2022/06/28 更新

写真a

ハヤセ シンゾウ
早瀬 晋三
所属
国際学術院 大学院アジア太平洋研究科
職名
教授

学歴

  •  
    -
    1984年

    マードック大学   社会討究学部   歴史プログラム  

学位

  • マードック大学(オーストラリア)   Ph.D.

経歴

  • 2013年04月
    -
     

    早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授

  • 2001年04月
    -
    2013年03月

    大阪市立大学大学院文学研究科教授

  • 1993年04月
    -
    2001年03月

    大阪市立大学文学部助教授

  • 1989年10月
    -
    1993年03月

    鹿児島大学教養部助教授

  • 1987年04月
    -
    1989年09月

    鹿児島大学教養部講師

  • 1986年04月
    -
    1987年03月

    日本学術振興会特別研究員PD(東京大学文学部所属、1年間)

  • 1986年04月
    -
    1987年03月

    日本学術振興会特別研究員PD(東京大学文学部所属、1年間)

  • 1985年04月
    -
    1986年03月

    日本学術振興会奨励研究員(東京大学文学部所属、1年間)

  • 1985年04月
    -
    1986年03月

    日本学術振興会奨励研究員(東京大学文学部所属、1年間)

  • 1985年01月
    -
    1985年09月

    アテネオ・デ・マニラ大学フィリピン文化研究所客員研究員

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所属学協会

  •  
     
     

    日本移民学会

  •  
     
     

    アジア政経学会

  •  
     
     

    Association for Asian Studies, USA

  •  
     
     

    Philippine National Historical Society

  •  
     
     

    東南アジア学会

 

研究分野

  • アジア史、アフリカ史

研究キーワード

  • 海域東南アジア史、近現代東南アジア・日本関係史、歴史民族学、近現代フィリピン・日本関係史

論文

  • Sports and Nationalism in Southeast Asia: SEAP Games/SEA Games, 1959-2019

    Shinzo Hayase

    アジア太平洋討究   ( 40 ) 1 - 25  2020年11月

  • 「ダバオ・フロンティア史」にかんする現地調査(1982-85年)再訪

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 40 ) 145 - 175  2020年11月

  • 東南アジアの国民国家形成と地域主義

    早瀬晋三

    20世紀の東アジア史   Ⅰ   245 - 292  2020年07月

  • アセアン史のための経済統計基礎資料-GDPと貿易

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 39 ) 159 - 187  2020年03月

  • 引き続く「ベンゲット移民」の虚像-植民地都市バギオ、移民、戦争、そして歴史認識のすれ違い

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 37 ) 1 - 48  2019年11月

  • The Yasukuni Shrine Controversy from the Perspective of Southeast Asia: A Hidden Dispute

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 36 ) 109 - 129  2019年03月

  • アキヒト皇太子・天皇のフィリピン訪問-『グローバル化する靖国問題-東南アジアからの問い』補論-

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 34 ) 17 - 30  2018年10月

  • 東南アジアへの移民-日本優位から対等な関係へ

    早瀬晋三

    日本移民学会編『日本人と海外移住-移民の歴史・現状・展望』     199 - 215  2018年04月

  • 東南アジアからみた靖国神社-表面化させない「紛争」

    早瀬晋三

    橋本伸也編『紛争化させられる過去-アジアとヨーロッパにおける歴史の政治化-』     193 - 216  2018年03月

  • Manila Hemp in World, Regional, National, and Local History

    Shinzo Hayase

    アジア太平洋討究   ( 31 ) 171 - 188  2018年03月

  • ラブアン-すれ違うメモリアル

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 27 ) 101 - 116  2016年10月

  • ラブアン-すれ違うメモリアル

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 27 ) 101 - 116  2016年10月  [査読有り]

  • 日本占領・勢力下の東南アジアで発行された新聞

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 27 ) 61 - 100  2016年10月

  • Pemberitaan The Manila Times dan G30S

    Shinzo Hayase

    G30S dan Asia: Dalam Bayang-bayang Perang Dingin, eds. by Aiko Kurasawa and Toshio Matsumura     185 - 219  2016年03月

  • 『マニラ・タイムズ』紙が伝えたインドネシアの政変(1965-66年)-地域としての東南アジアへの影響

    早瀬晋三

    アジア太平洋討究   ( 26 ) 37 - 52  2016年03月

  • 東南アジアにおける第一次世界大戦−『南洋日日新聞』からみた大戦の影響

    早瀬晋三

    山室信一ほか編『現代の起点 第一次世界大戦』岩波書店   1   211 - 232  2014年04月

  • 敗戦と大量死−「戦記もの」を書くということ

    早瀬晋三

    人文研究(大阪市立大学大学院文学研究科)   ( 63 ) 87 - 107  2012年03月

  • 戦争認識のすれ違い−日本人学生とフィリピン人学生

    早瀬晋三

    大学教育(大阪市立大学)   9 ( 1 ) 25 - 32  2011年09月

  • イギリス東インド会社「マカッサル商館文書」(1613−67年)の読み方

    早瀬晋三

    大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター編『都市の歴史的形成と文化創造力』清文堂     103 - 125  2011年03月

  • 運輸・通信革命と東南アジアの植民化

    早瀬晋三

    『岩波講座 東アジア近現代通史 第1巻 東アジア世界の近代19世紀』岩波書店     238 - 254  2010年12月

  • 東南アジアとの歴史対話への道

    早瀬晋三

    神奈川大学評論   ( 60 ) 52 - 59  2008年07月

  • A Note on the Boundaries and Territories in Maritime Southeast Asia

    Shinzo HAYASE

    The Journal of History   LIV   345 - 357  2008年

  • The Philippine Society of Japan and the Philippine Information Bulletin

    Shinzo HAYASE

    Ronald D. Holmes, ed., Diplomatic Relations between Japan and Southeast Asia: Progress and Challenges Through Half-Century, Quezon City: Philippine Social Science Council     76 - 97  2007年

  • 歴史空間としての世界認識

    早瀬晋三

    『岩波講座 「帝国」日本の学知 第8巻 空間形成と世界認識』岩波書店     277 - 309  2006年10月

  • 調査機関・団体とその資料−東南アジア

    早瀬晋三

    『岩波講座 「帝国」日本の学知 第6巻 地域研究としてのアジア』岩波書店     399 - 421  2006年04月

  • 植民者の戦争経験−海軍「民政」下の西ボルネオ

    早瀬晋三

    『岩波講座 アジア・太平洋戦争 第4巻 帝国の戦争経験』岩波講座     31 - 58  2006年02月

  • Historico-Geographical World of Sangir: An Ethno-history of East Maritime Southeast Asia

    Shinzo HAYASE

    Kinaadman (Wisdom): A Journal of the Southearn Philippines   XXVII   1 - 23  2005年

