2024/12/03 更新

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コウノ ワカナ
鴻野 わか菜
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
教授
学位
博士(文学) ( 2006年 東京大学 )
Ph.D ( 2002年 ロシア国立人文大学 )

経歴

  • 2019年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育・総合科学学術院   教授

  • 2020年04月
    -
    2020年09月

    NHK ラジオ「まいにちロシア語」入門編   講師

  • 2018年04月
    -
    2019年03月

    早稲田大学   教育・総合科学学術院   准教授

  • 2017年10月
    -
    2018年03月

    東京大学 教養学部後期課程   非常勤講師「ロシア東欧表象文化論」

  • 2007年04月
    -
    2018年03月

    千葉大学文学部   准教授

  • 2016年10月
    -
    2017年03月

    東京大学 教養学部後期課程・総合文化研究科地域文化研究専攻修 士課程・博士後期課程   非常勤講師「ロシア東欧研究V」「ヨー ロッパ・ロシア地域文化演習 II」

  • 2017年
    -
     

    第1回南極ビエンナーレ   Interdisciplinary Participant

  • 2014年10月
    -
    2015年03月

    東京大学 教養学部後期課程   非常勤講師「ロシア東欧表象文化論」

  • 2013年10月
    -
    2014年03月

    東京大学 教養学部後期課程   非常勤講師「ロシア東欧表象文化論」

  • 2007年10月
    -
    2008年03月

    東京外国語大学大学院 博士前期課程   非常勤講師「ロシア語文学・文化研究」

  • 2007年10月
    -
    2008年03月

    東京外国語大学 外国語学部   非常勤講師「ヨーロッパ文学」

  • 2007年04月
    -
    2007年09月

    NHK ラジオ「ロシア語講座(応用編・ロシア絵本とファンタジー) 再放送   講師

  • 2007年04月
    -
    2007年09月

    早稲田大学 創造理工学部   非常勤講師「地域研究ロシア」

  • 2006年10月
    -
    2007年03月

    千葉大学文学部国際言語文化学科   助教授

  • 2006年04月
    -
    2007年03月

    明治学院大学 文学部   非常勤講師「西洋文学」

  • 2006年04月
    -
    2007年03月

    青山学院大学 文学部   非常勤講師「世界各地域の文学」

  • 2002年10月
    -
    2006年09月

    千葉大学文学部国際言語文化学科   専任講師

  • 2005年10月
    -
    2006年03月

    NHK ラジオ「ロシア語講座(応用編・ロシア絵本とファンタジー)

  • 2005年08月
     
     

    札幌大学 外国語学部   非常勤講師(集中講義)「ロシア文化論」

  • 1999年
     
     

    外務省研修所 ロシア語講師

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学歴

  • 2000年10月
    -
    2002年09月

    国立ロシア人文大学大学院 歴史人文学部ロシア文学史学科  

  • 1997年04月
    -
    2002年09月

    東京大学   人文社会系研究科   欧米文化研究専攻 スラヴ語スラヴ文学専門分野 博士課程  

  • 1999年10月
    -
    2000年09月

    国立ロシア人文大学歴史人文学部ロシア文学史学科  

  • 1995年04月
    -
    1997年03月

    東京大学 人文社会系研究科   欧米文化研究専攻 スラヴ語スラヴ文学専門分野 修士課程  

  • 1991年04月
    -
    1995年03月

    東京外国語大学外国語学部   ロシヤ東欧語学科ロシヤ語専攻  

委員歴

  • 2022年
    -
    継続中

    千葉県博物館協議会  委員

  • 2021年10月
    -
    継続中

    日本ロシア文学会 社会連携委員会  委員長

  • 2021年
    -
    継続中

    市原市美術資料収集選定委員会  委員

  • 2019年
    -
    継続中

    市原市水と彫刻の丘協議会  委員

  • 2017年08月
    -
    継続中

    国立ロシア人文大学『新人文研究』  編集委員

  • 2018年10月
    -
    2024年09月

    ロシア・東欧学会  理事

  • 2024年
    -
     

    ロシア・東欧学会  大会組織委員

  • 2019年10月
    -
    2023年09月

    日本ロシア文学会  理事

  • 2014年10月
    -
    2020年09月

    日本ロシア文学会 編集委員会  委員

  • 2013年10月
    -
    2017年09月

    日本ロシア文学会  理事

  • 2009年10月
    -
    2011年09月

    日本ロシア文学会  理事

  • 2008年
    -
    2010年

    Shota Rustaveli National Science Foundation  審査員

  • 2006年04月
    -
    2009年03月

    日本ロシア文学会関東支部  運営委員

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所属学協会

  •  
     
     

    日本比較文学会

  •  
     
     

    表象文化論学会

  •  
     
     

    日本ロシア文学会

  •  
     
     

    日本アレンスキー協会

  •  
     
     

    ロシア・東欧学会

研究分野

  • ヨーロッパ文学 / 文学一般 / 美術史 / 美学、芸術論

研究キーワード

  • ロシア

  • ウクライナ

  • ロシア美術

  • ロシア文学

  • ウクライナ美術

  • ロシア東欧文化

  • 東欧美術

  • 現代美術

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受賞

  • ベストティーチャー賞

    2005年03月   千葉大学  

  • 日本ロシア文学会学会奨励賞

    1997年  

メディア報道

  • (コメント)現代アートに描き出される織物

    トランヴェール 2024年8月号  

    2024年08月

  • (コメント)カバコフの未公開作品展示

    毎日新聞(夕刊)  

    2024年03月

  • (対談)オスタップ・スリヴィンスキー氏と

    毎日新聞  

    2024年02月

  • 共に見ること、共に生きること 現代美術家、イリヤ・カバコフさんを悼む

    朝日新聞  

    2023年07月

  • 追悼 イリヤ・カバコフさん

    新聞・雑誌

    読売新聞 朝刊  

    2023年06月

  • [ウクライナからの問い](4)文化は排除すべきなのか?

    読売新聞  

    2023年02月

  • NIKKEITheSTYLE――ウクライナ流浪の芸術家たち(上)多文化取り入れた1世紀前(美の粋)

    日本経済新聞  

    2023年02月

  • [ウクライナからの問い](3)文化をどう発信するか?

    読売新聞  

    2023年02月

  • [ウクライナからの問い](2)文化遺産をどう守るか?

    読売新聞  

    2023年02月

  • [ウクライナからの問い](1)文学は何を伝えるか? その2

    読売新聞  

    2023年02月

  • ウクライナとロシアの現代アート展示を企画

    毎日新聞  

    2022年09月

  • 戦争に抗議 アートで連帯 大地の芸術祭、ロシア人作家展

    新潟日報  

    2022年07月

  • [ウクライナから大地の芸術祭へ]<上>ジャンナ・カディロワさん 石でできた「パン」、その絶望と希望

    新潟日報  

    2022年05月

  • ウクライナ侵攻 アートによる平和希求

    NHK 視点論点  

    2022年05月

  • 日曜美術館「美は語る 激動のウクライナ」

    NHK  

    2022年04月

  • ウクライナとロシア文化関係史――圧政への抵抗、連帯を醸成、「ソ連時代の再来」懸念の声

    日本経済新聞  

    2022年03月

  • ロシアの現代美術、宇宙を語る 千葉・市原湖畔美術館

    朝日新聞  

    2019年10月

  • 連続する過去と現在 ロシアで現代美術展〈マニフェスタ10〉

    読売新聞  

    2014年10月

  • 前衛美術、果敢に紹介 プーシキン美術館展 イベントAsahi

    朝日新聞  

    2013年07月

  • ロシア、現代アート熱 新富裕層が収集・展示

    朝日新聞  

    2011年02月

  • [冷戦後の20年](4)美術 鴻野わか菜氏

    読売新聞  

    2009年11月

  • 種の起源 ロシアの現代美術」展を見て

    北日本新聞  

    2006年08月

  • [気鋭・新鋭]鴻野わか菜さん32 文学と美術、しなやかに解く

    読売新聞  

    2005年09月

  • 二つの国 アーティストは今

    新聞・雑誌

    読売新聞  

    2002年03月

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論文

  • アート・廃墟・再生 : ウクライナとロシアの美術界の現在—総特集 ウクライナから問う : 歴史・政治・文化

    鴻野 わか菜

    現代思想   50 ( 6 ) 201 - 208  2022年06月

  • 芸術はつねに国境を超える(ロシア語)Искусство всегда преодолеет любые границы

    アルテファクト(ベラルーシ美術アカデミー)Артефакт   17   38 - 55  2022年  [招待有り]

  • ウクライナのアーティストの現在。避難生活中の2作家に聞く「芸術への希望」

    Tokyo Art Beat 2022.4.6    2022年

  • ウクライナ侵攻後、ロシアのアーティストの現在。反戦と芸術について作家が語ることとは

    Tokyo Art Beat 2022.6.9    2022年

  • 戦争と美術 ウクライナとロシアのアーティストの状況

    世界   967   177 - 184  2022年

  • 共生の夢――レオニート・チシコフの宇宙

    鴻野わか菜, レオニート・チシコフ

    Relations   10  2022年

  • カバコフの夢は越後妻有でひらく

    鴻野 わか菜

    ウェブジャーナル 美術は大地から   -  2021年

  • パンデミックとロシア現代アート 外出自粛期の芸術と未来の風景

    鴻野 わか菜

    美術手帖   2020.8   148 - 151  2020年

  • Космизм у Леонида Тишкова (レオニート・チシコフのコスミズム)

    鴻野 わか菜

    SLAVISTIKA   25   117 - 125  2020年  [査読有り]

  • ロシア現代美術とアートフィルムにおける宇宙とユートピア

    鴻野 わか菜

    ユーラシア研究   61   22 - 27  2020年

  • Art Scene バクー シルクロード要衝の地の現代美術

    鴻野 わか菜

    BT美術手帖 2月号   Vol.72,No.1080   176 - 177  2020年

  • 美術の主権の地(ロシア語) Суверенные земли искусства.

