2024/10/06 更新

写真a

カツカタ ケイコ
勝方 恵子
所属
国際学術院
職名
名誉教授
学位
博士(学術) ( 早稲田大学(日本) )
修士 ( 早稲田大学(日本) )

経歴

  • 2004年
    -
     

    早稲田大学 国際教養学部 教授

  • 1998年
    -
     

    2003早稲田大学 法学部 教授

  • 1992年
    -
    1998年

    早稲田大学 法学部 助教授

  • 1991年
    -
    1992年

    早稲田大学 法学部 専任講師

  • 1985年
    -
    1991年

    早稲田大学 法学部 非常勤講師

  • 1985年
    -
    1991年

    日本大学 芸術学部 専任講師

  • 1983年
    -
    1991年

    早稲田大学 文学部 非常勤講師

  • 1982年
    -
    1985年

    日本大学 芸術学部 非常勤講師

▼全件表示

学歴

  •  
    -
    1983年

    早稲田大学   文学研究科   英文学  

所属学協会

  •  
     
     

    日本女性学会

  •  
     
     

    沖縄文化協会

  •  
     
     

    沖縄国際学会

研究キーワード

  • 現代アメリカ文学、ジェンダー/エスニシティ・スタディーズ、沖縄学

受賞

  • 沖縄文化協会賞(仲原善忠賞)

    2002年11月  

 

論文

  • 文芸時評2010シリーズ第七回「通過儀礼の物語」

    勝方=稲福 恵子

    琉球新報 文化面 二〇一〇年一〇月二五日付    2010年10月

  • 沖縄本ナビゲーション「女性史」

    勝方=稲福 恵子

    沖縄タイムス 文化面 2010年9月13日付    2010年09月

  • 文芸時評2010シリーズ第六回「花ぬ幻や いちまでぃん美さ」

    勝方=稲福 恵子

    琉球新報 文化面 2010年7月26日付    2010年07月

  • 文芸時評2010シリーズ第五回「植民地状況を語り直す『物語』」

    勝方=稲福 恵子

    琉球新報 文化面 2010年4月26日付    2010年04月

  • 文芸時評2009シリーズ第二回「魂込めとしての物語り」2000字

    琉球新報 文化面 2009年7月27日付    2009年07月

  • 文芸時評2009シリーズ 第一回「方法としての沖縄語」2000字

    琉球新報 文化面 2009年4月27日付    2009年04月

  • 文芸時評2010シリーズ第8回「逆理生きる沖縄文学」

    勝方=稲福 恵子

    琉球新報 文化面 2011年1月31日付    2009年04月

  • 「沖縄とジェンダー」

    勝方=稲福 恵子

    沖縄国際大学 「沖縄法政研究 第11号」   1 ( 11 ) 197 - 220  2008年12月

  • 沖縄女性学事始シリーズ4 「『執心鐘入』と『道成寺』——結末の違いの意味するもの」2000字

    琉球新報 文化面 2007年5月1日付    2008年05月

  • 植物標本によって発見された近代沖縄の新聞シリーズ「女性の分断 母性への疎外とセクシュアリティからの疎外」2000字

    琉球新報 文化面 2007年12月3日付    2007年12月

  • 沖縄女性学事始シリーズ5 「学問の植民地主義/大義のために抹殺される『沈黙の声』」2000字

    琉球新報 文化面 2007年5月17日付    2007年05月

  • 沖縄女性学事始シリーズ6 「『沈黙』は『幻の声』『幻の物語』——『未生の生を』ことばに」2000字

    琉球新報 文化面 2007年5月24日付    2007年05月

  • 沖縄女性学の可能性

    法政大学 沖縄文化研究所 公開講座 4月21日14時〜16時    2007年04月

  • 沖縄女性学事始シリーズ1 「越境する沖縄女性」2000字

    琉球新報 文化面 2007年4月10日付    2007年04月

  • 沖縄女性学事始シリーズ2 「うない信仰と女性の地位——近代法への対抗勢力として」2000字

    琉球新報 文化面 2007年4月17日付    2007年04月

  • 沖縄女性学事始シリーズ3 「幻の作家・久志芙沙子を知っていますか」2000字

    琉球新報 文化面 2007年4月24日    2007年04月

  • 沖縄女性学とは?—「うない(姉妹)の島」で語り始めた女性たち

    沖縄県男女参画センター「てぃるる」女性学公開講座3月17日14時〜17時    2007年03月

  • 日曜評論(6)初めて沖縄学講座を設置する

    琉球新報 2006年12月10日付 総合面    2006年12月

  • 日曜評論(5)1985年、『うない神』の再発見

    琉球新報 2006年11月12日付 総合面    2006年11月

  • 「日曜評論(4)沖縄研究の新しい風・ヴェネツィア国際シンポジウム

    琉球新報 2006年10月15日付 総合面    2006年10月

  • 日曜評論(3)あけずば織り——女性文化の継承

    琉球新報 2006年9月17日付 総合面    2006年09月

  • 沖縄女性における近代の受容(Acceptance of "Modernity" of Okinawa Women: the Case of KUSHI Fusako's "Assimilation"

