2024/05/24 更新

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ヒラマツ ユキ
平松 友紀
所属
附属機関・学校 グローバルエデュケーションセンター
職名
助教
学位
修士(日本語教育学) ( 2016年09月 早稲田大学 )
博士(日本語教育学) ( 2023年02月 早稲田大学 )

経歴

  • 2023年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   グローバルエデュケーションセンター   助教

  • 2020年04月
    -
    2023年03月

    早稲田大学   グローバルエデュケーションセンター   助手

学歴

  • 2016年09月
    -
    2022年09月

    早稲田大学   大学院日本語教育研究科博士後期課程  

  • 2014年09月
    -
    2016年09月

    早稲田大学   大学院日本語教育研究科修士課程  

委員歴

  • 2023年04月
    -
    継続中

    待遇コミュニケーション学会  大会委員長

  • 2019年04月
    -
    継続中

    待遇コミュニケーション学会  研究会幹事

  • 2017年04月
    -
    継続中

    待遇コミュニケーション学会  大会委員

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    日本語学研究と資料の会  編集委員

  • 2016年10月
    -
    2017年03月

    早稲田大学日本語教育学会  大会運営委員長

所属学協会

  • 2022年
    -
    継続中

    日本高等教育学会

  • 2022年
    -
    継続中

    大学教育学会

  • 2020年
    -
    継続中

    質的心理学会

  • 2019年
    -
    継続中

    ビジネス日本語研究会

  • 2018年
    -
    継続中

    早稲田日本語学会

  • 2018年
    -
    継続中

    日本語教育学会

  • 2016年
    -
    継続中

    日本語学研究と資料の会

  • 2015年
    -
    継続中

    待遇コミュニケーション学会

  • 2014年
    -
    継続中

    早稲田大学日本語教育学会

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研究分野

  • 日本語教育   Japanese Applied Linguistics

研究キーワード

  • コミュニケーション教育

  • 日本語教育

  • ライティング教育

  • アカデミック・ライティング

 

論文

  • コミュニケーション行為としての日本語ビジネスメールに関する研究

    平松友紀

    早稲田大学日本語教育研究科博士論文    2023年02月  [査読有り]

  • コミュニケーション行為における主体の認識に関する一考察

    平松 友紀

    日本語学研究と資料   ( 45 ) 1 - 14  2022年04月

  • コミュニケーション主体の認識から捉える言語行為の連動:ビジネスメールの作成調査から

    平松 友紀

    待遇コミュニケーション研究   18 ( 0 ) 35 - 51  2021年  [査読有り]

     概要を見る

    <p>本稿は、ビジネス場面のメール作成調査を行い、その結果から、言語行為における主体の認識と、言語行為の結果としての表現との連動の様相を明らかにしたものである。具体的には、コミュニケーション主体の認識(場面認識と言語行為の前提となる「記憶」への認識)と、言語行為の結果としての表現(内容・形式)とが、どのように連動していたかが中心的な課題となる。言語行為において、どのような連動がみられたかを考察した結果からは、主体がどこに重点を置き、結果としての表現に結び付けているのかには、異同のあることが明らかとなった。本稿では、それらの考察の結果を、「人間関係」、「場」、理解行為から生じた場面認識に重点が置かれた連動、言語行為の前提となる「記憶」に重点が置かれた言語行為、言語行為の結果としての〈内容〉に重点が置かれた言語行為、言語行為の結果としての〈形式〉に重点が置かれた連動、〈ライティングレベル〉に重点が置かれた言語行為としてまとめた。言語行為における連動の様相においては、主体の中でも複数の認識が語られ、「相反」するような認識が生じていた場合もみられた。こうした主体の認識における「相反」からは、「主体の認識自体の動態性」が窺えたと言えよう。</p>

    DOI CiNii

  • ビジネス従事者のコミュニケーション観の様相:メール作成を通した意識調査から

    BJジャーナル   ( 4 ) 16 - 29  2021年01月  [査読有り]