    Alexander Sekatsky, Wakana Kono

    EINAI: Философия. Религия. Культура   8 ( 1 ) 101 - 113  2019年  [国際共著]

  • ロシア美術における宇宙ーー宇宙主義・不死・ユートピア

    鴻野 わか菜

    BT美術手帖 10月号   Vol.71,No.1078   92 - 99  2019年

  • マーシャ・イヴァンシンツォヴァを追って

    鴻野 わか菜

    ROADSIDERS' weekly 2018/06/13号   311  2018年

  • アレクサンドル・ポノマリョフの詩「陽光降りそそぐ極圏の終わらない昼」と南極ビエンナーレ

    『生存と共生—人文学の現在(2)』人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第313集,鴻野わか菜編     118 - 127  2017年

  • 舞台は南極。「第1回南極ビエンナーレ」で問い直す人類と芸術の関わり

    鴻野 わか菜

    ウェブ版美術手帖   2017年4月26日  2017年

  • 海と空の間で : アレクサンドル・ポノマリョフ

    鴻野 わか菜

    千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports   299   37 - 55  2016年02月

    CiNii

  • 空への階段 : ターニャ・バダニナの芸術

    鴻野 わか菜

    千葉大学人文社会科学研究   ( 30 ) 24 - 36  2015年03月

     概要を見る

    ターニャ・バダニナ(1955年生)は、ドローイング、版画、コラージュ、オブジェ等を制作するロシアの現代美術作家である。拙論では、バダニナの作品で多用される「白」、「記号」、「翼」、「服」、「花」、「円柱」、「階段」等の象徴性と機能を分析した上で、芸術と科学の融合をめざすバダニナの越境的な知のあり方や、「創作活動は祈りに、祈りは創作活動に変容しうる」という芸術観の特性を論じる。また、バダニナが異国での共同アーティスト・イン・レジデンスに長年関心を持ち、その土地の歴史や宗教にインスピレーションを受け、その場所の素材を用いて制作することを好む作家であることをふまえて、「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2015」のためのバダニナの新作プランも取り上げ、彼女の過去の作品と比較しながら、そのコンセプトについて考察する。

    CiNii

  • 大地の作家 : ウラジーミル・ナセトキン

    鴻野 わか菜

    千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports   289   43 - 54  2015年02月

    CiNii

  • イリヤ&エミリア・カバコフ《棚田》と《人生のアーチ》 : トータル・インスタレーションと/としてのパブリック・プロジェクト

    鴻野 わか菜

    NACT review : bulletin of the National Art Center, Tokyo : 国立新美術館研究紀要   ( 2 ) 106 - 119  2015年

    CiNii

  • ロシアのパフォーマンス・アート「ヴァイナー」&「プッシー・ライオット――身体と社会

    鴻野 わか菜

    社会システム〈芸術〉とその変容(平成23-25 年度科学研究費補助金基盤研究(A)(1)研究成果報告書)     8 - 17  2014年

  • ドミトリー・クズミンの翼--肯定の詩学

    鴻野 わか菜

    千葉大学人文社会科学研究   ( 23 ) 1 - 21  2011年09月

     概要を見る

    В данной статье рассматриваются мировоззрение и основные мотивы поэзии Дмитрия Кузьмина, отраженные в его первом сборнике «Хорошо быть живым. Стихотворения и переводы»( 2008). Впервом разделе данной работы определяются задачи исследования и приводится краткая биографияпоэта. Во втором разделе анализируются особенности «объективизма» у Кузьмина. В сравнении со стихотворениями американского поэта «объективистской» школы Чарльза Резникоффа, оказавшего влияние на Кузьмина, поэзию последнего отличает сильный интерес к индивидуальной человеческой жизни. По словам самого поэта, останавливать неповторимые и выразительные мгновенья абсолютноиндивидуальной жизни – главная тема его творчества. В поэзии Кузьмина метро является важным мотивом, символизирующим этот мир, в котором человек встречается с другими «на мгновенье» и сознает невозможность отождествления с ними. Мотив окна( мотив мельком увиденной комнаты через окно) также служит символом жизни, эфемерной встречи с другими, символом остановленных мгновений. В третьем разделе данной статьи, где рассмотрены стихотворения Кузьмина・・・

    CiNii

  • 偽史の想像力――イリヤ・カバコフ「架空の芸術家」(ロシア語)Сила исторической фантазии: биографии «вымышленных художников» Ильи Кабакова

    Japanese Slavic and East European Studies   32   55 - 88  2011年

  • イリヤ・カバコフ『プロジェクト宮殿』解説(ロシア語)Комментарии к «Дворцу проектов» Ильи Кабакова

    Йосиаки Кога, Вакана Коно

    『理論詩学派-ナタン・ダヴィードヴィチ・タマルチェンコ教授70歳記念論集 Школа теоретической поэтики: сборник научных трудов к 70-летию Натана Давидовича Тамарченко.     341 - 346  2010年  [招待有り]

  • 『オーシャと友人』イリヤ・カバコフとユダヤ(ロシア語)«Ося и его друзья» - Илья Кабаков и еврейство

    鴻野わか菜

    新人文研究ジーナ・マフムードヴナ・マゴメドワ教授記念論集 Новый филологический вестник. No.3 (10) 2009. К юбилею Дины Махмудовны Магомедовой   No.3(10)   95 - 104  2009年  [招待有り]

  • 非公認芸術と絵本 (特集 ロシアの絵本の魅力と日本)

    鴻野 わか菜

    ユーラシア研究   ( 39 ) 38 - 43  2008年11月

    CiNii

  • アンドレイ・ベールイ『モスクワ』における眼のモチーフ(ロシア語)Мотив ”глаза” в ”Москве” Андрея Белого

    鴻野 わか菜

    変貌する世界におけるアンドレイ・ベールイ生誕125年記念論文集 1 Андрей Белый в изменяющемся мире. К 125-летию со дня рождения     489 - 498  2008年  [招待有り]

  • 「ロシア系ユダヤ人非公式芸術家の世界観」(ロシア語)Отношения к миру в искусстве русско-еврейских нонконформистов

    鴻野 わか菜

    Beyond the Empire: Images of Russia in the Eurasian Cultural Context. 21st Century COE Program Slavic Eurasian Studies. 17     93 - 109  2008年

  • 現代ロシアンアートの50年-生きのびるためのアート

    鴻野 わか菜

    AVANGARD Vol.4     8 - 12  2008年

  • イリヤ・カバコフのトータル・インスタレーションにおけるリアリティ (第2回スラヴィアーナ・シンポジウム--創作におけるリアリテイ--ロシア・ソビエト文化と現在)

    鴻野 わか菜

    Славиана   ( 21 ) 3 - 13  2006年

    CiNii

  • 東欧/ロシア (ようこそ! 絵本の世界へ--《とっておきの一冊》とめぐりあうために……) -- (世界の絵本事情)

    鴻野 わか菜

    別冊国文学   ( 59 ) 70 - 72  2005年12月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(10)グリーシャ・ブルスキン--「不完了体過去」の芸術

    鴻野 わか菜

    窓   ( 133 ) 30 - 33  2005年10月

    CiNii

  • Наука и оккультизм. Глаз, возрождающий мир, в романе 《Москва》 А. Белого (現代文芸研究のフロンティア(7))

    鴻野 わか菜

    「スラブ・ユーラシア学の構築」研究報告集   ( 9 ) 18 - 40  2005年09月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(9)絵本とビール : モスクワ、カフェの児童文化

    鴻野 わか菜

    窓   ( 132 ) 32 - 35  2005年05月

  • 展覧会 渦巻くモスクワ--アート・裁判・ビエンナーレ 第1回国際モスクワ現代美術ビエンナーレ

    鴻野 わか菜

    美術手帖   57 ( 864 ) 133 - 137  2005年05月

    CiNii

  • 政治とアニメーション『チェブラーシカ』の夢と現実 (特集 動く絵画〈アニメーション〉)

    鴻野 わか菜

    美術手帖   57 ( 862 ) 64 - 67  2005年03月

    CiNii

  • 1920-30年代ソ連絵本と戦争(ロシア語)Война и советские детские книги 1920-1930гг.

    『20世紀における戦争と表象/芸術―展示・映像・印刷・プロダクツ』平成15-16年度科学研究費補助金基盤研究(B)(1)研究成果報告書     48 - 55  2005年

  • 都市の生、人の生 : アンドレイ・ベールイ『ペテルブルク』における夏の園(ロシア語)Жизнь города и жизнь человека: образ Летнего сада в «Петербурге» А. Белого

    鴻野 わか菜

    Japanese Slavic and East European studies   25   53 - 70  2005年

     概要を見る

    In Andrei Bely's "Petersburg" we can see parallelism between the images of Petersburg and the images of the Summer Garden. First, in the novel both toposes are places which belong to Peter the Great. The author emphasizes that Peter the Great loved these two places so much and that he himself drew a rough plan of them. Secondly, both places are full of straight lines, which in "Petersburg" symbolize reason, civilization and cosmos, while the fog and vast spaces of Siberia symbolize nature and chaos. A further example of parallelism may be found in their common motif of "stones bitten and broken by sharp teeth of time". In our view, it is important that the author describes the Summer Garden as a place lying in ruins over and over. It is obvious that the description of the dilapidated Summer Garden, which has strong resemblance with Petersburg in the novel, expresses the author's tragic outlook not only on this town, but also on the world and human future. We should note that in "Petersburg" the Summer Garden and Petersburg represent human destiny. It seems reasonable to suppose that episodes of comical women in the Summer Garden symbolize lost human ideal. In these episodes Bely parodies images of "Eternal Feminine (vechnaya zhenstvennost)" with which he became exceedingly obsessed at one time. For poets of Russian symbolism the ideal of the Eternal Feminine was one of most beautiful and precious beliefs. However, in "Petersburg" Bely changes this image from the sublime to the ridiculous. It is important that the author selects the Summer Garden, when he parodies the ideal of the Eternal Feminine. In European mythology and literature a garden is a place, which is associated with sacred women. Garden is the best image to create a double parody of the Eternal Feminine.

    DOI CiNii

  • 現代ロシア映画における英雄と復員兵(ロシア語)Герой и демобилизованный солдат в современных русских фильмах

    鴻野 わか菜

    千葉大学人文研究   ( 34 ) 173 - 190  2005年

    CiNii

  • 明日、ロシアで(8)テロルとアート

    鴻野 わか菜

    窓   ( 131 ) 24 - 27  2005年01月

    CiNii

  • 絵本とプロパガンダ--1920-30年代ソ連の戦争絵本試論 (特集 プロパガンダと文学)

    鴻野 わか菜

    世界文学   ( 100 ) 20 - 30  2004年12月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(7)孤独に行け--ドミトリー・アヴァリアーニ追悼(後)

    鴻野 わか菜

    窓   ( 130 ) 30 - 33  2004年10月

    CiNii

  • エリア別リポート モスクワ (特集 グローバル時代のアートシーンがわかる 世界のアート・パワー!--海外17都市&エリア2000-2004最新リポート)

    鴻野 わか菜

    美術手帖   56 ( 851 ) 96 - 99  2004年07月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(6)孤独に行け--ドミトリー・アヴァリアーニ追悼(中)

    鴻野 わか菜

    窓   ( 129 ) 38 - 43  2004年07月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(5)孤独に行け--ドミトリー・アヴァリアーニ追悼(前)

    鴻野 わか菜

    窓   ( 128 ) 34 - 37  2004年04月

    CiNii

  • アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』におけるアンチ聖域とソロヴィヨフのモチーフ(ロシア語)«Антисакральное пространство» и соловьевские мотивы в «Серебряном голубе» А. Белого

    『プーシキン記念第3回国際イズマイロフスキー学会論集』オレンブルク,国立オレンブルク教育大学出版局 Третьи международные Измайловские чтения посвященные 170-летию в Оренбург А.С. Пушкина. Оренбург 9-10 октября 2003 г. Материалы: В 2 ч. 1 ч. Оренбург: Издательство ОГПУ     120 - 125  2004年

  • 明日、ロシアで(4)大好きな画廊--モスクワ・現代美術のある場所

    鴻野 わか菜

    窓   ( 127 ) 34 - 37  2003年12月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(3)象が絵を描く時--コマール&メラミッドの傑作を探して

    鴻野 わか菜

    窓   ( 126 ) 38 - 41  2003年10月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(2)ロシア<国語教科書>の現在

    鴻野 わか菜

    窓   ( 125 ) 26 - 29  2003年07月

    CiNii

  • 明日、ロシアで(1)路上生活者の手記--ロシア、ホームレスの記録

    鴻野 わか菜

    窓   ( 124 ) 22 - 27  2003年04月

    CiNii

  • アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』における <理想郷> の表象

    鴻野 わか菜

    Slavistika : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報   18   53 - 67  2003年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 『銀の鳩』における理想郷のイメージ

