2024/10/08 更新

写真a

オオモリ イクオ
大森 郁夫
所属
商学学術院
職名
名誉教授
学位
商学修士 ( 早稲田大学 )
博士(商学) ( 早稲田大学 )

学歴

  •  
    -
    1977年

    早稲田大学   商学研究科   商学  

所属学協会

  •  
     
     

    社会思想史学会

  •  
     
     

    日本イギリス哲学会

  •  
     
     

    経済学史学会

  •  
     
     

    経済学史学会

研究分野

  • 経済史

研究キーワード

  • 経済学史

 

論文

  • 18世紀経済学の二つのテキスト

    大森郁夫

    服部正治・竹本洋編『回想 小林昇』 日本経済評論社     3 - 17  2011年12月

  • 重商主義

    イギリス哲学会編『イギリス哲学・思想事典』研究社    2007年12月

  • 研究の出発点であると同時に目標:平瀬巳之吉の経済学史

    『人生は出会いである−平瀬巳之吉先生追悼文集』、私家版     66 - 68  2004年12月

  • 私の忘れ得ぬ1冊 小林昇著『重商主義の経済理論』

    ミネルヴァ通信     21 - 22  2004年05月

  • 『重商主義再考』に対する3つのコメントへのリジョインダー

    大森 郁夫

    『経済学史学会年報』   ( 44 ) 118 - 120  2003年11月

    CiNii

  • 自由社会の擁護−J.ステュアート「巧妙な手」の基本性格−

    経済学史学会第66回全国大会共通論題「古典的経済自由主義の再考」(於 新潟大学)    2002年10月

  • The‘Scottish Triangle’in the Shaping of Political Economy: David Hume, Sir James Steuart, and Adam Smith.

    Working Paper Series, The Institute for Research in Business Administration, Waseda University   Working Paper No. 00-04  2000年11月

  • なぜ重商主義を再検討するのか?—重商主義と経済的自由主義の諸類型—

    経済学史学会第63会全国大会(熊本学園大学)    1999年11月

  • レジスレイターとスティツマンの間—経済学史から見た『アダム・スミスの倫理学』下巻

    『早稲田商学』 早稲田商学同攻会   ( 379 ) 187 - 197  1998年12月

  • 経済学成立期の諸問題—『ステュアートとスミス』への増補

    『商学研究科紀要』/大学院商学研究科   ( 47 ) 1 - 19  1998年11月

  • レジスレイターとスティツマンの間—経済学史から見た『アダム・スミスの倫理学』下巻

    日本イギリス哲学会関東部会(慶應義塾大学)    1998年07月

  • 経済学の成立—代替的な2つのケース

    大学院商学研究科    1998年06月

  • スミスの経済学—「自然的自由の体系」の意味するもの—

    『経済セミナー』 日本評論社   ( 519 ) 10 - 13  1998年03月

  • 自著『ステュアートとスミス』について

    経済学史学会関東部会(東京都立大学)    1997年05月

  • 竹本洋著 『経済学体系の創成』 名古屋大学出版会

    『経済学史学会年報』   ( 34 ) 162 - 162  1996年11月

  • 文明社会の経済思想−坂本達哉『ヒュームの文明社会』を読んで−

    『創文』 創文社   377   14 - 17  1996年06月

  • Adam Smith in Japan

    Nagoya Interenational Symposium to Commemorate the Bicentenary of the Death of Adam Smith    1990年04月

  • ローダーデール蔵書について

    経済学史学会年報   ( 27 ) 44 - 47  1989年11月

  • 田中敏弘編 『古典経済学の生成と展開』

    経済学論究(関西学院大学経済学会)   44 ( 2 ) 97 - 109  1989年10月

  • ヒュームまでの貨幣数量説

    アダム・スミスの会    1989年05月

  • <最初の貨幣的経済学>の理論構成

    経済学史学会第52回全国大会共通論題「経済学の成立-ジェイムズ・ステュアートを中心に-」(於 専修大学)    1988年11月

  • 経済学の制度化/早稲田大学:経済学の独立と活用をめざして

    経済セミナー   ( 388 ) 78 - 79  1987年04月

  • ジェイムズ・ステュアートにおける外国貿易とインフレーション

    早稲田商学   ( 321 ) 121 - 163  1987年02月

  • ジェイムズ・ステュアートの機械的数量説批判

    経済学史学会関東部会(於 日本大学経済学部)    1987年

  • 杉山忠平編 『自由貿易と保護主義』

    社会経済史学   52 ( 4 ) 136 - 139  1986年10月

  • 機械的数量説をめぐるヒュームとステュアート−初期貨幣数量説の形成と批判(2)−

    早稲田商学   ( 316 ) 77 - 125  1986年03月

  • D.ヒューム以前の機械的数量説−初期貨幣数量説の形成と批判(1)

    早稲田商学   ( 314-315 ) 327 - 376  1986年02月

  • M.Perelman, Classical Political Economy: Primitive Accumulation and the Social Division of Labor,1984.

