2024/04/24 更新

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サイトウ メグミ
齋藤 恵
所属
附属機関・学校 グローバルエデュケーションセンター
職名
講師(任期付)
 

現在担当している科目

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学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2022年
    -
    2024年

    国際情報通信研究センター   兼任研究員

特定課題制度(学内資金)

  • 5GにおけるD2D通信を用いた仮想的バッテリーリソース貸借通信に関する研究

    2022年  

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    モバイル通信分野では、サービスの多様化・高度化が進む一方、多くのユーザが以前からバッテリの持ちに対して不満を持っていることが調査により明らかになっている。この問題に対して本研究は電力貸借通信を提案した。端末間通信を用いて仮想的に他端末のバッテリリソースを借りることで、端末の駆動時間を延ばすことが期待できる。また、貸す側の公平性を考慮した方式の提案を行い、シミュレーションにより駆動時間の延長効果と公平性の検証を行った。加えて、本方式を基盤として通信障害に対する救済方式の提案も行い、通信の成功率やバッテリ消費についての関係を明らかにした。これらの研究結果は論文誌と国際会議にて発表を行った。

  • 5GにおけるD2D通信を用いた仮想的バッテリーリソース貸借通信に関する研究

    2021年  

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    5G技術や携帯端末の高性能化によって新たなサービスや利用形態が広がる一方、以前から電池の持ちに対して不満を持っているユーザが多いことが調査によりわかっている。本研究はこの電池の持ちの問題に対して、電力貸借通信を提案する。提案方式ではセルラ通信よりも低電力である端末感通信を用いて仮想的に他端末のバッテリリソースを借りる。これによりバッテリ駆動時間の延長が可能となる。実機を用いた測定実験を行い、測定値の分析結果とその結果を用いたシミュレーション評価により、本方式を用いることで、バッテリ駆動時間が延長できることを確認した。研究結果は論文誌にて発表を行なった。 

  • 端末間通信における超低遅延・高信頼通信の研究

    2019年  

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    5Gでは様々な利用形態やニーズに適応するために、超高速通信である「EnhancedMobile Broadband (eMBB)」、超大量通信である「Massive Machine TypeCommunication(mMTC)」、そして超高信頼・低遅延通信である「Ultra-Reliable and Low Latency Communications(URLLC)」がキーワードとなっている。その中で、本研究はURLLCに注目し通信方式の提案を行っている。本研究ではURLLCの要件に適合するためOFSMA(Orthogonal Frequency-Subcarrier-Based Multiple Access)という通信方式を提案した。OFSMAではパケットダイバーシティーの概念を取り入れ、各サブキャリアに個別にアクセスを行い膨大な数のチャネルを用いることでパケット伝送の高信頼性と低遅延を実現している。性能評価はシミュレーションによって行い、提案方式がURLLCで定義されている信頼性と遅延の基準を満たしていることを確認した。

  • 移動体通信・IoT通信における端末間通信を用いた省電力・高効率通信に関する研究

    2018年   齋藤 恵

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    近年、携帯端末の多機能化・高性能化によって利用形態が広がる一方、電池の持ちに対して不満を持っているユーザが多い。本研究はこの電池の問題を通信という側面から解決することを目指している。本研究ではセルラ通信に端末間通信を適用させた、高効率・低消費電力通信の提案を行っている。LTEとD2Dの消費電力測定実験を行ない、その結果からD2Dを利用した方が消費電力が少ないことを明らかにした上で、その消費電力差でバッテリーの持ちにどの程度影響があるのかを実験と計算により明らかにした。また、それらの結果を踏まえたシミュレーション評価により省電力効果を検証した。今までのLTEでの検討に加えて、次世代通信である5G・Beyond 5Gへ向けた方式検討も行なっている。今後成果をまとめ、論文誌や国際会議に投稿をしていく予定である。

  • 端末間通信を用いた電力賃借方式による省電力効果に関する研究

    2017年  

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    近年、携帯端末の多機能化・高性能化によって利用形態が広がる一方、電池の持ちに対して不満を持つユーザは多くいる。本研究はこの電池の問題を通信という側面から解決することを目指している。本研究ではセルラ通信に端末間通信を適用させた、高効率・低消費電力通信の提案を行っている。LTEとD2Dの消費電力測定実験を行ない、その結果からD2Dを利用した方が消費電力が少ないことを明らかにした上で、その消費電力差でバッテリーの持ちにどの程度影響があるのかを実験と計算により明らかにした。その結果を踏まえたシミュレーション評価により 省電力効果を検証している。今後、成果をまとめ、論文誌や国際会議に投稿をしていく予定である。

  • 移動体通信におけるD2Dを用いた低消費電力高効率通信技術に関する研究

    2016年  

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    近年、携帯端末の多機能化・高性能化によって利用形態が広がる一方、通信量の増加等によってネットワークの逼迫や、端末のバッテリーの持ちが悪くなるといった問題がある。これまでも端末間通信を用いた高効率な通信方式や基地局の低消費電力化などの研究を行ってきたが、本研究では引き続き、セルラ通信に端末間通信を適用させた、高効率・低消費電力通信の提案を行う。本年度の取り組みとしては、これまでLTEとD2Dの動作実験・電力測定実験を行なってきたが、その結果を踏まえてシミュレーション評価により端末間通信が有効なシーンを明らかにし、省電力効果を検証している。今後、成果をまとめ、論文誌や国際会議に投稿をしていく予定である。

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