2024/11/23 更新

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ホソマ ヒロミチ
細馬 宏通
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
教授
学位
博士(理学博士) ( 京都大学大学院 )
プロフィール
複数の人が集まる場所で起こる身体動作の研究を行っています。

日常会話、伝統芸能の伝承場面、介護場面などで、人と人とが空間や時間をどうとらえ、どのように相互に思考するかを、発語とジェスチャーの微細な構造を拾い上げることで探ります。机運び、漫才、じゃんけん、カードゲーム、ページめくり、演劇の稽古など、扱う場面は近年ますます多様になってきました。

著作では主に、マンガ、アニメーション、TVドラマ、絵はがき、パノラマなど、視聴覚文化の表現史に関するものを書いています。

経歴

  • 2019年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   教授

  • 2009年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   教授

  • 2007年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   准教授

  • 2006年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   助教授

  • 1995年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   講師

所属学協会

  •  
     
     

    日本認知科学会

  •  
     
     

    日本質的心理学会

  •  
     
     

    社会言語科学会

研究分野

  • 認知科学 / 社会心理学 / 言語学 / 社会福祉学

研究キーワード

  • 相互行為

  • 空間表現

  • 身体動作

  • 絵葉書

  • オノマトペ

  • 介護

  • 高齢者

  • マルチモダリティ

  • 会話分析

  • ジェスチャー

  • 手話

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論文

  • 相互行為におけるダイナミックタッチによる重さ表出—Representation of weight by dynamic touch in social interaction

    細馬 宏通

    言語・音声理解と対話処理研究会 / 人工知能学会 [編]   100   134 - 136  2024年

  • ラップの身体性・体験性・創造性・即興性をめぐって

    ダースレイダー, 細馬 宏通, 清水 大地, 村上 久, 阿部 廣二, 児玉 謙太郎

    人工知能   37 ( 6 ) 750 - 758  2022年11月

    DOI

  • ママ,この人の名前は?―ニュース番組のオンライン・インタビューにおける大人と子どもの相互行為―

    細馬 宏通

    社会言語科学   25 ( 1 ) 55 - 69  2022年09月  [査読有り]

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    コロナ禍によって,仕事のツールとして在宅勤務でのオンライン・ミーティングが導入されることが増えてきた.こうしたミーティングでは,仕事中に子どもが参入する事態が起こりうる.仕事と子育てが葛藤を起こすこのような状況で,子どもはどのように大人が自明としている世界に参与することができるだろうか.本研究では,BBCニュースのインタビューでインタビュイーの子どもが入り込んだ事例を発話,視線変化,身体動作に注目して詳細に分析し,この問題を検討した.事後の報道では子どもの発話と行動の一部が切り取られ,子どもはあたかも大人のルールに「侵入」したかのように扱われていた.しかし,分析の結果,子どもは単に仕事中の母親とのコミュニケーションを一方的に求めるのではなく,母親と司会者の行動をもとに,その場で為しうる行動は何かを読み解き,発話・視線・動作のタイミングを調整していることがわかった.また,子どもは司会者による名前を用いた呼びかけの形式を資源として用い,その形式に沿った発話連鎖を組織化することで,コミュニケーションを維持していた.子どもは,報道とは異なり,限られた手がかりをもとに相互行為に主体的に参与し,大人が自明視しているルールを明らかにする存在であることが明らかになった.

    DOI

  • 遠隔コミュニケーションの時間的なずれは相互行為分析にどのような影響を与えうるか

    細馬 宏通, 村岡 春視

    社会言語科学   25 ( 1 ) 230 - 237  2022年09月  [査読有り]

     概要を見る

    遠隔コミュニケーションの相互行為分析においては,レイテンシ(遅延)をどのように扱うかが重要となる.本論では,参加者全員を機器なしに同時に俯瞰する絶対時系列と,各参加者から見た相対時系列とを区別し,レイテンシが各参加者にどのような影響を与えるかを,単発のできごとのずれ,同期のずれ,参加者間で認知される発話間沈黙の相違,複数の聞き手が次の話し手として同時に発話を開始する場合のオーバーラップ,聞き手による次の話し手選択と話し手による継続とのオーバーラップの場合に分けて図式化した.また,レイテンシを伴うコミュニケーションの収録方法,および,既成の動画データを分析する際に相対時系列を再現する方法について述べ,その具体的な手続きを簡単な事例分析で例示した.

    DOI

  • 3D映画のミザンセヌ――『ダイヤルMを廻せ!』を捉え直す

    細馬宏通

    アンドレ・バザン研究   ( 5 )  2020年

    担当区分:筆頭著者

  • 身体コミュニケーションに埋め込まれている「知」 : 認知症高齢者の食事介助を例に (特集 心を開くコミュニケーション)

    細馬 宏通

    月刊保団連   ( 1240 ) 25 - 30  2017年05月  [招待有り]

    CiNii

  • 個の認知から相互行為的認知へ : 行為のマイクロ分析から (特集 ポスト精神分析的主体の表象)

    細馬 宏通

    表象   ( 11 ) 73 - 80  2017年

    CiNii

  • 相互行為としてのページめくり (特集 Everyday Thingsの認知科学)

    細馬 宏通

    認知科学   21 ( 1 ) 113 - 124  2014年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 人はアンドロイドとどのような相互行為を行いうるか:アンドロイド演劇『三人姉妹』のマルチモーダル分析

    細馬 宏通, 坊農 真弓, 石黒 浩, 平田 オリザ

    人工知能学会論文誌   29 ( 1 ) 60 - 68  2014年  [査読有り]

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    When the presence and the action of an android reach to those of human, andoroid can derive multi-modal action from human. How can human parties act with the android to organize the interaction and find the android as the social actor? We observed the development process of the play ``Three Sisters, Android Version, and analyzed the multi-modal interaction between the android and human players in the process. As the result, the actors express the assessment of human likeness of the android with their utterances and body movements, and the border between human and machine was expressed with each modality in different way. Moreover, these expressions are not one-way product by the writer and director, but the product of repeated interactions between the actors and the android through the practice and rehearsals. Finally we discuss the possibility of ``media equation study using the direct observations of man-machine interaction.

    DOI CiNii

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    2
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    (Scopus)
  • Hands and knowledge: Gesture as an epistemic engine in reminiscence therapy

    Hiromichi Hosoma

    Lecture Notes in Computer Science (including subseries Lecture Notes in Artificial Intelligence and Lecture Notes in Bioinformatics)   7856   233 - 241  2013年  [査読有り]

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    Conversation analyses have revealed that information imbalances between speakers and hearers are represented in their speech and drive the epistemic engine to equalize the imbalances. Considering multi-modal communication, however, information can also be conveyed by body movements and reveal the unspoken imbalances in detail. Group reminiscence therapy is used to treat elderly people who are developing dementia, but it is a conversation process in which the epistemic engine involves cultural differences among the participants. In the present study, detailed analyses of conversation during therapy showed that speakers can use gestures to show their epistemic status and the information imbalance between the participants
    hearers can imitate the speaker's gestures to show their understanding in the conversational sequence
    unspoken epistemic differences can be revealed by the difference between the gestures of the speaker and hearer
    and other participants can observe the difference visually and update a gesture to point out the unspoken difference. I discuss the multi-modal structure of an epistemic engine in reminiscence therapy and its implications for the care given to dementia patients. © 2013 Springer-Verlag.

    DOI

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    2
    被引用数
    (Scopus)
  • 身体的解釈法 : グループホームのカンファレンスにおける介護者間のマルチモーダルな相互行為

    細馬 宏通

    社会言語科学 = The Japanese journal of language in society   15 ( 1 ) 102 - 119  2012年09月  [査読有り]

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    高齢者用グループホームで行われるカンファレンスでは,介護者が報告中に過去の介護行為や入居者の行為をジェスチャーを用いて説明する場面が多発する.こうした場面では,成員どうしは単に言語だけではなく,身体動作も含む活動をお互いにやりとりすることで現実を構成していると予測される.かつてGarfinkelは,社会成員が言語的資料を手がかりに現実を構成する方法(「ドキュメント的解釈法」)を分析した.では,介護者は他の介護者の身体動作を手がかりに,いかに現実を構成し,身体的資料によるドキュメント的解釈法(「身体的解釈法」)を実践しているのだろうか.この問題を考えるために,介護者どうしが発話とジェスチャーを用いて議論する行為連鎖を選び,マイクロ分析を行った.その結果,ジェスチャーの構造の一部が介護者間で繰り返される「相互行為的キャッチメント」が観察された.また,相互行為的キャッチメントには,入居者の身体に対する観察結果や具体的な介護方法に関する,発語には含まれない知識が埋め込まれていた.さらに,個人間でジェスチャーが繰り返される過程で,先行するジェスチャーにはない新たな要素が付け加わり,知識が次々と更新されていく過程があることも明らかになった.ジェスチャーの微細な構造は個人間に開かれており,介護者は先行する別の介護者のジェスチャーを発語とともに関連づけ,身体的解釈法を実践していることがわかった.

