Updated on 2024/03/28

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KAMIKADO, Kazuhiro
 
Affiliation
Faculty of Human Sciences, School of Human Sciences
Job title
Professor
Degree
博士(福祉社会学) ( 京都府立大学 )

Research Experience

  • 2019.04
    -
    Now

    Waseda University   Faculty of Human Sciences

  • 2017.04
    -
    2019.03

    Nagano University   Faculty of Social Work

  • 2012.03
    -
    2017.03

    Nagano University   Faculty of Social Work

  • 2011.04
    -
    2012.02

    Shinshu University

  • 2006.04
    -
    2010.03

    京都市児童福祉センター   児童診療科   医師

  • 2004.03
    -
    2006.03

    静岡県立こころの医療センター   精神科・児童精神科   医師

  • 2001.05
    -
    2003.03

    佐久総合病院   医師

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Education Background

  • 2015.08
    -
    2016.03

    University of Oxford  

  • 2015.08
    -
    2016.03

    University of Oxford  

  • 2010.04
    -
    2013.03

    Kyoto Prefectural University  

  • 2009.04
    -
    2010.03

    Kyoto Prefectural University  

  • 1995.04
    -
    2001.03

    Shinshu University   School of Medicine   Department of Medicine  

  • 1991.04
    -
    1995.03

    Keio University   Faculty of Letters  

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Research Areas

  • Psychiatry   児童精神医学 / Social welfare   子ども家庭福祉

Research Interests

  • 里親養育支援

  • 社会的養育

Media Coverage

  • 新しい絆の作り方 特別養子縁組・里親入門(DVD)

    Other

    NHK厚生文化事業団  

    2019.04

  • 里親委託 都道府県で目標

    Newspaper, magazine

    朝日新聞  

    2018.06

  • この子の手を握るのは~広がる里親委託~

    NHK長野放送局   「知るしん」  

    2018.06

  • どんなに努力しても、親の代わりにはなれない──家庭のない子どもたちへ ある乳児院の挑戦

    Internet

    Yahooニュース  

    2018.06

  • 今後のフォスタリング機関の在り方について

    家庭養育推進官民協議会  

    2018.06

  • 里親との懸け橋に『預かる』から『託す』へ

    Newspaper, magazine

    東京新聞(一面)  

    2018.05

  • 『新しい社会的養育ビジョン』が求めるものとは

    WAM独立行政法人福祉医療機構   月刊誌  

    2018.05

  • フォーラム 小さないのち みんなで育てる

    Newspaper, magazine

    朝日新聞  

    2017.12

  • 子どもの『問題行動』どう対処 英国初・里親向けプログラムをもとに 専門家に聞く

    Newspaper, magazine

    朝日新聞  

    2017.02

  • 子どもたちの居場所上・中・下

    Newspaper, magazine

    朝日新聞  

    2016.12

  • A new law will make it less absurdly hard to adopt orphans in Japan

    The Economist  

    2016.06

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Papers

  • 子ども政策の総合化・包括化 乳幼児の社会的養護の現状と課題 英国の家庭養育移行からの示唆

    上鹿渡和宏

    公衆衛生   82 ( 10 ) 774‐779 - 779  2018.10

     View Summary

    <文献概要>はじめに 2016年に抜本的に改正された児童福祉法(以下,改正法)を受けて,2017年8月に新しい社会的養育ビジョン(以下,新ビジョン)が発表された.何らかの理由で親との生活を続けられなくなり,社会的養護の対象となる子どもに対して,社会がどう対応すべきか具体的に示された.本稿では,わが国における乳幼児の社会的養護の現状と,今後求められる変化について,なぜそれが必要とされ,どのようにこの変化を現場にもたらすことができるのかを探る.世界の動向,英国の経験も参考にしながら,長野県の「うえだみなみ乳児院」(社会福祉法人敬老園)における取り組みを示す.また,今後の課題についても述べる.