  • 「〈言語=行為〉観」再考 : 「前提」・「背景」の提唱

    蒲谷 宏, 任 ジェヒ, 曺 旼永, 唐 暁詩, 平松 友紀, 溝井 真人, 柳 東汶

    日本語学研究と資料   ( 42 ) 1 - 17  2019年04月

    CiNii

  • 待遇コミュニケーション教育の立場から見たコミュニケーション教育のあり方

    平松 友紀, 任 ジェヒ, 蒲谷 宏

    待遇コミュニケーション研究   16 ( 0 ) 97 - 112  2019年

    DOI CiNii

  • メールにおけるコミュニケーション行為の共通性と個別性:ビジネスメールの事例から日本語教育における扱いを探る

    平松 友紀

    待遇コミュニケーション研究   16 ( 0 ) 19 - 35  2019年  [査読有り]

     概要を見る

    <p>本稿は、日本語教育を視野に、ビジネスの経験者である日本語話者(日本語の母語話者および上級日本語レベルの非母語話者)によるメールの事例調査から、主体の場面認識と、その認識に基づくコミュニケーション行為の共通性と個別性を検討したものである。本研究では、送り手によるビジネスメールの作成とフォローアップインタビュー、受け手による受け止めについてのインタビュー調査を行った。本稿では、ビジネスシーンにおけるメーリングリスト(以下ML)を用いた報告会案内メールを取り上げた。調査の結果、受け手は、主に上司やMLの受信者という人間関係における認識から、上司の情報記載の誤りという事情を報告会の案内メールにおいてどのように伝えるかに着目していた。重視していた受け止め観点は、「上司に対する配慮」や「正しい情報が共有者に伝わるか」などの共通性があった。一方、調査協力者が最良と判断したメール文には、ばらつきがあり個別性が高いことが明らかになった。「配慮が必要だ」、「正確な情報が伝わることが大事だ」といった共通した規範のようなものを重視しながらも、個々のコミュニケーション主体が、何に配慮を感じ、何を情報のわかりやすさと捉えたかといった判断には、個々人の認識による個別性が生じたと解釈できる。そうした個々人の認識における、他者との共通した規範や、個々に捉えたその場面における最適さといった、複雑で動的な視点を、日本語教育においても考えていくことが求められるだろう。日本語教育においてどう扱うかについては、本事例からは、まず共通性のある規範を共有した上で、個別性の高いコミュニケーション行為については、なぜそのような表現行為・理解行為となったのかを主体が考えていくといった教室活動などが考えられる。主体の意識に主眼を置き、主体の内で共通性と個別性を往還させていくことができるような学習の場が重要になる。</p>

    DOI CiNii

  • 日本語教育におけるコミュニケーション教育の現状と目指すべきもの

    任 ジェヒ, 平松 友紀, 蒲谷 宏

    早稲田日本語教育学 = Waseda studies in Japanese language education   ( 25 ) 1 - 20  2018年12月  [査読有り]

    CiNii

  • 待遇コミュニケーション教育のあり方(Ⅱ):待遇コミュニケーション教育における今後の課題とは何か

    任 ジェヒ, 平松 友紀, 蒲谷 宏

    待遇コミュニケーション研究   ( 15 ) 186 - 201  2018年02月

    CiNii

  • 待遇コミュニケーション教育のあり方(Ⅰ):待遇コミュニケーション教育はどのように捉えられてきたのか

    平松 友紀, 任 ジェヒ, 蒲谷 宏

    待遇コミュニケーション研究   ( 15 ) 170 - 185  2018年02月

    CiNii

  • 待遇コミュニケーション教育のあり方

    蒲谷宏, 任ジェヒ, 平松友紀

    待遇コミュニケーション研究   ( 15 ) 168 - 169  2018年

  • 日本語のビジネスメールでの状況推測表現に対する受け手の解釈 (思考と言語)

    平松 友紀

    電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報   116 ( 368 ) 31 - 36  2016年12月

    CiNii

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講演・口頭発表等

  • JSセッションにおけるライティング支援――書き直した文章からの検討

    平松友紀, 竹上順子, 高橋伸明

    第11回早稲田大学ライティング・フォーラム  

    発表年月: 2024年04月

  • ビジネスメールにおける日本語話者の認識と表現との連動 ――送り手による工夫と受け手が得た印象に着目して

    Yuki Hiramatsu

    JSAA-ICNTJ2023 (豪州日本研究学会研究大会 / 国際繋生語大会)  

