Updated on 2025/01/06

写真a

 
FUJITA, Zenya
 
Affiliation
Faculty of Sport Sciences, School of Sport and Sciences
Job title
Associate Professor
Degree
Ph. D. ( Waseda University )

Research Experience

  • 2012.04
    -
    2015.03

    Institute of Sports Sciences   Department of Sports Sciences   Researcher

Education Background

  •  
    -
    2012

    Graduate School of Waseda University   Graduate School, Division of Sports Science  

  •  
    -
    2007

    Waseda University   Department of Sport Sciences  

Professional Memberships

  •  
     
     

    日本コーチング学会

  •  
     
     

    日本バイオメカニクス学会

  •  
     
     

    日本体育学会

Research Areas

  • Sports sciences

Research Interests

  • Sports science

Awards

  • バイオメカニクス研究最優秀論文賞

    2016.09   日本バイオメカニクス学会   クロスカントリースキー競技のV2スケーティング走法中の滑走速度とスキー板に対する力の各軸方向成分との関係

    Winner: 藤田善也, 吉岡伸輔, 桜井義久, 石毛勇介

 

Papers

  • Effects of palm cooling on thermoregulatory-related and subjective indicators during exercise in a hot environment.

    Risa Iwata, Takuji Kawamura, Fumitake Okabe, Zenya Fujita

    Journal of thermal biology   120   103803 - 103803  2024.02  [International journal]

     View Summary

    Palm cooling is a simple and easily implemented intervention strategy during exercise. We aimed to examine the effects of bilateral palm cooling before and during exercise on thermoregulatory-related and subjective indicators in a hot environment. Ten active men (age: 21 ± 1 years; height 172.2 ± 5.7 cm; weight 67.4 ± 7.2 kg) underwent three experimental trials at the same time of the day, consisting of palm cooling with 12°C (ICE12°C), palm cooling with 0°C (ICE0°C) where vasoconstriction is supposed to occur, and control (CON) trials. After 30 min rest at ambient temperature, participants performed 20 min exercise at 33°C, 60% relative humidity. Rectal temperature, skin temperature, rate of perceived exertion, heart rate, local sweat rate, oxygen uptake, carbon dioxide production, and respiratory exchange ratio did not differ between the trials. Thermal sensation and comfort were lower in the ICE12°C and ICE0°C trials than in the CON trial, but the ICE0°C trial showed a longer duration of cold sensation than the ICE12°C trial. Palm cooling at 12°C and 0°C improved thermal sensation and thermal comfort during exercise in a hot environment, although there was no effect on core body temperature, sweating, and cardiorespiratory function. Bilateral palm cooling at 12°C and 0°C improve subjective indicators during exercise in a hot environment and these effects are slightly greater at 0°C than at 12°C cooling, while having no effect on thermoregulatory-related indicators. These results suggest that bilateral palm cooling at lower temperatures may safely reduce the perception of warmth during exercise in a hot environment.

    DOI PubMed

    Scopus

    1
    Citation
    (Scopus)
  • The mechanism of rotational movement generation during a round-off in gymnastics on the floor

    Asano Yuki, Fujita Zenya, Tsuchiya Jun

    Taiikugaku kenkyu (Japan Journal of Physical Education, Health and Sport Sciences)   advpub  2024

    DOI

  • インラインスピードスケート競技のカーブ滑走動作における腕振り動作と下肢のキネマティクス的関係性

    岡部, 文武, 浅野, 佑樹, 高尾, 千穂, 藤田, 善也, 土屋, 純

    スポーツ科学研究   19   8 - 20  2022

  • Characteristics of a round-off movement and its changes resulting from connection to a stretched backward somersault

    Yuki ASANO, Fumitake OKABE, Zenya FUJITA, Jun TSUCHIYA

    Taiikugaku kenkyu (Japan Journal of Physical Education, Health and Sport Sciences)   67   445 - 462  2022