  • 近代大衆消費社会出現の一考察−アメリカ植民支配下のフィリピンと日本商店・商品

    早瀬晋三

    人文学報(京都大学人文科学研究所)   ( 91 ) 141 - 170  2004年12月

  • アメリカ・フィリピン自由貿易体制下の日本商品とその取扱商−予備的考察

    早瀬晋三

    池端雪浦、リディア・N・ホセ編『近現代日本・フィリピン関係史』岩波書店     121 - 155  2004年02月

  • Southern Mindanao as a Modern Frontier

    Shinzo HAYASE

    Hiromitsu UMEHARA & Germelino M. Bautista, eds., Communities at the Margins: Reflections on Social, Economic, and Environmental Change in the Philippines     34 - 56  2004年

  • サンギル人の歴史地理的世界−海域東南アジア東部の民族史の一考察

    早瀬晋三

    大阪市立大学東洋史論叢   ( 11 ) 41 - 54  2003年03月

  • Japanese Goods in Prewar Philippines

    Shinzo HAYASE

    Setsuho IKAHATA & Lydia N. Yu-Jose, eds., Philippines-Japan Relations     117 - 154  2003年

  • フィリピン元在留邦人の戦後の慰霊

    早瀬晋三

    江川温・中村生雄編『死の文化誌』昭和堂     207 - 234  2002年10月

  • 海域東南アジア東部−「海の領主」、交易商人、海洋民

    早瀬晋三

    『岩波講座 東南アジア史 第4巻』岩波書店     85 - 109  2001年09月

  • ミンダナオの近代−フィリピン国家形成下のマイノリティ化

    早瀬晋三

    『岩波講座 世界歴史 第23巻 アジアとヨーロッパ 1900年代−1920年代』     135 - 154  1999年11月

  • Japanese Residents of "Dabao-kuo"

    Shinzo HAYASE

    Setsuho IKEHATA and Ricardo T. Jose, eds., The Philippines under Japanese Occupation     247 - 287  1999年

  • Japan and the Philippines: The 'Southward Advence' School of Thought anf 'The Greater East Asia Co-Prosperity Sphere

    Shinzo HAYASE

    Philippine Studies   47 ( 1 ) 30 - 47  1999年01月

  • 明治期マニラ湾の日本人漁民

    早瀬晋三

    秋道智彌編『海人の世界』同文舘     343 - 368  1998年03月

  • The Bagobo Diaspora on the Pre-War Davao Frontier, the Philippines: Genealogies, Kinship and Material Patterns

    Shinzo HAYASE

    Tsuyoshi KATO, ed., Studies on the Dynamics of the Frontier World in Insular Southeast Asia, Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University     97 - 118  1997年

  • フィリピンをめぐる明治期「南進論」と「大東亜共栄圏」

    早瀬晋三

    小島勝編『南方関与の論理』京都大学東南アジア研究所     23 - 36  1996年11月

  • 「ダバオ国」の在留邦人

    早瀬晋三

    池端雪浦編『日本占領下のフィリピン−「大東亜共栄圏」の虚構と傷跡』岩波書店     291 - 332  1996年07月

  • 二つの大国アメリカと日本に翻弄されたフィリピン

    早瀬晋三

    萩原宜之・後藤乾一編『東南アジア史のなかの近代日本』みすず書房     33 - 51  1995年07月

  • 日本との交流

    早瀬晋三

    綾部恒雄・石井米雄編『もっと知りたいフィリピン 第2版』弘文堂     247 - 270  1995年02月

  • 南方「移民」と「南進」−フィリピンにおける「移民」、外交官、軍事工作

    早瀬晋三

    『岩波講座 近代日本と植民地 第5巻 膨張する帝国の人流』     57 - 76  1993年04月

  • フィリピン

    早瀬晋三

    吉川利治編『近現代史の中の日本と東南アジア』     33 - 77  1992年10月

  • フィリピンの植民地開発と陸上交通網−アメリカ統治期の住民への影響

    早瀬晋三

    石井米雄・辛島昇・和田久徳編『東南アジア世界の歴史的位相』東京大学出版会     200 - 219  1992年06月

  • かつて東南アジアに職を求めた日本人−明治・大正期フィリピンの日本人不法労働者を中心に

    早瀬晋三

    中岡三益編『難民 移民 出稼ぎ−人々は国境を越えて移動する』東洋経済新報社     193 - 216  1991年12月

  • Diplomats of Meiji Japan in the Philippines

    Shinzo HAYASE

    Journal of the Japan-Netherlands Institute   ( 2 ) 115 - 130  1990年

  • Diplomats of Meiji Japan in the Philippines

    Shinzo HAYASE

    Philippine Quarterly of Culture & Society   17 ( 4 ) 290 - 308  1989年12月

  • アメリカ植民支配下初期(明治期)フィリピンの日本人労働

    早瀬晋三

    池端雪浦・寺見元恵・早瀬晋三『世紀転換期における日本・フィリピン関係』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所     67 - 98  1989年03月

  • マギンダナオ・イスラーム「国家」の成立−フィリピン・イスラーム史研究の予備的考察

    早瀬晋三

    鹿児島大学教養部史学科報告   ( 35 ) 33 - 59  1988年07月

  • ベンゲット道路工事考

    早瀬晋三

    南方文化   ( 13 ) 71 - 103  1986年11月

  • 植民統治下のフィリピンにおけるマニラ麻産業

    早瀬晋三

    東南アジア−歴史と文化−   ( 15 ) 63 - 89  1986年05月

  • ダバオ・フロンティアにおけるバゴボ族の社会変容

    早瀬晋三

    アジア・アフリカ言語文化研究   ( 31 ) 96 - 119  1986年03月

  • American Colonial Policy and the Development of Japanese Abaca Industry in Davao, 1898-1941

    Shinzo HAYASE

    Philippine Studies   33 ( 4 ) 505 - 517  1985年10月

  • Tribes on the Davao Frontier

    Shinzo HAYASE

    Philippine Studies   33 ( 2 ) 139 - 150  1985年04月

  • American Colonial Policy and the Development of Japanese Abaca Industry in Davao, 1898-1941

    Shinzo HAYASE

    The Journal of History   30-31 ( 1-2 ) 139 - 151  1985年

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書籍等出版物

  • 東南アジアのスポーツ・ナショナリズム-SEAP GAMES/SEA GAMES 1959-2019年

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    めこん  2020年07月

  • 復刻版 ボルネオ新聞

    早瀬晋三編( 担当: 編集)

    龍渓書舎  2018年07月 ISBN: 9784844705673

  • グローバル化する靖国問題-東南アジアからの問い

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    岩波書店  2018年03月 ISBN: 9784000292139

  • 南洋協会発行雑誌(『会報』・『南洋協会々報』・『南洋協会雑誌』・『南洋』1915~44年) 解説・総目録・索引(執筆者・人名・地名・事項)

    早瀬晋三編( 担当: 編集)

