   10 ( 1 ) 1 - 24  2009年07月

  • 猪飼敬所・斎藤拙堂・土井聱牙

    古賀勝次郎

    伊勢の歴史と文化 日本地域文化ライブラリー4     67 - 109  2009年05月

  • 安井意軒の著作(中)

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   9 ( 1 ) 1 - 18  2008年08月

  • 再評価されるハイエク思想

    古賀勝次郎

    エコノミスト   3974   50 - 53  2008年07月

  • 安井息軒の著作(上)

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合   8 ( 3 ) 1 - 15  2008年04月

  • 松崎慊堂・木下韡村・岡松甕谷

    古賀勝次郎

    『肥後の歴史と文化』     49 - 80  2008年01月

  • 安井息軒の生涯

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   8 ( 2 ) 1 - 21  2008年01月

  • 解説 自由主義社会のマニフェスト

    古賀勝次郎

    『ハイエク全集』第Ⅱ期第1巻『致命的な思い上がり』     235 - 242  2008年01月

  • 多田顕著『武士道の倫理 山鹿素行の場合』

    古賀勝次郎

    経済社会学年報   ( 29 ) 298 - 299  2007年09月

  • 安井息軒と中村敬宇

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合   8 ( 1 ) 1 - 20  2007年07月

  • 『自由の条件 Ⅰ自由の価値』 新版解説

    古賀勝次郎

    春秋社     243 - 250  2007年07月

  • 安井息軒をめぐる人々

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   7 ( 3 ) 1 - 19  2007年04月

  • ヒュームのプロバビリティ論

    古賀勝次郎

    イギリス哲学研究   ( 30 ) 174 - 176  2007年04月

  • 安井息軒の儒学

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   6 ( 3 ) 1 - 19  2006年03月

  • 西洋の法と東洋の法ー『法の支配』研究序説(二)

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   6 ( 2 ) 20 - 36  2006年01月

  • ゆたかさの西洋・東洋

    古賀勝次郎

    人間会議     76 - 81  2005年12月

  • 東洋西洋の歴史から考える市民の社会的役割

    古賀勝次郎

    環境会議   ( 秋 ) 100 - 103  2005年09月

  • コミュニケーションの東西

    古賀勝次郎

    人間会議   ( 夏号 ) 66 - 71  2005年06月

  • 日本の基層文化と外来思想ー津田真道と長谷川如是閑の場合

    古賀勝次郎

    『共生と循環のコスモロジー』 (成文堂)     367 - 388  2005年06月

  • 西洋の法と東洋の法ー「法の支配」研究序説(一)

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   6 ( 1 ) 1 - 19  2005年06月

  • 歴史に見る西洋と東洋の労働観

    古賀勝次郎

    人間会議   ( 冬 ) 42 - 47  2004年12月

  • 良心とCONSCIENCE

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   5 ( 2 ) 1 - 16  2004年12月

  • 生命財としての地球環境

    古賀勝次郎

    環境会議   ( 秋 ) 48 - 51  2004年09月

  • 経済思想史の中の「地域」

    古賀勝次郎

    人間会議   ( 夏 ) 48 - 51  2004年06月

  • 西洋と日本の循環思想を未来にどう生かすか

    古賀勝次郎

    環境会議   ( 春 ) 88 - 91  2004年03月

  • C、Kukathas、THE LIBERAL ATCHIPELAGO

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   4 ( 3 ) 17 - 32  2004年03月

  • 経済と道徳ー企業家たちの思想

    古賀勝次郎

    人間会議   ( 冬 ) 22 - 25  2003年12月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(26)ーヒュームの共感論(8)−

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   4 ( 2 ) 19 - 36  2003年11月

  • 西洋近代思想家の自然観

    古賀勝次郎

    環境会議   ( 秋 ) 102 - 105  2003年09月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(25)−ヒューム共感論(7)ー

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   4 ( 1 ) 43 - 59  2003年07月

  • 近代民主主義の問題点

    古賀勝次郎

    人間会議   ( 夏 ) 21 - 24  2003年06月

  • D.ヒュームと現代政治哲学(2)

    ソシオサイエンス   9,pp.1-11  2003年03月

  • D・ヒュームと現代政治哲学(2)ーヒュームとハイエク(1)ー

    古賀勝次郎

    ソシオサイエンス   9 ( 9 ) 1 - 11  2003年03月

     概要を見る

    論文

    CiNii

  • D.ヒュームの経済論的人間学の研究(24)

    早稲田社会科学総合研究   3;2,pp.17-35  2002年11月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(24)ーヒュームの共感論(6)ー

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   3 ( 2 ) 17 - 35  2002年11月

  • D.ヒュームの経済論的人間学の研究(23)

