2024/12/21 更新

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スズキ トシヒコ
鈴木 利彦
所属
商学学術院 商学部
職名
教授
学位
博士(言語学) ( その他(海外の大学等) 英国ランカスター大学 )
修士(言語学‐英語教育) ( その他(海外の大学等) 英国ランカスター大学 )
文学士 ( 早稲田大学 )

経歴

  • 2008年04月
    -
    継続中

    上智大学国際言語情報研究所 客員所員

  • 2012年06月
    -
    2025年03月

    私立大学情報教育協会   CCCコミュニケーション関係学グループ   委員

  • 2013年04月
    -
    2014年03月

    英国ケンブリッジ大学言語学科 客員研究員

所属学協会

  •  
     
     

    早稲田大学英語英文学会

  •  
     
     

    日本語用論学会

  •  
     
     

    大学英語教育学会 (JACET)

  •  
     
     

    The International Pragmatics Association (IPrA)

研究分野

  • 言語学

研究キーワード

  • 語用論・言語学・応用言語学・英語教育

 

論文

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書籍等出版物

  • Criterionを活用した英語ライティング指導ブック Vol.2 (アカデミックライティング編-2)

    鈴木利彦, 国際教育交換協議会, CIEE, 日本代表部TOEFL事業部

    国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部  2017年04月

  • はじめての英語スピーチアクト

    鈴木利彦

    南雲堂  2012年09月 ISBN: 9784523265115

  • Criterionを活用した英語ライティング指導ブック Vol.1 (アカデミックライティング編-1)

    鈴木利彦, 国際教育交換協議会, CIEE, 日本代表部TOEFL事業部

    国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部  2012年03月

  • A Pragmatic Approach to the Generation and Gender Gap in Japanese Politeness Strategies

    Toshihiko Suzuki

    ひつじ書房  2007年02月 ISBN: 9784894763302

講演・口頭発表等

  • The Recent Trend in the Use of English Vocatives as Familiarizers: From the Data Collected in London

    鈴木利彦, 佐藤亜美

    日本語用論学会第26回大会  

    発表年月: 2023年12月

  • ICTを活用した自立的・自律的な国際コミュニケーション・スキルズ演習の取り組み

    鈴木利彦

    公益社団法人私立大学情報教育協会 2022年度分野連携アクティブラーニング対話集会  

    発表年月: 2022年12月

  • A Study of the Speech Event of ‘Offering’ in English from the Viewpoint of Politeness

    鈴木利彦, 佐藤亜美

    日本語用論学会第22回大会   日本語用論学会  

    発表年月: 2019年11月

  • Rapport Management in Apologizing: From English Speech Acts Corpora

    鈴木利彦, 佐藤亜美

    日本語用論学会第21回大会   日本語用論学会  

    発表年月: 2018年12月

  • 「英語コミュニケーション能力の育成に向けて」(1) 語用論的能力育成の観点から(2) 英語ライティング指導について

    鈴木利彦  [招待有り]

    文系教科研究会(外国語)「講演会」   (東京)  一般財団法人東京私立中学高等学校協会  

    発表年月: 2018年02月

  • 学習者の英語表現をどのように評価し指導するか

    鈴木利彦  [招待有り]

    オックスフォード大学出版局&数研出版中学高等学校教員向けセミナー  

    発表年月: 2016年11月

  • 学習者の英語表現をどのように評価し指導するか

    鈴木利彦  [招待有り]

    オックスフォード大学出版局&数研出版中学高等学校教員向けセミナー   オックスフォード大学出版局・数研出版  

    発表年月: 2016年10月

  • 英語ライティングをどのようなプロセスで指導し、どのように評価するか

    鈴木利彦  [招待有り]

    オックスフォード大学出版局&数研出版中学高等学校教員向けセミナー   (長野)  オックスフォード大学出版局 ・数研出版  

    発表年月: 2015年11月

  • 英語ライティングをどのようなプロセスで指導し、どのように評価するか

    鈴木利彦  [招待有り]

    オックスフォード大学出版局&数研出版中学高等学校教員向けセミナー   (東京)  オックスフォード大学出版局 ・数研出版  

    発表年月: 2015年10月

  • An Attempt to Raise Awareness of Pragmatic Competence in a Cyber Cross-cultural Communication Project

    ECLL (The European Conference on Language Learning) 2013  

    発表年月: 2013年07月

  • What Grammatical Strategies Can and Should Be Taught for the Performance of Four English Speech Acts

