八木 君人 (ヤギ ナオト)

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所属

文学学術院 文学部

職名

准教授

学位 【 表示 / 非表示

  • 早稲田大学   博士(文学)

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本ロシア文学会

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 文学一般

  • ヨーロッパ文学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • ロシア・フォルマリズム、ロシア・アヴァンギャルド、1920年代ソヴィエト文化、文学理論

論文 【 表示 / 非表示

  • 書評:Ян Левченко. Другая наука: Русские формалисты в поисках биографии. М. Изд. Дом Высшей школы экономики, 2012. 304 с.

    八木君人

    ロシア語ロシア文学研究   ( 46 ) 187 - 194  2014年10月

  • Расчленять и артикулировать: кинотехнология как модель мышления ОПОЯЗа

    Яги Н

    Вестник Крымских литературных чтений. Выпуск 9. Часть II.   9 ( 2 ) 233 - 243  2013年09月

  • Кино как мироощущение, или В. Шкловский и гражданская война (тезис доклада)

    Яги Н

    Русский формализм (1913-2013): Международный конгресс к 100-летию русской формальной школы. Тезисы докладов.     274 - 275  2013年08月

  • 【研究ノート】「生きた言葉」を巡って:生きた言葉研究所とその「生きた言葉」の観念

    八木君人

    ロシア文化研究   ( 20 ) 41 - 57  2013年03月

  • 今、ロシア・フォルマリズムを読むためのもう一つの方法

    八木君人

    ロシア文化研究の最前線     25 - 35  2012年11月

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本ロシア文学会賞

    2009年10月  

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • ロシア・アヴァンギャルドにおける文化現象としての音

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

  • 多言語多文化芸術運動としてのトビリシ・アヴァンギャルドの歴史的資料調査と考察

    研究期間:

    2019年02月
    -
    2022年03月
     

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    2019年3月から約2か月間、ジョージア側の中心的研究協力者であるA.カルトゥージア教授(トビリシ国立大学)が学振外国人招聘研究者として東京大学に滞在したため、東京で研究会を開催し、トビリシでの資料調査に関する意見交換を行った。現地での調査を効率的に進めるため、教授を通じてトビリシの研究者に資料予備調査を依頼した。9月に日本側研究者全員が約2週間トビリシに滞在し、ジョージア国立国会図書館、レオニゼ文学博物館等で資料調査を行った。その結果、1918年から1920年の間にアヴァンギャルド芸術家グループが出したマニフェストや、創刊号のみ刊行しただけで廃刊になった同人誌など、希少な資料が相当数残されていることがわかった。これらの資料のさらなる調査・研究、資料集の刊行などが今後の課題になると考えられる。現地滞在中、トビリシ国立大学の研究者と共同で国際研究集会「The Dynamics of Cultural Processes between Center and Periphery」を開催した。集会にはアヴァンギャルド研究の第一人者であるC.イーチン教授(ベオグラード大学、セルビア)を招いて意見交換を行った。また、イーチン教授の仲介で、トビリシ・アヴァンギャルドの代表的画家K.ズダニエヴィチの孫で、自身も画家であるK.クタテラゼに会って話を聞くことができた。その際、彼の手元にも当時の資料が残されていることがわかったのは、大きな収穫だった。2020年2月には増本がドイツのボッフム大学とベルリン自由大学を訪問し、ソ連併合後にドイツに亡命しドイツ語で執筆した作家G.ロバキゼについての資料を収集し、K.アイマーマッハー教授らと意見交換を行った。3月にはE.ゴルフンケリ教授(ロシア舞台芸術大学)を招聘し、ジョージア文化がロシア演劇に与えた影響についての研究打ち合わせを行った。ジョージア側の万全のサポートもあり、図書館・博物館等での歴史的資料調査は順調に進んでいる。また、当時活躍した芸術家の親族に会って話をすることができ、その親族の手元にも資料が残っていることがわかった。引き続き、日本側研究者全員が毎年2週間程度トビリシに滞在して、現代歴史博物館、文学芸術アーカイブ、レオニゼ文学博物館、国立国会図書館等を訪問し、歴史的資料を体系的に調査する。調査にあたっては、A.カルトゥージア教授(トビリシ国立大学)、C.イーチン教授(ベオグラード大学)をはじめとするアヴァンギャルド研究者のアドヴァイスを得る。当時トビリシで活動していた芸術家の親族等、関係者とできるだけコンタクトをとり、情報の提供を求める。調査した資料をもとに、各国出身の芸術家たちがナショナリティを超えてどのようなグループを形成し、どのような成果を残したかを確認する。効果的に研究を遂行するために、特に重要となる3つの文化圏、すなわちロシア(担当:楯岡、グレチュコ、八木)、ドイツ(担当:増本、グレチュコ)、ジョージア(担当:楯岡、グレチュコ、八木)の文化的背景をもつ芸術家に焦点を絞る。作業の進捗状況の確認と意見交換のために、年に2回程度、神戸または東京で研究会を開催する。資料を調査しながら、トビリシ・アヴァンギャルドの特殊性について考察する。その際、トビリシがアヴァンギャルド運動の中心地となったヨーロッパの大都市から遠く離れた周縁的な位置にあると同時に、ヨーロッパとアジアの接点でもあるという地理的・文化的な条件がどのような意味を持っていたかということも併せて考察する。このような作業を通じて、トビリシ・アヴァンギャルドが国際的アヴァンギャルド運動の中で占める位置と影響関係を明らかにする。研究の成果は国内外の研究集会、学会等で発表する。歴史的に貴重な資料を集めた資料集の刊行についても計画を立てる

  • 近代ロシア文化の「自叙」の研究:自伝的散文と回想を中心に

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    本研究は、ロシア文化の「自叙」(自伝的小説、回想、日記、手記、書簡等)における事実と虚構のメカニズムの考察を目的としていた。対象について近代の言説を中心としたのは、「私」の立場から語る自叙がすぐれて近代的な機構であるとの判断に基づく。年に数回の研究会を実施し、共同研究を進めたが、その成果は特に日本ロシア文学会2016年度全国大会におけるパネル「20 世紀前半のロシア文化における自叙の問題」(於北海道大学)と、2018年2月に刊行した論集『自叙の迷宮:近代ロシア文化における自伝的言説』(水声社、中村唯史・大平陽一編著、三浦清美・奈倉有里・武田昭文・梅津紀雄著)とに反映している

  • ロシア・アヴァンギャルド芸術における音声の複製技術の影響

    研究期間:

    2014年08月
    -
    2016年03月
     

     概要を見る

    本課題では、フォノグラフやグラムフォン、ラジオといった音響複製技術とその応用技術が普及し変貌していった、1910-30年代のロシアにおける音響環境を背景に、ロシア・アヴァンギャルド芸術やロシア・フォルマリズムの文学理論に与えた音声の複製技術の影響を検証した。具体的な成果としては、詩人イリヤ・ズダネヴィチの創作活動の展開におけるフォノグラフの意義を明らかにし、また、ロシア・フォルマリズムの理論、とりわけボリス・エイヘンバウムの文芸理論にフォノグラフが影響を与えた可能性についてさらに考察した

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 異化における表象の位置、あるいは身体の意義 —トルストイからシクロフスキイへ—

    日本比較文学会第51回東京大会シンポジウム「文学理論を身体化する」(於:早稲田大学)  

    発表年月: 2013年10月

  • Расчленять и артикулировать: кинотехнология как модель мышления ОПОЯЗа

    ХII Международный Симпозиум «Русский вектор в мировой литературе: крымский контекст»  

    発表年月: 2013年09月

  • Кино как мироощущение, или В. Шкловский и гражданская война.

    Международный конгресс к 100-летию русской формальной школы. (РГГУ, ВШЭ)  

    発表年月: 2013年08月

  • 異化、造形芸術、映画:シクロフスキイの世界観

    現代視覚表象におけるメディア的身体の研究(科研費基盤C(一般)研究番号24520135)での研究発表(於:山形大学)  

    発表年月: 2012年12月

  • 今、ロシア・フォルマリズムを読むためのもう一つの方法

    シンポジウム「ロシア文化研究の最前線」(主催:早稲田大学ロシア研究所、後援:早稲田大学総合研究機構)  

    発表年月: 2012年11月

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特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 19世紀末から20世紀初頭のロシアにおけるオーディオ文化とその諸芸術への影響

    2014年  

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     ロシア国立図書館において、本研究課題にとって重要な資料である雑誌『声とことば』(1912-1914)やその他の文献の閲覧・複写を行うことができた。また、近年、(特定の対象に限られるとはいえ)1910年代・20年代の「芸術」分野における新しい音響テクノロジーの使用や直接的な影響についての研究や、もともとこの特定課題の出発点となった「生きた言葉研究所」に関する研究がA・スミルノフやK・ダドゥコフ=カシュロ、V・ゾロトゥヒンらによって著されており、大いに参考にすることができた。 広汎な領域を渉猟する必要がある本課題を直ちにかたちにするのは現状では難しいが、2015年度にはこれらの成果を踏まえ、当時の音響環境の変化を視野に入れながら、1910年代・20年代の詩(人)における「声」の問題に焦点をあてた研究発表を行う予定である。

  • ロシア・フォルマリズムにおけるドイツ美術史学の影響

    2008年  

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     総括的な論考「『形式的方法』の理論」の中でエイヘンバウムは、「名前のない美術史」という言葉と共に、何気なくハインリヒ・ヴェルフリンの名を挙げている。また、オポヤズの理論家として活動をはじめたころの彼の日記にも、「ヴェルフリンを読み続けている。文学史の構築とのアナロジーが常に思い浮かぶ」とある。トゥイニャーノフの文学史の作り方や、また、フォルマリストたちには異を唱えていたバフチン・サークルの著作にも、この美術史家の痕跡を見出すことはでき、当時のロシアの人文知における一つのプラットフォームとして機能していたことがわかるだろう。 この助成によって多くの資料を得ることができたが、残念ながら、ロシア・フォルマリズムに対するドイツ美術史学の影響を実証的に示すような資料は、未だ見出せていない。助成期間は終了するものの、引き続きこの課題に取り組み、執筆中の博士論文には組み込みたいと考えている。 但し、この問題は、ドイツ美術史学の影響がその一つの顕れとなっているような、より大きな文化史的コンテクストで捉える必要があるだろう。それは、同じくヴェルフリンの影響を受けた同時代のワルツェルらのドイツのフォルマリズム文芸学に対して、エイヘンバウムが冷淡な態度をとっていることからも察せられる。 つまり、重要なのは、オポヤズのメンバーは、理念や思想としてではなくある種の技術として、ドイツ美術史学の方法を貪婪に摂取しているのであって、同時代にあらわれる視覚や聴覚に関する「新しい技術」をも適切に視野に入れて考察を進める必要があるということだ。ヴェルフリンの展開した様式論、つまり、内容的見方から形式的見方への転換の一因が、写真(スライド)という複製技術にあるとしばしばいわれていることからも、翻って考えれば、こういった視点が、今後のロシア・フォルマリズム研究には欠かせないものとなるのは明らかである。

  • 《форма[形式]》とは何か 1920年代ロシア文芸学・芸術学における《форма》の概念

    2007年  

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     2007年度特定課題研究助成費を受けた今年度は、ボリス・エイヘンバウムの「形式」観の検討を行い、そこから派生してくる問題の一つである、エイヘンバウムの文芸学における非文字テクスト的要素に着目し、口頭発表を行った。エイヘンバウムの邦訳やフォルマリズムに関する研究は日本国内でも多く存在しているが、エイヘンバウムの理論的側面に絞った研究はほとんどないので、少なからず意義のあるものだといえよう。 シクロフスキイ「手法としての芸術」と並んでロシア・フォルマリズムのマニフェストといわれている「ゴーゴリの『外套』はいかにつくられたか」(1918)の著者であるエイヘンバウムは、「形式主義」というレッテルの与える印象とは異なり、彼の活動のいわゆるオポヤズ期(1918年から1923年)に構想していた文芸学においては、調音、身振り、表情といった文字テクストには表象されない要素を重視している。『ロシア抒情詩の旋律学』や『アンナ・アフマートワ:分析の試み』の読解を通して、これらの非文字テクスト的要素への関心が、個々の作品を論じるための場当たり的な論理などではなく、1924年以降には作品を論じる際に、意識的に文学史的アプローチを用いるようになるエイヘンバウムにとって、一貫した理論的課題であったことを示した。本課題に沿った限りで述べるなら、エイヘンバウムの「形式」は、調音や身振り、表情といった非文字テクスト的なものの残余であって、意味や音に収斂することのない、「声」を再現するためのモメントであるといえる。 本課題の計画には入れていたものの十分には集められなかった国立芸術学アカデミーの資料などを踏まえ、この研究成果を、より広い同時代的文化状況の中で意義付けるのが今後の課題となる。

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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