    DOI CiNii

  • 漫才、コントにおけるツッコミ役のパフォーマティヴな気づき(「コミュニケーションと気づき」及び一般)

    細馬 宏通

    電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎   111 ( 190 ) 83 - 86  2011年08月

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    漫才、コントにおけるボケとツッコミはどのようにマルチモーダルな相互作用を達成させているのだろうか。この問いを考えるために、ボケ発語中、もしくは直後とツッコミ行為との間に発生する「身体ノリ」の出現頻度と様式のバラエティを調べた。その結果、「身体ノリ」は観客の有無にかかわらず行われる一方で、観客のいる方が発生しやすく、また、同じネタでも観客の有無によってその表現は異なることがわかった。これらから考えると、「身体ノリ」は、あらかじめ決まった動作というよりは、その場でそのつど産み出される身体動作である可能性がある。さらに、「身体ノリ」の事例についてマイクロ分析を行ったところ、「身体ノリ」とツッコミ行為との間の切断点を強調すべく、最小単位の発語や動作の断片が挿入されることがあることが判った。また、観客の笑いは、ボケに含まれる笑いの認知点の直後に起こるとは限らず、ツッコミ役の行う「身体ノリ」とツッコミ行為によって段階的に起こりうることが判った。

    CiNii

  • 話者交替を越えるジェスチャーの時間構造 : 隣接ペアの場合

    細馬 宏通

    認知科学 = Cognitive studies : bulletin of the Japanese Cognitive Science Society   16 ( 1 ) 91 - 102  2009年03月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • Preliminary Notes on the Sequential Organization of Smile and Laughter

    Hiromichi Hosoma

    NEW FRONTIERS IN ARTIFICIAL INTELLIGENCE   5447   288 - 293  2009年  [査読有り]

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    Sequence analysis of smiling revealed that participants control the timing of smiling in different ways than they do the timing of laughter. Though the sequence of smiling often follows a format of invitation, met by either acceptance or declination, the invitation is not required as with laughter. A smile can occur without an accompanying utterance or recognition point, and may signal the opening of a new topic. While laughter is often terminated quickly when the other speaks, a smile can be maintained while the other speaks or until the other's gaze elicits a different response. In multi-party interaction, laughter is broadcasted while smiles and gaze can be addressed to an individual party and thus play a different role in the interaction.

    DOI

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    2
    被引用数
    (Scopus)
  • アニメーションはもう少しでしゃべり出す : 『東京ゴッドファーザーズ』に表れる声と身体の逸脱

    細馬宏通

    ユリイカ   52 ( 9 ) 200 - 215  2020年08月

  • 間接的な要求は直接的な要求と同様に服従を引き起こすのか : Stanley Milgramの実験パラダイムを用いた「忖度」の心理学実験

    廣野 優一郎, 細馬 宏通, 後藤 崇志

    人間文化 : 滋賀県立大学人間文化学部研究報告   47   13 - 22  2019年12月  [査読有り]

    CiNii

  • こまどりは死に、うたが始まる : 「クック=ロビン音頭」考

    細馬 宏通

    ユリイカ   51 ( 3 ) 107 - 116  2019年03月

    CiNii

  • ノイズの夢 : 『ハッピーアワー』の音声がもたらすこと

    細馬 宏通

    ユリイカ   50 ( 12 ) 260 - 267  2018年09月

    CiNii

  • 読み解く身体 : 『ホーホケキョ となりの山田くん』と『十二世紀のアニメーション』

    細馬 宏通

    ユリイカ   50 ( 10 ) 197 - 207  2018年07月

    CiNii

  • 犬のことば : 『犬ヶ島』の会話

    細馬 宏通

    ユリイカ   50 ( 7 ) 89 - 93  2018年06月

    CiNii

  • 第40回研究大会ワークショップ 祭りの伝承にみられる共同体〈身体知〉

    榎本 美香, 坊農 真弓, 細馬 宏通, 伝 康晴, 高梨 克也, 寺岡 丈博, 阿部 廣二, 坂井田 瑠衣

    社会言語科学   20 ( 2 ) 52 - 62  2018年03月

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    本WSの目的は、祭りの支度を共に行うことで、以下に示す共同体固有の〈心体<br />
    知〉を後継者世代が仲間内や現役世代と多対多の相互作用から習得していく過<br />
    程を紐解くことである。<br />
    <br />
    〈心〉 成員たちがもつ価値観や見識、信頼感といったエートス<br />
    (e.g. 他者への気配り、自己犠牲の精神)<br />
    〈体〉 成員間で力や身体位置の配分が必要な協働活動技法<br />
    (e.g. 環境や道具に応じた他者との協調的動作)<br />
    〈知〉 成員たちがもつ祭りに固有の共有知識<br />
    (e.g. 縄の結び方、唄、舞など)<br />
    本WSでは、共同体〈心体知〉を学習する成員たち自身のやり方を相互行為分析か<br />
    ら炙り出す。

    DOI CiNii

  • スポーツ実況における発話による出来事の指し示し : 「こ」系指示表現と間投詞「ほら」の相互行為上の働き (特集 質的研究における映像の可能性)

    劉 礫岩, 細馬 宏通

    質的心理学研究 = Japanese journal of qualitative psychology   ( 16 ) 46 - 62  2017年  [査読有り]

    CiNii

  • 『レッツラゴン』が鳴らす声 (総特集 赤塚不二夫 : 81年目のバカなのだ)

    細馬 宏通

    ユリイカ   48 ( 15 ) 99 - 112  2016年11月

    CiNii

  • 『漫画アクション』の片隅に : 『この世界の片隅に』の居場所 (特集 こうの史代 : 『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』『ぼおるぺん古事記』から『日の鳥』へ)

    細馬 宏通

    ユリイカ   48 ( 16 ) 48 - 57  2016年11月

    CiNii

  • 他者の視点を得るための身体動作 : 認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム)における介護者による過去に対する記述

    細馬 宏通

    人間文化 : 滋賀県立大学人間文化学部研究報告   41   2 - 7  2016年10月

    CiNii

  • 緑の領域 : 『言の葉の庭』における光と影の中間的表現 (特集 新海誠 : 『ほしのこえ』から『君の名は。』へ)

    細馬 宏通

    ユリイカ   48 ( 13 ) 203 - 209  2016年09月

    CiNii

  • 探索的フィールド解析―作業の繰り返しに見る共同行為の時間構造―

    細馬宏通

    人工知能学会言語・音声理解と対話処理研究会資料   76th   79  2016年02月

    J-GLOBAL

  • 声と動作はいかに分割されうるか : 江口寿史『すすめ!!パイレーツ』のリズム (総特集 江口寿史)

    細馬 宏通

    ユリイカ   48 ( 2 ) 88 - 99  2016年02月

    CiNii

  • カーレースにおける実況活動の相互行為分析―出来事マーカーとしての間投詞と実況発話の構成―

    劉 礫岩, 細馬 宏通

    社会言語科学   18 ( 2 ) 37 - 52  2016年  [査読有り]

     概要を見る

    &lt;p&gt;カーレースの実況放送では,アナウンサーと解説者は画面内の絶えず変化する状況から実況すべき出来事を選び出し,言語化(実況)する必要に直面する.本稿では,カーレースの実況放送の録画をデータとし,詳細に分析することで,アナウンサーと解説者が「あっ」や「おっと」といった間投詞を,出来事を瞬時に選び出す手続きとして用いていることを示す.そして間投詞に後続して発せられるアナウンサーと解説者の発話の構造的な違いを分析し,両者がいかにそれぞれの異なる役割に志向するか,いかに出来事の実況を相互行為的に形づくるかを記述する.&lt;/p&gt;

    DOI CiNii

  • 旅行幻燈講演のスクリーン・プラクティス (特集 投影像、あるいは脱身体のユートピア?)

    細馬 宏通

    美学芸術学論集 = The journal of aesthethics and art theory   ( 12 ) 80 - 86  2016年

    DOI CiNii

  • 繰り返しの隘路 (総特集 細田守の世界 : 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』から『バケモノの子』へ)

    細馬 宏通

    ユリイカ   47 ( 12 ) 145 - 152  2015年09月

    CiNii

  • 語りの進行を回復する実践として共-語り手たちが産出する同期現象

    城 綾実, 細馬 宏通

    社会言語科学 = The Japanese journal of language in society   16 ( 2 ) 32 - 49  2014年03月  [査読有り]

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    本稿では,語りを進める上でトラブルが複数連なったときに,参与者たちが語りの進行性を回復するために用いる手続きを会話分析的手法に基づいて検証した.特に,語りの内容を知っている共-語り手たちが同時に同じ形状の発語またはジェスチャーを産出する行為(同期現象)によってトラブルを払拭する過程を分析した.同期現象は複数の資源が収斂することで高められた投射可能性の産物である.同期現象の産出過程を発語だけでなく,語りの持つ構造,視線やジェスチャーなどの身体動作にも注目して分析することで,いまだ十分に解明されていないジェスチャーが持つ投射可能性,そしてジェスチャーの形状および産出のタイミングを予測するための資源を指摘した.同期現象の産出過程において,共-語り手たちによる微細な調整が聴き手に観察可能であることから,共-語り手間における語りの進度の乱れを払拭する役割を同期現象が担い,語りの進行に復帰することをハイライトしうることを示した.