    DOI J-GLOBAL

  • こころの病理をさかのぼる―精神医学における乳幼児期の意義―乳幼児期における愛着障害の長期予後

    御園生直美, 上鹿渡和宏

    精神科治療学   31 ( 7 ) 881‐885 - 885  2016.07

     View Summary

    DSM-5では、反応性愛着障害(RAD)と脱抑制型対人交流障害(DSED)が、それぞれ独立した障害として示された(以前は1つの障害の中の2つの病型とされていた)。これまでの研究から重度の社会的ネグレクト状況があったという点以外は、その特徴や予後、介入における反応が異なることが明らかにされたためである。愛着障害の長期予後に関する研究は非常に限られているが、本稿ではRADとDSEDの両方について、主に国際養子縁組研究とブカレスト早期介入プロジェクト(BEIP)の成果をもとに考察した。結果としてRADが選択的な愛着を形成できない問題があるものの、適切な養育環境の提供による修正が可能であり、DSEDでは安定した愛着を形成した後にも症状の持続が見られること等から、個別の反応性の違いが影響している可能性が示唆された。いずれも安定した愛着関係を早期に形成することが愛着障害を含む精神病理の予防となることが示された。(著者抄録)

    J-GLOBAL

  • 欧州における乳幼児社会的養護の展開 : 調査研究・実践展開・施策策定の協働に焦点化して

    上鹿渡和宏

    京都府立大学    2015.03  [Refereed]

  • Investigating the Better State Care System with Reference to Yoshiko Ikeda's 30 Year Follow-Up Study (1981) on Infants Transferred from Institutional Care to Family-Based Care

    上鹿渡 和宏

    長野大学紀要   36 ( 2 ) 57 - 64  2014.11

    CiNii

  • The Fair Start Program : Contents, Meaning and Development Process

    上鹿渡 和宏

    長野大学紀要   34 ( 3 ) 185 - 198  2013.03

    CiNii

  • Transitions in Empirical Studies about Children's Out-of-Home Care and the Influence on Practice in the UK and Europe

    上鹿渡 和宏

    長野大学紀要 = BULLETIN OF NAGANO UNIVERSITY   34 ( 2 ) 1 - 13  2012.11

    CiNii

  • Transitions in Empirical Studies about Children's Out-of-Home Care and the Influence on Practice in the UK and Europe

    上鹿渡 和宏

    長野大学紀要   34 ( 2 ) 69 - 81  2012.11

    CiNii

  • The Current trend and urgent tasks of children's out-of-home care in Japan : A perspective for the best interests of the child

    上鹿渡 和宏

    信州公衆衛生雑誌   6 ( 2 ) 113 - 120  2012.03

     View Summary

    増え続ける児童虐待への対策として、発生予防と早期発見・早期対応だけでなく、保護・自立支援、特に社会的養護に関する取り組みが喫緊の課題である。厚生労働省は、これまで日本の社会的養護の特徴であった大規模施設養護から、家庭的養護の推進という方向性を明確に示した。すでに施設養護から家庭養護へ転換した、または転換しつつある他国の取り組みや当事者である子どもの視点から、現在進められつつある状況を再考し、子どもに最善の利益をもたらすものとしていく必要がある。国連は特に乳幼児について実証的研究結果をふまえた上で家庭養護を第一とすることを明示しており、そのような取り組みが各国で展開されつつある。しかし、一方で現実としては、国によっては施設養護から家庭養護への前提となる地域ケア体制の充実等に時間を要したり、また、戦争や災害等で緊急に大勢の社会的養護が必要となった場合に施設養護が必要とされることもありうる。「子どもの今」を考えると、施設養護の中での最善の利益の実現も重要な課題であり、その可能性を検証する実証的研究もみられる。一方、施設養護か家庭養護かの議論に焦点化することで、子どもが実家庭で安全に生活を続けられるための予防的支援の重要性を忘れてはならない。予防的支援のためには地域での総合的子育て支援水準の向上が不可欠であり、これはすべての子どもと家庭にとっても利益をもたらすものであろう。また、今後の家庭的養護の推進を真に子どもの最善の利益につなげるためには、生活の場の移行に際して一人一人の子どもが体験するであろう事態を子どもの視点で十分考慮し、今を生きる子どものニーズも最大限に満たしながら慎重に取り組む必要がある。施設養護、家庭養護にかかわる者が将来の社会的養護のビジョンを共有しながら、子どもの最善の利益を保証するという考えのもと、今ある課題の解決にむけて共に歩みを進める時期が来ていると考える。

