細馬 宏通 (ホソマ ヒロミチ)

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所属

文学学術院 文化構想学部

職名

教授

プロフィール

複数の人が集まる場所で起こる身体動作の研究を行っています。

日常会話、伝統芸能の伝承場面、介護場面などで、人と人とが空間や時間をどうとらえ、どのように相互に思考するかを、発語とジェスチャーの微細な構造を拾い上げることで探ります。机運び、漫才、じゃんけん、カードゲーム、ページめくり、演劇の稽古など、扱う場面は近年ますます多様になってきました。

著作では主に、マンガ、アニメーション、TVドラマ、絵はがき、パノラマなど、視聴覚文化の表現史に関するものを書いています。

学位 【 表示 / 非表示

  • 京都大学大学院   博士(理学博士)

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2019年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   教授

  • 2009年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   School of Human Cultures   教授

  • 2007年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   School of Human Cultures   准教授

  • 2006年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   School of Human Cultures   助教授

  • 2005年
    -
     

    滋賀県立大学 人間文化学部   School of Human Cultures   講師

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本認知科学会

  •  
     
     

    日本質的心理学会

  •  
     
     

    人工知能学会

  •  
     
     

    社会言語科学会

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 社会心理学

  • 言語学

  • 社会福祉学

  • 認知科学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 相互行為

  • 空間表現

  • 身体動作

  • 絵葉書

  • オノマトペ

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論文 【 表示 / 非表示

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • うたのしくみ 増補完全版

    細馬, 宏通( 担当: 単著)

    2021年03月

  • 発話の権利

    定延, 利之( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 再現行為とコ系指示語の「いま」性 pp.81-107)

    ひつじ書房  2020年12月 ISBN: 9784894769830

  • 漂流の演劇 : 維新派のパースペクティブ

    永田, 靖( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 『呼吸機械』(二〇〇八) 声とスケールの劇 pp.136-147)

    大阪大学出版会  2020年08月 ISBN: 9784872596939

  • いだてん噺

    細馬, 宏通( 担当: 単著)

    河出書房新社  2020年07月 ISBN: 9784309028927

  • 高畑勲をよむ : 文学とアニメーションの過去・現在・未来

    中丸, 禎子, 加藤, 敦子, 田中, 琢三, 兼岡, 理恵( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 火と幽霊—『火垂るの墓』のアニメーション化について pp.108-127)

    三弥井書店  2020年04月 ISBN: 9784838233663

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Misc 【 表示 / 非表示

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 社会的ヘテロフォニーとしての漫才対話~オープンコミュニケーションの超分節性の解明

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2017年07月
    -
    2021年03月
     

    岡本 雅史, 阪田 真己子, 細馬 宏通, 大庭 真人

     概要を見る

    本年度はまず、当初の計画通り、研究代表者と研究分担者全員が中心となって新規の漫才対話データ収録を含めたシンポジウム企画を行った。具体的には、吉本興業および神奈川工科大学の協力のもと、日本認知科学会第35回大会においてシンポジウムを開催し、ロボット2体とプロの漫才師による同一ネタの実演と解説を行い、音声・映像データを収録することができた。このデータ分析は次年度の中心的課題となる。
    研究成果としては、まず代表者岡本は、既存の漫才映像を用いて、漫才対話の発話リズムが同期・変調されるパターンを解明し、その成果を第43回社会言語科学会で報告するとともに、これまでの漫才対話研究の成果を市井の人々に伝える機会とするべく、日本笑い学会のオープン講座で講演を行った。さらに、言語的な漫才対話分析としてツッコミ発話を聞き手行動として捉える論考を『聞き手行動のコミュニケーション学』の一編として公刊した。
    一方、分担者阪田は、上記の日本認知科学会での企画のために、プロの漫才師(かまいたち)の映像から身体動作と会話をタグ付けし、抽出するアノテーション作業を行った。それを元にそのデータを集計、分析し、当該企画において解説を行った。また、分担者細馬はNHKのTV番組「ろんぶ~ん」にて、漫才のツッコミ発話に随伴するジェスチャーについて紹介するとともに、既出論文で分析しなかったコンビのジェスチャーについても分析を行った。最後に、本年度より新たに分担者として追加された大庭は、収録した映像データのうち、聴衆の映像データに注目し、漫才の観客としての態度とシンポジウム参加者としての態度との違いのデータ化をすべくタグ付けを行っており、その成果は次年度に報告される予定である。