    DOI CiNii

  • 線と面 : 『かぐや姫の物語』がもたらしたアニメーション史の新しい地平 (特集 高畑勲『かぐや姫の物語』の世界)

    細馬 宏通

    ユリイカ   45 ( 17 ) 175 - 181  2013年12月

    CiNii

  • アメリカの初期アニメイティッド・カートゥーンの「立体感」 (特集 アニメーションのマルチ・ユニヴァース)

    細馬 宏通

    表象   ( 7 ) 52 - 67  2013年

    CiNii

  • オノマトペの音韻構造とジェスチャーのタイミング分析 (ヒューマンコミュニケーション基礎)

    細馬 宏通

    電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報   112 ( 176 ) 79 - 82  2012年08月

    CiNii

  • 考えを表しあう身体 : 会話のなかのジェスチャーと身体動作 (特集 ジェスチャーとことば)

    細馬 宏通

    日本語学   31 ( 3 ) 28 - 38  2012年03月

    CiNii

  • 介護者どうしの会話に現れる身体化された知識 : カンファレンスにおけるジェスチャーの相互作用(言語コミュニケーションとそのフィールド)

    細馬 宏通, 中村 好孝, 城 綾実, 吉村 雅樹

    電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎   110 ( 185 ) 13 - 18  2010年08月

     概要を見る

    グループホームで行われるカンファレンスでは、それぞれの介護者が自分の経験を発語とジェスチャーによって表現する場面が見られる。本発表では「延長されたジェスチャー(細馬2009)」に注目して、申し送り場面における発語とジェスチャーの個体間相互作用を記述する。介護者の一人は、参与者全員に問い(隣接ペア第一部分)を発するが、発語に伴うジェスチャーは発語とともに終わるのではなく、空中でホールドされる。他の参与者は答え(隣接ペア第二部分)ととともに別の形のジェスチャーを行うが、それに合わせて最初の介護者のジェスチャーも変化する。この過程でそれぞれの参与者の知識や思考は、視覚化され、比較対照され、新しい知見が産み出される。

    CiNii

  • 多人数会話における自発的ジェスチャーの同期

    城 綾実, 細馬 宏通

    認知科学 = Cognitive studies : bulletin of the Japanese Cognitive Science Society   16 ( 1 ) 103 - 119  2009年03月  [査読有り]

    DOI CiNii

  • 西阪仰, 『分散する身体 エスノメソドロジー的相互行為分析の展開』, 勁草書房, 2008

    細馬 宏通

    社会言語科学   11 ( 2 ) 99 - 101  2009年

    DOI CiNii

  • 空間参照枠は会話の中でいかに構成されるか (特集 ことばと空間--言語に表れる身体性)

    細馬 宏通

    言語   37 ( 7 ) 27 - 35  2008年07月

    CiNii

  • 多人数による日常の問題発見と解決のプロセス--環境要因とコミュニケーション要因

    細馬 宏通

    人間文化   22 ( 0 ) 27 - 32  2007年12月

    CiNii

  • 身体・空間・他者:空間的身振りとその発達的変化

    荒川 歩, 大神 優子, 関根 和生, 毛利 真介, 河野 直子, 川野 健治, 細馬 宏通

    日本心理学会大会発表論文集   70 ( 0 ) WS030 - WS030  2006年

    DOI CiNii

  • 民俗芸能の継承における身体資源の再配分 : 西浦田楽からの試論(<特集>文化のリソースとしての身体)

    菅原 和孝, 藤田 隆則, 細馬 宏通

    文化人類学   70 ( 2 ) 182 - 205  2005年

     概要を見る

    民俗芸能の伝承を身体資源の配分過程として捉え、静岡県水窪町の西浦田楽における世襲制の変容を解明する。また、次世代への継承を実現する場としての練習に注目し、そのやりとりの特質を分析する。西浦田楽の核となるのは毎年旧暦1月18日に挙行される「観音様のお祭り」である。ここで奉納される舞は地能33演目、はね能11演目(うるう年は12演目)である。地能は能衆と呼ばれる24戸の家に固定した役として割りあてられ、父から長男へ世襲によって継承されてきた。200年以上の歴史をもつこの制度は、昭和40年代初頭から農村の過疎化により崩壊の危機に直面した。14戸に減少した能衆組織内で役の大幅な再配分が行われたが、とくに本来は役を持たなかったにもかかわらず技能に秀でた成員に、多くの役が負わされた。演者の固定しないはね能において身体技法の功拙が競われてきたことが、こうした再配分を可能にした。近年、はね能に関与している家のすべては、父と長男の二世代が田楽に参加しており、継承が急速に進行している。練習場面では、太鼓および練習場の物理的構造という資源を最大限活用する教示と習得の工夫が発達している。初心者(「若い衆」)の所作・身振り・動作を継年的に観察すると、困惑や依存から納得への明瞭な推移がみられる反面、年長者によって開示される知識が断片的で不透明であることからくる混乱も顕著であった。祭り前の集中的な練習によってある地能の舞いかたが若い衆に促成で植えつけられたことは、継承を急激に進めようとする年長者たちの決意を示すものであった。これらの分析結果に基づき、正統的周辺参加理論、および民俗芸能において「身体技法的側面」が突出するプロセスに関する福島真人の理論の適用可能性を検討するとともに、練習場面にみられる「楽しさ」を分析する展望を探る。

    DOI CiNii

  • 非言語行動における聞き手の役割:話し手志向・聞き手志向を超えて

    荒川歩, 高橋秀明, 木村昌紀, 細馬宏通, 磯友輝子, 坊農真弓, 古山宣洋, 西尾新, 安藤花恵

    立命館人間科学研究   9   121 - 141  2004年12月  [査読有り]

  • 自分の「忘れ」に気づくこと--忘却の自然誌へのアプローチ

    細馬 宏通

    人間文化   16 ( 0 ) 53 - 58  2004年11月

    CiNii

  • ニウス:物語と「事件」の通路--のぞきからくりの継子譚における物語構造

    細馬 宏通

    人間文化   16 ( 0 ) 2 - 11  2004年11月

    CiNii

  • 対話における記憶の相互作用分析:情報受容者のことばとジェスチャーが果たす役割 (テーマ:一般)

    細馬 宏通

    言語・音声理解と対話処理研究会   40   51 - 56  2004年03月

    CiNii

  • 対面会話におけるジェスチャーの空間参照枠と左右性 (テーマ:一般(第11回 社会言語科学研究大会と部分共催))

    細馬 宏通

    言語・音声理解と対話処理研究会   37   157 - 160  2003年03月

    CiNii

  • 祭礼空間を語ることばとジェスチャー--水窪町西蒲田楽別当の語り (テーマ:一般(第11回 社会言語科学研究大会と部分共催))

    細馬 宏通

    言語・音声理解と対話処理研究会   37   47 - 51  2003年03月

    CiNii

  • 河川空間を対象とした視覚‐行動モデルの開発~犬上川南青柳橋―宇尾大橋を事例として~:犬上川南青柳橋-宇尾大橋を事例として

    佐々木 和之, 細馬 宏通, 近藤 隆二郎

    環境システム研究論文集   31   405 - 415  2003年

     概要を見る

    1965年にスタートした河川敷の公園空間としての活用、1970年にスタートした親水をキーとした河川整備、いずれも「単一目的」の設計思想に支えられている整備である。故に元々川の持つ、行動の多様性・多義性が失われている。<BR>この多様性・多義性に着目した既存研究は存在する。しかし、人が河川空間をいかに認識しているのかについては考慮されていない。本研究は行動の要因として、生態学的視覚論を基に、動的視覚に着目した。その結果、縁とテクスチャと人間行動との対応モデルを5カテゴリー21種提示している。

    DOI CiNii

  • 対人距離と発話内容がジェスチャーに与える影響 (テーマ 一般)

    細馬 宏通

    言語・音声理解と対話処理研究会   32   1 - 4  2001年06月

    CiNii

  • 多人数による問題解決--1分間のマイクロ分析からわかること

    細馬 宏通

    言語・音声理解と対話処理研究会   ( 26 ) 27 - 32  1999年06月

    CiNii

  • 分かちがたい行為--観察と身体 (特集=多様性の生物学)

    細馬 宏通

    現代思想   25 ( 7 ) 336 - 343  1997年06月

    CiNii

  • 行動の直接観察とデータ解析

    細馬 宏通

    発達心理学研究   2 ( 2 ) 118 - 119  1991年09月

    DOI CiNii

  • A NEW ANALYSIS METHOD FOR THE COMPARISON OF 2 TEMPORAL PATTERNS, WITH INDEXES OF ASSOCIATION

    H HOSOMA

    JOURNAL OF ETHOLOGY   7 ( 1 ) 7 - 16  1989年06月  [査読有り]

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書籍等出版物

  • フキダシ論 : マンガの声と身体

    細馬, 宏通

    青土社  2023年06月 ISBN: 9784791775637

  • 鈴木雅雄・中田健太郎編『マンガメディア文化論 : フレームを越えて生きる方法』

    鈴木, 雅雄, 中田, 健太郎, 増田, 展大, 三輪, 健太朗, 鷲谷, 花, 宮本, 大人, 細馬, 宏通, 成相, 肇, 林, 道郎, 伊藤, 亜紗, Chen, Dominick, 藤本, 由香里, 西, 兼志, 伊藤, 剛( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 絵を読む時間の発生:行為主体としての人物と画中スピーチ pp.195-225)

    水声社  2022年05月 ISBN: 9784801006195

  • からだがかたどる発達 : 人・環境・時間のクロスモダリティ

    根ヶ山, 光一, 外山, 紀子( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第9章第3節「介護における利用者と介護者間の発達」pp.428-440)

    福村出版  2024年03月 ISBN: 9784571230691

  • うたのしくみ(増補完全版)

    細馬, 宏通

    ぴあ株式会社関西支社  2021年03月 ISBN: 9784835646251

  • 発話の権利

    定延, 利之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 再現行為とコ系指示語の「いま」性 pp.81-107)

    ひつじ書房  2020年12月 ISBN: 9784894769830

  • 漂流の演劇 : 維新派のパースペクティブ

    永田, 靖( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 『呼吸機械』(二〇〇八) 声とスケールの劇 pp.136-147)