    第五回沖縄研究国際シンポジウム ヴェネツィア大会 9月15日第7パネル 於:イタリアヴェネツィア市カ・フォスカリ大学    2006年09月

  • 日曜評論(2)母の物語が聞きたかった

    琉球新報 2006年8月20日 総合面    2006年08月

  • 日曜評論(1)沖縄ナショナリズムを越えて

    琉球新報 2006年7月23日 総合面    2006年07月

  • 沖縄研究の今後の課題と展望:早稲田大学「琉球・沖縄研究所」開設を記念して

    沖縄タイムス社主宰「政経懇話会21」2006年5月30日12時〜14時 於:沖縄県ロワジール・ホテル    2006年05月

  • Another Modernism for the Women in East Asia:"Taiwan Era" of KUSHI, Fusako

    台湾 淡江大学国際シンポジウム    2005年10月

  • 戦後をたどる:写真で見る沖縄の60年 連載第20回 「在京の沖縄学生組織」

    琉球新報   2005年5月27日文化面  2005年05月

  • 久志芙沙子年譜

    沖縄学

    沖縄学研究所   1 ( 8 ) 53 - 67  2005年03月

  • 講演「幻の女性作家・久志芙沙子を読む——新発見の作品と資料をまじえて」

    沖縄県那覇市男女共同参画室主催セミナー3月16日 19:00 那覇市銘苅新庁舎    2005年03月

  • 公開講座「久志芙沙子の台湾時代」

    沖縄学研究所 平成16年度公開セミナー12月3日18:00 沖縄学研究所(新宿)    2004年12月

  • 幻の女性作家・久志芙沙子論

    平成16年度沖縄学研究所研究発表会(8月7日)    2004年08月

  • 「短歌発見——久志芙沙子の文学世界」

    琉球新報文化欄4月6日 琉球新報社    2004年04月

  • 講演「ジェンダーとエスニシティの複眼」(ジェンダー・スタディーズ入門講座)

    那覇市総務部男女共同参画室主催 3月19日    2004年03月

  • 公開講座「久志芙沙子の文学」 第8回沖縄学セミナー

    沖縄学研究所 2月10日    2004年02月

  • 沖縄女性学の可能性——『未生の生』の言語化のために

    沖縄文化

    沖縄文化協会   第38 ( 2 ) 61 - 73  2003年11月

  • 公開講座「神女組織と尾類」 第7回沖縄学セミナー

    沖縄学研究所 2月17日、2月20日    2003年02月

  • 講演「真の男女平等とは——女性差別撤廃条約から男女共同参画社会基本法まで」

    (那覇市総務部男女共同参画室主催「ジェンダー・スタディーズ入門講座」12月20日    2002年12月

  • 沖縄文化協会賞(仲原善忠賞)平成14年度

    沖縄文化協会 (授賞式11月23日)    2002年11月

  • 講演「法女性学の最前線から」

    沖縄県女性総合センター「てぃるる」主催「女性学総合講座」9月17日    2002年09月

  • 「Legal issues relating to Age and Gender in Modern Japan—The Forth Wave of the “Housewife Debate” since the 1990s and Issues of Legal Revisions」

