Updated on 2022/05/19

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SHIRAISHI, Dai
 
Affiliation
Faculty of Law, Waseda Law School
Job title
Professor

Concurrent Post

  • Faculty of Political Science and Economics   School of Political Science and Economics

  • Faculty of Law   School of Law

  • Faculty of Commerce   School of Commerce

  • Faculty of Law   Graduate School of Law

Education

  • 2007.04
    -
    2010.03

    Waseda University   Graduate School of Law  

  • 2004.04
    -
    2007.03

    Waseda University   Waseda Law School  

  • 2000.08
    -
    2002.05

    Duke University   Fuqua School of Business   Business Administration  

  • 1989.04
    -
    1993.03

    Kyoto University   Faculty of Laws  

Degree

  • Waseda University   JD

  • Duke University (USA)   MBA

  • デューク大学(アメリカ合衆国)   経営学修士

Research Experience

  • 2018.04
    -
     

    Professor, Waseda University

  • 2013.04
    -
    2018.03

    Associate Professor, Waseda University

  • 2010.04
    -
    2013.03

    Assistant Professor, Waseda University

  • 2007.04
    -
    2010.03

    Research Associate, Waseda University

Professional Memberships

  •  
     
     

    日本登記法学会

  •  
     
     

    日仏法学会

  •  
     
     

    Japan Association of the Law of Finance

  •  
     
     

    Japan Association of Private Law

 

Research Areas

  • Civil law

Research Interests

  • 債権法、金融担保法、倒産実体法

Papers

  • ロースクール/法科大学院との邂逅

    白石 大

    法学セミナー   ( 809 ) 1 - 1  2022.06

  • ブル太を取り返せ!——使用借主による盗品の回復請求

    藤澤治奈, 白石 大, 田高寛貴

    法学教室   ( 500 ) 110 - 117  2022.05

  • 充当すべき債務を指定せずに行われた弁済の消滅時効中断の効力(最判令2・12・15)

    白石 大

    令和3年度重要判例解説(ジュリスト臨時増刊)     60 - 61  2022.04

  • 債権譲渡における債務者の包括的抗弁放棄の効力

    白石 大

    磯村保=後藤巻則=窪田充見=山本敬三編『法律行為法・契約法の課題と展望』(成文堂)     195 - 216  2022.03

  • (学界回顧2021)民法(財産法)

    山野目章夫, 白石 大, 石綿はる美, 都筑満雄, 根本尚徳, 李 采雨

    法律時報   93 ( 13 ) 67 - 91  2021.12

  • 動産・債権担保法制の見直しが実務に与える影響

    白石 大

    金融法務事情   ( 2171 ) 1 - 1  2021.10

  • 債権担保法制の立法に向けた検討課題

    白石 大

    NBL   ( 1198 ) 18 - 25  2021.07

  • 複数契約の失効に関するフランス民法典の改正とクレジット取引

    白石 大

    クレジット研究(CCR)   ( 10 ) 100 - 112  2021.06

  • 新型コロナウィルスの感染拡大と金融・倒産法制の対応(海外金融法の動向・フランス)

    白石 大

    金融法研究   ( 37 ) 87 - 94  2021.05

  • 不動産の譲渡と賃貸借をめぐる諸問題ー詐害行為取消権の行使および不動産賃貸借の対抗力を中心として

    水津太郎, 田高寛貴, 白石 大

    法学教室   ( 488 ) 146 - 153  2021.05

  • 債権差押えによる請求債権の消滅時効の中断と債務者の了知可能性の要否(最判令1・9・19)

    白石 大

    私法判例リマークス   ( 62 ) 6 - 9  2021.02

  • (学界回顧2020)民法(財産法)

    山野目章夫, 白石 大, 鳥山泰志, 都筑満雄, 根本尚徳, 王 冷然

    法律時報   92 ( 13 ) 66 - 90  2020.12

    CiNii

  • 集合動産譲渡担保・所有権留保――動産所有権型担保と倒産法制の過去20年とこれから

    白石 大

    論究ジュリスト   ( 35 ) 93 - 99  2020.11

  • 普通預金債権が口座名義人に帰属することを否定した事例(東京高判令和1・9・18)

    白石 大

    金融判例研究   ( 30 ) 11 - 14  2020.09

  • Cession de créance à titre de garantie

    Dai Shiraishi

    Droit civil japonais: Quelle(s) réforme(s) à la lumière du droit français?, LGDJ     181 - 189  2020.07

  • 債権譲渡制限特約を譲受人に対抗しうる場合の法律関係

    白石 大

    法学教室   ( 478 ) 18 - 22  2020.07

  • 担保法の再改正に向けた動き(海外金融法の動向・フランス)