    発表年月: 2023年09月

  • 大学院生のアカデミック・ライティングの実態――文章作成におけるプロセスと留意点

    後藤大輔, 平松友紀, 千仙永, 坂本麻裕子, 佐渡島紗織

    大学教育学会第 45 回(2023 年)大会  

    発表年月: 2023年06月

  • 大学1年生のレポートへの 文章チュータリング――学生の不安とライティング・センターにおける支援

    工藤瞳, 西角美咲, 平松友紀

    第10回早稲田大学ライティング・フォーラム  

    発表年月: 2023年04月

  • How to Meet the Writers’ Needs: Waseda University Writing Center’s Case

    HIRAMATSU, Yuki, KITAMURA, Shoko, KUDO, Hitomi, NISHIKADO, Misaki, TANAKA, Hiroaki

    The 12th Symposium on Writing Centers in Asia.  

    発表年月: 2023年02月

  • コミュニケーション行為における意識を捉える質的調査方法――メールのやりとりを通した主体の語りに着目して

    平松友紀

    日本質的心理学会 第19回大会  

    発表年月: 2022年10月

  • 書き手の満足につながるチュータリングの特徴

    後藤大輔, 白皓, 平松友紀, 村上輝

    第9回早稲田大学ライティング・フォーラム  

    発表年月: 2022年03月

  • 学術的文章の書き直しにつながるチュータリングでのやりとりとは

    川太悠史, 後藤大輔, 田部井滉平, 中島宏治, 白皓, 平松友紀

    第8回 早稲田大学ライティング・フォーラム  

    発表年月: 2021年03月

  • 文章支援を通した学びを 大学院生チューターはどう活かすか――早稲田大学ライティング・センターの事例

    白皓, 平松友紀

    The 12th Symposium on Writing Centers in Asia  

    発表年月: 2020年02月

  • ビジネス従事者の「コミュニケーション観」に関する一考察

    日本語学研究と資料の会 研究発表会  

    発表年月: 2019年07月

  • メールのやりとりにおける主体の認識を考える

    待遇コミュニケーション研究会  

    発表年月: 2019年05月

  • 文章チュータリングを通した学びをチューターはどう活かすか

    白皓, 平松友紀

    第7回 早稲田大学ライティング・フォーラム  

    発表年月: 2019年03月

  • 外的場面の変化に対する主体の場面認識とコミュニケーション行為の一考察――日本語のビジネスメールの事例から

    『「具体的な状況設定」から出発する日本語ライティング教材の開発』公開研究会  

    発表年月: 2019年02月

  • 日本語教育における待遇コミュニケーション教育のあり方

    平松友紀, 任ジェヒ, 蒲谷宏

    2018年度日本語教育学会春季大会  

    発表年月: 2018年05月

  • 日本語教育においてコミュニケーション教育が目指すもの

    任ジェヒ, 平松友紀, 蒲谷宏, 李婷, 李址遠

    早稲田大学日本語教育学会2018年春季大会  

    発表年月: 2018年03月

  • メールに対する受け手の『受け止め判断』の結果とその観点に関する一考察――ビジネス上の案内メールの事例から

    待遇コミュニケーション学会2017年秋季大会  

    発表年月: 2017年10月

  • 待遇コミュニケーション教育のありかた

    蒲谷宏, 任ジェヒ, 平松友紀

    待遇コミュニケーション学会2017年秋季大会  

    発表年月: 2017年10月

  • 一斉送信メールにおける対人配慮の考察――ビジネス上の案内メール事例から

    2017年日本語学研究と資料の会 研究発表会  

    発表年月: 2017年07月

  • 提出締切日から見た書き手の傾向とチューターの評価――早稲田大学ライティング・センターの事例

    嶼田大海, 中島宏治, 平松友紀

    The 9th Symposium on Writing Centers in Asia  

    発表年月: 2017年03月

  • 日本語のビジネスメールでの状況推測表現に対する受け手の解釈

    思考と言語研究会  

    発表年月: 2016年12月

  • 文章チュータリングにおける論点整理の支援法――JSセッション事例を参考に

    早稲田大学 ライティング・フォーラム  

    発表年月: 2016年09月

  • 日本語のビジネスメールにおける『場面』の変容に対する書き手の表現行為とその意識

    早稲田日本語教育学会 2016年秋季大会  

    発表年月: 2016年09月

  • ベトナムの大学での就職のための日本語教育実践の試み

    第120回次世代大学教育研究会  

