Updated on 2024/12/21

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WANI, Kaya
 
Affiliation
Faculty of Law, School of Law
Job title
Professor
Degree
修士(法学) ( 東京大学 )

Professional Memberships

  •  
     
     

    法制史学会

Research Areas

  • Legal theory and history   日本法制史
 

Papers

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Books and Other Publications

  • 金田平一郎著『近世民事責任法の研究』

    和仁かや( Part: Supervisor (editorial))

    九州大学出版会  2018.09

  • 金田平一郎と九州大学附属図書館

    和仁かや, 梶嶋政司, 中川晃一( Part: Joint author)

    九州大学附属図書館  2018.03

  • 藤田覚編『幕藩制国家の政治構造』

    和仁かや( Part: Contributor, 近世前期の評定所裁判―『公法纂例』にみる判断のあり方―)

    吉川弘文館  2016.10

  • 藤田覚編『近世法の再検討─歴史学と法史学の対話』

    和仁かや( Part: Contributor, 近世初期秋田院内銀山における裁判と秩序)

    山川出版社  2005.10

  • 『『島津家文書目録Ⅲ』─受託研究「『島津家文書』の収集研究」研究成果報告書─』(山本博文編)

    和仁かや( Part: Contributor, 島津斉彬御手許文書「大箪笥・小箪笥」)

    東京大学史料編纂所  2000.02

Works

Presentations

  • 福岡県の土地台帳とその沿革

    和仁かや  [Invited]

    福岡県土地家屋調査士会主催・全体研修会 

    Presentation date: 2015.10

  • 宮崎道三郎の法史学

    和仁かや  [Invited]

    石井紫郎先生喜寿シンポジウム「パイオニアの系譜」 

    Presentation date: 2012.07

  • 処罰か福祉か─人足寄場の社会政策─

    和仁かや

    神戸学院大学土曜公開講座 

    Presentation date: 2012.05

  • 「法治」とは何か~江戸のお裁きから考える

    和仁かや  [Invited]

    明石市民教養大学講座 

    Presentation date: 2011.09

  • 江戸のお裁き―日本法制史の魅力―

    和仁かや

    神戸学院大学ポートアイランドキャンパス図書館公開講演 

    Presentation date: 2010.10

  • 江戸時代の刑事裁判イメージ―法制史教育のひとつの試み―

    和仁かや

    近世法史研究会 

    Presentation date: 2010.03

  • 近世琉球の刑事裁判─『琉球科律』とその運用─

    和仁かや

    日本近代法制史研究会 

    Presentation date: 2009.11

  • 18世紀初頭の幕府評定所裁判関係史料─とりわけ『御仕置部類』系東北大学写本を中心として―

    和仁かや

    神戸学院大学法学会 

    Presentation date: 2009.02

  • 『公法纂例』について─近世前期判例研究の手掛かりとして─

    和仁かや

    近世法史研究会 

    Presentation date: 2006.12

  • 追放刑にみる公儀御仕置の変質と国制─天保期の追放刑改正論議をてがかりとして─

    和仁かや

    東京大学基礎法学研究会 

    Presentation date: 1998.05

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Research Projects

  • Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2021.04
    -
    2026.03
     

  • 岡松参太郎を起点とする帝国と植民地における法実務と学知の交錯

    日本学術振興会  科学研究費・基盤(A)

    Project Year :

    2018.04
    -
    2023.03
     

    浅古弘

  • 近世法制史料の立体的再構成とWEBコンテンツ化の試み

    日本学術振興会  科学研究費・基盤(C)

    Project Year :

    2014.04
    -
    2019.03
     

    新田一郎

  • 最高裁判事・山田作之助を起点とした二十世紀の法実務と学知の交錯

    日本学術振興会  科学研究費・基盤(C)

    Project Year :

    2015.04
    -
    2018.03
     

    和仁かや

  • 帝国と植民地法制に関する比較法制史的研究

    日本学術振興会  科学研究費・基盤(A)

    Project Year :

    2014.04
    -
    2018.03
     

    浅古弘

  • 前近代日本における成文法主義の諸前提─「継受」された律系法典と社会慣習の規範化─

    日本学術振興会  科学研究費・若手(B)

    Project Year :

    2011.04
    -
    2015.03
     

    和仁かや

  • Intellectual base for the Reception of western legal system in modern Japan

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2009.04
    -
    2011.03
     

    WANI Kaya

     View Summary

    The Reception of western legal system in modern Japan largely based on both political and legal intellect which were major in pre-modern era(Edo-era). This research aims at more concrete and precise analysis of such intelectual continuation, and achieved effectively mainly by reflections on a penal law codification in early modern Okinawa. It also succsessfully shows a potential for a new method of east-asian legal comparisons in the 19 century.