    早稲田社会科学総合研究   3;1,pp.47-64  2002年07月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(23)−ヒュームの共感論(5)−

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   3 ( 1 ) 47 - 64  2002年07月

  • D・ヒュームと現代政治哲学(1)−ヒュームとロールズ

    ソシオサイエンス   8 pp53-68  2002年03月

  • D・ヒュームと現代政治哲学(1)ーヒュームとロールズ

    古賀勝次郎

    ソシオサイエンス   ( 8 ) 53 - 72  2002年03月

  • D.・ヒュームの経験論的人間学の研究(22)−ヒュームの共感論(4)

    早稲田社会科学総合研究   2:1 pp57-72  2001年08月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(22)ーヒュームの共感論(4)ー

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   2 ( 1 ) 57 - 72  2001年08月

  • 明六社の思想家達(下)—比較社会科学研究(7)—

    ソシオサイエンス   Vol. 7  2001年03月

  • 津田真道—国学と洋学

    早稲田社会科学総合研究   第1巻第2号  2001年01月

  • D.ヒュームの経験論的人間学の研究(21)—ヒュームの共感論(3)—

    早稲田社会科学総合研究   第1巻第1号  2000年07月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(21)ーヒュームの共感論(3)ー

    古賀勝次郎

    早稲田社会科学総合研究   1 ( 1 ) 1 - 20  2000年07月

  • D.ヒュームの経験論的人間学の研究(二十)

    早稲田社会科学研究   60号(57-88)  2000年03月

  • 明六社の思想家達(一)

    ソシオサイエンス   6号(41-58)  2000年03月

  • D.ヒュームの経験論的人間学の研究(十九)

    早稲田社会科学研究   59号(37-67)  1999年10月

  • ヒューム社会科学の基礎

    行人社    1999年07月

  • 長谷川如是閑と東洋・日本思想

    国民同胞   449  1999年03月

  • 長谷川如是閑と石橋湛山—比較社会科学研究(5)

    ソシオサイエンス/大学院社会科学研究科   5;p.1-20  1999年03月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(18)—ヒューム社会科学の基礎(6)

    早稲田社会科学研究/社会科学部   58;p.3-39  1999年03月

  • 政治は公的利益を装う

    エコノミスト/毎日新聞社   3377  1999年01月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(17)—ヒューム社会科学の基礎(5)

    早稲田社会科学研究/社会科学部   57;p.1-34  1998年10月

  • F・ハイエク他6項目

    哲学・思想辞典/岩波書店    1998年03月

  • I・バーリンの保守的自由主義

    国民同胞   ;第437号  1998年03月

  • 高田保馬と山本勝市—比較社会科学研究(4)—

    ソシオサイエンス/早大大学院社会科学研究科   ;第4号(1-19ページ)  1998年03月

  • D.ヒュームの経験論的人間学の研究(16)—ヒューム社会科学の基礎(4)—

    早稲田社会科学研究/早大社会科学部   ;第56号(1-28ページ)  1998年03月

  • D.ヒュームの経験論的人間学の研究(15)—「中間考察」ヴィーコとヒューム—

    早稲田社会科学研究/早大社会科学部   ;第55号(1-36ページ)  1997年10月

  • 中国の社会主義市場経済の矛盾

    月曜評論   ;第1313号  1997年04月

  • 鵜澤総明と穂積重遠

    ソシオサイエンス/大学院社会科学研究科   3  1997年03月

  • D.ヒュームの経験論的人間学の研究(十四)−ヒューム社会科学の基礎(四)

    早稲田社会科学研究/社会科学部   54  1997年03月

  • 複雑系の科学とアジアの将来

    経済往来/経済往来社    1997年01月

  • 「アジアの世紀」になるための条件

    光の泉    1996年11月

  • 日本の政治の将来を占う

    時事評論    1996年11月

  • D.ヒュームの経験論的人間学の研究(十三)−ヒューム社会科学の基礎(二)

    早稲田社会科学研究/社会科学部   53  1996年10月

  • ハイエク,フリードマン

    エコノミストを知る事典/日本実業出版社    1996年09月

  • 二つの歴史観

    月曜評論    1996年09月

  • 藤村の「夜明け前」を読む

    国民同胞/国民文化研究会    1996年06月

  • 日本のA・スミス田口卯吉と東洋思想

    ソシオサイエンス/早大社会科学研究科   2  1996年03月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(十二)−ヒューム社会科学の基礎(一)

