2022/06/30 更新

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カキヌマ リョウスケ
柿沼 亮介
所属
附属機関・学校 高等学院
職名
教諭
プロフィール
1985年 埼玉県飯能市生まれ
2004年 私立武蔵高等学校 卒業
2009年 東京大学文学部 卒業
2011年 東京大学大学院人文社会系研究科 修士課程 修了
2011年 東京大学大学院人文社会系研究科 博士後期課程 進学(単位取得満期退学)
2014年 早稲田大学高等学院 着任

兼担

  • 教育・総合科学学術院   教育学部

学内研究所等

  • 2021年
     
     

    教育総合研究所   兼任研究所員

学歴

  • 2011年04月
    -
     

    東京大学大学院   人文社会系研究科   日本文化研究専攻日本史学専門分野 博士後期課程(単位取得満期退学)  

  • 2009年04月
    -
    2011年03月

    東京大学大学院   人文社会系研究科   日本文化研究専攻日本史学専門分野 修士課程  

  • 2007年04月
    -
    2009年03月

    東京大学   文学部   歴史文化学科日本史学専修課程  

  • 2005年04月
    -
    2007年03月

    東京大学   教養学部文科Ⅲ類  

  • 2001年04月
    -
    2004年03月

    (私立)武蔵高等学校  

学位

  • 東京大学   修士

経歴

  • 2021年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育学部   非常勤講師

  • 2019年04月
    -
    継続中

    名桜大学   環太平洋地域文化研究所   共同研究員

  • 2018年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育総合研究所   兼任研究所員

  • 2014年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   高等学院   教諭

  • 2012年04月
    -
    2013年03月

    東京大学   史料編纂所   リサーチ・アシスタント

所属学協会

  •  
     
     

    日本史攷究会

  •  
     
     

    史学会

 

研究分野

  • 日本史   対外関係史

研究キーワード

  • 辺境島嶼

  • 対馬

  • 南島

  • 高麗郡

  • 鞠智城

  • 新羅使

  • 国境離島

  • 古代東アジア交流史

  • 日本古代史

  • 新羅

  • 高句麗

  • 百済

  • 百済王氏

  • 渡来系氏族

  • 古代山城

  • 辺境

  • 遣新羅使

  • 遣唐使

  • 外交使節

  • 入境経路

  • 境界

  • 対外関係史

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論文

  • 日本古代の国家領域と「辺境」支配

    柿沼亮介

    早稲田教育評論   36 ( 1 ) 21 - 39  2022年03月  [査読有り]

  • 古代国家による辺境支配と鞠智城の機能の変質の相関

    柿沼亮介

    鞠智城と古代社会   ( 9 ) 25 - 49  2021年03月

  • 対馬をめぐる「国境」認識の歴史的展開

    柿沼亮介

    早稲田教育評論   35 ( 1 ) 13 - 32  2021年03月  [査読有り]

  • 新羅使に関する基礎的考察

    柿沼 亮介

    〈東京大学日本史学研究室紀要別冊〉史学論叢   ( 佐藤信先生退職記念特集号 ) 50 - 66  2018年03月

  • 律令国家形成期における対外関係と日本の小中華意識

    柿沼 亮介

    日本史攷究   ( 41 ) 24 - 42  2017年12月  [査読有り]

  • 朝鮮式山城の外交・防衛機能の比較研究からみた鞠智城

    柿沼 亮介

    鞠智城と古代社会   ( 2 ) 47 - 67  2014年

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書籍等出版物

  • 中学歴史 : 日本と世界

    橋場, 弦, 桜井, 英治( 担当: 分担執筆)

    山川出版社  2021年03月 ISBN: 9784634709041

Misc

  • シンポジウムで見えてきた渡来系移住民の在地社会における役割

    柿沼亮介

    高麗1300 会報   ( 2022年春号 ) 2 - 2  2022年05月

    会議報告等  

  • 渡来系氏族を素材とした歴史教育の可能性

    柿沼亮介

    早稲田教育評論   34 ( 1 ) 91 - 107  2020年03月  [査読有り]

    速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

  • 国境線の変遷から近代国家の輪郭を探究する歴史教育 ―アルザス・ロレーヌ地方を素材として―

    柿沼 亮介

    早稲田教育評論   33 ( 1 ) 161 - 178  2019年03月  [査読有り]