    『スラヴィスチカ No.18』   No.18  2003年  [招待有り]

  • 20世紀初頭モスクワのシューベルト――アンドレイ・ベールイ『灰』における『冬の旅』のモチーフ」(ロシア語)Шуберт в Москве начала ХХ в.: мотивы романса "Winterreise" в "Пепле" Андрея Белого

    ヨーロッパ抒情詩の歴史的比較的研究 2001年11月16-17日モスクワ・ペレヂェルキノにおける国際学会論集 Европейский лирический цикл. Историческое и сравнительное изучение: материалы международной научной конференции Москва - Переделкино 16-17 ноября 2001 г. М.: РГГУ     170 - 178  2003年

  • アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』における<酩酊>のトポス(ロシア語)Пространство «опьянения» в «Серебряном голубе» А. Белого

    鴻野 わか菜

    Japanese Slavic and East European studies   23   83 - 102  2003年

     概要を見る

    アンドレイ・ベールイの『銀の鳩』の&lt;酩酊&gt;のトポス(=野、居酒屋)を、文学・文化的コンテクストにおいて検討することは、作品の主題、他の文学作品との影響関係を明確にするだけでなく、作品の根底にある世界観が同時代の思潮にどのように村峙させられているかを示唆する。第一に&lt;野&gt;の描写を、『銀の鳩』ではワインがセクトの奥義のメタファーであることを念頭に考察する。&lt;野&gt;は、物語の冒頭では「空ろな空間」だが、主人公ダリヤリスキーがセクトに眩惑されると同時に「夕焼けのワイン」で満たされ、彼がセクトに幻滅すると同時に「空ろな灰色の野」に戻る。&lt;野&gt;とダリヤリスキーの精神状態をパラレルに措くことで、作者はダリヤリスキーの悲劇と死をロシアの野に投影している。&lt;野&gt;は、チュッチェフ、メレシコフスキー、ベールイ自身が、ロシア的イデー創生の場として夢みたトポスであり、他ならぬこの場に終末の色彩を付与することによって、古い理念の失墜が暗示される。また&lt;野の酩酊&gt;の描写は、ベールイが傾倒したアルゴナウタイ神話やオカルトの文脈で理解することもできる。第二に&lt;村の居酒屋&gt;の描写を、ロシア文学で措かれる酒場のイメージと比較することにより、『銀の鳩』では&lt;居酒屋&gt;が「主人公の運命を決定する場所」というドストエフスキー的な酒場の要素と、「酩酊してもう一つの世界をかいまみる」というブロークの『見知らぬ女』的要素を持つことを示す。しかしブロークの詩では、酒場は酩酊した主人公=夢想者が夢の世界と現実世界を行き来するトポスであるのに対し、『銀の鳩』の&lt;居酒屋&gt;は間接的に&lt;セクトへの扉&gt;として機能している。粗野で地獄絵のような&lt;居酒屋&gt;の描写は、ブロークの措く高貴な神秘的酩酊に村するアイロニーでもあり、あらゆる&lt;酩酊&gt;、すなわち&lt;神話&gt;信仰全般(ソフィア崇拝、新興宗教、当時文壇に蔓延していたオカルト主義等)に対する痛烈な批判として読むことができる。

    CiNii

  • 絵本画家イリヤ・カバコフ (特集 絵本と美術--童心とアヴァンギャルドのワンダーランド)

    鴻野 わか菜

    美術手帖   54 ( 828 ) 41 - 60  2002年12月

    CiNii

  • モスクワ・アート通信(4)バラノフ=ロッシーネ 知られざるアヴァンギャルド画家

    鴻野 わか菜

    窓   ( 122 ) 18 - 21  2002年10月

    CiNii

  • モスクワ・アート通信(3)国境に魅せられて--アレクサンドル・ミッタのドラマトゥルギー

    鴻野 わか菜

    窓   ( 121 ) 28 - 31  2002年07月

    CiNii

  • モスクワ・アート通信(2)ロシアの梟はヴィーナスの夢をみるか--ロシア美術とフェミニズム

    鴻野 わか菜

    窓   ( 120 ) 29 - 33  2002年04月

    CiNii

  • ふれる、ということ--あるいは映像と建築の「蜜月」

    鴻野 わか菜

    早稲田文学 〔第9次〕   27 ( 2 ) 76 - 86  2002年03月

    CiNii

  • 不思議への扉--イリヤ・カバコフの絵本

    BT美術手帖   54 ( 828 ) 53 - 60  2002年

  • 「アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』、アレクサンドル・ブローク『運命の歌』の空間構造と人物」(ロシア語)

    学校・大学における文学教育の問題   Vo.2 芸術作品の時空間   135 - 139  2002年

  • ベールイ『銀の鳩』のロシア的空間 : 20世紀初頭ロシア文学の「新民族主義」のコンテクスト

    掲載誌『ロシア語ロシア文学研究第34号』 日本ロシア文学会   67-73頁  2002年  [招待有り]

  • アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』と『短編小説其二』における空間と人物(ロシア語)

    スラヴィアーナ   17   45 - 50  2002年

  • 聖なるロシアの終焉:ベールイ『灰』における宗教的問題(ロシア語)Конец святой Руси. Проблема религии в «Пепле» А.Белого

    Acta Slavica Iaponica.   19   243 - 264  2002年  [招待有り]

  • ПРОСТРАНСТВО «ОПЬЯНЕНИЯ» В «СЕРЕБРЯНОМ ГОЛУБЕ» А. БЕЛОГО

    Бакана Коно

    Japanese Slavic and East European Studies   23   83 - 102  2002年

    DOI CiNii

  • アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』における「船」の文化的コンテクスト

    鴻野 わか菜

    Japanese Slavic and East European studies   22   1 - 16, 157-158  2002年

     概要を見る

    アンドレイ・ベールイの『銀の鳩』には、物語の鍵となるいくつかの船のイメージがあり、作者は船を描くにあたって、様々な文化的コンテクスト、1)ロシア民話、2)聖書、3)ロシア異教、4)西洋文化のシンボル体系、5)ワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』、6)ピョートル大帝、7)ギリシャ神話のアルゴー船、を用いている。第一に、物語に登場する新興宗教〈鳩の宗〉の教義の中心に、「信徒が集う〈船〉を建造する」というモチーフがある。新興宗教のリーダー、クデヤーロフは、共同体としての船を語る際、船を削る鑿の音を表す擬音語として「Tyap-Lyap」という言葉を用いているが、これはロシア民話で魔法の船を建造する時に使われる表現である。新興宗教のリーダーがこの言葉を使って船の建造を語った時点では、彼の持つ魔術的力について読者はまだ知らされていないが、実はロシア民話の魔法の船のモチーフによって、クデヤーロフの魔術者的性格はすでに暗示されているのである。作者自身語っているように、〈鳩の宗〉は架空の宗教であるが、鞭身派をイメージの源泉としている。鞭身派の信者は、信徒の共同体を〈船〉と呼ぶことが広く知られている。ベールイは、文化学者プルガーヴィン、ボンチ=ブルーエヴィチの著作を通じて鞭身派の教義について知識を得ており、〈鳩の宗〉のイメージ形成にあたって明らかに実際の新興宗教をモデルにしていた。物語にはもうひとつ重要な船のイメージがある。主人公ダリヤリスキーは、婚約者カーチャの邸宅を追放されたことを契機として〈鳩の宗〉に身を投じることになるが、彼は邸宅を追われる際、ふりかえって「船のように飛び去る邸宅」を眺める。ここには、船を愛の住処、幸せの象徴として位置づける西洋のシンボル体系が影響している。また、注意したいのは、ダリヤリスキーにとっては、純情な乙女カーチャの愛も、セクトの魅惑的な教義も、同じ船のメタファーで捉えられていることである。ダリヤリスキーは、救済、幸福を求めて〈船〉を渡り歩く旅人であり、永遠の航海者という点では、ロシア象徴主義詩人の愛好したワーグナーの『さまよえるオランダ人』と重なりあう。ベールイは20世紀初頭、ギリシャ神話のアルゴー船物語に惹かれ、「アルゴナウタイ同盟」というグループを作り「日常の神話化」をめざした。特に1904年前後にこの理想に強く惹かれたベールイは、ギリシャ神話をモチーフにした詩を数多く残しているが(詩集『瑠璃のなかの黄金』)、『銀の鳩』を執筆した1909年の時点では、若き日の理想に苦い幻滅を感じていた。『銀の鳩』で船がセクトの共同体、不幸な「さまよえるオランダ人」の船として登場するのも、アルゴー船へのアイロニーとして捉えることができる。旧来の理想に飽き足らず、新しい救済を求める旅に出ようとするのは、ダリヤリスキーだけでなく作家自身の姿でもある。

    CiNii

  • 美女と野獣--ロシア文化とグローバリズム (特集 グローバリゼーションとメディア・カルチャー)

    鴻野 わか菜

    インタ-コミュニケ-ション   11 ( 4 ) 58 - 65  2002年

    CiNii

  • Парад и белье: "ностальгия" в современной русской культуре

    鴻野 わか菜

    スラヴ文化研究   2   26 - 31  2002年

    CiNii

  • モスクワ・アート通信(1)海を渡る蝶--世界文学としてのHaiku

    鴻野 わか菜

    窓   ( 119 ) 18 - 21  2001年12月

    CiNii

  • 現代ロシア文化におけるノスタルジー 下着とパレード (特集 北緯R度の文学)

    鴻野 わか菜

    早稲田文学 〔第9次〕   26 ( 5 ) 51 - 59  2001年09月

    CiNii

  • ベールイ『銀の鳩』のセクトの酩酊(ロシア語) Сектантское опьянение в «Серебряном голубе» А. Белого

    文学における酒 Мотив вина в литературе: Материалы научной конференции (27-31 октября 2001)     84 - 86  2001年

  • 灼熱と覚醒のナラティブ--アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』論

    鴻野 わか菜

    スラヴ文化研究   1   37 - 50  2001年

    CiNii

  • 「記憶の詩学 カバコフのインスタレーションにおける<物>」(ロシア語)Поэтика воспоминаний: вещь в инсталляциях И. Кабакова

    20世紀 時代・人・物 20 Эпоха. Человек. Вещь. Сборник статей. М.: Всероссийский музей декоративно-прикладного и народного искусства     67 - 73  2000年

  • 天使の記録 イリヤ・カバコフ『10のアルバム』

    多分野交流論集 とどまる力と越え行く流れ 文化の境界と交通 pp.245-260     245 - 260  2000年

  • イリヤ・カバコフ作品解説

    現代文芸研究のフロンティア(北海道大学スラブ研究センター)   1   7 - 11  2000年

  • イリヤ・カバコフ : <記憶>の物語

    鴻野 わか菜

    ロシア語ロシア文学研究   ( 32 ) 215 - 216  2000年  [査読有り]

    CiNii

  • 劫火のむこうに : ブリューソフの詩人観

    鴻野 わか菜

    Slavistika : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報   14   38 - 51  1999年03月  [査読有り]

    CiNii

  • 空の飛び方 1999年イリヤ・カバコフの日本での活動をふりかえる

    Slaviana   14   205 - 211  1999年

  • 手法としての(終末)・ベールイ『ペテルブルグ』における絵画の象徴性

    鴻野 わか菜

    『ロシア語ロシア文学研究第30号』   ( 30 ) 17 - 31  1998年  [査読有り]