    CiNii

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Books and Other Publications

  • ルーマニアの遺棄された子どもたちの発達への影響と回復への取り組み : 施設養育児への里親養育による早期介入研究(BEIP)からの警鐘

    Nelson Charles A, Fox Nathan A, Zeanah Charles H, 門脇 陽子, 森田 由美, 上鹿渡 和宏, 青木 豊, 稲葉 雄二, 本田 秀夫, 高橋 恵里子, 御園生 直美

    福村出版  2018 ISBN: 9784571420719

  • フォスタリングチェンジ : 子どもとの関係を改善し問題行動に対応する里親トレーニングプログラム : ファシリテーターマニュアル

    Bachmann Karen, Blackeby Kathy, Bengo Caroline, Slack Kirsty, Woolgar Matt, Lawson Hilary, Scott Stephen psychiatrist, 乙須 敏紀, 上鹿渡 和宏, 御園生 直美, SOS子どもの村JAPAN

    福村出版  2017 ISBN: 9784571420627

  • 欧州における乳幼児社会的養護の展開 : 研究・実践・施策協働の視座から日本の社会的養護への示唆

    上鹿渡 和宏

    福村出版  2016 ISBN: 9784571420597

  • 子どもの問題行動への理解と対応 : 里親のためのフォスタリングチェンジ・ハンドブック

    Pallett Clare, Blackeby Kathy, Yule William, Weissman Roger, Scott Stephen psychiatrist, 上鹿渡 和宏

    福村出版  2013 ISBN: 9784571420542

  • イギリス・ルーマニア養子研究から社会的養護への示唆 : 施設から養子縁組された子どもに関する質問

    Rutter Michael, Sonuga-Barke Edmund J. S, Beckett Celia, Castle Jennifer, Kreppner Jana, Stevens Suzanne, 上鹿渡 和宏

    福村出版  2012 ISBN: 9784571420481

Misc

  • 基調講演 新しい社会的養育ビジョンとファミリーホーム : これからの社会的養育 (第13回ファミリーホーム全国研究大会 in 宮城仙台 絆(きずな) : 未来へつなぐ命)

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   9   54 - 62  2019.03

    CiNii

  • フォスタリングチェンジ・プログラム (第13回ファミリーホーム全国研究大会 in 宮城仙台 絆(きずな) : 未来へつなぐ命) -- (分科会)

    近藤 美鈴, 上鹿渡 和宏, 木村 麻呼, 樋口 稚佳子, 佐々木 直美

    社会的養護とファミリーホーム   9   78 - 81  2019.03

    CiNii

  • 日本の家庭養護推進の半ば、英国で考えたこと

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   7   122 - 126  2016.08

    CiNii

  • 子どもの心・医療相談(6)子どもの褒め方について

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   6   83 - 86  2015.08

    CiNii

  • 家庭養護におけるケア提供者支援に関する研究

    上鹿渡和宏

    長野大学紀要   36 ( 2 ) 155 - 156  2014.11

    J-GLOBAL

  • 子どもの心・医療相談(5)当然の経験の欠如・不足が子どもの発達に及ぼす影響について

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   5   70 - 72  2014.08

    CiNii

  • 乳幼児社会的養護におけるケア提供者(施設職員、里親等)トレーニングプログラム FAIR start project の国内での実践応用にむけての研究

    上鹿渡 和宏

    長野大学紀要 = BULLETIN OF NAGANO UNIVERSITY   35 ( 2 ) 59 - 60  2013.11

    CiNii

  • 英国の里親支援プログラムThe Fostering Changes Programmeについて

    上鹿渡和宏

    日本児童青年精神医学会総会抄録集   54th   358 - 358  2013.10

    J-GLOBAL

  • 子どもの心・医療相談(4)家庭養護で対応の難しい子どもに必要なこと・養育者に必要なこと

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   4   30 - 32  2013.08

    CiNii

  • 子どもの心・医療相談(3)虐待を受けた子どもにどう向き合うか?