    龍渓書舎  2018年01月

  • 朝日新聞大阪本社所蔵 「富士倉庫資料」(写真)東南アジア関係一覧

    早瀬晋三, 白石昌也編( 担当: 共編者(共編著者))

    早稲田大学アジア太平洋研究センター  2017年03月

  • 編集復刻版 南方開発金庫調査資料(一九四二~四四年)附巻 解説、総目次、索引篇

    早瀬晋三( 担当: 編集)

    龍渓書舎  2015年06月 ISBN: 9784844703167

  • Japanese in Modern Philippine History

    Shinzo HAYASE( 担当: 単著)

    Waseda University, Institute of Asia-Pacific Studies  2014年10月

  • 編集復刻版 南方開発金庫調査資料(一九四二~四四年)

    早瀬晋三

    龍溪書舎  2012年12月 ISBN: 9784844703150

  • フィリピン近現代史のなかの日本人−植民地社会の形成と移民・商品

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    東京大学出版会  2012年10月 ISBN: 9784130210768

  • マンダラ国家から国民国家へ−東南アジア史のなかの第一次世界大戦

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    人文書院  2012年06月 ISBN: 9784409511169

  • A Walk Through War Memories in Southeast Asia

    Shinzo HAYASE( 担当: 単著)

    New Day Publishers  2010年

  • フィリピン関係文献目録(戦前・戦中、「戦記もの」)

    早瀬晋三( 担当: 編集)

    龍渓書舎  2009年11月 ISBN: 9784844700050

  • 未完のフィリピン革命と植民地化

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    山川出版社  2009年02月 ISBN: 9784634349612

  • 歴史空間としての海域を歩く

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    法政大学出版局  2008年10月 ISBN: 9784588335013

  • 未来と対話する歴史

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    法政大学出版局  2008年10月 ISBN: 9784588335020

  • 戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    岩波書店  2007年03月 ISBN: 9784000236676

  • Mindanao Ethnohistory beyond Nations

    Shinzo HAYASE( 担当: 単著)

    Ateneo de Manila University Press  2007年 ISBN: 9789715505116

  • 歴史研究と地域研究のはざまで

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    法政大学出版局  2004年12月 ISBN: 4588335235

  • 海域イスラーム社会の歴史−ミンダナオ・エスノヒストリー

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    岩波書店  2003年08月 ISBN: 4000224336

  • 復刻版 比律賓情報

    早瀬晋三編( 担当: 編集)

    龍渓書舎  2003年05月 ISBN: 4844704885

  • 復刻版 比律賓情報 解説・総目録・索引

    早瀬晋三( 担当: 編集)

    龍渓書舎  2003年05月 ISBN: 4844754491

  • 「領事報告」掲載フィリピン記事目録、1881−1943年

    早瀬晋三( 担当: 編集)

    龍渓書舎  2003年05月 ISBN: 4844754505

  • 「ベンゲット移民」の虚像と実像−近代日本・東南アジア関係史の一考察

    早瀬晋三( 担当: 単著)

    同文舘  1989年11月 ISBN: 4495854518

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Misc

  • 近代大衆消費社会出現の一考察-アメリカ植民支配下のフィリピンと日本商店・商品

    人文学報(京都大学人文科学研究所)   91   141 - 70  2004年

  • フィリピン史学史-ナショナル・ヒストリーを考える

    人文研究(大阪市立大学文学部紀要)   54-2   41 - 54  2003年

  • 日米比貿易統計1874-1942年:アジア貿易と阪神2港の視点から

    人文研究(大阪市立大学文学部)   52 ( 2 ) 1 - 33  2000年

  • Foreign Trade Structures of Japan, U.S. and the Philippines: With Special Reference to the Asian Trade and Kobe-Osaka Ports

    Jimbun Kenkyu: Studies in the Humanities   52 ( 2 ) 1 - 33  2000年

  • Historical Geo-world of Sangir People: An Ethno-history in Eastern Maritime Southeast Asia

    The Osaka City University Toyoshi-Ronsou   ( 11 ) 61 - 77  2000年

  • "Japan and the Philippines : The'Southword Advance'School of Thought and the Greater East Asia Co-Prosperity Sphere', "

    Philippine Studies   47 ( 1 ) 30 - 47  1999年

  • フィリピン行き渡航者調査V(昭和期)-外務省外交史料館文書『本邦移民取扱人関係雑件 海外興業株式会社 海外渡航者名薄 比島行』より

    人文研究(大阪市立大学文学部紀要)   46 ( 第11分冊 ) 83 - 108  1994年

  • An Analysis on Japanese Emigrants to the Philippines. V (Showa Period)

    Studies in the Humanities : Bulletin of the Faculty of histerature, Osaka City University   46 ( 第11分冊 ) 83 - 108  1994年

  • フィリピン行き渡航者調査IV(大正期)-外務省外交史料館文書『移民取扱人ヲ経由セル海外渡航者名簿』より-

    大阪市立大学文学部紀要 人文研究 史学 (45巻10分冊15-38頁)    1993年

  • An Analysis on Japanese Emigrants to the Philippines IV (Taisho Era)

    Studies in the Humanities : Bulletin of the Faculty of Literature, Osaka City University    1993年

  • 『フィリピン関係文献目録-戦前・戦中、「戦記もの」』

     

  • 未完のフィリピン革命と植民地化

    山川出版社  

  • 未来と対話する歴史

    法政大学出版局  

  • 歴史空間としての海域を歩く

    法政大学出版局  

  • 歴史空間としての海域世界

    岩波講座「「帝国」日本の学知」 第8巻 空間形成と世界認識  

  • 調査機関・団体とその資料-東南アジア

    岩波講座「「帝国」日本の学知」 第6巻 空間形成と世界認識  

  • 植民者の戦争経験-海軍「民政」下の西ボルネオ

    岩波講座「アジア・太平洋戦争 第4巻 帝国の戦争経験」   4   31 - 58

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受賞

  • 第20回大平正芳記念賞

    2004年06月  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 紛争の海からコモンズの海へ:基礎研究と臨床研究との相渉

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    本研究は、2018年度からの本格的研究の準備として5つの班(総括、ヨーロッパ海域、インド洋、海域東南アジア、日本周辺海域)を設け、それぞれ歴史と文化、社会を念頭に、紛争の基層的原因を考えるとともに、これまでどのようにして紛争を解決してきたのか、あるいは紛争を回避してきたのか、その知を探ることを目的とした。それぞれの班で、本研究の全体像の理解を深めるとともに、ほかの班との連携について意見交換し、本格的な研究のための申請をおこなう準備を順調に進めることができた。代表者の早瀬は、「WASEDA ONLINE」で「紛争の海からコモンズの海へ」と題して、日本語と英語で「オピニオン」を発信した