     概要を見る

    В этой статье я анализирую текст романа А. Белого &lt;&lt;ПеТербург&gt;&gt; с точки зрения символики картин, развешенных в доме Аблеуховых. Картины содержат намек не только на концовку романа, но и на мотивирвку поступков действующих лиц. Более того, картины помогают понять самобытность мировоззрения писателя. Во-первых, помпейские фрески в доме Аблеуховых ─ одна из метафор взрыва, &lt;&lt;конца&gt;&gt;. Руины Помпеи, раскопанные в 1748 г., долгое время вызывали вдохновение у европейских писаелей и художников. И в России в 1833 г. К. Брюлловым была написана замечательная картина &lt;&lt;Последний день Помпеи&gt;&gt;, которая сыграла большую роль в создании мифа о гибеле Петербурга. Впервые помпейские фрески появляются в романе в эпизоде, связанном с передачей террористом Александром Дудкиным банки Николаю Аблеухову, не подозревавшему, что в ней находися бомба. Вернувшийя в зо время домой отец Николая ─ Аполлон Аблеухов невзнауай бросает взгляд на помпейские фрески, словно угадав, что дом может быть разрушен взрывом. В случайном взгляде Аполлона на фрески раскрывается неоднозначность его поведения, которым Белый хотел выразить свое переживание эсхатологии. В этом эпизоде возникает связь между будущим и настоящим. Переживание двух мигов в одно и то же время являют Белому вечность и сущность чувства эсхатологии. Во-вторых, следует сказать и о копии картины Давида &lt;&lt;Distribution des aigles par Napoleon premier&gt;&gt;. Сначала на этой картине была изображена Жозефина, но после развода с ней Наполеона и его женитьбы на доери австрийского императора художник убрал с картины фигуру Жозефины. Впервые об этой картине заходит речь в отсутствие жены Аполлона. Таким образом, для Белого главная идея этой картины заключается именно в символическом отсутствии женщины, что, в свою очередь, связано и с идеей Соловьева об утрате &lt;&lt;вечной женственности&gt;&gt;. Эта художественная деталь используется писателем дла усиления лейтмотива всеобщего &lt;&lt;конца&gt;&gt;. Кроме того, в сопоставлении Наполеона и Аполлона можно видеть скрытую в характере Аполлона двойственность: сверхчеловеческую силу и человеческую слабость. В этой двойственности можно видеть и борьбу между хаосом и космосом. Именно в столкновении хаоса и космоса заключается самый значительный

    CiNii

  • 不可視の帝国を旅して 『ペテルブルグ』における幾何学的イメージスラヴィアーナ

    スラヴィアーナ   12   57 - 80  1997年

  • 闘争のトポス 『ペテルブルグ』のペテルブルグ

    スラヴィアーナ   12   26 - 56  1997年

  • 宇宙が訪れる部屋 アンドレイ・ベールイ『ペテルブルグ』における象徴作用

    エチュード   3   12 - 34  1996年

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書籍等出版物

  • ロシアの暮らしと文化を知るための60章

    沼野, 充義, 沼野, 恭子, 坂上, 陽子 (「モスクワ」の項目)

    明石書店  2024年10月 ISBN: 9784750358284

  • 両大戦間のモダニズム 1918-1939 煌めきと戸惑いの時代

    ( 担当範囲: コラム「1920-30年代のロシア絵本 子どもたちにより良いものを」76頁)

    町田市立国際版画美術館  2024年09月

  • イリヤ・カバコフ さまよえる星

    鴻野わか菜編著

    現代企画室  2024年08月 ISBN: 4773824077

    ASIN

  • タチヤナ・バダニナ 白い服(ロシア語) Татьяна Баданина. Белые одежды

    ( 担当: 共著,  担当範囲: 論文 「地上の天使」(ロシア語) Ангелы на земле. pp.12-13)

    Tatlin, Russia  2023年08月

  • 越後妻有 大地の芸術祭2022

    大地の芸術祭実行委員会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: ロシア、ウクライナ現代美術に関する項目)

    現代企画室  2023年04月 ISBN: 4773823011

    ASIN

  • 瀬戸内アジアフォーラム2022記録集

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鴻野発表レジュメ58頁 他、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ作家、研究者発表翻訳)

    瀬戸内国際芸術祭実行委員会  2023年01月

  • 小学館世界J文学館

    塚原, 伸郎, 喜入, 今日子, 村松, 茂, 田中, 明子, 正谷, 優貴, 小学館クリエイティブ( 担当: 共訳,  担当範囲: マリーナ・モスクヴィナ『ぼくの犬はジャズが好き』翻訳)

    小学館  2022年11月 ISBN: 4092893078

    ASIN

  • 現代ロシア文学入門

    ポスト・ソヴィエト文学研究会( 担当: 共編者(共編著者))

    垣内出版  2022年08月 ISBN: 4773420480

    ASIN

  • ロシア文学からの旅:交錯する人と言葉 (シリーズ・世界の文学をひらく 6)

    中村, 唯史, 坂庭, 淳史, 小椋, 彩( 担当: 分担執筆,  担当範囲: そのうちの2項目を担当)

    ミネルヴァ書房  2022年05月 ISBN: 4623094006

    ASIN

  • 越後妻有 大地の芸術祭2022公式ガイドブック

    北川, フラム, 大地の芸術祭実行委員会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: カバコフの項目を担当)

    現代企画室  2022年04月 ISBN: 4773822015

    ASIN

  • 平川恒太 Talk to the Silence

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: (論考)平川恒太 Talk to the Silence)

    2022年

  • 柳澤紀子 動物のことば Silence 2020-22

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 論考「沈黙と言葉 動物と人間と」)

    2022年

  • 越後妻有里山現代美術館MonET

    鴻野 わか菜( 担当: 分担執筆,  担当範囲: イリヤ&エミリア・カバコフ 16本のロープ 38-41頁)

    2022年

  • カバコフの夢 = Ilya and Emilia Kabakov's dreams

    Kabakov, Ilʹi︠a︡ Iosifovich, Kabakov, Emilia, 鴻野, わか菜, 北川, フラム( 担当: 共編者(共編著者))

    越後妻有里山協働機構,現代企画室 (発売)  2021年08月 ISBN: 9784773821062

  • 文藝年鑑 2021

    日本文芸家協会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: ロシア文学 80-82頁)

    新潮社  2021年06月 ISBN: 4107500470

    ASIN

  • 文藝年鑑 2020

    文藝家協會, 日本文學報國會, 日本文芸家協会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: ロシア文学 80-82頁)

    新潮社  2020年07月 ISBN: 4107500462

    ASIN

  • 夢見る力--未来への飛翔 : ロシア現代アートの世界

    鴻野, わか菜, 市原湖畔美術館, 北川, フラム( 担当: 共編者(共編著者))

    市原湖畔美術館  2020年01月

  • ロシア文化事典

    沼野, 充義, 望月, 哲男, 池田, 嘉郎, 井上, まどか, 金山, 浩司, 熊野谷, 葉子, 鴻野, わか菜, 坂庭, 淳史, 楯岡, 求美, 乗松, 亨平( 担当: 共編者(共編著者))

    丸善出版  2019年10月 ISBN: 9784621304136

  • 文藝年鑑 2019

    文藝家協會, 日本文學報國會, 日本文芸家協会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: ロシア文学 81-83頁)

    新潮社  2019年06月 ISBN: 4107500454

    ASIN

  • カテリーナ・コヴァリョーワ 記憶の旅程(ロシア語)Катерина Ковалева. Маршруты памяти

    鴻野 わか菜( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Вечность в работах Кати Ковалевой В поисках неутраченного времени. 「カーチャ・コヴァリョーワの創作における永遠。失われない時を求めて」 pp.35-36)

    2018年

  • ニキータ・アレクセーエフ 〈岸辺の夜〉展

    ( 担当: 編集)

    千葉大学  2017年

  • Antarctic Biennale Pocket Book

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: Antarctic Biennale. pp.116-117)

    2017年

  • Antarctic Biennale Vision Club

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: From A Diary in Antarctica. pp.19-24)

    2017年

  • ロシア語の教科書 = Учебник русского языка

    古賀, 義顕, 鴻野, わか菜, Panina, Anna Sergeevna( 担当: 共著)

    ナウカ出版  2016年11月 ISBN: 9784904059418

  • 同意の対話――V.I.チューパ教授70歳記念論集(ロシア語)Диалог согласия: сборник научных статей к 70-летию В. И. Тюпы

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「アンドレイ・ベールイ『モスクワ』における空間」(ロシア語)Художественное пространство в «Москве» Андрея Белого pp.109-119)

    2015年

  • かぜをひいたおつきさま

    Tishkov, Leonid, 鴻野, わか菜( 担当: 単訳)

    徳間書店  2014年09月 ISBN: 9784198638658

  • レーピン展 : 国立トレチャコフ美術館所蔵

    Repin, Ilʹi︠a︡ Efimovich, 宮澤, 政男, Churak, Galina, Yudenkova, Tatyana, 鴻野, わか菜, 籾山, 昌夫, Gosudarstvennai︠a︡ Tretʹi︠a︡kovskai︠a︡ galerei︠a︡, Bunkamuraザ・ミュージアム, 浜松市美術館, 姫路市立美術館, 神奈川県立近代美術館( 担当: 共訳)

    アートインプレッション  2012年

  • ロシア語の教科書

    古賀, 義顕, 鴻野, わか菜, Panina, Anna Sergeevna( 担当: 共著)

    ナウカ出版  2012年01月 ISBN: 9784904059081

  • 社会主義的近代化の経験―幸せの実現と疎外―

    小長谷 有紀編著, 後藤 正憲編著( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「偽史の想像力――イリヤ・カバコフ「架空の芸術家」153-184頁)

    明石書店  2011年05月 ISBN: 4750333964

    ASIN

  • アンドレイ・ベールイの世界(ロシア語)Миры Андрея Белого. Белград-Москва: Издательство филологического факультета в Белграде

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: アンドレイ・ベールイ『ペテルブルク』における絵画の機能(ロシア語)Функция живописи в «Петербурге» Андрея Белого pp.827-836)

    2011年

  • ロシア文化の方舟―ソ連崩壊から二〇年

    野中, 進, 三浦, 清美, Gretchko, Valerij, 井上, まどか( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 父なき世界-フィルムのなかのロシア 157-164頁)

    東洋書店  2011年 ISBN: 4864590087

    ASIN

  • ロトチェンコ+ステパーノワ――ロシア構成主義のまなざし――

    ( 担当: 共訳)

    朝日新聞社  2010年

  • プロジェクト宮殿

    Kabakov, Ilʹi︠a︡ Iosifovich, Kabakov, Emilia, 鴻野, わか菜, 古賀, 義顕( 担当: 共訳)

    国書刊行会  2009年12月 ISBN: 9784336051578

  • モスクワ市近代美術館所蔵青春のロシア・アヴァンギャルド

    鴻野 わか菜( 担当: 分担執筆,  担当範囲: ニコ・ピロスマニとチフリス-ロシア・アヴァンギャルドのアルカディア 98-99頁)

    2008年  [査読有り]