    大阪大学出版会  2020年08月 ISBN: 9784872596939

  • いだてん噺

    細馬, 宏通( 担当: 単著)

    河出書房新社  2020年07月 ISBN: 9784309028927

  • 高畑勲をよむ : 文学とアニメーションの過去・現在・未来

    中丸, 禎子, 加藤, 敦子, 田中, 琢三, 兼岡, 理恵( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 火と幽霊—『火垂るの墓』のアニメーション化について pp.108-127)

    三弥井書店  2020年04月 ISBN: 9784838233663

  • ポップ・ミュージックを語る10の視点

    大和田, 俊之, 桝山, 寛, 牧村, 憲一, 柳樂, 光隆, MAM, 南田, 勝也, 冨田, 恵一, 渡辺, 志保(音楽ライター), 挾間, 美帆, 増田, 聡, 細馬, 宏通, 永冨, 真梨, 輪島, 裕介( 担当: 分担執筆,  担当範囲: デヴィッド・ボウイの「Away」感覚|〈スターマン〉〈ライフ・オン・マーズ?〉を読み解く)

    アルテスパブリッシング  2020年02月 ISBN: 9784865592153

  • 質的研究法マッピング : 特徴をつかみ、活用するために

    佐藤, 達哉, 春日, 秀朗, 神崎, 真実( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 3-4 エソロジー)

    新曜社  2019年09月 ISBN: 9784788516472

  • ELAN入門 : 言語学・行動学からメディア研究まで

    細馬, 宏通, 菊地, 浩平( 担当: 編集)

    ひつじ書房  2019年06月 ISBN: 9784894767652

  • 二つの「この世界の片隅に」

    細馬宏通( 担当: 単著)

    青土社  2017年09月 ISBN: 9784791770038

  • エドワード・ヤン : 再考/再見

    フィルムアート社, 鴻, 鴻, 田中, 竜輔, 山本, 純也( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「夏の終わりを告げる声——視聴覚的なできごととしての『ヤンヤン 夏の想い出』 pp.405-418)

    フィルムアート社  2017年08月 ISBN: 9784845916412

  • 石崎雅人編『高齢者介護のコミュニケーション研究』

    細馬宏通( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「介護活動を表現する身体 」)

    ミネルヴァ書房  2017年03月

  • 鈴木雅雄・中田健太郎編『マンガ視覚文化論:見る、聞く、話す』

    細馬宏通( 担当: 共著,  担当範囲: 吹きだしの順序と帰属について)

    水声社  2017年03月

  • 介護するからだ

    細馬 宏通

    医学書院  2016年 ISBN: 9784260028028

  • 木村大治編『動物と出会う II:心と社会の生成』

    細馬宏通( 担当: 共著,  担当範囲: 第三章:真似の相互行為論 pp.37-54)

    ナカニシヤ出版  2015年03月

  • うたのしくみ

    細馬宏通( 担当: 単著)

    ぴあ  2014年03月 ISBN: 9784835618760

  • 今日の「あまちゃん」から

    細馬, 宏通( 担当: 単著)

    河出書房新社  2013年12月 ISBN: 9784309022376

  • ミッキーはなぜ口笛を吹くのか : アニメーションの表現史

    細馬 宏通

    新潮社  2013年 ISBN: 9784106037351

  • 浅草十二階:塔の眺めと近代のまなざし(増補新版)

    細馬宏通( 担当: 単著)

    青土社  2011年08月

  • 坊農真弓・高梨克也編『多人数インタラクションの分析手法』

    細馬宏通( 担当: 共著,  担当範囲: 4.2節 pp.119-136)

    オーム社  2009年09月

  • 篠原和子・片岡邦好編『ことば・空間・身体』(ひつじ書房)

    細馬宏通( 担当: 共著,  担当範囲: 発話とジェスチャーはいかに話題の視点を表現するか? −日本語における左右概念を巡る個人内・個人間相互作用−)

    ひつじ書房  2008年03月

  • 絵はがきのなかの彦根

    細馬宏通( 担当: 単著)

    サンライズ出版  2007年11月 ISBN: 9784883251568

  • 絵はがきの時代

    細馬宏通( 担当: 単著)

    青土社  2006年06月 ISBN: 4791762746

  • 串田秀也・定延利之・伝康晴編『活動としての文と発話』

    細馬宏通( 担当: 共著,  担当範囲: 修復をとらえなおす pp.123-158)

    ひつじ書房  2005年10月

  • 伊藤勇・徳川直人編『相互行為の社会心理学』

    細馬宏通( 担当: 共著,  担当範囲: 9章(相互行為とメディア) pp.179-198)

    北樹出版  2002年10月

  • 浅草十二階 : 塔の眺めと「近代」のまなざし

    細馬 宏通

    青土社  2001年 ISBN: 4791758935

  • 『bit別冊 身体性とコンピュータ』(岡田美智男 他編)

    細馬宏通( 担当: 共著,  担当範囲: 細馬宏通: "チャットは向を前提としているか-チャットの時間構造と音声会話の時間構造-" (pp.338-349))

    共立出版  2000年

  • ステレオ : 感覚のメディア史 = Stereo : a view of the mind

    吉村 信, 細馬 宏通

    ペヨトル工房  1994年 ISBN: 4893422073

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講演・口頭発表等

  • コンピューター・ネットワークにおける遅延はいかに会話に影響するか

    細馬宏通

    国際エスノメソドロジー・会話分析学会  

    発表年月: 2024年06月

    開催年月:
    2024年06月
     
     
  • 日本のじゃんけんにおける動作の同期:動作の時間フレームとしての発話の構造

    細馬宏通

    社会言語学シンポジウム22  

    発表年月: 2018年06月

    開催年月:
    2018年06月
     
     
  • オノマトペ表現の音韻構造と随伴ジェスチャーのフェーズとの調節

    細馬宏通

    国際語用論学会大会  

    発表年月: 2017年07月

  • 介護活動を表現するオノマトペ

    細馬宏通

    人工知能学会言語・音声理解と対話処理研究会資料  

    発表年月: 2017年03月

  • 共同作業における指揮者の掛け声と身体動作―野沢温泉村道祖神祭りの里引きの事例から―

    細馬宏通

    日本認知科学会大会発表論文集(CD-ROM)  

    発表年月: 2017年

  • じゃんけんの同期はいかに即興的に達成されるか

    細馬宏通

    日本認知科学会大会発表論文集(CD-ROM)  

    発表年月: 2017年

  • ゲームの規則を相互行為によって管理する延長ジェスチャー

    細馬宏通

    ISGS(第7回国際ジェスチャー研究学会大会)  

    発表年月: 2016年07月

  • ある日本の伝統祭礼における祭りの山車による逸脱的相互行為の出現

    細馬宏通, 武田俊輔, 市川秀之, 横田幸子, 東幸代, 杉浦由香里, 丸山真央

    IIEMCA (国際エスノメソドロジー・会話分析学会)  

    発表年月: 2015年08月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 時空間マッピングの認知的基盤に関する理論的・実験的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    田窪 行則, 長屋 尚典, 中田 節子, 細馬 宏通

     概要を見る

    2021年度は新型コロナ感染症の影響で、実験、フィールド調査が行えなかっため、予定通り、主として2022年度以降の研究に向け、以下の準備作業を行った。時空間マッピングにかかわる言語表現を記述し、そこにかかわる認知的操作を随伴ジェスチャーによってどのように明らかにするかを考察するのを目的として、以下の記述作業、コーディングの方法の開発、調査準備、実験準備を行った。
    <BR>
    1. 時間表現と随伴ジェスチャーの分析のためのコーディング方法の開発を行った(全員)。2.宮古語における時間表現と随伴ジェスチャーのための書き起こし作業を行った(田窪、有田、細馬)。3.時空間の比喩表現における写像関係の記述を行った(田窪)。4. オンライン会議における時空間調節を考えるべく、回線の遅延がもたらすコミュニケーションのずれについて考察し,論文として発表した(細馬、村岡春視と共著)。また、絵画、映画、ゲームなどさまざまなメディアにおける、プレイヤー、鑑賞者の時空間認知について考察した(細馬)。5.ラマホロット語ならびにタガログ語の時空間表現についての基礎的調査を行った。既に収集したデータを整理分析することで両言語の研究を進めた。特に、ラマホロット語については「山」や「海」などの意味を持つ要素が文法化したものである方向詞の研究に集中し、sociotopographyと呼ばれる環境と空間表現の相関を想定するモデルのなかで分析を行い、その成果を雑誌論文で発表した(長屋)。

  • モアザンヒューマンの美学――動物論的転回以降の感性論的可能性

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    前川 修, 岩崎 秀雄, 水野 勝仁, 大橋 完太郎, 加須屋 誠, 松谷 容作, 岩城 覚久, 増田 展大, 細馬 宏通