  • 植民地史を書き換える-東南アジアの日本占領行政からみた欧米植民地支配

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    本研究の目的は、日本軍が東南アジアを占領するにあたって、どこまで欧米の植民地支配の実態を知って占領地行政に臨んだのか、具体的な事例から欧米の植民地支配の実態を明らかにすることであった。そのため、基礎資料の発掘とその資料を整理した資料集の発行をおこなった。まず、『朝日新聞大阪本社所蔵「富士倉庫資料」(写真)東南アジア関係一覧』、『南洋協会発行雑誌 解説・総目録・索引』を出版した。つぎに、『ジャワ新聞』、『ボルネオ新聞』復刻版を発行した。また、インドネシアの教育文化省文化総局歴史課の要請で、日本軍政期関連の日本語資料の書誌情報と要約をインドネシア語で刊行した。日本占領期の東南アジアについては、1980年代にトヨタ財団の研究助成による「東南アジア日本占領期史料フォーラム」が各国・地域ごとに組織され、飛躍的な発展を遂げた。その後、参加者それぞれが個別に研究を深めたり、共同研究プロジェクトを立ち上げて現地の研究者とともに議論を深めたりしてきた。だが、東南アジア現地で発行された新聞などの出版物は充分利用されてきたとはいえず、新たに発見された資料についても整理されていないために利用しにくかった。本研究では、復刻版の出版、目録などの研究工具の作成、新たな資料の発掘など、研究整備に力を注いだ。これらの利用によって、この分野の研究が発展することが期待できる

  • 第2次世界大戦期日本・仏印・ベトナム関係研究の集大成と新たな地平

    研究期間:

    2013年10月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    第二次大戦期のベトナム、カンボジア、ラオス、タイに関して、日本人専門家10人をコアメンバーとし、ベトナムなど関係諸国の研究者の協力を得つつ5か年の共同研究を展開。とりわけ、2014年と2016年には、現時点までの研究蓄積の到達点を確認し、関連資料に関する情報を共有するための国際ワークショップを東京で開催、それぞれの成果を論集として2015年と2018年に刊行した。さらに、戦後70周年に当る2015年に、各自の最新の研究成果を発表しあう国際シンポジウムをハノイで開催、8か国の研究者から約30本の報告を得た。その成果は丹念な編集作業を経て、2017年に300頁を超す論集として刊行した

  • 紛争の海からコモンズの海へ-基礎研究と臨床研究との相渉

    科学研究費助成事業(早稲田大学) 

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2018年03月
     

  • 第一次世界大戦と現代世界の変貌についての総合的研究

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

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    本研究は、第一次世界大戦を、単なるヨーロッパ列強の戦争ではなく「世界戦争」として、戦闘員のみならず非戦闘員までを当事者とし、その日常生活や知性・感性のありようまで根底から揺るがした「総力戦」として、必ずしも1918年11月に終結せず、その後の世界の歩みを根底的に規定しつづける「未完の戦争」として捉え、現代世界の基礎を据えた「起点」の歴史的意味を多様な視点から明らかにした。本研究の成果である論集や単行本シリーズは、依然としてヨーロッパ中心主義的な欧米における第一次世界大戦像に代わりうる全体像を提示した点で大きな学術的意義を有し、今後の必読文献となるであろう

  • 比較の手法によるイスラ-ム都市性の総合的研究(宗教・民族運動と都市)

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    本年度はK班として研究活動を行なう最終年度であるが、以下のような成果をあげることができた。1。東南アジア・イスラ-ム宗教・民族運動関係の文献資料の整理とデ-タ・ベ-ス化を行なった。およそ千点におよぶ資料の書誌学的情報のコンピュ-タ入力を完了した。(中村光男)2。アメリカ統治期のフィリピン・ムスリムに関する第一次資料を入手し、整理中である(早瀬普三)3。イラン近現代政治運動に関する第一次資料およびペルシャ語学術雑誌を入手して、現在整理中でありコンピュ-タ入力によるデ-タ・ベ-ス化を準備中である。4。平成2年7月18〜19日、M,O,V班との合同研究会を開催し、イスラ-ム都市および宗教・民族運動の地域性に関して報告・討議を行ない、秋の全体集会の準備を行なった。5。平成2年11月27日〜12月2日、全体集会および国際会議に研究分担者全員参加し、とくに全体集会の第7セッション「イスラ-ム都市の地域間比較」をM班と協力して組織した。6。平成3年2月1〜3日、鹿児島大学南太平洋海域研究センタ-およびV班との共催にて、シンポジウム「東南アジアのイスラ-ム」およびポスト・シンポジウム「イスラ-ム世界のなかの東南アジア」を開催し、多数の参加者をみた。このシンポジウムの成果は平成3年度中に公刊の予定である。7。K班の研究分担者全員が平成3年度中に公刊される予定の『イスラ-ムの都市性事典』の分担執筆を通じて本プロジェクトにおける研究成果の発表を行なう予定である

  • 島嶼部東南アジアのフロンティア世界に関する動態的研究

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    前2カ年度に続き、共同調査と個別調査を補完的に併用しつつ、臨地研究を遂行した。共同調査は、これまで未調査の東カリマンタンにおいて行った。調査は二つの部分に分かれ、一つは、マハカム河流域を河口部から上流部山地にかけて踏査すること、もう一つはマレーシア領サバ州との国境隣接地域において、聞き取り、自然立地観察調査を行うことである。マハカム河流域は、第二次世界大戦前は石灰、石油、戦後は木材の輸出が急速に進展したところであり、さらには、政府主導の山棲みダヤク系住民の中・下流域への移住やジャワからの植民移住も遂行されており、フロンティア空間が、大規模かつ急速に、大資本と政府の手によって作り変えられてきた歴史的過程を跡付けることができた。マレーシアとの国境隣接地域では、これまでとは違ったフロンティアを識別できた。つまり国境隣接地であるがゆえに成立するフロンティア空間である。この地域では、人・モノ・情報が、あたかも国境がないかのごとくに両地域を行き交いしている。このような移動・流通は、まさに国境があるからこそ促進される。これと似たフロンティアは、スルー諸島とサバや北スラウェシとの間の海域フロンティアにもみることができ、こうしたクロス・オーバーなフロンティアをどのように位置づけるかは、これから報告書をまとめていく段階で検討していきたい。個別調査は、マレーシア、インドネシア、フィリピンで行った。これらの国々で遂行している従来の調査に加え、新たにサバ、サラワク、北スラウェシ、ブルネイで調査を行った。調査地域をこれだけ広範囲に設定できたことは、島嶼部東南アジアの多様な全体像を掴むうえで意義があった。この3年間の調査を通して、島嶼部東南アジアのフロンティア世界を立体的かつ動態的に描くための土台を築くことができた