    「日独国際シンポジウム 自己責任と社会連帯」パネリスト 9月11日    2002年09月

  • 「女性学からジェンダー学、そして比較ジェンダー学へ」

    人文論集/早稲田大学法学会    2002年02月

  • 「うない」ヒストリーpart III——「『御新下り』延期事件」

    琉球新報文化欄2月9日 琉球新報社    2002年02月

  • 「『執心鐘入』と神女組織」 第6回沖縄学セミナー 2月6日、2月13日

    沖縄学研究所    2002年02月

  • 講演「ジェンダーとエスニシティ『執心鐘入』論」

    那覇市総務部男女共同参画室    2001年09月

  • 「組踊『執心鐘入』論——「御新下り」延期事件を背景にした「女人禁制」そして「女形」

    第4回沖縄研究国際シンポジウム「文学」分科会    2001年09月

  • 講演「沖縄女性をめぐる物語」

    那覇市総務部男女共同参画室    2000年10月

  • 「大学におけるセクシュアル・ハラスメント」

    2000年度 関東内外学生センター報告書    2000年09月

  • 沖縄女性をめぐる物語

    平成12年度沖縄学研究所研究発表会    2000年

  • 「うない」ヒストリーpart II ——在京あけぼの会」

    琉球新報文化欄 琉球新報社    1999年11月

  • 「女子や生まれや一国、育ちや七国」とクレオール性——伊波普猷『沖縄女性史』におけるジェンダー・ディスコース」

    沖縄学研究所紀要『沖縄学』   1 ( 3 ) 48 - 53  1999年07月

  • 「新しい教養」としての「ジェンダー・スタディーズ」

    早稲田フォーラム ISSN 0287-2323   /78,60-68  1999年05月

  • 沖縄女性学 事始め(口頭発表)

    沖縄学研究所    1999年

  • 『うない』ヒストリー Part (]G0002[):「在京あけぼの会」

    琉球新報 文化欄   /11月13日  1999年

  • おきなわ女性学事始

    沖縄学研究所   1998/6/3  1998年06月

  • リトル・マガジンとモダニズム文学(Ⅲ)—ジェシー・フォセットとハーレム・ルネサンス

    人文論集/早稲田大学法学会   36  1998年02月

  • リトル・マガジンとアメリカ・モダニズム文学運動—女性編集者たちのジェンダーとエス二シティの視点

    日本アメリカ文学会   第36回大会  1997年10月

  • 差異に生きる姉妹たち—アメリカ女性史における人種・階級・ジェンダー

    世織書房   pp207-302  1997年06月

  • 『差異に生きる姉妹たち——アメリカ女性史における人種・階級・ジェンダー』担当「第5章 袋小路か、それとも金脈をあてることになるのか?」pp.207-242、「第6章 変わり女たち」pp.243-302

    世織書房    1997年06月

  • Japanese Women and the Family

    Educational Outreach:Professional Development Workshop for Educators/Japan Society    1997年01月

  • Ripples of Change; Revisiting the Japanese Women's Movement

    The Women's Studies Certificate Program /The Graduate Center for the Study of Women and Society City University of New York    1996年12月

  • アメリカ リレー・エッセイ

    読売新聞 国際版(アメリカ合衆国)   1996/5/28〜1996/11  1996年05月

  • トニ・モリスン著『ジャズ』大社淑子訳

    人文論集/早稲田大学法学会   34  1996年02月

  • 女性学への招待

    早稲田学報/早稲田大学交友会   11月号  1995年11月

  • ロベール・ブリアット著『ポール・ボールズ伝』谷昌親訳

    人文論集/早稲田大学法学会   33  1995年02月

  • コラム『唐獅子』

    沖縄タイムス(沖縄県)   1995/1/17〜1995/6/20  1995年01月

  • 文芸時評2009シリーズ第三回「「記憶」の回復:一人称の語りを取り戻すこと」2000字

    勝方=稲福 恵子

    琉球新報 文化面 2009年10月26日付  

  • 文芸時評2010シリーズ第四回「民族の詩学(エスノポエティクス)」2000字

    勝方=稲福 恵子

    琉球新報 文化面 2010年1月25日  

  • 「近代沖縄と久志芙沙子」4000字

    勝方=稲福 恵子

    沖縄タイムス 文化面 2009年8月4日  

▼全件表示

書籍等出版物

  • アジア学のすすめ 第2巻 社会・文化編

    村井吉敬

    弘文堂出版  2010年05月

  • 沖縄学入門

    勝方=稲福, 恵子 共編著

    昭和堂出版  2010年04月

  • 島嶼沖縄の内発的発展—経済・社会・文化

    西川潤 他編著

    藤原書店  2010年04月

  • 「ジェンダーとエスニシティによる『英語』の変容」 (世界のことばと文化シリーズ『英語世界のことばと文化』)