  • 国際シンポジウム戦争と表象/美術20世紀以後記録集

    長田, 謙一( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「ロシア映画の転換期――ソ連崩壊・戦争・民族」 341-359頁)

    美学出版  2007年04月 ISBN: 4902078090

    ASIN

  • イリヤ・カバコフ『世界図鑑』絵本と原画

    Kabakov, Ilʹi︠a︡ Iosifovich, 神奈川県立近代美術館, 広島市現代美術館, 世田谷美術館, 足利市立美術館, 東京新聞, 鴻野, わか菜( 担当: 共編者(共編著者))

    東京新聞  2007年

  • 狂気のディスクルス

    土田, 知則, 水上, 藤悦, 小沢, 自然, 鴻野, わか菜, 中村, 容, 小倉, 敏彦, 須藤, 温子, 長谷川, 晶子, 竹内, 康史( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 科学の視線,秘儀者の眼 アンドレイ・ベールイ『モスクワ』11-48頁)

    夏目書房  2006年02月 ISBN: 486062047X

  • プーシキン美術館展 : シチューキン・モロゾフ・コレクション = Pushkin : masterworks of French impressionism and modernism from The State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow

    朝日新聞社事業本部文化事業部, 鴻野, わか菜, 三浦, 篤, 東京都美術館, 国立国際美術館, 朝日新聞社( 担当: 共訳)

    朝日新聞社  2006年

  • 世界の長編文学―あらすじと読みどころで味わう

    土田, 知則( 担当: 分担執筆,  担当範囲: ロシア文学に関する項目)

    新曜社  2005年08月 ISBN: 4788509598

    ASIN

  • 都市と芸術の「ロシア」 : ペテルブルク、モスクワ、オデッサ巡遊

    近藤, 昌夫, 鴻野, わか菜, 嵐田, 浩吉, 杉谷, 倫枝, 大平, 陽一, 村田, 真一, 竹内, 正実( 担当: 共著,  担当範囲: ペテルブルクの地霊-アンドレイ・ベールイ『ペテルブルク』 57-78頁)

    水声社  2005年04月 ISBN: 4891765496

  • 私たちの場所はどこ?

    イリヤ カバコフ, エミリア カバコフ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「記憶の回廊」 88-96頁,他にカバコフ作品解説(100-112頁))

    淡交社  2004年06月 ISBN: 4473031888

    ASIN

  • 幻のロシア絵本 : 1920-30年代

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「魔法使いはどこに棲む?――ロシアの絵本と児童文学」 141-150頁,他に作家解説(184-187頁),キャプション(112-125頁))

    2004年03月 ISBN: 4473031667

  • 新版 ロシアを知る事典

    川端, 香男里( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 現代ロシア美術とロシア象徴主義文学・文化に関する項目)

    平凡社  2004年01月 ISBN: 4582126359

    ASIN

  • 「幻のロシア絵本」復刻シリーズ

    鴻野, わか菜, 古賀, 義顕, 沼辺, 信一( 担当: 共訳)

    Tankosha  2004年 ISBN: 4473031896

  • コマール&メラミッドの傑作を探して

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 「揺らめく神殿 コマール&メラミッドの〈神話〉の行方」100-105頁)

    2003年10月 ISBN: 4473031195

  • 極東ロシアのモダニズム 1918-1928 ロシア・アヴァンギャルドと出会った日本

    ( 担当: 共訳)

    東京新聞  2002年

  • シャルル・ローゼンタールの人生と創造 (2) (水戸芸術館現代美術センター展覧会資料 (第45号))

    ( 担当: 共訳)

    1999年 ISBN: 4943825443

    ASIN

  • シャルル・ローゼンタールの人生と創造 (水戸芸術館現代美術センター展覧会資料 (第44号))

    ( 担当: 共訳)

    水戸芸術館現代美術センター  1999年 ISBN: 4943825435

    ASIN

  • 沼野充義編著 イリヤ・カバコフの芸術 (五柳叢書)

    沼野 充義, Kabakov, Ilʹi︠a︡ Iosifovich( 担当: 共訳)

    五柳書院  1999年 ISBN: 4906010873

    ASIN

  • 美術と演劇ロシア・アヴァンギャルドと舞台芸術 1900-1930 ロバーノフ=ロストフスキー・コレクション

    ( 担当: 共訳)

    横浜美術館  1998年

  • ユリイカ 1997年4月臨時増刊号 総特集=20世紀を読む

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: アンドレイ・ベールイ 『ペテルブルグ』 178-179頁)

    青土社  1997年04月 ISBN: 4791700147

    ASIN

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 現代ロシア文学・美術・舞台芸術の交差に関する文化史的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    鴻野 わか菜

     概要を見る

    2021年度は、ロシア現代文学と美術の接点についての研究を進めた。イリヤ&エミリア・カバコフの1970年代から現在までの文学作品、美術作品についての研究を共編著『カバコフの夢』として出版し、カバコフについての論考の執筆、カバコフの文学作品の翻訳、年譜作成等を行った。また、2021年12月にはシンポジウムでも報告を行った。また、新潟県十日町市の「大地の芸術祭」の美術館である農舞台でカバコフの常設展示のキュレーターを務めた。展示と書籍の準備の過程で作家と緊密に連絡を取り、共同討議を重ねたことは、研究の進展に大いに役立った。
    ロシアの現代文学についての研究も進め、その成果の一部を『文芸年鑑』で論考として発表した。ロシアの詩人イワン・アフメーチエフらと共同討議を行い、現代詩についての研究を進めた。また、アンドレイ・セン=セニコフ、ドミートリー・クズミンとの共同研究も継続して勧めている。
    ロシアの歌曲における音楽と文学の関係についても継続的に研究を進め、今年度はアレクサンドル・ブロークの詩の研究を行い、その成果の一部をロシア歌曲を読むX アレクサンドル・ブローク「町は眠っている」」『日本アレンスキー協会会報』22号(日本アレンスキー協会、2022年2月)、「ロシア歌曲を読むIX アレクサンドル・ブローク「ガマユーン 予言の鳥」『日本アレンスキー協会会報』21号(日本アレンスキー協会、2021年8月)で発表した。
    2022年2月のロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアとウクライナの現代アーティストが侵攻をどのように受け止め、どのような作品を作っているかについても研究を進め、作家達に取材も行った。その成果の一部はシンポジウムで発表し、論考としても発表した。

  • 現代ロシア文学と視覚芸術・音楽の相関性に関するジャンル横断的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2023年03月
     

    鴻野 わか菜

     概要を見る

    2021年度は、ロシア現代文学と美術の接点についての研究を進めた。イリヤ&エミリア・カバコフの1970年代から現在までの文学作品、美術作品についての研究を共編著『カバコフの夢』として出版し、カバコフについての論考の執筆、カバコフの文学作品の翻訳、年譜作成等を行った。また、2021年12月にはシンポジウムでも報告を行った。また、新潟県十日町市の「大地の芸術祭」の美術館である農舞台でカバコフの常設展示のキュレーターを務めた。展示と書籍の準備の過程で作家と緊密に連絡を取り、共同討議を重ねたことは、研究の進展に大いに役立った。
    ロシアの現代文学についての研究も進め、その成果の一部を『文芸年鑑』で論考として発表した。ロシアの詩人イワン・アフメーチエフらと共同討議を行い、現代詩についての研究を進めた。また、アンドレイ・セン=セニコフ、ドミートリー・クズミンとの共同研究も継続して勧めている。
    ロシアの歌曲における音楽と文学の関係についても継続的に研究を進め、今年度はアレクサンドル・ブロークの詩の研究を行い、その成果の一部をロシア歌曲を読むX アレクサンドル・ブローク「町は眠っている」」『日本アレンスキー協会会報』22号(日本アレンスキー協会、2022年2月)、「ロシア歌曲を読むIX アレクサンドル・ブローク「ガマユーン 予言の鳥」『日本アレンスキー協会会報』21号(日本アレンスキー協会、2021年8月)で発表した。
    2022年2月のロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアとウクライナの現代アーティストが侵攻をどのように受け止め、どのような作品を作っているかについても研究を進め、作家達に取材も行った。その成果の一部はシンポジウムで発表し、論考としても発表した。

  • 現代ロシア文化における文学と視覚芸術の相互的影響の解明

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    鴻野 わか菜

     概要を見る

    本研究では、ロシア近現代文化における文学と視覚芸術について検討した。ロシアの芸術家、作家(イリヤ・カバコフ、アレクサンドル・ポノマリョフ、ニキータ・アレクセーエフ、アンドレイ・ベールイ)の作品、ロシア現代美術と現代文学におけるジェンダーとセクシュアリティ、南極ビエンナーレ等について論文を刊行した。また、本研究の成果として、日本、ロシアで、レクチャー、セミナー、展覧会が開催された。

  • 近現代ロシア文化論の新たな構築--テクストと視覚芸術をめぐる総合研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    鴻野 わか菜

     概要を見る

    本研究課題では,ロシア近現代文化史を理解する上できわめて重要な要素である文学と視覚芸術の相関関係を考察した。ドミートリー・プリゴフ,イリヤ・カバコフ,レオニート・チシコフ,ウラジーミル・ナセトキン,ターニャ・バダニナ,フセヴォロト・ネクラーソフ,キリル・メドヴェージェフらの作品をロシア近代文化と比較対照しつつ研究し,ロシア文化史のパラダイムを新たに構築した。また,ロシア絵本,アーティストブックの研究にも取り組んだ。

  • ポスト・グローバル時代から見たソ連崩壊の文化史的意味に関する超域横断的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2011年04月
    -
    2015年03月
     

    亀山 郁夫, 古賀 義顕, 高橋 清治, 貝澤 哉, 沼野 充義, 鈴木 義一, 岩本 和久, 鴻野 わか菜, 沼野 恭子, 塩川 伸明, 岡田 和行, 前田 和泉, 渡辺 雅司, 望月 哲男, 古川 哲, 梅津 紀雄, 諫早 勇一, 加藤 有子, 小椋 彩, 諫早 勇一

     概要を見る

    ソ連崩壊は、第二次大戦後の冷戦に終止符を打ち、グローバリゼーションの流れを加速させた世界史的事件である。本研究では、国家崩壊期の困難な状況のなかで、主に旧ソ連の作家や芸術家が、どのような歴史意識のもとで自らの創造性を発揮したかを分析しながら、雪解け後約半世紀におよぶソ連・ロシア文化の根に潜むスターリン主義の意味を明らかにした。また、この問題意識をとおして、ソ連崩壊が生んだ最大の悲劇の一つであるロシア・ウクライナ間の紛争にスターリン時代に双方の国民が受けた精神的傷がいかに深く関与しているかを解明した。

  • 社会システム<芸術>とその変容--現代における視覚文化/美術の理論構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2011年04月
    -
    2014年03月
     

    長田 謙一, 木村 理恵子, 椎原 伸博, 佐藤 道信, 山本 和弘, 楠見 清, 山崎 明子, 加藤 薫, 木田 拓也, 熊倉 純子, 藤川 哲, 鴻野 わか菜, 後小路 雅弘, 水越 伸, 山口 祥平, 毛利 嘉孝, 森 司, 暮沢 剛巳, 神野 真吾, 竹中 悠美