    DOI

  • クロスカントリースキー競技におけるダイアゴナル走法の機能的経過分析に基づく観察評価基準の検討

    井川純一, 藤田善也, 鈴木典鈴木典, 水落文夫, 青山清英

    桜門体育学研究   56   5 - 18  2021.03  [Refereed]

▼display all

Books and Other Publications

Presentations

  • 招待講演 富山県高等学校体育保健学会主催 「平成28年度富山県高等学校保健体育研究協議会」

    藤田善也  [Invited]

    平成28年度富山県高等学校保健体育研究協議会  (富山県)  富山県高等学校体育保健学会

    Presentation date: 2016.11

  • 招待講演 新潟県スキー連盟主催 「平成28年度クロスカントリー部コーチセミナー」

    藤田善也  [Invited]

    平成28年度(公財)新潟県スキー連盟クロスカントリー部コーチセミナー  (新潟県)  公益財団法人 新潟県スキー連盟

    Presentation date: 2016.07

  • 招待講演 青森県教育委員会主催 「平成27年度第2回トップ指導者招聘事業」

    藤田善也  [Invited]

    平成27年度第2回トップ指導者招聘事業  (北海道)  青森県教育委員会

    Presentation date: 2015.11

  • 招待講演 青森県教育委員会主催 「平成27年度第1回トップ指導者招聘事業」

    藤田善也  [Invited]

    平成27年度第1回トップ指導者招聘事業  (青森県)  青森県教育委員会

    Presentation date: 2015.08

Research Projects

  • クロスカントリースキー競技における上肢と下肢による力の貢献度の走法間比較

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    Project Year :

    2018.04
    -
    2021.03
     

     View Summary

    本研究の目的は,力センサを内蔵したポールとスキーを独自に開発し,上肢および下肢で発揮される力の滑走速度への貢献度を走法間で比較することである.当該年度には,ポールとローラースキーから発揮される力の検出のためのセンサシステムの開発を実施した.センサスキーは,クラシカル種目用に新たに開発し,競技用ローラースキー(Alutech, Swenor)のフレームの底面にひずみゲージを貼付し,ローラースキーの底面へとかかる力を電圧の変化から検出できるようにした.さらに推進力となるローラースキーの水平方向へとかかる力を力センサ(9103A,Kistler)から検出できるようにした.これらのセンサから出力される電圧データは小型データロガーに取り込むことで,記録できるようにした.センサポールは1成分高感度力センサ(9217A, Kistler)をポールのグリップ部に内蔵し,ポールの圧縮方向の力を検出できるようにした.その際,ポールのたわみによる力の誤検出を防ぐために,先行研究をもとにテレスコープ式のシステムを構成した.先行研究で採用されているテレスコープ式のセンサシステムは検出精度が高く,ポール反力を高い精度で測定するために不可欠な構造である.しかしながらこれまで国内では同方式の検出システムの開発は行われておらず,また詳細なシステム構造も明らかにされていなかった.このシステムを当該年度内に開発できた意義は大きい.当該年度に実施されたセンサポールおよびセンサスキーの開発は,本研究の目的を達成するために不可欠なものであり,これらの開発が当該年度内に完了した点,新規性および検出精度の高いシステムを採用できた点において,高い実績を上げることができたといえる.当該年度内に計画していたセンサポールとセンサスキーの開発が完了していることから,研究はおおむね順調に進展しているといえる.特にセンサスキーにおいて,ひずみゲージと力センサの両方をシステム内に組み込むことはクロスカントリースキー競技を対象とした反力測定において新規的であり,これが完成したことは本研究において大きな進展であるといえる.今後は,開発されたセンサポールおよびセンサスキーを用いて,クロスカントリースキー滑走中のポールおよびローラースキーから発揮された力を収集し,各走法の特徴を明らかにする.さらにポール(上肢)とローラースキー(下肢)のそれぞれで発揮された力を走法間で比較することで,各走法の力学的特徴を明らかにする.クロスカントリースキー滑走中の力発揮特性の解明については,ヨーロッパを中心に研究が進められてきているため,当該分野の研究の進捗状況についてチェックをするとともに,新規性および独創性の高い研究成果を獲得していく