  • 南方関与の論理

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    今年度も前年度に引き続き、研究分担者が自ら発表するとともにゲスト・スピーカーを依頼し、また南方関与に縁のある場所においての研究会開催を担当するという方針で、研究会活動を遂行した。第1回研究会{7月2日(土)〜3日(日)場所;長崎県平戸市}では、2日には、清水元による「西海から見た日本史」とゲスト・スピーカーの川瀬平太・早稲田大学政治経済学部教授による「南方(南アジア)関与の比較経済史」の研究発表を行い、3日には、松浦資料館などを見学した。第2回研究会{9月22日(木)〜23日(金・祝)場所;愛知県蒲郡市}では、22日には蔡史君が「日本の南進政策に於ける台湾人の活動」をゲスト・スピーカーの後藤乾一・早稲田大学社会科学研究所所長が「『1930年代『南進』と『ポルトガル領ティモ-ル』問題」を発表した。23日には、倉沢愛子・名古屋大学大学院国際開発研究科教授が「日本軍政下の輸送問題」を発表し、午後に近くの三ケ根山の元フィリピン在留邦人慰霊碑を見学。第3回研究会{12月4日(日)〜5日(月)場所;愛知県那覇市・金武町}では、4日には、小島勝が「『日本』の南方関与の多重性-フィリピンのダバオにおける沖縄県人子弟と混血児童生徒の教育問題を通して」を石川友紀・琉球大学法文学部教授が「東南アジアにおける沖縄県出身移民の歴史と実態」を発表した。午後は、金武町役場内の「金武町史料編纂室」において南方関与関係史料を閲覧・蒐集し、また金武町教育委員会にてフィリピン移民関係史料・歴史的遺物を見学した。5日には、沖縄県立図書館などを訪れ、資料を蒐集した

  • 南方関与の論理

     概要を見る

    今年度も前年度に引き続き、研究分担者が自ら発表するとともにゲスト・スピーカーを依頼し、また南方関与に縁のある場所においての研究会開催を担当するという方針で、研究会活動を遂行した。第1回研究会{7月2日(土)〜3日(日)場所;長崎県平戸市}では、2日には、清水元による「西海から見た日本史」とゲスト・スピーカーの川瀬平太・早稲田大学政治経済学部教授による「南方(南アジア)関与の比較経済史」の研究発表を行い、3日には、松浦資料館などを見学した。第2回研究会{9月22日(木)〜23日(金・祝)場所;愛知県蒲郡市}では、22日には蔡史君が「日本の南進政策に於ける台湾人の活動」をゲスト・スピーカーの後藤乾一・早稲田大学社会科学研究所所長が「『1930年代『南進』と『ポルトガル領ティモ-ル』問題」を発表した。23日には、倉沢愛子・名古屋大学大学院国際開発研究科教授が「日本軍政下の輸送問題」を発表し、午後に近くの三ケ根山の元フィリピン在留邦人慰霊碑を見学。第3回研究会{12月4日(日)〜5日(月)場所;愛知県那覇市・金武町}では、4日には、小島勝が「『日本』の南方関与の多重性-フィリピンのダバオにおける沖縄県人子弟と混血児童生徒の教育問題を通して」を石川友紀・琉球大学法文学部教授が「東南アジアにおける沖縄県出身移民の歴史と実態」を発表した。午後は、金武町役場内の「金武町史料編纂室」において南方関与関係史料を閲覧・蒐集し、また金武町教育委員会にてフィリピン移民関係史料・歴史的遺物を見学した。5日には、沖縄県立図書館などを訪れ、資料を蒐集した

  • 南方関与の論理

     概要を見る

    今年度も前年度に引き続き、研究分担者が自ら発表するとともにゲスト・スピーカーを依頼し、また南方関与に縁のある場所においての研究会開催を担当するという方針で、研究会活動を遂行した。第1回研究会{7月2日(土)〜3日(日)場所;長崎県平戸市}では、2日には、清水元による「西海から見た日本史」とゲスト・スピーカーの川瀬平太・早稲田大学政治経済学部教授による「南方(南アジア)関与の比較経済史」の研究発表を行い、3日には、松浦資料館などを見学した。第2回研究会{9月22日(木)〜23日(金・祝)場所;愛知県蒲郡市}では、22日には蔡史君が「日本の南進政策に於ける台湾人の活動」をゲスト・スピーカーの後藤乾一・早稲田大学社会科学研究所所長が「『1930年代『南進』と『ポルトガル領ティモ-ル』問題」を発表した。23日には、倉沢愛子・名古屋大学大学院国際開発研究科教授が「日本軍政下の輸送問題」を発表し、午後に近くの三ケ根山の元フィリピン在留邦人慰霊碑を見学。第3回研究会{12月4日(日)〜5日(月)場所;愛知県那覇市・金武町}では、4日には、小島勝が「『日本』の南方関与の多重性-フィリピンのダバオにおける沖縄県人子弟と混血児童生徒の教育問題を通して」を石川友紀・琉球大学法文学部教授が「東南アジアにおける沖縄県出身移民の歴史と実態」を発表した。午後は、金武町役場内の「金武町史料編纂室」において南方関与関係史料を閲覧・蒐集し、また金武町教育委員会にてフィリピン移民関係史料・歴史的遺物を見学した。5日には、沖縄県立図書館などを訪れ、資料を蒐集した

  • ウォーラセア海域世界におけるネットワーク型社会の文化生態的動態

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    セレベス海、マカッサル海峡、マルク海、フローレス海などからなる島嶼部東南アジアのウォーレス線から東の海域をウォーラセア海域世界と呼ぶ。ここでは、海を生態的基盤とする人々の生活が古くから営まれ、ネットワーク型ともいうべき文化・社会が形成されてきた。本調査は、海域世界のこのような分化・社会特徴を民族移動、物産交易などを軸に明らかにしようとした。平成7年度にはセレベス海およびマカッサル海峡を、平成8年度にはマルク海とフローレス海を、そして平成9年度にはセレベス海、フローレス海およびマカッサル海峡を主要な共同調査地とて臨地調査を実施した。本調査によって、ウォーラセア海域の、ブギス人、バジャウ人、サンギ-ル人などの移動・移住の実体とその歴史的過程を把握する一次資料が得られたのが第一の成果であった。なかでも、ブギス人の移動・交易ネットワークがマカッサル海峡からフローレス海にわたる広い地域に及んでいることが社会史・個人史のレベルで解明できる資料が得られた。また、ブギス人と同じく広域に居住するバジャウ人についてはこれまで十分な資料が収集されていなかたが、スラウェシ島中部を境界に2つの大きな集団にわけることが妥当と推定される言語学的資料および口承史料を収集することができた。さらにサンギ-ル人についても、フィリピン南部からマルク海に至る移動・移住史の口承資料が得られた。第二の成果は、国民国家におけるネットワーク型社会がもつ文化・社会的意義に関わる資料が得られていたことである。マレーシア・インドネシア国境およびフィリピン・インドネシア国境地域において、国境を相対化するかのような人々の営みを民族史・社会史・国民教育の視点から解明する資料が得られた。これら二つの成果を中心に、平成10年度に調査報告書を出版する予定である