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   3   30 - 32  2012.08

    CiNii

  • 子どもと一緒に居続けるために必要なこと (特集 子どもの安全と安心をどう保障するのか) -- (第2分科会 思春期の子どもとどう向き合うか)

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   2   46 - 49  2011.07

    CiNii

  • A report on the mental health care support for Sakae Village after the 3.12 earthquake

    上鹿渡 和宏, 小泉 典章

    信州公衆衛生雑誌   5 ( 2 ) 119 - 121  2011.02

    CiNii

  • 子どもの心・医療相談(1)子どもとともにあり続けるための理解について

    上鹿渡 和宏

    社会的養護とファミリーホーム   1   59 - 62  2010.06

    CiNii

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Syllabus

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Social Activities

  • 社会的養育の必要な子どもとその家族への支援について

    認定特定非営利活動法人子どもの村東北  宮城県委託事業・家族再統合支援業務 一般公開研修会 

    2019.11
    -
     

  • これからの里親養育~関わり方の質を高めるために~

    児童養護施設興正学園  札幌市里親レベルアップ研修 

    2019.10
    -
     

  • 第6回フォスタリングチェンジ・ファシリテーター養成―コース

    一般社団法人無憂樹 

    2019.08
    -
     

  • 第5回フォスタリングチェンジ・ファシリテーター養成コース

    和歌山乳児院 

    2019.03
    -
     

  • 基調講演「新しい社会的養育ビジョンを現実のものとするために」と分科会「フォスタリングチェンジ・プログラムについて」

    全国ファミリーホーム協議会  ファミリーホーム全国研究大会 

    2018.08
     
     

  • フォスタリング機関研修

    日本財団 

    2018.07
    -
     

  • 思春期の躓きとその支援 ~どのように理解して支援に結びつけるか~

    長野県  長野県精神保健福祉センター思春期精神保健研修 

    2018.07
    -
     

  • これから必要とされる里親養育~フォスタリングチェンジ・プログラムも参考に~

    島根県 

    2018.07
    -
     

  • 基調講演「養育者としての里親が子どもにできること~フォスタリングチェンジ・プログラムから~」

    山口県里親会  第65回中国地区里親研修大会 

    2018.05
    -
     

  • 里親・親子間の関係不調を防ぐ、登録前研修と登録後の支援

    SOS子どもの村JAPAN  第6回九州フォーラム、第6回東京フォーラム 

    2018.03
    -
     

  • 「新しい社会的養育ビジョンと社会的養育の今後について」

    山梨中央児童相談所 

    2018.02
    -
     

  • 児童福祉法の改正とこれからの社会的養育

    熊本県社会福祉法人慈愛園児童養護施設シオン園  地域福祉公開講座 

    2018.02
    -
     

  • 新潟県福祉職員協議会

    テーマ別研修会 

    2018.01
    -
     

  • 平成29年度下半期まなびセミナー

    山口県 社会福祉法人同朋福祉会法人  職員研修講座 

    2017.12
    -
     

  • 「アタッチメント~難しい子どもへの対応~

    特定非営利活動法人東京養育家庭の会  里親専門研修 

    2017.12
    -
     

  • 社会的養護の動向と里親支援の実践について

    九州児童心理司研究協議会  九州沖縄地区の心理司対象専門研修 

    2017.10
    -
     

  • 広めよう里親inとやま2017

    日本赤十字社富山県支部受託富山県立乳児院  富山県里親講演会 

    2017.10
    -
     

  • 新しい社会的養育ビジョンについて

    宮城県  里親支援強化研修会 

    2017.10
    -
     

  • 嘱託医

    山梨県中央児童相談所 

    2015.04
    -
     

  • 児童精神科嘱託医

    興望館沓掛学荘(東京都専門機能強化型児童養護施設) 

    2013.04
    -
     

  • 思春期精神保健相談

    佐久保健福祉事務所 

    2011.12
    -
     

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Sub-affiliation

  • Faculty of Human Sciences   School of Human Sciences (Online Degree Program)

  • Faculty of Human Sciences   Graduate School of Human Sciences