    速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

  • 古代国家の対外関係と地域支配の相関についての研究

    柿沼 亮介

    考古学ジャーナル   ( 2018年12月号 )  2018年12月

  • 東アジアからみた高麗郡建郡

    柿沼 亮介

    高橋一夫・須田勉編『古代高麗郡の建郡と東アジア』、高志書院     123 - 140  2018年05月

その他

  • 越境対馬2021

    2021年07月
    -
     
  • 越境対馬2020

    2020年10月
    -
    2020年12月

     概要を見る

    新型コロナウィルス感染症の影響により、対馬での巡検を行うことはできなかったが、日韓の高校生・大学生が、「国境離島」である対馬を素材として日本列島と朝鮮半島との関係について共に考え、「境界」地域の可能性について探究するためのオンライン対話を実施した。

  • 越境対馬2019

    2019年08月
    -
     

     概要を見る

    早稲田大学高等学院の生徒たちとともに、釜山~対馬~福岡と「越境」。
    釜山において高麗大の大学生・大学院生やハヌル高校などの高校生と合流し、在釜山日本国総領事館での合同セミナーを行い、さらに同じ船で釜山から対馬に渡った。
    対馬では、韓国人観光客の状況について、比田勝港周辺でのアンケート調査や、グリーン・ブルーツーリズム協会などでの聞き取り調査を共同で行うとともに、「対馬をめぐる日朝交流の『光』と『影』」をテーマとした「歴史対話」を実施した。
    福岡では、博多港国際ターミナルでのアンケート調査を行った。

  • 越境対馬2018

    2018年07月
    -
     

     概要を見る

    早稲田大学高等学院の生徒たちとともに、ソウルー釜山ー対馬ー福岡と「越境」。
    ソウルでは高麗大学校の鄭淳一助教授などの協力を得て、高麗大学校、ソウル大学校、延世大学校の学生やハヌル高校の生徒とともに、慰安婦像(「平和の少女像」)や西大門刑務所歴史館(旧京城監獄)、独島体験館などの日韓の間で歴史認識をめぐる問題になっている場所を訪れ、議論する【日韓青少年大学生歴史対話】を行った。対馬では、韓国人観光客相手の商売についての調査や、比田勝港、厳原港での韓国人観光客へのインタビュー調査を行った。自然科学分野の活動では、対馬の伝統保存食である「せんだんご」の製造過程の地域別調査、及びその製造に関わる菌叢の解析を行い、Mucor 属やPenicillium 属等の糸状菌類が対馬の保存食製造に寄与していることが確認された。

  • 越境対馬2017

    2017年07月
    -
     

     概要を見る

    早稲田大学高等学院の生徒たちとともに、釜山ー対馬ー福岡と「越境」。
    釜山では在釜山日本国総領事館や対馬釜山事務所を訪問した。対馬では民泊先を南部のみならず北部にも広げ、在釜山日本国総領事館・(社)釜山韓日文化交流協会共催の「高校生日本語スピーチ大会」の上位入賞者の韓国人高校生と合同で、九州大学の花松泰倫講師(当時)の指導の下、比田勝における韓国人観光客の調査を行った。また、高校や中学校などの教育機関や対馬市役所を訪問し、対馬で韓国との交流がどのように位置づけられているか調査した。

  • 2016年度「越境対馬」巡検

    2016年08月
    -
     

     概要を見る

    早稲田大学高等学院の生徒たちとともに、ソウルー釜山ー対馬ー福岡と「越境」し、古代からの日朝交流のルートをたどった。
    ソウルではソウル大学校の学生と、釜山では啓明大学校の学生と交流し、意見交換を行った。対馬では南部での民泊を取り入れた他、観光物産協会や一般社団法人MITなどを訪問した。

  • 2015年度対馬北部九州巡検

    2015年07月
    -
     

     概要を見る

    早稲田大学高等学院の生徒たちとともに、福岡において元寇防塁跡や大宰府鴻臚館、志賀島、在自唐坊跡、宮地嶽古墳、新原・奴山古墳、宗像大社、大島(中津宮)、東郷神社などの対外関係に関わる史跡をまわり、対馬では金田城跡、万関、小船越などをまわることで、対外交流の最前線について歴史学的アプローチから分析した。

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「辺境島嶼」の比較による歴史教育における「国境」概念の相対化

    早稲田大学教育総合研究所  公募研究

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2024年03月
     

  • 古代東アジアにおける辺境島嶼支配の比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 奨励研究

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2023年03月
     

    柿沼 亮介

  • 東シナ海域における「国境離島」の比較研究

    サントリー文化財団 

    研究期間:

