ISHIDO, Tsuneyo

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Affiliation

Faculty of Education and Integrated Arts and Sciences

Job title

Professor Emeritus

Degree 【 display / non-display

  • Dr.en philosophie(Université ParisⅠ)

Research Experience 【 display / non-display

  •  
     
     

    Waseda University Faculty of Education and Integrated Arts and Sciences   Professor

Professional Memberships 【 display / non-display

  •  
     
     

    Revue "Chemins de formation"(France)

  •  
     
     

    Comité scientifique

  •  
     
     

    Revue "Penser l'Education"(France)

  •  
     
     

    Université partenaires

  •  
     
     

    教育史学会

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Research Areas 【 display / non-display

  • Education

Research Interests 【 display / non-display

  • 教育哲学

  • 倫理学

  • 哲学

  • Philosophy of education

Misc 【 display / non-display

  • Dictionnaire de la culture générale, PUF, 2000

    日仏教育学会年報   7号(№29)pp.200-202  2001

  • オリヴィエ・ルブール著、佐野泰雄訳『レトリック』白水社

    日仏教育学会年報   7号(№29)pp.192-194  2001

  • 松阪浩史著『フランス高等教育制度の概要─多様な高等教育機関とその課程─』

    広島大学高等教育研究開発センター   pp.257-258  2001

  • フランス人を育てる普遍的教養観の再検討

    日仏教育学会年報   7号(№29)pp.150-158  2001

  • 「情報」の教員養成課程申請への対応と課題

    『大学時報』日本私立大学連盟   pp.76-83  2001

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Research Projects 【 display / non-display

  • 市民性の倫理・ユマニテの倫理

  • 21世紀教育課程改革のエピステモロジー

  • 理性と教育

  • 複雑性思考・複合的思考とカリキュラム改造

  • 教育的価値

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Specific Research 【 display / non-display

  • ヨーロッパ統合と教育概念の変革に対する研究

    1995   沖田 吉穂, 梅本 洋

     View Summary

    本研究は,EUの政治的・経済的統一と共に推進されている教育領域での変革とその動向の研究である。EUの教育基盤は「ヨーロッパ教育空間」1'espace educatif europeen と称されているが,この「空間」において現在共有され,今後共有されていく「市民」意識の変革を問題とした。最終目的は,EU教育プランを通して「ヨーロッパ市民」の育成がどのように立案され,実施に入っているか,その理念と哲学を研究するところにおいた。1. 一般にドイツに集中しているEU研究に対して,本研究の焦点はフランスにおかれた。その理由は,EUの教育の計画や政策のリーダーシップは,文化的にみてフランスにあるとみたからである。ある意味で,EUを可能にしたのは,共通の文化,共通の教養(culture)のためである。ひとつは,ギリシャ・ローマ文化,2つは,キリスト教,3つはルネサンス,4つは市民社会(の成立)である。これらは,加盟国の学校教育,教育一般をアクセス可能とする要因であるが,フランスは,いずれの要因においてもその本流に位置する。2. 従来,EC,EUの教育面での研究は,エラスムスプランに代表される域内留学制度の研究か職業免状・資格の域内共通化問題に重点がおかれていた。本研究は,政策・制度分析に終始することを越えて,「ヨーロッパ市民像」の概念と,そのための教育実践上の変革を明らかにした。ひとつには,「ナショナル」な市民から「グローバルなエスパス(espace)の市民」への意識転換が,どのような教育努力を生み,どのような実践を開始しているかという問題となる。この場合,伝統文化的にみたヨーロッパの統一性と,加盟各国民・各民族の多様性との葛藤,接合,あるいは融合の関係構造の分析がなされた。ふたつには,ヨーロッパの教育の歴史的発展過程からくる伝統的統一性と同時に,加盟各国,各民族の多様性との共生,調和という問題がある。したがってEU教育のキーワードは,多様性のうえの統合性となり,それが,ヨーロッパ「市民像」の特色となっている。3. 最後に課題となったのは,教育内容,教育課程の刷新である。これについては今後も持続的な研究調査を要するが,(1)初等教育からの外国語教育の推進,(2)「公民教育」「歴史」「地理」の教育にみる刷新内容の変化,(3)「人権教育」「環境教育」「生命倫理教育」といったいわゆる価値教育の調査が効果を上げた。 最後に,今後の課題として研究を深めるべきは,「21世紀のユマニテ」へ向けての教育内容の刷新と精選の行方,ならびに,「ヨーロッパ市民像」が「世界市民像」に直線的に発展するか,それともヨーロッパに限定された閉塞的な市民像に止まるのかである。教科書ならびに教育実践を調査研究することによってさらに解明したい。