    早稲田社会科学研究/社会科学部   52  1996年03月

  • 「アジアの世紀」となるための条件

    経済往來/経済往來社    1996年01月

  • 穂積重遠と儒教精神

    国民同胞   410  1995年12月

  • 社会科学と東洋の伝統思想

    光の泉/日本教文社    1995年10月

  • 現代若者気質考

    時事評論   500  1995年10月

  • D・ヒュームの経験論的人間学の研究(十一)−情念について(三)

    早稲田社会科学研究/社会科学部   51  1995年10月

  • ハイエク,フリードマン

    ブリタニカ国際大百科事典/ブリタニカ    1995年07月

  • 主体性を欠いた社会科学の末路

    月曜評論   1244  1995年05月

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書籍等出版物

  • 鑑の近代ー「法の支配」をめぐる日本と中国

    古賀勝次郎

    春秋社  2014年01月 ISBN: 9784393341209

  • 翻訳 F・ハイエク『経済学論集』

    古賀勝次郎他

    春秋社  2009年04月 ISBN: 9784393621967

  • 安井息軒における道徳と法・・儒家思想と法家思想の架橋

    古賀勝次郎

    『比較文化の可能性』(成文堂)  2007年01月

  • 箕作家の人々と津田真道

    古賀勝次郎

    日本地域文化ライブラリー2 『吉備の歴史と文化』(行人社)  2006年12月

  • 安井息軒の学問観

    古賀勝次郎

    日本地域文化ライブラリー1 日向の歴史と文化  2005年12月

  • 『日向文庫』の今日的意義

    古賀勝次郎

    日本地域文化ライブラリー1 日向の歴史と文化  2005年12月

  • 近代日本の社会科学者たち

    古賀勝次郎

    行人社  2001年06月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 西ドイツの社会的市場経済における構造政策

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(一般研究(C))

    研究期間:

    1989年
    -
    1990年
     

    大西 健夫, 井上 孝, 古賀 勝次郎

     概要を見る

    西ドイツの経済体制は社会的市場経済と呼ばれ,政府による経済への介入は,市場機構が有効に機能するフレ-ムワ-クをマクロ経済的に設ることに限定されている。(オルド-学派)
    70年代の国際通貨危機,原油をはじめとする資源価格の上昇,利子率の高騰は世界不況を惹き起し,西ドイツも例外ではなかった。70年代の社民党政権は,経済をマクロ的にエレトロ-ルするため市場への介入を進めるが失敗に終る。構造危機が明白となった。
    80年代初頭政権に復帰したキ民主同盟政府は,社会的市場経済の革新をモット-に,市場の活性化と民間投資促進を目指す政策を打ち出す。この政策は成功し,80年代中葉にはドイツ経済は回復する。
    政策転換に伴い,経済成長と構造転換を目指す政府の経済政策のあり方が議論されるようになる。それ故,本研究は,政策論争を概観し,構造変化の分析を目的とする。研究成果は次の3点に集約できる。
    1.キ民主同盟のマクロ政策によって,ドイツ経済は回復した。
    2.西ドイツは連邦主義国家体制をとっており,地域政策の形で行う州政府のミクロ的経済政策が構造転換に寄与した。
    3.マクロ的,ミクロ的経済政築の理論的整合性の問題は解決されずに残った。 これは,社会的市場経済の現念が本来的には市場経済体制のマクロ的フレ-ムワ-クを対象としたものであったからである。

 

特定課題制度(学内資金)

  • 比較社会科学研究―明治以降の西洋社会科学受容に見られる特徴

    1998年  

     概要を見る

     4年前から「比較社会科学研究」というテーマで、明治以後の日本の社会科学者達が、西洋近代の社会科学をどのような態度で受容してきたかを研究しているが、これまで、①穂積陳重と法律進化論、②小野(清一郎)刑法学と仏教、③日本のA.スミス田口卯吉、④穂積重遠と鵜沢聡明、⑤高田保馬と山本勝市、という順序で研究してきた(①は、『早稲田社会科学研究』に、②~⑤は『ソシオサイエンス』にそれぞれ既に発表している。)今回、特定課題個人研究助成費を受けたのは、⑥長谷川如是閑と石橋湛山、⑦津田真道と西村茂樹、⑧福沢諭吉と渋沢栄一を研究するためであったが、今年度は⑥の「長谷川如是閑と石橋湛山」しか書けなかった(『ソシオサイエンス』第5号に収録)。今年度書いた⑥では、石橋湛山については、従来の湛山研究を超えるものは出来なかったけれども、長谷川如是閑の方は、如是閑思想の根底にある老子や本居宣長の思想と如是閑のデモクラシーが立つ「イギリス学」との関係がうまく実証でき、それなりの成果があったと思う。今後は、⑦、⑧の論文を1年以内に書き上げ、それぞれの論文に多少修正を施し、2年以内に、一冊の本にして出版したいと考えている。