    発表年月: 2016年08月

  • ライティングセンターの理念と実践――NNSへの文法語彙セッション

    押谷健, 平松友紀, 福本泰起

    早稲田大学 ライティング・フォーラム  

    発表年月: 2016年02月

  • 海外SEND派遣プログラムの報告――長期・短期の「研修生」という立場から

    鳥居萌, 平松友紀, 三井一巳

    発表年月: 2015年09月

  • SEND海外派遣プログラム日本語研修報告――コミュニカティブアプローチによる実践を考える

    三井一巳, 平松友紀

    発表年月: 2015年08月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 大学の日本語アカデミック・ライティング教育における学部留学生への支援

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年04月
    -
    2029年03月
     

    平松 友紀

  • ビジネス日本語教育のための主体の認識に着目したフレームワークの構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年09月
    -
    2024年03月
     

    平松 友紀

     概要を見る

    本研究は、ビジネス従事者に向けた日本語教育における授業活動での活用を視野にコミュニケーションを行う当事者として、コミュニケーション行為を振り返り、内省していくためのフレームワークの構築を目指すものである。本研究は、取得したインタビューデータの分析を進めフレームワークの基となるビジネス従事者の意識をデータ群としてまとめる。その上で追加調査によりデータ群を再検討し、フレームワークを作成する計画である。本年度は、既に取得済みのデータから得られたデータ群を再検討するための追加調査を実施する計画であった。本年度内は、追加調査は実施せず、調査実施に向けデータを収集する調査方法の検討を進めた。第9回待遇コミュニケーション学会研究会(2023年2月25日)にて「コミュニケーション行為への主体の意識化について考える」という題目で研究方法の検討を含めた話題提供を行った。コミュニケーション主体としての意識化には、意識をデータとして収集するため、調査協力者へ自身のコミュニケーション行為への自覚を促していくという調査の段階、フレームワークを用いて、学習者が自身のコミュニケーション行為を内省する教育実践の段階がある。フレームワークにおいては、自覚を促すだけではない気づきが得られる工夫も求められる。こうした点も踏まえ、フレームワーク作成に向けた調査方法を再設計し、次年度に調査を実施する予定である。
    <BR>
    平松友紀(2023年2月25日).「コミュニケーション行為への主体の意識化について考える」(話題提供)第9回待遇コミュニケーション学会研究会(オンライン).

  • 大学アカデミック・ライティングによる大学生および大学院生の書き手としての成長

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2024年03月
     

    佐渡島 紗織, 中島 宏治, 嶼田 大海, 渡 寛法, 宇都 伸之, 坂本 麻裕子, 千 仙永, 後藤 大輔, 田部井 滉平, 平松 友紀

     概要を見る

    前年度2021年度には、「大学院生の、書き手としての成長」を調査するため、大学院生に対し、量的と質的なデータを収集した。量的データとしては、34名に対してアンケートを行い、学習動機や文章作成に対する意識などを聞いた。質的データとしては、春の授業受講者21名、秋の授業受講者12名、合計33名に対して、各二回(ライティング授業受講前と後)のインタビューを行った。インタビューでは、文章を書くことが好きか嫌いか、アカデミックな文章を書くことは得意か不得手か、また持参してもらった文章を、どんな手順で書いたか、留意した点は何か、「文章」とはどのようなものだと思うか、を尋ねた。
    2022年度は、「学部生の、書き手としての成長」を調査するため、学部生一年生20名に対し、同様の項目でアンケートを行い、また同様の質問でインタビューを行った。
    これらのデータの中で、まずは大学院生が「どのように学術的な文章を書いているか。」の実態を明らかにするため、大学院生からのデータを分析した(変化については未分析)。大学院生は、学術的文章の種類に応じたプロセスを踏んで文章を書いていた。また論文や研究計画書は、他者からのフィードバックを積極的に受けて書き直しをしていた。レポートだけは他者の眼を通していなかった。大学院生が、学位論文や投稿論文の執筆に重きを置いた文章活動をしている様子が捉えられた。大学院生が文章作成で留意している点は、観点別に多い順で内容の示し方、内容の価値、文の作り方、語句の使い方、引用と参考文献の示し方、全体構成であった。段落については言及がほとんどなかった。一方、インタビューをとおして、大学院生が個々の場面でどう書いたらよいか迷った際に判断をする方略を持ち合わておらず困っていることも明らかとなった。大学院においても、体系的なアカデミック・ライティング指導が求められていると結論づけた。