  • 国境で分断された人々の民族史研究

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    フィリピン南部ミンダナオ地方およびインドネシア北部スラウェシ地方には、シルシラあるいはタルシラとよばれる系図が地方の有力者を中心に保存されており、系図およびそれらに付随する口述史料から、これらの地方の人々のあいだで、かなり広範囲に、頻繁に人々が移動していることがわかってきた。この50年間だけでも、数十万人が国境を越えて移動したと推定されている。しかし、これらの人々の移動を示す文献史料は、きわめて乏しく、断片的で、その移動の事実を実証することはきわめて困難であった。本研究は、平成5〜6年度科研国際学術調査「島嶼部東南アジアのフロンティア世界に関する動態的研究」(代表:京都大学東南アジア研究センター加藤剛教授)および平成7年度科研国際学術調査「ウォーラセア海域世界におけるネットワーク型社会の文化生態的動態」(代表:京都大学東南アジア研究センター田中耕司助教授)で収集した史料を整理・分析することを目的とした。また、移動の激しい社会と比較する意味において、移動を拒否つづけてきた岡山県苫田ダム水没予定地の住民・社会の調査を並行して進めた。その結果、ミンダナオ南部では、イスラーム教徒の移動が、イスラーム社会を拡大させたことが明らかになった。いっぽう、北部スラウェシおよびサンギヘ・タラウド諸島には、広範囲にわたってミンダナオ地方との交流が記録・記憶されていた。これらの調査・分析から、従来漠然とした移動の事実が確認でき、その移動がどのように人々に記憶されてきたかがわかった。今回の研究成果報告書では、現在整理、翻訳が終了したもののみ、試験的に編集した。今後、平成9年度の国際学術調査での確認作業の成果をふまえて、整理・翻訳・分析して、改めて公表したいと考えている

  • フィリピンにおける労働力移動と資源の持続的再生産に関する総合的研究

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    本研究では、労働力移動には通常の農村-都市間移動の外に、山地などフロンティア向けの移動が大規模に存在し、それが森林資源などの環境後退につながっているとの仮説に立ち、その実態の把握とそこでの住民の生存戦略の確認に努めてきた。その結果、以下に列挙するような事実が確認された。1.フィリピンの森林面積は、ここ20〜30年の間に急激に後退したが、その跡地ではすでに夥しい数の住民が生活していること。2.これら住民の多くは、かつて低地に住んでいたということであるから、低地農村から山地向けの労働力移動はかなり広範に存在するとみて間違いないこと。3.こうした住民の多くは、伐採跡地で生存のための焼畑農業を始めるが、やがて商品作物が入ってきて集約栽培が繰り返されたため森林の回復はなく、むしろ草地の拡大が進行していること。4.森林の後退は、一般には人口圧力、労働力移動、入植などの必然的結果と考えられてきたが、原因はむしろ政府の農業入植政策、森林開発政策、累積債務返済のための商業伐採の促進、伐採権の積極的付与と伐採企業による公有地の囲い込み、林道建設、伐採のための労働力吸収などが大勢の住民の山地移住を促進していること。5.低地住民をして山地移住を決意させたのは、近代的所有権制度による伝統的所有権剥奪、地主による小作人追放、「緑の革命」後の農業商業化の進展、工業団地建設のための農地転用などであった

  • 東南アジア史研究で卒論・修論を書くための教育・研究工具の開発のための研究

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    本研究では、つぎの3つの柱を中心に活動を進めた:1.日本における東南アジア史教育の現状と課題の把握、2.他分野・他地域との関連、3.外国史と自国史。それぞれ1年間の活動を目処におこない、3年目は平行して研究成果のとりまとめをおこなった。第1年度の「日本における東南アジア史教育の現状と課題の把握」では、長年東南アジア史研究・教育に従事してきた先達に、その経験から現状と課題を指摘してもらうと同時に、学生時代に戻って卒論・修論を書くなら、どのようなテーマを選び、どのような準備をするかなど、現在の学生の身になった具体的な論文構想を語ってもらった。また、近年各大学で取り上げられた東南アジア関係の卒論・修論のテーマを収集し、その傾向と問題点を探った。第2年度は、周辺領域分野・地域との関連で東南アジア史研究を考えた。東南アジア史研究に有効な関連分野の理論・手法を学ぶとともに、関連分野に東南アジア史研究で培った理論・手法がどのように活かせるかを考察した。関連分野の研究者との意見交換により、東南アジア史研究の幅を広げ、奥行きを深めることを目標とした。第3年度は、「自国史」と「外国史」の問題を考察した。具体的には、東南アジア各国の高校・大学で「自国史」として使用されている教科書やカリキュラムを検討した。また、各国を代表する歴史学研究者と意見交換した。以上、3年間の成果をふまえて、テキストづくりの作業が進んでいる。すでに、叩き台となるべき「フィリピン」の草稿ができている。また、この研究活動を通じて、テキストのほか、史料の目録・索引、史料の復刻、翻訳、モノグラフの刊行も必要であると感じた。その準備も着々と進められている。まずは、この研究の原成果ともいうべき、報告・報告要旨28篇をまとめて発行する

  • 戦前期日本の対アジア調査機関と「帝国」内経済連関についての研究

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    本研究は、戦前期日本の国制を帝国として総合的に再把握する視角を提示することを目的としつつ、本国と統治地域さらにはその外郭としてのアジア圏域とがいかなる経済的な連関をもって構成されていたかを明らかにするための前提として、戦前期の対アジア調査機関群の調査活動を解明することを課題に、その分析のために国内外の図書館などに架蔵されている資料や統計について調査を行ってきた。ただ、これらの調査機関については、現在ではその調査活動の実態が不分明なままであるため、ここでは戦前期において最大の調査範囲をカヴァーした東亜研究所の活動に焦点を当て、同所が蒐集したアジア全域についての情報を分析し、ついで特定地域に設置された機関としての南洋協会で日印協会、比律賓協会などについても史料調査を行った。その調査結果に基づいて、日本とアジアの諸地域との関連がいかに捉えられ、それが現実の外交・経済政策や日本人のアジア認識にいかなる影響を与えたのかを明らかにすべく、班員間での意見交換を重ねてきた。さらに、これらの調査や意見交換を基礎として、蒐集した史料から日本の「帝国」としての構成がどのように進められたかについての見通しと課題を明らかにしていくことために帝国的統治システムとその域内における経済連関や人的ネットワークがいかに構成され、変遷していったかについての理論的討議を重ね、その成果の一部を『帝国の研究』(名古屋大学出版会)として公刊した