  • 社会的ヘテロフォニーとしての漫才対話~オープンコミュニケーションの超分節性の解明

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2017年07月
    -
    2021年03月
     

    岡本 雅史, 阪田 真己子, 細馬 宏通, 大庭 真人

     概要を見る

    本年度はまず、当初の計画通り、研究代表者と研究分担者全員が中心となって新規の漫才対話データ収録を含めたシンポジウム企画を行った。具体的には、吉本興業および神奈川工科大学の協力のもと、日本認知科学会第35回大会においてシンポジウムを開催し、ロボット2体とプロの漫才師による同一ネタの実演と解説を行い、音声・映像データを収録することができた。このデータ分析は次年度の中心的課題となる。
    研究成果としては、まず代表者岡本は、既存の漫才映像を用いて、漫才対話の発話リズムが同期・変調されるパターンを解明し、その成果を第43回社会言語科学会で報告するとともに、これまでの漫才対話研究の成果を市井の人々に伝える機会とするべく、日本笑い学会のオープン講座で講演を行った。さらに、言語的な漫才対話分析としてツッコミ発話を聞き手行動として捉える論考を『聞き手行動のコミュニケーション学』の一編として公刊した。
    一方、分担者阪田は、上記の日本認知科学会での企画のために、プロの漫才師(かまいたち)の映像から身体動作と会話をタグ付けし、抽出するアノテーション作業を行った。それを元にそのデータを集計、分析し、当該企画において解説を行った。また、分担者細馬はNHKのTV番組「ろんぶ~ん」にて、漫才のツッコミ発話に随伴するジェスチャーについて紹介するとともに、既出論文で分析しなかったコンビのジェスチャーについても分析を行った。最後に、本年度より新たに分担者として追加された大庭は、収録した映像データのうち、聴衆の映像データに注目し、漫才の観客としての態度とシンポジウム参加者としての態度との違いのデータ化をすべくタグ付けを行っており、その成果は次年度に報告される予定である。

  • 介護場面における掛け声・オノマトペの動作調節機能に関する実証的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2017年07月
    -
    2020年03月
     

    細馬 宏通, 篠原 和子, 田中 秀幸

     概要を見る

    細馬は主に介護施設でのオノマトペ、掛け声使用場面の収集とコレクション化、および机運搬実験を用いた掛け声と動作のマルチモーダル分析の二つを行った。前者では、これまでの撮影ビデオから掛け声場面を取り出し、実際の介護場面で音声と動作が個人内、個人間でどのような時間構造を持つかについて、ELANによるコーディングおよび質的分析を行った。後者では、掛け声と動作に対して人がどのようなモデルを用いて同期を達成しようとするかを調査するために、2人ペアによる机運搬という簡単な課題を用いた実験的アプローチを行った。机の脚に加圧センサーをつけ、100msごとの変動を計測する装置を制作し、このデータを映像・音声と紐付けてELAN上で分析できるシステムを構築した。2人が運搬するときには「せーの」「よいしょ」といった持ち上げの際に発せられる典型的な掛け声が観察されたが、掛け声のどこで2人の持ち上げが同期するかはペアによってばらつきがあった。ペアの片方は、本格的な持ち上げの直前に、掛け声のモーラ構造にあわせてわずかに持ち上げて静止する「予備動作」を行うことが多く、この予備動作から500ms以内にペアのもう一方が持ち上げ動作を行うと、それに呼応して双方の持ち上げ動作の同期が達成される。掛け声は最初の「予備動作」を行うための時間スロットを提供しており、いったん「予備動作」が始まると短時間内に同期のための相互調整が起こるのではないかと考えられる。
    細馬・篠原・田中はこれらのデータに関してデータ・セッションを行い、インタラクションの時間構造をどうモデル化できるかについて検討した。
    分担者篠原は、前後移動を含む画像の時間的解釈を分析し、国際学会で発表した。またHLC研究会にてセミナーを開催し、身体動作を含む動画分析のワークショップ講師として細馬を招聘し、動作の同期について議論した。

  • 介護場面における掛け声・オノマトペの動作調節機能に関する実証的研究

    科学研究費:基盤研究(C)

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    細馬宏通

  • 祭りの支度を通じた共同体〈心体知〉の集団学習メカニズムの解明

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    榎本 美香, 寺岡 丈博, 坊農 真弓, 傳 康晴, 細馬 宏通, 高梨 克也, 高梨 克也

     概要を見る

    祭りの支度を通じて以下に示す共同体固有の〈心体知〉を後継者世代が仲間内や現役世代と多対多の相互作用から集団学習するメカニズムを解明した。 (1) 心: 成員たちがもつ価値観や見識、信頼感といったエートス (e.g. 他者への気配り, 自己犠牲の精神) (2) 体: 成員間で力や身体位置の配分が必要な協働活動技法 (e.g. 唄のリズムと木や縄の操作との同調) (3) 知: 祭具の名称や用法、祭りのしきたりといった共有知識 (e.g. 社各部位の木材や縄結びの呼称)
    共同体〈心体知〉を学習する成員たち自身のやり方を相互行為分析から炙り出し、その学習のメカニズムを解明した。

  • アイトラッカー技術活用による重度障害児のコミュニケーション力育成プログラム開発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2016年03月
     

    鈴木 眞知子, 加藤 寿宏, 細馬 宏通, 清川 加奈子

     概要を見る

    成果1;重度障がい児のコミュニケーション力に対する全国の親の認識調査を実施し、脊髄性筋委縮症1型児とその他の疾患児における親の認識特性が明らかとなった。医療者は、障がいの重い子どもの状態の安定性だけではなく、コミュニケーション力育成支援にも目を向ける必要性が示唆された。成果2;アイトラッカーを活用した重度障がい児向けのコミュニケーション力育成に向けたコンテンツ開発とその有効性を検討し、6つの効果(目で読む力、目で思考する力、概念の意味の理解、学習ツール、視機能訓練ツール、楽しみながら遊び感覚で評価、学習が行え、リアルタイムで確認可能)を確認した。

  • 相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    菅原 和孝, 木村 大治, 舟橋 美保, 細馬 宏通, 大村 敬一, 岩谷 洋史, 亀井 伸孝, 岩谷 彩子, 坊農 真弓, 古山 宣洋

     概要を見る

    本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の連関を解明し、記憶の身体化を明らかにした。さらに、過去の出来事が語られるプロセスを、表情をおびた身ぶりとして了解することにより、表象と知覚の二項対立を乗り超える理論枠を提示した。

  • 介護施設において高齢者・介護職員間で交わされる身体動作を用いた空間表現の研究

    科学研究費:基盤研究(C)

    研究期間:

    2009年04月
    -
    2012年03月
     

    細馬宏通

  • 日本語と日本手話の「発話」に含まれる統合的関係と連鎖的関係のマルチモーダル分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    高梨 克也, 坊農 真弓, 安井 永子, 細馬 宏通, 堀内 靖雄, 原田 なをみ, 神田 和幸, 城 綾実

     概要を見る

    日本語と日本手話の会話を収録したビデオデータを用い,ジェスチャーなどの身体表現がどのようにして言語と共に用いられることによって,情報伝達と行為遂行のための統合体としての「発話」が形成され(統合的関係),さらに,複数の会話参与者による「発話」同士の関係から,どのようにして会話が形成されるか(連鎖関係)を分析することを通じて,日本語と日本手話でのコミュニケーションで用いられる言語・非言語行動の間の時間的構造を解明した.

  • 笑いがもたらす情報・情動・同調に着目した漫才インタラクションの時空間的分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    飯田 仁, 岡本 雅史, 大庭 真人, 石本 祐一, 阪田 真己子, 細馬 宏通, 榎本 美香

     概要を見る

    計2回の漫才収録を通じ,漫才師および観客のデータを収集した.ツッコミ役が聞き手は,ツッコミ・同意のどちらを行うのかにより,ボケ役への顔を向ける潜時に違いがあることが分かった.また,モーションキャプチャによりツッコミを行う際に顔の向きとともに,近づくということが確認された.最後に,「身体ノリ」は観客の有無にかかわらず行われる一方で,観客のいる方が発生しやすく,また,同じネタでも観客の有無によってその表現は異なることがわかった.

  • 音声言語・手話・ジェスチャーの「発話」構造の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

    高梨 克也, 坊農 真弓, 原田 なをみ, 高梨 克也, 堀内 靖雄, 片桐 恭弘, 神田 和幸, 細馬 宏通, 原田 なをみ, 堀内 靖雄, 神田 和幸, 細馬 宏通, 坊農 真弓, 城 綾実

     概要を見る

    対面コミュニケーションの基本的単位である「発話」の構造について, 実際に収録されたデータを用いて分析した. 「発話」は言語だけでなく, ジェスチャーや視線などの非言語表現も含んだマルチモーダルな複合体である. そのため, 本研究では, 聴覚モダリティを用いる音声言語と視覚モダリティによる手話を比較し, 各モダリティの特徴を解明した. また, 言語の文法構造がコミュニケーションのやり取りを形成する際にどのように利用されるかを解明した.