    PRAGMATICS ON THE GO  

    発表年月: 2013年06月

  • Criterion®を活用した ライティング教育が示唆する 大学英語教育の可能性

    第36回日本言語テスト学会研究例会  

    発表年月: 2013年01月

  • A Comparative Study of the Corpora for General and Specific Purposes for a Pragmatic Study

    日本語用論学会第15回大会  

    発表年月: 2012年12月

  • 「語用論的能力」育成に関する教師の認識の考察

    JACET言語教師認知研究会  

    発表年月: 2012年11月

  • 国際コミュニケーション教育におけるICT活用の実践

    外国語教育メディア学会九州・沖縄支部 2012年度第42回研究大会  

    発表年月: 2012年06月

  • Speech acts and politeness in the secondary TEFL in Japan

    IATEFL Annual Conference & Exhibition – Glasgow, March 2012  

    発表年月: 2012年03月

  • 「英語スピーチアクト・コーパス」を活用した、語用論的能力養成の試み

    第50回(2011年度)JACET全国大会  

    発表年月: 2011年09月

  • Reconsideration of politeness framework through a study of “inviting” in Japanese and English: the missing link between pragmatic and sociolinguistic values

    International Pragmatics Association (IPrA) 2011 Conference  

    発表年月: 2011年07月

  • Criterionを活用した大学英語ライティング教育の試み

    第49回(2010年度)JACET全国大会  

    発表年月: 2010年09月

  • Criterionを活用した 大学英語ライティング教育の試み

    CIEEセミナー(教職員対象)  

    発表年月: 2010年08月

  • Children’s pragmatic competence: A case study of English speech acts performed by American children

    JACET Summer Seminar 2010 at Kusatsu  

    発表年月: 2010年08月

  • 日台大学生電子掲示板交流における発話行為とポライトネス・ストラテジーの研究

    2010世界日語教育大會  

    発表年月: 2010年07月

  • Teaching English Speech Acts with the Utilization of Corpus Data: A trial for more communicative ELT

    The English Teachers Associations in Korea (ETAK) 2010 International Conference  

    発表年月: 2010年06月

  • 今後の英語教育に於ける言語機能の指導:英語スピーチアクト・コーパスからみえてくるもの

    関東甲信越英語教育学会11月月例会  

    発表年月: 2009年11月

  • 英語スピーチアクト・コーパスを活用した言語機能指導の試み

    第48回(2009年度) JACET 全国大会  

    発表年月: 2009年09月

  • A Corpus-study of the English Speech Acts of Thanking, Apologies, Requests and Offers: American University Students’ Lexicogrammatical and Discourse Strategies.

    The 11th International Pragmatics Conference  

    発表年月: 2009年07月

  • 英語スピーチアクトコーパスが示唆するもの:新学習指導要領下の英語教材開発に於けるその可能性

    第23回JACET談話行動研究会  

    発表年月: 2009年01月

  • A Corpus-based Study of Lexicogrammatical and Discourse Strategies of the English Speech Act “Invitation”, Employed by U.S. University Students

    日本語用論学会 第11回大会  

    発表年月: 2008年12月

  • 英語スピーチアクト・コーパスによる「提案・提言(Suggestion)」の語彙・文法・会話ストラテジー分析研究

    第47回(2008年度) JACET 全国大会  

    発表年月: 2008年09月

  • A Corpus-based Study of the Speech Act of "Comforting": Naturalness and Appropriateness for English Language Teaching

    The 13th Conference of Pan-Pacific Association of Applied Linguistics (PAAL 2008)  

    発表年月: 2008年08月

  • 英語スピーチアクト・コーパスを利用した英会話教材開発と授業に於ける指導

    第45回(2006年度)JACET全国大会  

    発表年月: 2006年09月

  • The development of learners’ competence in speech act performance through an autonomous speech act learning project

    The 2006 Asia TEFL International Conference  

    発表年月: 2006年08月

  • A study on Japanese university students’ pragmatic competence in EFL: speech act performance strategies in ‘thanking’, ‘apologies’ and ‘requests’

    The 11th Conference of Pan-Pacific Association of Applied Linguistics (PAAL 2006)  

    発表年月: 2006年07月

  • Practical Pragmatics: Teaching Speech Acts in EFL Classrooms

    Yokohama JALT  

    発表年月: 2006年06月

  • Learner autonomyを主眼とした英語プレゼンテーションスキルの育成: Learners' retrospective evaluationの視点から

    第124回ASTE例会  

    発表年月: 2005年10月

  • The Generation Gap in Pragmatics: A study of linguistic politeness strategies in Britain and Japan

    CamLing 2004  

    発表年月: 2004年03月

  • 小学校英語教育の試み−オーシャンに向けたフィッシュボウル作り

    第124回ASTE例会  

    発表年月: 2003年06月

  • Pragmatic Competence in EFL: Japanese University Students’ Lexicogrammatical Strategies