     概要を見る

    本研究は、個別研究およびその総合を通して、以下の知見を獲得するに至った。近代社会において「自律性」を有する独自システムを形成したと理解されてきた芸術は、1980年代以降、アジア諸国、ロシア・旧東欧圏、そしてアフリカまでをも包含して成立する「グローバル・アートワールド」を成立させ、それは非西洋圏に進む「ビエンナーレ現象」に象徴される。今や芸術は、グローバル経済進捗に導かれグローバル/ローカルな政治に支えられて、経済・政治との相互分立的境界を溶解させ、諸領域相互溶融的な性格を強めている。しかし、それゆえにまた、現代の芸術は、それ自体が政治的・経済的等々の社会性格を顕在化させることともなる。

  • 20世紀ロシア文学と文化史の相関性に関する新パラダイム

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    鴻野 わか菜

     概要を見る

    本研究では,20世紀ロシアにおける文学と文化(主に映画と美術)の相関性を例示し,分析することを目的として,ソ連地下芸術の一派であるモスクワ・コンセプチュアリズム美術(イリヤ・カバコフ),20世紀初頭のロシア象徴主義文学(アンドレイ・ベールイ),現代映画,現代詩について,文化史的な観点から分析を行った。研究成果の一部は,日本語とロシア語で,国内外の学術誌,書籍,研究会等で発表された。

  • ソ連及び旧共産圏の文化におけるスターリン批判と雪解けに関する超域横断的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2008年
    -
    2010年
     

    亀山 郁夫, 桑野 隆, 塩川 伸明, 望月 哲男, 渡辺 雅司, 沼野 充義, 鴻野 わか菜, 鈴木 義一, 高橋 清治, 山口 裕之, 小林 二男, 川口 健一, 岡田 和行, 沼野 恭子, 前田 和泉, 岩本 和久, 梅津 紀雄, 古賀 義顕

     概要を見る

    本研究では、1950~70年代にまたがるソ連および旧共産圏における文化と政治イデオロギーに関わる複雑な相関関係を、文学、文化学のみならず、一部、社会科学的なアプローチも取り入れた領域横断的な視野から考察し、当該地域における歴史的な意味、また同時代的な意味を明らかにするとともに、全体的画一化と多極化が進行する21世紀現代におけるパラレルな意味を考察することで、現に存在する全体主義的国家における文化活動を考える重要な示唆を得た。

  • プロパガンダと芸術-「冷戦期/冷戦後」の<芸術>変容

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2008年
    -
    2010年
     

    長田 謙一, 楠見 清, 山口 祥平, 後小路 雅弘, 加藤 薫, 三宅 晶子, 吉見 俊哉, 小林 真理, 山本 和弘, 鴻野 わか菜, 木田 拓也, 神野 真吾, 藤川 哲, 赤塚 若樹, 久木元 拓

     概要を見る

    従来プロパガンダと芸術は、全体主義下のキッチュ対自律的芸術としてのモダニズムの対比図式のもとに考えられがちであった。しかし本研究は、両者の関係について以下の様な新たな認識を多面的に開いた:プロパガンダは、「ホワイト・プロパガンダ」をも視野に入れるならば、冷戦期以降の文化システムの中に東西問わず深く位置付いていき、芸術そのもののありようをも変容させる一要因となるに至った;より具体的に言えば、一方における世界各地の大型国際美術展に示されるグローバルなアートワールドと他方におけるクリエイティブ産業としてのコンテンツ産業振興に見られるように、現代社会の中で芸術/アートはプロパガンダ的要因と分かち難い形で展開している;それに対する対抗性格をも帯びた対抗プロパガンダ、アートプロジェクト、参加型アートなどをも含め、芸術・アートは、プロパガンダとの関係において深部からする変容を遂げつつあるのである。

  • 日本語の動詞における体系上の意味転換

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2008年
    -
    2009年
     

    鴻野 わか菜, PANINA A.S., PANINA A. S.

     概要を見る

    研究の目的は、日本語の多義動詞を意味転換ルールの組み合わせとして記述し、E・パードゥチェワがロシア語について得たデータと比較することである。前段階では日本語の多義動詞のリストを作成し、語義記述のメタ言語を研究して項目を特定した。
    今段階では、リストに挙げた動詞に対して物理的衝突・接触と発声・伝達といった意味分野を中心に、意味・統語的なデータの収集を行った。
    語義は語彙データベースのエントリーとして記述されている。エントリーの項目は意味分野、ロシア語での訳語、意味解説、統語的特徴(項とその標識、装飾語との関係、形態的コンテキストとしてのアスペクト分類)、語義間の関係を含む。語義間の関係としてメタファー・メトニミー的転換のほかに具体化(specification。例えばタタクという動詞の<加害>語義が<衝突>語義の具体化である)関係を仮定する。
    研究実施計画では、語義ごとに日本語話者の語感と合っているかをインフォーマントの協力をもとに確かめる予定であった。しかし個々の動詞に対して出来上がった多義構造を、日本語についてより高度な知識を持つエキスパートと検討する手順が効率的だったので、この方法をとった。
    鴻野准教授とともにデータ解析を行ったほか、日本語・ロシア語対照研究で両言語の動詞を扱っている札幌大学外国語学部ロシア語学科の高橋健一郎准教授と、ロシア語訳語の選択問題、意味範囲の相違などについて議論した。

  • 日露言語コーパス研究とディスコースの比較分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2007年
    -
    2009年
     

    鴻野 わか菜, EFIMOVA Zoya, EFIMOVA Z.V.

     概要を見る

    2009年4月~2009年8月の期間にわたって、日本語とロシア語の言語コーパスを中心に研究した。各情報が付与されたテクストの収集としてのタグ付与コーパスに着目し、日本語にもロシア語にも与えられる表記方法と研究用法のタグ付与のスキーマを作ることを課題に研究を行った。
    とりわけ、節単位認定の問題に取り組んだ。先行研究で提案された節単位に分割するルールは具体的な一つの言語を対象としており、全般的なものではなかったといえる。しかし、多言語コーパスを作成する場合は、全般的な節単位の分割のルールを作成することが、異なる言語のデータを適切に比較するために必要不可欠である。本研究で取り組んだ行った節単位認定の問題は、多言語の話し言葉コーパスに関わる問題である。今年度は、前年度までに収集した日露言語コーパスに基づいて、どのような言語においても節単位の認定をしにくい単位があることを明らかにした。その単位とは、文法構造に関係するもの、及び、談話の自発性に関係するものであることが判明した。前者の範疇には連体節、引用節、連動詞、認識様態性、名詞節という2つ以上の動詞を持つ構文が含まれ、後者の範疇には勘体句、後置句、言い直しという話し言葉の代表的な単位が含まれる。分類の記述に言語学の普遍的な概念を使用したことにより、提案された分類は全般的なものになったと言える。多言語コーパスの節単位認定のルール設定に向けた広範な利用が期待できると思われる。

  • 20世紀ロシア文学の連続的な生成プロセスの様態

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

    鴻野 わか菜

     概要を見る

    20世紀ロシア文学の連続的な生成プロセスの様態についての第1の研究成果は,アンドレイ・ベールイを中心とするロシア象徴主義文学における19世紀文学の継承性,社会主義リアリズムとの関係性を指摘し,「ソ連象徴主義」の形態を具体的に明示したことである。第2の研究成果は,1960年代の「非公式文学・文化」におけるテクストとソ連時代の「公式文学」,社会との関係性を,イリヤ・カバコフを中心に例示したことである。

  • スラブ・ユーラシアにおける東西文化の対話と対抗のパラダイム

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2005年
    -
    2008年
     

    望月 哲男, 亀山 郁夫, 松里 公孝, 三谷 惠子, 楯岡 求美, 沼野 充義, 貝澤 哉, 杉浦 秀一, 岩本 和久, 鴻野 わか菜, 宇山 智彦, 前田 弘毅, 中村 唯史, 坂井 弘紀

     概要を見る

    ロシア、中央アジア、コーカサス地域など旧ソ連圏スラブ・ユーラシアの文化的アイデンティティの問題を、東西文化の対話と対抗という位相で性格づけるため、フィールドワークと文献研究の手法を併用して研究を行った。その結果、この地域の文化意識のダイナミズム、帝国イメージやオリエンタリズム現象の独自性、複数の社会統合イデオロギー間の相互関係、国家の空間イメージの重要性、歴史伝統と現代の表現文化との複雑な関係などに関して、豊かな認識を得ることが出来た。

  • 20世紀ロシア文学における空間と人間(ロシア・外国文化をコンテクストに)

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    鴻野 わか菜

     概要を見る

    今年度は,課題研究の成果を,アンドレイ・ベールイの長編小説『モスクワ』論(東京大学大学院人文社会系研究科,博士論文)としてまとめた(論文構成:序論,第1部「『モスクワ』の世界--都市のイメージ」,第2部「『モスクワ』の人間--カロープキンの神秘劇」,結論)。第1部では,19世紀ロシア文学の伝統ならびに同時代のロシア文学との比較を行いつつ,『モスクワ』における世界,トポスの問題,都市のイメージ(滅び行く都市,監視都市,「仮面」都市)を考察した。『モスクワ』において,これらの都市のイメージの多くは,同時に登場人物達の特性でもあり,それは世界と人間のコレスポンダンスを重視するベールイの思想に基づいていることを論じた。また,この作品で描きだされるモスクワという場所は,革命前のロシアであると同時にソ連的な時空間の要素も持ち合わせるといった一種アナクロニズム的な特徴をもっており,モスクワの終末性,監視都市というイメージはベールイのソ連観を表したものでもあることを指摘した。第2部では,主人公の精神的変容と再生を,20世紀ロシア文学全般においても主要な主題である「見ること/見られること」という視点,聖書のコンテクスト,人智学との関連などから多面的に考察した。
    研究の成果の一部を,単著論文「科学とオカルト,アンドレイ・ベールイ『モスクワ』の《世界を甦らせる目》」(ロシア語),単著論文「科学の視線/秘儀者の眼□□アンドレイ・ベールイ『モスクワ』」で発表したほか,2005年10月には,モスクワのプーシキン博物館で行われた国際アンドレイ・ベールイ学会で,口頭発表(「ベールイ『モスクワ』における眼」)を行い,討議に参加した。

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Misc

  • (書評)梶山祐治『ウクライナ映画完全ガイド:ロシア帝国時代からマイダン革命以降の現代まで』

    図書新聞(2024年10月26日 3660号)    2024年10月

  • (書評)阿部賢一『翻訳とパラテクスト ユングマン、アイスネル、クンデラ』

    『REPRE』52    2024年10月

  • (書評)ヴィクトリア・ベリム『雄鶏の家 ウクライナのある家族の回想録』

    山陰中央新報 (沖縄タイムス、福島新聞、静岡新聞他)    2024年09月

  • (書評)生熊源一『ロシア宇宙芸術 宇宙イメージからみるロシア美術史』

    図書新聞 3647号 (発売日2024年07月06日)    2024年07月

  • ロシア歌曲を読むXIV アレクサンドル・プーシキン「歌わないでくれ、美しい人よ、私の前で」

    日本アレンスキー協会会報26     6 - 7  2024年07月

  • ニキータ・カダン 歴史と現在

    ニキータ・カダン「ダンサーと爆発」展リーフレット    2024年06月

  • Artist in Focus. Open Group

    美術手帖 2024年7月号   76 ( 1102 ) 164 - 169  2024年06月

  • (書評)北川フラム『越後妻有里山美術紀行 大地の芸術祭をめぐるアートの旅』

    「日本とユーラシア」4月号    2024年03月

  • 展覧会に寄せて

    「柳澤紀子:Words Spoken by Animals」展リーフレット    2024年03月

  • 「ニキータ・カダン」「Open Group」「タウス・マハチェワ」

    美術手帖   76 ( 1101 ) 108 - 112  2024年03月

  • 南極ビエンナーレの未来

    P2P   0   115 - 127  2024年03月  [招待有り]