    2021年08月
    -
    2022年07月
     

  • 「国境離島」を素材とする歴史教育に関する研究

    早稲田大学教育総合研究所  公募研究

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2022年03月
     

  • 古代東アジアにおける「移民」の国家的支配に関する研究

    松下幸之助記念志財団  研究助成

    研究期間:

    2020年10月
    -
    2021年09月
     

  • 古代東アジアにおける「境界」領域の人々と地域の国家的支配に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 奨励研究

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2021年03月
     

    柿沼 亮介

  • 古代国家による辺境支配と鞠智城の機能の変質の相関

    熊本県教育委員会  鞠智城跡「特別研究」

    研究期間:

    2020年07月
    -
    2021年01月
     

  • 地域に残る対外交流の伝承に関する研究

    公益財団法人高梨学術奨励基金  若手研究助成

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2020年03月
     

  • 古代東アジアにおける対外関係と地域支配の連関についての研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 奨励研究

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2020年03月
     

    柿沼 亮介

  • 異文化との接触を素材とした歴史教育に関する研究

    早稲田大学教育総合研究所  公募研究

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2020年03月
     

    柿沼 亮介

  • 古代東アジアにおける対外関係と地域支配の連関についての研究

    サントリー文化財団  若手研究者のためのチャレンジ研究助成

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2019年03月
     

    柿沼 亮介

  • 古代国家の対外関係と地域支配の相関についての研究

    日本学術振興会  平成30年度科学研究費補助金(奨励研究)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2019年03月
     

    柿沼 亮介

  • 古代東アジアにおける対外関係と地方支配の連関についての研究

    富士ゼロックス株式会社 小林基金  小林フェローシップ

    研究期間:

    2017年07月
    -
    2018年06月
     

    柿沼 亮介

  • 古代国家の外交権と地域支配の関係

    日本学術振興会  平成29年度科学研究費補助金(奨励研究)

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2018年03月
     

    柿沼 亮介

  • 「東アジア世界」論に基づく日本の律令国家形成史に関する研究

    公益財団法人東京都私学財団  平成27年度私立学校研究助成金

    研究期間:

    2015年07月
    -
    2016年03月
     

    柿沼 亮介

  • 日本古代における対外関係と地方支配の進展の連関についての研究

    公益財団法人高梨学術奨励基金  平成27年度若手研究助成

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2016年03月
     

    柿沼 亮介

  • 渤海使を中心とする外交使節の発着地と入朝経路に関する研究

    日本学術振興会  平成27年度科学研究費補助金(奨励研究)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2016年03月
     

    柿沼 亮介

  • 琉球王国における中国使節の受け入れのあり方と、那覇・首里の都市機能の関係に関する研究

    公益財団法人東京都私学財団  平成26年度私立学校研究助成金

    研究期間:

    2014年07月
    -
    2015年03月
     

    柿沼 亮介

  • 朝鮮式山城の外交・防衛上の機能の比較研究からみた鞠智城

    熊本県教育委員会  平成25年度鞠智城跡「特別研究」

    研究期間:

    2013年07月
    -
    2014年03月
     

    柿沼 亮介

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講演・口頭発表等

  • 対馬をめぐる「越境」の歴史的展開

    柿沼亮介

    公開シンポジウム:「国境離島」としての対馬・八重山 ―「境界」から考える 移動・ネイション・アイデンティティ―  

    発表年月: 2022年01月

  • 武蔵国新羅郡建郡の歴史的背景

    柿沼亮介

    第7回高麗郡建郡歴史シンポジウム  

    発表年月: 2019年12月

  • 古代東アジア交流史の中の仏教 ―円仁と在唐新羅人を中心に―

    柿沼亮介

    ハイデルベルク大学 Centre for Transcultural Studies ゲスト・レクチャ  

    発表年月: 2019年11月

  • 「境界」を素材とした歴史教育

    柿沼亮介

    高麗大学校 師範大学歴史教育科「日本文化史」・教育大学院「韓日関係史特講」 特別講義  

    発表年月: 2019年10月

  • 8世紀における日本の対外関係と渡来系氏族政策

    柿沼亮介

    朝鮮史研究会関東部会 9月例会  

    発表年月: 2019年09月

  • 日本古代の対外政策と渡来系氏族

    柿沼 亮介

    九州史学会大会 朝鮮学部会  

    発表年月: 2017年12月

  • 8世紀初頭における対外関係と支配体制の整備 ―武蔵国高麗郡建郡を中心に―

    柿沼 亮介

    日本史攷究会2016年度大会  

    発表年月: 2016年12月

  • 日本古代における外交使節と支配体制の関係について

    柿沼 亮介

    第113回史学会大会 日本史 古代史部会  

    発表年月: 2015年11月

  • 日本・新羅間の外交交渉と文書 -国号・君主号を中心に-

    柿沼 亮介

    九州史学会大会 朝鮮学部会  

    発表年月: 2013年12月

  • 外交使節の交易と「私」的貢進 ~天平勝宝四年新羅使を中心に~

    柿沼 亮介

    2012年度古代史サマーセミナー   (新潟県新潟市) 

    発表年月: 2012年08月

  • 新羅の対日外交と「王子」派遣 ─天平勝宝四年新羅使を中心に─

    柿沼 亮介

    平成23年度国史学会大会  

    発表年月: 2011年05月

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特定課題研究

  • 古代東アジアにおける「境界」地域の国家的支配に関する研究

    2021年  

     概要を見る

    本研究は、古代東アジアの「境界」地域における「中央」とは異なる国家の支配のあり方に注目することで、地域の視点から古代国家像を相対化することを目的としている。2021年度も、新型コロナウィルス感染症の影響により、海外における調査が実施できなかったため、北部九州および奈良において現地調査および資料収集を行うとともに、「境界」地域の地域史に関する文献を用いた研究を進めた。北部九州では、能古島と博多湾沿岸地域との関係や、交通路としての豊後水道とその沿岸地域との関係について分析した。奈良では、「境界」地域の古代史研究において木簡を活用する可能性や方法について検討した。

  • 古代東アジアにおける対外交流と「境界」支配に関する研究

    2021年  

     概要を見る

    本研究は、「境界」領域における国家の支配について検討することで、前近代における「国境」や「民族」のあり方を相対化して理解する視座を提供することを目的としている。研究期間中には「北」・「東」の「境界」地域にあたる東北地方における調査を行った。特に、蝦夷との「境界」となり、また渤海使が来着した出羽地域において、対外交流が律令国家における「辺境」支配にどのような影響を与えたかについて、秋田城や十三湊の調査を行って検討した。さらに、「南」の「境界」である喜界島の城久遺跡と並んで、「北」の「境界」遺跡として注目される石江遺跡(青森市)について、その地理的条件を検討した。

  • 古代東アジアにおける「境界」地域の国家的支配に関する研究

    2020年  

     概要を見る

     本研究では、古代東アジアの「境界」地域における「中央」とは異なる国家の支配のあり方に注目することで、地域の視点から一国史を相対化する視座を提供することを目的としている。2020年度は、新型コロナウィルス感染症の影響により、中国や韓国における調査を行うことができなかったため、沖縄・鹿児島両県など国内の「境界」地域における調査を行い、古代の南島地域における境界性について検討するなどした。さらに調査結果について、北陸、壱岐・対馬、五島など古代の「境界」地域の支配のあり方と比較することで、「辺境」支配から翻って古代国家について考究することの妥当性についても検討した。

  • 古代東アジアにおける対外関係と地域支配の連関についての研究

    2019年  

     概要を見る

    本研究では、古代東アジアにおける対外関係と地域支配の連関について、入境地や入境経路上の各地域における外交使節への対応から検討した。特に、日本の遣唐使の中国入境後の現地での対応や、中国における外交使節の活動を支えた在唐新羅人のネットワークについて明らかにするため、『入唐求法巡礼行記』にみえる遣唐使の動向や円仁の滞在地について、中国の江蘇省、山東省周辺において調査を行った。その結果、古代の中国における日本や新羅からの外交使節の来着地においては、公的な対応だけでなく民間のネットワークが機能していたが、両者は必ずしも補完関係にあったわけではないと考えられる。今後は両者の関係性に注目して検討を進めたい。

  • 外交使節の出入境経路と地域支配に関する研究

    2019年  

     概要を見る

    本研究では、外交使節の出入境経路と地域支配の関係について、外交使節の来着地となった地域の調査などを通して検討した。日本の沖ノ島、韓国の辺山半島の竹幕洞遺跡、中国の舟山群島の普陀山は環東シナ海交流の最前線となる地域であるが、出土遺物や祭祀の場の環境の類似性が指摘されている。そこで、対外通交上の要地であった北部九州、辺山半島周辺地域、舟山群島において現地調査を行い、航海にまつわる信仰の対象や祭祀空間の地理的特性の確認、そして対外交流にまつわる伝承の収集を行った。今後は調査結果を踏まえて、信仰や伝承を通した地域間の結びつきと地域支配の関係について検討していきたい。