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Misc

  • 九州大学法制史料「大阪津村南之町内諸書付及控帳」

    中川晃一, 和仁かや

    九州大学附属図書館研究開発室年報   2022/2023  2023.09

    Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution)  

    DOI

  • 九州大学法制史料「大阪塩町四丁目町内記録」

    中川晃一, 和仁かや

    九州大学附属図書館研究開発室年報   2021/2022  2022.08

    Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution)  

    DOI

  • 代田清嗣著『徳川日本の刑法と秩序』

    和仁かや

    図書新聞   ( 3456 )  2020.07  [Invited]

    Authorship:Lead author, Last author, Corresponding author

    Book review, literature introduction, etc.  

  • 書評と紹介 高塩博著『江戸幕府の「敲」と人足寄場』

    和仁かや

    日本歴史   ( 863 )  2020.04  [Invited]

    Authorship:Lead author, Last author, Corresponding author

    Book review, literature introduction, etc.  

  • トピック「さよなら箱崎キャンパス企画展示 金田平一郎と九州大学附属図書館」

    和仁かや

    九州大学附属図書館付設記録資料館 ニューズレター   13   9 - 9  2019.03  [Invited]

    Meeting report  

  • 学界展望<日本法制史>「高谷知佳・小石川裕介編著『日本法史から何がみえるか 法と秩序の歴史を学ぶ』(有斐閣、2018年 )、 出口雄一・神野潔・十川陽一・山本英貴編著『概説 日本法制史』(弘文堂、2018年)」

    和仁かや

    国家学会雑誌   132 ( 1・2 ) 117 - 120  2019.02  [Invited]

    Book review, literature introduction, etc.  

  • (翻刻)金田平一郎『昭和四年 日誌』

    和仁かや, 梶嶋政司

    法政研究   85 ( 2 ) 405 - 422  2018.10  [Refereed]

  • 解題「金田平一郎『近世民事責任法の研究』

    和仁かや

    金田平一郎『近世民事責任法の研究     333 - 345  2018.09

    Article, review, commentary, editorial, etc. (other)  

  • 土地家屋調査士業務と歴史資料

    和仁かや

    福岡土地家屋調査士会『会報 ふくおか』   123   4 - 5  2018.01  [Invited]

  • 資料紹介「賛生館御沙汰書写」

    和仁かや

    九州大学附属図書館付設記録資料館 ニューズレター   11   5 - 6  2017.03  [Invited]

  • 書評「梅木哲人『近世琉球国の構造』(第一書房、2011年)」

    和仁かや

    法制史研究   62   178 - 183  2013.03  [Invited]

  • 書評「学界展望<日本法制史>・ダニエル・V・ボツマン(小林朋則訳)『血塗られた慈悲、笞打つ帝国。-江戸から明治へ、刑罰はいかに権力を変えたのか?』(インターシフト、2009年)/Daniel V. Botsman : Punishment and Power in the Making of Modern Japan (Princeton University Press, Princeton / Oxford 2005)」

    和仁かや

    国家学会雑誌   124 ( 7・8 ) 722 - 725  2011.08  [Refereed]

  • 書評「学界展望<日本法制史>・平川新『紛争と世論─近世民衆の政治参加』(東京大学出版会、1996年)」

    和仁かや

    国家学会雑誌   112 ( 1・2 ) 212 - 215  1999.02  [Refereed]