  • ロシア歌曲を読むXIII アンドレイ・ベールイ「墓碑銘(黄金の輝きを信じた)」

    日本アレンスキー協会会報   25   6 - 7  2024年

  • (書評)本田晃子著『革命と住宅』

    日本経済新聞    2023年11月

  • (書評)多田麻美『シベリアのビートルズ――イルクーツクで暮らす』

    2023/01/07 福島民報、福島民友新聞、神戸新聞、山陰中央新報 2023/01/08 北國新聞、愛媛新聞 2023/01/10 千葉日報 2023/01/14 信濃毎日新聞、日本海新聞、南日本新聞 2023/01/15 中国新聞、岩手日報    2023年01月

  • イリヤ・カバコフの生涯

    ユーラシア研究   68  2023年

  • ロシア歌曲を読むXI ワレーリー・ブリューソフ「重く空虚で虚しい」

    日本アレンスキー協会会報   23   4 - 5  2023年

  • ロシア歌曲を読むXII イワン・ブーニン「ぼくはまた一人だ」「夜は悲しい」

    日本アレンスキー協会会報   24   6 - 7  2023年

  • ロシア歌曲を読むX タラス・シェフチェンコ「思い」

    日本アレンスキー協会会報   23   4 - 5  2022年

  • ロシア歌曲を読むIX アレクサンドル・ブローク「町は眠っている」

    鴻野 わか菜

    日本アレンスキー協会会報   22   4 - 5  2022年

  • ウクライナ侵攻とロシアの現在

    チェマダン   特別号   93 - 98  2022年

  • ユートピアの裏側で コムナルカとソ連の記憶

    鴻野わか菜, 本田晃子, 上田洋子

    ゲンロン   13   268 - 299  2022年

  • ニコライ・ポリスキーに聞く ウィズコロナ時代の芸術祭の役割

    美術手帖 2021年12月号     150 - 151  2021年12月

  • (書評)オルガ・トカルチュク文 、ヨアンナ・コンセホ 絵、 小椋彩訳『迷子の魂』

    日本とユーラシア    2021年02月

  • ロシア歌曲を読むVII アレクサンドル・ブローク「オフィーリアの歌」

    鴻野 わか菜

    日本アレンスキー協会会報   20   4 - 5  2021年

  • ロシア歌曲を読むVIII アレクサンドル・ブローク「ガマユーン 予言の鳥

    鴻野 わか菜

    日本アレンスキー協会会報   21   4 - 5  2021年

  • (書評)高橋健一郎『ロシア・アヴァンギャルドの宇宙論的音楽論 言語・美術・音楽をつらぬく四次元思想』書評

    日本とユーラシア   1513  2020年

  • シンポジウム「夢みる力──ロシア文化における宇宙と彼方」報告

    表象文化論学会ニューズレター『REPRE』    2020年

  • (書評) 沼野充義『徹夜の塊3 世界文学論』

    表象文化論学会ニューズレター REPRE    2020年

  • (書評)沼野恭子『ロシア万華鏡』

    鴻野 わか菜

    図書新聞   3453  2020年

  • ロシア歌曲を読む(5) フョードル・ソログープ「夢」

    鴻野 わか菜

    日本アレンスキー協会会報   18   8 - 9  2020年

  • ロシア歌曲を読むVI アファナーシイ・フェート 見えない霞

    鴻野 わか菜

    日本アレンスキー協会会報   19   6 - 7  2020年

  • シンポジウム 南極の人文学的諸問題 報告

    REPRE (表象文化論学会ニューズレター)    2019年

  • ロシア歌曲を読む(4) フョードル・チュッチェフ「噴水」

    鴻野 わか菜

    日本アレンスキー協会会報   17   6 - 7  2019年

  • ロシア歌曲を読む(3) フョードル・チュッチェフ「春の大水」

    鴻野 わか菜

    『日本アレンスキー協会会報』   16   8 - 9  2019年

  • 南極ビエンナーレの旅

    ゲンロンβ   31  2018年

  • 白い旅――南極ビエンナーレと越後妻有

    すばる 2018年12月号     186 - 187  2018年

  • ロシア歌曲を読む(1) アンドレイ・ベールイ

    鴻野 わか菜

    日本アレンスキー協会会報   14   6 - 7  2018年

  • ロシア歌曲を読む(2) アレクサンドル・プーシキン「私は覚えている あの素晴らしい瞬間を」

    鴻野 わか菜

    『日本アレンスキー協会会報』   15   8 - 9  2018年

  • はじめに : 鴻野わか菜編 『生存と共生 : 人文学の現在 (2)』 千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第313集 2017年

    鴻野 わか菜

    千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports   313   1 - 6  2017年02月

    CiNii

  • モスクワ国際現代美術ビエンナーレ 新たな生態系を示す〈Clouds Forests〉2017

    美術手帖 2017年11月号   69 ( 1061 ) 142 - 143  2017年

  • ニキータ・アレクセーエフ「日本についての書簡」

    『翻訳・翻案・伝承――文化接触と交流の総合研究(2)』人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書,石井正人編(千葉大学大学院人文社会科学研究科)     30 - 37  2017年

  • (書評)『チェーホフ : 七分の絶望と三分の希望』著 沼野充義

    鴻野 わか菜

    れにくさ = Реникса : 現代文芸論研究室論集   ( 7 ) 147 - 149  2017年

    CiNii

  • [展覧会評] ニキータ・アレクセーエフ「テーブルクロス、野菜、プーチンの女性の化身」展 : 2014年9月12日-10月12日

    鴻野 わか菜

    千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports   304   107 - 109  2016年02月

    CiNii

  • はじめに : 『文学と歴史 : 表象と語り』 千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第289集

    鴻野 わか菜

    千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports   289   1 - 4  2015年02月

    CiNii

  • 【研究ノート】 新生ロシア映画におけるチェチェンの表象

    鴻野 わか菜

    千葉大学比較文化研究   2   111 - 126  2014年07月  [査読有り]

    CiNii

  • ぼくのファシズム(真理をいくつか) : 『人間主義の反乱』から〔抄訳〕 (特集 ロシア : 帝政からソ連崩壊、そしてウクライナ危機の向こう側) -- (ロシアという問い)

    メドヴェージェフ キリル, 鴻野 わか菜, 古賀 義顕

    現代思想   42 ( 10 ) 224 - 245  2014年07月

    CiNii

  • レオニート・チシコフの共生のユートピア : 「僕の月」、幻想的生物、未来派の夢

    鴻野 わか菜

    千葉大学人文社会科学研究   ( 28 ) 205 - 217  2014年03月

     概要を見る

    ロシア現代美術を代表する作家の一人であり、アーティスト、パフォーマー、詩人、小説家、脚本家、絵本作家、出版家、キュレーターとして多彩な活動を続けるレオニート・チシコフ(Леонид Тишков 1953年生)の作品を解説する。チシコフの創作世界の特徴を、共生のユートピア、「新しい世界」の創出、美術と文学の融合、世界文化への関心という観点から分析する。

    CiNii

  • 翻訳と改題 空と大地のあいだで : フセヴォロト・ネクラーソフ

    ネクラーソフ フセヴォロト, 鴻野 わか菜

    千葉大学人文研究   ( 43 ) 181 - 197  2014年

    CiNii

  • (書評)神奈川県立近代美術館,世田谷美術館,東京新聞(編)『松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム』

    鴻野 わか菜

    ロシア語ロシア文学研究   ( 46 ) 164 - 170  2014年

    CiNii

  • 【研究ノート】 現代ロシア詩人の肖像-ドミートリー・プリゴフ

    鴻野 わか菜

    千葉大学比較文化研究   1   150 - 155  2013年11月  [査読有り]

    CiNii

  • ソ連崩壊後の文学 : 詩の朗読会の歴史

    鴻野 わか菜

    Slavistika : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報   28   267 - 281  2013年03月  [査読有り]

     概要を見る

    研究ノート

    CiNii

  • (書評)片山ふえ『ガガです、ガカの――ロシア未来派の裔ゲオルギイ・コヴェンチューク』

    日本とユーラシア 2013年12月号    2013年

  • 未来の芸術――セルゲイ・シェスタコフのチェルノブイリの写真(ロシア語)Искусство будущего. Чернобыльские фотографии Сергея Шестакова2012

    「モスクワ・マルチメディア美術館 セルゲイ・シェスタコフ展プレスリリース」2012年4月28日 Мультмедиа Арт Музей, Москва. 28 апреля 2012    2012年

  • 「来たれ,見よ!」 めくるめくロシア映画の世界」

    爆音通信(爆音映画祭リーフレット)    2012年

  • (書評)リュドミラ・ウリツカヤ『それぞれの少女時代』(沼野恭子訳),岩本和久『トラウマの果ての声 新世紀のロシア文学』

    ロシア文化通信 群 GUN   36   32 - 32  2010年

  • (書評)「ウラジーミル・ナボコフ『賜物』(沼野充義訳)(ロシア語)НАБОКОВ Владимир. Тамамоно. (Дар)

    Japanese Slavic and East European Studies   31   133 - 136  2010年

  • (書評)「亀山郁夫『甦えるフレーブニコフ』」、「沼野充義『屋根の上のバイリンガル』」、「四方田犬彦『翻訳と雑神』

    文系留学生のための図書案内 人文科学研究入門(千葉大学文学部)     6 - 11  2009年

  • (書評)イリヤ・カバコフ『イリヤ・カバコフ自伝 60-70年代,非公式の芸術』(鴻英良訳)

    本が好き! 2009年1月号(光文社)   31   142 - 142  2008年

  • イリヤ・カバコフ『世界図鑑』――絵本と原画展

    Dear 2008年3月号     162 - 162  2008年

  • BBC. Russian.comのサイトで,ロシア文化・社会,日露文化比較を主題とするロシア語記事を連載(2008年12月9日~2012年3月28日,計27本)