    The 36th Annual IATEFL Conference  

    発表年月: 2002年03月

  • The Gender and Politeness Strategies of Tertiary Level Japanese EFL Learners

    The 34th BAAL Annual Meeting  

    発表年月: 2001年09月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 英語スピーチアクトコーパスの構築・拡充並びに英語教育と国際交流に於けるその活用

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    鈴木 利彦, 佐藤 亜美

     概要を見る

    「英語スピーチアクトコーパス」の拡充を目的として、2019年8月に英国において本研究4回目のデータ収集を行った。前回から継続して8種類のスピーチアクトを対象として、(1)記述式回答用紙と録音機器を使用したデータ収集、(2)ロールプレイ(2名1組の会話)のシナリオ作成とそのビデオ撮影によるデータ収集、を実施した。合計4回の調査で、32の[A]記述式回答と音声データ、33の[B]記述式回答と音声データ、12組の[A]ロールプレイ・ビデオデータ、13組の[B]ロールプレイ・ビデオデータを得た。「英語スピーチアクトコーパス」の分析研究として研究分担者とOffering(申し出)について「ポライトネス」の観点から共同研究を行った。研究成果につき「A Study of the Speech Event of ‘Offering’ in English from the Viewpoint of Politeness」として日本語用論学会第22 回大会(2019年11月24日、日本語用論学会主催)にて口頭発表を行い、その後に同発表につき大会発表論文集への論文投稿を行った(同学会ホームページ上にて公開予定)。「ICT を活用したサイバー異文化交流活動に於けるSAC 活用のための教材および教授法の研究・開発」に関して2019年度春学期に海外交流大学(台湾・元智大学)とサイバー協働学習プロジェクトを行った。終了後アンケートの結果から、総合的に参加者が学習の意義を感じることができるプロジェクトを運営できたことを確認し、また今後の改善に向けての指針を得た。「日本の英語教育におけるスピーチアクトとポライトネスの取扱いの現状」につき、大学生を対象にアンケートを実施し、「感謝」、「謝罪」、「依頼」、「招待」に関して大学入学前までの学習経験について調査して現状把握を行った

  • 英語・日本語・中間言語スピーチアクト・コーパスの構築と、その英語教育への応用

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2013年03月
     

    鈴木 利彦, 水島 梨紗, 辻 建一

     概要を見る

    [I]英語母語話者が用いるスピーチアクト遂行のための語彙、文法、会話レベルの方策の研究を進め、[II]日本の英語教育に応用するための教材と教授法の研究・開発、そして本テーマに関する中高英語教員の現状と意識の調査を行い、[III]大学英語教材と既存の英語コーパスでのスピーチアクトの扱いに関して研究を実施し、[IV]日本人の英語(中間言語)スピーチアクト遂行能力の調査を[II]に付随する形で実施し、[V]日本語スピーチアクトに関してデータを収集し、その特徴を解明するための研究を行った

  • 中学校英語調査

    研究期間:

    2008年
    -
    2010年
     

  • 英語教員の質的水準の向上を目指した養成・研修・評価・免許制度に関する統合的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2007年
    -
    2009年
     

    神保 尚武, 久村 研, 石田 雅近, 酒井 志延, ヨッフェ レオニード, 鈴木 利彦, 今村 洋美, 河内山 晶子, 清田 洋一, 伊東 弥香, 浅岡 千利世, 臼井 芳子, 高木 亜希子, 中山 夏恵, 大崎 さつき, 石田 雅近, 久村 研, 酒井 志延, エルウッド ケイト, 高木 亜希子