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Syllabus

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Sub-affiliation

  • Faculty of Law   Graduate School of Law

  • Faculty of Law   Waseda Law School

Research Institute

  • 2021
    -
    2025

    Waseda Institute for East Asian Legal Studies   Director of Research Institute

Internal Special Research Projects

  • 近世裁判関係史料に関する基礎的研究

    2023  

     View Summary

    本研究は、戦前期に大学を拠点にインテンシヴに調査・蒐集され、今なお重要な学問基盤をなす法制史学の基礎的史料について、関連する資料の調査と蒐集を進めるとともに、それらの翻刻や公表を目指し、長期的な継承のあり方を模索するものである。2023年度は新型コロナウィルス感染対策も落ち着いたため、主に以下の3点を実施した。第一には、法制史学会第74回総会(法制史学会・早稲田大学東アジア法研究所共催)が本学で開催されたことを契機として、「〔ミニ・シンポジウム 1〕「法制史学資料の来し方と行く末-紙媒体資料・蔵書の継承に向けて-」」および〔ミニ・シンポジウム 2〕「「裁判記録のあり方を考える:裁判手続IT化時代の課題」を実施したことである。とりわけ企画者としても関わった前者では、アーキビスト・ライブラリアンを講演者として招聘し、きわめて専門的な見地からの提言を得て、本研究の基盤でもあり一層の深刻さを増している資料保存と継承に関する総合的な議論を深めた。加えて両シンポジウムともに、ハイフレックス方式の活用により非会員にも広く公開したことで、メディア・法曹実務家・一般市民を含む多様かつ多数の参加者にも共有を図ることが出来た。第二に、現在進めている科学研究費研究課題(基盤(C))「近世債権法史の再検討―九州大学所蔵資料を手掛かりとした研究基盤の再構築―」とも併せ、関連調査・整理を進めた。その結果、九州大学所蔵の法制史料のうち、これまで未整理であった大部の大坂町史料につき、目録整備を完了し、公刊に漕ぎ着けた。目録は早速他の研究者にも活用され、法制度の観点からも重要な都市史研究の進展に繋がっている。第三に、第二に記した研究課題との関係で、これまで調査・収集してきたデータの整理・分析作業に従事した。なおこの成果については引き続き分析を進め、次年度に論稿としてまとめることを目指している。

  • 近世法制史料蒐集と蔵書形成に関する基礎的研究

    2021  

     View Summary

    本研究は、日本近世から近代初期にかけての基礎的な蔵書・資料群、就中九州帝国大学法文学部の法制史講座担当者・金田平一郎を中心として昭和初期に蒐集・形成された史料群につき、前々年度及び前年度に続き未整理資料の調査解明に努めた。 2021年度も新型コロナウィルス感染拡大の影響を大きく受けたものの、同時期に採択された科研費とも併せて以下の3点を実施した。第一には、前年度からの課題であった金田旧蔵書に関する論文を公刊した。第二に、九州地域以外(大坂等)の資料群、及び金田文庫に含まれる証文類の調査・整理を実施した。第三に、全体の現況及び来歴について論文としてまとめるための準備作業を行った。

  • 近世法制史料蒐集と蔵書形成に関する基礎的研究

    2020  

     View Summary

    本研究は、日本近世から近代初期にかけての基礎的な蔵書・資料群、就中九州帝国大学法文学部の法制史講座担当者・金田平一郎を中心として昭和初期に蒐集・形成された史料群に焦点を当て、前年度に続き当時の大学及び関連諸機関における歴史資料の残存及び流通・活用の実態の解明に努めた。 2020年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響を大きく受けたものの、以下の3点を実施した。第一には、前年度に続き、金田文庫のうち未整理・未公開個人資料の調査及び整理を進めた。第二に、資料群全体の現況及び来歴について、関連する資料の調査を行った。第三に、今年度の調査で得られた新たな知見も加えた論文を執筆し、2021年7月に本研究課題の成果の一部として公刊する準備を整えた。

  • 近世法制史料蒐集・構築過程に関する基礎的研究

    2019  

     View Summary

    本研究は、法制史学における日本近世から近代初期にかけての基礎的な蔵書・資料群、就中九州帝国大学法文学部の法制史講座担当者・金田平一郎を中心とした蒐集・形成過程の解明の一環であり、とりわけ九大「金田文庫」所蔵史料を軸に、その背景をなした昭和初年当時の歴史資料の残存及び流通・活用の実態を探ろうとするものである。かかる目的から、2019年度は九大以外の同文庫関連蔵書の追跡調査を中心に行った。これにより金田の研究基盤を一層総体的に明らにし得た他、当時の北部九州地域における実務的法学教育の実態についても重要な手掛かりを得た。併せて国立公文書館及び東京大学法学部法制史資料室で補完的な調査を実施した。以上の成果については、近日中に論文として公表する予定である(予定していた口頭報告はコロナ感染拡大防止の観点より中止された)。