    白石 大

    金融法研究   ( 36 ) 170 - 176  2020.07

  • 津波による児童の被災と学校設置者の責任

    渡辺達徳, 白石 大, 田高寛貴

    法学教室   ( 475 ) 134 - 140  2020.04

  • 所有権留保と偏頗行為否認

    白石 大

    加藤哲夫先生古稀祝賀論文集『民事手続法の発展』(成文堂)     413 - 427  2020.03

  • クレジット会社名義の登録を欠く自動車についての留保所有権行使の可否

    白石 大

    クレジット研究(CCR)   ( 9 ) 66 - 73  2020.03

  • フランスにおける将来債権譲渡法制の展開

    白石 大

    池田眞朗先生古稀記念論文集『民法と金融法の新時代』(慶應義塾大学出版会)     139 - 162  2020.02

  • La cessibilité de la créance dans le droit japonais

    Dai Shiraishi

    Waseda Bulletin of Comparative Law   ( 38 ) 11 - 19  2020.01

  • 動産・債権担保法制の見直しの動き

    白石 大

    Business Law Journal   ( 141 ) 11 - 11  2019.12

  • 金融機関が預金者の相続人に対して負う開示義務の限界―民法学の観点からみた最一判平成31・3・18の検討

    白石 大

    NBL   ( 1155 ) 19 - 24  2019.10

  • 改正民法が民事裁判実務に及ぼす影響(3)債権譲渡に関する見直し

    白石 大

    判例時報   ( 2417 ) 112 - 117  2019.10

  • 「セキュリティ・エージェント」に関する民法典の改正ー担保管理人に関する2017年5月4日のオルドナンス第748号

    白石 大

    日仏法学   ( 30 ) 170 - 174  2019.10

  • 実務家の判例形成への心意気

    白石 大

    『私の心に残る裁判例vol.1』(判例時報社)     24 - 25  2019.08

  • 預貯金債権の共同相続に関する大法廷決定と今後の理論的・実務的課題

    白石 大

    判例・先例研究(平成30年度版)     19 - 30  2019.07

  • 債権上の担保と倒産法

    セヴリーヌ・カブリヤック, 白石

    阪大法学   69 ( 2 ) 317 - 336  2019.07

  • 弁護士の広告と消費者保護

    白石 大

    ジュリスト   ( 1532 ) 71 - 71  2019.05

  • 遺産分割前の預貯金債権の行使に関する理論的問題の整理

    白石 大

    金融法務事情   ( 2114 ) 34 - 40  2019.05

  • 動産・債権譲渡登記の現状と課題

    白石 大

    月刊登記情報   ( 689 ) 15 - 23  2019.04

  • 種類物売買における買主受領前の目的物の滅失とその責任

    千葉恵美子, 田高寛貴, 白石 大

    法学教室   ( 463 ) 140 - 146  2019.04

  • 動産譲渡登記をめぐる諸問題の一考察

    白石 大

    道垣内弘人・片山直也・山口斉昭・青木則幸編『社会の発展と民法学〔上巻〕—近江幸治先生古稀記念論文集ー』(成文堂)     313 - 328  2019.01

  • 《座談会》改正相続法の金融実務への影響

    潮見佳男, 白石 大, 藤原彰吾, 堂薗幹一郎, 増田勝久

    金融法務事情   ( 2100 ) 6 - 29  2018.10

  • 債権譲渡の対抗要件制度に関する法改正の日仏比較

    白石 大

    安永正昭=鎌田 薫=能見善久監修『債権法改正と民法学Ⅱ 債権総論・契約(1)』(商事法務)     211 - 244  2018.09

  • 集合動産譲渡担保と所有権留保の優劣―東京高判平29.3.9の検討―

    白石 大

    金融法務事情   ( 2096 ) 6 - 14  2018.08

  • 輸入商品の貸渡しと信用状発行銀行の譲渡担保権の帰趨―最二小決平29.5.10を受けて

    白石 大

    判例秘書ジャーナル(文献番号HJ100031)     1 - 8  2018.07

  • 債権譲渡と相殺

    白石 大

    千葉恵美子・潮見佳男・片山直也編『Law Practice 民法Ⅱ〔第4版〕』(商事法務)     263 - 269  2018.06

  • 民法改正と債権譲渡法制の変革―「異議をとどめない承諾」の廃止と抗弁放棄の意思表示

    池田眞朗, 鎌田 薫, 白石 大, 田高寛貴

    法学教室   ( 450 ) 154 - 160  2018.03

  • 抵当権の登記がある不動産の買主が民法577条1項前段に基づく代金支払拒絶をしたのに対し、同項後段に基づく抵当権消滅請求をすべき旨の売主の請求は認めなかったが、民法578条に基づく売主の供託請求を認め、代金の供託と不動産の引渡しは同時履行の関係に立つとした事例(大阪地判平成28・7・27)

    白石 大

    判例時報   ( 2356 ) 159 - 164  2018.03

  • 他人物の譲渡にかかる動産譲渡登記の効力(広島高判平成23・4・26)

    白石 大

    月刊登記情報   ( 676 ) 54 - 59  2018.03

  • 債権譲渡制限特約に関する法改正の日仏比較

    白石 大

    瀬川信久先生・吉田克己先生古稀記念論文集『社会の変容と民法の課題〔上巻〕』(成文堂)     529 - 549  2018.03

  • 預貯金債権の共同相続(最大決平成28・12・19)