  • 胎児期からの母子コミュニケーションの発達と支援にかんする縦断研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2004年
    -
    2006年
     

    竹下 秀子, 明和 政子, 細馬 宏通, 松嶋 秀明, 五十嵐 稔子, 坪田 明子

     概要を見る

    研究拠点「子育ち応援ラボうみかぜ」を中心に活動し、胎児期から出生後2歳ごろまでのヒトの母子コミュニケーションにかかわる以下の研究を実施した。1.胎児期について、4次元超音波画像診断装置を使用した行動観察を実施し、手指が口に接触する直前に口を開ける「予期的指すい」の出現を明らかにした。さらに、胎外からの聴覚的刺激に対する胎児の反応を分析し、口開け行動の生起頻度が、母親声や機械音に対しては増加することを明らかにした。他方、母親以外の声に対しては変化がみられず、聴覚刺激について、ヒトは出生以前から刺激の特性により異なる反応をしている可能性が示唆された。チンパンジー胎児1個体からも比較資料を得た。2.出生後については、新生児期から継続して発達検査を実施した。併せて実施した母親への面接調査から、子の能動性が高まる生後1~2か月に、母親の負担感がピークとなり、その後4か月にかけて一旦収束していくことが示唆された。また、母乳哺育に不安を抱える母親への授乳継続支援の一助となる情報を得ることを目的として、母乳哺育を行っている母子の授乳行動がどのように変化するのかを縦断的に調査し、授乳開始を啼泣する前に行うように指導することが授乳をスムーズに行うために効果的であるとの結果を得た。3.生後数か月からの母子の食事場面、物遊びや描画場面についての実験的縦断観察を実施した。これらを通じて、子は離乳食開始前後から、新奇なものであっても食物と非食物を分化させて認知しているにもかかわらず、食物を非食物のように扱って遊び食べをし、そこに母子の葛藤が生じること、積木や描画場面において、大人の見本や社会的指示がある場合に生じる調整行動が発達的に変化することを明らかにした。4.さらに、子育てサークルの設営を通じて、0~2歳期の子が、複数の母子の共同活動のなかで示す遊びの発達的変化と母親の育児意識の変化を調査した。

  • 湿潤熱帯における小動物の行動戦略に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1987年
     
     
     

    日高 敏隆, 大塚 公雄, 細馬 宏通, 近 雅博, 疋田 努, 今福 道夫, 石井 実

     概要を見る

    マレーシア湿潤熱帯は世界でももっとも生物相の豊かな地域であり, 貴重な場所である. われわれは過去4回にわたりこの地域で, 動物相, 小動物の行動, 生活史などについての調査をおこない, 興味深い成果を蓄績してきた.
    今回はその成果の上に立って, 昆虫を中心とした小動物の行動戦略を調査し, 熱帯における小動物の生活戦略の理解をさらに深めるとともに, 動物行動学・行動生態学の分野に新しい視野を開いてゆくことを目的とした.
    1)アルビジアを枯死させるAlbizia borerの調査を1985年に引続きBrumas植林地においておこない, 前回得た結論を確認するとともに, 少数ながら雄成虫を採集し, 現在その性フェロモンの解析をおこなっている.
    2)Brumas植林地およびsepilok原生林において, 家族生活をするので有名なクロツヤムシ9種, 51コロニーを調査し, 巣の創設様式, 家族構成などに関する貴重な資料を収集した. 帰途, 香港島山地において, 比較観察をおこない, 温帯・亜熱帯との比較における熱帯での生活様式について有益な示唆を得た.
    3)熱帯ではほとんど唯一の腐食者(scavenger)である糞虫相とそれらの行動について, Brumas植林地, Sepilok原生林, Sungai Manila草地における比較研究をおこない, コガネムシ亜科とマグソコガネ亜科という糞処理行動の異なるグループの分布と植生との関連を明らかにすることが出来た.
    4)熱帯にのみ見られるハラボソバチを中心にして, 真社会性アシナガバチ類の行動を, Brumas植林地とSepilok地区で観察した. ハラボソバチ類があちこちの巣の世話をすることなど, 理論的な示唆に富む事実を明きらかにし得た.
    5)各地(市街地を含む)の大小各種の水たまりに産卵するトンボ類について雄のなわばり行動を, 採用可能な代替戦略という観点から観察した. とくに多くの観察資料の得られた2種について, 現在詳しい解析をおこなっている.
    6)Sepilok原生林において, ヤモリ科, キノボリトカゲ科, トカゲ科, オオトカゲ科の4科29種のトカゲ類について, 熱帯種についてはほとんど調査のない体温調節行動を調べ, 貴重な資料を収集し得た. また採集個体について核型の調査をおこない, 目下そのデータを解析中である.
    7)その他, 各地において多くの小動物について予備的調査を行った. これらは今後の調査においてさらに研究を進める予定である.

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Misc

  • 校歌の宇宙—総特集 92年目の谷川俊太郎

    細馬 宏通

    ユリイカ   56 ( 3 ) 93 - 103  2024年03月

  • 夢の一人称と二人称 : 犬王の異眼、友有の耳—総特集 湯浅政明 : 『マインド・ゲーム』『四畳半神話大系』から『映像研には手を出すな!』、そして『犬王』へ

    細馬 宏通

    ユリイカ   54 ( 8 ) 30 - 38  2022年07月

  • 共同討議 オーディオヴィジュアルの歴史における「アニソン(1960/1990)」 : テレビまんが、音盤、ノスタルジー—Panel Discussion : Anison in the History of the Audiovisual, 1960/1990 : Cartoon Shows, Vinyl Records, and Nostalgia—特集 アニソン的思考 : オーディオヴィジュアルの可能性

    石岡 良治, 輪島 裕介, 石田 美紀, 細馬 宏通, 橋本 一径

    表象 / 表象文化論学会 編   ( 16 ) 19 - 52  2022年

  • 運動調整仮説 : オノマトペに随伴する動作の規則と多様性 (感性の認知科字と言語研究)

    細馬 宏通

    日本認知言語学会論文集 Papers from the National Conference of the Japanese Cognitive Linguistics Association   16   506 - 510  2016年

    CiNii

  • じゃんけんにおける行動の同期と身体相互行為

    細馬 宏通

    電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎   111 ( 464 ) 1 - 2  2012年02月

     概要を見る

    じゃんけんを行う際には,出す手をお互いに見える位置に振り下ろし,しかも振り下ろしのタイミングを同期させなくてはいけない.しかしじゃんけんの音声型には多様性があり予測が難しい,この問題を当事者が微細な行動によってどうマルチモーダルに解決しているかを考察する.

    CiNii

  • panpanyaの主題による四つの変奏—特集 panpanya : 夢遊するマンガの10年

    細馬 宏通

    ユリイカ   56 ( 1 ) 113 - 120  2024年01月

  • 内言のない会話劇 : 「日記」以前としての『BUTTER!!!』—特集 ヤマシタトモコ : 『くいもの処 明楽』『HER』『ひばりの朝』『さんかく窓の外側は夜』、そして『違国日記』へ

    細馬 宏通

    ユリイカ   55 ( 12 ) 137 - 148  2023年09月

  • ゴダールの音を遡る—総特集 ジャン=リュック・ゴダール 1930-2022

    細馬 宏通

    ユリイカ   55 ( 2 ) 405 - 415  2023年01月

  • 振動と咆哮 : 『ケイコ 目を澄ませて』の音と声—特集 三宅唱

    細馬 宏通

    ユリイカ   54 ( 14 ) 126 - 134  2022年12月

  • インタビュー 『犬王』をめぐる想像/創造の力—総特集 湯浅政明 : 『マインド・ゲーム』『四畳半神話大系』から『映像研には手を出すな!』、そして『犬王』へ

    湯浅 政明, 細馬 宏通

    ユリイカ   54 ( 8 ) 8 - 17  2022年07月

  • ビデオカメラパラドックス:我々は触ることにどこまで迫れるか

    坊農真弓, 坊農真弓, 葛岡英明, 高梨克也, 伝康晴, 細馬宏通

    人工知能学会言語・音声理解と対話処理研究会資料   89th  2020年

    J-GLOBAL

  • 対談 時が作るからだ、こえ、ことば (特集 歳月)

    伊藤 比呂美, 細馬 宏通

    すばる   40 ( 10 ) 186 - 201  2018年10月

    CiNii

  • 大人のためのグリム童話 手をなくした少女 公開記念対談 セバスチャン・ローデンバック監督 細馬宏通 「手で描く」という快楽に導かれて (2018年 アニメーション映画のゆくえ)

    ローデンバック セバスチャン, 細馬 宏通

    キネマ旬報   ( 1788 ) 32 - 35  2018年09月

    CiNii

  • 対談 アニメーションという旅路(stray)の途中で (総特集 決定版 ウェス・アンダーソンの世界 : 『犬ヶ島』へようこそ!)

    細馬 宏通, 土居 伸彰

    ユリイカ   50 ( 7 ) 64 - 77  2018年06月

    CiNii

  • 『カルテット』『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌を読み解く (特集 テレビドラマをつくる : 物語の生まれる場所) -- (物語のつくり方)

    細馬 宏通

    美術手帖 : monthly art magazine   70 ( 1064 ) 58 - 61  2018年02月

    CiNii

  • んの彼方に (総特集 遠藤賢司 : 言音一致の純音楽家 1947-2017)

    細馬 宏通

    ユリイカ   49 ( 22 ) 206 - 209  2018年01月

    CiNii

  • Twitterで書くことと読むこと -タイムライン上の他者とリアルタイム性-

    細馬 宏通

    情報処理   59 ( 1 ) 4 - 7  2017年12月

     概要を見る

    いまやSNSは多くの人にとって身近なネットワークになっている.その中で,Twitterは,タイムラインに短い文章を埋め込むことができ,不特定多数に開かれており,各参加者が自他の発言を独自のタイムライン上に表示し,書いたり読んだりすることができる点で独自の読み書き環境である.そこで起こる「攻撃的な発言」や「嫌がらせ」に対して運営側は近年,対処を迫られている.多様な発言を分類する明快な倫理的基準を作るのは難しい.重要なことはTwitter Japanの措置がどのように行われ,どのような倫理的判断がそこで行われたかを明快にすること,また,基本的にアカウントの凍結は永久凍結ではなく,一時凍結を原則とし,倫理的基準に関する議論の推移によってアカウントを再び復活できるようにしておくことである.SNSという特定の会社が運営する発言環境や執筆環境が,驚くほど多くの人々によって利用されている現在,そこで行使される倫理的基準は,単なる一会社の判断基準であるにとどまらず,多くのユーザの記憶のあり方に関わっている.