     概要を見る

    2007年度は、教員免許更新制と英語教員の資質能力に関する全国調査を行った。結論(提言)を次の6点にまとめた。1.現職教員の意見を十分に反映した教員免許更新制制度の運用、2.教員に求められる基準の明確化、3.体系的な教員養成、新任教員研修、現職教員研修のシステムの構築、4.教員評価・研修のための独立機関の設置、5.大学及び教育機関の連携協力の促進、5.教育予算の拡大。
    2008年度は、英語教師の研修と評価の新しい枠組みを求めて全国の教育委員会に対する調査と教員養成に関する調査を大学の英語科教育法担当者を対照に行った。前者に関する主な結果は次の4点である。1.英語科教員対象の免許更新講習・評価について:更新講習の体系的な運用とともに、教員の専門性基準の策定と研修・評価の新しい枠組み作りが、緊急の課題であることが確認された。2.英語教員研修について:研修内容とそれに適した教師の経験段階の関係において、指導主事の意識の共通性がある程度把握できた。これらの共通性を参考に、経験に応じた研修項目のモデルを策定することが可能であると考えられる。3.英語教員の研修評価について:授業力向上に結びつく実践的な内容で、教員が主体的。自律的に関わる研修項目は、教員評価制度の中で評価の対象にすべきであることが示唆された。4.英語教員の段階別評価について:段階別評価に関する結果は、更新講習のあり方や、今後の教師教育のパラダイムシフトに向けた基準作りのひとつのたたき台として意義があり、将来的に段階別評価を策定することは可能であると言える。後者に関する主な結果は次の2点である。1.英語科教育法の指導法の変化:少人数クラスの「ゼミ式」授業を展開し、指導案作成や模擬授業とその録画などの実践や省察を通して、実践的な外国語(英語)指導法を身につけることを目指した英語科教育法の内容を設定する傾向がある。2.学習指導要領の改訂や政府の指針の影響:平成23年度から必修となる小学校英語活動の影響で、小学校英語教育に特化した科目の設置や、英語科教育法で早期英語教育を重点分野とする大学・短大の増加が顕著である。
    2009年度は、英語教師の成長につながる日本版EPOSTL(European Portfolio for Student Teachers of Languages)の開発に向けての研究を行った。EPOSTLの日本への文脈化をはかることにより、日本の英語教師教育、特に、英語教職課程履修生のための到達目標となる自己評価Can-do項目を含むポートフォリオを開発し、それを普及することを目的とすることとした。その弟1段階として、本研究ではEPOSTLの自己評価Can-do項目の翻案を、英語教師教育のために作成することを目標とした。

  • 早期英語教育実態調査

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

  • 英語スピーチアクトコーパスの構築と大学英語教育に於けるその活用

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    1.2007年度前期の授業で、4つのスピーチアクト(Comforting,Complaining,Requesting,Suggesting)に関して指導を行った。その間スピーチアクトを見分けるreceptive skillに関して、Experimental group(初級クラスーサンプル数25、中級IIクラス(1)-サンプル数33、中級IIクラス(2)-サンプル数25、の3クラス=総計83)でpre test、post test、delayed post testの3回のテストを実施し、ANOVAによる分析でpre-post、pre-delayed post間に統計的有意差(>.05)が確認され、英語スピーチアクト・コーパスを使用した教材を用いた指導の有効性がreceptive ski11に関して確認された。一方、上記教材を用いた指導を行わなかったControl group(中級∬クラス(3)-サンプル数32)ではpre testとpost testを実施したが、T-testによる平均スコアの比較において有意差は見られなかった。2.2007年度後期の授業で、4つのスピーチアクト(Compliment,Invite,Offer,Thank)に関して指導を行った。その間スピーチアクトを見分けるreceptive skillに関して、Experimental group(初級クラスーサンプル数25、中級IIクラス(1)-サンプル数28、中級Hクラス(2)-サンプル数27、の3クラス=総計80)でpre test、post test、delayedpost testの3回のテストを実施し、ANOVAによる分析でpre-post、pre-delayed post間に統計的有意差(>.05)が確認され、英語スピーチアクト・コーパスを使用した教材を用いた指導の有効性がreceptive skillに関して確認された。一方、上記教材を用いた指導を行わなかったControl group(中級IIクラス(3)-サンプル数32)ではpre testとpost testを実施したが、T-testによる平均スコアの比較において有意差は見られなかった。3.英語スピーチアクトコーパス分析では、上記8項目につき、(1)単語の使用頻度、(2)文型、(3)分類別ディスコースストラテジー、(4)ディスコースストラテジーの組み合わせのパターン、の分析を行った。その結果、各スピーチアクトでアメリカ人大学生の語彙/文法/ディスコースストラテジーの傾向を発見するに至った。その一例として、requestでは"please"という言葉は日本の英語教科書で習う「命令文+pleaseという形では一度も現れず、常に疑問文や時には肯定文(もしくは名詞句)と共に使用されていた。これは"ACommunicative Grammar of English"(Leech&Svartvik,2002[1975])の分類で上記日本の英語教科書の形がrequestではなくcommandであるという記述と一致している

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社会貢献活動

  • NHKラジオ第二放送

    NHKラジオ第二放送 

    2010年07月
    -
     

     概要を見る

    「英語ものしり倶楽部」内、「おとなのためのGrammar講座〜スピーチアクト・コーパスから」(3ヶ月講座)<再放送>

  • NHKラジオ第二放送

    NHKラジオ第二放送 

    2009年07月
    -
     

     概要を見る

    「英語ものしり倶楽部」内、「おとなのためのGrammar講座〜スピーチアクト・コーパスから」(3ヶ月講座)

