2024/12/21 更新

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シモムラ シュウタロウ
下村 周太郎
所属
文学学術院 文学部
職名
准教授
学位
博士(文学)

経歴

  • 2019年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   准教授

  • 2014年04月
    -
    2019年03月

    東京学芸大学   教育学部   講師・准教授

学歴

  • 2007年04月
    -
    2010年03月

    早稲田大学大学院   文学研究科 博士後期課程  

  • 2005年04月
    -
    2007年03月

    早稲田大学大学院   文学研究科 修士課程  

  • 2001年04月
    -
    2005年03月

    慶應義塾大学   文学部  

委員歴

  • 2020年06月
    -
    2023年05月

    歴史学研究会  事務局長

  •  
     
     

    府中市史編さん専門部会  委員

  •  
     
     

    鎌倉遺文研究会  代表

  • 2022年10月
    -
     

    早稲田大学史学会  常任評議員

  •  
    -
    2021年07月

    日本歴史学協会  学会推薦委員

  •  
    -
    2019年12月

    歴史学会  編集担当常任理事

  •  
    -
    2019年05月

    東京学芸大学史学会  総務委員長

  •  
    -
    2019年03月

    小金井市史編さん委員会  調査員

  •  
     
     

    民衆史研究会  監査

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所属学協会

  •  
     
     

    大阪歴史学会

  •  
     
     

    日本歴史学会

  •  
     
     

    日本古文書学会

  •  
     
     

    歴史科学協議会

  •  
     
     

    史学会

  •  
     
     

    日本史研究会

  •  
     
     

    歴史学研究会

  •  
     
     

    鎌倉遺文研究会

  •  
     
     

    歴史学会

  •  
     
     

    早稲田大学史学会

  •  
     
     

    棚田学会

  •  
     
     

    三田史学会

  •  
     
     

    中世史研究会

  •  
     
     

    東京学芸大学史学会

  •  
     
     

    民衆史研究会

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研究分野

  • 日本史

研究キーワード

  • 日本中世史

 

論文

  • 日本の中世国家と社会的危機―鎌倉時代の疫病・飢饉と撫民を中心に―

    下村周太郎

    歴史の理論と教育   ( 160・161 ) 13 - 31  2023年10月

  • 金剛寺所蔵『梵網経古迹記』紙背文書の紹介 ―建保三・四年頭弁二条定高の周辺―

    川合康編『河内国金剛寺文書に基づく中世地域社会史の研究』大阪大学     101 - 143  2023年03月

  • 早稲田大学図書館所蔵『広橋家旧記抜粋写』の翻刻 ―平安・鎌倉・室町期日記・典籍逸文の紹介―

    鎌倉遺文研究   ( 48 ) 68 - 109  2021年10月

  • 中世国家論と陰陽道研究 ー鎌倉幕府の天変地異祈祷をめぐってー

    『新陰陽道叢書 第二巻 中世』名著出版     55 - 99  2021年01月

  • 「近曽」と「近会」―『Web版 鎌倉遺文』配信に寄せて―

    鎌倉遺文研究   ( 45 ) 105 - 112  2020年04月

  • 榎原雅治『中世の東海道をゆく』―環境史への道―

    歴史評論   ( 829 )  2019年05月

  • 大和国栄山寺領墓山と「栄山寺々中幷山林絵図」―小島村との関係を中心に―

    『よみがえる荘園』勉誠出版    2019年02月

  • 九条兼実における天文密奏と天変祈禱 ー廷臣個人にとっての天変ー

    『変革期の社会と九条兼実』勉誠出版    2018年10月

  • 史料記述と歴史叙述との間 ―鎌倉幕府成立時期を素材に―

    『専門性の高い歴史教師を養成するための「教化及び教科の指導法に関する科目」群のカリキュラム開発―歴史研究の立場から―』(平成28・29年度特別開発研究プロジェクト(②教員養成研究)報告書)

        25 - 32  2018年06月

  • 公職の人と文② ―法と公文書―

    『日本「文」学史 第二冊 「文」と人びと―継承と断絶―』勉誠出版    2017年06月

  • 前近代史研究の立場性を求めて ―現状と向き合う中で―

    歴史学研究   ( 934 ) 35 - 38  2015年08月

  • 中世における樹木観・竹木観の展開 ―伐採禁制を中心に―

    『考古学と中世史研究12 木材の中世―利用と調達―』高志書院    2015年07月

  • 「幕府」概念と武家政権史 ―日本中世史研究の動向から―

    下村 周太郎

    史海   ( 62 ) 39 - 59  2015年05月

    CiNii

  • 日本史B教科書における前近代の構成 ―中世を中心に―

    『歴史学の成果を活用した歴史教育における新たな教科内容構成と教員養成カリキュラムの開発研究』(平成26年度東京学芸大学広域科学教科教育学研究経費成果報告書)     15 - 21  2015年03月

  • 鎌倉幕府の草創と二つの戦争 ―〈鎌倉幕府二段階成立史観〉覚書―

    下村周太郎

    『生活と文化の歴史学5 戦争と平和』竹林舎    2014年10月

  • 鎌倉幕府の歴史意識・自己認識と政治社会動向

    下村 周太郎

    歴史学研究   ( 924 ) 44 - 53  2014年10月

    CiNii

  • 中世の戦争をめぐる法慣習の心性 ―神社への避難・隠物と竹木伐採禁制を中心に―

    下村 周太郎

    年報三田中世史研究   ( 20 ) 53 - 88  2013年10月

    CiNii

  • 中世前期京都朝廷と天人相関説 ―日本中世〈国家〉試論―

    下村 周太郎

    史学雑誌   121 ( 6 ) 40 - 66  2012年06月

     概要を見る

    Within the recent research done on the Japanese medieval state, a debate has arisen over how to evaluate the Kamakura Bakufu in contrast to the imperial court in Kyoto. If we try to relocate the problem somewhat differently, we end up fundamentally focusing on the question of what is the meaning of "state" in medieval Japan. The present article focuses on contemporary ideology and extraordinary events from the analytical perspective of the relativization of the modern nation-state, in order to trace indicators and characteristic features of the "state" within the Japanese medieval world, within the context of the time-space continuum of premodern East Asia. In concrete terms, the author takes up the political ideology of correlating divine will with human action (tenjin 天人) in connection with extraordinary events, a set of beliefs which originated in China then spread throughout the regions on its periphery, as the ideology developed in Kyoto aristocratic society during the early medieval period, which is a given factor when trying to place the Kamakura Bakufu within context of the state at that time. This tenjin ideology involved understanding the origins of extraordinary events, both favorable and disastrous, as stemming from divine judgement towards corresponding good or bad political governance. What the author terms the "tenjin correlation" can therefore be identified as the fundamental necessary condition for aristocratic organizations responsible for political action and therefore for those political entities of the premodern East Asian world which we conceptualize as "states". Although the research to date has tended to undervalue and de-emphasize the importance of the "tenjin correlation" in the workings of the imperial court in early medieval Kyoto, the author is able to verify the continuing existence of an ideology of causality based on the "tenjin correlation," in particular with respect to extraordinary natural phenomena. That is to say, the idea of such phenomena as crucial events being a characteristic feature of the medieval world is the key to evaluating the early medieval Kyoto imperial court as a "state" within the time-space continuum of premodern East Asia. On the basis of such ideology, the various political responses that were selected and implemented on the occasion of extraordinary natural events can be understood structurally as composed of invocation (exorcism) and public acts of benevolence. The author concludes that the medieval Japanese "state" model can be understood in terms of extraordinary natural events, etc. being ultimately judged as divine punishment for immoral, mistaken political governance on the part of the ruler, and also as a political entity composed of rulers and their counselors responding to the will of heaven with two kinds of human action, acts of expiation and public displays of benevolence. It is within this context that the situation of the Kamakura Bakufu and medieval social structure should be placed.

    DOI CiNii

  • 鎌倉幕府と天人相関説 ―中世国家論の観点から―

    下村周太郎

    史観   164 ( 164 ) 28 - 46  2011年03月

    CiNii

  • 鎌倉幕府不易法と将軍・執権・得宗

    下村 周太郎

    日本歴史 (732) 85-94 2009年   732 ( 732 ) 85 - 94  2009年05月

    CiNii

  • 治承・寿永の戦争と「源平合戦」 ―実態と心性―

    『懸樋抄 海老澤衷先生還暦記念論文集』海老澤衷先生の還暦を祝う会     15 - 19  2008年10月

  • 「将軍」と「大将軍」 ―源頼朝の征夷大将軍任官とその周辺―

    下村 周太郎

    歴史評論   ( 698 ) 73 - 90  2008年06月

    CiNii

  • 鎌倉幕府の確立と陰陽師 ―政治史・国家史の観点から―

    下村 周太郎

    年報中世史研究   ( 33 ) 31 - 59  2008年05月

    CiNii

  • 日本中世の戦争と祈祷

    下村 周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 19 ) 43 - 71  2007年04月

    CiNii

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書籍等出版物

  • 文書群復元と歴史的景観復元の融合による栄山寺および栄山寺領の総合的研究

    ( 担当: 編集)

    2020~2023年度科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書  2024年03月

  • 新 府中市史 中世 通史編

    ( 担当: 共著)

    府中市  2023年12月

  • 精選日本史探究 教授用指導書

    ( 担当: 共著)

    実教出版  2023年02月

  • 精選日本史探究 今につなぐ 未来をえがく

    ( 担当: 共著)

    実教出版  2023年01月

  • 「人文知の危機」と歴史学 歴史学研究会創立90周年記念

    ( 担当: 共著)

    歴史学研究会  2022年12月

  • 図説鎌倉幕府

    ( 担当: 分担執筆)

    戎光祥出版  2021年06月

  • 新 府中市史 中世 資料編

    ( 担当: 編纂)

    府中市  2020年03月

  • 小金井市史 資料編 考古・中世

    ( 担当: 分担執筆)

    小金井市  2019年03月

  • 社会科における実践的で学際的な教科内容構成学の構想試案 ―教科専門・教科教育・附属学校教員の連携モデルの開発― 平成30年度報告書

    ( 担当: 共著)

    2019年02月

  • 社会科における実践的で学際的な教科内容構成学の構想試案 ―教科専門・教科教育・附属学校教員の連携モデルの開発― 平成29年度報告書

    ( 担当: 共著)

    東京学芸大学特別開発研究プロジェクト報告書  2018年03月

  • 証言 戦後歴史学への道 歴史学研究会創立80周年記念

    ( 担当: 共著)

    歴史学研究会  2012年12月

  • 講座水稲文化研究Ⅲ ジャポニカの起源と伝播/伊予国弓削島荘の調査

    ( 担当: 共著)

    早稲田大学水稲文化研究所  2007年03月

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講演・口頭発表等

  • 金剛寺文書m0267(弘安八年新制ほか)の校訂 / 金剛寺および寺辺領の成立に関する二、三の論点

    第22回金剛寺文書研究会  

    発表年月: 2024年11月

  • 金剛寺所蔵梵網経紙背文書に関する若干の検討 ―「頭弁」の周辺―

    下村周太郎

    第12回金剛寺文書研究会  

    発表年月: 2022年07月

  • 日本の中世国家と社会的危機 ―鎌倉時代の疫病・飢饉と撫民を中心に―

    下村周太郎

    名古屋歴史科学研究会2022年度大会「君主制・天皇制と社会的危機・慈善」  

    発表年月: 2022年06月

  • 中世国家論と陰陽道研究―鎌倉幕府天変地異祈祷の史的位置から―

    下村周太郎

    第11回 陰陽道史研究の会「中世陰陽道史研究の最前線」  

    発表年月: 2021年04月

  • 武蔵猿渡氏とその周辺 ―鎌倉期を中心に―

    中世政治史研究会第43回例会  

    発表年月: 2019年12月

  • 栄山寺の歴史と古文書

    市立五條文化博物館令和元年度秋季特別展「栄山寺」講演会  

    発表年月: 2019年11月

  • 植物は生き物か? ―日本古代中世移行期の樹木伐採禁制―

    早稲田大学史学会2019年度大会  

    発表年月: 2019年10月

  • 水利社会論と水辺環境論とのあいだ―上桂荘/弓削島荘で考える―

    早稲田大学総合人文科学研究センターシンポジウム「荘園研究の現在と未来」  

    発表年月: 2019年03月

  • 「水辺」の歴史から現代を考える

    公文国際学園講演会  

    発表年月: 2018年10月

  • 陰陽道研究と中世国家論

    『新陰陽道叢書』執筆者研究交流会  

    発表年月: 2018年03月

  • 古文書の金井原合戦と太平記の武蔵野合戦

    小金井市文化財センター平成29年度古文書講座「史料に探る中世の小金井」  

    発表年月: 2018年03月

  • 古文書から金井原合戦を探る

    小金井市文化財センター平成29年度古文書講座「史料に探る中世の小金井」  

    発表年月: 2018年03月

  • 古文書から金井原合戦を知る

    小金井市文化財センター平成29年度古文書講座「史料に探る中世の小金井」  

    発表年月: 2018年02月

  • 鎌倉幕府・都市鎌倉と呪術 ~陰陽師を中心に~

    神奈川県立鎌倉高等学校2017年度「かまくら学」講演会  

    発表年月: 2017年04月

  • 栄山寺における殺生禁断と樹木伐採禁制 ―古代陵墓と中世荘園のあいだ―

    鎌倉遺文研究会第226回例会  

    発表年月: 2016年12月

  • 「北条義時追討命令文書」をめぐる戦局と政略 ―軍制構造と国制構想の観点から―

    中世政治史研究会第35回例会  

    発表年月: 2016年09月

  • 「真田三代」とその時代 ―ゆかりの地とキーワードから探る―

    小金井市公民館主催事業高齢者学級「みどり・朴の樹学級」  

    発表年月: 2016年07月

  • 法と公文書 ―律令格式と御成敗式目を中心に―

    早稲田大学日本古典籍研究所「日本「文」学史」第2回ワークショップ  

    発表年月: 2016年03月

  • 史料の虚実を読み解く ―都市鎌倉の環境と絵図・軍記―

    国分寺市立もとまち公民館主催事業「日本を知るⅣ『南北朝の動乱と豪傑たち ―中世とはどういう時代か―』」  

    発表年月: 2016年01月

  • 戦場の風景 ―武士の戦い、神仏の力―

    国分寺市立もとまち公民館主催事業「日本を知るⅣ『南北朝の動乱と豪傑たち ―中世とはどういう時代か―』」  

    発表年月: 2015年12月

  • 南北朝の動乱とは何か ―背景・経過・意義―

    国分寺市立もとまち公民館主催事業「日本を知るⅣ『南北朝の動乱と豪傑たち ―中世とはどういう時代か―』」  

    発表年月: 2015年12月

  • 承久の乱における北条義時追討命令文書をめぐって

    早稲田大学史学会2014年度大会日本史部会  

    発表年月: 2014年10月

  • 中世における樹木観・竹木観の展開 ―伐採禁制を中心に―

    考古学と中世史研究会、第12回シンポジウム「木の中世 ―資源・技術・製品―」  

    発表年月: 2014年07月

  • 「幕府」概念と武家政権史 ―日本中世史研究の動向から―

    東京学芸大学史学会2014年度大会  

    発表年月: 2014年06月

  • 鎌倉幕府の歴史意識・自己認識と政治社会動向

    歴史学研究会2014度年大会  

    発表年月: 2014年05月

  • 史料を読む楽しみ 歴史を考える意味 ―鎌倉時代の禁酒・断酒史料から―

    東京学芸大学史学会2014年度歴史学入門講座  

    発表年月: 2014年04月

  • 中世の「大乱」-『鎌倉遺文』を中心に-

    鎌倉遺文研究会第174回例会  

    発表年月: 2011年10月

  • わかっちゃいるけどやめられない ~陶酔の中世、中世の陶酔

    早稲田大学史学会2010年度連続講演会「わたしと歴史学、わたしと考古学」  

    発表年月: 2010年06月

  • 源実朝の政治史 ―学芸・徳政・先例―

    中世政治史研究会第5回例会  

    発表年月: 2009年06月

  • 治承・寿永の戦争と源頼朝の故実

    史学会第106回大会日本史部会  

    発表年月: 2008年11月

  • 源頼朝の征夷『大将軍』任官試論

    東京大学中世史研究会例会  

    発表年月: 2007年10月

  • 鎌倉幕府の故実と先例 ―鎌倉幕府の“位置”を考えるために―

    歴史学研究会日本中世史部会例会  

    発表年月: 2007年10月

  • 中世の改元をめぐる社会と国家

    歴史学研究会日本中世史部会勉強会  

    発表年月: 2006年10月

  • 日本中世の戦争と祈祷

    鎌倉遺文研究会第123回例会  

    発表年月: 2006年07月

  • 鎌倉幕府の確立と陰陽師

    東京大学中世史研究会例会  

    発表年月: 2006年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 河内国金剛寺文書の悉皆調査に基づく中世社会史研究

    科研費

    研究期間:

    2023年
    -
    2026年
     

  • 大和国宇智郡所在寺院史料の研究資源化-金石文を中心に-

    東京大学史料編纂所  一般共同研究

    研究期間:

    2022年
    -
    2023年
     

  • 高度情報化による古代中世の寺院および荘園の総合的研究―額田寺伽藍並条里図と栄山寺寺領文書を中心に―

    国立歴史民俗博物館  共同研究(基盤研究 館蔵資料型)

    研究期間:

    2021年
    -
    2023年
     

  • 文書群復元と歴史的景観復元の融合による栄山寺および栄山寺領の総合的研究

    科研費

    研究期間:

    2020年
    -
    2023年
     

  • 河内国金剛寺文書に基づく中世地域社会史の研究

    科研費

    研究期間:

    2019年
    -
    2022年
     

  • 日本前近代史料の総合的研究―中世文書を中心に―

    早稲田大学 特定課題研究

    研究期間:

    2020年06月
    -
    2021年03月
     

  • 中世大和国宇智郡関連史料の研究資源化-栄山寺を中心に-

    東京大学史料編纂所  一般共同研究

    研究期間:

    2020年
    -
    2021年
     

  • 栄山寺文書の基礎的研究

    早稲田大学 特定課題研究

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2020年03月
     

  • 公家武家並列文言・類似表現の網羅的収集・分析を通じた鎌倉時代国家像の再構築

    科研費

    研究期間:

    2017年
    -
    2020年
     

  • 社会科における実践的で学際的な教科内容構成学の構想試案-教科専門・教科教育・附属学校教員の連携モデルの開発-

    東京学芸大学  特別開発研究プロジェクト

    研究期間:

    2017年
    -
    2019年
     

  • 専門性の高い歴史教師を養成するための「教科及び教科の指導法に関する科目」群のカリキュラム開発―歴史研究の立場から―

    東京学芸大学  特別開発研究プロジェクト

    研究期間:

    2016年
    -
    2018年
     

  • 栄山寺文書に見る日本人の自然観・環境観に関する歴史的研究-現代における環境意識と環境教育のあり方を考えるために-

    東京学芸大学  若手教員等研究支援費

    研究期間:

    2016年
    -
    2017年
     

  • 大学における伝統文化を活かした教養教育の開発研究

    東京学芸大学  重点研究費

    研究期間:

    2014年
    -
    2015年
     

  • 日本社会の環境観・災害観に関する歴史的研究―環境意識と環境教育のあり方を考えるために―

    東京学芸大学  重点研究費

    研究期間:

    2014年
    -
    2015年
     

  • 歴史学の成果を活用した歴史教育における新たな教科内容構成と教員養成カリキュラムの開発研究

    東京学芸大学  広域科学教科教育学研究経費

    研究期間:

    2014年
    -
    2015年
     

  • 日本中世国家論脱構築のための鎌倉幕府・京都朝廷をめぐる自他認識・社会認識の研究

    科研費

    研究期間:

    2012年
    -
    2014年
     

  • 日本中世の戦争をめぐる実態と心性の総合的研究―「大乱」をめぐって―

    科研費

    研究期間:

    2011年
    -
    2012年
     

  • 鎌倉幕府の歴史意識に関する国家史的・社会史的研究

    早稲田大学 特定課題研究

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2011年03月
     

  • 鎌倉幕府の日本国家史・中世国家論上の位置・意義

    科研費

    研究期間:

    2007年
    -
    2010年
     

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Misc

  • 新刊紹介 生駒孝臣編『東海の中世史1 中世東海の黎明と鎌倉幕府』、谷口雄太編『東海の中世史2 足利一門と動乱の東海』(吉川弘文館、2024年)

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 54 )  2024年10月

  • 不易法 ―政治と訴訟との関わりから

    『御成敗式目ハンドブック』吉川弘文館     146 - 167  2024年03月

  • 戦前と戦後、歴史学の「科学性」

    下村周太郎

    歴史学研究   ( 1042 ) 66 - 69  2023年11月

  • 新刊紹介 三木市史編さん委員会編『新三木市史 第四巻 資料編 古代・中世』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 52 ) 80  2023年10月

  • 新刊紹介 長村祥知編著『龍光院本 承久記絵巻』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 52 ) 79  2023年10月

  • あとがき

    下村周太郎

    『「戦前歴史学」のアリーナ 歴史家たちの一九三〇年代』東京大学出版会     229 - 231  2023年05月

  • 新刊紹介 中澤克昭『狩猟と権力 日本中世における野生の価値』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 51 ) 92 - 92  2023年04月

  • 承久の乱 完全ドキュメント

    下村周太郎

    『週刊朝日ムック 歴史道』   ( 24 ) 22 - 35  2022年11月

  • 座談会ー歴史学におけるジェンダー平等を展望する

    下村周太郎ほか

    『アカデミズムとジェンダー 歴史学の現状と課題』績文堂出版    2022年05月

  • 新刊紹介 白川宗源編『建長寺及び諸塔頭に現存する古位牌の収集と分析』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 49 ) 101  2022年04月

  • 新刊紹介 西田友広編『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 吾妻鏡 』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 49 ) 100  2022年04月

  • 「源平」の起こりと相克史

    下村周太郎

    『週刊朝日ムック 歴史道』   ( 19 ) 14 - 23  2022年01月

  • 鎌倉幕府の職制と統治機構

    下村周太郎

    『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 鎌倉殿の13人 北条義時とその時代』NHK出版     80 - 85  2022年01月

  • 新刊紹介 落合義明著『中世東国武士と本拠』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 48 ) 111  2021年10月

  • デジタル化・オンライン化と研究・教育・学会の行方―日本前近代史の立場から―

    下村周太郎

    史潮   ( 新89 ) 63 - 65  2021年06月

  • 新刊紹介 元興寺・元興寺文化財研究所編『図説元興寺の歴史と文化財 一三〇〇年の法灯と信仰』『日本仏教はじまりの寺 元興寺 一三〇〇年の歴史を語る』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 47 ) 80  2021年04月

  • 新刊紹介 中塚武監修、伊藤啓介・田村憲美・水野章二編『気候変動から読みなおす日本史4 気候変動と中世社会』

    下村周太郎

    鎌倉遺文研究   ( 47 ) 79  2021年04月

  • 大和五條の墓山(藤原武智麻呂墓)

    下村周太郎

    歴史学研究月報   ( 735 ) 6 - 8  2021年03月

  • 新刊紹介 岡野浩二著『中世地方寺院の交流と表象』

    鎌倉遺文研究   ( 46 ) 84  2020年10月

  • 新刊紹介 黒田智・吉岡由哲編『草の根歴史学の未来をどう作るか』

    史潮   ( 87 ) 72 - 76  2020年06月

  • 新刊紹介 久保田和彦『六波羅探題研究の軌跡 研究史ハンドブック』

    鎌倉遺文研究   ( 45 ) 114  2020年04月

  • 治承・寿永の乱

    『中世史講義【戦乱篇】』ちくま新書     35 - 53  2020年04月

  • 書評 長村祥知『中世公武関係と承久の乱』

    歴史学研究   ( 994 ) 47 - 50  2020年03月

  • 特集にあたって 川の境界史

    史潮   ( 86 ) 1 - 8  2019年12月

  • 新刊紹介 薗部寿樹著『日本中世村落文書の研究』

    鎌倉遺文研究   ( 44 ) 113  2019年10月

  • 新刊紹介 春田直紀著『日本中世生業史論』

    鎌倉遺文研究   ( 44 ) 112  2019年10月

  • 水利社会論と水辺環境論とのあいだ ―上桂荘を中心に―

    WASEDA RILAS JOURNAL   ( 7 ) 404 - 406  2019年10月

  • 新刊紹介 岡野友彦『源氏長者 武家政権の系譜』

    ヒストリア   ( 275 ) 87 - 89  2019年08月

  • 2018年の歴史学界 回顧と展望 日本 中世二政治(院政期・鎌倉)

    史学雑誌   128 ( 5 ) 75 - 78  2019年05月

  • 安達泰盛と竹崎季長 ―御家人の隔たりと繋がり―

    『歴史の中の人物像―二人の日本史―』小径社     108 - 119  2019年04月

  • 新刊紹介 清水亮著『中世武士 畠山重忠』

    鎌倉遺文研究   ( 43 )  2019年04月

  • 金井原合戦と「武蔵野合戦」

    『小金井市史 通史編』小金井市     151 - 162  2019年03月

  • 村の環境と消長

    『小金井市史 通史編』小金井市     139 - 150  2019年03月

  • いいクニ作ろう大将軍

    文藝春秋   96 ( 11 ) 90 - 91  2018年11月

  • 頼朝と征夷大将軍任官 ―そもそも、源頼朝は征夷大将軍を望んでいなかった?

    『征夷大将軍研究の最前線 ここまでわかった「武家の棟梁」の実像』洋泉社歴史新書y     20 - 39  2018年04月

  • 紹介 上杉和彦『鎌倉幕府統治構造の研究』

    歴史評論   ( 808 ) 108  2017年08月

  • 書評と紹介 片岡耕平『日本中世の穢と秩序意識』

    下村 周太郎

    日本歴史   ( 814 ) 96 - 98  2016年03月

    CiNii

  • 私のおすすめ(新年特集 新書を語る 新書で学ぶ)

    日本歴史   ( 812 ) 40 - 42  2016年01月

  • 流人頼朝の側近たち ―挙兵に加わった文官・神官―

    『中世の人物 京・鎌倉の時代編 第二巻 治承~文治の内乱と鎌倉幕府の成立』清文堂出版     415 - 418  2014年06月

  • 『沙石集』にみる鎌倉時代の法・裁判・幕府権力

    『歴史と文学 ―文学作品はどこまで史料たりうるか―』小径社     131 - 141  2014年05月

  • 2013年の歴史学界 回顧と展望 日本 中世 二政治・制度 院政期・鎌倉前期

    史学雑誌   123 ( 5 ) 74 - 76  2014年05月

  • 史料・文献紹介 井原今朝男編『環境の日本史3 中世の環境と開発・生業』

    歴史学研究   ( 916 ) 38 - 39  2014年03月

  • 中世史研究の歩みを考える―刊行にあたって―

    『日本中世史研究の歩み―中世史サマーセミナー50周年記念シンポジウム報告集―』岩田書院     1 - 3  2013年05月

  • 史料・文献紹介 元木泰雄・松薗斉編著『日記で読む日本中世史』

    歴史学研究   ( 904 ) 60  2013年04月

  • 展示評 災害と文化財 ―歴史を語る文化財の保全―

    下村 周太郎

    歴史学研究   ( 896 ) 53 - 56  2012年09月

    CiNii

  • 解説 北条泰時の政策と政局

    『新版全譯吾妻鏡 第四巻 自巻第二十七至巻第三十八』新人物往来社     489 - 493  2011年11月

  • 書評 清水亮『鎌倉幕府御家人制の政治史的研究』

    下村 周太郎

    歴史学研究   ( 869 ) 44 - 47  2010年08月

    CiNii

  • 書評と紹介 上横手雅敬編『鎌倉時代の権力と制度』

    下村 周太郎

    日本歴史   ( 737 ) 110 - 112  2009年10月

    CiNii

  • 第18回 棚田学会現地見学会・シンポジウム「棚田のルーツをさぐる」に参加して

    棚田学会通信   ( 26 ) 2 - 3  2008年10月

  • 新刊紹介 ことばの中世史研究会編『「鎌倉遺文」にみる中世のことば辞典』

    鎌倉遺文研究   ( 21 ) 170  2008年04月

  • 二〇〇七年度中世都市研究会「開発と災害」に参加して

    民衆史研究会会報   ( 64 ) 3 - 6  2007年12月

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現在担当している科目

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特定課題制度(学内資金)

  • 日本前近代史料の総合的研究―中世文書を中心に―

    2020年  

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    本研究では、中世を中心とした日本の前近代史料について、多様な観点から検討をおこなうため、史料の基礎的な調査・データの収集を行い、分析の視角や方法を追究することを目的としている。特に史料や情報の収集を中心に行い、第一に、早稲田大学図書館所蔵「荻野三七彦旧蔵史料」をとりあげ、当該蒐集文書群に含まれる中世文書の内容や書誌情報の分析、既刊史料集での翻刻状況の確認などを進めた。第二に、鎌倉時代の代表的な史料集で、最近WEB上でフルテキストデータの公開も始まった『鎌倉遺文』について、他の史料集などとの照合から史料の既収・未収状況の確認、収録文書における翻字や地名比定・人名比定の正誤の検証などをおこなった。

  • 栄山寺文書の基礎的研究

    2019年  

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    本研究課題は、奈良県五條市に所在する奈良時代創建の古刹・栄山寺が所蔵する古文書の調査などを通じて、平安時代には五條市中心部全域に広がっていた栄山寺領の全容を把握するための基礎作業とするものである。五條市教育委員会事務局文化財課・市立五條文化博物館御協力のもと、古文書の熟覧調査・写真撮影と、栄山寺領故地の現地調査を実施した。成果として、学会発表「植物は生き物か? ―日本古代中世移行期の樹木伐採禁制―」(早稲田大学史学会大会)および講演「栄山寺の歴史と古文書」(市立五條文化博物館講演会)などがある。

  • 鎌倉幕府の歴史意識に関する国家史的・社会史的研究

    2010年  

     概要を見る

    本研究は、日本中世史学において重大な争点となってきた鎌倉幕府の国家的・社会的位置づけを、幕府の歴史意識やアイデンティティ、イデオロギーなどの観点から追究しようと試みるものである。具体的には、源氏三代将軍期を主な対象として、幕府における歴史意識や支配理念の形成を検討した。まず、鎌倉幕府に関わる歴史意識としては、初代将軍源頼朝の時代の先例(「右大将家之例」・「右大将家之御時」など)を重んじる心性の存在が知られているが、その形成に関しては、従来、執権北条氏の権力正当化の手段として理解されることが一般的であった。本研究では、二代将軍頼家が頼朝の先例に必ずしも囚われない独自の政権運営を行い、結果比較的短期間で失脚したのに対し、三代将軍実朝は政治や儀礼など幅広い場面で頼朝の先例を尊重・遵守したこと。それは(北条氏に限らず)頼朝の先例を重んじる幕府の宿老・御家人やさらに寺社や非御家人の意向とも一致・連関するものであったこと。しかし、鎌倉中後期になると、頼朝と実朝の親和性や頼家の例外性はどは次第に捨象されていき、社会における公験・由緒として「三代将軍」・「代々将軍」などの歴史意識が醸成されていったこと、などを論じた。さらに、歴史意識とも関わらせながら、支配理念についても検討を加え、頼朝の先例を重視し政権運営に臨んだ実朝は、頼朝と同様に天人相関説という統治イデオロギーを受容し、それに基づいた政治行為を志向・実践したこと。政治から逃避した文弱化・遊惰化した傀儡の将軍という実朝の古典的イメージの所以となっていた和歌・蹴鞠などの学芸活動についても、当該期のイデオロギーにおいては統治意識の現れと捉えうること。実朝期以降の幕府では、この天人相関説に基づいて、天変地異などの非常時には徳政と祈祷という朝廷と構造的に変わらない政治対応を志向・実践し続けたこと、などを論じた。こうした検討から、鎌倉幕府の公的・政治的権力としての形成過程において、特に三代実朝期における、初代頼朝をめぐる先例の確立や天人相関説に基づく統治行為の開始が重要な歴史的位置を占めていること。このような歴史意識や支配理念を具備していく鎌倉幕府は、次第に、前代から存在する京都の朝廷と比肩・相対しうる国家的・社会的存在へと変質を遂げていくこと、などを展望した。