    白石 大

    水野紀子・大村敦志編『民法判例百選Ⅲ[第2版]』(別冊ジュリスト239号)     134 - 135  2018.03

  • [座談会]民法学のなやみ(下)-「民法理論の対話と創造」を振り返って

    藤澤治奈, 白石 大, 荻野奈緒, 齋藤由起, 高 秀成, 水津太郎, 鳥山泰志, 根本尚徳, 伊藤栄寿, 山城一真

    法律時報   90 ( 2 ) 105 - 115  2018.02

  • 貸金債権の支払督促による保証債務の消滅時効の中断(最判平成29・3・13)

    白石 大

    民商法雑誌   153 ( 6 ) 1053 - 1057  2018.02

  • 新時代の金融法務教育―債権法改正を受けて―

    白石 大

    金融法務事情   ( 2081 ) 32 - 33  2018.01

  • [座談会]民法学のなやみ(上)-「民法理論の対話と創造」を振り返って

    藤澤治奈, 白石 大, 荻野奈緒, 齋藤由起, 高 秀成, 水津太郎, 鳥山泰志, 根本尚徳, 伊藤栄寿, 山城一真

    法律時報   90 ( 1 ) 101 - 111  2018.01

  • 保証―保証意思の明確性の確保(特集/債権法改正の要点)

    白石 大

    ジュリスト   ( 1511 ) 34 - 39  2017.10

  • 相続による債権・債務の承継―預貯金債権の共同相続を中心に

    白石 大

    法律時報   89 ( 11 ) 18 - 23  2017.10

  • 譲渡制限特約に関する改正法の比較法的位置付け

    白石 大

    事業再生研究機構編『債権譲渡法制に関する民法改正と事業再生』(商事法務)     147 - 162  2017.09

  • 理事会の承認手続を経ずにされた社会福祉法人の仕組債の購入と民法110条類推適用の成否(東京高判平成28・8・31)

    白石 大

    金融判例研究   ( 27 ) 55 - 58  2017.09

  • 契約譲渡

    フローラン・ロワゾー=ドゥ=グランメゾン, 白

    慶應法学   ( 38 ) 167 - 173  2017.09

  • フランスにおけるクレジットカード決済をめぐる法状況

    白石 大

    現代消費者法   ( 36 ) 24 - 29  2017.09

  • 10のテーマから学ぶ改正債権法の全体像

    白石 大, 長谷川卓, 松尾博憲

    金融法務事情   ( 2072 ) 8 - 41  2017.08

  • 経営者保証人の保護の必要性とその方策

    白石 大

    浦川道太郎先生・内田勝一先生・鎌田薫先生古稀記念論文集『早稲田民法学の現在』(成文堂)     339 - 357  2017.07

  • 通知不到着の場合に到達を擬制する旨の合意と債権譲渡通知(東京高判平成27・3・24)

    白石 大

    私法判例リマークス   ( 55 ) 26 - 29  2017.07

  • 将来債権譲渡の法的構造の解明に向けて(下)

    白石 大

    法律時報   89 ( 4 ) 110 - 115  2017.04

  • 現金自動入出機による預金の払戻しと民法478条

    白石 大

    松本恒雄=後藤巻則編『消費者法判例インデックス』(商事法務)     108 - 109  2017.03

  • 婚姻・親子関係の民法秩序―嫡出否認と認知無効の非対称性

    水野紀子, 田高寛貴, 鎌田 薫, 白石 大

    法学教室   ( 438 ) 142 - 149  2017.03

  • 保証人が主たる債務者に対して取得した求償権の消滅時効の中断事由がある場合における共同保証人間の求償権の消滅時効中断の有無(最判平27・11・19)

    白石 大

    現代消費者法   ( 34 ) 102 - 109  2017.03

  • 将来債権譲渡の法的構造の解明に向けて(上)

    白石 大

    法律時報   89 ( 3 ) 104 - 109  2017.03

  • 民事再生手続における三者間相殺の可否(判例詳解)

    白石 大

    論究ジュリスト   ( 20 ) 96 - 103  2017.02

  • 三者間相殺判決を読み解く―最二小判平28.7.8の意義と影響―

    松尾博憲, 木村真也, 白石 大, 杉本純子, 本多知則

    金融法務事情   ( 2057 ) 6 - 34  2017.01

  • 担保目的の債権譲渡(小特集/日仏民法セミナー)