    経済学史学会年報   ( 23 ) 57 - 57  1985年11月

  • A Methodological Approach to Sir James Steuart's Political OEconomy

    大森 郁夫

    The Waseda Business Review   ( 9 ) 181 - 203  1983年12月

    CiNii

  • Sir James Steuart and his Notion of the Spirit of a People: a Methodological Approach.

    Annual Meeting of the History of Economics Society at the University of Virginia    1983年05月

▼全件表示

書籍等出版物

  • 文明社会の貨幣−貨幣数量説が生まれるまで

    大森郁夫

    知泉書館  2012年01月 ISBN: 9784862851253

  • 『経済思想』第9巻−「日本の経済思想1」

    大森郁夫編

    日本経済評論社  2006年07月 ISBN: 4818818526

  • 『経済思想』第5巻−「経済学の古典的世界2」

    大森郁夫編

    日本経済評論社  2005年07月 ISBN: 4818817899

  • サー・ジェイムズ・ステュアート−経済学はいかなる意味で<ステイツマンのアート>なのか−

    大森郁夫

    鈴木信雄責任編集『経済思想』第4巻−「経済学の古典的世界1」、日本経済評論社  2005年05月

  • (分担執筆)岩波現代経済学事典

    岩波書店  2004年09月

  • The 'Scottish Triangle' in the Shaping of Political Economy: David Hume, Sir James Steuart, and Adam Smith

    Ikuo Omori

    The Rise of Political Economy in the Scottish Englightenment, Ruttedge  2003年05月

  • 新しい重商主義像を求めて−重商主義と経済的自由主義−

    大森郁夫

    『重商主義再考』 日本経済評論社  2002年06月

  • 重商主義再考

    竹本洋, 大森郁夫編著

    日本経済評論社  2002年06月

  • 経済思想史辞典

    経済学史学会編

    丸善  2000年06月

  • 経済的自由主義の擁護−J.ステュアート「巧妙な手」の基本性格-

    大森郁夫

    峰島旭雄編 『東西における知の探求』 北樹出版  1998年01月

  • ステュアートとスミス−「巧妙な手」と「見えざる手」の経済理論−

    大森 郁夫

    ミネルヴァ書房  1996年10月

  • 「貨幣の豊富」の経済理論

    大森郁夫

    平井俊顕・野口旭編 『経済学における正統と異端』 昭和堂  1995年04月

  • Adam Smith in Japan (co-author)

    Sugiyama,C, Takemoto,H, I. Omori

    Adam Smith : International Perspectives, Macmillan  1993年01月

  • 資本主義化の過程と経済学

    大森郁夫

    ミネルヴァ書房  1989年07月

  • 市場と貨幣の経済思想

    大森郁夫編著

    昭和堂  1989年04月

  • 貨幣と流通の経済学体系−ジェイムズ・ステュアートの場合−

    『市場と貨幣の経済思想』 ミネルヴァ書房  1989年04月

  • For Diffusing Economic Knowledge : Tokyo Senmon Gakko (Waseda)

    Ikuo Omori

    C. Sugiyama & H. Mizuta eds. Enlightenment and Beyond, (The University of Tokyo Press)  1988年03月

  • Chronological Table, 1853-1912

    Ikuo Omori

    C. Sugiyama & H. Mizuta eds. Enlightenment and Beyond, (The University of Tokyo Press)  1988年03月

  • アダム・スミスの産業構造論と歴史批判序説

    大森郁夫

    小林昇編『資本主義世界の経済政策思想』 昭和堂  1988年03月

  • ステュアートとスミスー経済学の形成と原始的蓄積認識-

    大森郁夫

    峰島旭雄編『比較思想の世界』北樹出版  1987年03月

  • サー・ジェイムズ・ステュアートにおける均衡概念の発見−価格論をめぐって−

    大森郁夫

    早坂忠編『古典派経済学』Ⅲ 雄松堂  1986年02月

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 明治期の日本における経済学の制度化-国際比較の一環として-