    CiNii

  • 情動の新しい運動場 : 矢野顕子の声とピアノ (総特集 矢野顕子 : ピアノが愛した女。…矢野顕子の40年)

    細馬 宏通

    ユリイカ   49 ( 2 ) 58 - 64  2017年02月

    CiNii

  • 公開対談 「観察」することの驚きと歓び

    六車 由実, 細馬 宏通

    訪問看護と介護   21 ( 10 ) 753 - 759  2016年10月

    CiNii

  • 対談 亀井若菜『語りだす絵巻 : 「粉河寺縁起絵巻」「信貴山縁起絵巻」「掃墨物語絵巻」論』 2015年度 芸術選奨 文部科学大臣賞 受賞記念 亀井若菜・細馬宏通 「粉河寺縁起絵巻」を読み解く

    亀井 若菜, 細馬 宏通

    人間文化 : 滋賀県立大学人間文化学部研究報告   41   38 - 44  2016年10月

    CiNii

  • ゆるみ、反発、一時停止 : 介護のなかにからだを見つける (特集 老い衰えゆくからだ : 話す・動くから考える)

    細馬 宏通

    談 : speak, talk, and think   ( 107 ) 9 - 16,18-35  2016年

    CiNii

  • スクリーン・プラクティスのふくらみ : 大久保遼『映像のアルケオロジー : 視覚理論・光学メディア・映像文化』書評

    細馬 宏通

    表象   ( 10 ) 280 - 284  2016年

    CiNii

  • 促音のポケット : RCサクセション「トランジスタ・ラジオ」 (特集 批評再生塾 第一期、総代発表!) -- (課題と回答)

    細馬 宏通

    小説tripper : トリッパー     78 - 80  2016年

    CiNii

  • 本 おしゃべりと旅が生んだ物語 : 竹宮惠子『少年の名はジルベール』

    細馬 宏通

    こころ   31   170 - 173  2016年

    CiNii

  • 圏と星座 : アルバム『リトルメロディ』の声 (特集 七尾旅人 : 無数の声が「うた」であることの最初の証明)

    細馬 宏通

    ユリイカ   47 ( 10 ) 122 - 126  2015年07月

    CiNii

  • 歌と言い伝え (特集 クラムボン)

    細馬 宏通

    ユリイカ   47 ( 4 ) 146 - 151  2015年03月

    CiNii

  • 観察から論文へ:行動の時間をいかに記述するか

    外山 紀子, 細馬 宏通, 根ケ山 光一, 伝 康晴, 高梨 克也

    日本心理学会大会発表論文集   78 ( 0 ) SS - 041-SS-041  2014年

    DOI CiNii

  • 対談 アニメの歴史を変える映画 : 『かぐや姫の物語』を体験する (特集 高畑勲『かぐや姫の物語』の世界)

    奈良 美智, 細馬 宏通

    ユリイカ   45 ( 17 ) 158 - 174  2013年12月

    CiNii

  • パワーズ・オブ・十(じゅう) (総特集 岡村靖幸)

    細馬 宏通

    ユリイカ   45 ( 8 ) 208 - 213  2013年07月

    CiNii

  • アンドロイドらしさは会話によっていかに組織化されるか。 : 演劇『三人姉妹』のマルチモーダル分析 (第3回対話システムシンポジウム)

    細馬 宏通, 坊農 真弓, 石黒 浩

    言語・音声理解と対話処理研究会   67   25 - 30  2013年02月

    CiNii

  • 奥行きの魔術 絵はがきとパノラマ。 (特集 空から見た東京の今昔)

    細馬 宏通

    東京人   28 ( 1 ) 74 - 79  2013年01月

    CiNii

  • 日曜の朝 : 「マームとジプシー」のリフレインと場所 (特集 この小劇場を観よ!2013)

    細馬 宏通

    ユリイカ   45 ( 1 ) 164 - 169  2013年01月

    CiNii

  • 浅草十二階の明治。 (特集 タワー)

    細馬 宏通

    東京人   27 ( 6 ) 60 - 65  2012年05月

    CiNii

  • 巻頭インタビュー ケアする人々(4)細馬宏通さん 微視的にケアのプロセスを「記述」する--介護現場のコミュニケーション分析が見せてくれるもの

    細馬 宏通

    訪問看護と介護   16 ( 4 ) 267 - 272  2011年04月

    CiNii

  • 個体の来歴,ヒトの来歴 (特集 追悼 日高敏隆)

    細馬 宏通

    生物科学   62 ( 2 ) 79 - 81  2011年02月

    CiNii

  • 特集「相互作用のマルチモーダル分析」

    細馬 宏通, 片岡 邦好, 村井 潤一郎, 岡田 みさを

    社会言語科学   14 ( 1 ) 1 - 4  2011年

    DOI CiNii

  • 多人数会話におけるジェスチャーの同期はいかにして達成されるのか : ジェスチャー・フェーズのタイミングに注目して

    城 綾実, 細馬 宏通

    電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語   110 ( 313 ) 25 - 28  2010年11月

     概要を見る

    複数の人が同時に同じ形状のジェスチャーを産出する(ジェスチャーが同期する)現象を詳細に分析することで,ジェスチャーの同期は偶然ではなく,参与者たちがそれぞれの発語や動作からどのような形状のジェスチャーをどのタイミングで産出するのかを予測しながら達成される現象であることを示す.本稿では,ジェスチャーの各フェーズが産出されるタイミングに着目して,ジェスチャーの同期に必要な手がかりについて論じる.

    CiNii

  • 本の記憶、ページの記憶 (特集 電子書籍を読む!)

    細馬 宏通

    ユリイカ   42 ( 9 ) 100 - 105  2010年08月

    CiNii

  • アルツハイマー型認知症高齢者の立ち上がり行動

    細馬 宏通

    人工知能学会全国大会論文集   24   1 - 3  2010年

    CiNii

  • 模倣する身体 (ポピュラーカルチャーシンポジウム パクリ--ポピュラー・カルチャーにおける模倣と流用)

    細馬 宏通

    ポピュラーカルチャー研究   4 ( 1 ) 58 - 67  2010年

    CiNii

  • 行動の来歴、個体の来歴 (総特集 昆虫主義)

    細馬 宏通

    ユリイカ   41 ( 11 ) 87 - 93  2009年09月

    CiNii

  • 歌を育てたカナリアのために (総特集 初音ミク--ネットに舞い降りた天使)

    細馬 宏通

    ユリイカ   40 ( 15 ) 30 - 36  2008年12月

    CiNii

  • 洞窟体験者のキャラクタ視点ジェスチャ

    細馬 宏通

    電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎   108 ( 187 ) 19 - 20  2008年08月

    CiNii

  • オランダ日和--フェルメールと両眼視 (特集 フェルメール)

    細馬 宏通

    ユリイカ   40 ( 9 ) 121 - 130  2008年08月

    CiNii

  • 趣味と戦争 絵はがき蒐集と紀念スタンプ (特集 戦争とメディア、そして生活) -- (戦争とメディア、そして生活)

    細馬 宏通

    アジア遊学   0 ( 111 ) 60 - 69  2008年07月

    CiNii

  • 非言語コミュニケーション研究のための分析単位 : ジェスチャー単位(<連載チュートリアル>多人数インタラクションの分析手法〔第5回〕)

    細馬 宏通, Hiromichi Hosoma, Faculty of Human Culture University of Shiga Prefecture

    人工知能学会誌 = Journal of Japanese Society for Artificial Intelligence   23 ( 3 ) 390 - 396  2008年05月

    CiNii

  • 障害児・者と音楽家による即興音楽活動から学ぶもの(自主シンポジウム62,日本特殊教育学会第45回大会シンポジウム報告)

    有働 眞理子, 高野 美由紀, 沼田 里衣, 林 加奈, 森本 アリ, 細馬 宏通

    特殊教育学研究   45 ( 5 ) 357 - 358  2008年01月

    CiNii

  • 投書家熊楠と投書空間としての『ネイチャー』 (特集 南方熊楠)

    細馬 宏通

    ユリイカ   40 ( 1 ) 96 - 102  2008年01月

    CiNii

  • 忘れものと『東京物語』--忘却の自然誌へのアプローチ(2)

    細馬 宏通

    人間文化   22 ( 0 ) 33 - 40  2007年12月

    CiNii

  • 『音の海』という体験 (総特集 大友良英)

    大友 良英, 細馬 宏通

    ユリイカ   39 ( 9 ) 239 - 260  2007年07月

    CiNii

  • 「飲まずに噛んだ?」「噛まずに飲んだ!」 : グループホームにおける相互行為(介護福祉学科,聖泉大学短期大学部)

    上田 宜子, 藤澤 枝美子, 青木 信雄, 細馬 宏通, 吉村 夕里, 吉村 雅樹

    聖泉論叢   15   303 - 324  2007年

     概要を見る

    グループホームの入居者の抱えている問題は,単に入所者個人のモノではなく,入所者と介護職員との相互作用によって構成される。本研究では認知症対応型Sグループホームの介護職員と入所者との間に起こる双方の働きかけについて,とくに食事場面の咀嚼行為に焦点を当て,じっさいの会話データに基づき相互行為分析により明らかにする。

    CiNii

  • 追想の捕球法--『花男』論 (特集 松本大洋)