特別研究期間制度(学内資金)

  • 国際コミュニケーションにおける語用論的ストラテジーの研究

    2013年04月
    -
    2014年03月

    イギリス   ケンブリッジ大学

他学部・他研究科等兼任情報

  • 教育・総合科学学術院   教育学部

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2019年
    -
     

    産業経営研究所   兼任研究所員

特定課題制度(学内資金)

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用

    2023年   佐藤亜美

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    次の3課題につき研究を実施した。(1) 2017年4月 から 2020年3月までの科研費研究「英語スピーチアクトコーパスの構築・拡充並びに英語教育と国際交流に於けるその活用」([17K02693])並びに早稲田大学特定課題([2017K-145],[2018K-154], [2019C-138])に於いて収集した言語データを基に、特にThanking(感謝)に焦点を当てて分析を行った。その結果については“A Study of Lexicogrammatical Strategies of Thanking in the LondonArea and Its Implications for ELT”というタイトルで論文発表を行った(早稲田大学「文化論集」第62号、2023年9月)。(2)同じく2017年4月から 2020年3月までの科研費研究並びに早稲田大学特定課題に於いて収集した言語データを基に佐藤亜美氏(名古屋商科大学国際学部講師)と共に“Vocatives as familializers”に焦点を当てて共同研究を行い、”TheRecent Trend in the Use of English Vocatives as Familiarizers: From the DataCollected in London”というタイトルで共同学会発表を行った。(日本語用論学会第26回大会、2023年12月)。その後、研究発表内容を同タイトルの「大会発表論文」として投稿を行った。2024年度中に刊行される予定である。(3) 「英語スピーチアクトコーパスの英語教育と国際交流に於ける活用」をテーマとして、Dr Andrine Ong (The University of Notthingham Malaysia)に上記論文“A Study of Lexicogrammatical Strategies of Thanking in the LondonArea and Its Implications for ELT”を精読した上で2点の質問に回答していただいた。質問と回答は次の通りである。1) In what ways are these research results useful for internationalexchange projects that are designed for enhancing participants' communicationskills? >>> The study involved practical research methods suchas role-playing or discourse completion questionnaires. These methodologies canbe directly applied in international exchange projects, allowing participantsto engage in realistic communication scenarios that mimic the cultural andlinguistic context of the London area. In other words, understanding thesenuances can make English learners more culturally sensitive and better preparedfor diverse communication contexts in an international setting. 2) Whatactivity or activities can you think of for such international exchangeprojects? >>> •Cross-CulturalDiscussions: Incorporate discussions on cultural nuances related to expressionsof gratitude to enhance participants' intercultural communication skills. •Lexical and Grammatical Analysis: Participants can engage inactivities that involve analyzing lexical and grammatical features ofexpressions of gratitude, using tools similar to WordSmith 8.0.

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備・構築・拡充と英語教育と国際交流に於けるその活用

    2022年   佐藤亜美

     概要を見る

    2022年度特定課題「英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用」(2022C-073並びに2022R-008)に於いて、次に述べる研究を連携研究者と実施し成果を得た。今回はこれまで構築してきたEnglish Speech Acts Corpora (SAC)(=英語スピーチアクトコーパス)のデータの中で興味深い項目として浮かび上がったvocatives (= address terms)、すなわち「相手への呼び掛け」とこのテーマにおけるジェンダーと親疎関係による影響について焦点を当て、2023年3月9日から2023年3月21日の日程で英国ロンドンにて実地調査を実施した。調査は記述式アンケートと音声録音を用いる手法を用い、ロンドンまたロンドン近郊在住の英語母語話者20名より回答を得た。今回得られたデータは今後整備を進め、学会発表や論文発表などで発表を行う予定である。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用

    2022年   佐藤亜美

     概要を見る

    2022年度特定課題「英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用」(2022C-073並びに2022R-008)に於いて、次に述べる研究を連携研究者と実施し成果を得た。今回はこれまで構築してきたEnglish Speech Acts Corpora (SAC)(=英語スピーチアクトコーパス)のデータの中で興味深い項目として浮かび上がったvocatives (= address terms)、すなわち「相手への呼び掛け」とこのテーマにおけるジェンダーと親疎関係による影響について焦点を当て、2023年3月9日から2023年3月21日の日程で英国ロンドンにて実地調査を実施した。調査は記述式アンケートと音声録音を用いる手法を用い、ロンドンまたロンドン近郊在住の英語母語話者20名より回答を得た。今回得られたデータは今後整備を進め、学会発表や論文発表などで発表を行う予定である。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用