  • Biomechanical evaluation of the techniques of cross-country skiing

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2014.04
    -
    2016.03
     

    FUJITA Zenya

     View Summary

    In this study, the skiing techniques were evaluated using biomechanical analysis in cross-country skiing. It revealed that (1) the increase in the skiing velocity of V2 skating was associated with the rapid force exertion of pole and roller ski, (2) the skiing techniques of elite cross-country skiers in flat and downhill sections were superior to those of Japanese skiers, and (3) the time trial of double poling technique was useful in the evaluation of skiers’ performance

  • センシング技術を用いたクロスカントリースキー競技における滑走技術の検討 ~GNSS・慣性センサを用いたスケーティング走法の自動識別と評価~

    一般財団法人上月財団  第12回(2014年度)スポーツ研究助成事業

    Project Year :

    2014.04
    -
    2015.03
     

     View Summary

    クロスカントリースキー競技のスケーティング種目では,選手はコースの斜度や滑走速度に合わせて3種類のサブ走法 (V1スケーティング走法, V2スケーティング走法, V2オルタイネトスケーティング走法) を切り替えて滑走する.これらのサブ走法は,生理学的およびバイオメカニクス的観点でいくつかの違いが報告されており,選手は各サブ走法の利点を活かすことで,合理的に滑走速度を増加あるいは維持させていることが予想されるが,実際の滑走においてサブ走法の良し悪しとパフォーマンスとの関連を明らかにした研究は見当たらない.これらは,実際の滑走中の滑走速度の測定や,各サブ走法の評価方法が確立されていないためである.一方で,近年開発が進められている各種の小型センサを用いることにより,滑走中の速度や高度,選手の動きの同定が可能であることが明らかとなってきている.そこで本研究の目的は,全地球航法衛星システム (GNSS) と四肢に取り付けた慣性センサを用いて,クロスカントリースキー競技のスケーティング種目における3種類のサブ走法を自動識別し,滑走中のパフォーマンスを評価することとした.

    本研究では,(1)各サブ走法を自動で識別するためのプログラム開発とそのデータ取得のための実験,(2)開発されたプログラムを用いた評価実験の2つの実験を実施した.まず,1名の対象の両前腕およびローラースキーに慣性センサを取り付け,3種類のサブ走法中の角速度を記録した.記録された角速度の特徴をもとに各サブ走法を自動で識別するプログラムを開発した.次に自動識別プログラムの精度を評価するために,対象の胸部にビデオカメラを下向きに取り付け,実際に行ったサブ走法を記録した.対象の滑走速度および高度を評価するためにGNSSを対象に取り付け,滑走速度と高度を記録した.対象には,3.45 kmのローラースキー専用コースを最大努力で滑走させ,滑走中の各データを取得した.得られたデータに対して自動識別プログラムを実行し,識別結果を得た.自動識別プログラムによって得られた識別結果とビデオカメラから得られた結果より,プログラムの精度と正解率を算出した.

    その結果,開発された自動識別プログラムは,平均では92.3 %の高精度で各サブ走法を自動で識別できることが明らかとなった.また対象は,最大努力の滑走において,平地ではV2スケーティング走法あるいはV2オルタネイト走法が用い,上り坂では,V1スケーティング走法あるいはV2走法を用いることが明らかとなった.さらに,競技パフォーマンスの異なる2名の対象の滑走速度を比較したところ,コース前半の平地において,V2スケーティング走法中の滑走速度に違いがみられた.これらの結果より,競技パフォーマンスの低かった対象Bは,コース前半の平地において,V2スケーティング走法を用いて滑走速度をより高められるようなトレーニングを行うことが競技パフォーマンスの向上に寄与する可能性があることが示唆された.本研究によって開発された自動識別プログラムを用いることで,滑走速度と高度,サブ走法を対象ごとに比較することにより,競技パフォーマンスを高めるための具体的な方策を検討することが可能となった.