  • 不可視の時代の東南アジア史

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    本研究は、従来の研究では充分に見えなかった東南アジア史を明らかにすることを目的とした。とくに、18世紀の東南アジア史は、「中国人の世紀」とも「ブギスの世紀」ともよばれ、ともに中央集権化された王室や国家の後ろ盾をともなわない人びとが活躍した世紀であり、文献資料に乏しく、その実像を明らかにすることは困難だといわれてきた。本研究では、ヨーロヅパ語史料とくに英語史料および漢文史料を新たに発掘し、また従来とは違った角度から利用することによって、この不可視の時代の東南アジア史研究に、新たな地平を切り開こうとするものであった。換言すれば、本研究は、従来日本人研究者があまり利用しなかったヨーロヅパ語史料を発掘、再利用し、さらに欧米の研究者があまり利用しない漢文史料を発掘、読解力を強化することによって、世界をリードする東南アジア研究を進めることをめざした。海外では、ロンドン、中華人民共和国、台湾で史料調査および収集をおこなった。国内では、国立民族学博物館図書室内地域研究企画交流センター京セラ文庫「英国議会資料」、京都大学文学部図書室などで史料調査をおこなった。研究会は、はじめ史料の所在確認など情報交換に努め、徐々に報告書作成のための研究発表に移行した。本研究は、東南アジア史学会関西例会の参加者を中心に、大学院生・若手研究者の協力を得ながら研究を進めた。このような史料の読解力を高める共同研究において、大学院生や若手研究者の参加はきわめて重要であり、本研究においても積極的に協力してもらった。そのため、本研究会は東南アジア史学会関西例会の前後におこない、大学院生・若手研究者の教育を兼ねた

  • 死者の葬送と記念に関する比較文明史-親族・近隣社会・国家-

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    死者を見送り、記念していくことは人類社会にとって共通の課題であり、諸文明は等しくこの問題に取り組んできた。葬送は死者との別離の儀礼を通じて生者の社会関係を再編する手続きであり、また死者の記念は生者の集団にとってそのアイデンティティを確認し、その再統合を図る営みである。死者の扱いは前近代から現代に至るさまざまな国家と社会を比較するための重要な手がかりとなるだろう。しかしこの営みは、社会的に見れば二つの場合にわけることができる。「一般の死者」の場合、その記念と葬送は基本的には親族ないし近隣の人間集団の問題である。これに対して、より広い共同体ないし国家がその葬送ないし記念に関わらざるを得ないような「特別の死者」も存在する。たとえば君主や独裁権力保持者、諸宗教における殉教者、ある集団への政治的抑圧による犠牲者、戦争における軍人死者、民間人死者といった人々であるこのことを前提として、まずさまざまな宗教と死者の葬送・記念の問題を検討した。世界宗教はその成立時の教義における死者観とは別に、分布領域の各地域社会における死者の葬送・記念の需要に対応し、儀礼と思想を提供してきた。場合によっては、これらの儀礼と思想が異なる宗教間で授受された。ここには重層信仰の典型的な事例が見られる。次に、「一般の死者」のための葬送・記念と「特別の死者」のためのそれの相互関係を検討した。前者は国家や大規模宗教団体の政治的必要に応ずるものであるが、後者との一定の対応関係が広く認められる。なぜなら前者は一般人の共感を集めることが必要だからである。さらに宗教が影響力を後退させた近現代社会において、死者の葬送・記念が表現している意識について、また戦争による軍人、民間人死者の記念が含意する政治的メッセージについても諸事例を検討した

  • 空間思想の比較史的検討とそれに基づく人文・社会科学理論の構築

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    専ら時間軸上で構築されてきた従来の学的パラダイムを空間軸に沿って見直し、これまでの空間把握の営みの成果を取捨選択しつつ、人文・社会科学における諸概念を再構成していくための基底的研究を進めた。文献会読、フィールドワーク、個別研究を通じて、政治学・経済学・農政学・地政学や、景観・海域・宗教・戦争で問題とされた空間に関する思想や実践のありかたを明らかにしつつ、従来前提とされていた諸概念を再検討した

  • 近代における国境線の画定と島嶼の帰属にかんする東南アジアの事例研究

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    本研究では、19世紀から20世紀にかけての国境線画定時に、無人島を含む島嶼の帰属がどのように扱われたのかを考察するための事例研究を、東南アジアを中心におこなった。そのために、イギリス議会文書やイギリス東インド会社文書などを整理し、考察した。その結果、漁業活動など利用権を主張するものはあっても、居住・耕作地を除いて、排他的占有権を主張するものはあまりなく、実質的な国境が曖昧なままであったことがわかった

  • 一九-二〇世紀転換期における「戦争ロマン」の表象についての比較文化史研究

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    本研究においては、女性や子ども更には植民地における異民族までが熱狂をもって戦争に参与していった心理的メカニズムと行動様式を、各国との比較において明らかにすることを目的とした。そこでは活字や画像、音楽、博覧会などのメディアが複合的に構成され、しかも複製技術の使用によって反復される戦争宣伝の実態を明らかにすることができた。そして、このメディア・ミックスを活用する重要性が認識されたことによって、外務省情報部や陸軍省新聞班などが創設されることとなった。戦争ロマンの比較研究から出発した本研究は、戦争宣伝の手法が「行政広報」や「営利本位の商業主義」に適用されていく歴史過程を明らかにすることによって、総力戦という体験が現代の日常生活といかに直結しているのかを析出した点で重要な成果を生んだ

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特定課題研究

  • 日本占領・勢力下の東南アジアで出版された新聞・雑誌等の包括的所蔵調査

    2021年  

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     1942~45年に日本軍によって占領された東南アジアでは、占領地住民向けの宣伝工作となる新聞・雑誌などが出版された。おもな新聞については発行状況がかなり明らかになったが、現地語などで発行された新聞・雑誌などの出版物についてはよくわかっていない。本研究では、まず東南アジアつぎに欧米豪の図書館・博物館などでの所蔵を確認する。新型コロナウィルス感染拡大の影響で内外の調査が困難であったため、これまで収集した資料を整理し、『すれ違う歴史認識 戦争で歪められた歴史を糺す試み』(人文書院、2022年)を出版した。また、全80冊の内79冊を購入した月刊『海洋漁業』(1936-43年)の解題を書いた。

  • アジア・太平洋における「戦争の記憶」の追跡調査・補足調査

    2021年  

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     2007年に出版した『戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま』(岩波書店)は、2003-05年に東南アジア各国でおこなった調査に基づいている。その後、博物館がなくなったり、新たにオープンしたりしたものがあった。すでに調査をおこなったところの追跡調査、および、これまで調査する機会がなかった国・都市を新たにおこなう必要を感じた。2021年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で海外出張ができず、これまでに収集した資料の整理に専念した。これまで本助成金などを得て『アジア太平洋討究』に投稿した6本に加えて、8本の論文からなる『すれ違う歴史認識 戦争で歪められた歴史を糺す試み』(人文書院、2022年)を出版した。