    白石 大

    法律時報   88 ( 7 ) 51 - 53  2016.06

  • 「日常」と「非日常」の民法

    白石 大

    法学セミナー   ( 735 ) 18 - 23  2016.04

  • 債務者の無資力に直面した一般債権者がとりうる法的手段―共同抵当不動産の身内への廉価売却

    石田 剛, 鎌田 薫, 白石 大, 田高寛貴

    法学教室   ( 427 ) 144 - 151  2016.04

  • 将来債権譲渡の法的構造―フランス法から示唆を得て

    白石 大

    私法   ( 78 ) 118 - 125  2016.04

  • 債権を客体とする担保の特殊性

    白石 大

    法学教室   ( 425 ) 92 - 99  2016.02

  • 担保権と執行・倒産手続

    白石 大

    法学教室   ( 419 ) 88 - 95  2015.08

  • フランス物的担保法制・倒産法制の概観

    大澤慎太郎, 白石 大, 杉本和士, 原 恵美

    池田真朗・中島弘雅・森田修編『動産債権担保—比較法のマトリクス』(商事法務)     155 - 169  2015.08

  • フランスの動産・債権担保制度

    白石 大

    池田真朗・中島弘雅・森田修編『動産債権担保—比較法のマトリクス』(商事法務)     171 - 192  2015.08

  • 担保設定者の権限と義務

    白石 大

    法学教室   ( 416 ) 64 - 71  2015.05

  • ホシ・イッテツの怒り―私立高校野球部監督の解雇をめぐる親・監督と学校との紛争

    小粥太郎, 田高寛貴, 鎌田薫, 白石 大

    法学教室   ( 415 ) 142 - 149  2015.04

  • フランスの債権譲渡担保・債権質権

    白石 大

    比較法学   48 ( 3 ) 39 - 61  2015.03

  • ABLと債権法改正

    白石 大

    月刊登記情報   ( 637 ) 18 - 22  2014.12

  • 「民法(債権関係)の改正に関する要綱仮案」と司法書士実務

    白石 大

    月刊登記情報   ( 636 ) 4 - 6  2014.11

  • 将来債権譲渡の対抗要件理論の再検討

    白石 大

    市民と法   ( 89 ) 2 - 10  2014.10

  • 債権譲渡—譲渡制限特約・対抗要件

    白石 大

    瀬川信久編著『債権法改正の論点とこれからの検討課題』(別冊NBL147号)     119 - 137  2014.10

  • 将来債権譲渡の対抗要件の構造に関する試論

    白石 大

    早稲田法学   89 ( 3 ) 135 - 176  2014.07

  • 賃貸人の地位の承継と相殺契約の対外効

    道垣内弘人, 鎌田 薫, 池田真朗, 白石 大

    法学教室   ( 403 ) 162 - 167  2014.04

  • 集合債権譲渡担保

    白石 大

    千葉恵美子・潮見佳男・片山直也編『Law Practice 民法Ⅱ〔第2版〕』(商事法務)     226 - 232  2014.04

  • 保証人が主債務の相続後に行った保証債務の弁済と主債務の消滅時効の中断

    白石 大

    速報判例解説(法学セミナー増刊)   ( 14 ) 83 - 86  2014.04

  • フランス法におけるクレジットカード取引の諸問題

    白石 大

    クレジット研究(CCR)   ( 3 ) 137 - 157  2014.03

  • 債権の発生時期に関する一考察(6・完)

    白石 大

    早稲田法学   89 ( 2 ) 1 - 50  2014.01

  • 債権の発生時期に関する一考察(5)

    白石 大

    早稲田法学   89 ( 1 ) 37 - 76  2013.12

  • 債権の発生時期に関する一考察(4)

    白石 大

    早稲田法学   88 ( 4 ) 81 - 131  2013.10

  • 債権の発生時期に関する一考察(3)

    白石 大

    早稲田法学   88 ( 3 ) 121 - 168  2013.08

  • 融資可能性に関する誤信惹起と金融機関の不法行為責任

    白石 大

    西口元=鎌野邦樹=金丸和弘編『融資責任を巡る判例の分析と展開』(金融・商事判例増刊)     100 - 103  2013.03

  • 債権の発生時期に関する一考察(1)

    白石 大

    早稲田法学   88 ( 1 ) 91 - 128  2013.02

  • 債権の発生時期に関する一考察(2)

    白石 大

    早稲田法学   88 ( 2 ) 173 - 223  2013.02

  • フランスにおける動産・債権担保法制の現在—近年の担保法改正・担保信託導入をふまえて—

    白石 大

    比較法学   46 ( 2 ) 53 - 97  2012.12

  • Les incidences de la procédure collective du cédant sur la cession de créance future: étude sur la proposition de réforme du droit japonais des obligations

    Dai Shiraishi

    Waseda Bulletin of Comparative Law   ( 30 ) 27 - 36  2012.01

  • 付随的義務の不履行と契約解除

    鎌田 薫, 白石 大

    塩崎勤=澤野順彦=斎藤隆編『専門訴訟講座⑤不動産関係訴訟』(民事法研究会)     196 - 214  2010.07

  • フランスにおける将来債権譲渡と譲渡人の倒産手続との関係

    白石 大

    比較法学   43 ( 2 ) 69 - 111  2009.12

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Books and Other Publications

  • 担保法の現代的課題――新たな担保法制の構想に向けて

    田高寛貴編著( Part: Contributor, 第2章)

    商事法務  2021.09 ISBN: 9784785729028

  • 実務に活かす判例登記法

    加藤 新太郎・山野目 章夫・鈴木 龍介 編集代表( Part: Contributor)

    金融財政事情研究会  2021.04 ISBN: 9784322135558

  • 民法(相続関係)改正法の概要

    潮見佳男編著( Part: Contributor)

    金融財政事情研究会  2019.06 ISBN: 9784322134629

  • キャッシュレス決済と法規整―横断的・包括的な電子決済法制の制定に向けて―

    千葉恵美子編( Part: Contributor)

    民事法研究会  2019.03 ISBN: 9784865562842

  • 民法理論の対話と創造

    民法理論の対話と創造研究会編( Part: Joint editor)

    日本評論社  2018.08 ISBN: 9784535523692

  • 民法演習サブノート210問

    沖野眞已, 窪田充見, 佐久間毅編著( Part: Contributor)

    弘文堂  2018.07 ISBN: 9784335357428

  • 論点解説 民法(債権法)改正と不動産取引の実務

    鎌野邦樹, 編集代表( Part: Contributor)

    日本加除出版  2018.05 ISBN: 9784817844774

  • 新・判例ハンドブック債権法Ⅰ

    ( Part: Contributor)

    2018.03 ISBN: 9784535008281

  • START UP 民法3債権総論 判例30!

