稲葉 敏夫 (イナバ トシオ)

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所属

教育・総合科学学術院

職名

名誉教授

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本地域学会

  •  
     
     

    進化経済学会

  •  
     
     

    日本統計学会

  •  
     
     

    日本経済学会

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 経済統計

論文 【 表示 / 非表示

  • 年齢・世代効果を補正した需要弾力性の計測

    森宏, 石橋喜美子, 田中正光, 稲葉敏夫

    社会科学年報 専修大学   39   39 - 59  2005年03月

  • 高齢化の進展の下で米・鮮魚の消費はどうなるかーコウホート分析

    森宏, 田中正光, 稲葉敏夫

    社会科学年報 専修大学   38   41 - 62  2004年03月

  • 清酒およびビールの家計消費の将来予測−コウホート分析

    田中正光, 森宏, 稲葉敏夫, 石橋喜美子

    季刊 家計経済研究   61   50 - 61  2004年01月

  • Re-estimating per Capita Individual Consumption by Age from Household Data

    M.Tanaka, H.Mori, T.Inaba

    Jpn. J. of Rural Econ.   6   20 - 30  2004年

  • ビール・清酒消費の年齢・世代・時代効果

    日本統計学会    2002年09月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 非線形動学の方法による経済変動の研究

    基盤研究(C)

  • 地球環境問題の経済分析:環境問題をめぐる利害・協調行動のゲーム論的接近と非線形動学理論に基づいた長期的観点からの環境問題対応政策に関する総合研究

    基盤研究(C)

  • 非線形動学理論に基づく寡占・複占理論の再構築に関する学際的研究

    基盤研究(B)

  • 高校・大学間の接続をめざす経済学教育の再構築と学生の経済リテラシーの国際比較

    基盤研究(B)

特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 非線形動学の方法による経済変動の研究

    2001年  

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     貿易と資本移動を通じて相互依存の関係にある2国経済モデル(5次元非線形差分方程式体系)の動学的性質を数値シミュレーションによって調べた。モデルはカルドア型の不均衡マクロモデルを想定した。 固定相場制および変動相場制の下で,景気循環の同期現象・非同期現象をはじめとして,多様な関連があり得ることを数値例によって示した。2国の所得調整速度が同一であれば,多くの場合景気は同じ動きを示し,同期するが,初期値を変更することによって2国の好況・不況の関係が完全に逆転し,逆相現象が現れることもあり得る。2国間の資本移動の流動性の程度を表すパラメータがノイズによって摂動されると系の挙動が大きく変わることも示された。2国間の所得調整速度の差異が大きくなればなるほど,短期的な同期現象は崩れ,逆相現象が顕著になるものの,中・長期的な波としては同期現象見られることが示された。 また、2国モデルの拡張として固定相場制の下での3国モデルについても試みた。

  • 非線形経済モデルの挙動にノイズが及ぼす影響

    2000年  

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     5次元非線形差分方程式で記述される、開放経済系2国モデルの動学的性質を調べた。次元が高いため解析的取り扱いは困難であるので、数値計算によって挙動を分析した。2国はともにカルドアタイプで記述されるものと想定し、財市場に不均衡の調整過程を導入した。2国は財・サービスの輸出入および資本の移動を通じて相互依存の関係にある。簡単化のために固定相場制の場合を扱った。2国間に貿易も資本移動も共にない場合、2国の国民所得はそれぞれの均衡点に単調に収束する。しかし貿易および資本移動を通じて関連しあう場合、多様な挙動が作り出されることが示された。2国が同一の経済構造を有するときは2国の景気循環は完全に同期し、しかも周期的な動きをする。ところが一方の国の所得調整速度を若干高めると2国は全く逆の景気の動きをする、つまり一方の国が好景気のとき他国は不景気の状態にある。所得調整速度をさらに高めると再び2国の景気の動きは同期する。所得調整速度を増加させるに従い、2国の景気の動きにはタイムラグが現れ、景気循環の周期も大きくなる。やがて周期的な動きが崩れカオス的な振る舞いが現れる。 ノイズが2国の景気循環に及ぼす影響を調べるために、2国間の資本移動の容易さを示すパラメータに摂動(確率的ノイズ)を付加した。ノイズがなければ同期を示していた2国の景気状態は逆転し、一方が好景気のとき他方は不景気となる。また高い周期でタイムラグを伴いながら変動していた2国の景気は僅かなノイズによって不規則な景気循環を示すようになる。以上のように、パラメータに摂動が加わることによって2国の経済変動の関係が大幅に変化する、不安定性があることが示された。