    科学研究費助成事業(甲南大学)  科学研究費助成事業(総合研究(A))

    研究期間:

    1985年
    -
    1986年
     

    杉原 四郎, 水田 洋, 西沢 保, 大森 郁夫, 玉置 紀夫, 杉山 忠平

     概要を見る

    本研究は、イギリスのケンブリッジ大学に研究センターをおいた「経済学の制度化、および経済学のヨーロッパ大陸,北アメリカ,日本の大学への導入」に関する国際プロジェクトの一環であった。このプロジェクトは、今世紀初頭までを対象とする歴史研究であり、我々の分担は明治期の日本における経済学の制度化であった。研究機間中、分担者の何人かはパリ、イタリアでの国際会議に参加して、論文を発表し各国の代表と意見交換をした。このような経験をふまえ、また国内での研究会を重ねて、我々は明治期の日本における経済学の制度化の実熊と特徴を国際的視野の中で明らかにすることに努めた。そして日本への経済学の導入、先駆的日本人エコノミスト、高等教育機関における初期の経済学教育、および初期の官庁エコノミスト等について英語論文が執筆され、それらは来年度中に東京大学出版局からEnlightenment and Beyond(仮題)として出版される予定である。各論文のタイトルは次の通りである。I. H.Mizuta,Historical Introduction. 【II】. C.Sugiyama,Enlightenment and Economy:Some Pioneers 1.The Case of Fukuzawa 2.The Case of Nishi and Tsuda. 【III】 N.Tamaki,The American Professors'Regine;Keio Gijuku. H.Mizuta,His Majesty's University:The Imperial University. Do.,For Domestic Colonization:Sapporo Agricultural College. C.Sugiyama,Pioneer Economic Department:Sensku School. S.Sugihara,In Schools of Caw:Hosei,Meiji,and Chuo.C.Sugiyama and T.Nishizawa,Captain of Industry':Tokyo Commercial School. I.Omori,For Diffusing Economic Knowledge;Tokyo Senmon School(Waseda). S.Sugihara and T.Nishizawa,In the'Commercial Metropolis'Osaka:Schools of Commerce and Law. 【IV】. S.Sugihara,Economists in Government:'Bismark of Japan'and his Background. N.Tamaki,The Fall of Bimetallismin Japan.S.Sugihara,Economists in journalism:Liberalism,Nationalism and Their Variants.

  • アダム・スミス死後200年記念国際シンポジウム

    科学研究費助成事業(東京経済大学)  科学研究費助成事業(総合研究(B))

  • 重商主義の再検討

 

特定課題制度(学内資金)

  • 重商主義の現代的評価

    1999年  

     概要を見る

     特定課題申請時に提出した研究計画書にそって「重商主義」Mercantilismにかんする旧い観念を批判的に再検討しながら、新しい重商主義像を構築するための個別・共同の両研究を全期間をつうじて行った。1999年11月に予定されていた経済学史学会全国大会におけるフォーラム「重商主義の再検討」のコーディネーターとして、フォーラムを成功に導くために新たに重商主義研究会を発足させ、前年度の1998年7月(関西学院大学)および12月(早稲田大学)の研究会に引き続き、1999年6月に京都(京大会館)で第3回研究会を開催した。そこにおいて、「なぜ重商主義を再検討するのか?」というテーマで研究報告を行ない、自らの研究成果の中間報告をすると同時に、研究会メンバーにフォーラムの目的を明示して問題意識の共有化に努めた。さらに、同年11月の大会フォーラムでは司会を務めるとともに、新しい重商主義像の諸類型と経済的自由主義との関連をめぐる開題報告を担当した。その時の報告内容は新たな内容を加えて計画が進行中の論文集に発表する予定である。 1999年度は同時に特別研究期間に当たっていたため、4月、7-9月、12月および2-3月にわたって4回おもにアメリカ合衆国、マサチューセッツ州ボストン地域に出張し、ハーバード大学(クレス文庫)、ボストン大学(ミューガー図書館)、ノースイースタン大学中央図書館等で重商主義にかんする古典と最新の研究文献の読解と収集に努め、関連の研究者と意見交換をした。3月にはニュー・ジャージー州のプリンストン大学図書館でも同様の調査と資料収集を行なった。そこで収集した文献ならびに資料コピーはアルバイトの院生の協力によって順次PCにテーマ別に整理・入力し利用してきた。なお、大会フォーラム終了以降も重商主義研究会を継続発展させ、成果の刊行に向けて共同研究を進める計画である。