  • アジア・太平洋における「戦争の記憶」の追跡調査・補足調査

    2020年  

     概要を見る

     2007年に出版した『戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま』(岩波書店)は、2003-05年に東南アジア各国でおこなった調査に基づいている。その後、博物館がなくなったり、新たにオープンしたりしたものがあった。すでに調査をおこなったところの追跡調査、および、これまで調査する機会がなかった国・都市を新たにおこなう必要を感じた。2020年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で海外出張ができず、これまでに収集した資料の整理に専念した。これまで本助成金などを得て『アジア太平洋討究』に投稿した6本に加えて、8本の論文からなる単著単行本『戦争でねじ曲げられた歴史 それを糺す試み』(仮題、人文書院)の出版準備を進めている。

  • 植民地史を書き換える-東南アジアの日本占領行政からみた欧米植民地支配

    2019年   Julz (Hulya) Henriane RIDDLE, 姫本由美子

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     日本占領・勢力下の東南アジアにおける新聞・雑誌の発行状況等については、拙稿「日本占領・勢力下の東南アジアで発行された新聞」(『アジア太平洋討究』第27号、2016年、pp.61-100)でまとめ、おおよそのことはわかったが、その所蔵状況、とくに東南アジア現地での所蔵状況はよくわかっていない。東南アジア現地の文書館、図書館、博物館などで所蔵されているものの調査を、科研費基盤研究(B)を申請して、網羅的に把握したいと考えている。まずは、研究協力者のJulz Riddleと姫本由美子がシンガポール、マレーシア、インドネシアの予備的調査をおこなった。また、代表者の早瀬晋三はオーストラリアのキャンベラで調査をおこなった。

  • アジア・太平洋における「戦争の記憶」の追跡調査・補足調査

    2019年  

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     2007年に出版した『戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま』(岩波書店)は、2003-05年に東南アジア各国でおこなった調査に基づいている。その後、博物館がなくなったり、新たにオープンしたりしたものがあった。すでに調査をおこなったところの追跡調査、および、これまで調査する機会がなかった国・都市を新たにおこなう必要を感じた。2015-18年度に続いて、19年度はフィリピンのバギオ、ダバオ、オーストラリアのキャンベラで戦争記念碑・博物館の調査をおこなった。追跡調査・補足調査をおこなうことで、東南アジア各国・地域での共通点と相異点が明らかになってきている。また、オーストラリアからみた東南アジアでの戦争を概観した。

  • 紛争の海からコモンズの海へ-基礎研究と臨床研究との相渉

    2018年   池島大策, 君塚弘恭, 金澤周作, 新井和広, 長津一史

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     国益を守る政策を尊重しつつ、市民・生活者の目線で環境・資源の保全をはかり、紛争を回避する方途を探る。近年、日本周辺海域で、無人島などをめぐる領有権争いが問題になっている。本研究は、海を共有物と考えるコモンズの思想が古今東西で発達してきたことに注目し、歴史学、社会学、人類学などの基礎研究から問い、国を超えた地域(リージョン)や地方(ローカル)の生活者の目線から解決の糸口を見出そうとするものである。本年度は、10月21日(日)早稲田大学、12月15日(土)京都大学で研究会をおこなった。より視野を広くし、深みのある議論ができ、本格的な研究・議論に発展できる準備が充分整った。

  • 東アジアにおける「戦争の記憶」の追跡調査・補足調査

    2018年  

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     2007年に出版した『戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま』(岩波書店)は、2003~05年に東南アジア各国でおこなった調査に基づいている。その後、博物館がなくなったり、新たにオープンしたりしたものがあった。すでに調査をおこなったところの追跡調査、および、これまで調査する機会がなかったところの調査を新たにおこなう必要を感じた。2015-17年度に続いて、18年度はマレーシアのコタバル、マラッカ、スレンバン、コタキナバルで戦争記念碑・博物館の調査をおこなった。追跡調査・補足調査をおこなうことで、東南アジア各国・地域での共通点と相異点が明らかになってきている。また、マレーシアでは、国と州、都市でも相違がある。

  • 東南アジアにおける「戦争の記憶」の追跡調査・補足調査

    2017年  

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     2007年に出版した『戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま』(岩波書店)は、2003~05年に東南アジア各国でおこなった調査に基づいている。その後、博物館がなくなったり、新たにオープンしたりしたものがあった。すでに調査をおこなったところの追跡調査、および、これまで調査する機会がなかったところの調査を新たにおこなう必要を感じた。2015年度、16年度に続いて、17年度はマレーシア、シンガポールで調査をおこなった。追跡調査・補足調査をおこなうことで、東南アジア各国・地域での共通点と相異点が明らかになってきている。シンガポールでは第51回日本占領期戦没者追悼式典に出席し、次世代へ継承していることが確認できた。

  • 東南アジアにおける「戦争の記憶」の追跡調査

    2016年  

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    This is a supplement of A Walk Through War Memories in Southeast Asia published in 2007 (Iwanami Shoten in Japanese) and 2010 (Metro Manila: New Day Publishers in English).I conducted a field-research at war memorials, museums, and war cemeteries in Manila and Dumaguete in the Philippines in July 2016 and in Hong Kong in February 2017. The National Historical Institute erected 10 or more historical markers every year, not only in Manila but also in rural area. Many of them mention on Japanese occupation in the Philippines in 1942-45. Hong Kong is not included in Southeast Asia usually, but there are same war monuments and cemeteries with Singapore because of a British colony. The Japanese occupation in Hong Kong on 25 December 1941 is important as a pre-history of Japanese occupation in Singapore on 15 February 1942. These war monuments and cemeteries were originally constructed by British after World War I. It is important to consider the continuity from World War I to World War II.

  • 東南アジアにおける「戦争の記憶」の追跡調査

    2015年  

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    This is a supplement of A Walk Through War Memories in Southeast Asia published in 2007 (Iwanami Shoten in Japanese) and 2010 (Metro Manila: New Day Publishers in English).There are three war memorials in Labuan Island: (1) Surrender Point, (2) Peace Park, and (3) World War II Memorial. In the Peace Park the Japanese do not mention anything on "murders" and atrocities committed by Japanese Imperial Forces like the Api Incident and Sandakan Death March. On the other hand the official web site of Labuan Corporation does not mention on the Peace Park built by Japanese in the "Historical Monument" in Labuan City. I will contribute an article on this gap to the Journal of Asia-Pacific Studies (Waseda University), No. 27 (September 2016).

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海外研究活動

  • 紛争の海からコモンズの海へ

    2019年02月
    -
    2020年02月

    オーストラリア   オーストラリア国立大学

    フィリピン   デ・ラ・サール大学

    アメリカ合衆国   ハワイ大学

 

現在担当している科目

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委員歴

  • 1994年
    -
    1995年

    東南アジア学会  関西地区委員

  • 1986年
    -
    1987年

    東南アジア学会  編集委員