  • 非線形景気循環モデルの挙動にノイズが及ぼす影響の研究

    1998年  

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     3次元非線形差分型の開放系カルドア型景気循環モデルを分析の対象にした。変動相場制の下で国際資本移動の流動性の程度を表すパラメータにノイズ摂動を加える、パラメトリックノイズを中心に数値計算を行い、そのことによって、ノイズがモデルの動学的挙動に与える影響を調べた。その結果,以下の知見が得られた。(1)狭い周期の窓においては、ノイズは安定な周期よりもむしろ背後に隠された,不安定なカオス的アトラクターを顕在化させることがある。背後の隠されたアトラクターの顕在化は,ノイズのサイズがかなり小さくてもかなりの頻度で起こることがわかった。このことは,ノイズは単に周期性を弱めるに過ぎないとの従来の主張が必ずしも正しくはないことを意味する。(2)所得調整速度を表すパラメータを分岐パラメータとして,パラメータ値を増加させたとき,ある値を超えると外国為替相場が激しく変動する,バースト減少が見られる。しかし,ノイズを加えることによってバースト現象が消え,為替相場の変動が沈静化することがありうるのをやはり数値例によって示した。これは恐らくは望ましい状況であろう。以上の結果から,ノイズの働きについては従来の通説を見なおす必要があることがわかった。

  • 非線形経済系の挙動に及ぼすノイズの影響の研究

    1997年  

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    対象としている経済システムが社会システムの一部であるとすれば、そのような部分系は他の部分系から不断に影響を受けている。そのような影響を経済系に対するノイズとして捉え、それが系の挙動に与える影響を分析した。一つは、2次元の非線形カルドアモデルを例として、ノイズが決定論系の挙動に如何なる影響を与えるかを分析した。位相的カオスの存在が示される、特定のパラメータ集合の下で、モデルの所得調整方程式の調整係数パラメータにノイズ摂動を与えることによって系の背後にある構造が顕在化することを数値計算で明らかにした。狭い周期の窓においては、ノイズは安定な周期よりもむしろ背後に隠されたカオス的アトラクターを顕在化させることを数値的に示した。このことは従来のノイズは単に周期性を弱めるだけとの主張を否定することになる。また、特定のパラメータ集合の下で、好況期のアトラクターと不況期のそれが共存する場合、ノイズがなければ好況期(あるいは不況期)の状態にあるとしても、ノイズによって好・不況を繰り返すようになる。さらには上記2個のアトラクターが融合している場合、好・不況を頻繁に繰り返しているとしても、適度なノイズ外乱によって好況の持続が可能となることも示した。他のモデルとして、3次元の開放形カルドア型景気循環モデルの国際資本移動の流動性の程度を表すパラメータにノイズ摂動を加えた。このモデルにおいては位相的カオスの存在は解析的には示し得ないが、リャプノフ指数などの指標からあるパラメータ領域においてはカオス的挙動があることを示した。やはりこの場合も2次元モデルで見られた性質を析出できた。

  • 経済現象における非線形性の分析

    1996年  

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     非線形景気循環モデルの複雑な性質を、2次元差分カルドアモデルを一例として調べた。特に、ノイズが決定論系の挙動に如何なる影響を与えるかを分析した。従来報告されているのは、ノイズは系の挙動を曖昧にするに過ぎないということであった。それに対して、ノイズがなければ、カオス的な乱雑な挙動を示す場合において、ノイズが加わることにより、規則性の強まることもあり得るのをシュミレーションによって示した。また、周期の窓においてノイズをかけることによって背後にあるカオス的な不安定軌道が顕在化することも示した。ノイズのタイプとしては、加法型とパラメトッリク型の両者を扱った。扱ったモデルのパラメータの範囲内では両者が及ぼす影響にそれほど差はみられなかった。

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海外研究活動 【 表示 / 非表示

  • 非線形経済動学の研究と食糧消費の分析

    2007年04月
    -
    2008年03月

    オーストリア   国際応用システム分析研究所