    2021年  

     概要を見る

    2021年度の研究として、8名の大学生を対象に4種類の英語スピーチアクト(感謝(Thanking)、謝罪(Apologizing)、依頼(Requesting)、招待(Inviting))に関する会話シナリオを作成してもらい(参考のために日本語でも会話シナリオを作成してもらった)、それらを分析した。1. 感謝:感謝を表す主表現としては、Thank you for …を使った者が一番多く、5名が会話シナリオで使用した。次がThanks for …で、2名の使用があった。1名はYou didn’t have to …というサブストラテジーで感謝の意を表した。2. 謝罪:謝罪を表す主表現として、Sorryを使用したのが2名で、その他は1名ずつがI'm sorry 、I’m sorry for、I’m so sorry、I’m really sorry、I am really sorryを使用し、残りの1名は「出来事の説明」というサブストラテジーを使用して謝罪の意を間接的に表した。3. 依頼:依頼を表す主表現として、2名がCould youを使用し、その他は1名ずつ異なる定型表現並びに表現を使用した(Would you mind、do you mind if、Would you、疑問文(How do you say)、Can I、would you like to ... if you don't mind)。4. 招待:招待を表す主表現として、3名がWould you like toを使用し、その他は1名ずつ異なる定型表現並びに表現を使用した(相手の都合を訪ねる疑問文、You should come、I’m wondering if you would like to、Would you come、I will、ビデオチャットの予定日時を記した語句のみ)。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用

    2021年  

     概要を見る

    2020年度のテーマとして、「国際交流活動」における英語スピーチアクトに焦点を当て、大学生を対象にアンケート調査を実施し、9名より回答を得た。質問項目は次の通りである:1.本年度の英語を使用した国際交流活動で使用されたスピーチアクトに○を付けてください。その他は明記してください。2.今後の英語を使用した国際交流活動で使用が予想されるスピーチアクトに○を付けてください。その他は明記してください。3.今後の英語を使用した国際交流活動のために(更に)学習したいスピーチアクトに○を付けてください。その他は明記してください。本調査から以下の結果と考察を得た:1.{結果}感謝: 100%(9/9)、謝罪: 89%(8/9)、依頼: 100%(9/9)、招待: 89%(8/9)、その他: 0件。2.{結果}感謝: 100%(9/9)、謝罪: 89%(8/9)、依頼: 100%(9/9)、招待: 89%(8/9)、その他: 1件=主張(Argument)。3.{結果}感謝: 78%(7/9)、謝罪: 56%(5/9)、依頼: 67%(6/9)、招待: 56%(5/9)、その他: 0件。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用

    2019年  

     概要を見る

    本年度特定課題研究では、研究代表者の科研費研究(基盤研究(C)「英語スピーチアクトコーパスの構築・拡充並びに英語教育と国際交流に於けるその活用」(平成29年度~平成31年度)内のテーマである「国際サイバー協働学習プロジェクトにおける英語スピーチアクトコーパスの活用」のための活動を早稲田大学と台湾・元智大学の協働で実施した。対象スピーチアクトをRequestingに設定し、教室内、Facebookグループ、ビデオ会議での協働活動を行った。事後アンケートの結果から、総合的にみて、参加者が学習の意義を感じることができるプロジェクトを運営できたと判断できる一方で、いくつかの点において実施方法・内容について改善の余地があることが判明した。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充と英語教育並びに国際交流活動に於けるその活用

    2018年  

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    本年度特定課題研究では、研究代表者の科研費研究(基盤研究(C)「英語スピーチアクトコーパスの構築・拡充並びに英語教育と国際交流に於けるその活用」(平成29年度~平成31年度)内のテーマである「国際サイバー協働学習プロジェクトにおける英語スピーチアクトコーパスの活用」の実施に向けた活動を実施した。平成31年3月4日(月)に台湾・元智大学の授業を訪問し受講生にプロジェクト概要説明と協力要請を行い、その後に研究協力者と意見交換を行った。3月5日(火)に元智大学を再訪し、研究協力者と本事業の運営に関する更なる意見交換と調整、スケジュール作成等を行い、プロジェクト完遂に向けて道筋をつけた。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充とサイバー国際異文化交流活動に於けるその活用