    ( Part: Joint author)

    2017.11 ISBN: 9784641137776

  • 動産・債権譲渡登記の実務〔第2版〕

    日本司法書士会連合会( Part: Joint author)

    金融財政事情研究会  2016.11 ISBN: 9784322128925

  • プロセス講義民法Ⅳ 債権1

    ( Part: Contributor)

    2016.11 ISBN: 9784797226553

  • 担保物権法(日評ベーシック・シリーズ)

    田高寛貴, 白石 大, 鳥山泰志( Part: Joint author)

    日本評論社  2015.04 ISBN: 9784535806733

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Awards

  • 民事紛争処理研究基金 倒産・再生法制研究奨励金懸賞論文(トリプルアイ高木賞)学生部門

    2011.06  

Research Projects

  • Regulatory Reform in Electronic Commerce as Platform Businesses

    Project Year :

    2019.04
    -
    2024.03
     

  • 債権法改正が金融実務に与える影響に関する日仏比較法研究

    Project Year :

    2018.04
    -
    2021.03
     

     View Summary

    2019年度は,日仏両国における債権法(債務法)改正の調査・分析を行うため,引き続き文献の収集に努めるとともに,債権譲渡およびセキュリティ・エージェントに関する分析・検討を行った。①債権譲渡に関する研究成果は次のとおりである。a.将来債権譲渡に関して,日仏の法改正を比較する論文を執筆した。そこでは,フランスでも日本と同様に将来債権譲渡を認める規定が新設されたところ,日本法と比べると,特定可能性の要件が明文で示されていること,債権の移転時期が発生時と明記されていることなどの相違点があることを指摘した。また,とりわけ後者に関しては,倒産手続における将来債権譲渡の処遇にも影響を及ぼしうるものであって,この問題が未解決のままであるわが国の立法にも示唆を与えうることを指摘した。b.債権譲渡を用いた担保に関するフランス人研究者(セヴリーヌ・カブリヤック)の報告原稿を翻訳した。c.さらに,譲渡制限特約に関して,2018年度に日仏研究者の共同コロークにおいて行った報告をもとに,フランス語で成果をまとめた。②セキュリティ・エージェントに関しては,信託によってこれを可能とするフランスの2016年の法改正を紹介した。そのうえで,連帯債権の規定の新設によって同様の制度の利用を可能にしようとした日本の債権法改正との比較を行った。①の成果については,2019年度に刊行された論文集・大学紀要において公表済みである。また,②の成果についても学会誌においてすでに公表されている。2019年度は,これまで続けてきた債権譲渡に関する研究をさらに深めつつ,本課題に即した研究成果をさらに挙げることができたと考える。他方,2019年度も前年度に引き続いて所属研究機関・部局の役職を担うことになり,研究に割くことができる時間を十分に確保することが難しかった。また,新型コロナウィルス感染症の影響により,予定していたフランスでの現地調査を2019年度も行うことができなかった。今後,新型コロナウィルス感染症が本課題の遂行に与えうる影響は現時点では見通せないが,2020年度は可能な限りフランスでの現地調査を実現させたいと考えている。2020年度以降も,当初の研究計画に沿いつつ,次のとおり本課題の研究を推進していく予定である。2019年度までで債権譲渡に関する研究はひとまず完結したと思われるので,2020年度は,さらに相殺や詐害行為取消権などの諸制度についても日仏両国の債権法(債務法)改正を比較・検討していく。また,本課題は,日仏両国における法改正が金融実務に与える影響を検討の対象とするところ,日仏いずれの国においても,担保法の改正準備作業が目下進行中である。そこで,本課題でも,研究の素材とすべき対象を広げ,これらの改正の動向についても検討を加えていく予定にしている

  • Legal model for asset based lending (ABL) within the civil law framework

    Project Year :

    2013.04
    -
    2016.03
     

     View Summary

    After the recent revisions, French civil code now has the provisions which would realize the security rights on movables and claims, comparable to those under UCC article 9, while utilizing the civil law concepts. On the other hand, France remains faithful to the traditional "principle of specification", thereby avoiding the risk of excessive collaterals. Finally, though French bankruptcy regulation appears to take harsh stance against secured creditors, they are actually granted the preferential treatment in the liquidation procedure, which to some extent shows French law's respect for the security rights

