プロフィール
早稲田大学文学学術院教授。専門はメディア・コミュニケーション研究。人工知能やロボット、スマートフォン、SNSなどを人文・社会科学の立場から分析。2019年「チューリング賞」受賞者ヨシュア・ベンジオ氏らとAI Impact Allianceエキスパート・アドバイザーに就任。人工知能の社会的インパクトやロボットの利活用などについて、ハーバード大学やケンブリッジ大学と国際共同研究を行っている。
お茶の水女子大学理学部数学科卒業(理学士:数学)。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士:社会情報学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院博士課程修了Ph.D.取得 (社会科学博士:メディア・コミュニケーション学)。現在、早稲田大学文学学術院教授。
2010年オックスフォード大学教育学部客員リサーチ・フェロー、2010-2011年ハーバード大学バークマン研究所ファカルティ・フェローとして招聘され、「若者とデジタルメディア」に関する国際共同研究を行う。この研究成果をもとに出版された『デジタル・ウィズダムの時代へ :若者とデジタルメディアのエンゲージメント』(新曜社, 2016年) は、2016年度テレコム社会科学賞入賞を受賞した。
2018-19年ケンブリッジ大学、コロンビア大学客員研究員。2018-19年ハーバード大学バークマンクライン研究所ファカルティ・アソシエイトとして招聘され、「人工知能(AI)の社会的インパクト」に関する国際共同研究を行う。
主な著書は単著書として『デジタル・ウィズダムの時代へ :若者とデジタルメディアのエンゲージメント』(新曜社, 2016, テレコム社会科学賞入賞), “Audience Studies”(Routledge, 2009)。単著論文として「人工知能(AI)とロボットがもたらす社会的インパクト:「ヒューマン・ファースト・イノベーション」に向けて」(情報システム学会誌, Vol.14, No.2, 2019.3). 「デジタル・ウィズダム−AI社会に向けて」(社会情報学, 第6巻3号 pp.1-18, 2018年)。分担執筆として“The Language of Social Media: Community and Identity on the Internet”. (Palgrave, 2014),”Deconstructing Digital Natives”(Routledge, 2011)、”International Handbook of Children, Media and Culture”(Sage, 2008)他多数。
AI Impact Allianceエキスパート・アドバイザー。オックスフォード大学ケロッグカレッジコモンルームメンバー。米学術雑誌”Television and New Media” (Sage) 編集委員。英学術雑誌”Global Media and Communication” (Sage) インターナショナル・アドバイザリーボード。情報通信白書アドバイザリーボード。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会テクノロジー諮問委員会委員。
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