    2017年  

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    科研費研究(基盤研究(C)「英語スピーチアクトコーパスの構築・拡充並びに英語教育と国際交流に於けるその活用」(平成29年度~平成31年度))を補完する研究活動を実施した。英国において、2017年8月と2018年3月に実地調査による英語スピーチアクトのデータ収集を行った。対象は、Thanking(感謝)、Apologizing(謝罪)、 Requesting(依頼)、 Inviting(招待)、 Complaining(苦情)、 Complimenting(賛辞)、 Offering(申し出)、 Suggesting(提案)の8種類である。調査の実施内容は、(1)記述式回答用紙と録音機器を使用したデータ収集、(2)ロールプレイ(2名1組の会話)のシナリオ作成とそのビデオ撮影によるデータ収集、である。研究成果発表に向けて言語データの分析を実施中である。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充とサイバー国際異文化交流活動に於けるその活用

    2016年  

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    次の2項目に焦点をあてて研究活動を行った。(1)「英語スピーチアクトコーパス」に基づいて開発された教材を使用して春学期、秋学期の授業内で指導を行い、台湾・元智大学とのサイバー国際異文化交流活動の中で4種類のスピーチアクトに関する課題に取り組むタスクを設定した。交流終了後に、日本側の参加者に交流内容と交流の際に気付き学んだ事項をにつき報告を受け、「英語スピーチアクトコーパス」活用とコーパス整備拡大の方向性について貴重な指針を得た。(2)「国際異文化交流活動におけるPragmatic Awareness(語用論的気付き)」について、アンケートを用いたリサーチを台湾(台北)で実施した。

  • 英語スピーチアクトコーパスの構築・拡充と、英語教育に於けるその活用

    2016年  

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    英国Lancaster Universityを訪問し、(a) Lancaster University博士後期課程在籍の研究協力者と今後の共同研究に関する打ち合わせを行い、 (b)Dr. Jonathan Culpeper (Professor, Lancaster University)に最近の当該分野の研究の状況につきレクチャーを受け、 (c)「英語圏で学ぶ留学生」の「Pragmatic Awareness(語用論的気付き)」について、アンケートを用いたリサーチをパイロット的に実施し、英語圏の大学に留学するために「Pragmatic Awareness」がどの程度必要であるか、また必要になったか、に関してデータを得た。

  • 英語スピーチアクトコーパスの整備拡充とサイバー国際異文化交流活動に於けるその活用

    2015年  

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    「サイバー国際異文化交流活動に於けるスピーチアクトとポライトネスの学習プログラム開発」をテーマとして、早稲田大学生15名を対象に研究を実施した。2015年度秋学期のLiveOn(音声/テキスト・チャット)交流の第3,4週目に英語スピーチアクトとポライトネスに関して学習を行い、それに基づいて「謝罪」と「依頼」について台湾・元智大学生とディスカッションを行わせた。それぞれの交流につき、(1)活動全般、(2)気づいた点、の2点を中心に記述形式の報告を求めた結果、討議形式やその内容、また各言語文化間の表現方法、今後の課題などに関し貴重な資料を得た。今回の成果を踏まえて更に充実した学習プログラムを研究開発していく予定である。

  • 英語スピーチアクトコーパスの構築と、英語教育と国際異文化交流活動に於けるその応用

    2015年  

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    英語スピーチアクトの研究とその成果の英語教育と国際異文化交流活動での活用を目的として、2016年3月中旬に英国を訪問し、英語母語話者と幼少時より英語を第一言語としている者4名を被験者としてリサーチを実施した。対象スピーチアクトはSuggesting(提案、提言)と当発話行為に対する受諾と拒否の応答で、それぞれ音声と文字でPoliteとCasualに行う場合のデータを提供してもらった。データ収集後にはインタビューを行いそれぞれの発言の背景を調査し、また被験者自身が対象スピーチアクトとポライトネスに関して考察したことを記してもらった。収集したデータの整備と分析を実施しており、口頭や論文等による研究成果発表を順次行っていく予定である。

  • サイバー国際異文化交流活動に於ける、英語スピーチアクトコーパスの活用

    2014年  

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    2014年度春、秋学期に早稲田大学商学部と台湾・元智大学応用外国語学科との間のCCDL交流にて、「招待(Inviting)」および「招待に対する承諾/拒否」を対象スピーチアクトとして、事前に英語スピーチアクト・コーパスを基に作成した教材を学習させ、2週間にわたってLiveOnで対象スピーチアクトについてディスカッションを行わせた。交流終了後に、交流時のスピーチアクト学習に関するアンケート調査を実施した。更に2014年度秋学期にも「感謝(Thanking)、謝罪(Apologizing)」を対象スピーチアクトとして、春学期と同様のスケジュールでリサーチを実施した。現在アンケート調査データを精査中で、今後研究成果を取りまとめて発表していく予定である。