 

現在担当している科目

 

特定課題制度(学内資金)

  • 日本語教育におけるライティング支援に関する研究 ―実践での検討と教材の分析から―

    2023年  

     概要を見る

     本研究では、書き手自身が、伝えたい内容を日本語で表現していけるようになるための文章支援のあり方を検討するため、その足掛かりとして、実践・教材などの分析、考察を行う計画であった。 実践の分析・考察に関しては、申請者自身のライティング授業実践のなかでの検討を行った。担当する学部初年次生を対象としたライティング授業では、実践を見直し改善するために学生に向けたアンケートを授業前、授業後に行っている。2023年度は、アカデミック・ライティングに対する学生の意識を詳細に捉える調査として、授業実践の前後に行うアンケート項目を見直し、研究の同意許可を得たうえで、データを収集した。 申請者が担当する授業は、初年次の学部生を対象とした授業であるが、学部生のなかには、日本語を第一言語としない学生も増えてきている。こうした現状は、先行研究においても指摘されており、学部初年次生に対する支援を検討する際には、日本語を第一言語としない学生にも重点を置く必要があるという点への示唆が得られた。そこで、授業前後に行うアンケート項目においても、日本語を第一言語とするか否かなどを含めたアンケート項目を追加した。 2023年度にアンケート調査によりデータを収集したが、日本語を第一言語としない学生が履修する割合が2024年度から高くなることを受け、再度2024年度に、一部修正した同様の内容で調査を行う予定である。本研究の結果は発表できていないが、2024年度の調査結果を含めて分析・考察を進め、結果をまとめる計画である。また、その結果に基づき、学部初年次生を対象としたアカデミック・ライティング授業を行う際の具体的な学生の支援策を検討することも今後の課題としたい。

  • 日本語アカデミック・ライティング支援に関する研究

    2022年  

     概要を見る

    本研究では、日本語アカデミック・ライティング支援を検討するため、日本語文章支援の場でのやりとり、作成された文章の分析を通して、学生が抱える課題などの把握を試みた。具体的には、ライティング・センターにおける一対一のチュータリングにおける書き手とチューターとのやりとりから、学部初年次生が文章作成において何を課題だと捉えていたかを検討した。レポートなどの学術的文章を初めて書く学部初年次生が懸念していた点、チューターが気づかせていた点の両面から課題の検討を行った。次年度は、学部生初年次生のデータを検討するとともに、日本語学習者が文章作成において何を懸念していたかへと研究を進める計画である。

  • コミュニケーション行為における主体の認識と表現との連動に関する研究

    2021年  

     概要を見る

     本研究では、ビジネス場面でのメール作成調査、インタビュー調査で得られたデータから、メール文の表現(内容・形式)とコミュニケーション主体の認識との連動を検討した。結果からは、主体がどこに重点を置いているかにより、表現への結び付き方には、異同のあることが明らかとなった。本研究では、平松(2021)においてまとめた連動の分類を再考した。これらを踏まえ、ビジネスメールを扱う既存の教材を分析を行い、ビジネスメールの捉える見方の提示に進めた。平松友紀(2021)「コミュニケーション主体の認識から捉える言語行為の連動―ビジネスメールの作成調査から―」『待遇コミュニケーション研究』18,pp.35-51.

  • メールの言語行為における主体の場面認識とコミュニケーション観に関する研究

    2020年  

     概要を見る

    本研究では、ビジネスメールの作成調査、インタビュー調査の結果から、コミュニケーション主体の場面認識と「コミュニケーション観」を検討した。ビジネス従事者のビジネス場面における「コミュニケーション観」は、意識調査で得られた語りから、その様相を明らかにした。コミュニケーションの目的を定めた手段の選択や、経験による実践知などといった、ビジネス従事者の共通認識とも言える「コミュニケーション観」が明らかになった。また、こうした結果が、ビジネス日本語教育において、自他の言語行為を捉える「参照枠」となりうる点も示唆された。本研究の成果として、研究論文1本が掲載された。