  • 介護場面における掛け声・オノマトペの動作調節機能に関する実証的研究

    基盤研究(C)

    研究期間:

    2017年07月
    -
    2020年03月
     

    細馬 宏通, 篠原 和子, 田中 秀幸

     概要を見る

    細馬は主に介護施設でのオノマトペ、掛け声使用場面の収集とコレクション化、および机運搬実験を用いた掛け声と動作のマルチモーダル分析の二つを行った。前者では、これまでの撮影ビデオから掛け声場面を取り出し、実際の介護場面で音声と動作が個人内、個人間でどのような時間構造を持つかについて、ELANによるコーディングおよび質的分析を行った。後者では、掛け声と動作に対して人がどのようなモデルを用いて同期を達成しようとするかを調査するために、2人ペアによる机運搬という簡単な課題を用いた実験的アプローチを行った。机の脚に加圧センサーをつけ、100msごとの変動を計測する装置を制作し、このデータを映像・音声と紐付けてELAN上で分析できるシステムを構築した。2人が運搬するときには「せーの」「よいしょ」といった持ち上げの際に発せられる典型的な掛け声が観察されたが、掛け声のどこで2人の持ち上げが同期するかはペアによってばらつきがあった。ペアの片方は、本格的な持ち上げの直前に、掛け声のモーラ構造にあわせてわずかに持ち上げて静止する「予備動作」を行うことが多く、この予備動作から500ms以内にペアのもう一方が持ち上げ動作を行うと、それに呼応して双方の持ち上げ動作の同期が達成される。掛け声は最初の「予備動作」を行うための時間スロットを提供しており、いったん「予備動作」が始まると短時間内に同期のための相互調整が起こるのではないかと考えられる。
    細馬・篠原・田中はこれらのデータに関してデータ・セッションを行い、インタラクションの時間構造をどうモデル化できるかについて検討した。
    分担者篠原は、前後移動を含む画像の時間的解釈を分析し、国際学会で発表した。またHLC研究会にてセミナーを開催し、身体動作を含む動画分析のワークショップ講師として細馬を招聘し、動作の同期について議論した。

  • 介護場面における掛け声・オノマトペの動作調節機能に関する実証的研究

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    細馬宏通

    担当区分: 研究代表者

  • 祭りの支度を通じた共同体〈心体知〉の集団学習メカニズムの解明

    基盤研究(B)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    榎本 美香, 寺岡 丈博, 坊農 真弓, 傳 康晴, 細馬 宏通, 高梨 克也, 高梨 克也

     概要を見る

    祭りの支度を通じて以下に示す共同体固有の〈心体知〉を後継者世代が仲間内や現役世代と多対多の相互作用から集団学習するメカニズムを解明した。 (1) 心: 成員たちがもつ価値観や見識、信頼感といったエートス (e.g. 他者への気配り, 自己犠牲の精神) (2) 体: 成員間で力や身体位置の配分が必要な協働活動技法 (e.g. 唄のリズムと木や縄の操作との同調) (3) 知: 祭具の名称や用法、祭りのしきたりといった共有知識 (e.g. 社各部位の木材や縄結びの呼称)
    共同体〈心体知〉を学習する成員たち自身のやり方を相互行為分析から炙り出し、その学習のメカニズムを解明した。

  • 介護施設において高齢者・介護職員間で交わされる身体動作を用いた空間表現の研究

    研究期間:

    2009年04月
    -
    2012年03月
     

    細馬宏通

    担当区分: 研究代表者

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

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特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • アニメーション化の微視的分析:異なるメディア間での翻案がもつ制約と可能性

    2020年  

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    1. 作画内の時間構造分析、2. 絵コンテと作画間の時間構造の比較分析、3. 視覚障害者用の音響キューによるアニメーション表現の翻訳の分析を行った。いずれの場合も、まずELANによってアニメーションのショット分析を行い、各ショットとカットの構造を記述した上で、1に関してはショット間比較を、2に関しては絵コンテと実際に描かれた作画の比較を行った。3に関しては、アクションRPGゲーム「Last of Us」の視覚障害者用音響キューを対象に、アニメーションの各ショットで用いられる空間表現が音響キューによってどのように表現し直され、それがどのような空間認知をもたらしているかを分析した。

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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