    細馬 宏通

    ユリイカ   39 ( 1 ) 155 - 165  2007年01月

    CiNii

  • PH (総特集 稲垣足穂)

    細馬 宏通

    ユリイカ   38 ( 11 ) 173 - 181  2006年09月

    CiNii

  • 行為の3D空間--『スーパーマリオ64』と『ゼルダの伝説 時のオカリナ』 (特集 任天堂/Nintendo--遊びの哲学)

    細馬 宏通

    ユリイカ   38 ( 6 ) 190 - 197  2006年06月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(15)彩色と痕跡

    細馬 宏通

    ユリイカ   37 ( 10 ) 232 - 238  2005年09月

    CiNii

  • 論考1 空間をめぐって(4)わたしが音を聴いている場所 (特集 音を聴く/音をつくる--音楽の新たな地平に向かって)

    細馬 宏通

    ダイアテキスト   ( 16 ) 70 - 79  2005年09月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(14)万博からの挨拶

    細馬 宏通

    ユリイカ   37 ( 7 ) 20 - 27  2005年07月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(12)絵はがきと旅

    細馬 宏通

    ユリイカ   37 ( 5 ) 20 - 24  2005年05月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(10)発信者カール・ルイス

    細馬 宏通

    ユリイカ   37 ( 3 ) 19 - 25  2005年03月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(9)カードとディスプレイ

    細馬 宏通

    ユリイカ   37 ( 2 ) 20 - 25  2005年02月

    CiNii

  • パノラマ館から博覧会へ--見るものと世界をつなぐ「視線」の変化 (日本の博覧会--寺下勍コレクション)

    細馬 宏通

    別冊太陽   ( 133 ) 175 - 180  2005年02月

    CiNii

  • 封書から絵はがきへ--開かれた絵とことば (特集 ヴィジュアル・カルチャー・スタディーズ--作品からイメージへ)

    細馬 宏通

    美術フォーラム21   12 ( 0 ) 26 - 33  2005年

    CiNii

  • 絵はがきの時代(7)絵はがきの中の奥行き

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 13 ) 22 - 28  2004年12月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(6)夜と昼のあいだ

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 12 ) 22 - 27  2004年11月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(5)洪水と空白

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 11 ) 19 - 25  2004年10月

    CiNii

  • 金属の肺、のびあがる体--松本隆の詞とドラマーの生理 (特集 はっぴいえんど--35年目の夏なんです) -- (風街の創造者)

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 9 ) 63 - 73  2004年09月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(4)あらかじめ失われる旅

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 8 ) 8 - 15  2004年08月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(3)アルプスからの挨拶

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 7 ) 8 - 15  2004年07月

    CiNii

  • 絵はがきの時代(2)セルロイド・エイジ

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 6 ) 28 - 34  2004年06月

    CiNii

  • 絵はがきの時代 漏らすメディア

    細馬 宏通

    ユリイカ   36 ( 5 ) 8 - 14  2004年05月

    CiNii

  • チューリング・テストと対話アルゴリズム (特集 CODE/コモンズ/ソフトウェア--創造の原理と権利) -- (CODE/コモンズ/ソフトウェアの観念史)

    細馬 宏通

    インタ-コミュニケ-ション   13 ( 1 ) 76 - 79  2004年

    CiNii

  • 磐梯山噴火の幻灯写真

    大迫 正弘, 佐藤 公, 細馬 宏通

    国立科学博物館研究報告 E類 (理工学)   26   1 - 9  2003年12月

     概要を見る

    Glass photo slides of the eruption of Bandai-san in 1888 are in geophysical collections of the National Science Museum, Tokyo. Many pictures of the distractive event in Aizu, Fukushima Prefecture were recorded on dry photographic plates, and slide shows on the eruption were held for relief to victims of the disaster. However, a large part of the photographs and the slides have been lost. The slide set in the NSM collection contains 24 photographs taken by W. K. Burton and few other anonymous photographers accompanying with scientists who surveyed the eruption immediately after. The slides, some of which are colored, were probably projected in a public lecture held at Hitotsubashi Hall of the Imperial University in Tokyo. The lecture was presented by K. Sekiya (the first professor of seismology) who performed the study on the eruption of Bandai-san as the principal investigator.

    CiNii

  • 討論 私たちがつくりたい「日本の記憶」コレクション (「日本の記憶(ジャパニーズ・メモリー)」のつくりかた(1))

    大串 夏身, 細馬 宏通, 松下 眞也

    季刊・本とコンピュータ. 第二期   ( 7 ) 160 - 173  2003年

    CiNii

  • Eメール往復書簡 テキストとしての本・物体としての本 (特集 未来図書目録)

    久保田 晃弘, 細馬 宏通

    インタ-コミュニケ-ション   11 ( 2 ) 105 - 123  2002年

    CiNii

  • 声と合いの手 (特集 山田風太郎)

    細馬 宏通

    ユリイカ   33 ( 14 ) 162 - 167  2001年12月

    CiNii

  • レイモンド・スコット--電子音楽の理想宮 (特集 21世紀のための音/音楽ガイド--インターコミュニケーション・ミレニアム・ディスクガイド)

    細馬 宏通

    インタ-コミュニケ-ション   10 ( 1 ) 100 - 108  2001年

    CiNii

  • 動物たちの気になる行動(23)人間の身振りを観察する--日常会話の身振り分析への招待

    細馬 宏通

    遺伝   54 ( 11 ) 63 - 65  2000年11月

    CiNii

  • ブニュエルの朝の歌--『昇天峠』をめぐる眠り (特集 ブニュエル--生誕100年記念特集) -- (増殖、氾濫、侵犯)

    細馬 宏通

    ユリイカ   32 ( 12 ) 174 - 179  2000年09月

    CiNii

  • 塔の眺め(最終回)十二階という現在

    細馬 宏通

    ユリイカ   32 ( 5 ) 193 - 213  2000年04月

    CiNii

  • 塔の眺め(8)啄木の凌雲閣

    細馬 宏通

    ユリイカ   31 ( 12 ) 226 - 239  1999年11月

    CiNii

  • 塔の眺め(7)花袋の「描寫」とパノラマの時代

    細馬 宏通

    ユリイカ   31 ( 10 ) 239 - 249  1999年09月

    CiNii

  • 塔の眺め(6)パノラマという現実

    細馬 宏通

    ユリイカ   31 ( 8 ) 220 - 229  1999年07月

    CiNii

  • 塔の眺め(5)垂直のメディア・平面のメディア

    細馬 宏通

    ユリイカ   31 ( 7 ) 250 - 256  1999年06月

    CiNii

  • 塔の眺め 3 目睫の間にあるもの

    細馬 宏通

    ユリイカ   31 ( 5 ) 230 - 237  1999年04月

    CiNii

  • 塔の眺め--浅草12階というランドマーク (特集 終末論)

    細馬 宏通

    ユリイカ   31 ( 2 ) 180 - 195  1999年02月

    CiNii

  • 教養講座「エレベ-タ-という文化」-4-エレベ-タ-と関東大震災後の文学

    細馬 宏通

    エレベ-タ界   33 ( 130 ) 25 - 29  1998年04月

    CiNii

  • 「エレベ-タ-という文化」(3)エレベ-タ-の時間

    細馬 宏通

    エレベ-タ界   32 ( 129 ) 33 - 35  1998年01月

    CiNii

  • 「カットアップ・ソフト」の罠--「ドクタ-バロウズ」をめぐって (特集 バロウズのいない世界)

    細馬 宏通, 陣野 俊史

    ユリイカ   29 ( 14 ) 238 - 246  1997年11月

    CiNii

  • 教養講座 「エレベ-タ-という文化」 (2) 漫画におけるエレベ-タ-

    細馬 宏通

    エレベ-タ界   32 ( 128 ) 54 - 58  1997年10月

    CiNii

  • 「エレベ-タ-という文化」(1)報道に見るエレベ-タ-という場

    細馬 宏通

    エレベ-タ界   32 ( 126 ) 17 - 21  1997年04月

    CiNii

  • ニンテンドウ64日記

    細馬 宏通

    情報処理学会研究報告.IM, [情報メディア]   96 ( 119 ) 1 - 1  1996年11月

    CiNii

  • 行動観察入門--行動をことばにする (人間行動の生物学<特集>)

    細馬 宏通

    遺伝   49 ( 10 ) p27 - 31  1995年10月

    CiNii

  • 当世文字顔事情--パソコン通信でのさまざまな使われ方

    細馬 宏通

    科学朝日   53 ( 10 ) p120 - 122  1993年10月

    CiNii

  • F07 クワエダシャクの枝模倣の効果について(行動)

    細馬 宏通

    日本応用動物昆虫学会大会講演要旨   ( 30 ) 51 - 51  1986年06月

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現在担当している科目

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特定課題制度(学内資金)

  • アニメーション化の微視的分析:異なるメディア間での翻案がもつ制約と可能性

    2020年  

     概要を見る

    1. 作画内の時間構造分析、2. 絵コンテと作画間の時間構造の比較分析、3. 視覚障害者用の音響キューによるアニメーション表現の翻訳の分析を行った。いずれの場合も、まずELANによってアニメーションのショット分析を行い、各ショットとカットの構造を記述した上で、1に関してはショット間比較を、2に関しては絵コンテと実際に描かれた作画の比較を行った。3に関しては、アクションRPGゲーム「Last of Us」の視覚障害者用音響キューを対象に、アニメーションの各ショットで用いられる空間表現が音響キューによってどのように表現し直され、それがどのような空間認知をもたらしているかを分析した。