    矢野安剛, 池田雅之

    成文堂 (2008年4月25日発行)  2008年04月 ISBN: 9784792370831

  • 「女ぬ腹や黒縄ん朽たしゅん——在京沖縄女性の活動」『沖縄県人会50周年記念誌』収蔵

    東京沖縄県人会, 周年記念誌編集委員会

    2008年02月

  • おきなわ女性学事始

    勝方=稲福 恵子

    新宿書房 (2006年12月30日発行)  2006年12月 ISBN: 4880083607

  • 「法学教育にジェンダーを——法の性支配構造と変革へのカリキュラム」(『家族・ジェンダーと法』)

    勝方=稲福, 恵子

    成文堂 (2003年2月25日発行)  2003年02月 ISBN: 4792391148

  • 「アメリカ・インディアン文学のジェンダー/エスニシティ——もうひとつの主体形成物語」(『ジェンダーとアメリカ文学——人種と歴史の表象』)

    勝方=稲福, 恵子

    頸草書房 (2002年11月20日発行)  2002年11月 ISBN: 4326851821

  • 担当執筆「組踊『執心鐘入』論」 『世界に拓く沖縄研究』pp.411-416収蔵

    第4回「沖縄研究国際シンポジウム」実行委員会編 国際交流基金助成  2002年03月

  • 「本土での援助活動」 『なは・女のあしあと——那覇女性史(戦後編)』収蔵

    那覇市総務部女性室編 琉球新報社 ISBN4-89742-039-3 C0023  2001年03月

  • 『現代英米作家100人』

    大平章 他

    人文論集/早稲田大学法学会  1998年02月

  • 差異に生きる姉妹たち-アメリカ女性史における人種・階級・ジェンダー(共訳)

    勝方恵子, 和泉邦子, 佐々木孝弘, 松本悠子

    世織書房 (1997年6月20日発行)  1997年 ISBN: 4906388558

  • アメリカ女性作家小事典(共編著)

    勝方 恵子, 前田絢子, 編著

    雄松堂出版 (1993年8月20日発行)  1993年08月 ISBN: 4841901310

  • 「ヴェラ・ブリテン——新時代のフェミニスト」、「現代のフェミニストたち」(『フェミニスト群像』 pp.201-266)

    勝方恵子, 原恵理子, 遠藤晶子, 杉浦悦子, 遠藤芳江

    勁草書房 (1987年6月30日発行)  1987年06月 ISBN: 4326650737

  • 「負の女性像-トニ・モリスン論」(『アメリカ文学の女性像』(共著))

    勝方 恵子

    勁草書房  1985年

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • ジェンダー教育および研究に多文化主義を導入することについて

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2003年
    -
    2004年
     

    小林 富久子, 勝方 恵子, 中垣 恒太郎

     概要を見る

    平成15年度、研究代表者の小林は8月にカリフォルニア大学バークレー校とミシガン大学に出張、両校で多文化主義導入のためいかなる施策が行われているかを調査。とりわけミシガン大では人種・ジェンダーにおける学生間での多様性を確保すべく取り入れられてきた方策の一つとしての入学試験におけるアファーマティヴ・アクションを違憲と訴える裁判が行われたことで、マスコミなどから大きな注目を集めており、この点に焦点を絞って資料を収集することにした。一方、研究分担者の勝方は沖縄に出向き、県のジェンダー行政の特徴などについて調査するとともに、複数の沖縄在住の女性とのインタヴューを実施した。
    平成16年度には、研究・調査と並んでデータ整理その他の作業に従事する者として今1人、常磐大学で教える中垣を加えることとした。さらに非公式な研究協力者として、現慶応大学出版会勤務の編集者中村純、早稲田大学教育研究科博士課程在籍者で小林ゼミに属する杉本香織、出野由紀子、田村亮、3者の協力も得、引き続き研究調査および資料整理にあたった。(なお、各々が報告書の共同執筆者として名を連ねている。)海外出張に関しては、小林が12月、再びミシガン大に出張。アファーマティヴ・アクション裁判のその後、および、同大学でのジェンダー関連の施策についての資料収集を行った。勝方も、しばしば沖縄に出張、引き続き沖縄でのジェンダーおよび多文化主義的政策についてのインタヴューを行った。
    最終的な成果報告書の内容は2部構成とし、第1部ではアメリカの状況に焦点をあて、アファーマティヴ・アクションの歴史、ミシガン大学における裁判の経緯およびジェンダーに関わる施策を扱っている。第2部は、日本での多文化主義教育の前段階として、在日、沖縄出身女性各1名とのインタヴューを収録した。
    本報告は殆ど研究がなされていないテーマを扱ったものとして未だ不十分であるが、今後このテーマをさらに深めたいと本研究に関わった者すべてが念じている次第である。