  • 英語スピーチアクトコーパスの構築と、英語教育と国際異文化交流活動に於けるその活用

    2014年  

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    2014年8月に英国を訪れ、最初に4名の被験者(Aグループ)に、「目上の立場の相手、対等の立場の相手」に対して、(1)「招待を行う」場合、(2)「招待を受諾する」場合、(3)「招待を断る」場合に使用する言語表現を提供してもらうと共に、それぞれの発言の背景を振り返ってもらった。次に、4名の評価者(Bグループ)に、Aグループの音声データを文書化したものと元の音声データの「丁寧さ」を7段階で評価してもらうと共に、それぞれの評価の背景を振り返ってもらった。「Aグループ」の様々な言語ストラテジーと「Bグループ」の各評価に関し興味深い研究結果が得られており、音声面の特徴を含めてデータの分析を行っている。

  • 成人(ビジネス)英語・児童英語・総合英語スピーチアクトコーパスの構築と分析研究

    2009年  

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    ①2006-2007年度の「英語スピーチアクトコーパスの構築と大学英語教育に於けるその活用」(日本学術振興会科学研究費[若手スタートアップ]:課題番号18820028)で得られたアメリカ人大学生のデータと、2008-2009年度の「英語スピーチアクトコーパスの構築と分析:会話ストラテジーの研究・教授法開発」(早稲田大学特定課題研究[A]:課題番号2008A-840)で得られたイギリス人大学生のデータを、「総合英語スピーチアクト・コーパス」として整理し直した。このデータの言語学関連の分析の成果について、論文発表・口頭発表・放送コンテンツとしての発表を行った。また、研究協力者と共に、実際に大学英語教育の現場で「スピーチアクト・コーパス」を使用してその効果を検証する機会(SAC学習プロジェクト)を持ち、その成果について論文発表・口頭発表を行った。(研究成果発表参照。)②2009年12月に英国系出版社の社員を対象として成人(ビジネス)英語データ収集のパイロット調査(アンケート)を実施し、調査方法の吟味と再構築を行った。2010年2月に英国ランカスターにてビジネス英語スピーチアクトに関するアンケート調査を行い、同3月には米国サンフランシスコにて、(1)ビジネス英語スピーチアクトに関するアンケート調査とロールプレイ撮影によるデータ収集と、(2)児童英語スピーチアクトに関して、現地の児童達を対象にロールプレイによるデータ(音声のみ)の収集を行った。今後の関連研究プロジェクトのための貴重な資料を得ることができた。特に、児童英語スピーチアクトのデータはCLT(Communicative Language Teaching)の導入という点から、今後の日本における早期英語教育の発展に寄与することが期待される。これらのスピーチアクト・データについて、語彙・文法・談話レベルのストラテジーやポライトネスの特徴などに関して研究を行い、今後の論文・口頭発表の準備を整えた。(研究成果発表予定参照。)

  • 英語スピーチアクトコーパスの構築と分析:会話ストラテジーの研究・教授法開発

    2008年  

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    2006-2007年度の「英語スピーチアクトコーパスの構築と大学英語教育に於けるその活用」(日本学術振興会科学研究費[若手スタートアップ]:課題番号18820028)で得られたアメリカ人大学生のデータをコーパス(大規模言語データ)として整理し直すと共に、2009年2月に英国ランカスターにて更なるデータ収集(アンケートとビデオ撮影)を行った。これらのデータを基に英会話ストラテジーの研究を行い、また、その教育現場への活用方法の開発を行った。Comfort(=慰撫)、Invite(=招待・勧誘)、Suggest(=提案・提言)の3つのスピーチアクトにつき、語彙・文法・ディスコースレベルでのストラテジーに関する研究成果を国内外の学会で口頭発表すると共に(2008年8、9、12月)、Comfort、Suggestに関しては論文としても発表した(2008年8月、2009年3月)。2009年1月にはこの研究プロジェクト全般とその英語教育への活用に関し講演を行った。また、Thanking(=感謝)、Apologies(=謝罪)、Requests(=依頼)、Offers(=申し出)のスピーチアクトに関し、2009年7月に豪州・メルボルンで開催されるIPrA (International Pragmatics Association)において口頭発表を行う予定である。教授法に関しては、複数の大学の研究員・大学院生と「よりコミュニカティブな大学英語教育」を目指した共同研究プロジェクトを2009年春学期より開始する予定であり、これまで指導方法と指導効果の検証方法について打合せを重ねている。2009年秋以降の国内外の学会にて、このプロジェクトに関するシンポジウムを行う予定である。その他にも、この研究プロジェクト全般の研究成果を総合的・個別的にまとめ、出版物などの媒体を通じて順次公表していく予定である。

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