Presentations

  • 債権担保法制の立法に向けた検討課題

    白石 大

    日本私法学会第84回大会  (オンライン開催)  日本私法学会

    Presentation date: 2021.10

  • 動産・債権譲渡登記の現状と課題

    白石 大

    日本登記法研究会第3回研究大会  (日司連ホール)  日本登記法研究会

    Presentation date: 2018.12

  • 将来債権譲渡の法的構造―フランス法から示唆を得て

    白石 大

    日本私法学会第79回大会  (立命館大学)  日本私法学会

    Presentation date: 2015.10

Specific Research

  • 未発生の客体を対象とする譲渡の法的構造に関する基礎研究

    2018  

     View Summary

     本研究は,未発生の客体を対象とする譲渡がいかにして可能であるかについて,その理論構造を解明することを目的とするものであり,①未発生の客体を譲渡しうる法的根拠,②客体発生前の段階で譲受人が取得する権利の実体,③譲渡対象客体の移転時期,④譲渡対象客体の移転過程,⑤客体発生前に対抗要件を具備しうる理論的根拠,という5つの検討課題を設定している。 2018年度は,これまで取り組んできた将来債権の譲渡に関する研究から発展させ,「将来動産」の譲渡に関する理論的研究に着手した。その成果として,「動産譲渡登記をめぐる諸問題の一考察」を公表している(道垣内弘人ほか編『社会の発展と民法学〔上巻〕』(成文堂,2019年)313~328頁)。

  • 債権法改正が金融実務に与える影響に関する日仏比較法研究

    2017  

     View Summary

    本研究は,金融実務に大きな影響を及ぼす改正債権法の施行に先立ち,これに対する理論的・実務的準備を整えるべく,一足先に実現したフランス債務法改正を比較の対象として,金融法務に関わりのある諸制度の新たな規律を検討するとともに,改正が金融実務に与える影響とその対応策を探ることを目的とするものである。2017年度は,債権譲渡と保証に関して研究を進めた。債権譲渡に関しては,譲渡制限特約に関する改正法の新たな規律が債権譲渡の促進につながるかどうかをフランス法と比較して検討し,わが国でもより譲渡促進的な特別法を制定する必要性を示唆した。保証に関しては,保証意思の明確性を確保するための新ルールを分析するとともに,経営者保証人に関して,フランス法も参照しつつ保護の必要性を検討した。

  • 債権法改正が金融実務に与える影響に関する日仏比較法研究

    2017  

     View Summary

     本研究は,金融実務に大きな影響を及ぼす改正債権法の施行に先立ち,これに対する理論的・実務的準備を整えるべく,一足先に実現したフランス債務法改正を比較の対象として,金融法務に関わりのある諸制度の新たな規律を検討するとともに,改正が金融実務に与える影響とその対応策を探ることを目的とするものである。 2017年度は,債権譲渡と保証に関して研究を進めた。債権譲渡に関しては,譲渡制限特約に関する改正法の新たな規律が債権譲渡の促進につながるかどうかをフランス法と比較して検討し,わが国でもより譲渡促進的な特別法を制定する必要性を示唆した。保証に関しては,保証意思の明確性を確保するための新ルールを分析するとともに,経営者保証人に関して,フランス法も参照しつつ保護の必要性を検討した。

  • 未発生の客体を対象とする譲渡の法的構造に関する基礎研究

    2016  

     View Summary

     本研究は,未発生の客体を対象とする譲渡がいかにして可能であるかについて,その理論構造を解明することを目的とするものであり,①未発生の客体を譲渡しうる法的根拠,②客体発生前の段階で譲受人が取得する権利の実体,③譲渡対象客体の移転時期,④譲渡対象客体の移転過程,⑤客体発生前に対抗要件を具備しうる理論的根拠,という5つの検討課題を設定している。 2016年度は,本研究の中間とりまとめとして,これまでの研究成果と今後の課題の洗い出しを行い,「将来債権譲渡の法的構造の解明に向けて(上)(下)」として公表した(法律時報89巻3号104~109頁,89巻4号110~115頁)。

  • 未発生の客体を対象とする譲渡の法的構造に関する基礎研究

    2015  

     View Summary

    本研究は,未発生の客体を対象とする譲渡がいかにして可能であるかについて,その理論構造を解明することを目的とするものであり,①未発生の客体を譲渡しうる法的根拠,②客体発生前の段階で譲受人が取得する権利の実体,③譲渡対象客体の移転時期,④譲渡対象客体の移転過程,⑤客体発生前に対抗要件を具備しうる理論的根拠,という5つの検討課題を設定している。2015年度は,2014年度までに行った③・⑤に関する成果をもとに,日本(日本私法学会)およびフランス(アンリ・カピタン協会研究会)において研究報告を行った。これらの要旨は2016年度に公刊される予定である。また,①についても,現時点での検討結果を簡潔にまとめたものを公表した(「債権を客体とする担保の特殊性」法学教室425号92~99頁)。

