2024/12/26 更新

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ハマカワ ユキヨ
濱川 祐紀代
所属
附属機関・学校 日本語教育研究センター
職名
准教授(任期付)
学位
博士(学術)
 

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「日本語学習者のための漢字学習方法・意識の調査票」の開発と多言語化

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2023年03月
     

    濱川 祐紀代

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    <研究目的>
    日本語学習者の漢字学習の方法や意識に関する先行研究を見ると,それぞれの教育現場において,どのように漢字が学習されているか,どのような意識がもたれているかという点について論述されてきた。しかし,現場に合わせた調査票を用いていることから,全体像をつかむに至っていない。本研究では,漢字学習研究の共通ツールとなる調査票,すなわち漢字学習の方法やそこに付随する意識を概観できるような質問紙調査票を開発し,実践者や研究者に提供することを目的とする。
    <研究計画>
    これまで,すでに調査票の不備や修正に必要な内容を検討してきた。令和元年には,カナダ(トロント)において,「日本語教師を対象とした漢字指導」と「日本語学習者を対象とした漢字学習」に関する調査を行い,その成果は,イベント「振り返ろう!漢字教育-教室でこそできる漢字学習に向けて」(2019年8月・トロント大学)で報告している。
    その後,令和2年度・令和3年度ともに①海外の調査協力機関の方との打ち合わせ,②調査票開発に詳しい専門家への相談などが予定されていたが,コロナ感染症の影響で実施が難しくなり見送ることとなった。
    令和4年度は,調査票開発などに詳しい専門家への相談をし,調査票を完成させ,日本語教育の実践者・研究者に提供できるよう整えていく。

  • 日本語の漢字力評価の方法に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    加納 千恵子, 谷部 弘子, 酒井 たか子, 濱川 祐紀代, 石井 恵理子, 魏 娜, 石井 奈保美, 直井 恵理子, 當作 靖彦

     概要を見る

    外国人学習者に対する日本語教育の中での漢字教育の位置づけを再考し、漢字力の強化を日本語力全体の強化に結びつけることができるような評価のあり方について研究を行った。そして、従来のような漢字の読み書きテストに加えて新たな評価項目として音声を利用した漢字語彙力の評価を追加した「漢字力診断テスト」を開発し、筑波大学グローバルコミュニケーション教育センターの運用するTTBJ(筑波日本語テスト集)の中で初級、中級、上級の漢字力テストを公開した。また、学習者による漢字力の自己評価についてもその可能性を探り、今後の漢字力評価方法の研究への提言を行った。

 

現在担当している科目

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター