Updated on 2024/04/20

写真a

 
KOMATSU, Mei
 
Affiliation
Faculty of Science and Engineering, School of Creative Science and Engineering
Job title
Assistant Professor(non-tenure-track)
Degree
Bachelor of Architecture ( 2016.03 Waseda University )
Master of Architecture ( 2018.03 Waseda University )
Doctor of Architecture ( 2022.02 Waseda University )
Profile

1994年東京都生まれ。早稲田大学創造理工学部建築学科助教。専門は都市計画。

Research Experience

  • 2022.04
    -
    Now

    早稲田大学創造理工学部建築学科 助教

  • 2018.04
    -
     

    Waseda University, School of Creative Science and Engineering, Department of Achitecture   Faculty Assistant

  • 2016.10
    -
    2018.03

    早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻   有賀研究室   研究補助者

  • 2017.01
    -
    2017.03

    Waseda University

  • 2016.03
     
     

    Waseda University

Education Background

  • 2018.04
    -
     

    Waseda University   Graduate School of Creative Science and Engineering   Department of Architecture  

  • 2016.04
    -
    2018.03

    Waseda University   Graduate School of Creative Science and Engineering   Department of Architecture  

  • 2012.04
    -
    2016.03

    Waseda University   School of Creative Science and Engineering   Department of Architecture  

Professional Memberships

  •  
     
     

    The City Planning Institute of Japan

  •  
     
     

    Architectural Institute of Japan

Research Areas

  • Architectural planning and city planning

Research Interests

  • 建築・都市計画学

Awards

  • 稲門建築会賞

    2018.03   稲門建築会  

  • 建築学会コンペティション2016 佳作

    2016   日本建築学会   暮らし変えて紡ぐ都市住宅

    Winner: 小松萌, 矢嶋優太

  • Special Jury Prize

    2016  

  • Special Jury Prize

    2015  

 

Papers

  • 高層・高密化する居住空間における住民階層による住み替えの実態に関する研究

    小松萌

    デザイン都市計画部門・研究協議会論文集   グローバルな人口流動と都市   117 - 120  2016  [Refereed]

  • 戦前からの都市基盤と継承する都心の住宅系市街地における社会的空間の認知・利用・形態に関する調査・研究-雑司ヶ谷・白金台・神宮前を対象として-

    小松萌

    日本建築学会大会学術講演梗概集   F-1   545 - 546  2016

Books and Other Publications

  • 早稲田建築学報2017

    後藤春彦, 西谷章

    株式会社建築資料研究社  2017

  • せんだいデザインリーグ2016卒業設計日本一決定戦OFFICIAL BOOK

    仙台建築都市学生会議, せんだいメディアテーク

    株式会社建築資料研究社  2016

Presentations

  • 都市農地の立地と形態に着目した市街地との共存可能な空間構成の実態解明-世田谷区烏山地域を対象として-

    小松萌

    日本建築学会大会  (東北大学)  日本建築学会

    Presentation date: 2018.09

  • アジア都市の持続可能な都市デザイン-文化的価値の再生-

    小松萌

    The 3rd Symposium for Women Researchers  (東京都立戸山高等学校)  東京都立戸山高等学校

    Presentation date: 2016.11

  • -The variety of Han bridge Chinese community-

    Paworn Maneesatit, Mei Komatsu, Yuppared Sittipong

    Waseda – Chulalongkorn University Bangkok International WS 2016  (Chulalongkorn University Bangkok)  Chulalongkorn University

    Presentation date: 2016.09

  • 戦前からの都市基盤と継承する都心の住宅系市街地における社会的空間の認知・利用・形態に関する調査・研究-雑司ヶ谷・白金台・神宮前を対象として-

    小松萌

    日本建築学会大会  (福岡大学)  日本建築学会

    Presentation date: 2016.08

  • -Mirafioli Gate-

    Jacopo Chiotti, Mei Komatsu, Ling Jieying, Saki Shinjo

    International Workshop『PIAZZA MIRAFIORI A NEW GATHERING PLACE FOR TURIN?』  (Politecnico di Torino)  Politecnico di Torino

    Presentation date: 2016.07

  • 次代の都市に暮らす-「動・漂・留」で生まれる都市の時間-

    宮嶋春風, 小松萌, 北島明

    2016第三回都市・まちづくりコンクール  (総合資格学院梅田校)  株式会社総合資格

    Presentation date: 2016.03

  • 都市を賦活する四つの景

    小松萌, 矢嶋優太

    2015第二回都市・まちづくりコンクール  (芝浦工業大学芝浦キャンパス)  株式会社総合資格

    Presentation date: 2015.03

▼display all

Research Projects

  • 都市生態システムを基盤とするまちづくり庭園の空間計画論と地域事業制度の研究開発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    Project Year :

    2022.04
    -
    2025.03
     

    有賀 隆, 佐々木 葉, 岡本 肇, 松浦 健治郎, 小松 萌

  • 空間・社会的要素が都市農の質に与える影響の解明

    Project Year :

    2019.04
    -
    2023.03
     

     View Summary

    近年、都市農業の重要性が広く認識され、その保全が活発化している。人口減少・少子高齢化時代における日本では、単なる農地の面積維持に留まらず、生産的営みとそれを支えるコモンズとしての都市農業をどのように都市の中に計画し運営していくのか、その手法が必要である。そこで本研究は、都市の空間・社会的要素が都市農地や都市農業に与える影響を解明し、コンパクトな都市へと再編成するための今後の都市農業の計画・運営手法を考究することを目的とする。今年度の本研究における研究成果は主に、1.視座の整理と2.事例整理と対象地選定である。まず1.視座の整理では、都市計画法制定以降の都市農業・都市農地に関する学術雑誌のレビューを通して、都市農地の都市計画上の位置づけや期待された役割を時代ごとに整理した。また、関連制度の施行や改正に伴う学術雑誌での議論の焦点を整理した。その結果、議論の焦点はa.税制に関するもの、b.都市計画法や制度に関するもの、c.農地保全の手法に関するものの3つに分類することができた。さらに、これらの議論から都市農業・都市農地の問題点を抽出したところ、問題点は、(1)農業従事者の高齢化や税金など所有者自身の問題、(2)農地そのものの消失、(3)農地消失による都市や住環境への影響の3つのフェーズに分類することができた。次に2.事例整理に関して、研究実施計画では、世田谷区烏山地域を研究対象地として想定していたが、1.視座の整理を踏まえ、本研究を推進するにあたっては、都市化の中で存続してきた農家所有の農地における都市農と、建築や居住環境とともに計画された都市農の双方を調査、分析する必要があると考えた。そこで、後者の対象を選定するために、三大都市圏特定市内の事例を収集し、開設主体や形態、農地の取得方法、農の提供形態、担い手について調査し整理した。その結果、都市農が地域協働の場として機能している特徴的な事例を2つ抽出することができた。この2つの事例では、耕作以外にも福祉施設や国際交流事業などを展開しており、「市民による地域関与」を評価軸として設定した。他方、世田谷区烏山地域に関しては「都市の中での存続」を評価軸として設定し、農地の空間形態の変容実態を明らかにし、論文にまとめた。今後、世田谷区烏山地域と抽出した事例を詳細な調査・研究の対象とするとともに、引き続き対象事例の抽出を進める予定である。当初から「新たな都市農のあり方」とは、「生産的営みとそれを支えるコモンズ」であるとしていたが、農地における耕作とそれに伴う作物生産に都市農の価値の重きを置いていた。しかしながら、本年度の研究を通して、現代の都市農のあり方として本研究でより着目すべきは、耕作という行為の存在によって生じる地域交流や地域協働なのではないかと考えた。「生産的営みとそれを支えるコモンズ」という概念をより慎重に捉え直す必要があったが、視座の整理や事例調査と整理を経て、研究実施計画通りに評価軸の設定、対象地の選定までを完了することができたので、研究は概ね順調に進展している、と考えている。今後は特に、実地調査や資料分析によって、選定した研究対象の空間・社会的要素の実態と都市農の質との関係を明らかにする。評価軸として設定した「地域関与」に関しては、その定量的・質的分析手法を検討する必要があるが、既往研究や文献を参考に対応したいと考えている

Misc

▼display all

 

Syllabus

▼display all

 

Social Activities

  • 東日本大震災後の相馬野馬追の運営参加

    南相馬市観光交流課内 相馬野馬追執行委員会  相馬野馬追  (福島県南相馬市) 

    2016
    -
     

     View Summary

    2016年に開催された相馬野馬追において、馬装準備やお行列にボランティアとして参加し、運営の支援を行なった。

Internal Special Research Projects

  • 利用実態及び運営実態の変容に着目した農空間の現代的特徴の解明

    2023  

     View Summary

    本研究では、東京都足立区、世田谷区、三重県四日市市の市民農園を対象に、現地調査及び聞き取り調査によって人々の利用実態と市民農園の運営実態及びその変容を明らかにした。例えば、足立区の事例では作物の栽培だけでなく、食事会やマーケット、農業講習会が定期的に開催されている。かつて花卉栽培で使用していた作業場や納屋、母屋の庭を開放しており、特に納屋を休憩場所として利用する畑利用者や、畑と畑の間の通路部分で他者と会話する畑利用者の姿が多く見られた。またイベント時には、畑を利用していないイベント参加者が畑を観察しながら会話する様子が多く見られ、作業している畑利用者に話しかける場面もあった。以上のように、市民農園の利用は作物の栽培に留まらず、畑を介した他者との交流へと拡大している。そして、そのような人々の行為を誘発するための付帯施設の整備や、それらの配置計画など、空間的工夫が施されていることが明らかになった。また、対象事例の開設主体及び運営主体はともに土地所有者であるが、マーケットや農業講習会などを開催するにあたり、多様な人々が関与していることが明らかになった。特に関係者の役割の変化について、もともとはイベントの参加者であった人物が自身の企画を土地所有者に売り込み、マーケットの開催主体となった事例や、畑利用者と近隣住民がイベントで意気投合し女性調理部が結成され、イベント時に出店するという特徴的な事例も見られた。さらには、積極的な畑利用者が現在では対象事例でのイベントの運営側に就いている例もあった。以上のように、イベントはより多くの人々を集め、市民農園に関心を持ってもらうための手段の1つであるが、同時に、食や健康など農にまつわる様々な内容のイベントや催しの中でこれまで出会わなかった人々が結びつくことで、参加者が主体へと変化するきっかけを生み出していることが明らかになった。

  • 都市における農地の所有及びその用途区分の変遷と立地特性との関係に関する研究

    2022  

     View Summary

    本研究では、農地の区画規模、接道街路の幅員、接道面数の3つの評価指標を用いて、一部が現在まで存続した農地区画の用途の転用実態の特徴を明らかにした。その結果、ⅰ)農地の区画規模や接道街路の幅員及び接道面数が転用後の用途の決定に影響している、ⅱ)残った農地区画を作物を栽培する場として活用するために人や車輌の往来が多い用途への転用を避ける傾向にある、ⅲ)一部を農地として残すという選択をとることで未接道の部分には農地を配置することができるため、未接道だった農地区画であっても道路へ転用される割合は低くなる、ⅳ)一部を農地として残しながら転用することで多様な用途が集積する、という4つの特徴を明らかした。

  • 協働の場としての農的空間の実態とその変遷に関する研究

    2021  

     View Summary

    本研究では、複数の農的空間の空間構成の実態およびその変容を解明し、その比較考察を通して農的空間の社交性・多様性を評価した。既往知見から農的空間の社交性・多様性の評価指標を「規模」「プロポーション」「囲み度」「歩行率」「用途の混在度」「囲み度の混在度」「交通利便性」の7つに設定し、それらを用いて農的空間の空間構成の実態を明らかにした。その結果、農的空間を「囲み度」「歩行率」「用途の混在度」「囲み度の混在度」に基づいて評価することができ、農的空間の特徴的な空間形態を示した。さらに、計画者へのヒアリング調査を通して、農的空間への意図的な計画的介入とその実現が可能であることを明らかにした。

  • 都市農地の残存と転用のメカニズムに関する研究

    2020  

     View Summary

     本研究の目的は、世田谷区烏山地域を対象に、一部が現在まで存続した農地の転用実態の特徴を転用前の農地の区画規模と接道街路の幅員及び接道面数ごとに解明することである。本研究では、一部が現在まで存続した農地の転用実態について、ⅰ)独立住宅へ転用される割合は区画規模に依存する、ⅱ)1983年時点で地区幹線道路に接道していた農地であっても専用商業施設、倉庫運輸関係施設へ転用される割合は低い、ⅲ)1983年時点で未接道だった農地であっても道路へ転用される割合は低い、ⅳ)1983年時点の農地1区画あたりに含まれる2016年の区画数は減少し、用途種数は増加する、という4つの特徴を明らかにすることができた。

  • 都市農業における作物の流通に関する実態解明

    2019  

     View Summary

    本研究の目的は、都市農業によって生産された作物の活用の実態を解明することである。そのために、既存の都市農業の事例を活用した法制度や農地の取得方法、農地の提供形態などに基づき整理・分類した上で、主に国内の都市農業事例について現地調査を行った。特に世田谷区のタガヤセ大蔵では賃貸経営など農地以外からの収入によって農地が維持されており、現代的農家のあり方の一つとして捉えられた。大阪市の北加賀屋みんなのうえんではイベントで作物が活用されており、他の事例と比較してよりブランド化された事業形態を確認することができた。

  • 都市農地の計画手法の開発に向けた居住と耕作が共存可能な住空間の空間構成の実態解明

    2018  

     View Summary

    本研究では、文献調査により都市農を巡るこれまでの学術的議論、国策などを整理・把握した。1968年都市計画法改正後に雑誌特集が組まれ、ここで線引き制度と生産緑地制度導入後の農地を考えるに当たり基本的な論点が示された。90年代初頭には農業不要論に対抗して、課税ではなく都市計画で解決を図ろうとしている。また、1989年特定農地貸付法、1990年市民農園整備促進法制定を受け、制度の特徴や課題が論点として提示された。また、人と自然の接点としての農の営みや、担い手としての都市生活者の視点も示された。農業不要論期を終えた90年代半ばには、農を都市のシステムを構築するものとして位置付け、環境共生型の都市像と生活様式が提示された。2000年には宅地化政策を中核に機能してきた都市農地のあり方が焦点となり、特定農地貸付法改正により、農地化や事業者が拡大した。近年では2022年問題を踏まえて、計画側からも税制や相続の問題を取り扱うものが目立つ。

▼display all