  • 未発生の客体を対象とする譲渡の法的構造に関する基礎研究

    2014  

     View Summary

    本研究は,未発生の客体を対象とする譲渡がいかにして可能であるかについて,その理論構造を解明することを目的とするものであり,①未発生の客体を譲渡しうる法的根拠,②客体発生前の段階で譲受人が取得する権利の実体,③譲渡対象客体の移転時期,④譲渡対象客体の移転過程,⑤客体発生前に対抗要件を具備しうる理論的根拠,という5つの検討課題を設定している。2014年度は,2013年度から引き続き,将来の債権を客体とする譲渡について③・⑤に関する研究を行い,その成果を「将来債権譲渡の対抗要件の構造に関する試論」として公表した(早稲田法学89巻3号135~176頁)。この論文は,フランスの「契約の対抗」に関する理論を参照し,対抗要件によって公示されるのは「権利移転」そのものではなく「権利移転を目的とする法律行為(譲渡契約)」であるとの試論を示すものである。これにより,「未発生の債権は移転しえない」という常識的な観念を前提としつつ,それと同時に,債権が未発生の段階でも譲渡の対抗力を備えることができるという帰結を維持することも可能になる。

  • 未発生の客体を対象とする譲渡の法的構造に関する基礎研究

    2013  

     View Summary

     本研究は,未発生の客体を対象とする譲渡がいかにして可能であるかについて,その理論構造を解明することを目的とするものであり,①未発生の客体を譲渡しうる法的根拠,②客体発生前の段階で譲受人が取得する権利の実体,③譲渡対象客体の移転時期,④譲渡対象客体の移転過程,⑤客体発生前に対抗要件を具備しうる理論的根拠,という5つの検討課題を設定している。2013年度は,将来の債権を客体とする譲渡について,③・⑤に関する研究を中心に行い,その成果を「将来債権譲渡の対抗要件の構造に関する試論」という約4万字の論文にまとめた。同論文の概要は以下のとおりである。将来債権譲渡については,最高裁平成13年11月22日判決および最高裁平成19年2月15日判決を契機に,「債権は未発生の段階ですでに譲受人に移転する」との見解が有力となっている。この見解は,対抗要件を権利移転の公示手段と捉え,譲渡契約時に何らかの権利が移転していなければその時点での対抗要件具備も観念しえないとの前提に立つものである。しかしこのように,およそ債権の発生原因たる契約すら締結されていない状態で,その債権の移転を語ることが果たして可能であるかは疑問であり,またこれは比較法の観点から見ても異例な解釈である。そこで同論文は,フランスの「契約の対抗」に関する理論を参照し,対抗要件によって公示されるのは「権利移転」そのものではなく「権利移転を目的とする法律行為(譲渡契約)」であるとの試論を示す。これにより,将来債権譲渡の「対抗」の構造は次のように再構成される。すなわち,債権譲受人Aが,将来債権を客体とする譲渡契約を締結し,この「譲渡(契約)」が確定日付のある証書による通知・承諾(または債権譲渡登記)によって第三者対抗要件を備えると,その後に他の者Bがこれと競合する債権譲渡契約を締結したとしても,Bは先に第三者対抗要件を備えたAに自らの譲渡契約を対抗することができない。やがて債権が発生するに至ると,Aは第三者に対抗しうる「譲渡(契約)」の効力によって,その時点ではじめて生じる債権移転の名宛人となり,譲渡対象債権を有効に取得する,と。こうして,「未発生の債権は移転しえない」という常識的な観念を前提としつつ,それと同時に,債権が未発生の段階でも譲渡の対抗力を備えることができるという帰結を維持することも可能になる。なお,上記論文「将来債権譲渡の対抗要件の構造に関する試論」は,近刊予定の早稲田法学89巻3号に掲載されることが決定している。

  • 将来債権譲渡の法的構造・将来債権譲渡の効力の及ぶ範囲

    2012  

     View Summary

     本課題は,将来債権譲渡の法的構造についての解明を目標としており,これを通じて,近年の実務において急速に普及が進みながらいまだ法的に不明確な点が多い同制度に,法的安定性をもたらすことを企図するものである。 本課題に関連する諸問題のうち,私はまず,債権の発生時期に関する研究を行ってきた。何が「将来債権」に該当するかを明らかにすることは,将来債権譲渡の効力の限界を探るうえで必須であり,この研究は本課題の主要部分をなすものである。債権法における基礎的なテーマでありながら,これまでわが国ではまとまった研究の対象となってこなかったこの問題に取り組むため,私はフランス法の議論を参照した。その理由は,近年フランスで将来債権譲渡と譲渡人の倒産手続との関係についての破毀院判例が立て続けに出され,これを契機に債権の発生時期に関する検討が進み,この論点に関して多くの議論の蓄積がみられるからである。これまで,2010年度にはフランス債務法の体系書,学位論文,雑誌論文,シンポジウム記事のうち,債権の発生時期につき論じるものを広く渉猟してまとめる作業を行い,次いで2011年度にはわが国の判例・学説の分析を行ってきた。これらを受け,2012年度はその成果を執筆する作業に注力し,博士学位申請論文「債権の発生時期に関する一考察」を完成させた(同論文により2012年12月に博士学位を取得)。 この研究から得られた示唆は多いが,そのうち何点かを以下に示す。第1に,フランスでは意思自治の伝統が強く,このため賃貸借や雇用等の継続的履行契約においても,契約締結時に全期間分の賃料債権・賃金債権が一斉に発生すると考える見解が有力であること。第2に,わが国では賃料債権・賃金債権を基本債権と支分債権に分けて把握するのが一般であるが,そこでいう「基本債権」の内実が何であるかについては明らかではないのに対して,フランスではこれを契約の拘束力と結びつけて説明する見解がみられること。第3に,わが国では債権の発生時期に関する議論を法解釈に反映させることはほとんど行われていないのに対して,フランスでは,賃料債権の発生時期を将来債権譲渡の効力の及ぶ範囲についての解釈に直結させて論じる傾向が強いこと。第4に,債権の発生時期に関する検討を通じて,債権とは何か,債権と契約との関係はいかなるものか等という,より根源的な問いに関する議論が深められてきたこと。 なお,上記論文「債権の発生時期に関する一考察」は,早稲田法学88巻1号以降に連載する予定である。