    BBC. Russian.com    2008年

     概要を見る

    1. Незабываемые люди.(「忘れ得ぬ人々」2008年12月9日),2. Забавные экскурсии.(「愉快なエクスカーション」2009年1月12日),3. Что ищут иностранцы в России.(「外国人は何をロシアで探しているか」2009年2月23日),4. Почему Чебурашка имел огромный успех в Японии? (「なぜ日本でチェブラーシカが流行したか」2009年3月31日),5. О дружбе с кассиршей (「レジでの友情」2009年4月27日),6. Сто правил и тысяча исключений русского общества(「ロシア社会の100の規則と1000の例外」2009年6月5日),7. Транспорт - сцены из жизни (「バスや地下鉄の人生劇場」2009年7月15日),8. О русском просторе и русской тесноте(「ロシアの広さとロシアの狭さ」2009年8月5日),9. Трудные родители, трудные дети(「おそるべき大人たち,おそるべき子供たち」2009年9月7日),10. О русских телесериалах как зеркале души(「心の鏡としてのロシアの連続テレビドラマ」)2009年10月1日),11. Жизнь со скинхедами (「スキンヘッドのいる生活」2009年10月29日),12. Квартира как "дворец проектов"(「〈プロジェクト宮殿〉としてのアパート」2009年12月31日),13. Истина в вине (「酒中に真あり」2010年1月25日), 14. Я памятник себе воздвиг нерукотворный... (「私は神の御業のような記念碑を建てた」2010年2月23日) ,15. Посылки для эмигрантов(「移民のための小包」2010年4月28日),16. Запретное искусство(「禁じられた芸術」2010年7月14日),17. Кто сажает сад - сажает счастье(「庭を造る者は,幸福を作る」2010年8月4日),18. Мир, куда возвращаются пенсионеры(「年金生活者が還っていく世界」)2010年9月20日,19. Чудное мгновенье (「素晴らしい瞬間」)2010年11月4日,20. Русские бездомные глазами японки(「ロシアのホームレス」)2010年12月22日,21. Две недели после землетрясения(「震災から2週間過ぎて」)2011年3月28日,22. "Фукусима" - остановка № 2 (「福島――第2停留所」)2011年4月26日,23. "Большая репка" - первая сказка для японских детей(「『おおきなかぶ』――日本の子供にとっての一番目の民話」)2011年7月29日,24. Японский "Вишневый сад" (「日本の『桜の園』」)2011年9月7日,25. Учебники по литературе и народные герои(「国語教科書と国民的英雄」)2011年10月18日,26. Когда рожать?(「ロシアと日本の出産年齢」)2011年11月30日,27. Год и две недели после землетрясения(「震災から1年2週間過ぎて」)2012年3月28日

  • 2007年度「日本ロシア文学会」学会特別企画 プレシンポジウム要旨 生きのびるためのアート--ロシア美術の最前線

    鴻野 わか菜

    ロシア語ロシア文学研究   ( 40 ) 117 - 119  2008年

    CiNii

  • 海外のアートシーンから モスクワ 2007年2月

    BT美術手帖 2007年2月号   59 ( 891 ) 140 - 141  2007年

  • 海外のアートシーンから プラハ

    BT美術手帖 2007年10月号   59 ( 900 ) 142 - 143  2007年

  • バスネツォフ作品からみるロシア児童文学

    MOE 2007年12月号     59 - 59  2007年

  • 海外のアートシーンから モスクワ

    BT美術手帖2006年2月号 vol.58. No.876     150 - 151  2006年02月

  • 海外のアートシーンから リュブリャナ・ブダペスト・ブラチスラヴァ

    BT美術手帖 2006年3月号   58 ( 877 ) 156 - 157  2006年

  • 「共生の夢・中欧美術の現在――転換期の作法 ポーランド,チェコ,スロヴァキア,ハンガリーの現代美術」評

    BT美術手帖 2006年4月号   58 ( 878 ) 212 - 213  2006年

  • 海外のアートシーンから モスクワ

    BT美術手帖 2006年6月号   58 ( 882 ) 152 - 153  2006年

  • 海外のアートシーンから ヘルシンキ

    BT美術手帖 2006年8月号   58 ( 885 ) 170 - 171  2006年

  • 「種の起源 ロシアの現代美術 私たちは生き残ることができるのか」展評

    BT美術手帖 2006年11月号   58 ( 888 ) 202 - 203  2006年

  • (書評)沼野恭子著『アヴァンギャルドな女たち ロシアの女性文化』五柳書院

    鴻野 わか菜

    ロシア語ロシア文学研究   ( 37 ) 146 - 149  2005年

    CiNii

  • 海外のアートシーンから モスクワ&サンクト・ペテルブルク

    BT美術手帖 2004年12月号   56 ( 857 ) 162 - 163  2004年

  • 「スラヴィアーナ・シンポジウム2004 スラヴの表象」評

    スラヴィアーナ   19   58 - 59  2004年

  • 東京オペラシティアートギャラリー「アートがあれば Why not live for Art?」展覧会評

    BT美術手帖 2004年9月号   566 ( 854 ) 186 - 187  2004年

  • 海外のアートシーンから モスクワ 2004年3月

    BT美術手帖 2004年6月号   56 ( 850 ) 141  2004年

  • ロシア系ユダヤ人アーティストの現在(2003年度学会報告要旨)

    鴻野 わか菜

    ロシア語ロシア文学研究   ( 36 ) 141 - 141  2004年

    CiNii

  • 海外のアートシーンから モスクワ

    BT美術手帖 2003年12月号   55 ( 841 ) 149  2003年

  • 栃木県立美術館「ダンス!20世紀初頭の美術と舞踏」展覧会評

    BT美術手帖 2003年5月号   55 ( 834 ) 216 - 217  2003年

  • ロシア・アートシーンを見る〈目〉

    BT美術手帖 2003年3月号   55 ( 832 ) 83  2003年

  • アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』における邸宅のイメージ(ロシア語)Образ усадьбы в «Серебряном голубе» А. Белого

    Acta Slavica Iaponica   20   236 - 250  2003年  [査読有り]

  • アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』における<聖域>(2002年度学会報告要旨)

    鴻野 わか菜

    ロシア語ロシア文学研究   ( 35 ) 122 - 122  2003年

    CiNii

  • 幸福な幼年時代(1920-1950年代ソ連の児童文化)

    同時代   12  2002年

  • ロシアの別荘が抱える「記憶」

    Seven(朝日新聞社)   7   17  2001年

  • 「記憶」の森のカードたち--ロシア文学・美術案内 (特集 日露関係が動く) -- (現代ロシア文化への誘い)

    鴻野 わか菜

    外交フォーラム   13 ( 13 ) 66 - 67  2000年12月

    CiNii

  • ユートピアの後に芸術は可能か? : 国際シンポジウムの記録 1999年10月16日、於東京大学

    鴻野 わか菜

    Slavistika : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報   15   240 - 252  2000年08月  [査読有り]

     概要を見る

    研究室だより

    CiNii

  • (翻訳)レフ・ルビンシュテイン インタビュー

    スプートニク(イデー)    2000年

  • (翻訳)イリヤ・カバコフ 『クローゼットのプリマコフ』

    SHUGO ARTS (CD)    1999年

  • (翻訳)ロシアのジャポニスム

    Молодяков Василий, 鴻野 わか菜

    窓   ( 106 ) 6 - 9  1998年09月

    CiNii

  • (翻訳)ガリーナ・シーシキナ「喜多川歌麿筆 芥川図」

    Shishkina Galina, 鴻野 わか菜

    國華   ( 1229 ) 13,47 - 49  1998年03月

    CiNii

  • (書評)S.G.セミュ-ノヴァ,A.G.ガ-チェヴァ編著『ロシアの宇宙精神』

    鴻野 わか菜

    化学史研究   24 ( 1 ) 65 - 66  1997年05月

    CiNii

  • (翻訳と解題)玉葱とキャベツ : ロシア文化における二つのパラダイム (〈ロシア特集〉 20世紀末ロシアから何が見えてくるか?)

    ゲニス アレクサンドル, 鴻野 わか菜

    総合文化研究   1   69 - 80  1997年

    CiNii

  • (翻訳)アンドレイ・ベールイ「言葉の魔術」

    エチュード   3   112 - 121  1996年

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現在担当している科目

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特定課題制度(学内資金)

  • 現代アートにおける戦争、自然、人間

    2023年  

     概要を見る

    ソ連邦解体前後から現在にいたる現代ロシア美術研究を進め、著書の執筆を終え、2024年5-6月に出版予定で、現在、校正を進めている。今年度は、パーヴェル・オジェリノフ、ハイム・ソコル、タウス・マハチェワなどのロシア現代美術作家についての新規の研究も行った。現代ウクライナ美術研究に取り組み、ニキータ・カダンの作品研究を進め、2023年秋には、来日したカダンと共同討議を行い、その成果の一部を以下の研究として発表した。

  • ロシア東欧の美術の歴史と現代社会における展開

    2022年  

     概要を見る

    現代の状況におけるロシア東欧美術の展開、主題、展示方法について研究を行った。ジャンナ・カディロワ、ニキータ・カダン、マリヤ・クリコフスカヤ(クリコフスカ)、アレクサンドル・ポノマリョフ、イリヤ&amp;エミリア・カバコフ、エカテリーナ・ムロムツェワ、アンドレイ・クスキン、レオニート・チシコフらの作品について、国内にある作品は実施調査を行い、それ以外の作品についても作家に聞き取りを行い、資料を提供していただき、研究を進め、論考をまとめた。

  • アートプロジェクトの現在

    2021年  

     概要を見る

    イリヤ・カバコフを中心とするロシア東欧のアーティストの作品について調査を進め、その成果を、鴻野わか菜編著『カバコフの夢』(現代企画室、2021年8月)全76ページとして発表した。また、美術と文学の接点について、鴻野わか菜「ロシア文学」『文藝年鑑2021』(日本文藝家協会、2021年6月)80 – 82頁、鴻野わか菜「ロシア歌曲を読むIX アレクサンドル・ブローク「ガマユーン 予言の鳥」『日本アレンスキー協会会報』21号(日本アレンスキー協会、2021年8月)4- 5頁等にまとめた。

  • アートプロジェクトにおける芸術と空間

    2020年  

     概要を見る

    I.ユダヤ系ロシア人アーティスト、イリヤ・カバコフの作品を調査し、《プロジェクト宮殿》や《作家のライブラリー》等の作品を用いて、いかにカバコフのアーカイブを構築、設置するかという課題について、作家と協議し、国際共同研究を行った。II. ロシア現代アートにおける宇宙のテーマについての研究をさらに展開し、学会発表をふまえてレオニート・チシコフの作品における宇宙性、ロシア宇宙主義との関わり等についての論文を執筆した。III. パンデミックの時代のロシア現代アートについて作家やキュレーターに聞き取りを行い、論考にまとめた。

  • 国際芸術祭における芸術と空間

    2019年  

     概要を見る

    瀬戸内国際芸術祭を中心にフィールドワークを行い、ロシアのアーティスト、レオニート・チシコフの作品を現地で調査した他、チシコフと共同討議を行い、現地では作家と共にロシア美術と絵本をめぐるワークショップを開催した。また、近年日本の芸術祭に参加したロシアのアーティスト、アレクサンドル・ポノマリョフ、レオニート・チシコフ、ウラジーミル・ナセトキン、ターニャ・バダニナ、アリョーナ・イワノワ=ヨハンソン、ニキータ、アレクセーエフらの作品における宇宙、大きな世界のモチーフ、日本文化とのつながりを研究し、その成果を市原湖畔美術館で展覧会として発表すると共に、共著にまとめた。

  • アートプロジェクトの成立と変容に関する国際比較研究

    2018年  

     概要を見る

    アート・プロジェクトの内容、目的、意義について、国内外の多数の事例を文献とフィールドワークを通じて比較検討し、アートプロジェクトの変容と今後の可能性を文化史的な視点から明らかにすることを目的とする研究を行った。 2018年7-8月には、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」において南極ビエンナーレ展示の参加作家(アレクサンドル・ポノマリョフ、アリョーナ・イワノワ=ヨガンソン、アレクセイ・コズィリら)と共同討議を行い、同芸術祭の国際シンポジウム「南極の人文学的諸問題」(2018年7月30日、奴奈川キャンパス)で司会進行を務め、参加作家らと共に共同研究の成果を発表した。

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