  • 外交使節の出入境経路と地域支配に関する研究

    2018年  

     概要を見る

     本研究では、対外交流の最前線となっている地域においては、王権が外交権を掌握する以前からそれぞれの地域において対外交流を担ってきた勢力が、律令国家の成立以後も一定の影響力を持ち続け、国家による地域支配のあり方もそうした勢力への対応によって規定されるとの仮説の下、外交使節の出入境経路に注目し、地域支配と国家による外交のあり方について検討した。 特に北陸に注目し、8世紀後半に突如として日本側が渤海に対して北路(日本海ルート)禁止を通達し、筑紫ルートを利用することを要求したことについて、藤原仲麻呂の影響や、新羅中心の対外政策に回帰したことなどとの関係性について検証した。

  • 古代東アジアにおける外交使節の比較研究

    2016年  

     概要を見る

     私は、古代の外交使節の入境経路や発着地における外交機能・儀礼のあり方を検討することで、古代国家における外交権のあり方と、地方支配の関係の解明を目指し、律令国家における外交権は、中央によって完全に掌握されたものではないのではないかという仮説について、個別的な地方ごとの事情を分析している。本研究では、日本の遣唐使の中国国内での動向や現地での儀礼について、唐代の交通事情や行政のあり方についての第一級史料である円仁の『入唐求法巡礼行記』の分析と、円仁が唐においてたどった行程の調査を行うことで、日本にやってきた外交使節をどのように遇していたかなどを想定する基礎資料とした。

  • 高句麗・渤海からの外交使節の入境経路と古代国家の外交権に関する研究

    2016年  

     概要を見る

     本研究は、古代の外交使節の入境経路や発着地における外交機能・儀礼のあり方を検討することで、古代国家における外交権のあり方と、地方支配の関係の解明を目指すものである。 律令国家は、中央集権的な存在であり、外交権は天皇大権の一つであると考えられてきたが、律令国家の地方支配の限界性を考えると、外交権もまた、中央によって完全に掌握されたものではないのではないかという仮説について、加賀・能登、新潟、武蔵国高麗郡など例に実証することを試みた。今後はさらに個別の地域研究の成果を積み上げていくことで、古代の外交と地方支配の関係についてより体系的な理解が進められると考えられる。

  • 古代日本における外交使節の入境経路と在地勢力による独自外交の展開に関する研究

    2014年  

     概要を見る

    律令制以前の在地勢力の動向や独自外交のあり方について、朝鮮半島南部から九州にかけての地域について検討し、律令制下における外交使節の発着地・入境経路との比較を行い、玄海灘沿岸地域と朝鮮半島南部との交流のあり方について、現地調査を行った。さらに、そうした北部九州の勢力が、ヤマト政権の権力が強化されていく過程においてどのようになっていったのかということについて検討したところ、胸肩氏と大王家との関係や、鞠智城の設置目的についての分析から、外交使節の入境経路と在地勢力の活動には、密接な関係があるということが明らかになった。

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海外研究活動

  • 古代東アジアにおける対外関係と地域支配の連関についての研究

    2019年04月
    -
    2020年03月

    大韓民国   高麗大学校

    中華人民共和国   浙江大学

    ドイツ連邦共和国   ハイデルベルク大学

 

現在担当している科目

 

委員歴

  • 2021年04月
    -
     

    日本高麗浪漫学会  研究員

  • 2015年07月
    -
    2021年03月

    日本高麗浪漫学会  理事

  • 2013年07月
    -
    2021年03月

    日本高麗浪漫学会  企画運営委員

  • 2020年11月
    -
     

    日本史攷究会  委員

社会貢献活動

  • 第8回高麗郡建郡歴史シンポジウム

    日本高麗浪漫学会  日本古代の新羅系移住民と在地社会 

    2021年12月
    -
     

  • 第5回高麗郡公開歴史講演会

    日本高麗浪漫学会 

    2018年
    -
     

  • 第4回高麗郡公開歴史講演会

    高麗浪漫学会 

    2017年
    -
     

  • 第4回高麗郡建郡1300年歴史シンポジウム

    2016年12月
    -