Misc

▼display all

 

Syllabus

▼display all

 

Social Activities

  • 早稲田大学スキー部 助監督 兼 コーチ(クロスカントリー部門)

    2016.06
    -
     

     View Summary

    2007- 早稲田大学スキー部 コーチ(クロスカントリー部門)

  • 特定非営利法人日本障がい者スキー連盟クロスカントリー委員会 フィジカルコーチ

    2015.04
    -
     

Sub-affiliation

  • Affiliated organization   Global Education Center

Internal Special Research Projects

  • クロスカントリースキー競技のスケーティング滑走動作が引き起こす下腿前部の即発性筋痛の解明

    2022  

     View Summary

    本研究の目的は、クロスカントリー滑走運動中に生じる下腿前部の張りについて明らかにすることであった。 被験者には、任意の速度下でのGear3での滑走運動を行わせた。被験者の右脚の前脛骨筋に乾式筋電センサを貼付した。被験者の滑走運動はビデオカメラを用いて撮影した。滑走中の1サイクルの筋電図データを抽出したうえで、RMS処理をして各局面の平均振幅を求めた。 その結果、片方のスキーに乗り滑走を行うグライド局面において、高い筋活動が観察され、グライド局面のスキー板を滑走させる運動による前脛骨筋の活動が示された。また、グライド局面での前脛骨筋の活動が繰り返されることによって、下腿前部に張りが出る可能性が示唆された。

  • 世界一流障がい者クロスカントリースキー選手のバイオメカニクス的分析

    2017  

     View Summary

    本研究の目的は,クロスカントリースキー競技を対象に(1)競技コースの詳細な距離および標高データを取得すること,(2)片腕に障害をもつ世界一流クロスカントリースキー選手のスプリント種目中の滑走速度および心拍数の変化を明らかにすることであった.(1)の目的を明らかにするために競技コース内に基地局を設置し,さらに被験者の頭部および背部にGNSSデータロガーを装着させて距離および標高データを取得した.その結果,従来は困難であった山間部でのミリ単位のデータ取得が可能であることが示唆された.(2)の目的を明らかにするために,競技中の滑走速度および心拍数を計測した.その結果,雪のコンディションによって滑走速度が変化すること,一流選手ではスプリント種目の決勝において最も高い心拍数で競技が行われることが示された.

  • バイオメカニクス的手法を用いた障がい者クロスカントリースキー競技の滑走技術の評価

    2016  

     View Summary

    片腕に障害をもつアスリートが行うサイクリックな運動を対象とした非対称性が運動の遂行に及ぼす影響に着目した研究は少ない.本研究の目的は,片腕に障害をもつクロスカントリースキー選手を対象に,滑走中のバイオメカニクス的特徴を明らかにすることであった.片腕に障害をもつ世界一流クロスカントリースキー選手を対象に上り坂におけるダイアゴナル走法中の動作分析を実施した.その結果,ポールを持つ側のプッシュオフ局面では滑走速度の立ち上がりが早いこと,同局面中の平均速度が高いこと,およびその後のグライド局面中の平均速度が高い傾向にあることが示唆された.

  • クロスカントリースキー競技における競技中の滑走動作と競技パフォーマンスとの関係

    2015   土屋 純

     View Summary

    本研究の目的は,クロスカントリースキー競技において,競技パフォーマンスの高い選手の優れた滑走動作を明らかにすることであった.対象となる滑走動作は第94回全日本スキー選手権男子15kmクラシカル競技における7.0km地点の上り坂のダイアゴナル走法とした.競技成績の上位9名の選手を上位群,上位群の所要時間より10%程度上回る所要時間であった10名を下位群とした.選手の滑走動作を分析した結果,競技パフォーマンスに優れた選手のダイアゴナル走法は,(1)滑走速度が高く,ストライド長が長い,(2)ポールプッシュ局面およびポールリカバリ局面の肘関節角度がより伸展位である,(3)スキー板接地前の足関節角度がより屈曲位であることが示された.