  • 将来債権譲渡の法的構造・将来債権譲渡の効力の及ぶ範囲

    2011  

     View Summary

     本課題は,将来債権譲渡の法的構造,具体的には(1)債権の発生時期,(2)将来債権譲渡の対抗の意義,についての解明を目標としており,これを通じて,近年の実務において急速に普及が進みながらいまだ法的に不明確な点が多い同制度に,法的安定性をもたらすことを企図するものである。 2011年度は,上記目標のうち(1)債権の発生時期に関する研究を行った。何が「将来債権」に該当するかを明らかにすることは,将来債権譲渡の効力の限界を探るうえで必須であり,この研究は本課題の主要部分をなすものである。債権法における基礎的なテーマでありながら,これまでわが国ではまとまった研究の対象となってこなかったこの問題に取り組むため,私はフランス法の議論を参照した。その理由は,近年フランスで将来債権譲渡と譲渡人の倒産手続との関係についての破毀院判例が立て続けに出され,これを契機に債権の発生時期に関する検討が進み,この論点に関して多くの議論の蓄積がみられるからである。2010年度に,フランス債務法の体系書,学位論文,雑誌論文,シンポジウム記事のうち,債権の発生時期につき論じるものを広く渉猟してまとめる作業を行っていたので,2011年度は,これに加えてわが国の判例・学説の分析を行ったうえで,その成果を執筆する作業に注力した。 この研究から得られた示唆は多いが,そのうち何点かを以下に示す。第1に,フランスでは意思自治の伝統が強く,このため賃貸借や雇用等の継続的履行契約においても,契約締結時に全期間分の賃料債権・賃金債権が一斉に発生すると考える見解が有力であること。第2に,わが国では賃料債権・賃金債権を基本債権と支分債権に分けて把握するのが一般であるが,そこでいう「基本債権」の内実が何であるかについては明らかではないのに対して,フランスではこれを契約の拘束力と結びつけて説明する見解がみられること。第3に,わが国では債権の発生時期に関する議論を法解釈に反映させることはほとんど行われていないのに対して,フランスでは,賃料債権の発生時期を将来債権譲渡の効力の及ぶ範囲についての解釈に直結させて論じる傾向が強いこと。第4に,債権の発生時期に関する検討を通じて,債権とは何か,債権と契約との関係はいかなるものか等という,より根源的な問いに関する議論が深められてきたこと。 以上の成果をまとめた「契約債権の発生時期に関する一考察(仮題,約22万字)」と題する論文を,2012年度以降に早稲田法学に連載したいと考えている。

  • 将来債権譲渡の法的構造・将来債権譲渡の効力の及ぶ範囲

    2010  

     View Summary

     本課題は,将来債権譲渡の法的構造,具体的には(1)債権の発生時期,(2)将来債権譲渡の対抗の意義,についての解明を目標としており,これを通じて,近年の実務において急速に普及が進みながらいまだ法的に不明確な点が多い同制度に,法的安定性をもたらすことを企図するものである。 2010年度は,上記目標のうち(1)債権の発生時期に関する研究を行った。この問題は,そもそも何が「将来債権」に該当するかを明らかにするという意味において,本課題の主要部分をなすものである。債権法における基礎的なテーマでありながら,これまでわが国ではまとまった研究の対象となってこなかったこの問題に取り組むため,私はフランス法の議論を参照することに注力した。その理由は,近年フランスで将来債権譲渡と譲渡人の倒産手続との関係についての破毀院判例が立て続けに出され,これを契機に債権の発生時期に関する検討が進み,この論点に関して多くの議論の蓄積がみられるからである。具体的には,フランス債務法の体系書,学位論文,雑誌論文,シンポジウム記事のうち,債権の発生時期につき論じるものを広く渉猟してまとめる作業を行った。 この研究から得られた示唆は多いが,そのうち何点かを以下に示す。第一に,フランスでは意思自治の伝統が強く,このため賃貸借や雇用等の継続的履行契約においても,契約締結時に全期間分の賃料債権・賃金債権が一斉に発生すると考える見解が有力であること。第二に,契約から発生する債権が単数か複数かという問題を,契約の個数が単数か複数かという問題として捉えなおす見解が見られること。第三に,債権の発生時期に関する検討を通じて,そもそも債権とは何か,債権と契約との関係はいかなるものか,というより根源的な問いに関する議論が深められてきたこと。 以上の成果については,わが国の学説・判例の状況に関する研究をさらに行ったうえで,2011年度中に論文にまとめて公表する予定である。

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Syllabus

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