井上 文則 (イノウエ フミノリ)

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所属

文学学術院 文化構想学部

職名

教授

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士

 

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 古代ギリシア・ローマ史における新しい「衰退論」構築に向けた統合的研究の試み

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2018年03月
     

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    本研究は、古代ギリシア史とローマ帝国史における「衰退」に関する議論を新たに構築することを目的としたものである。まず、ギリシア史・ローマ帝国史の両方で1980年代以降に台頭した「衰退」を否定する新正統学説の検証をおこなった。次いで、古代史の各分野で史料分析を進め、「衰退」と見なせる現象を読み取れるか否か、実証的に検証する作業を進めた。さらに、「衰退」現象にとどまらず、それがいかに語られ叙述されたかという問題に焦点を当て、イギリスのオックスフォード大学で国際研究集会を主催して討論した。最後に、東洋世界の衰退に関する問題とも比較検討して、新正統学説を越える「衰退論」構築への議論をさらに展開した

  • 東地中海周辺域における都市共同体と儀礼

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    ギリシア、ローマそしてビザンツにおける宗教・政治儀礼と政治体制との関係性を共通のテーマとして、個別・具体的な事例研究をおこなった。政治史的な事実と宗教儀礼とを結びつける際の危うさ踏まえたうえで、法と儀礼の相互関連性、パン・ヘレニックな祭祀拡大におけるポリス社会の関与、ビザンツ皇帝の即位における都市民衆の儀礼的関与といった具体的な個別事例について、シンポジウムで公開し、比較・検討をおこなった

  • 軍人皇帝時代におけるローマ帝国とパルミラ

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    本研究では、第一に軍人皇帝時代におけるパルミラの支配者であったオダエナトゥスの経歴を復元した。第二に、パルミラ帝国を倒した皇帝アウレリアヌス(在位270〜275年)がローマに導入した太陽神信仰とパルミラの太陽神信仰との間に深い関係があったことを指摘した。そして、第三にパルミラ史の根本史料の一つであるラテン語史書『ヒストリア・アウグスタ』に含まれるオダエナトゥスやゼノビア、ヘレンニアヌス、ティモラウスなどの当該時期のパルミラの支配者たちの伝記の翻訳及び訳注を行った。これらの作業を通して、軍人皇帝時代におけるローマ帝国とパルミラの関係についての知見を深めた

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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